こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。
2023年4月23日に執行されました、中央区議会議員選挙におきまして、
1699票(1,699.439票)のご信任を賜り、2期目の当選をさせて頂きました。
前回1074票よりも625票も上乗せし、ご期待を頂きましたことを大変大きな責任と受け止めております。
また、これまで4年間の活動もご評価を頂いた上での評価かと思いますので、大変嬉しく思っております。
私に大きな期待、応援をして頂きました皆様、ボランティアスタッフの皆様、お手伝いをして頂いた方々、支えてくれた家族、友人、全ての皆様に心より感謝を申し上げます。
頂いたご期待に応えるためにも、必ず仕事でお返しします。
区民第一で、区政相談など地に足をつけた活動に引き続き力を入れたいと思います!
今回は新たな試みとして、開票速報をZOOMとYOUTUBE LIVE配信を繋いでリアルタイムで見守りました。
結果、他候補者(高橋まきこさん、ほづみゆうきさん、牧内しんごさん、田中耕太郎さん)や区民の方々(ママンさんありがとうございました!)、地元メディアとして中央区民マガジンの山下編集長、あたらしい党議員団の皆様、多くの方々が集まり、質問に答えながら6時間に渡って、一喜一憂しながら、情勢を分析し、未来の区政について議論をするといったとても大きな取組みとなりました。
最大同時接続数も100名を超え、ZOOMも約40人参加、深夜3時ごろでも接続数50名ほど見て頂けるなど、大変多くの方から画期的であるとご好評を頂きました。
政治や選挙を身近なものにする、という私の使命から考えれば、今回選挙における最大の功績となったのではないかと思います。
確定が出たのか3時半ごろということもあり、私もほぼ寝てませんでしたが、朝は勝どき駅にてご挨拶をさせて頂きました。
さて、今回の選挙結果を冷静に振り返り、自身が皆様の期待に十分に応えるためにはどうすればいいのか、課題を分析し、反省もしました。
正直に言えば、当日は嬉しい気持ちと悔しい気持ちが混じり、感情の波により寝れませんでした。
これは伝え方が難しいかと思いますが、もちろん誰かのせいにしている訳ではありません。自分自身がもっとしっかりしていれば、という悔しさも残りました。
得票数はあくまで指標であり、その順位によって政治家は一喜一憂をすべきではないと私は思いますが(議会活動において当選順位はほぼ関係ない)、トップ当選を本気で目指した活動をしていましたので、その先に区長を目指すという長期的な目標に期待して頂いた多くの区民の皆様、そして自分を支えてくれた方々に対して自身の不甲斐なさも感じました。
ただそれは単純に自分に足りない点があった、課題が見つかったという事でもあります。
私の長所は、感情に左右されずにすぐに結果を分析し、課題改善に向けた策を検討し、方針を切り替えられるところです。
ということでもうすでに分析は終えています。
もし区長を目指すのであれば、私には明確な課題があります。
まず、【地域毎による知名度のばらつき】
この分析理由は、開票見守り動画を見て頂くと分かるのですが、
皆様も疑問に思ったと思います、1回~4回の開票速報の中で、得票の積み上げタイミングに大きな偏りが見られるという点。
例えば神谷候補は早々に2400票積み上げた後、その後の速報以降はそれ以上に大きくは積み上がりません。
また、私も3回目の速報で800票が積み上げられた後、4回目でいきなり1600票となります、また、同じタイミングで、たけうちゆきみ候補も大幅に積み上がります。
つまり、私は投票所毎に順番に開票がされていると見ています。
推測に過ぎませんが、北(日本橋地域)から順番に票が開き、神谷候補は自民党の地域割りにより日本橋浜町付近のみを担当し、そこで強力な支持を得ている方ですので、早々に大きく票が入る。
そして私とたけうち候補は共に、月島第二児童公園など勝どき地域をメインに活動してきましたので、南の月島地域は開票のタイミングがラストに近く、同じタイミングで積みあがる、という推測裏付けにもなります。
逆に言えば、地域に偏りのなく万遍なく支持を得ている山本候補などは毎回、コンスタントに票が積み上がる印象があります。
そこで、推察される私の明確な課題、それはつまり北側、日本橋地域、京橋地域における知名度がほぼない。
1期4年間の中で、全地域に区政レポートのポスティングを行っており、TwitterなどSNS発信で区内全域の知名度は底上げされているのではと思っていましたが、これは完全に過信でした。
一方で月島地域を中心に、認知度は上がってきています。
もし今後その先を目指すのであれば、日本橋地域、京橋地域における地域密着活動に力を入れるべきである、というのが一つ目の課題です。
次に、【選挙戦の戦い方】
今回、私は【政策】で選んで欲しい!と特に訴えました。
また、区長を目指すのであれば、区長選挙を戦うのと同等の政策で勝負する、という方針で、76の政策に具体的な数値目標、期限、財源を明記した中央区マニフェスト2023を提示しました。
ご評価を頂いた方もいらっしゃったかと思いますが、後から他区の選挙結果も見た結果、ここがズレていました。
今回、誰の目からも明らかだったように、維新の会の勢いが凄かったと思います。各地で東京維新の会候補者が上位当選者に連ねました。
つまり、思った以上に、有権者の方々はまず【政党】や【プロフィール】でフィルタリングします。
これは私も街頭で良く聞かれました、
「おたくはどこの党なの?」
これは当然のことで、40名以上の知らない候補者がいたら、まずは政党や年齢など、基本情報、属性でソートをしたい、と考える思考が先に生まれるものでしょう。
また、毎日街頭に立つなど、どれだけ有権者が目にしたか、という【活動量】も、選挙に勝つためであったら、優先的に必要なポイントです。
そして、その次に、政策を見て比較する、という方が多いのだと思います。
もちろん、政策重視で投票先を決める、という方も多くいらっしゃると思います。
しかしながら40名以上の候補者がいて、全員の政策を確認するのは大変困難です。
その上で、私は今でも政策を重視すべきである、という考え自体は変わりませんが、絶対に有権者は政策重視で選んでくれるもの、という考えを押し付け過ぎた部分はあったのではと思います。
そして、その【政策】
これは、見せ方も問題であると思います。
区長選挙を意識し過ぎ、私はカテゴリーに穴のない政策集をフルパックで提示しました。
端的に言いましょう、、、
多過ぎた
まず、私は多過ぎたとしても、中央区で一番具体的に数値を定めた政策を提示しました、それが分かりやすいと考えたからです。
しかし、これだけ多くの候補者がいる中で、わざわざこれを全部読んで頂けるのかといったら、やはりそれが過信であったのではと思います。
情報量が多過ぎた、、結果、伝わりにくく、それは区民の目線に寄り添った政策ではなかったということであると思います。
例えば、都民ファーストの会のアルールうたこさん
ご当地ナンバープレートなど、独自の発想で掲げる公約は非常に目を引き、分かりやすい、素晴らしい選挙公報だと思います。
どうしても地方議会議員選挙となると、各候補者の公約はほとんど変わらなくなります。政策だけで選べと言われても、大体は同じことを言っているのです。
その点で言えば、ある程度具体化しているとはいえ、私の政策、公約もやはり41人の中に埋もれてしまうのです。
例えば、「晴海2丁目BRTターミナル跡地には商業施設誘致を!!」みたいな、本当に分かりやすい地域課題を取り上げた方が、多数候補者が並ぶ議員選挙においては、目立つのだと思います。
しかし、区長選挙となると候補者は多くて4,5人、有権者はじっくりと政策で候補者を吟味する選挙になります。
区長選挙と区議会議員選挙の戦い方は別物である、そのことを過信し、区長選挙の戦い方をしてしまった、これが今回の私の課題であると思います。
そして、やはり現段階においては私は区長選挙に挑戦する資格はありません。その上で、これからの4年間の活動にこれらの課題を活かしていきたいと思います。
誰よりも課題分析と反省が早い、高橋元気です。
引き続き、頂いたご期待を背負い、誰よりも迅速に、区民の皆様からのご相談、区政相談の解決を進めます。
また、お約束した選挙公約の実現に向け、進捗状況を定期的にご報告致します。
この4年間に全てを注ぎます。
繰り返しとなりますが、
この私に今回、大変多くのご期待を頂きまして本当にありがとうございました。
この4年間のスタート、ゴールをしっかりと定め、皆様により良い区政を必ず実現するとお約束をさせて頂きます。
まずは目の前の区民の皆様、区政の課題に集中、4年後のことまでは現時点で考えておりません。
ただ、今回の区長選挙無投票の責任を考えれば、
中央区議会に与党に匹敵しうる会派を作り、必ず区長選挙には与党、野党連合会派の両会派が推薦・バックアップする区長候補者を擁立出来る体制を構築していきたいと思っています。
それが、私に課せられた役目であると思います。
長くなりましたが、当選のご報告と御礼、
そして課題と反省、
これからの4年間についてお伝えさせて頂きました。
4年間どうぞ、引き続きのご支援のほど、よろしくお願い致します!!
頑張ります!!