こんにちは、中央区政委員の高橋元気です。
本日は私が政治家を志すに至った理由・経緯を、正直にお伝えいたします。
私は、今困っている方々のために、この街の課題を解決したい。
そして、未来のために、若い方々を中心により開かれた政治を実現したいから政治家を志しています。
そう思うようになった経緯を時系列に沿ってお話しします。
(長いです、すみません)
最初のキッカケは、高校三年生~大学生の頃でした。
自分の進路について悩んでいた頃です。
2011.9.11米国同時多発テロが発生しました。
私は幼少期に数年間アメリカに住んでいたことがあります。
子供ながらにアメリカという国の広大さ、自由さは今でも心に焼き付いております。
過去の平和な日々を重ね、なおさらあの事件はショックでした。
自由とは何か、正義とは何か、そして政治とは何かを考えました。
自分に何が出来るのか、これから将来何をしていきたいのかを真剣に考えました。
そして次のキッカケは、その数年後、私が仲良かった友人が亡くなったことです。
若くして友人が何を思っていたのか、私自身も実家を飛び出し、一人で自分の夢を追いかけ、生活をしていたので、自らの生活とも重ね、とてもショックを受けました。
同時に、何が友人を追い詰めてしまったのかを考えました。
そしてそのどちらについても、私はただの傍観者でした。
まだ社会を知っているわけではないけれど、社会はそもそも不条理なのかもしれない、それでもただ眺めていることしか出来ない。
自分の無力さが本当に辛かったです。社会そのものを変える力を身に着けたいと当時強く思いました。
私は「政治」とは何か、という素朴な疑問に対して直接答えを求めるため、
24歳の頃、とある政治家の選挙を手伝い、政治の世界に入りました。
初めて知る政治の世界、選挙の世界はとても楽しかったと記憶しています。
また、様々な現職議員の方々に、「あなたにとって「政治」とは何ですか?」という質問を投げかけました。
その答えに納得が出来ない時もあれば、その熱意、志に感動したこともありました。
約4年間の仕事の中で、人を幸せにするために人生を懸けて真剣に取り組んでいる方々とも知り合いました。
「政治」とは何であるかは、まだ確固たる答えは見つからない、けれど世間のイメージとは違い、政治に携わる方の中には素晴らしい人がいる、そして政治家とは素晴らしい仕事であると私は思いました。
一方で、民間企業に勤務した経験がなかった私は、仕事を基礎から鍛えなくてはあまりに社会人として不適格であると危機感を覚え、民間企業に就職致しました。
最初の企業においても、そして転職先である株式会社ドワンゴにおいても、
素晴らしい上司、そして同僚と巡り合え、研鑽を積むことが出来ました。
そんな折、再び政治の世界に関わる機会がありました。
政治塾で知り合った友人の選挙を手伝ったことで、改めて政治の世界のやりがいと、そこで働く方々の真剣さに心を打たれました。
そして、予てから親交のあった音喜多都議が政党を立ち上げ、直接話をしたことで、自分のこれからのキャリアを改めて考え直したのが昨年の秋のことです。
人生で一番悩んだと思います。
これからの人生、本当は自分が何をしたいのか、自分自身に問いかけました。
但し自分の人生だけではなく、家族のこれからの人生も変わってしまうかもしれない。
家族も含め大切な人達に相談しました。その上でまず大切な友人達や家族が住む中央区のために自分が何を出来るのか、今困っていることを聞いて周りました。
その中で一つの思いに気が付きました。
私は、誰か困っている人のために直接その問題を解決するために仕事をしたいのです。
誰も泣く事のない社会を作りたいと、強く思いました。
また、何故日本はこんなにも政治家のイメージが悪く、諦めムードが漂っているのだろうと昔から思っていました。
暮らしを直接変える力を持つ政治こそ、国にとって、街にとって、自分が大切な人にとって大事なものであるはずです。
私は、今の政治の常識を変えるべきであり、変えられないと諦めてはならないと思っています。
未来を見据えた時、優秀な学生や民間企業の人材が政治家を目指すような時代にならないと、ただでさえ人口が減少していくこの国は、議会の高齢化とともに衰退していくと思います。
ですので、自らが政治家のイメージを変え、若い方々が政治の世界を目指してくれるような社会を実現したいと思っておりました。
この2つの思いを実現したいからこそ、私は決断を致しました。
もちろんこの決断は私の人生だけでなく、大切な家族の人生も左右します。
ですので、この自分の思いを話しました。
結果、納得して貰えた部分と、やはり正直に言えば家族にとっては不安だと思われる部分も沢山あると思います。
その不安を払しょくするためにも、私は誰よりも活動をして、大切な方々に説明をして、行動で示します。
残り3ヵ月間、死んでもいいという気持ちで走ります。
以上が、私が政治家を志した経緯となります。
私には輝かしい経歴も、弁護士さんのような専門的スキルも、劇的なエピソードもありませんが、
この2つの思いと、政治家秘書や民間企業で働く中での経験やスキル、
持前の体力、コミュニケーション力、その他今までの人生での経験を全て使って
中央区の発展のため、課題を解決するために全力を尽くしたいと考えています。
具体的な課題と解決するための政策は次回以降発信させて頂きます。
まずは根底にある思いをお話しさせて頂きました。
長文にも関わらず、最後まで読んでくださってありがとうございました。