【区民文教委員会】晴海西小中の児童数が想定以上→内部改修工事で教室数増加、第二校舎の開校早倒し、幼稚園預かり保育の18時までの延長

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

昨日、区民文教委員会が開催され、質疑が行われました。

報告資料のご報告とともに、トピックスについて質疑内容をダイジェストでお伝えします。

資料6 晴海西小学校児童数増加に伴う対応について

Q.当初の児童数想定と何故解離が起きてしまったのか?

当初の想定では児童数は令和7年が610人、令和8年が804人、令和9年が1,008人であったが、実際にはこのような推計を遥かに上回る状況になった要因は?

A.これまで人口推計は毎年度における人口移動率や子供助成費や就学率などのデータ、地域内の開発動向を踏まえて企画部と共に推計を行ってきたが、オリンピック開催時には晴海フラッグについては約12000人規模の増加が見込まれていた。児童数については豊海小学校の例に倣って協議していたところ、少なくとも小学校2校、中学校1校は必要であり、一気に開校ではなく、豊海をもとにまずは小学校30学級、進学率を半分として中学校15学級として想定していた。

一方で晴海フラッグの居住実態は読めず、結果的に3L 4Lなど大きな集合住宅が多く、ファミリー層が想定以上に多かった。

また、晴海西小学校においては月3からの転校要望が事前調査では130人ほどであった所、評判を元に235名の方々が転校した。結果的にさまざまな事象が重なった。

Q.結果的に余剰空間の教室活用や第二校舎の開校を早める事態となった。別室登校のための部屋など必要な部屋は確保できるのか?また、これ以上拡大した場合はどうするのか?

A.不登校対策も含めてなくてはならない教室についてはもちろん確保する。教室数を出来る限り確保するが、特認校制度や中学校自由選択制度の再検討なども含めて総合的に判断。

幼稚園預かり保育の拡大について

Q.これまでも要望してきたが、区立幼稚園が子供の預け先、幼児教育の選択肢となるための拡大路線は感謝する。今回の経緯について

A.全園の保護者にアンケートを実施したところ、7割弱の人がもっと長い時間の預かり保育を希望しているという結果になった。また、利用日数、週に1、2日がほとんどであった。

そのような声を受け止め、預かり保育の対応として認可外施設や私立幼稚園という選択肢とは別のオプションのサービス部分を充実させて、円滑な区立小学校の就学に繋げていきたい




晴海西小学校、中学校の児童数については、当初想定以上に児童数が増えています。

しかしながら、これだけの需要は出来る限り想定するべきでした。既に子供達で溢れているという声も届いており、人口が増加し続けている本区においては教室数の確保は全区的に対応に苦慮している状況ではありますが、更に晴海5丁目にはタワマン2棟の入居が迫っており、早急に手を打つ必要があります。

晴海西小学校の現状など、是非お声をお寄せください。

それでは!!

↓その他の資料について

【企画総務委員会】令和6年度区政世論調査の概要、防災訓練、GovTech東京との連携など

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

今週から各種委員会が開催され、本日は企画総務委員会の委員として質疑を行いました

Q.令和6年度都区財政調整の概要について、令和5年度の算定結果については基準財政収入393億、財政需要額が約660億、本年との差異については晴海西小学校などの整備完了や都市計画交付金の地方債前倒し算定の減によるものとの事であるが、財政調整交付金の額は約89億円減少している。この結果に対する所感及び本年度予算における影響は?

A.需要額の減少については一定程度見込んでおり、当初予算の段階での見込みからはむしろ8億円上振れており、大きな影響はない



Q.区政世論調査の結果について

世論調査の方法について、回収率は前年度から比較すれば上がっているが、依然低い水準。例えば渋谷区はアンケートURLを一般公開し、回答数3645件。何らかの改善が必要では?

A.前回からの改善点として、調査期間を42日→22日間に短縮した。また、タイミングとしてもGW明けてから開始をした。督促も期間中に2回。事前に予告するとともに、その後督促の連絡をした。渋谷区のやり方は認識しているが、本区と同じやり方を行なっているのは21区。回収率も中央区より高いのは10区、低い10区。今後の課題としても若い世代の回収率を上げていく

Q. 回答者の属性は?年齢毎、地域毎にもし出せれば

A.属性については今後公開する本編には入れる。構成比出している。



Q.企画総務の所管の範囲ということで、防災関連について

区政世論調査によると区民の防災対策として、食料や飲料水の備蓄準備など全て数値が下がっている。減少した理由は分析しているか?

A.中期的に見れば横ばい傾向であるが、人口増加も伴い、昨年度からは減少した。在宅避難の普及啓発と併せて周知徹底しなくてはならない。

Q.本区は9割以上がマンションであるため、在宅避難が原則であるが、その原則について「知ってるがわからない、知らない」を合わせて56%を超えているのは危機的では?

A.防災の取り組みの周知については、能登半島地震を経て一人一人の行動に結びついてこそ重要。劇的には上がらないかもしれないが、総合防災訓練など様々なイベントにより、防災拠点訓練もそう、本区の取り組み、自助や共助の重要性を伝えていく

Q.総合防災訓練の中止について、何らかの代替イベントなどは行うか?

A.8月22日当初の段階においては本州に近づくのが26、27日とのことだったが、特徴として速度がゆっくり、進路が定まらないというところがあった。また、線状降水帯の発生もあり、両副区長と検討した結果、区民の安全を第一に、また台風における水防体制の備えも消防署と連携で準備しなくてはならなかった関係で中止とした。

今後の対応については、今月末からの防災拠点訓練の際に例えば総合防災訓練時に予定していた啓発や訓練を拠点訓練に持ち込むとかなどは考えられる。なるべく多くの区民に参加してもらうため検討する。

Q.防災カタログギフトの配布の狙いとスケジュール感について

A.事業者が決定したのでカタログの品目と内容、などの中身を構成して何を伝えていくのかという点を協議している。11月の中旬くらいから配送できれば。自助の取り組み強化を目的としているので、必要性を認識して自助の取り組みを自主的に継続出来るようにという狙いである。全世帯に配送するため配送に時間かかると思われる。11月後半から3週間くらいで配送していく





Q.先日、企画総務委員会にてGovTech東京を視察した。

 都全体のDX化を進めるという理念のもと、各自治体のDX化支援として、システム調達やDX化の伴走型技術サポートを進めている。中央区は現在のところ活用方法が定まっていない、使う気がないと認識しているが、やはり専門的人材が少ない状況、現在のところ無償で相談に乗ってくれるとのことである、庁内業務のBPRを進めるに当たってもWebサイトの課題抽出・改善などもサポートやってもらえる。活用してもいいのではないか

A.発足当初に中央区からも相談していたが、なかなか準備できるメンバーが少なかったとのことで、今のところはお願いが出来るメニューがなかった。以降も関係を保っていく中で制限なしで連携できるものがあれば活用を考えていきたい。

Q.各現場からのヘルプや声がやはり重要である。現状で、気軽に現場から相談が出来るようになってるのか。

A.企画部のシステム課においてデジタル化基本方針に基づき、何かあればうちに聞いてきてくださいというアナウンスを行なっている。相談内容の中で本区の中で対応できる人材が見つからない場合は、Govtechに問い合わせをするだろう。情報が溢れているので、欲しいシステムやツールがあった時に直接システム会社なのか、横に繋ぐのか、その都度検討する。



中央区は少しずつDXに向けて進んでいます。

これは5年前私が就任してから特に推進して来ましたが、区議会においても少しずつ変わり始めました。

また、

9月から中央区議会においてもタブレット端末の活用が始まりました。
他区と比較すれば導入は遅くなりましたが、前期から継続的に訴え続け、当時は多くの反対があったものの、今期は幹事長として議会内で議論を重ね、ようやく第一歩を踏めました。

民間であれば3ヶ月で導入出来るかもしれません。しかし行政の年度予算の縛りや、議会というトップダウンではない組織の中で合意を得ることの難しさと細かな配慮をしながら進める事の重要性を知りました。本件に限らず今後の糧になると思います。

そして、次は議会生中継など次のステップに取りかかっています。
歩みは遅くても議会という特殊な世界の中で、一つ一つステップは刻んでいるとご理解を賜れますと幸いです。


 

【9月補正予算案】産後ケア事業「日帰り型」の拡大、学習用タブレット端末の更新、防災備蓄品の充実など

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日中央区は9月補正予算案を発表しました、今後委員会審議を経て採決となります。

https://www.city.chuo.lg.jp/documents/16233/press.pdf

主な内容としては、能登半島地震の教訓を経た防災備蓄品の充実や、産後ケア事業の拡大学習用タブレットの再整備(端末更新)、学校図書館支援センターの運営などは非常に重要です。

特に産後ケア事業については、ご家族の事情により宿泊型は断念せざるを得ない、という方。日帰りならば気軽に利用出来るという声も多く、要望をして参りました。

今回、拡大が実現するとの事で感謝すると共に大変評価しております。

本予算案の審議は来月となりますが、それまでに是非ご意見などをお寄せください。

歩行者専用橋(黎明小橋・朝潮小橋)の自転車通行問題について

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

地元住民や自治会の方々から、最近特に自転車通行マナーに関するご相談が多いです。

背景には、晴海フラッグの入居が進んだことにより、特に通学通勤の朝の時間帯に晴海から勝どき駅近隣保育園へ向かう自転車が急増した点にあります。

勝どき、月島、晴海は橋による接続が多い地域でもあります。

中でも歩行者専用橋である朝潮小橋黎明小橋を自転車を降りずに走行する方が多く、通学路にも指定されている橋でもあることから安全性の面からも注意喚起して欲しいというご相談が多くあります。

自転車は道路交通法上は計車両であり車の一種です。つまり、車道通行が原則となります。

例外的に、歩道のこの一部分は自転車も乗ったまま走っていいよと指定される場合(幅の広い自転車歩行者道など)は、自転車も通行することが出来ます。

この地図で言えば自転車を乗ったまま通過したい場合は、環状二号線黎明大橋を通って頂くことになります。

しかしながら、多少迂回して大回りになってしまう、または特に親子連れで子どもを乗せて走る自転車は押して進むことが困難であることからも、そのまま朝潮小橋、黎明小橋を走って通過する人が多いという状況です。

私もXでこの投稿をしたところ、賛否両論でした。

ご理解を頂きたいのは、まず現状で歩行者専用橋を自転車に乗ったまま走行すれば道路交通法に違反します。

もちろん自転車通行の利便性は向上すべきですし、例えば車道における自転車専用通行帯の整備など、晴海地区だけでなく区内全体として、自転車でスムーズに移動できるように環境整備を進めます

それと道路交通法違反の取り締まりについては、別の問題と考えています。

区議会議員ならそのルールを変えるように動けとも言われますが、法律の指定でもありますし、自転車も通行出来るようにするためには、そもそも橋の拡幅工事をする必要があると共に再度交通管理者や道路管理者との調整が必要です。

何より、通学路として指定されている狭い橋ですので、自転車の無理通行は特に区民の身体の安全に関わります。

むしろお住いの方からはしっかりと違反自転車の取り締まりを行って欲しいという声も多く、本件についてはまずは住民の安全を第一に、自転車で通行する場合は押して走行して頂きたいというのが私の意見です。



さて、今週に中央区交通安全対策協議会が開催され、私も会派を代表して委員として参加致しました。

こちらの協議会は、中央区長を始めとした理事者、警察署、消防署、東京都、地元住民代表、議会代表などが集まり、交通関係に関する問題や交通安全運動週間の実施内容について話し合います。

こちらはまだ実施案の段階ですが、担当課とも相談しておりましたが、取り急ぎ朝潮小橋黎明小橋において月島警察署管内については自転車の取り締まりや啓もう活動を重点的に実施して頂く形となりました。

また、近隣の保育園等において歩行者専用橋は自転車を降りて走行してくださいという旨を改めて周知して頂きます。


また、私からは月島警察署に対して以下の通り質問と要望を行いました。

Q.周知啓もう活動も大切であるが、今後道路交通法も改正され、より実効的な取り締まりを行うため自転車違反についても青切符が切られるようになる。平時より実効的な取り締まりを行うべきとも思うが、今後の警察による取り締まりの体制について

A.まずは指導・警告により対応していく。今後道路交通法の改正により本庁からも取締体制の変更が通達される可能性もある。そうなった場合はより厳重に対応。

Q.また、自転車が歩道を走行する理由の一つとしては、晴海通り等車道を通行するのが危険だからということもある。特に通勤時間帯の交通量や路上駐車を考えれば子どもを乗せて走行することは難しい。車道における自転車通行環境の整備については?

A.路上駐車対策については、定期的に巡回し、対応している。中央区においても自転車活用推進計画のもと、ネットワークの整備を進めていく。もっとも車道の幅の観点から自転車専用通行帯の整備までは難しく、どうしてもナビマークによる対応が基本となってしまう。



また、関連して地元住民代表の方からはこんな質問もありました。

Q.東京都交通安全協議会に参加した際に、今後交通安全運動週間の際にはテントの設営は出来る限り辞めて欲しいという意見が出た。東京都からも十分に交通の安全に配慮しながらも、積極的には張る方向ではなく、どうしても必要なら設営して良いというニュアンスであった。しかし私達にとってはテントは交通安全運動の象徴であり無くしてはならないと考えている。中央区の見解は?

A.テントの設営については東京都から何らかの通達があった訳ではないが、テントがあることにより区民もより一層交通安全に気を付けようと思うものであると考える。今後東京都の本部から見解が降りてきたら考える。



正直、私はテントの設営は必須ではないと考えています。しかしながら、警察からの依頼を受けて地元自治会・町会が交通安全運動を担っていることもあり、テントを設営して運動員を配置するかしないかはその自治会・町会の自由であることも事実です。

もしどうしてもテントの設営により通行が阻害されているなど、何らかの事情がある場合は直接地元自治会・町会にお問合せ下さい。



本件についてのご意見、お待ちしております!!

【6月補正予算】能登半島地震を踏まえた防災対策拡充、1人あたり5000円相当の防災用品カタログギフトの配布、ベビーシッター利用支援事業の拡充など

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は6月補正予算案の審議が行われ、会派を代表して各質疑を行いました。

主に私からの質問は以下の通りです。

■能登半島地震を踏まえた防災対策

①家庭内備蓄促進事業

※在宅避難に必要な備えなど自助の取組の重要性を区民一人一人に改めて呼びかけるとともに、各家庭の取組を後押しするための防災用品カタログギフトの配布を行い、家庭内備蓄の促進を図る。

・対象 令和6年9月1日時点の区民および令和6年9月2日から令和7年3月31日までに区民となった方
・配布内容 防災用品カタログギフト 1人あたり 5,000円相当



Q.まずは様々な選択肢がある中でカタログギフトの配布となった経緯、また1人あたり5000円となった根拠について

A.能登半島地震を受けて、ライフラインの連続、物資の輸送や避難所の運営など様々な課題が見えてきた中で、本区の特色はマンション居住率の高さがポイント。つまり3日間の在宅避難が基本となる中で、在宅避難の重要性を改めて啓発する必要がある。1人1人にパンフレットで改めて防災意識の向上を呼び掛けると共に、避難を継続するために備蓄が欠かせないことから備蓄を促進するために支援する。

家庭によって備蓄の状況が違うため、それぞれの家庭のニーズに沿ったカタログギフトという形態が良いとなった。

5000円については、1人1人に3日分の備蓄品が必要であり、必要な品目を計算すると大体10000円と試算、50%を区が支援するという考えである。



Q.実際の申請、発送方法について。また、最新の区政世論調査によると飲料水の備蓄が70.5%、 食料65.8%、消火器55.3%、 簡易トイレ52.2%、救急セット37.1%と他区と比較しても率は高い状況であるが、数値目標は設定しているか?

A.申請方法についてはハガキインターネット(WEBサイト)を予定、パンフレットなど案内を送り、郵送にて発送は12月頃を想定している。申請は世帯単位で人数分を入力。申込期限は来年5月末を予定している。

数値目標は具体的には設定していないが、出来る限り100%を目指す。


Q.品目について。受け取る側からすれば、結局防災対策の備えとして何が重要で必要なのか、現在家庭に何が足りないかが分からないというご家庭もあるのではないか。例えばチェックリストのようなものがあり、選べたら参考になる。そのような取組みについて。

A,これからプロポーザル形式により事業者の提案を受けるが、乳幼児向けや高齢者向けなどの品目充実はポイントとなる。何が必要なのかについては、リーフレットで分かりやすく周知を行う予定。分かりやすく作り、必要な品目が分かるようにする。



②エレベーター防災キャビネット

マンション居住世帯が9割を超える本区の特性を踏まえ、マンション内の共助の取組としてエレベーター閉じ込め対策の強化を図るため、飲料水や携帯トイレ等の非常用品を格納するエレベーター防災キャビネットを希望する区内マンションに無償で配布する。
  
*対象 防災キャビネット未設置のエレベーター
*申請できる方 マンション管理組合,自治会,自主防災組織等



Q.申請数の想定について。また、そもそも管理不全となっているマンションなど防災組織が未成熟なマンションこそリスクとなり得ると思われるが、そのようなマンションに対してはどのようにアプローチするのか。

A.区内のマンションが約2700棟、1棟あたりのエレベーター数と蓄電池助成の際の申請率を加味して、想定は840台分。

区内全てのマンションにこの事業を周知していくにあたり、マンション防災としての各種取組みを同時に伝え、メリットを伝えることにより防災組織の成熟に繋げたい。



③  備蓄物資・食料の充実

発災時季に関わらず、避難所において安全で安心できる生活環境を確保するため、暑さ・寒さ対策やトイレ等の衛生対策などに必要な備蓄物資の充実を図る。また、輸送ネットワークが復旧し物資輸送が再開するまでの間、避難所において確実かつ円滑に食料を提供できるよう、避難者想定数に基づく食料の備蓄をこれまでの3日分から4日分に増強する。

* 備蓄品目 使い捨てカイロ,冷却パック,段ボールベッド,ドライシャンプー,携帯トイレ など

④  防災備蓄倉庫の整備

追加配備する備蓄物資への対応と防災拠点への効率的な物資輸送を行うため、旧新川児童館の改修工事を行い、防災備蓄倉庫として整備する。



Q.備蓄食料の充実とあるが、能登半島地震を受けての課題として4日間としたのは何故か、また、区内全域で足りない備蓄物資を試算した結果、防災備蓄倉庫については旧新川児童館の改修で足りるのか

A.都の地域防災計画においては、避難所においては72時間(3日間)の備蓄が必要と想定しているが、能登半島地震を経てなかなか物資が届かない状況も見てきた。

3日以内に東京都等からの支援物資が地域内輸送拠点に届いてから、各防災拠点に仕分けをして運搬する作業も1日余計にかかると加味すると、合計4日間の備蓄が必要であると判断した。

4日目以降については、順次全国から届くと想定すれば4日間で十分であると想定。

また、備蓄倉庫のキャパにおいては今回の増加配備分を含めて旧新川児童館での改修で現時点では足りる。もっとも、今後の人口増加等に対応するためにフラッグの倉庫の活用など更なる強化については継続的に検討を行う。



④防災訓練への参加率向上について

Q.地域防災力の向上という観点からは、最も重要なのはいざ発災した時に、何をすればいいか分からないという点である。つまりは防災訓練等への参加により、パニックになっても何をすべきか身体が覚えているという経験が重要であるところ、中央区民の防災訓練への参加率は14.4%に留まっている。

防災訓練への参加率向上についての所見は?

A,今回の補正予算における共助の取組みの周知を通じて、共助の重要性や地域コミュニティの大切さを行動認識して貰いたい。

防災訓練については、例えば幼稚園等のイベントなどと抱き合わせることにより、保護者の方を巻き込んで参加しやすくなるような工夫を今後も続けていく。



■ベビーシッター利用支援事業の拡大について


保護者の疾病や産後うつなどによる臨時・緊急的な一時預かり保育の需要に柔軟に対応できるよう、既存事業の見直しを図り、子育て家庭におけるセーフティネットを強化する。

① ベビーシッター利用支援事業の拡充
    計画的な利用を前提としつつ、多様な一時預かり保育の需要に一定程度柔軟に対応できるよう、年度内144時間の枠内において月補助上限を引き上げるとともに、養育が困難な場合の相談・調整や既存事業を利用するまでのつなぎとして、区独自の緊急対応枠を創設する。

* 月補助上限 児童1人あたり月12時間 → 月20時間
       (多胎児の場合は児童1人あたり月24時間 → 月40時間)
* 緊急対応枠 子ども家庭支援センターが承認した場合に限り、児童1人あたり最大60時間まで補助する。(一会計年度につき2回まで)
  
② 緊急一時保育援助事業および育児支援ヘルパー事業の拡充
    対象者および利用者負担額を見直すことで、臨時・緊急時における利用促進と保護者の負担軽減を図る。



Q,預け先の選択肢を増やすという点では拡大は評価する。月補助上限を20時間と設定した理由、また、緊急対応枠についてはどのような条件で承認がされるのか?

A.計画的利用を前提としても一定程度の柔軟な制度活用をしてもらうため、現在では一人当たり12時間を使い切る方が1/32/3は年間50時間程度の利用であることを考えると、月8時間=大体1日分を拡充すれば対応出来ると考えている。

また、緊急枠についてはまず区に相談をして貰い、どんな問題が起きているか電話や対面で相談、家庭訪問して区がどのような対応が出来るか、緊急対応枠を使うことによる確認書を書いて貰う流れを考えている。ご家族の入院など不可避な事態が発生した時にまずは限定しようと考えている。

⇒現代社会においては、ご家庭や仕事の事情など様々な要因でどうしても子どもの預け先を見つけたいという方々がいる中で、出来る限り利用者が利用しやすい制度設計を今後とも検討して頂きたい。本制度の拡充の後、区にも様々な相談がいくと思うが、区民のニーズに寄り添い引き続き、柔軟な制度設計を今後とも検討して頂くよう要望する。

■密集街区における防災機能向上に向けた検討


 能登半島地震での木造家屋の延焼火災を踏まえ、本区における再建築が困難で老朽化した木造家屋が密集する街区の状況を把握するとともに、ポケットパークや無電柱化など街区としての防災機能向上に向けた取組について検討を行う。

  * 検討内容
   ・無接道敷地等の再建築が困難な土地の状況の整理
   ・土地・建物を購入することなども視野に入れたさまざまな取組の検討
   ・取組の実施に向けた手法の検討



Q.本事業は地域を限定して進めるのか、それとも全区的な調査を行うのか?事業の概要について

A.全区が対象だが、無接道敷地など建て替えが難しい街区、耐震化が難しい土地を対象としている。例えば佃、月島、勝どき、人形町の一部地域など。

木造家屋密集地域が実際にあり、街区全体の防災化、耐震化を進めるため区が土地を買い取った上で、防災ポケットパークや無電柱化を進めるための地上機を設置するなど、街区全体の防災化に資する使い道を行う。

空き家など権利関係が錯綜しているケースも多く、買う事自体が難しい場合もあると思うが、本年度中には調査を終わらせて新年度から買っていきたい。中央区が買い取りますを是非宣伝して欲しい




今回の補正予算案は非常に重要な案件が多く、審議も熱を帯びました。

特に防災対策の充実については早期の予算化を高く評価しています。

かがやき中央としましては、本補正予算案に賛成する予定です。

ご意見等がございましたらお寄せください。

違法民泊?晴海で謎のキーボックス問題、実際に街中を捜索してみました

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

さて、この一週間特に騒動となった問題があります。

【異変】東京・晴海に“謎のキーボックス”あちこちに… 誰が何のため?住民不安の声「すぐ解決してほしい」

晴海フラッグ周辺に謎のキーボックス相次ぐ…無許可の“ヤミ民泊業者”が鍵の受け渡しで設置した可能性も?東京・中央区

こちらの騒動、発端はXでの話題からでした。

ちょっと発端の投稿は追いきれていないのですが。。。

よく見ると街の至る所にあるキーボックス、何のためにあるの?という問題提起だったと思います。

確かに、私も言われるまでスルーしていました。

早速中央区の担当課に相談したところ、違法民泊の鍵の受け渡しに使われているのではという憶測もあるが、意図はともかく公道上に無許可で設置されているものについては区道、都道問わず撤去の対象となり、放置自転車等と同様に警告をした後撤去する。と確認致しました。

一方であくまで私物であるため、行政としては勝手に捨てたり中を見たりは出来ず、警察においても明らかな犯罪でない限りはグレーとの認識です。



そこでまずは区内でどの程度キーボックスが放置されているのか、数量を把握するためマッピングしました。

https://www.google.com/maps/d/u/0/edit?mid=1zjiWL6u6476kyX-doowodKcUf2ixzio&ll=35.65336107228564%2C139.78005105548542&z=17

以前に違反喫煙マップねずみ目撃報告マップを作成したのと同じ手法です

こちら区内全域で300か所ほどご報告をいただきました(改めてすげえ・・・)

私1人で全てを見て回るには限界があるため、意識の高い湾岸ツイッタラーの皆様などの力をお借りするため、共同編集が出来るGoogleMapを作り、違反喫煙などを見かけたらその場所に自由にマーキングして頂く、というやり方です。

そしてその情報を取り纏め、最終的に私から中央区保健所に持っていき、巡回指導や看板等の設置を含むピンポイント対応をするというスキームを作りました。

違反喫煙やねずみ目撃情報については、その後の対応について期間が空いてしまったので改めて保健所等に状況を確認します。




さて、募集したところ2,3日で30カ所ほどの情報が・・・!

https://www.google.com/maps/d/u/0/edit?mid=1zjiWL6u6476kyX-doowodKcUf2ixzio&ll=35.65336107228564%2C139.78005105548542&z=17

頂いた情報を元に自分で直接見て回り結果を中央区および警察署に共有し、何らかの対応をして頂くという流れになります。

また、同じ理屈で明らかに許可を得ていない不動産広告カラーコーンも撤去の対象となります。

そのような活動をしていると、番組からの取材依頼もあり、ミヤネ屋さんで放送されました。

一方で、違法民泊横行!など晴海フラッグをdisる流れになるのは本意ではなく、取材を頂いた記者さんにも

「晴海は様々な問題について住民が協同で解決を目指してより良い街を作り上げている、素晴らしい街です!」

という点を強調して報道して頂きたいとお願いをしています。

中央区の基本的な考えとしては、

①キーボックスがどのような意図で使われているかまでは踏み込めない(明らかな犯罪目的であれば警察対応)

②少なくとも許可なく公道上に設置・占有された物についてはその意図や設置主体に関わらず撤去の対象

という点を私も取材の中で伝えました。


もし違法民泊などに活用されているのであれば、その撤去を進めることが犯罪抑止につながるかもとは思いますが、

それでもキーボックス所有者からすれば、公道から一時的に民有地に移すまた別の場所に設置するなど逃げ道は沢山あり、結局はいたちごっこになってしまうのは否めません。

また、マンションの敷地内などに設置してあるキーボックスについては、民有地ですので管理組合の管轄です。

管理組合が使っているケース、あるいは個人使用しているケースもあると思いますので、一概にすべてが違法民泊目的とは言い切れないと思います。



何れにせよ、ここまで注目されているのであればいっそ住民協同イベントにしてしまい、むしろ晴海の健全なコミュニティのアピールに繋がるならと思い、実際にマッピングされた箇所をツアーとして見て回ることにしました。

という事で本日見て回りました!!

絶好の行楽日和というか、暑いですがいい街巡りにもなりました。

見て回ると、結構至る所キーボックスはあります



既に警告文が貼られている箇所、自発的に撤去されている箇所もあれば、そのままにされているものもありました。

そのままにされているものについては、改めて対応を依頼します。

これなんか思いっきり会社名入っていますが、どうやら不動産リフォーム会社のようです。

同行して頂いた記者さんによると、不動産リフォーム会社内での鍵の受け渡しに使われていたとのこと。(張り込みをして実際に鍵を取り出した人を目撃、取材したとのこと

どのような意図であれ、撤去の対象となることに変わりはありません。

不動産の内見目的であっても、会社内やマンションの敷地内で許可を得て設置する分には問題ありませんが、公道に許可なく設置されている場合は撤去の対象です。

今回見て回って共通しているのは、やはり目立たない場所(電柱や植え込みなど)に隠すように設置されているケースが多いという点、

また、

大型マンション・住宅棟の周辺に多いという点もマッピングして分かりました。

これは晴海フラッグだから、という訳ではなく、晴海・勝どきその他区内のエリアに共通しています。

今回AbemaTVさんの密着取材を受けながら見て回ったのですが、その記者さんより、中国の民泊サイトに明らかに晴海エリアのマンションが使われている画像を見せてもらいました。

これはまぁ確かに違法民泊だろうと思います。

中央区は昔から、民泊については条例で非常に厳しく規制しており申請しても通るケースは稀です。

https://www.plays-inc.jp/LLIqLQGv#index_MEuLD06f

少なくとも日本人の民泊事業者はこのことは知っていると思われますが、外国人がやっているケースも考えられ、警察の捜査対象となり得ます。

なので結論から言うと、晴海フラッグに限らず、外国人がマンションを購入した上でマンションの一室を利用した違法民泊のためにキーボックスが使われている可能性は高いと私も印象を受けました。

繰り返しますが、中央区としてもひと先ずは公道上のキーボックスについてはその使用意図に関わらず撤去していきますが、根本的な解決については警察の捜査が必要であるかと思います。

引き続き、本件については追っていこうと思います。

本日は晴海1丁目~5丁目を見て回りました。

他地域につきましても引き続き対応していきます。

また、本日参加して頂いた方ありがとうございました!こういう参加型地域イベントとしてもやっていきたいと思いますが、

各自治会・町会の例えばゴミ掃除クリーンデイなどの際に地域を見て回って貰えないかも提案してきます。(区内全域となると各地域の皆様のお力が不可欠です)

本日取材を頂いたAbemaTVの記者様もありがとうございました、明日放送とのことですが、情熱大陸のような密着取材編集をお願いします笑

それでは!!

【区民文教委員会】区立学校における事故発生状況、いじめの状況・給食代替食補助の開始・令和6年中学生海外体験学習について

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は区民文教委員会、我が会派からは小坂和輝議員とほづみゆうき議員が委員として出席しました。

主な質疑応答は以下の通りです。

【区立学校における事故発生状況について】


Q.事故発生状況については、学校や教育委員会側でどのように分析し、学校間で共有がされているか

A.どこでいつどのような怪我をしているかという内容を紙にて保管。ICT化、データベース化してやっている学校もあるが、学校側に任されている。再発防止に向けた対応についても基本的には各学校でやっている。

他校との共有については、施設によって場所や特徴も違うので、大きな事故は校長会で共有することはあるが、 他校との連携という意味では行っていない。教育委員会に対しては、事故発生状況は学務課に上がる。


【令和6年度中学校海外体験学習について】

Q.約5年ぶりの海外体験学習とのことで、素晴らしい。各学校の代表はどのように選定されるのか、また晴海西についてはどうなるのか。

A.中央区を代表する生徒ということで、各学校で選考を行い、教育委員会で代表を決定。

学校で選ぶ際にはどれだけ頑張っているのか、成績や普段の素行も含めて代表として相応しい生徒を選定している。選考が2月から始まっているため、晴海西中学校には各生徒の見極めも難しいことから、別中学校から晴海西に転校した生徒が今回行く形となる。次年度以降は晴海西も含めて募集するが、あくまでサザランドの受け入れ体制次第。

【区立小中学校におけるいじめの状況について】


Q.特にネットいじめの見逃しというものがないか。

A.デジタルシチズンシップ教育を進める中央区においては、制限をかけるよりも如何にうまくネットと向き合い活用出来るか。ネットは教師が実態をつかむのが難しい部分もあるが、使わせないのではなく、活用するで指導している。相談があればしっかり報告が出来るように。

Q.昨今のいじめの増加原因について

A.数値上は件数は増えているが、被害者が嫌な思いを訴えたらそれはいじめと捉えなさいと周知しているため、数値が上がっている部分がある。また、ネットでの相談も相談フォームにあがってくるようになった。指導室と教育センターで連携して対応。いじめとは直接関係ないが長期欠席も増えて来ている。いじめ以外のトラブルも含めて対応する必要性。

事例については、軽くぶつかる、強くぶつかるなど教員が分類して分けて報告している。わざとでないけど嫌な思いをしたというものや、意図的に殴ったりけり上げたり。被害者、加害者どちらか一方だけの話で指導するのではなく、どうしてこうなったのか、双方から話を聴いて対応。金品をたかられる事例については、筆箱を隠される、やお菓子かってくれよとかがある。


【学校給食における共食について】

Q.コロナ禍が明けた中でもまだ対面式での共食がされていない学校がある。現状の中央区の状況は?

A.昨年度、5月連休明けでコロナが5類に引き下げ、基本的に各校においては従前の形態に戻っている。一方で昨年度はインフルエンザが流行した。学級閉鎖の現状を加味して一部の学校において対面での給食が実施されているが、まだそこまで多くなかった。

今年度においてはより広がっているが、これまでの警戒感がまだある、そのあたり加味しながら特に学校行事においては配慮しながら感染対策がされている。

教育委員会としては元に戻しているという認識であるが、保護者の間に不安点あればケアしていく。


【晴海西小中学校のPTA設立について】

Q.現状の状況は?

A.晴海西小中学校においては運動会等も行われ、保護者と学校との代打で機運は醸成されていると思うが、あくまでPTAを作るかどうかは自主性に任せたい。イベント毎に保護者が集まり協力し合うのか、様々な形態はあるが推移は見守っていく


【GIGAスクール端末の更新について】

Q.GIGA端末が来年8月にリース終了となる、次期端末の準備状況について

A.現在端末やシステムを検討中。一方で国は自治体で共同調達を進めるという話もある。中央区としてこれにしたいと単独で決められるのかどうかも含めて確認、検討しなくてはならない。現在学校関係者等で構成されたICT検討委員会で準備含めて検討してる。




区立学校における事故発生状況やいじめの状況については、毎年報告されますが、段々と件数は増えています。子ども達の心情の微妙な変化に如何に素早く気が付き寄り添う事が出来るか、学校側及び教育委員会側の体制が大切です。

5年ぶりに開催される中学校海外体験学習については、今年はサザランド市の受け入れが可能ということで、再開されて嬉しく思います。中央区の代表として様々な体験を通じて良い経験を積んで頂きたいと思います。

学校給食においていまだに黒板を向いて黙食をしている学校があると複数の方から聞いております。

あくまで食べることに集中するもぐもぐタイムであるとも説明を受けますが、素早く給食が終わり遊べるという利点もあるのでしょうが、楽しくみんなでご飯を食べるということこそ、食育にも繋がると思います。学校側、生徒側の選択にもよりますが、楽しく美味しくご飯を食べれる環境に戻れるように引き続きお願いして参ります。

また、アレルギーや宗教上の理由により、給食を食べられない(持参している)家庭に対する給食費相当の補助も決定しました。

こちらも複数の保護者の方からご相談を受けておりました。

一歩進んでとても安心しました。



何かご質問あればよろしくお願い致します。

【環境建設委員会】BRTの混雑改善、晴海地域の今後のまちづくりの方向性について

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は環境建設委員会、我が会派からは青木かの議員とアルールうた子議員が委員として出席しました。

主な資料はこちらです。

資料に関する質問があればお申しつけください。

特に議題で注目の質疑は以下の通りです。



【現状のBRTの混雑状況について】

Q.特に勝どき停留所にて朝は積み残しが発生中。このような状況を認識し、東京都にはどのように要望しているか?

A.BRTについては当初1日600人程度⇒5月には1日1800人利用という状況。特に朝の7時、8時台は非常に混雑していると認識している。

東京BRT株式会社も臨時便を出しているとの事であるが、今後増便も検討すると聞いている

区としても早期に増便、連節バスの導入を強く要請していく。




【特に晴海地域における今後のまちづくりの方向性について】

Q.今後の晴海の再開発の方向性について、現状で何か決まっていることはあるか

A.晴海については、今後住宅地だけというのは危険であると考えている。例えば多摩ニュータウンの悲劇とか。今後とよはる計画の改定が迫っており、住宅住宅の流れになってしまうと困るので総括的に東京都の4丁目、3丁目、2丁目の土地をどのように活用するか、東京都との間で総合的に検討している。

単一用途の住宅街ではなく様々な複合により常に老若男女が一緒に暮らせるような街を目指す。抜本的には地下鉄の導入もやらなければいけない。金を出すのを東京都はためらっているので、引きずり出しながら、区民の生活環境が守られると同時に住宅団地にはしないという方向性を維持できるか都と協議している。とよはる計画の改定があるので、そんなに先ではなくお示しする



【区長のシカゴ視察出張について】

Q.何を目的にどこを視察するのか

A.特に日本橋川高架橋撤去後のイメージとして、日本橋川水辺の歩行者ネットワーク、回遊性、周囲の賑わいという観点から、シカゴの特徴である川沿いの街づくりを視察する。

当初は川に背を向けていた、水質もよくなかった、それが近年様々な取組みにより改善された。川沿いのゾーニングをしながら特徴的な整備をしている。 シカゴリバーを中心に見に行く、外務省には届出している。

【企画総務委員会】中央区ふるさと応援寄付金の返礼品拡充など

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は企画総務委員会が開催され、今年度も委員として参加致します。

私からは資料3.4.5.7について

【中央区土地開発公社の解散について】

Q.そもそも中央区土地開発公社の設立経緯について、また、区の負担はあるのか?

A.バブル期の中土地の価格が上がる状況で、銀行から資金を借り入れて土地を先行取得することが全国的に盛んであったことから設立された。

区との関係性で言えば第三セクターとして1000万円資本金を支出している。銀行から資金を借り入れた上で区が土地を買い取る形とるため、買取は区の支出。その他事務的経費がかかっていたが平成五年以降は発生していない。

Q.そもそも30年事業が発生していない中で、何故今になっての解散判断なのか。30年間何をやってきたのか。

A.土地を先行取得する早く抑えるという役割があったが最近全国的にも減ってきた、最近では区が直接取得しているため、解散の判断となった。

Q.区が直接取得した方が得なのであれば、ますますこの組織のメリットが分からないが、どのようなメリットがあったのか。また、再開発は晴海地域も築地市場跡地もこれからも続く。組織の活用はなされないのか?

A.メリットとしてはスピード感を持って抑えることが出来た。借入しながら値上がりをカバー出来ていた。築地等の開発においても現在では用地転換や区が直接取得することの方が多い。

Q.(共産党奥村委員より)事務的経費の中身は?また、理事者に区の職員が含まれているのか?

A.現在では利子や法人税など。理事長が田中副区長であり、吉田副区長ほか各部長、経理課の職員で理事は構成されている

Q.報酬は貰っているのか?

A.理事者及び区の職員に報酬は発生しない



【ふるさと中央区応援寄付返礼品の拡充について】

Q.そもそも区はこれまで、ふるさと納税制度自体に反対であり、返礼品競争には乗らないという方針であった。しかしながら、直接的に他自治体との返礼品競争に参加している印象を受けるが、方針が変わったのか??

A.町の活気や賑わいを体験して貰い、魅力を発信していくためイベント体験型の返礼品を重視するというこれまでの方針は変わらない。今後も歌舞伎座の観劇券の拡充など更にきて貰う、楽しんで貰うという点を重視していく。

Q.全体として何件申請があり、何件承認されたのか?

A.18件申請があり1つ不認可となった。中央区観光協会による中央区ならではの推奨土産品の中から認定した。

Q.どのような基準で認定されるのか。今後も拡充するのか?

A.基本的には国の基準に適合していれば認定する。現時点でも更に申請は来ているので中央区の魅力を伝えるものが追加される。


【インシデント報告について】

Q.職員住宅における漏水事故および車両接触事故について

住宅上の老朽化や人的ミスが発生してしまうこと自体は仕方ない部分がある。組織として再発防止策まで報告すべきと考えるが2件における状況と今後の再発防止策について

A.昭和53年に建設sされ、15年から20年で旧排水溝のメンテナンスを行っているが、前回平成22年以降そろそろの時期で漏水が発生した。老朽化の期限ということもあり対応する。毎年簡易検査はやっているが、補修を行う。

車両事故については、交通安全講習会への参加をこれまで通り促すのは当然として、助手席同行者が免許所有者を同行させ声掛けを徹底する。また、その日の体調管理も含めて気を付けていく。



特にふるさと応援寄付金については新たな返礼品が複数加わりました!!

肉のたかさごさんのローストビーフや天安さんのうなぎの佃煮、または銀座テーラー社製のオーダースーツ1000万円分などは大きな話題にもなるかもしれません。

いずれにせよ中央区らしい返礼品が用意できると良いと思います。

それでは!

中央区議会会派「かがやき中央」に新たな仲間が増えました!令和6年度は6人体制でスタート

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日、令和6年度中央区議会臨時会が閉幕し、各種委員会等の人事が固まりました。

私は昨年度に引き続き、子ども子育て・高齢者対策特別委員会副委員長を拝命致しました。

引き続き子ども子育て・福祉の問題は中央区の大きな課題であり、解決すべき問題も山積みです。

一つ一つより良い区政にアップデート出来るように尽力したいと思います。

また、新年度より会派「かがやき中央」の構成が変更となります。

昨年度までは存在感の大きい中央区議会第二会派として、青木かの議員、小坂和輝議員、高橋まきこ議員、ほづみゆうき議員と共に区政のアップデートを目指して精力的に活動を続けておりました。

本年度からは新たに都民ファーストの会アルールうた子議員が加わり、6人体制となります。

かがやき中央は、それぞれが個性的なバックボーン得意な政策分野を持ちつつ、毎日区民の方々からのご相談の解決のため集まり議論や調査、理事者や議会との調整に走るという、チームとしても更に大きなまとまりと力を持って活動出来ていたと思います。

実はこれまで中央区議会の歴史の中でも、与党自民党等を除いて6人という規模で会派がまとまったケースは非常に稀でした。

やはり数は力となり得ますし、より区民の方々からのご要望を実現するために活動しやすくなったとも言えます。

しかしながら、先日の記憶に新しい晴海ふ頭公園の諸問題や、特に今年度は築地市場跡地の再開発臨海地下鉄新線、或いは今後の晴海エリアや日本橋エリア等の再開発など、東京都と緊密に連携しながら解決しなくてはいけない、つまりは中央区だけでは解決が難しい問題が多くなります。また、東京都が推進する子育て分野などの施策も、中央区が採用するためには東京都との連携も必要となります。オリンピックの時も非常に感じていましたが、中央区と東京都との連携はもっと発展させなくてはなりません。

その上でアルールうた子議員は、昨年度も母体である都民ファーストの会を通じて東京都の担当部局と調整に走るなど精力的に活動をされていた議員のお一人です。

より良い区政を実現するために、中央区議会かがやき中央と東京都との連携という観点からも非常に大きな変化をもたらして頂けると思います。

改めて、動いて頂いた皆様に感謝を申し上げますと共に、区民の皆様には政策実現という結果でお示しをする、というお約束をより確実に果たしたいと思います。

会派の役員構成と致しましては、

幹事長 高橋元気

副幹事長 青木かの

副幹事長 高橋まきこ

政調会長 小坂和輝

副政調会長 ほづみゆうき

副政調会長 アルールうた子



となります。

何かご相談やご要望等がございましたら、それぞれのメンバーにご相談頂くか、かがやき中央共通要望フォームにご連絡をお願い致します。

↑昨年作成した会派の紹介チラシもアップデートする予定です。こちらにそれぞれの得意分野等も記載しております。



なお、今回国政的には無所属系議員の会派に政党所属議員が合流する形となりましたが、

会派として特定政党や選挙における特定候補者に対する支持を表明するものではありません。

かがやき中央は会派内ルールとして会派規則を定めています。

かがやき中央会派規則

大枠、ほとんどの政策が一致しているからこそ会派として政策集団を形成している訳ですが、政党や様々なバックボーンの議員が集まっている事から、細かい主張が異なる可能性はやはりあります。

多種多様な構成を認めており、単一政党で構成されている訳ではないからです。

我が会派の結成目的としても中央区における政策実現を第一としているため、議会活動と政治活動(選挙活動)は切り分けています。

つまり、普段の政治活動はもちろん、選挙においては誰を応援しようが自由です。

会派全体として特定の政治スタンスを取るわけではない、という点をご理解頂ければ幸いです。



また、幹事長として1年間、中央区版アベンジャーズ的な強力なメンバーのまとめ役を仰せつかって来ましたが、やはりそれぞれが非常に優秀かつ素晴らしい議員の方々です。

その力をどのように結集してどのベクトルに向けて進むのが最も政策実現という結果に結びつくのかと私も非常に考えた1年でありました。

結果、とても前に進んだ事項も沢山あります。

しかしながらこれは我々が単独で成し遂げたものではなく、議会の他会派の皆様と協力して議会30人で前に進んだ1年間でした。

その歩みがなかなか皆様にスピーディーには見えなかったとしても、確実に前に進んでいます。種まきの1年であったと言えます。

本年度の1年は更に前に進めるように牽引していきたいと思います。




その上で改めて区民の皆様に申し上げたいのは、私の会派幹事長としての方針です。


私は目標の実現のためには、対決や対立或いはパフォーマンスではなく、対話を重視します。

もちろん我々は世間一般的には野党の集まりであるかとは思いますが、反与党!反区長!!のような政策実現には繋がらない無意味なことをするつもりはありません。

区民の皆様からそれぞれが付託を受けた立場であり仕事ですので、とにかくみんな仲良くというつもりはありませんし、言うべきことは言い、やるべきことは提案します。

しかしながら、どのように持っていくことがその政策実現の可能性が高いか、が私の判断基準になりました。

議会と区長(中央区)は地方自治法上対等な立場ではありますが、政策を具体化し、予算実行するのはあくまで行政ですので、議会与党や区長、理事者の方々に対して誠心誠意説明し、頭を下げてお願いすることもあると思います。または、積極的にまずは調査や議論をしてくださいと持ち掛けることもあります。

その上でこの1年間議会全体として非常に前向きに議論をして頂き、前向きに進んできました。今中央区議会は本当に素晴らしい状態にあると私は思っています。

もしかしたら、あいつは丸くなったとか、最近全然活動していない(あるいは寿司ばっかり握っている)と思われる方もいらっしゃるかもしれません。(否定できない部分はある)

ただ実は前4年間より遥かに各方面に奔走し、水面下で様々な調整や議論を持ちかけるなど身を粉にして活動しています。

これだけの素晴らしい議員がメンバーですので、幹事長としては自分が輝くよりも、メンバーが活動を通じて政策が実現するためにはどうすれば良いか輝かせるためにはどう動けばいいかということを第一に考えています。

自由に活動をして貰い、何かあれば私が謝りに行くことが仕事だと思っています。(最近は大体謝ってます)

いずれにせよ、これからの中央区議会やかがやき中央に是非期待して頂ければ幸いです。




中央区のため、中央区民のために頑張ります!!

あたらしい中央区を!