「デジタル行政」カテゴリーアーカイブ

【令和6年度予算】【企画費・総務費】全手続きの洗い出しとオンライン・キャッシュレス決済対応、防災体制整備、ペット同行避難の進捗について

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

連日予算特別委員会が開催され、令和6年度予算案の審議がなされています。

企画費・総務費の主なトピックスをお知らせします。

【広報、DX化】


【広報誌のリニューアルについて】

Q.今回の経緯について

A.広報誌のリニューアルについて、手に取って貰えるように伝わるように検討、区政世論調査では区の情報を受け取る手段として依然広報誌は40歳以上を中心に望まれている。特に区民の方の活動を紹介し、ご家族や知人にも読んでもらえるように地域活動への参加を目指していく。

【中央区HPの改善について】

Q.新着情報に出る時と出ない時があるが、その違いは?特に予算PRなどはすぐに乗せるべきでは?

A.各部署からHPやSNSの掲載依頼を貰い、広報課で確認の上で承認している。その際に新着に入れるかという項目チェック欄がある。

Q.外部専門人材の活用について

A.今回、広報業務を実務的に最前線でやってきた方を採用し、情報発信の課題を洗い出し、運用方法の見直しを行っていく

【住民情報システムの改修について】

Q.本予算の経緯について

A.閣議決定されたデジタルガバメント実行計画に基づき、現在各自治体でバラバラなシステムやサーバーを平準化し、無駄を省こうという動きがある。国で仕様書を作って各ベンダーが作る流れとなっており、期限が令和7年度末となる。例えば国が法改正をして申請書の形式が変わった場合など、国が標準仕様を作るので、今後手間や費用は削減出来る。また、標準化していく中で電子で申請可能なものには対応。

Q.全自治体が取り組むとなるとベンダー不足になる懸念もあるが、本区は大丈夫なのか?

A.結論から言うと現行システムのベンダーにお願いする方向なので、本区においては問題ないと考えている。一方で、人が不足することにより人的単価の上昇や回線費用が上がるのではという懸念もあり、国が言うほど費用は下がらない可能性はある。

【情報化基本方針の進捗について】

Q.現情報化基本方針は3か年計画の最終年、今後の見通しについて

A.現在改定作業中であり、3月中にお示しする。方針としては、キャッシュレス決済および電子申請の充実を重きに置く。「書かない窓口」から「行かない窓口」を目指し、区の全手続きの洗い出しを行い、可能なものは全てオンライン手続きに移行する。また、予約システム等電子で申請するものについても全て電子でオンラインキャッシュレスで支払えるように。



【防災】

【防災体制の整備について】

Q.能登半島地震を受け、現在23ある防災拠点でキャパは足りているのか?

A.現状、指針として人口の19.6%となる人数をカバー出来ている。今後備蓄の増強を検討しており、現在倉庫はいっぱいであるところ、毛布等かさばるものを更に増やすためには更なる場所の確保が必要。今後全ての区内施設を点検、調査する。

Q.区民の更なる主体的な活動支援について

A.防災訓練については令和5年度については前年度比約1.8倍の参加者となった。周知はより徹底していく。

Q.医薬品の確保は間に合っているか?

A.各拠点に3日分の医薬品は配備、不足するようであれば協定している薬剤師会や販売事業者からの運送により対応

Q.防災上の要となる本庁舎および災害医療拠点となる聖ルカ国際病院の非常電源について、何日間もつのか

A.中央区役所については、現在工事を行っており17時間→72時間に延長される。聖ルカ国際病院については先日話した限りでは、約11日分の医療電源を確保しており、優先すべき機器を選定、コンセント別に分けて運用をすると聞いている。また、病院と保健所間の道路と人の行き来、車の確保など対応も確認しているところ。

Q.災害時の支援協定を結んでいる5自治体について

A.災害時には常に状況は変わるので、予めではなく都度運送方法や配置など含めて連絡を取り合いながら必要な物資の確保を図る。

【マンション防災】

Q.本区のマンション防災の重視について

A.防災拠点の運営含めて全てのマンションにて防災自治組織が設立され、運用されるように進める

【ペット同行避難について】

Q.ペット同行避難の進捗状況について

A.各地の防災拠点運営委員会にペットも家族であり、出来る限りの対応を区から持っていき、最初は抵抗感もあったが令和5年4月現在においては23拠点中全拠点において保健所が調査に入り、ペット保護スペースを確保出来た。また11拠点においてマニュアルの整備を進めており、3拠点が整備済。避難用のケージ等も備蓄品として確保済。今後全拠点で実現出来るように進める

Q.大型犬の避難については?

A.ペットについては必ずケージに入れることを前提としているものの、ケージに入らない場合は築地川のわんわん広場にて受け入れる方向で調整中

Q.ペット同行避難の理解が進んだ点は望ましい。理想的には飼い主とペットが一緒に過ごせるペット同伴避難の実現について

A.区としても家族が一緒に過ごせる同伴避難は理想としているが、まずはペット同行避難の課題を解決してから、第一段階をしっかりしてから順次研究していく。

【政策・行政改革】行政評価手法の改善、議会オンライン中継、休日夜間議会開催、子ども議会と住民投票等の議会改革

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は行政改革、議会改革についてです。

行政改革・議会改革こそ、この4年間でなかなか進まなかった分野であり、次期こそは必ず進めたいと誓う分野であります。

まず、中央区の行政評価の改善は進めたいと思います。

行政評価とは、中央区の各施策が区民ニーズに的確に対応しているかなどを検証し、その結果を次年度予算に反映させるものです。

つまりは通信簿であり、決算特別委員会に前年度の行政評価結果が提出されます。

しかし、各施策のPDCAサイクルを回すという観点から考えれば足りない点があります。

区の行政評価シートにおいてはPLANDOまでは分かりやすく記載がされていますが、CHECKACTIONが甘いのが現状です。

つまり事業目標とそれに対する達成度を始め、事業が多角的な評価指標に基づき客観的に評価された上で、その事業を継続するのか、あるいは拡充、縮小、廃止するのか、といった次のアクションに関する評価・記載がされていないのです。

効率的かつ効果的な税金支出という観点からも、根本的に行政評価手法を改善する必要があります。


次に、これは議会でどうにか出来るものでは厳密にありませんが、副区長の担当領域の明確化、公募任用による交代は必要です。


続いて、議会改革については、

・議会基本条例の制定
・本会議・委員会のオンライン中継実施
・定期的な夜間・休日議会の開催
・子ども議会の開催

を目指します。

議会基本条例は、議会の理念や諸々の手続き等を定めた条例になりますが、中央区においては基本事項は規則によって定められています。

条例は議会が制定するものであり、規則は行政長が事務のため定めるものとなります。

議会において、変化する社会に併せて議決で変えられ、区民に公開される形でルールを定めること、私の懲罰の例もそうですが、慣習や口頭で決まったルールを排し、健全な議会運営の在り方を条例で定めることを目的とします。

本会議・委員会のオンライン中継はもはや言うまでもありません。

本会議のLIVE中継を実施しているのは、23区中17区、委員会においても13区が中継を実施しています。

まさに閉鎖的な状況を少しでも変えていく必要があります。

本会議の定期的な休日開催・夜間開催は台東区や練馬区などが検討しております。

これは永続的に休日に開催するというよりも、区民の方々が気軽に参加出来るように定期的に(3か月に1回など)休日にも開催して体験出来るようにとしている自治体が多いです。

ただ、共働きが多い中央区においても、平日の昼間に傍聴できる人は殆どいません。休日や平日夜間の開催も視野にいれるべきです。

また、サラリーマンなど本業がある方が夜間に議会に出られるという側面もあります。最終的には海外のように、夜間開催が主になっても良いのではないでしょうか。

このように、大人も子どもも気軽に区政に参加出来るように、との思いから子ども議会の開催もやりたいものです。

多くの自治体が、子どもや保護者の区政に対する理解や関心を深めるために、区内小学校から選出された子どもたちが区政に対する議論を行う、子ども議会を開催しています。

中では、子ども達が意見を発表するだけでなく、地域課題解決のために実地調査を行い、予算を付けた上で、その予算の使い道をプレゼンし、事業が実現するという、地域課題解決型子ども議会の開催まで行っている自治体もあります。

自治体の観光施策を子ども達の目線から考えるなど、シティズンシップ教育の一環としても非常に興味深い施策です。

中央区においても1000万円をかけて、或いは各小学校中学校予備選を行い、各学校生徒からの事業提案内容を、区民全員で住民投票する、という施策が実現出来たら面白いのではないでしょうか。

何れにせよ様々なやり方を持って議会改革を進めたいと思います。



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【政策・デジタル化】行政手続きの電子化100%目標、子育てに関する手続きの簡素化、住民通報システム・保護者間情報共有プラットフォームの整備など

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

民間IT企業のバックオフィス部門に勤務していた経験からも、

私の政策の一丁目一番地(死語)に掲げる行政サービスのデジタル化についてです。

これまでも最も多くの議会活動の時間を区政のデジタル化や子育て支援策に費やしてきましたが、

例えばTwitter中央区LINE公式アカウントの導入と活用、電子マネー決済の普及、子ども1人1台のタブレット端末の配布と活用(当初は3人に1台で充分と答弁されてきました)など、着実に進んできた部分もあります。

中央区は、平成14年度に中央区情報化基本方針を掲げ、電子区役所の構築を謳っています。そこから約20年が経ちましたが、なんとWi-Fiが通じたのが最近であり、議会には未だにWi-Fi環境が整備されていません。

出退勤の管理もこれまでハンコ押印であり、ここ数年でようやく電子化されたレベルです。

例えば前職でマイナンバー制度が導入された際は、半年間でベンダーの選定やシステムの要件定義、導入まで終わらせましたので、動きの遅さに驚愕しています。

つまり、どんなに壮大な計画を掲げても、やる人がいなければ進まないという典型例です。

一方で、吉報もあり、2022年4月より、元マイクロソフト社勤務の民間企業あがりの方デジタル化推進担当副参事に任用致しました。

そこからが早い。

行政事務のAI-OCR,RPAを急速に進め、本庁のネットワーク環境も整備、職員はクラウド上のデスクトップでテレワークも実施出来るようになり、データ管理のセキュリティも向上しました。

ここまで人が変われば変わるかと私も非常に今後に期待しています。

一方で、広報や各種行政手続きのデジタル化がなかなか進みません。これはシステム担当課だけでは進まず、現場の職員の課題意識と、デジタル化の申請が不可欠であるからです。

このような中央区の現状を踏まえ、以下の政策を提案します。

・各種行政手続きの電子化(電子申請対応率目標100%)

・子育てに関する手続きの簡素化・ポータルサイトの整備

これまでも、一時預かり病児病後児保育の申請、プレディや児童館への利用申請など、中央区の紙手続きの不便さを多くの方からご不満の声を伺ってきました。

特に申請回数が多い、子ども関連の手続きの電子化を含めて、対応出来る申請の電子化100%を目指し、担当課に提言致します。

また、子育てに関する手続きを簡素化すると共に一元化します。


LINE等を活用した住民通報システム(歩道の破損等)の整備

これも今迄ずっと言ってますが、私が対応している歩道の補修を始め、住民が行政側に簡単に通報が出来るシステムの整備を進めます。他自治体では既に導入がされています。

学校・保育施設等の保護者間情報共有プラットフォームの導入

簡単に言えば学校保育施設口コミが集められるような情報共有プラットフォームを作ります。これは先述の学校校則の公開も同時にが理想です。理想で言えば各学校のHPを結集出来ればと思います。


・まちづくり協議会のオンライン公開/築地市場跡地再開発など大規模計画策定段階におけるオンライン住民協議・投票の実施

こちらも先述しましたが、一部の方々だけでまちづくりの方向性を決めるのではなく、全住民で共創が出来るよう、住民と行政が主導するオンライン共創プラットフォームによる議論を促進します。

・子どもに関する事故・事件情報のデータベース化と検証・公開

こちらは学校に限らず、公園や保育施設も含めて、子どもに関する事故・事件情報のデータベース化一元管理公開を進めます。

データ分析に基づく検証と、再発防止策の策定、区民に公開することによる注意喚起の側面もあります。

例えばマンション転落事故防止など、頻発する重大事故を未然に防ぐため、区が主導して子どもの事故予防に取り組みます。


・中央区議会のオンライン中継実施
・子ども議会の開催(1000万円までの事業提案型)

他区では本会議だけでなく、委員会もオンライン上で中継しています。議会が開催される平日昼間に傍聴出来る区民は多くありません。

区政への関心を高め、風通しの良い議会とするためには必須です。議事録の早期公開と併せて、実現致します。


また、主権者教育の観点からも、区内の小学校・中学校の児童・生徒による子ども議会を開催し、実際に1000万円の予算を自由な発想で区に提案が出来る、事業提案型子ども議会を実現します。こちらも既に多くの自治体で採用がされており、子どもや保護者の方々の区政への関心を高め、透明性の高い区政を実現します。


・高齢者向けICT機器活用講座の開催
・高齢者向けタブレット端末・スマートフォン・フリーWifiの無料貸出し

誰も取り残さないデジタル化を進めるため、ご高齢の方も楽しくICT機器を活用が出来るよう、講座の開催やタブレット端末等の無料貸出しを進めます。




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【晴海まちづくり協議会】今後の晴海のコミュニティ・BRT本格運行は来年春・晴海客船ターミナル跡地開発について

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は晴海まちづくり協議会が開催されました!

もっと大々的に公開すべきであると前々から訴えていますが、それは最後に後述します。

議題は

①晴海コミュニティ構想検討会議の活動報告

②BRTプレ二次運行について

③晴海客船ターミナル跡地の開発について

になります。

参加者は東京都・中央区・晴海連合町会、晴海地区の市民団体等です。

コロナ禍の中で傍聴が制限されていましたので、私も久々に傍聴しましたが、やはり白熱していました!



①晴海コミュニティ構想検討会議について

晴海コミュニティ構想検討会議は、晴海フラッグ入居後の住民交流の在り方などの方向性を定めて、準備しておこうという趣旨の会議体です。

構成員のほとんどが晴海連合町会団体で構成されており、晴海FLAGの代表が1名参加していますが、どなたなのかは不明です。

この時点で、新住民を交えないで何を決めるんだと私も思っていましたが、参加者からも案の定痛烈に突っ込まれます。



Q.結局何をするのか?何一つ具体化されておらず2年半何をやってきたのか?この報告を受けても何も決まってない、しか伝わらない

A.晴海コミュニティ構想検討会議は、来年度以降のコミュニティの在り方について住民を交えて議論してきた。今回は活動報告であり、これからいくつかの方針を立てて如何ですか?をまちづくり協議会に対しても提案する予定

Q.2年半かかってまだ方針すら決まっていないのか。残り1年しかないが、それではその報告はいつまでに行われるのか?

A.区が方針を作るのではなく、住民で決めて貰うため時間がかかる。晴海の精神的なまとまりを継続的に作っていこうという枠組みになるので、1年以内にはお示し出来ると思う。



これは完全に同意です。2年半一体何をやってきたのか?

2枚目の議論のまとめを見ても、こんなざっくりとしたコミュニティの在り方なんて晴海に限らず、当然のことであり、1回の会議で決まるレベルのものです。

ゴールはどこであり、1年以内に何と何を決めなくてはいけない、というメニューすらない。それは住民に丸投げするのではなく、やるのであれば区が率先的にまとめるべきです。会議体の議論におけるハンドリングが完全に失敗しています。PJが失敗する初歩的な典型例です。

はっきり言ってしまえば、まず晴海フラッグの新住民が入らなければ実質的な議論は出来ません。その上で晴海地域のコミュニティ形成上最も根本的な議論となるのは、晴海フラッグを晴海連合町会の中に入れるのか?という点です。

この点を区や連合町会は、入れる前提で進めている

だから議論がおかしな方向になります。

地域参加型イベントとして、ねぶくろシネマやお祭りをみんなでやっていこう、なんて当然のことです。

最も決めるべきこととは、晴海のコミュニティの組織体系を決める事。今回1万2000人が新たに晴海5丁目に加わることから、そもそも連合町会という組織の立て付けをどうするのか?晴海フラッグを分ける、或いは晴海1,2丁目と3~5丁目を2分割するなど、そのあり方をまず議論して、晴海フラッグ入居後に住民代表と詰めなくてはいけない議論のメニューを準備すること

これが来年の3月までのゴールじゃないですか?

プロマネ誰だよ、と思う次第です。(私にやらせて欲しい)



②BRTのプレ二次運行について

続いてBRTプレ二次運行について、

本年4月1日からプレ二次運行がスタートします!

ルートが3つになり、

①幹線ルート(新橋⇔東京テレポート)

②晴海・豊洲ルート(新橋⇔豊洲市場)

③勝どきルート(新橋⇔勝どきBRT)

全て環状2号線ルートとなり、清澄通り、晴海通りを通る運行がなくなるため、これまで新橋⇔晴海BRTターミナルまで21分かかっていた運行時間が12分に短縮される、と想定されています。

また、新情報としては、来年3月までに順次バス停に屋根(上部)の設置も進められます。

料金は220円(子ども110円)

※60分以内にルートを乗り換えた場合、無料

⇒電子決済の処理として、例えば勝どきBRTなどで乗り換えた場合に運賃が無料となります。


Q.本格運行はいつになるのか?

A.来年のまちびらきまでには、来年春を予定しているが、2月になるか3月になるかなどは、フラッグの入居状況による需要を見た上で検討する。

Q.専用レーンは整備されるのか?

A.専用レーンを設けるためには、第一レーンにおける荷捌きトラックや物流をどのようになくせるかという点もあり、来年度現状調査を行う。どこが混雑しているのか、専用レーンというアプローチの他に、様々な方法を検討する

Q.連節バスは結局投入されるのか?

A.車両についてはまだ計画中、現状では東京都において水素バスの連節車輛が開発途中であるため、車輛運行の頻度を高めることにより輸送量の確保を図ることも検討している。

Q.結局FLAGが増えたら合計1万4000人の足が必要になる。このBRTだけで賄えるわけがない。その点東京都および区はどのように考えているのか?

A.BRTは元々区の事業であり、オリンピック開催に伴って東京都の事業になった。晴海地域の交通需要は理解している。BRTも都バスも重要。

東京都としては1時間あたり2000人を目標に輸送量を確保する。

Q.特に7時から9時の時間帯で1時間あたり2000人で十分な訳がない。このままでは大変なことになる。早急に輸送量の確保案をまとめて持ってこい。4か月以内に説明するように。また、新橋で止まるのではなく東京駅までの延伸という話はどうなったか?

A.区としても都に何度も言ってきたが、都バスの増便も併せて考えなくてはならない。東京駅への路線も検討路線に入っている。

Q.改めて本設ターミナルを敷設するとのことだが、晴海二丁目に建設中のバス停(ターミナル)は今後移設されるのか?

A.車庫機能については建物を建てるか検討したが高いため再度検討している。ターミナルの乗り換えやバスの停留スペースが必要になるので、2丁目に本設ターミナルは設置する予定であり、晴海二丁目バス停を併存するか、一本化するかは再度検討

Q.停車時間を含めた表定速度の目標と現状は?

A.BRTの目標は20km/時以上、現状は計測していないので今後調査でデータを集める。


BRTについての議論が最も白熱していましたが、連合町会長の言う通り、果たして晴海フラッグから通勤時間帯の輸送量は確保出来るのか、という点が肝心です。都バスや開発事業者ともしっかりと連携した上で、輸送量確保の道筋を示すべきです。

③晴海客船ターミナルの跡地開発について

長年愛された晴海客船ターミナルが老朽化に伴い解体され、簡易的な暫定ターミナルが建設されます。

もっとも、江東区の国際クルーズターミナルの第二バースが建設された後に解体されます。

暫定ターミナルは、区のまちづくり基本条例に基づいて地元民のために資する機能の敷設が義務付けられており、

今回、晴海ふ頭公園と連携して、親水公園駐車場駐輪場喫煙所客船ターミナル待合室の一般開放がされることになります。

また、シンボルでもあった風媒銀乱も残されることが明示されました。



Q.第二バースはいつ出来るのか?

A.現状では未定。

Q.未定?計画もないのに客船ターミナルを取り壊し、暫定ターミナルを作って、出来ないのかもしれないのか?

A.旧客船ターミナルは老朽化が進み、維持コストを考えると一回取り壊す必要があった。クルーズ船の需要などをみて今後検討される。東京国際クルーズターミナルはレインボーブリッジの外にあるため大型船が乗り入れ、晴海にはこれまで中型小型客船が年間30~40回来ていた。これまで同時に寄港する、という事例はあまりなかったが、今後の動向を見て決める。

Q.よく理解出来ないが、取り壊し後はどうなるのか?

A.緑地化する予定

以上、約2時間にわたって白熱した議論が繰り広げられました!

滝浪連合町会長を始め、各自治会の方々の都や区に対する主張は最もであり、素晴らしい指摘であったと思います。

何回も言っていますが、このようなまちづくり協議会こそ、オンライン配信含めて広く公開すべきです。

そうすれば、町会・自治会が如何に住民を背負って議論をしているかが分かり親近感も湧くと思いますし、議論を見て、いやここはこういうことを次に伝えて欲しい、と住民から意見を深めることも出来ます。

まちづくり協議会自体の公開性の向上と共に、やはり一部の方々だけでなく、全区民がまちづくり計画段階において、意見を伝えられるようにするべきです。

オンラインプラットフォーム上で全区民(或いは地域の方限定)が24時間議論、投票、アンケートを通じて区や都の職員と意思疎通が出来るようにするべきであり、まちづくりのDXを進めるべきです。

特に最初の晴海コミュニティ構想検討会議の議論こそ、晴海の住民がもっと参加出来るようにするべきでは?

会議体のメンバーだけにアンケートを取る、とう謎の閉鎖性に呆れました。それこそ晴海5丁目の住民全員にアンケートを取るべきです。

長くなりましたが、是非全員参加型のまちづくり、進めていきたいと思います。

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【企画総務員会】HPのリニューアル!子育てに関する電子申請手続き開始について

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

さて、昨日は企画総務委員会が開催されました。

私からはまず中央区基本計画2023の策定について

Q.中央区におけるパブリックコメントの位置づけについて、今回提出人数が19人との事であったが、やはり少ないと感じる。どのように周知し、改善点は?また、提出方法の割合は?

A.前回(2018)より提出人数は増えている。HPからが13名、メールが2名、窓口が3名、郵送が1名。今回はSNSを通じて広く募集したため、HPからの応募が多くなった。今後更なる周知拡大に力を入れる。



Q.中央区基本計画内のKPIについて、基本計画の進捗状況をKPIで追う事自体は良いが、事業を進めた上でKPI設定を修正する必要も出てくるのではないか、10年間KPIを変えないではなく柔軟な対応を行うべきでは?

A.基本計画の進捗状況を測るため、今回設定したKPIは原則変更せず、PJ遂行と共に新たな指標が出てきた場合は別で集計する、追加するなどの対応を検討する。

Q.都区財政調整の再調整状況について、中央区の財政における影響は?また増収分をどのように活かしていくか

A.これから各区の配分などが決定するが、現在のところ推定44億円程度上振れる見通し。来年度の施策への充当や基金積み立て、また基金取り崩しの中止などに充当する。

Q.今回マイナポータルにより、認可保育園への利用申込含めて27手続きがオンライン申請可能となるとのことだが、全体的に区において申請手続きは幾つあり、電子申請に対応が可能な手続きは幾つあり、結果今後いつまでに電子申請に対応するのか?

A.システム課で各課にヒアリングを行い、行政手続きの棚卸を実施、電子化可能な手続きをこれから洗い出す


【HPのリニューアルについて】

Q.今回の改定経緯と進め方について。委託事業者の名称と選定理由、また事業者とどのように打ち合わせを行ったか。区民に事前にβテストをお願いするという手法もある、区民の意見をどのように反映したのか。

A.プロポーザル形式で事業者を選定し、6社から応募があった。HPの作りこみや昨日、経費をプレゼンして貰った結果、港区のグローバルデザイン社に決定した。

9年ぶりの更新となり、デザインはスッキリとした。レスポンシブルデザインでスマホ、タブレットからの視聴に特化している。また、区民が使いやすいようにタグをカスタマイズ出来るようにした。求めている機能を事業者と打ち合わせ、区の中で若い職員が主体となり、HPの作り方のトレンドや寄せられた意見を総合的に取り入れた。



Q.今回、区民の方からHPのデザインについてSNSを中心としたアンケートを実施した。

フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: 利用環境。回答数: 14 件の回答。

フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: 公式ホームページの見やすさ。回答数: 14 件の回答。

フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: 知りたい情報の見つかりやすさ。回答数: 14 件の回答。

フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: ホームページ内の情報をどのように探しますか?(複数選択可)。回答数: 14 件の回答。

フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: ホームページで良く利用する情報、または充実してほしい情報はどのようなことですか?(複数選択可)。回答数: 14 件の回答。

アンケートによると8割以上の方はスマホで視聴されている。また、7割以上の方が見やすくなったと回答しています。

知りたい情報の見つけやすさについては、7割の方が見つけやすいと答えた一方、3割の方が見つけにくいとのご意見も。情報の検索方法は、タブを使う他、GoogleやYahooの検索画面から直接飛んでくる場合が多い。

良く見るページは、暮らしや手続き、子育て・教育が最も多かった。

一方で下記のような改善点に対する意見もあった。

①トップにいきなりお役立ちリンクは違和感がある。 区役所で対応するメニューの一覧を載せる方が良いのではないか。右上のメニューから表示されるページの方がトップページとして適切に思う。

②お役立ちリンクにある”For foreigner”という表現は非常に差別的。区の情報を伝える場所で日本人かそうでないかを区別する必要はない。

③スマホ表示でトップページのタブに、なぜか子育て、高齢者、イベントのリンクが隠れてしまっているタブのメニューは、慣れていない人も探しやすくわかりやすい位置に大きく表示してほしい。

④トップページはまずはメインメニューが表示されるべき。ローテーションバナーではなく、別にした方が良い。

⑤中央区を知る、は評判がいい

⑥言語設定のタブ、閲覧支援SUPPORTでは、言語設定のボタンであるという意味が伝わりにくいため、LANGUAGEに変えた方がいい

本件のようなアンケートは是非区が主体となってやって欲しいが、具体的に改善点を伝えたい場合はどこに連絡すればよいか?

A.広報課に電話を頂くか、区長の手紙という方法もある。直ちに改善出来るものは別として大きく作り変える場合は、今後の検討材料とさせて頂くこともある。



Q.最後に全般的に、中央区はLINEやTwitterなど、情報配信のシステム整備は整ってきたが、区民が情報を受け取ってからの手続き、申請までが完了出来て始めて双方向的な姿となる。

例えばLINEでイベント情報が送られるのであれば、LINEからそのイベントに参加申込が出来るとか、保育施設などの予約が出来るとか、スマホ一つで来庁する必要なく完了出来るべきである。区の見解は?

A.何度も回答しているが、区はSNSはあくまでHPの補完的なツールとして考えている。便利という声もあるかもしれないが、SNSに個人情報を入力するとなると個人情報の問題もあるため、今はHPに飛んでもらうことを考えている。

⇒まずは便利である、という点が大切である。個人情報については、そもそもSNSが個人情報を収集するのではなく、セキュリティが確保されたフォームに飛ばせば良いし、数多くの自治体がLINE等SNSからの申請申込を導入しているが、情報漏洩事件は発生していない。区の方針は変えた方がいい。今の時代はSNSの双方向性を有効に活用する、という意識を持つべきである。


本日は以上です!!!

中央区公式HPがリニューアル!使ってみて感想をお寄せください!

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

さて、予定されていた中央区公式HPのリニューアルが本日実施されました!!

https://www.city.chuo.lg.jp/

PCとスマホ両方からのレスポンシブデザインとなっておりますので、両方を確認してみて頂ければと思います!

ぱっと見はスッキリしましたね!!

今回は開発は事業者に委託していますが、区民の皆様のご意見を一般的に募集することなく進められている点は、これまでも指摘してきました(クローズドテストを募集するなど、やり方はありました)

まず、区民の皆様から使い心地をお聞かせ願えればと思います。

その上で、来週に開催される企画総務委員会に委員として出席しますので、感想要望改善点を提言したいと思います!

つきましては、下記の区民アンケート調査にご協力をお願い致します



▶【区民アンケート】中央区公式HPのリニューアルについて



(本来は行政がアンケート調査を積極的にやるべきなのですが)

テクノロジーやオンラインも活用して、区民と共同でまちを創り上げる姿こそが、私の理想とする姿であるという点は繰り返し話してきました。

是非ご意見をお寄せください!!

また、こちらのアンケートもまだ募集しています!(そろそろ締め切ります)是非ご意見をお願いします!

▶中央区民アンケート~あなたがもし20億円を使えるとしたら~(政策要望)

それでは!!

【学童】中央区令和5年度学童クラブの利用申込が開始!今年度からベネッセ学童クラブ月島が追加

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

さて、12/1から令和5年度学童クラブの利用申込が開始されました。

申込期間は令和4年12月1日~令和5年1月11日となります。

所定の利用申請書に勤務証明書等を添付し、児童館に直接持参する必要があります。

なお、今年度からベネッセ学童クラブ月島が開設されます。

▶ベネッセ学童クラブ月島HP

https://gakudou.benesse-style-care.co.jp/facilities/area_tokyo/chuo/g-tsukishima/

保育料が月36,000円、区の補助金が入ってこの金額ですので、他の民間学童よりは割安です。

オンライン説明会も開催されているようですので、HPをご覧ください。

もちろん、このままでは現状の学童クラブの待機児童問題は解消しそうもありません。私の一般質問においても、区は保育施設の待機児童問題よりも遥かに楽観視しています。故に、民間学童クラブも年に1施設ずつしか誘致を予定していません。

(詳細は今ブログにてまとめていますが、こちらより一般質問の様子はご覧頂けます。)

また、問題点は申請方法にもあります。いつまで紙の申請書を持参する必要があるのでしょうか?

なお、保育施設入所申込については、来年からマイナポータルのぴったりサービスを活用して電子申請が可能となる予定です。(来年3月予定)

え、来年4月入所に間に合わないじゃないか、と私も思うのですが、この点は改めて正式リリースがあった後にご連絡します。

一方で学童クラブの電子申請については、何ら進展がありません

電子区役所を目指すのであれば、利用頻度が高い、或いは申込数が多い申請手続きこそ電子申請を整備すべきです。

この点は、私も引き続き要望します。

それでは!

23区議会のICT対応、オンライン中継対応状況、休日議会開催など

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

決算特別委員会の真っ只中です。

資料要求した資料の中で、23区議会のICT化やオンライン対応状況の調査資料が提出されました。

まずはタブレット導入状況。

中央区議会は電子機器持ち込みが不可でありWiFiも通っていない原始的議会です。

資料や通知は全て紙、紙、FAX。23区の中で対応していない議会も残り4区となりました。早急な対応が必要です。

続いて各区の本会議、委員会のオンライン中継状況。

録画放送だけでなく、本会議の生中継を実施している議会も多い、また、特に集中的な審議を行う決算委員会、予算委員会のLIVE中継を実施している議会も多いです。

対して中央区は本会議一般質問の録画放送のみ、情報公開の姿勢に大きな課題があります。

本会議の土日夜間開催については、台東区や練馬区が一部検討をしています。

傍聴者数も少ないですが、そもそもやはり平日昼は気軽に参加出来ません。

オンライン中継の充実や土日夜間開催も検討しつつ、議会のICT化を進め、壇上で資料を投影しプレゼンしやすくするなど、さまざまな改革が必要です。

まずは現状を知って頂ければと思います。

それでは!

【区民文教】町会・自治会のデジタル化支援について

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

町会・自治会のデジタル化支援については、私も予算特別委員会の場などで要望してきました。

もっとも、例えばタブレット端末費用HP開設費用、サーバー代などの費用面に対する支援をイメージしていましたが、今回中央区としてデジタル化支援の取り組みが発表されました。

まずはSNSアカウントの開設方法の講習会技術的支援を実施します。

町会自治会毎にリテラシーの差は顕著にあります。まずは、とりあえずSNSアカウントを作ってみようという段階ですね・・・

その上で、区のHPリニューアルとあわせて、各団体SNSと連携を開始するようです。

確かに、LINE公式アカウントなど他のアカウントと連携させて、地域の情報が手に入るようになれば町会・自治会の加入にも繋がりそうです。

ただまぁ、富永委員からも指摘がありましたが、SNSは継続的に更新しなければ意味がありません

逆に発信がなく、死んでいる状態だと印象はむしろ悪くなります(政治家も同じ)

Twitterなども基本は毎日更新ですよね。

結局は中の人次第であり、運用をどう回すかが重要です。

その点についても、まずはこれはファーストステップであり、運用面の支援についても、今後良い事例などを共有するなどして対応していくとの答弁がありました。

とりあえずは第一歩なのだろうか・・・

というか、そもそも中央区が講習会を開けるほど積極的にSNSを活用しているとは思えませんが(辛口)

インフルエンサーなどに依頼して、もっとガチな講習してもいいかもですね、段階的にですけど。

それでは!!

行政サービスのデジタル化を進める!本日は勝どきザ・タワー前から!

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

月曜日の朝は勝どき駅近く。勝どきザ・タワー前にて!!

子どもたちから、チラシを催促されてお渡しするなど、相変わらず子ども人気が高いようです。

今朝は行政サービスのデジタル化についてお話しました。

中央区においてもLINE公式アカウント等を開設し情報発信においては改善してきました、ただやはり申請書類の電子化やオンライン予約などの行政サービス部分はまだまだ改善しなくてはなりません。

この手続きが面倒!などご意見を頂ければと思います。

それでは!!