【一般質問】中央区の未来~中央区長は国や都をリードして、子どものために責任を持ち決断すべき立場である~

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

令和4年2月22日に、任期中最後であり、中央区議会議員で最多タイとなる本会議一般質問に登壇致しました。

これまでの一般質問の内容はこちらから

前回の一般質問はこちら

今回は同じ会派の高橋まきこ議員と二人での登壇となりましたので、質問時間も10分~15分で内容を詰め込みました!

主に中央区政、教育行政の今後の方向性について、山本区長、教育長に考えを問いました。

▶質問原稿全文はこちらから


※2月27日現在においてまだインターネット録画中継が公開されてませんが、後程追記します。



■中央区政の今後について

令和5年に入り、これまで新型コロナウィルス感染症に苦しめられてきた世の中もようやく明るい兆しが見えてきました。5月には新型コロナウィルスの感染症法上の位置付けを季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げることが発表され、本区においても段階的にこれまでの日常が戻ってくることが期待されています。

そのような中で令和5年2月7日に発表されました令和5年度中央区一般会計予算案においては、「新たなステージへ!」と銘打ち、「区立学校給食費・保育所等副食費の無償化」を始め、子育て支援など本区が抱える多くの問題点を解決に導くための施策が打ち出されました。

23区の中でも中央区は人口増加率合計特殊出生率生産年齢人口比率などにおいてトップを走る区であり、大きなポテンシャルを持つ区であります。そのポテンシャルを最大限に活かし、素晴らしい街へと発展させるため、本区のこれからの方向性について順次質問致します。

Q1.子ども関連予算倍増など、予算編成の今後の方向性

5年間の人口増加率が19.8%、合計特殊出生率1.37、生産年齢人口比率71.4%など東京都、国をリードする本区においても、人口増加を背景に増え続ける区民税などの財源を有効に使い、国や東京都の動向や施策を待つのではなく、独自に18歳以下の区民に月額5000円給付(東京都の予算を併せて月額1万円の給付)、第一子からの保育料完全無償化など、子育て施策について具体的に独自で予算化をした上で施策を進めていくべきだと考えますが、本区の考えは?

また、例に挙げたような施策実現のためにも、子ども関連予算を更に毎年増やし続け、子ども関連予算の倍増を目指していくべきと考えますが、令和5年度以降の予算配分の方向性について


A1.全国的に少子化が進行する中、本区においては月島地域を中心に再開発等による人口増加が見込まれているため、小中学校や保育所等の整備をはじめ、多様な子育てニーズに対応する必要があるための財源確保が大きな課題。区としては、国や東京都の動向を注視しつつ、真に必要な子育て支援策を精査する。また、予算配分の方向性について区の施策は、世代に関わらず、全ての区民が安心して暮らすために長期的な視点で限られた財源を有効かつ効果的に配分するべきであり、特定の分野について先に金額を設定し予算配分する考えはない



Q2.家賃助成制度の導入について

本区は共同住宅居住率においても94.2%で23区トップ。更に住宅家賃の水準も高く、物価高騰等により生活の影響を受ける区民にとっては家賃の家計に対する圧迫は大きいと思われます。

例えば千代田区では新婚夫婦や子育て世帯を対象とし、世帯人数に応じて家賃代を補助する「次世代育成住宅助成」、要介護の高齢者がいる世帯を対象とした「高齢者等安心居住支援家賃助成制度」があります。23区の中でも現在8区が家賃助成制度を整備しています。 そこでお伺いします。本区においても、子育て世帯や高齢者世帯等を対象とした民間賃貸住宅家賃助成制度を整備すべきと考えるが区の考えは?

A2.民間賃貸住宅への家賃補助については、公平性の確保や一定期間にわたる継続的な実施が必要となり慎重に検討。そのため区立住宅にひとり親世帯や高齢者世帯の住宅を確保することや、高齢者に必要な設備やサービスを備えた賃貸住宅に対して補助を実施している。限られた財源の中では家賃助成制度の導入は困難である。



Q3.個人住民税の減税について

人口増加を背景に増え続ける本区の税収を等しく区民に再分配するために有効であるのは、個人住民税等の減税であるとも考えられます。また、経済効果としては減税の結果税収が減るだけではなく、更なる人口増加の呼び水あるいは経済活性化の結果、将来的に税収は横ばいまたは伸びる可能性もあります。 例えば本区において個人住民税における本区の均等割分、あるいは所得割分税率を下げるという選択肢があるか


A3.個人住民税は「地域社会の会費」的な性格を持つものとして、国民・地方団体間における住民負担の均衡化適正化を図るため、通常よるべき標準税率を定めており、本区においても同じ税率を採用している。税率の引き下げについては、区財政に与える総合的な効果が不透明であり、区民に広く負担を分任しているという税目としての性格上、政策手法として用いることは適切でなく、現在のところ実施する予定はない。



Q4.多くの住民参加型のまちづくりについて

築地市場跡地の再開発、あるいは晴海四丁目など残る再開発計画の策定時においては、住民ニーズに沿った施設の誘致を検討して欲しいと多くの区民から要望があります。例えば保育施設学童クラブ、或いは大規模商業施設や、浜町スポーツセンターに匹敵するスポーツ施設などの誘致要望が多い状況ですが、今後の再開発計画策定時の施設誘致の考えは?

また、再開発計画の策定段階において、より多くの住民の意思を反映していく必要があると考えます。鎌倉市では、市民と行政がオンライン上で意見交換・住民投票が出来る市民参加型オンライン共創プラットフォームを導入しています。本区においても既存のまちづくり協議会と並行して、時間・場所に捉われずに多くの区民の意見を具体的に計画に反映させる取り組みを進めるべきでないか?

A4.再開発計画は、事業者および土地・建物所有者が策定するものであり、区有地でない限り施設誘致の方向性を決定する権限は区にはない。区では事業者に対してまちづくり基本条例に基づく開発計画への反映事項を事前に明示した上で計画指導を行っている。指針を定める際には地域の代表者を構成員とするまちづくり協議会などに諮っている。また、具体的な計画が概ね定まった際には地域の代表者と協議を行い、周辺の住民や企業に対して計画説明を行っている。このように、様々な機会に意見を伝える場を設けていることから、オンラインによる直接の意見聴取は考えていない



Q5.マンションベランダ転落防止等子どもの事故予防について

特に高層住宅の多い本区においては、近年多発するマンションベランダからの転落防止など、子どもの事故予防に関する周知や対策が不可欠です。国からは転落事故については、ベランダや窓の近くに子どもがよじ登れる物や家具を置かないことや、子どもの手が届かないところに補助錠を付けるなどにより防げる場合がある旨、周知されています。また、国は転落防止のために必要な手すりの改修に対する支援なども行っています。

本区においてはまず区民に対しては、どのように注意喚起しているか。また、施工会社に向けては建築基準法上の施工基準でもある手すりの高さ1.1m以上をクリアしているか、或いは手すりの改修が必要な場合に国の助成制度を活用出来るという点等、事故予防に向けた取り組みをどのように注意喚起しているか

A5.家庭における事故予防については区HPへの掲載ちゅうおう安全安心メールによる周知に加え、各種健康診査やイベント等の機会で啓発している。管理組合に対しては、管理情報誌などを通じ注意喚起を行っており、ベランダからの子どもの事故防止についても具体的な対策を記載している。手すりの高さについては申請手続きや検査の際に確認している。



Q6.東京湾大華火祭・大江戸まつり盆おどり大会・雪まつりの毎年開催について

昨年いよいよ開催され大反響であった大江戸まつり盆おどり大会、本年4年ぶりに開催されました中央区雪まつり、そして再開が心待ちにされております東京湾大華火祭、中央区を象徴するこれらのイベントが夏から冬まで年間を通して日本橋地域、京橋地域、月島地域と区内全域で開催されることは、区民のアイデンティティであり、中央区愛にも繋がる本当に素晴らしい伝統であると思います。コロナ禍を抜けた先の新たなステージの象徴として区民の希望とするため、これらのイベントの毎年開催を改めて区民の一人として要望するが如何か?

A6.3年ぶりとなった大江戸まつり盆おどり大会、4年ぶりの雪まつりには多くの方がご来場頂けた。改めてイベントを通じた住民相互の交流が大変重要と認識した。現在隔年で開催している雪まつりについては、毎年開催を望む声が区にも届いているが、ご協力頂く方々の負担等もあることから地域と協議する。東京湾大華火祭については、費用面での課題があるが再開を目指して検討を進める。



Q7.ICT教育の成果・課題と今後の方向性

文部科学省が示すGIGAスクール構想の実現に向けて、令和3年4月より区立小中学校の全生徒・児童にタブレット端末が支給され、多様な子ども達を誰一人取り残さない個別最適化された学びおよび主体的・対話的で深い学びの実現に向けて2年間活用されてきたと思います。 2年間を総括し、これまでの取り組みと成果・課題について。

また、ただICT機器を活用出来るようにすることがゴールではなく、「自分」の力で学び、理解し、さらに考える力を育むためにSTEAM教育にこれまで以上に取り組むべきである。ひとりひとりが情報を収集し、分析し、課題を把握し、課題解決のために何かを創るという実践的な教育時間の確保が課題となる。学習eポータルの整備が進むと共に、オンラインで誰でも自由に海外の授業を受けられるなど、教育の在り方自体が今後変わっていくと予想される中、今後におけるICT機器等を活用した教育の方向性・考え方は?

A7.令和3年度のタブレット端末導入により、授業における効率的な意見交換や意見集約などの協同的な学びが進んだほか、学校・家庭を問わずAIドリルソフトなどで自らのペースで学習を進められるようになった。また、お便りの配信やアンケートなども実施した。今後は、導入する学習eポータルの整備を始めとしたICT環境の再構築を行うと共に、子ども達が自律的にタブレット端末を管理・活用するデジタルシチズンシップ教育を推進していく。



Q8.学用品等を含めた教育費の無償化・リュック等による通学の自由周知について

国や都の子育て支援の流れ、そして本区においても区立学校の給食費無償化が進んでいるが、教育課程にこそお金がかかります。憲法26条に掲げられた教育の無償の精神からは、義務教育課程における授業料や教科書等だけでなく、教育課程全般に必要な家庭への負担を出来る限り軽減するべきと考えます。

例えば学校の指定品ランドセル標準服など学校が指定するものについては無償とする、あるいは補償をすべきであり、費用を家庭負担とするのであれば、少なくとも学校側が指定するべきではなく原則家庭にて自由に選べるとするべきであると考えます。 これらの点について本区における教育課程に必要な学校指定品を含めた教育無償化見解について。

また、ランドセルにおいては近年そもそも指定品としないと考える自治体、学校も増えている。江東区においては学校がランドセル(学用カバン)を指定するものではなく、登校する際にはリュック等自由に選択が出来るという趣旨の通知を入学前のご家庭に出した。そもそもランドセルは値段が比較的高額で、重量も重く、タブレット端末など教科書以外にも持ち運ぶ必要が出てきた小学生にとっては、少しでも軽いリュックでの通学を望む家庭も多く、重すぎるランドセルは子どもの身体の発達に影響を及ぼす可能性もある。また、一人だけリュックで登校すると浮いてしまうと考える子どもも多く、しっかりとした周知が必要。

中央区においても、入学前のご家庭に対して、区立小学校ではランドセルによる通学を指定するものではなく、リュック等による通学は自由である旨を周知すべきと考えますが、本区の見解は?

併せて、子ども達の登下校時の負担軽減のため、学校に教科書等を置いていくいわゆる「置き勉」も自由に認められるべきであると考えます。区内小学校において置き勉は自由に認められているか、認められているのであれば気軽に対応が出来るようしっかりと周知がされているのか、教えてください。

A8.学用品等個人に還元される経費については原則として受益者負担(家庭負担)と認識している。区立学校では新入学児童の保護者に向けた案内において、ランドセルや標準服を推奨しているが、個別の要望にも対応しているので学校に相談して欲しい。学用品等を含む更なる無償化については、今後の国や都の動向を踏まえながら検討する必要があると考えている。


Q9.中央区外国人学校生徒等の外国人保護者に対する補助制度について

本制度は中央区に住民登録をし、小・中学校に相当する教育を行う朝鮮、韓国または中国人学校に在籍する児童・生徒の外国人保護者の方を対象に、生徒・児童一人につき月額8000円が支給される制度です。支給額は違えど、23区全てにおいて同様の制度が整備されています。義務教育において授業料負担がない日本人と比較し、授業料がかかる外国人学校に通う家庭への負担軽減という趣旨自体は理解するところです。しかしながら国籍による差別をするものではないという考えを前提にしながらも、制度対象国においては日本人学校生徒等に対する補助が必ずしも制度化されている訳ではないという点や、対象国以外の他のインターナショナルスクールに通う家庭との公平性を欠いているのではないかと疑問も生まれます。 そこでお伺いします。本区における本制度の制定経緯と直近における本制度の対象者数、そして予算上の支給実績は?

Q9.本制度は昭和57年第一回区議会定例会における「中央区在住の朝鮮人子弟の民族教育を助成するための教育特別助成金給付に関する請願」の採択を受け、昭和60年度より、学校法人東京朝鮮学園東京韓国学園及び東京中華学校に在学している児童・生徒の保護者に対して一人あたり月額8000円の補助金を交付している。令和4年度上半期の実績は交付対象となる保護者が33人で児童・生徒は37人、総額177万6000円の交付額となります。



以上が第一回質問の要旨です。

時間がなく、再質問が出来ませんでしたが、

まず、子育て関連施策や学用品含めた教育の無償化についても、これまでも何度も答弁されるのが、「国や東京都の動向を踏まえる」、という点。

中央区は出生率等を含めて東京23区トップであり、東京都そして国をリードして進めていくべき立場、ポテンシャルがあります。

令和5年度予算案を見ても財政状況は比較的余裕があり、税収だけで前年度から60億円ほど伸びています。

例えば60億円あれば、18歳以下の区民全員に毎月2万円支給すら出来ます。

区のトップである区長が本気になれば、明石市のように子どもにしっかりとお金をかけ、結果人口や税収が増加し、全世代に還元が出来る好循環都市が実現出来るのです。

中央区はそれだけ恵まれている。

あとはトップの責任と覚悟次第であるのに、非常に歯がゆい思いをしています。

家賃助成制度も千代田区の決算書を見れば2億円で導入出来ますよ。

個人住民税の減税1億円~2億円程度で実現出来ます。

一方で、団体関係者しか使わない銀座ブロッサムの運営毎年3億円赤字を垂れ流しています。

どこにお金をかけていくか、その決断をしていくのは区のトップである区長の権限です。

国や都の動向を見守る前に区が率先してチャレンジすれば良いだけではないでしょうか。

結果的に失敗したら、頭を下げればいい。

また、区長は有権者によって選ばれる立場です。

失敗したら首を切るか判断するのは有権者です。

失敗する前に行政が恐れて何もやらない。本当の意味で区民のために働けますか。

失敗を恐れずチャレンジしなさいと子供たちに教えておきながら、模範を見せるべき最たる大人の区長が失敗を恐れてチャレンジしなければ、会わせる顔などありません。

国や都の動きを見守っている間に、子ども達は成長して大きくなります。

今、区長が、その責任と覚悟を持って、率先して行動すればいいだけです。

その区長は残念ながら、町会や自民党関係者等一部の関係者・支援者の力で再選を目指しています。

これから更に新住民が増えていく中央区において、未だに古い政治に左右されている。

この状況を何とかしたいと4年間足掻いてきました。

まちづくりにおいても、地域の代表者だけで構成される会議体だけで決めるのではなく、オンライン等を活用して全住民が参加出来るまちづくりを行うべきです。



これらの悔しい思い等を踏まえた上で、

4月の選挙の選挙公約(中央区マニフェスト2023)を近日中に発表します。

全ては区民の方々のために、次の4年間を懸けて戦いたいと思っています。

【補正予算】出産・子育て応援ギフト5万円、誰一人取り残さない伴走型相談支援を

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は区の補正予算案の審議に委員として出席致しました。

https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/setumeisiryou.pdf

まず一般会計補正予算額について、

当初予算額に97億5334万9千円が追加され、令和4年度合計予算額は1458億7857万7千円となりました。

特筆すべきは税収の伸びです。

特別区税20億円の上振れ、納税義務者の人数は1%下振れたものの、一人当たりの単価が大きく増えました。主にコロナ禍を脱した法人の事業好調、株配当などが好調によるものであると分析されています。

次に地方消費税交付金11億2400万円の上振れ、こちらは人口増加に伴うもので、国の地方消費税交付金の分担割合国勢調査に基づく人口により算定されるところ、令和4年度分からは令和2年の国勢調査の結果が反映され、結果これまで算定されていた区内人口数が141,000人⇒169,000人となったため、約4億円前後配分が増加し、加えて国全体の消費見込みの増加が押し上げたものです。

更に特別区交付金30億円の上振れ、こちらは東京都からの都区財政調整交付金割合が主に市町村民税の法人分が事業所得の増加により増えた結果、本区が受ける割合も増加すると試算がされます。

国庫支出金等は物価高騰に伴う都市整備補助金の増加等に伴うものであり、今回の補正予算によると純粋に税収だけで約60億円上振れました。

年度末ということもあり、その上振れの多くは一旦基金に積み立てを行い、今後の施策に活かしていきます。



私は、この潤沢な財政状況を、しっかりと子ども(子育て世帯)に対して投資をしていくべきだと思います。結果、更なる人口増加等の好循環を生み、全世代に還元出来る状況を創出します。



次に歳出について、

出産子育て応援事業5億3682万3千円バースデーサポート事業4317万1千円が追加されます。

こちらの事業は国の事業として各自治体に降りてきたものであり、原則国の補助金で実施します。

つまり中央区が特に頑張った訳ではなく、全国どの自治体でも始まります。

中央区の持ち出しは国および東京都の補助金、支出金の上限を超える962万1000円となります。

さて、本事業は妊娠届時出産届時5万円分のギフトカタログを贈呈するほか、妊娠時から子育て時までに伴走型相談支援を強化し、産後うつ対応を始めとする子育て中の方々の支援を図るものです。

私や他の委員からは下記のような質疑、要望を行いました。


Q.出産・子育て応援事業はどのように運用を行っていくのか、面談はどこでやるのか、また対象者にはどのように周知を行うか

A.令和4年度の対象者(令和5年4月1日以前に住民票を持つ方)についいては、個別に通知する。また、令和5年度以降の対象者については区のお知らせ、HP、母子バッグにチラシを入れる、子育てガイドブックに記載するなどで周知を図る。

原則、妊娠届出時、妊娠八か月頃、出産届出時、新生児訪問時の機会を捉えて面談を実施する。面談は保健所、保健センターなどで行うがどうしてもお越し頂くのは難しい場合は個別対応も実施する。



Q.特に新生児を抱える保護者の方は、手が離せない、わざわざ保健所等に行くのが難しいという方もいる。一方で国のHPには随時の子育てイベント等の情報発信、SNS、アプリを活用したオンライン面談の実施、プッシュ型の情報発信継続的な随時相談や子育てサークル等の案内が推奨されている。これらの取り組みは実施するのか?

A. 原則予約制を導入しての面談となる。オンライン面談も既に希望によっては実施しているが、対面の方が得られる情報が多いことから、原則は対面での面談を重視している。面談時にそれらの案内は実施する。



Q.継続的な伴走型支援事業という観点からは、ここに来てください、だけではなく、他自治体でやっているおむつ無料宅配相談見守りのように、区が訪問して状況を確認する必要があるのではないか。

A.保健所、保健センターによってケースによっては訪問をするケースもある。



Q.本当に困っている方は相談する余裕がないかもしれない。今回国の補助金では民間への委託も認められているため、全数面接をするためには訪問型での実施も検討すべきである。区の面談実施率は?

A.現状では65%程度である

Q.バースデーサポートも含めて、経済的支援は非常に助かる。今回2歳を迎える子どもがいる家庭を対象にした理由は?

A.区は乳幼児健診、3,4か月検診、1歳6か月検診、3歳児検診を実施しているところ、ちょうど2歳頃が抜け落ちているため。




⇒いずれにせよ、本当に誰も取り残さない伴走型相談支援を実現するためには、いつでも相談して欲しいとしっかりとプッシュ型で案内をするほか、オンラインでの面談を可能とする、または区が積極的に訪問する、呼び掛けていくべきである。国の補助金を活用した経済支援を含めてきめの細かい支援を。


本補正予算案は賛成多数により可決されましたので、令和5年4月1日から本制度は始まります。

なお、令和4年度中に既に妊娠、出産をされた方も合計で10万円のギフトカタログを受け取れます(区外転出前に妊娠、出産された方も対象)ので、ご不明点がございましたらお申しつけください。

それでは!!

【環境建設委員会】鉄道駅におけるエレベーター設置状況・リサイクルハウスかざぐるま明石町の移転など

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

先日開催されました環境建設委員会の内容をお知らせします。

(写真なので分かりづらくてすみません、スキャナー買います。)

現状でバリアフリー経路においてエレベーターが整備されていないのは、区内では八丁堀駅と銀座一丁目駅のみ、ホームドアの整備も含めてこれから整備が予定されています。

ただ、整備されたと言っても、遠回りになったり、乗り継がなきゃ行けない場合は、どちらのホームからも利用が出来るその利便性の向上も不可欠です。

さて、リサイクルハウスかざぐるまについては、明石町から八丁堀へ移転することにより、月島地域から遠くなってしまうことへの懸念が寄せられていました。

今回、移転に伴い新たに不用品交換・販売大手のジモティーとの提携が発表され、それならば移転してもWEBによる受付や登録・出品ややり取りが出来れば前進になると思いましたが、確認すると

Q.ジモティーとの提携メリットについて

A.リサイクルハウスかざぐるまでもジモティーでも、利用者は30-40代の子育て世代が半分ほどを占める。ジモティーのWEBサイトを無償で使えるため運用コストが下げられる

今回、八丁堀に移転するとスペースが手狭になるため、利便性を維持するにはWEB活用が必要であり、検討したところジモティーは既に他自治体と提供している実績もある。区民のリユース活動促進を目指す。

Q.これまでリサイクルハウスかざぐるまへの出品の登録は専用はがきが必要であり、物も持ち込む必要があった。今後はWEBで完結するのか?

A最初の登録の際はジモティーのサイトで登録が出来る

不用品交換については⇒ジモティーHPに変更

不用品販売の登録については現在調整中

登録以降、商品の閲覧・仮予約までは行政が間に入る安心感もあるため、これまで通りかざぐるまに一度行く必要がある。また、出品の際にも来て頂く必要がある。

Q.月島地域からは遠くなってしまう。利用者が減るのでは

A.一部地域の人にはご協力頂ければと思う

Q.箱崎と八丁堀にて商品情報は共有されるのか?それぞれで出品?

WEBスタートは八丁堀から。WEB運用の人材はシルバー人材センターの方々を中心としているため、活用出来る人材が少なく、まずは八丁堀からWEBスタート。箱崎町で確保は難しいが、令和6年度には広げたい。

⇒区内のリユース意識を高めるためにもリサイクルハウスかざぐるまの取り組みはとても大切であったのですが、登録に専用はがきが必要などアナログな部分で損をしている(メルカリやその他SNSで充分)という点も問題でした。

私もオンライン上で登録とやりとりが出来るよう、電子化を提言してきたのですが、登録までは電子化されたものの・・・・

その後の手続きも電子化・簡素化されるべきかと思います。

特に、遠くなっちゃったけど、月島地域の人は歩いてね、では到底納得出来ません。

次に、築地二丁目地区に出来る地上20階建ての再開発計画の資料は、東京メトロ築地駅との連結もされることも明記されました。

イベント広場が出来るのはいいですね。

八重洲二丁目地区の再開発計画においては、パラスポーツ等の交流スペースが出来るとの事ですが、競技が出来るほどのスペースを確保して頂きたいなと思っています。

環境建設委員会は以上です!!

中央区議会は本日から3月16日まで令和5年第一回定例会が開催!予算審議も始まります

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日より、中央区議会は令和5年第一回定例会が開催されます。

本会議一般質問のほか、予算特別委員会にて令和5年中央区各会計予算案の審議も始まります。

私も2/23に中央区議会議員議員最多となる一般質問に立ちます。

過去の質問全文、録画はこちら!!

これまでも区民の方々からの要望を元に、区政にまつわる様々な問題点を取り上げてきました。

今回は以下の質問を致します。

国や東京都の少子化対策、子育て支援策が取り上げられていますが、中央区こそが独自で予算を立て、第一子からの保育料無償化など、国や都をリードしながら子育て関連予算を倍増させていくべき、という話や、

住宅家賃に対する助成個人住民税の減税、マンションベランダ転落など子どもの事故防止策、教育分野においてはICT教育や、学校指定品も含めた教育費用の無償化ランドセル等の指定の解除や置き勉の自由化などです。

これらの質問案は暫定的ですが、下記のファイルで共有しています。

▶令和5年度第一回定例会一般質問原稿

一般質問前に公開する議員はなかなかいないと思いますが・・・

(実は担当課の方もTwitterを見てくれていたそうで、スムーズに事前調整出来ました)

詳細は改めてブログ化します。

そういえば前回の一般質問の詳細ブログも前半まで公開していて途中でした・・・近日中にアップします!!

それでは!!

本日は暖かい!勝どき、晴海、月島でご挨拶!

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は暖かかったですね!春みたいでした。

3時間ほどでしたが、顔見知りの方も初めてお話した人も、沢山の方とお話出来ました!

やっぱり街頭で区民の皆様からご意見、ご相談や応援を頂けると元気が出ます。

頑張ります!

【子ども子育て】幼稚園における給食の提供・黙食・休日保育拡張・学童保育など

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は所属する子ども子育て高齢者対策特別委員会が開催され、委員として質疑を行いました。

これまでと同様、区民の皆様から寄せられたご相談やご要望を元に質問を構成しています。

私の質疑は以下の通りです。


【学校給食費・保育施設副食費の無償化について】

Q.学校給食費・保育所等副食費の無償化(所得制限なし)については、多くの区民の方々から好意的に受け止められている。私もこれまで要望してきた通り評価をしている。

一方で、その恩恵を受けられない世帯もあるという事を忘れてはいけない。例えば子どもにアレルギーがあり給食の提供を受けられないご家庭への補填。同じ給食を食べられないだけでなく、外食やお惣菜、冷凍食品も使えず、お弁当においてはオーガニック食材や調味料も限定せざるを得ず、食費が相当高くなってしまうご家庭もある。コロナ禍における物価高騰が今回の施策の理由であるが、教育の無償の精神からはこのようなご家庭の声に少しでも応えるための施策も併せて検討するべできは?

併せて、現在中央区では区立幼稚園においてはお弁当が基本であり、給食が提供されていない結果ますます幼稚園の人気が無くなってしまうことに対する懸念から、幼稚園における給食の提供における現状の課題について。

A.本事業はコロナ禍における物価高騰の影響を受ける子育て家庭の負担を少しでも軽減し、徴収にかかる事務負担の軽減を図るために検討を進めているものであるが、区内においては様々な状況で困っているご家庭があることは認識している。どこまでサポートをしていくか、国や東京都においてここに来て様々な施策が動き始めている中、区の状況を踏まえてその動きを見ながら総合的に検討する必要がある。その上でまずは給食費・副食費の無償化から始める。現状において出来ることを来年度に向けて総合的に検討する。

幼稚園における給食の提供については、様々な議論が必要である。未就学児においては咀嚼をする力が弱くアレルギーに敏感な子どももいる。そのため小中学校と同じラインで作ることは困難であり、別のラインを新たに設ける場合はスペースが足りない。一方で他区においてはお弁当の配給にて対応している例もあり、何れにせよ保護者が選択出来るように、導入が出来るかどうかも総合的に検討していく。



Q.対象として漏れてしまうご家庭も含めて、大きく支援していくことを期待します。続いて、給食費・副食費の無償化は大きな一歩ではあるが、教育課程においては様々な費用負担がご家庭にかかる。例えば、防災頭巾などや制服などの区の指定品については、これらを出来る限り支給、または負担を軽減する施策なども検討して良いのではないか。教育委員会においては、区の負担と家庭の負担の線引きをどのように引いているか?

A.学校の指定品については、子ども自身のものとなるものについては、基本的には家庭負担をお願いしている。

⇒子どもは成長が早く、子ども自身のものとは言ってもすぐに買い替えも必要となる。総合的な家庭負担軽減の検討を要望する。



【コロナ5類引き下げによる黙食対応、部活動の完全解禁など】

Q.昨年末も同様の質問をしたが、学校給食時における黙食対応について、以前は受験シーズン前とのこともあり、原則学校側で判断という回答だった。コロナの5類への引き下げを見据えて、改めて教育委員会の方向性として、通知を出すべきでは?

また、マスク着用や制限されていた部活動の自由化、イベント等を全て日常に戻すべきとも思うが方向性は?

A.黙食においては学校側の判断に任せているが、給食の時間が20分から10分に短縮され、食に向き合うという点においては効果もあったと認識している。また、休み時間に思いっきり遊びたいという声もある。部活動については屋外などにおいてはマスクを外して良いということ、基本的な方針は既に周知しているとおりであるが、国や東京都からの方針や通知が届き次第改めて周知していく。

⇒黙食においては給食の時間がつまらなくなったという声も聞かれる、子ども達の声にも耳を傾けるべき。また、5類変更後は以前の日常に戻せるよう、教育委員会から積極的に学校側に通知を出すべきである。



【保育施設における休日保育の拡張について】

Q.中央区においてはテレワーク等含めて多様な働き方をしている区民の割合は多く、特に休日保育に需要がある。一方で一部の区の認証施設・認可外保育施設において休日も一時保育の受け入れをしているとあるが、実際に電話すると人手不足などの影響でやっていないなど、実質的に稼働していない。例えば渋谷区においては、休日保育の枠を確保し、休日保育料金の助成制度(原則無料)まで整備している。

https://www.city.shibuya.tokyo.jp/kodomo/hoiku/hori.html

待機児童の解消後は病児病後児保育や休日保育・一時預かりなどにその枠を充当し、様々なニーズに応えていくべきであると考えるが、休日保育等の現状は?

A.休日保育のニーズは認識している。中央区においては認可保育施設、子ども園等5カ所で対応している。定員の空きを一時預かりに転用するにあたっては人員配置などを改めて見直す必要がある。今後子育て計画の改定の中で対応をしていく。

Q,実際に予約が取れないという方が大勢いる、例えば月島地域においてはどちらで対応をしているのか?今後のニーズを踏まえて私立との連携も含めて積極的な対応を要望する。

A.月島地域においては認証保育施設が一カ所と子ども家庭支援センターで受け入れをしている。



【保育施設における事故防止ガイドラインの順守について】

Q.区民の方から、区立保育園において公園で遊ばせる時に対象年齢に満たない遊具を使っていた、子どもの爪が伸びているのに放置するなど、その保育園によってしっかりとチェックをしてくれるかどうか安全性やガイドラインの順守状況に差異がある。節分の豆の誤飲を防ぐなど以前に私も取り上げたことがあるが、改めて各保育施設において、様々な事故防止に関するガイドラインの順守状況を具体的に指導検査の際にどこまで細かく確認をしているか

A.保育の現場においては、日常的に公園に遊びに行くにあたって児童は一目散に遊具に走ってしまう。事故が起きないよう、必ずお散歩マップの中で事前に遊具の対象年齢の確認をするように助言・指導を行っている。事故が起きてしまった場合はそれらの対応がなされているか確認・指導を行い、日常的な巡回指導においてもマニュアル等の整備がなされているか確認をしている



【子育てアプリによる保育施設入所の結果通知について】

Q.保育園の内定結果通知の郵送対応による区民からの不満が問題となっていたが、北区の子育てアプリ「きたハピモバイル」では、施設の検索や電子申請内定結果通知も一斉に送信出来る。保育指数や順位も分かり、今後の参考にもなる。更に内定者最低指数なども見ることができ、問い合わせが殺到するとも思われる区の担当や保育園の方々の窓口や電話対応も軽減される。また、この後の流れもスムーズにWEBで誘導出来る

役所、保護者ともにメリットのあるシステムであり、郵送にかかる人件費や送料などを加味しても、このように区民の利便性向上のためにアプリやWEBで対応していく必要があるのでは?

https://www.city.kita.tokyo.jp/kitahapi/application.html

A.保育課においては結果を届ける前に細心の注意を払って細かい作業を積み上げていく。またAI導入により正確な入力や確認を行い工数も削減してきた。必要な情報も文章で送っている。実際にアプリやWEBサービスを検討するにあたっては、どんな作業が必要であり、誤送信を防止するための仕組みなど十分な検討が必要である。

⇒文章で郵送する方が私はエラーが発生する可能性が高いと思っている。区民のニーズを第一に考え、他区の事例も参考に積極的に検討す料要望する。



【児童館・学童クラブにおける質の向上について】

Q.まずは学童クラブにおける待機児童の解消は急務であるが、一方で利用形態の拡大プログラムの質の向上も同時に検討すべきである。

例えば、児童館における小学校3年生以上の対応、或いは5時以降の延長利用対応については現状どのように考えているか。

また、児童館のプログラムにおいても、板橋区などは月~金まで毎日プログラムが組まれ、工作したり英語の先生を呼んだり、毎月手形や足形を取るなどと充実していると聞く。児童数が多すぎるというところもあるが、プログラムの向上についてはどのように考えているか。

A.学童クラブにおいては申請者が多く、入れない状況が続いている。本来であれば小学校3年生以上も対応したいところではあるが、今後の取り組みとして、小学校の中に学童クラブを設置することで対応していきたい。条例上児童館の利用は17時までとしており、17時からは中高生タイムが始まるので現状は難しい。

プログラムの向上については子どもの数が多いため、職員の出来る限りの範囲でメニューを考えている。質の確保と共に、職員の配置については国の基準を元に加配などをしている。待機児童を解消すると共に質の向上も今後検討していく。



⇒まずは子どもを預けられるようになることが一番ではあるが、今後の施策と併せて、職員の増員等、質の向上も見据えた施策を検討することも要望する





以上、長くなりましたが本日の委員会質疑です。

これを持って、4年間の任期における各委員会への委員としての参加は最後となります。

1年を通じてほとんど発言をしない委員もいる中、毎回、区民の方々の要望等を中心に、調査してきた数々の政策、区の行政の疑問点などを入念に取り上げ、規定されている質問時間を毎回使い切る意識で全力を傾けて臨んできました。

これも全て区民の皆様のお陰です。

本日も長くなりましたが、私が取り上げてきた委員会の議題や、私が所属していなくても傍聴した中での委員会質疑はこれまでブログにまとめてきました。

それはまさに中央区政の現在地を表す資産となっていると思います。

私にとっても自分のブログを検索すれば過去の議事がほとんどが出てくるので、このHP自体が知識の図書館情報資産として積み上げてきました。

それと同時に、文章にまとめることによって、自分の中で理解が深まり、区民の方々に説明する際に、整理して話せるようになります。

ここまで具体的に中央区の各問題点をまとめてきた人はこれまで中央区にいなかったと思います。

やってきてよかったと思います。

そして区政の問題点に対する理解が深まることで、その一つ一つが次の政策の礎となります。

引き続き、頑張ります。

今回もありがとうございました!!

【福祉保健委員会】議員が取り上げた区民からの声に対して「うちは直接聞いていない」という回答、中央区の議会軽視は問題である

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

令和4年2月開催の福祉保健委員会の報告事項をダイジェストでご報告します。

子ども家庭支援センターが中央区保健所等複合施設に移転し、勝どきのセンターは勝どき分室という扱いに変更がされます。

Q.移転によって異なる点はあるか?一時預かりのネット予約について、保育の質の確保、国が推奨する伴奏型支援との関連について

A.3分室体制になるが、1事業者で一体管理を行う。一時預かりは毎日子供が変わり、同じ子どもでもたまにしか利用しないという状況もあるため、様々な状況の変化を見守るため、窓口対応を原則として認識する必要ある。指定管理者が変わっても区の考えは変わらない。

保育の質の確保、職員の質の向上については、指定管理事業者の評価の中で担保していく。

運営委員会の中で、利用者の声を吸い上げる機関の設置は検討し、アンケート等を活用して要望を吸い上げていく。

伴奏型支援の考え方については、子育てをする保護者と話しながら困っている内容について支援する。保護者の利便性のみを高めていくことがイコールにもならないが、国と区の考えは一緒。一時預かりのネット予約利用については区民から直接そういう声を貰っていないが、そういう声があれば施設に直接問い合わせを。

報告事項以外では同会派の高橋まきこ議員より、下記のような質疑がされました。




■新川児童館の昼食場所について

Q.昼食をとるスペースがなく、児童が外で寒そうに食べているのを見る。対応は出来ないか?

A.新川児童館については、基本的には遊ぶ場所、食事をする場所を明確に仕分けするために一度家で食べてから遊びに来てと言っている。向いの空きスペースにおいては、未就学児と保護者に開放している。孤食になるお子様は児童館においてランチタイム登録をして貰い、児童館でお昼を食べれるようにしてもらう。


■保育施設利用調整の一次結果について

Q.保育施設の一次結果、そもそも何故郵送のみなのか、また、郵送であっても届く日が違ったというお声を聞いているが何故そのようになるのか

A.確実に結果をお伝えするために文書でお送りする方法が最も確実。郵送到着時間が異なるという点においては、本区は1/31一斉に送付しているため、地域によって分けているところではない。そこから郵送事務の流れの中でどの時間に配送されるかまでは把握していない。

Q.例えば中野区では各申請者に番号が振られ、HPを見るという流れになっているが?到着日が違うと結果を受けて認可外保育施設に申し込みたいという方から、不公平との声も出ている。

A.認可外保育施設には併願して皆申請していると認識している。困っているという声は区には届いていない。

新たな仕組みを作ると準備や確認、時間や労力が新たにかかる。システム化するとしたら経費がかかる。番号を発送するにも郵送対応が必要。慎重に対応。



今回の答弁に限った話ではないのですが、福祉保健委員会で高橋まきこ議員が区民からのご相談事項を取り上げる時、過去に何度も「うちには直接相談は来ていない」という言葉があがります。

それは私はおかしいと思います。

議員は代議士と呼称される通り、区民の方からの声の代弁者です。

なら議会で取り上げた区民からの声に対して真摯に対応すべきであり、うちは区民から直接聞いていないという発言は、議員が勝手に言っている、嘘をついているので対応する必要がない。と述べているのに等しいと思います。

明らかな議会軽視であり、本件は区の福祉保健部署の怠慢を表していると私は感じます。

自分達が直接聞いた区民の声以外は認めない、それこそが中央区の驕りであり、議員が舐められている証拠です。

内心そう思っていたとしても、公式な議会の場での発言としては相応しくありません。

今回、私は委員ではなく、特に問題視されませんでしたが、もしまた同じ発言がありましたら、区長に対して抗議文を提出します


【区民文教委員会】晴海西小学校・中学校の配置図公開、晴海図書館の設置等について

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

区民文教委員会の報告事項をダイジェストでお伝えします。

まずは中央区の住民動向について、先日過去最多の人口を記録しました。

全体として、やはり月島地域の人口は増えています。

また、出生数は少し落ち着いたものの、20代から50代がボリュームゾーンを占める、東京都で最も平均年齢が低い街になります。

その他報告事項としては、

新設される晴海西小学校・中学校の配置図が公開されました。

教室数は多いものの、体育館が小中学校共同であるという点などは気になります。

また、小中学校で施設は共有するが、あくまで中間一貫校ではないという点が確認されました。

⇒授業時間についても小学校45分、中学校50分で異なり、一貫校ではない。ただ足立区の例も踏まえて小学校と中学校の交流の大切さ、第二校舎が分かれるという点においてメリットやデメリットを学校長会と共に洗い出しを行っている。

晴海図書館は、晴海四丁目に設置される特別出張所(令和6年4月開設予定)の建物内に出来る図書館になります。

出張所から気軽に寄れるように、また、晴海フラッグ等の開設に合わせて乳幼児から高校生まで、居場所となれるように蔵書の充実、グループ学習室の整備などを予定しているとのことです。

築地あかつき公園で4年ぶりの中央区雪まつり開催!!

こんにちは!!中央区議会議員の高橋元気です。

昨日は東京も雪が降りましたが如何お過ごしでしたでしょうか?

本日、4年ぶりとなる第22回中央区雪まつりが無事開催されました!!

中央区雪まつりは2年に1回開催予定で、200トンの雪を友好都市である山形県東根町より輸送してきて開催されます!!

築地のあかつき公園にドーンと雪が盛られ、更に大きな滑り台、抽選で入場が出来るソリ、スノーキックボード、バイクエリアも設けられました!!

私も行ってきました!!!

晴れて本当に良かったです!!!

かなりの混雑具合でもありましたが、もしかしたら初めて触るかもしれない雪遊びで子ども達もキャッキャしてました!

残念ながらソリエリアの倍率はかなり高かったようで、抽選に外れた、という方のお声をかなり聞きました。

一組の時間を調整するなどして来年は枠の拡大などを期待します。

東根名物のいも煮汁や玉こんにゃく、おしるこなどを提供して貰える味コーナーは大行列!!でもとても美味しそうでした。

私も端っこの方で街頭区政相談会として区政レポート配りなどして立ってました!大変お騒がせしました。

築地やあかつき公園方面は普段行ってなかったので、多くのフォロワーさんや知り合いにお声がけ頂きました!!

ありがとうございました!m(__)m
何かございましたらいつでもご連絡ください!!

そして偶然、とある方が前から歩いてきたので、なんとなく写真撮ってもらいました(一応モザイク)

※特に他意はありません

設営、イベント準備に動いて頂いた職員の皆様、町会、青少年対策地区委員会、PTAの皆様、ありがとうございました!!

明日も行けたら行きたいと思います!!

【企画総務員会】HPのリニューアル!子育てに関する電子申請手続き開始について

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

さて、昨日は企画総務委員会が開催されました。

私からはまず中央区基本計画2023の策定について

Q.中央区におけるパブリックコメントの位置づけについて、今回提出人数が19人との事であったが、やはり少ないと感じる。どのように周知し、改善点は?また、提出方法の割合は?

A.前回(2018)より提出人数は増えている。HPからが13名、メールが2名、窓口が3名、郵送が1名。今回はSNSを通じて広く募集したため、HPからの応募が多くなった。今後更なる周知拡大に力を入れる。



Q.中央区基本計画内のKPIについて、基本計画の進捗状況をKPIで追う事自体は良いが、事業を進めた上でKPI設定を修正する必要も出てくるのではないか、10年間KPIを変えないではなく柔軟な対応を行うべきでは?

A.基本計画の進捗状況を測るため、今回設定したKPIは原則変更せず、PJ遂行と共に新たな指標が出てきた場合は別で集計する、追加するなどの対応を検討する。

Q.都区財政調整の再調整状況について、中央区の財政における影響は?また増収分をどのように活かしていくか

A.これから各区の配分などが決定するが、現在のところ推定44億円程度上振れる見通し。来年度の施策への充当や基金積み立て、また基金取り崩しの中止などに充当する。

Q.今回マイナポータルにより、認可保育園への利用申込含めて27手続きがオンライン申請可能となるとのことだが、全体的に区において申請手続きは幾つあり、電子申請に対応が可能な手続きは幾つあり、結果今後いつまでに電子申請に対応するのか?

A.システム課で各課にヒアリングを行い、行政手続きの棚卸を実施、電子化可能な手続きをこれから洗い出す


【HPのリニューアルについて】

Q.今回の改定経緯と進め方について。委託事業者の名称と選定理由、また事業者とどのように打ち合わせを行ったか。区民に事前にβテストをお願いするという手法もある、区民の意見をどのように反映したのか。

A.プロポーザル形式で事業者を選定し、6社から応募があった。HPの作りこみや昨日、経費をプレゼンして貰った結果、港区のグローバルデザイン社に決定した。

9年ぶりの更新となり、デザインはスッキリとした。レスポンシブルデザインでスマホ、タブレットからの視聴に特化している。また、区民が使いやすいようにタグをカスタマイズ出来るようにした。求めている機能を事業者と打ち合わせ、区の中で若い職員が主体となり、HPの作り方のトレンドや寄せられた意見を総合的に取り入れた。



Q.今回、区民の方からHPのデザインについてSNSを中心としたアンケートを実施した。

フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: 利用環境。回答数: 14 件の回答。

フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: 公式ホームページの見やすさ。回答数: 14 件の回答。

フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: 知りたい情報の見つかりやすさ。回答数: 14 件の回答。

フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: ホームページ内の情報をどのように探しますか?(複数選択可)。回答数: 14 件の回答。

フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: ホームページで良く利用する情報、または充実してほしい情報はどのようなことですか?(複数選択可)。回答数: 14 件の回答。

アンケートによると8割以上の方はスマホで視聴されている。また、7割以上の方が見やすくなったと回答しています。

知りたい情報の見つけやすさについては、7割の方が見つけやすいと答えた一方、3割の方が見つけにくいとのご意見も。情報の検索方法は、タブを使う他、GoogleやYahooの検索画面から直接飛んでくる場合が多い。

良く見るページは、暮らしや手続き、子育て・教育が最も多かった。

一方で下記のような改善点に対する意見もあった。

①トップにいきなりお役立ちリンクは違和感がある。 区役所で対応するメニューの一覧を載せる方が良いのではないか。右上のメニューから表示されるページの方がトップページとして適切に思う。

②お役立ちリンクにある”For foreigner”という表現は非常に差別的。区の情報を伝える場所で日本人かそうでないかを区別する必要はない。

③スマホ表示でトップページのタブに、なぜか子育て、高齢者、イベントのリンクが隠れてしまっているタブのメニューは、慣れていない人も探しやすくわかりやすい位置に大きく表示してほしい。

④トップページはまずはメインメニューが表示されるべき。ローテーションバナーではなく、別にした方が良い。

⑤中央区を知る、は評判がいい

⑥言語設定のタブ、閲覧支援SUPPORTでは、言語設定のボタンであるという意味が伝わりにくいため、LANGUAGEに変えた方がいい

本件のようなアンケートは是非区が主体となってやって欲しいが、具体的に改善点を伝えたい場合はどこに連絡すればよいか?

A.広報課に電話を頂くか、区長の手紙という方法もある。直ちに改善出来るものは別として大きく作り変える場合は、今後の検討材料とさせて頂くこともある。



Q.最後に全般的に、中央区はLINEやTwitterなど、情報配信のシステム整備は整ってきたが、区民が情報を受け取ってからの手続き、申請までが完了出来て始めて双方向的な姿となる。

例えばLINEでイベント情報が送られるのであれば、LINEからそのイベントに参加申込が出来るとか、保育施設などの予約が出来るとか、スマホ一つで来庁する必要なく完了出来るべきである。区の見解は?

A.何度も回答しているが、区はSNSはあくまでHPの補完的なツールとして考えている。便利という声もあるかもしれないが、SNSに個人情報を入力するとなると個人情報の問題もあるため、今はHPに飛んでもらうことを考えている。

⇒まずは便利である、という点が大切である。個人情報については、そもそもSNSが個人情報を収集するのではなく、セキュリティが確保されたフォームに飛ばせば良いし、数多くの自治体がLINE等SNSからの申請申込を導入しているが、情報漏洩事件は発生していない。区の方針は変えた方がいい。今の時代はSNSの双方向性を有効に活用する、という意識を持つべきである。


本日は以上です!!!