「行政視察」カテゴリーアーカイブ

【視察】スマートシティ実現に向けた高松市の取組み

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は企画総務委員会の視察で香川県高松市に伺っております。

スマートシティたかまつ」プロジェクトを掲げ、情報を一元的に収集、管理し、新たな事業を生み出す取り組みを実施されている高松市総務局デジタル戦略課様に取り組み経緯を伺いました。

高松市は、市民全員がデジタル技術を活用出来、社会全体のDXを進めることで、誰もが、どこからでも利便性を享受出来るスマートシティたかまつの実現を目指しています。




こちらは簡潔に説明するのであれば、産学民官が連携して様々なデータを収集、一元管理するためにシステムを整備し、データを利活用して新たな事業創出等に役立てる取組みです。

共通プラットフォームとしてFIWAREを構築し、自治体が保有するオープンデータリアルタイム情報をアプリ等で可視化します。

どのようなデータを集めるか、どのように活用するかは行政機関やITベンダー、事業者や研究機関等で構成された「スマートシティたかまつ推進協議会」にて、分野毎にワーキンググループを設置し、実証実験を行います。

結果、ワーキンググループから市長に提案し、承認が下りれば事業実装のための予算化がなされることとなります。


そもそもの出発点は、高松市が防災のためIOTを活用出来ないかと検討を始めたことに端を発します。

海が近く、歴史的に高潮の被害を受けてきた高松市は、河川や水路に水位潮位センサーを設置し、リアルタイム情報を取得することから始めました。


その他土砂災害危険区域図等の地図情報センサー情報避難所の情報電力通電情報等を一つにまとめて表示し、防災ダッシュボード画面を水防本部に表示することにより、本部にて具体的な対応計画や迅速な避難命令の判断に活かすことが出来ました。

次に観光分野においては、県内の市直営レンタサイクル50台にGPSロガーを装着し、観光客の導線、どこに立ち寄ったか、どこが混雑しているかの情報を取得するという実証実験を行いました。

その情報を訪問先の多言語対応や、新たな観光資源の創出に役立てるといった取り組みを起こっています。

福祉分野においては、高齢者見守りへのICT活用における実証実験も始まっています。

このような様々な実証実験⇒実装の検討⇒予算化を繰り返し、行政DXを進めていこうという取り組みをご説明頂きました。

以下は主な質疑内容です。

Q.FIWAREは高松市で独自にベンダーに委託開発を実施したのか?その導入時、保守運用にかかる予算規模は?また補助金は活用したのか?

A.主にヨーロッパで導入されているFIWAREを取り扱う日本法人に開発を委託した、導入時の予算は今手元にないが、国の交付金により賄っている。また、運用・保守にかかる予算は年間約2000万円

Q.データ・個人情報の取り扱い・管理体制は?

A.本人承諾を得たデータを高松市の内部データとして管理、個人データは収集していない。

Q.IT人材を外部雇用したか?

A.民間登用はしていない、職員採用時に情報専門職を採用している。合計で28名体制

Q.LINE通報システムの運用上の課題や効果は?

A.担当が別の課になってしまうので件数は把握していないが、これまでマイシティレポートで収集していた道路破損情報が、LINEで気軽に通報出来るようになり件数は増えている。広報課で取り纏めて、道路課や公園課に振り分ける。私有地などが入ってしまうことにより何らかのトラブルが発生する可能性はあるが、現在のところ問題があるとは聞いていない

Q.これまでの課題および今後の展望は?

A.実装の段階で予算の関係上、実装が出来ないとなることもあり、その点が課題。今後の展望としては例えば今走っているのは、市民からレシート情報を収集し、貰ったら市がインセンティブを出す。レシート情報を分析してどこでどういうものが買われているか、傾向に応じてレコメンド出来ないかなど、実装に向けて動いている。



スマートシティたかまつの取組みは、如何にデータを利活用し、区の事業に活かせるかという視点での取組みでした。

まず、区として情報の一元管理システムを整備する必要があり、オープンデータとして活用出来るかが焦点となります。

中央区の施策に活かすためには、まず基幹システムの更新が既に走っています。まずは、情報化基本方針が今年度改定を予定しているため、データの利活用を見据えた方針に舵を切る必要があります。

この点は次回企画総務委員会にて提案、質問したいと思います。

また、すぐに導入出来るものとしては、やはりLINEによる市民通報システムの導入です。

これはもう私もずっと言っているのですが、区は個人情報が・・・アプリの信頼性の観点から他区の動向を見守るとしています。

重ねて言いますが、区は個人情報データを収集しません写真データ、位置情報のみです。

行政DXを実現するにあたっては、情報の双方向化が大切であるとずっと訴えてきました。

一方的に行政側が市民に対して情報を届けるだけでなく、市民から意見や情報を貰い、区の施策に活かすことが、区民ニーズをキャッチアップするために必要であることは間違いがありません。

間違った情報が、情報の信頼性が問題、という答弁ばかりなのですが、中央区民の民度を信頼すべきです。もちろん情報の中には確認が必要であったり、不正確な情報もあるとは思いますが、その精査は情報量が増えれば当然に発生します。

今回は企画部長等も出席して視察しましたので、こちらも実現に向けて本腰を入れて貰えることに期待します。

ご意見等よろしくお願いします!

高松市役所の皆様、貴重なお時間をありがとうございました!!

視察が終了してからまだ1時間くらいしか経っていませんが、ホテルで早速まとめました。(先延ばしにして良いことはない)

それでは!!

【管外視察②】自然の中で心と体を鍛える宇佐美学園

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

7月は議会視察や勉強会などが多く、これからの区政に活かしていけるよう、様々な知見を広げる期間でもあります。

遅くなりましたが、視察内容を紹介していきます。

先日の視察先は、静岡県伊東市にある中央区立宇佐美学園です。

昭和12年に開園し、当時は主に喘息持ちの子ども達などが、自然の中で他の区立小学校と同じプログラムを受けられるようにと開校された、中央区唯一の全寮制健康学園となります。

現在では城東小学校特別支援学級という位置づけとなります。

現在の在籍児童は小学校3年生~6年生で29名、それぞれが個人目標を複数定め(例えば縄跳び連続100回や、年下の子に教えられるようになる、など)担任の指導を受けながら、全寮制で生活しています。

最近では偏食の改善体力づくりを目的として編入を希望する児童も多く、出身校の子ども達にとっては、宇佐美学園から帰って来ると驚くほど足が速くなって帰ってくる、というエピソードも聞かれます。

自然に囲まれた環境下の中で、児童が親元を離れて暮らすことは、想像以上に辛い部分ももちろんあると思います。

しかしながら、それ故に見違えるように心身共に逞しくなるとも言われます。

また、保護者は月1回の訪問が義務付けられます。これは子どもを学校に預けて放置することは許されない、という原則から厳守が求められます。

寮の集団生活の中で、役割分担をして自らが行事を主催などしながら、放課後は友達と活発に遊んだり、テレビを見たり自由に過ごします。

学期毎に帰京し、出身校に顔を出しながら、その自身の目標達成まで編入し学び続ける(小学校6年生まで通い続けることも可能)学校となります。

昨今はコロナ禍の中で、子ども達は精神的にも肉体的にも成長に不安を感じています。

例えば、不登校の児童数の増加、或いは体力測定における脚力や肩の力の低下など(これは中央区のグラウンド環境の影響にもよりますが)

近年こそ、豊かな環境に恵まれた宇佐美学園に求められている期待は大きくなっているのではないかと感じます。

ご興味がある方は、HPをご覧頂き、まずは出身校の先生にご相談ください。

それでは!

https://www.chuo-tky.ed.jp/~usami-es/index.cfm/1,html

【管外視察①】一泊二食付5200円!中央区立伊豆高原荘

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

最近は本当に暑いですね、熱中症にはくれぐれもお気をつけください。

さて、中央区議会は第二回定例会が閉会し、各種委員会における視察期間に入りました。

区外にある区立施設について、中央区はその用途に応じて複数所有していますが、区議会においても4年ぶりに管外施設への視察が敢行されました。(コロナ禍の中、中央区議会では3年間視察が全中止されていました)

慣例として、選挙を終えた議会1期生を中心に、区立施設を見て回り現状や疑問点を確認するのが趣旨であり、また同時に正直に言えば、区の理事者や他会派の議員との懇親を深めることも目的の一つでしょう。

特に議員視察で問題となるのは、その視察が本当に必要だったのか?或いは視察の結果、議会活動にどのように活きるのか?という点が取り沙汰されます。

少なくとも、視察を終えた議員はその視察の結果を区民の皆様に出来る限り詳細に報告すべきであると私も思います。

本ブログにおいては、施設の現状の確認や課題点の抽出と共に、施設の様子を区民の皆様にお伝え致します。


①中央区立伊豆高原荘


静岡県伊東市に構える、伊豆大島と大室山を望む区の保養施設、療養施設となります。

雄大な自然の中で、格安で温泉や地元名産の食事が楽しめます。

家族風呂もあります

まず、特筆すべきはその安さですね。

1泊2食付で大人1人5200円、オフシーズンとなると最大で10%割引もつきます。

ただし、アクセスについては最寄りの伊豆高原駅からの送迎マイクロバスとなり、区内からの送迎はありませんのでご注意ください。

ご予約については、中央区内在住者利用希望月の3か月前の1日から、申込ハガキおよびインターネットより抽選申し込みを承ります。

詳細はこちらのHPよりお問合せください

http://www.izukyucom.co.jp/chuoku/



施設は開設から57年を迎えましたが、何度も大規模改修を行っています。ただ視察の印象としても、老朽化が目立つ箇所もあり、綺麗とは言えません。同じ区立施設であるヴィラ本栖がアクティビティや家族での団らんに注力している点からしても、格安で静かに静養したい方々に向いているとも言えます。また、伊豆など周囲の観光を重視したい方にもおすすめと思われます。


また、運営状況です。区が施設の委託事業者に運営を委託し、委託料を支払いますが、利用料・宿泊料については委託事業者に入りますので、区の歳入はありません

また、コロナ禍の中で利用者数が落ち込んだ分の補償補填も区から補填致します。

合計歳出としては約7000万円~9000万円を区が年間で負担している状況となります。

これについては、区民の皆様からも様々なご意見があると思います。この時代に区が負担して施設を維持する必要があるのか、といったコメントもありました。その点は理解するところではありますが、

区の保養施設療養施設として全世代に還元する福祉事業として、又は学校の児童が自然に触れあうための移動教室の場所として、区内に自然環境が乏しい区が施設を保有する必要性はあると思います。

区内団体や区民に優先利用権を与えられる、という特徴もあります。その点は民間が保有する施設と委託契約を結ぶ場合とどちらがメリット、デメリットがあるか、単純な費用比較だけでなく総合的に検討する必要があるでしょう。

もっとも、コロナ禍の中で利用が非常に落ち込み、サービスやアクセス面の向上など努力すべき部分も多いと思います。

例えば銀座ブロッサムの運営については毎年3億円赤字が計上されています。当該管外施設の保有をやめ、費用を削るよりも、もっと削るべき施策が私はあると思います。

全世代に還元することを目的として保有する施設、福祉施策については削る優先順位は低いと私は考えています。

本当にロケーションは素晴らしいので、

是非皆様も一度ご利用頂ければ幸いです!!

それでは次回も視察レポをお送りします!!

【視察】世田谷区児童相談所を視察!中央区は今後児相設置を目指すも、いつになるかは未定

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

昨日は、関東若手議員の会のメンバーで世田谷区児童相談所を視察しました。

世田谷区は、児童福祉法改正により特別区が児童相談所を開設出来るようになったことを受け、平成29年から世田谷区児童相談所設置計画を策定しました。

そして令和2年には特別区初となる世田谷区児童相談所及び一時保護所が開設されます。

私も兼ねてから他区の児童相談所の視察に赴き、子ども達を守る最後の駆け込み寺として、児童相談所の設置は不可欠であると、区に対しても提言してきました。

ただようやく、中央区も将来的な児童相談所設置を目指す、と明言をしました。

但し、やはりネックとなるのは専門職を含めた人材難人材育成の難しさと、設置場所の確保です。

このコロナ禍の中で、児童虐待通報件数も全国的に増えており、中央区においても異なるものではありません。

世田谷区では、児童相談所の設置により、地域に密着した通報・連携体制が整備され、子ども家庭支援センターと一体的に対応を協議することで、素早い対応を実現出来ています。

子ども家庭支援センターが地理的にも隣接していることで、初動対応は児童相談所が一元的に行い、共通のリスクアセスメントシートによるリスク評価の上、合同会議によりどちらで対応するかを協議しています。

また、一時保護所についてはオープンキッチンを完備して職員と児童がコミュニケーションを取りやすく、職員と一日自由に外出するなど、児童の心のケアと安全にも取り組んでいます。

学びという観点からは、極力学びを止めないため、里親や児童養護施設に一時委託してそこから通学という形やオンラインで受けれる体制も出来るだけ整備をしているとのこと。

一方で国の社会的養育推進計画に基づき、里親を増やす工夫もしています。養親は既に100人ほど登録があるとのこと。

リクルートに広告業務を委託し、研修においても民間ノウハウを生かしながらチラシの作成、あるいはネット広告に力を入れています。

検索でSETA-OYAというワードが上位に来るように、ネットでの相談が年々増えてきています。今後は里親マッチングや相談業務も民間へ委託し、相談しやすい体制を整えるとのことです。

https://seta-oya.com/

私も前回の一般質問で中央区での里親募集PRの強化里親支援体制の強化を取り上げましたので、非常に参考になります。

施設を回りましたが、相談室も多く、100名規模の職員の皆様が真剣に働く良い施設でした。


今後とも児童相談所設置や里親推進など、児童虐待問題への取り組みにも力をいれます。

うつ病など大人の精神疾患等に伴う休職からの復職支援(リワーク)の取組について

こんばんは!中央区議会議員の高橋元気です。

先日、東京若手議員の会の研修に参加しました。

テーマは復職支援(リワーク)の取り組みについて

今、大人の精神疾患、メンタルヘルスの不調はその患者数が右肩上がりなんです。

これは多分、皆さんも実感があるのではないかと思います。

ただでさえ、コロナ禍の中で働き方も変わり、人と人がなかなか直接助け合えない中ですので、就労や社会適応が困難となってしまうケースは多いのではないでしょうか。

しかしうつ病などで休職した方のうち、復職から5年以内に再休職してしまう割合は47.1%といいます。

極めて再発しやすいのです。

根本的な完治がそもそも難しい上に、何が原因であるかの分析がなされないまま復帰して、結果生活環境も職場環境も変わるケースが少ないからであると思います。

そのために、民間や医療機関就労支援機関が運営する施設にて通勤訓練職業能力回復訓練体力回復プログラムなどを総合的に訓練する復職支援サービスがあります。

まずは原因を分析した上で、就労復帰に向けた計画を立てて訓練を行なっていく。

ハローワーク等の再就職支援事業は認知されていても、うつ病などの精神疾患からの就労支援事業は全然認知されていないんですね。

だからこそ、こういった支援サービスがあることを、まずは民間企業側が知っていくべきであり、休職者に対して紹介をしていくべきであると思います。

私も大変勉強になりました。

株式会社インクルードの山川様、ありがとうございました!

私もたまに自分はうつ病に近いのではと思う時もあります。

しかし、どうやらメンタルは強いようです。

元気の名前はダテではない。

でも無理してはいけませんね。

それでは!!

晴海レアル・マドリード・フットボールスクールを視察!!そこはもはやスペインでした!

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です!

本日は会派かがやき中央のメンバーと晴海のレアル・マドリード・ファンデーション・フットボールスクールを視察させて頂きました!!

こちらに動画としてまとめています!!

サッカー界が誇る白い巨人、スペインの超名門・銀河スター軍団として名高いレアルマドリードの公認サッカースクールです。

対象は幼稚園保育園年少から高校2年生の男子および女子となりますが、子どもや親だけでなく、地域の方もふらっと立ち寄れるサッカーグラウンドを核とした地域のコミュニティ作りを目指す素晴らしい施設でした!

本日はレアルマドリード・ファンデーション・フットボールスクールジャパン代表の増田様、宇高様にご案内頂きました。

まず、入り口を見ても分かる通り、グラウンド前はオープンスペースとなっており誰でも入れるようになっています。

そして牛乳とパン屋さん(地元でも人気になりました)やスペインバルもやっており、自由にご飯やお酒を楽しみながら子どものサッカーを眺め、親は待つことも出来ます!

日本の子どもはスペインの子どもと比較して乳製品を1/4の量しか採っていないとのことですが、無理やり牛乳を飲めといっても飲まない。

それなら100%牛乳で作った美味しいものを食べて貰えたら、自然に牛乳を飲みカルシウムを摂取してくれるのではとの考えから牛乳屋さんが出来たとのことです。

また、スペインバルは豊洲の仲買さん直送で牡蠣などの新鮮な魚介類とワインも頂けます。。。最高ですね。

まず1階のデンタルケア施設を案内して貰いました。

こちらでは有料ですが、子ども達の歯の洗浄と美白化を行うことが出来ます。スポーツ選手にとって、歯は命であり、力を入れるためには嚙み合わせもパフォーマンスに大きく影響します。

ヨーロッパでは当然のように歯に関する教育を受け、矯正を受けますが、子ども達の歯がきれいになることにより、その綺麗さを維持しようとしっかり歯磨きをしてくれるようにとの思いがあるとのことです。

全てをヨーロッパ基準で教えていくという方針です。

さて、施設の中、2階以上へあがろうとすると、入り口は顔認証によるセキュリティが作動しています。子どもが入館、退館すると両親のスマホのアプリに通知が行く、といった連携もされているとのこと。

3階は自習室と自習室用ロッカーが、小2~中2用と中3~大人用に分かれています。

それぞれ16席~20席ほどのスペースがあり、放課後の子ども達の居場所としても使用できるとのことです。

また、子どものスクールを待つ間、大人もラウンジスペースとして仕事をしながら待てるようになっています。

こちらは別料金で低学年用は300円/時 中2~大人用は900円/時となっています。

屋上に上がるとそこはガーデンになっています。

子ども達の練習風景を眺めながら、スペインバルで買った料理を大人たちはお酒を飲みながら楽しめます

最近では地域の方が多く利用されているとのこと、まだ大規模なイベントは出来ていないみたいですが、ニーズもあるようですので、今後検討されるとのことです。これは通いますね・・・

増田様いわく、ヨーロッパではサッカーグラウンドはパークであり、地域のおじいさんおばあさんも含めて、みんなで交流が出来る場所になっている。

ターゲットをアスリートに限るのではなく、サッカーが好きな人も知らない人も地域の方みんな交流出来る中心地としていきたいと話されていました。

また、来年度から走らないウォーキングのサッカースクールをU99アンダー99歳(実質無制限)で予定しているとのことです!

アンダー6歳vsアンダー99歳など、歩きながらのサッカーだと、身体より頭を使いながら老若男女問わず楽しめるため、認知症予防にも良いとのこと。これは参加するしかない!!!

また、晴海の子を指導して気が付いたことは、すぐ転んでしまうということ。やはり体幹や足腰が弱い走りながら遊ぶことが少ないというのは課題になってますね。

続いて2階は自習室(年長~小2)があり、9:00~21:00まで利用が可能です。中央区教育委員会と連携して、子どもの居場所としてまとめて来館してもらうなど、検討中とのこと。

シャワールームはスペインの匂い香る、とてもお洒落な仕様です。

また、ロッカールームは男女の間に壁がありません。

これはヨーロッパでは普通ロッカールームでは着替えをしないため、男女一緒であることから、ヨーロッパ文化に慣れてもらうことも念頭においています。

また、廊下のライブラリは中央区の京橋図書館と連携して、蔵書がされるとのことです。

最後に1階の救護室・倉庫も見学させて貰いました。

緊急時の対応については聖路加国際病院と提携しており、対応がされるようです。

また、カンボジアのバタンバンにある社会スポーツスクールと提携しています。ポリオ(急性灰白髄炎)または対人地雷の被害にあった社会的に非常に弱い立場にある人々に従事すること。さらに、全ての就学年齢の子供たちが初等教育を受けるための取り組みが行われているとのことであり、実際に学校を訪問し、現地の子ども達との交流も行われているようです。

https://www.realmadrid.com/ja/news/2020/03/02/twinning-action-between-schools-in-cambodia-and-japan

まさにサッカーグラウンドを核として地域コミュニティを創り上げる施設であり、これは晴海選手村跡地として誇るオリンピックのレガシー精神でもあります。

また、同時に今後急激な人口増加が予定され、二つの小学校が新たに出来る晴海地域の子どもたちの放課後の居場所としても期待されます。

これだけ素晴らしい施設ですが、1カ月間中央区民限定で募集したところ、即定員が埋まってしまったらしく、有明や豊洲の方々からクレームが来たとの逸話も・・・・

確かに、中央区民と言えど日本橋方面の方から比べたら、豊洲の方が近いですしね・・・

何れにせよ、このような素晴らしい施設が出来たことは本当に誇りに思います。夏前に訪問したことがありましたが、今回しっかりとご説明を受けれて、非常に学べました!

増田様、宇高様ありがとうございました!!

最後に、グラウンド前で撮影!(この牛さんたちは椅子にもなるので、座れます)

そして牛乳ソフトクリームが美味い!!!

また頻繁にきます!!それでは!!

中高生の夢を育む居場所「b-lab」(文京区)を視察しました!

こんばんは!!中央区議会議員の高橋元気です。

さて、本日は委員会開催前の早朝から、文京区青少年プラザb-labを視察させて頂きました!!

青少年プラザ(b-lab)は主として中学生と高校生を対象に自主的な活動の場および交流の場を提供する事ににより、青少年の自立性及び社会性を育むための施設です。

中高生の秘密基地をコンセプトに、リビングのような交流スペースや、勉強、バンド活動、ダンス等が出来るスタジオやホールがあるほか、文化・学習支援などのイベント実施、中高生がイベント企画やb-lab運営に係るステージもあります。

b-labはBunkyo Laboratoryの略称で公募により区内の高校生が名付けました。

平成13年より文京区青少年問題協議会において、中高生の放課後の居場所および社会参加推進が検討され、学校統合等による敷地の空きスペースに教育センターの移設と共に併設がなされました。

前提として、文京区内には中学校が区立、国立、私立合わせて27校、高等学校が合わせて26校あります。(さすが東大を抱える区・・・)

1年の利用者数は27000人を超えるなど、驚異的な盛況っぷりです・・・

今回は文京区教育委員会様の御取り計らいで館内でその施設説明および館内視察を受け入れて下さいました!!

運営はNPO法人KATARIBA様に委託がなされています。(年間運営費は約6000万円)

スタッフの方が本当に親身に子ども達と接し、その成長を見守っていること、一緒に文化祭や音楽イベント等を企画して、家庭や学校とも異なる、楽しい第三の居場所を創り上げていること、本当に素晴らしいと思いました。

現在の中高生は学校、塾、部活など毎日とても忙しいと思います、その中でもb-labは異なる学校・学年の仲間との交流や普段合わない大人との接点を増やし、やる気を育み、なんにでも挑戦し、その夢を応援する場所です。

安心して自由に過ごせる居場所であるのと同時に、文化、スポーツ、学びに関するイベントを通じて自分の可能性主体性を発見する場でもあります。

対象を中学生、高校生に限定しているので、原則、高校三年生で卒業となります。

館内では、調理も出来るスペース

リビングのようにくつろぎながら、ゲーム(Switchやボードゲームなどが沢山!)を楽しめるスペース

勉強に集中出来るスペース

バンド練習も出来る音楽スタジオ

ハーフコートバスケットコートもある屋外スペース

様々なイベントや舞台ステージにもなるホール

などなど、ずっとここにいたくなる場所・・・

しかも朝9時~夜9時まで空いており、無料です。

特にバンドマンだった私としても、音楽スタジオって1時間で2~3000円はしたので、これが無料の時点で毎日入りびたること決定ですね。

遊びも、学びも本気でやる。知らない子と趣味やイベントで繋がって新たな企画をするもよし。バンドを組むもよし。

高校生は社会課題の解決マイプロジェクトを立ち上げ、正解のない課題に対して仮説を立て、解決しようと行動する経験も出来ます。

その中で、様々な大人達と繋がり、教えてもらい、社会進出の準備も出来るのです。

また、区内の学校と連携し、キャリア学習プログラムを実施するほか、教育センター内にある強みを活かし、家庭内の問題等をいち早くキャッチし、児童相談や担当課に素早く繋げられるという側面もあります。同建物の上階が適応教室になっており、下に降りてきた時に一緒に遊べるという相乗効果もあります。

何より、スタッフの方々は積極的に子ども達に話しかけ、共通の趣味を持ってそうな子同志を繋げたり、一緒にイベントを開催するなど、とても愛を感じます。

学校と同じように春に卒業イベントを開催する際は、号泣する子達もいるそうです。

先輩と後輩の絆も深く、高校生運営スタッフとして参加する方もいるが、基本的には高3で卒業しなくてはいけないとのこと。

第三の居場所であると思っていた場所が、何より大切な場所になっていた、ということもありそうですね。

中央区においてはそもそも中学高校が極めて少ないという事もあり、高校生になるとほとんどの子ども達は区外の高校に通います。その中で中高生の居場所という観点はあまり思いつかないのかもしれませんが、本区をハブにして、放課後の区内在住の中高生の居場所を作り、そして社会参画、チャレンジの場所を設けるというのはとても面白いかもしれません。

大変勉強になった視察となりました。

文京区教育委員会の皆様、NPO法人KATARIBAの皆様、

そして視察を企画して頂いた

山本崇中野区議会議員

間ひとみ中野区議会議員

吉田けいすけ北区議会議員

ありがとうございました!!!!

やっぱり視察はとても勉強になっていい!

それでは!!

晴海の「猫シェルター」に行ってみた!

こんにちは!!

体調も戻ったので、駅での駅頭も再開しました!!

演説しながら最新の区政報告レポートをお配りしています。

昨日は登校中の子どもたちに、あ!イケメンがいる!と言われたので、おうイケメンだぞ!!いってらっしゃい!!と話しかけてました(ある意味変質者)
来週も勝どき、月島エリアを中心に出没する予定ですので、もし見かけたらお声がけください!!



さて、午後は会派あたらしい中央で、晴海の猫シェルターを視察に行ってまいりました。

この通称猫シェルター、平成30年に中央区立公園条例の一部が改正され、「猫の保護施設」という目的で設置されたものです。約5600万円の予算が計上され設置されましたが、3カ月程利用されたのち、利用されていないと、決算特別委員会の中で答弁がありましたので、区の担当者と一緒に視察し、事情を聞いてきました。

場所は晴海臨海公園に隣接、晴海大橋(首都高10号線)の真下というすっごい場所にあります。

何故このような場所に作ったのかと言えば、区が所有する公園の区域内であり、かつ、騒音悪臭など周りの近隣住民への影響が最も少ないであろう場所であるという理由で選定されています。



さて、ずんずん歩いていきましょう

中に入ります!!

中は割と狭いというか、ケージを収納出来る棚スペースが半分を占めています。前と奥を合わせて約30頭は収納出来るとのこと。前と奥で分けているのは、例えばワクチン摂取前と後の子を分ける。去勢前と後の子を分けるなど、区別出来る様に作られています。

水道の流しやエアコンは完備されていました。

動画にもしてみました!!

Youtubeチャンネルにも上げました!(チャンネルのご登録お願いします)

さて、ここからは当施設の設置経緯と現状です。


まず、築地エリアの野良猫の発生が問題となっていました。
当時、地域の共生推進員ボランティアグループ保護活動団体がその野良猫の対処として一時保護、避妊、去勢手術、飼主希望者への受け渡しなどを行って頂いていました。

しかし、そのグループの方々では受け入れられないほどの野良猫が発生し、困っていました。そこで区が当時発生していた21匹の野良猫の受け入れ先として、区が目的をもって猫の保護施設を設置しました。

区(保健所)が所有する当施設の利用を、当該ボランティアグループだけでなく、利用を希望する各団体へ利用許可する形で、施設を運営しています。


まず、猫の繁殖力はとても高いことを認識しなくてはなりません。
は年に2~4回出産することが可能で、1回で4~8匹の子猫を産みます。 環境省が作成した資料によると、1組のから1年後に20匹以上、2年後に80匹以上、そして3年後には2000匹以上に増える可能性があるとのことです(あくまでこれは理論上の話と考えられます)

猫を飼わない人も知っておくべき、野良猫が減らない理由って?

築地はこれまでネズミの駆除が問題となってきましたが、同時に猫の繁殖も衛生上の問題があります。
これまでは保護団体・ボランティアグループの方々が、去勢手術代等は区の補助を受けた上で、自主的に野良猫を保護し、飼主を探したりといった対応をしてくれていました。


区としても住民の衛生問題に直結するため、当保護施設を設置し、保護団体等へ貸し出しを行うことを想定していました。



設置には意義があります。
では何故、3カ月しか利用されなかったのか?


まず、21匹の野良猫の一時受け入れ先として機能させるという当初の目的は達成しました。
しかし、やはり団体が継続的に利用するには幾つか不便な点も否めません。立地的に遠く、移動が不便である。また、作業をするスタッフの休憩スペースやトイレもありません。何時間も見守らなければならないボランティアの方々が滞在しやすいような作りになっていないのです。
また、原則ケージの中から出すことを想定しておりませんので、猫のストレス負荷という側面もあります。


当初交渉していた団体も、当施設の他にも自前で保護施設(専用の一軒家を持っているとのこと)を所有しているため、受け入れが一段落し、頭数が少なくなった段階で、段々と自前の保護施設に移送したとのことでした。

継続的な利用を促すのであれば、設計の段階でもう少し詰めておくべきだっただろうというのが私の印象です。


事務スペースだけでなく、例えば近隣の住民も気軽に立ち寄れるような猫カフェのような運営を想定し、設計するとか、利用する側の立場を想像する必要があったと思います。
この点、前回の投稿の江戸川区の児童相談所は素晴らしかったです。



とはいえもう作ってしまったものです。
もちろん当時、しっかりと設計や活用方法を詰めておくべきだった議会の責任はあるとしても、その責任は今後の活用をリカバリーする方向で考えるべきであると思います。



区としては、その他猫の保護活動団体や晴海の住民と協議を重ね、その活用方法を検討するとしています。


原則、保健所が所有しており、猫保護施設として条例上目的をもって設置していますので、その利用目的が最優先ですが、
例えば被災時のペット同行避難先として使用する。防災備蓄倉庫としてしまう。はたまたPCR検査センターとしてしまうなど、区民が必要とする活用方法は無限にあると思います。



是非、皆さまのご意見も頂戴させてください!!


今後も色々な場所に視察に行って報告します。

それではまた!!!

子どもたちの駆け込み寺、江戸川区児童相談所を視察!

こんばんは!!


週初めに若干風邪を引いてしまいました?

急に夜が冷え込むように寒くなりましたが、寝具は夏のままだったので、どうやらそれが原因のようです。。。。
皆様もお気をつけください!!!

さて、一昨日はあたらしい党メンバーで江戸川区の児童相談所
「はあとポート」に視察に行ってまいりました!!

https://www.city.edogawa.tokyo.jp/jiso/index.html


前提として、2016年の児童福祉法改正により、東京の場合は都のみならず、23区も児童相談所を設置できるようになりました。
その中で最初に手をあげたのが世田谷区、荒川区、江戸川区であり、江戸川区は2020年1月に開設がされました。

今までは児童相談所は都の事業であり、児童虐待への対応については、各特別区に設置している子ども家庭支援センターと東京都が設置している児童相談所の二つの機関が存在していることによって、各ケースにおいて認識に温度差が生じたり、迅速かつ子どもの状況に合わせたきめ細やかな対応がとれないことがあった点が問題とされてきました。

冷静に考えても、子どもたちや家庭の相談窓口となるためには、都が執り行う広域行政という側面よりも、地域特性を考慮した対応や相談の利便性から地域に密着したワンストップ窓口を設置することは理にかなっています。
ただ、江戸川区で虐待された子供を親から引き離し、親せきがいる中央区に引き渡すケースなど、広域的な調整が必要な場合には東京都や国の出番となるでしょう。


中央区も将来的な設置を検討しており、先行する自治体の取り組みの状況を参考にさせて頂きたいと視察を受け入れて頂きました。


担当課長の皆様のご案内のもと、児童相談所スペースのみならず、一時保護所の居住スペースまでご案内頂き、子ども達の授業風景も見させて頂きました。
元気に駆け寄って挨拶をしてくれる子供たちの姿に、

正直、施設の印象がガラリと変わりました

江戸川区児童相談所がその設置にあたり、心がけたのは以下の3点です

①指揮系統の一元化
⇒子ども家庭支援センターと児童相談所の二元体制を集約

②支援対応の一元化
⇒母子保健や子育て支援、学校教育などの基礎的サービスを駆使し、地域住民や関係団体と連携を強化し、虐待の発生を防止

③窓口の一元化
⇒4つあった窓口を一本化、総合相談窓口として、児童に関するあらゆる相談の受け皿に



まず、①についてですが、中央区も含めて多くの基礎自治体が認識している、児童相談所設置における課題は

人材不足、人材養成です

まず人を確保し、児童福祉司、児童心理司を確保しなくてはなりません。
江戸川区のケースでは、まず子ども家庭支援センターを廃止しました
これにより、もともと子ども家庭支援センターに勤めていた職員をスライドさせ、また経験者採用を同時に進めました。
更に、他自治体の児童相談所に職員を派遣し経験を積ませ、児童福祉司の研修も実施したとのことです。

施設を作るのであれば、回せる組織を作らなくてはならず、やはり最大の課題である人の養成にはある程度の時間がかかるでしょう。
全てが初めての経験ながら、チームが一体となって毎日のように会議を開き、課題を話し合い、ルールを作り、ガイドラインを作るという毎日により、段々と組織が出来上がったとのことです。



また、他の部署からスタートアップメンバーとしてやりたい!という意欲のある職員を引き抜いたり、弁護士を常駐させるなど、かなり初期にご苦労をされ、組織作りには力を入れていた印象です。



そして②、③の結果、子どもの身に何かあったらここに電話した方がいいという、評判が口コミで高まりました。

当初想定していた一時保護の定員数は35人

どのように定員数を計算したのか伺うと

1年間の一時保護の児童数×平均保護日数÷365日

この結果が17人だったところ、その2倍の35人で想定したところ、現在では想定を超える60名を預かっているようです。

(この計算式は、今後中央区でも当てはめてみます)



今では子ども達から直接相談の電話が入るとのこと、しかもその理由として、

口コミが凄く良かったので入りたいのですが(江戸川区在住ではない)大丈夫ですか?

との相談や

家庭に復帰したが、あまりに居心地がよかったのでもう一度入りたい

という子ども達の声も・・・・クチコミがいいってどういうことなんだ・・・



その理由は、一時保護施設を案内されて、とても理解が出来ました。
全てが、子どもたちのためにデザインがされています。



まず、一般的なイメージかつ都が運営している一時保護施設の印象だと、

男女は完全に別、話すことも出来ない。ルールが厳しく、まるで牢獄のよう

という話を聞いたことや、印象があります。



こちらの施設は、まず居住スペースはさすがに男女で別であるものの、教室やリビング、食堂などは男女年齢関係なくみんな走り回ってます。

そして、居住スペースの充実さが凄い。
沢山の漫画やゲームが並ぶ広々としたリビングスペースは、大きなテレビを自分たちがルールを決めて自由に使っていいことになってます。
男女のスペースで置かれている漫画も違いますが、男女それぞれの話し合いで、漫画やゲームの貸し借りの管理を行っています。

特徴的なのが、全て自分たちでルールを作るという点です。
各種イベントの企画、実行も自分たちでやります。

そして、ベッドルームも個室であり、テレビまであります。
そしてなんと、お風呂は大浴場ではなく、個室のユニットバスが4基設置されており、1人ずつ入ります。

これは施設長の強い意向だったとのことです。性的指向、性自認の不一致で悩む子どもたちにも配慮出来るようにとのことです、素晴らしい。

大きな体育館や、それとは別にグラウンドもあります。

これは確かに居心地いいだろうな・・・というのが印象です。



それも証拠に、逃げ出す子はほとんどいなかったそうです。

むしろ、いつでも逃げられるように、ドアは中から開錠し、外に出れるようになっています。
また、窓から逃げ出すと危ないとの思いから、窓の下はバルコニーになっており、ご丁寧にバルコニーから階段で外に出られます


逆転の発想です、逃げたかったらいつでも逃げろ!という趣旨で作ってます。でも居心地いいから逃げないという・・・・



とにかく、虐待だけでなく、やむを得ない事情で居場所を無くしてしまった子どもたちのために作られた施設であり、まさに

子どもたちの駆け込み寺

として、施設を作りたかった、施設長の想いがとても伝わってきました。
印象的だった言葉があります。


まず子どもたちを信用することが大事。
子どもたちは環境さえ整っていれば、間違えない。
子どもたちの心に寄り添い、行動を責めるのではなくその背景も含めてちゃんと見てあげたい。



子どもたちが逃げなくてはならない状況になった場合、子どもたちの心に寄り添い、その受け皿として機能していました。

唯一苦慮されていたのは、まなびを止めることなく、子ども達にちゃんとした教育を受けさせたいが、教育委員会の管轄ではないため、自分たちで考えるしかない。
という点です、ここに縦割り行政の課題もありました。



今回、私も沢山思うところがありました。
そしてその方々の子どもたちに対する熱意を、是非中央区のまちづくりにも活かしたいと思いました。


今日は以上です、それではまた!!!!