ブラック校則問題、制服は必要か否か、学校をカエル!校則を考える議員連盟の勉強会に参加しました

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は、子どもの事故予防地方議員連盟および校則と児童生徒指導を考える地方議員連盟の合同勉強会でした!

冒頭、子どもの事故予防地方議員連盟顧問の自見はなこ参議院議員より、ご挨拶がありました。

本当にどなたにでも物腰が柔らかでとても尊敬する国会議員の方です。内閣府大臣政務官であり、子ども庁の創設を始め、とてもフットワーク軽く子どもが関わる問題に携わって頂いています。

子どもの事故予防地方議員連盟として、昨年の園バス事故の改善要望書を提出したことを大きく評価して頂きました。

引き続き子どものために活動を続けていきたいと思います。

勉強会の講師は名古屋大教授の内田良教授でした!

内田良教授は社会教育学者で教員の過重労働問題や校則問題、部活動の問題など、学校内の問題を中心に研究を行っています。

データベースで子どもの事故予防教員の働き方改革、学校に関わる様々な問題に物おじせずにズバズバと切れ込んでいく教授であり、時には学校の敵だと叩かれることもあるようです・・・

教授の講義は非常に面白く、そもそも生徒にブラック校則を変えてもらう、というよりも教員が変わろうよ、との言葉、そしてもっと子どもを信じるべきという言葉に非常に共感しました。

制服を排し、私服で登校すると生活が乱れるというご意見も聞きますが、高校の私服率50%の長野県でも問題は全く起きていません

私の中学校高校も、服装は自由でしたが、特に問題はありませんでした。

つまりは、学校保護者大人たちの論理決めつけにより、子ども達を縛っている部分も大きいのです。

努力根性忍耐が尊ばれる時代も少しずつ変わっています。

歴史や伝統などは一度捨て去り、今ある校則を変える方向が全てではなく、ゼロベースで本当に校則が必要なのか、あるいは必要であればどの項目が必要なのかを、学校生徒保護者が一緒に考えること、それが大切であると私も思いました。

私も質問しましたが、中央区においても泰明小学校のアルマーニ制服問題もありました、実は制服を着せたいのは生徒でも教員でもなく、保護者です。

保護者が安心するから、楽だから、という理由で子どもを縛っている部分もあります。

どのように社会の意識保護者や大人達の意識を変えていけばよいのか、教授もそこがまさに難しいという風に語っていました。子ども達の意見を教員を通じてPTA等に伝える、チラシを配布する、様々な方法が考えられます。

でもやはり、私も思うのは、もっと子どもを信じて任せるべき、という事です。

正直今の社会は過保護になり過ぎていると思います。

守るべきは子どもであり、子どもの権利・自由を私は最大限守り育てていきたいと思っています。

引き続き子どもの事故予防の問題、校則による子どもに対する人件被害の問題に力を入れていきます!

やはりこう言った書き方をしてしまうと、議員が教師を加害者扱いするのか?といったご意見を頂戴します。(私が言ったわけではないんだけども)

少なくとも、ブラック校則が問題となる場面においては、教員(校長)が定めた校則が子ども達の人権を侵害し続けている、という意識は持つべきであると思っています。

その上で、校則や学校に関わるルールについては、学校側、生徒、保護者が自主的にしっかりと話し合うよう求めます。

もちろん、教員の方々へのサポートや支援を通じて環境の整備には力を入れていくべきです。

子ども達、そして学校現場をどうすれば助けられるか、地方議員の視点からも考え続けます。

それでは!!

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