晴海レアル・マドリード・フットボールスクールを視察!!そこはもはやスペインでした!

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です!

本日は会派かがやき中央のメンバーと晴海のレアル・マドリード・ファンデーション・フットボールスクールを視察させて頂きました!!

こちらに動画としてまとめています!!

サッカー界が誇る白い巨人、スペインの超名門・銀河スター軍団として名高いレアルマドリードの公認サッカースクールです。

対象は幼稚園保育園年少から高校2年生の男子および女子となりますが、子どもや親だけでなく、地域の方もふらっと立ち寄れるサッカーグラウンドを核とした地域のコミュニティ作りを目指す素晴らしい施設でした!

本日はレアルマドリード・ファンデーション・フットボールスクールジャパン代表の増田様、宇高様にご案内頂きました。

まず、入り口を見ても分かる通り、グラウンド前はオープンスペースとなっており誰でも入れるようになっています。

そして牛乳とパン屋さん(地元でも人気になりました)やスペインバルもやっており、自由にご飯やお酒を楽しみながら子どものサッカーを眺め、親は待つことも出来ます!

日本の子どもはスペインの子どもと比較して乳製品を1/4の量しか採っていないとのことですが、無理やり牛乳を飲めといっても飲まない。

それなら100%牛乳で作った美味しいものを食べて貰えたら、自然に牛乳を飲みカルシウムを摂取してくれるのではとの考えから牛乳屋さんが出来たとのことです。

また、スペインバルは豊洲の仲買さん直送で牡蠣などの新鮮な魚介類とワインも頂けます。。。最高ですね。

まず1階のデンタルケア施設を案内して貰いました。

こちらでは有料ですが、子ども達の歯の洗浄と美白化を行うことが出来ます。スポーツ選手にとって、歯は命であり、力を入れるためには嚙み合わせもパフォーマンスに大きく影響します。

ヨーロッパでは当然のように歯に関する教育を受け、矯正を受けますが、子ども達の歯がきれいになることにより、その綺麗さを維持しようとしっかり歯磨きをしてくれるようにとの思いがあるとのことです。

全てをヨーロッパ基準で教えていくという方針です。

さて、施設の中、2階以上へあがろうとすると、入り口は顔認証によるセキュリティが作動しています。子どもが入館、退館すると両親のスマホのアプリに通知が行く、といった連携もされているとのこと。

3階は自習室と自習室用ロッカーが、小2~中2用と中3~大人用に分かれています。

それぞれ16席~20席ほどのスペースがあり、放課後の子ども達の居場所としても使用できるとのことです。

また、子どものスクールを待つ間、大人もラウンジスペースとして仕事をしながら待てるようになっています。

こちらは別料金で低学年用は300円/時 中2~大人用は900円/時となっています。

屋上に上がるとそこはガーデンになっています。

子ども達の練習風景を眺めながら、スペインバルで買った料理を大人たちはお酒を飲みながら楽しめます

最近では地域の方が多く利用されているとのこと、まだ大規模なイベントは出来ていないみたいですが、ニーズもあるようですので、今後検討されるとのことです。これは通いますね・・・

増田様いわく、ヨーロッパではサッカーグラウンドはパークであり、地域のおじいさんおばあさんも含めて、みんなで交流が出来る場所になっている。

ターゲットをアスリートに限るのではなく、サッカーが好きな人も知らない人も地域の方みんな交流出来る中心地としていきたいと話されていました。

また、来年度から走らないウォーキングのサッカースクールをU99アンダー99歳(実質無制限)で予定しているとのことです!

アンダー6歳vsアンダー99歳など、歩きながらのサッカーだと、身体より頭を使いながら老若男女問わず楽しめるため、認知症予防にも良いとのこと。これは参加するしかない!!!

また、晴海の子を指導して気が付いたことは、すぐ転んでしまうということ。やはり体幹や足腰が弱い走りながら遊ぶことが少ないというのは課題になってますね。

続いて2階は自習室(年長~小2)があり、9:00~21:00まで利用が可能です。中央区教育委員会と連携して、子どもの居場所としてまとめて来館してもらうなど、検討中とのこと。

シャワールームはスペインの匂い香る、とてもお洒落な仕様です。

また、ロッカールームは男女の間に壁がありません。

これはヨーロッパでは普通ロッカールームでは着替えをしないため、男女一緒であることから、ヨーロッパ文化に慣れてもらうことも念頭においています。

また、廊下のライブラリは中央区の京橋図書館と連携して、蔵書がされるとのことです。

最後に1階の救護室・倉庫も見学させて貰いました。

緊急時の対応については聖路加国際病院と提携しており、対応がされるようです。

また、カンボジアのバタンバンにある社会スポーツスクールと提携しています。ポリオ(急性灰白髄炎)または対人地雷の被害にあった社会的に非常に弱い立場にある人々に従事すること。さらに、全ての就学年齢の子供たちが初等教育を受けるための取り組みが行われているとのことであり、実際に学校を訪問し、現地の子ども達との交流も行われているようです。

https://www.realmadrid.com/ja/news/2020/03/02/twinning-action-between-schools-in-cambodia-and-japan

まさにサッカーグラウンドを核として地域コミュニティを創り上げる施設であり、これは晴海選手村跡地として誇るオリンピックのレガシー精神でもあります。

また、同時に今後急激な人口増加が予定され、二つの小学校が新たに出来る晴海地域の子どもたちの放課後の居場所としても期待されます。

これだけ素晴らしい施設ですが、1カ月間中央区民限定で募集したところ、即定員が埋まってしまったらしく、有明や豊洲の方々からクレームが来たとの逸話も・・・・

確かに、中央区民と言えど日本橋方面の方から比べたら、豊洲の方が近いですしね・・・

何れにせよ、このような素晴らしい施設が出来たことは本当に誇りに思います。夏前に訪問したことがありましたが、今回しっかりとご説明を受けれて、非常に学べました!

増田様、宇高様ありがとうございました!!

最後に、グラウンド前で撮影!(この牛さんたちは椅子にもなるので、座れます)

そして牛乳ソフトクリームが美味い!!!

また頻繁にきます!!それでは!!

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