【令和4年度決算・歳入】歳入総額1413億9735万5534円で前年度比75億円増加!人口増加・所得環境改善により特別区民税は21億円増加など堅調に推移

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

今週から中央区議会は令和4年度中央区各会計歳入歳出決算の審議が始まっています。

これまでも、中央区の歳入状況においてはコロナ禍における影響は限定的であり、特別区民税の堅調な伸びに加えて、東京都全体の法人税等の伸びも堅調である故に特別区交付金も堅調に伸び続けています

令和4年度の一般会計歳入歳出状況については以下の通りです。

令和4年度の一般会計予算は

歳入総額1413億9735万5534円(前年度比5.6%増)

歳出総額1359億0349万2515円(前年度比4.2%増)

となり、繰越財源を除いた実質収支は21億8687万8019円の黒字となりました。


主となる歳入の内訳としては、

特別区税 356億3950万8千円(21億2684万9千円増(6.3%増))

特別区交付金 240億8072万5千円(15億9141万9千円増(7.1%増))

国庫支出金 229億6692万円(5億947万0千円増(2.3%増))

都支出金 106億8823万5千円(7億5548万5千円(7.6%増))

地方消費税交付金 102億1187万8千円(8億9998万6千円増(9.7%増))

特別区債 47億5400万円(63億6130万円減(57.2%減))

などです。



Q.歳入状況の総括について

A.区の人口も17万4074人を記録し、人口増加が顕著であること、景気の順調な回復により区の財源が堅調に推移した。特別区民税においては、雇用や所得環境が堅調に推移したことから、21億3000万円の増加。1人当たりの納税額28万4000円⇒29万8000円に増加したと共に、納税義務者10万7000人⇒10万9000人に増えた。1人当たりの負担額や納税義務者が何れも想定を上回ったことが大きな要因。

人口増加が見込まれているのは明るい材料である。特別区債の減少については、前年度は晴海西小中学校の整備に63億円かかっていたが皆減の影響。

一般財源も特定財源も同様に伸びている。



Q.都区財政調整制度の現状および特別区交付金の状況

A.財政面において都と区間の財政調整および23区の特別区間の財政調整を目的としている。普通交付金においては当初算定において新規事業11、充実事業7、都市計画交付金に関わる地方債算定などで結果、225億4000万円の認定、28億2000万円の増加。特別交付金については、晴海特別出張所や私立認可保育園開設支援、ほっとプラザ晴海リニューアルなどが算定され、15億4000万円。トータルで240億8000万が交付された。渋谷区や港区とは、区民の所得状況等が異なり、本区が不交付になることは考えにくい



Q.ふるさと納税の本区への影響について

A.本区におけるマイナス影響額はH30年で13億円であったところ、R5年度は34億円に拡大。R4年度の30億円から4億円増加。

制度については地方創生が主軸、生まれ故郷などの地域を応援する制度として導入されたと認識している。もっとも返礼品競争により本来の趣旨、目的が損なわれている。特別区においても財政的に大きなマイナスの影響がある。国が認識して廃止、見直しなどの対策を講じる必要があり、抜本的な見直しの動きがあるが、本区においても訴えていきたいと思っている。



Q.今後の財政運営、投資的経費の今後の見直しなど

A.令和4年度決算にあたり、思ったより経済回復が進み、所得環境も改善されている。投資的経費については教育費については学校の整備・修繕など財政出動が続いたが令和5年度をもって一旦ピークになる。今後も維持管理に経費がかかるが、それに見合うだけの貯え(基金)は充分であるお認識している。今後も大きなピークを作るのではなく、平準化を図っていく。

Q.環境対策としてZEB化などが進めば更に工事費等が上がると考えらえる。区はどのように対応していくか?

A.正直、区の財政は伸びているが、劇的に景気が良くなっている感覚はない。インフレが進んでいるのでは。工事費の高騰は今後も避けられず、人手不足から人件費が増加している。工事にかかる経費増大は大きな負担となるが、だからこそ効率的な財政運営に心掛け、工事費のインフレがおさまるまではあまり大きな施設整備はせず、今ある施設を活用するほか、DXの機会を捉えて効率化を図っていく。

区の貯金、基金も順調に推移しています。(皆減は首都高速道路地下化等都市基盤整備基金の取り崩しによるもの)

中央区は人口増加、コロナ禍を抜けた景気回復を背景に、変わらず毎年税収が伸び続けています。

無駄を排した効率的な財政運営と共に、しっかりと未来に投資をしていく財源とする必要があります。

それでは!!

晴海レアルマドリード・ファンデーション・フットボールスクールに民間学童クラブ設置が決定しました!

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

晴海レアル・マドリード・ファンデーション・フットボールスクールの3Fに定員88名と大規模な民間学童クラブの設置が決まりました!!

祝!!!!

こちらは今年の4月にレアル・マドリード・ファンデーション・フットボールスクール晴海校様からご提案のあったものでした。

私の学童クラブの待機問題を取り上げたブログを読んで頂き、それなら地域住民のために、スクールの空きスペースを学童として活用出来ないか?と有難いお申し出を頂きました。

特に晴海西(4,5丁目)地域においては、新設される晴海西小中にプレディプラスが設置される他は、学童クラブがありません

これは晴海地域に学童を開設出来るだけの場所がない、という点が大きいかと思います。

晴海FLAGの入居が始まった場合、子ども達の放課後の居場所の確保が非常に大きな問題となります。

早速、区の放課後対策担当課と打ち合わせを行い、学童として運用するにはどうすれば良いか、運営面や施設面に課題はあるものの前向きに進めて頂きました。

結果、半年でとんとん拍子でまとまり、運営主体は株式会社ベネッセスタイルケアとして、最大定員88名という大規模な民間学童クラブの設置が決まりました!

通常の学童クラブのプログラムだけでなく、サッカー教育の観点からも大きな期待が出来ますね。

今やレアルマドリードファンデーション・フットボールスクール晴海校は周辺住民の方を中心にサッカースクールが大人気で、cross doc晴海に第三コートを増設しますが、スクールには200人あまりが待機待ちとのこと・・・

そもそものオーナーの施設設計の理念が、

サッカーを中心に、地域の町おこしをしたい、という想いです。

欧州では、サッカーグラウンドに周辺の方々が集まって、お酒を飲んだり子ども達と大人達が交流するなど、グラウンドを中心にコミュニティが形成されています。

当施設は自習室を貸し出しているだけでなく、中央区の教育委員会と連携して図書を設置していたり、大人が待ち時間の間にワインを飲めたり麻雀が出来たりと、とても素晴らしい施設です。キッズスペースも確保されてあります。

まさに、晴海のコミュニティの中心を担っていく施設であると私は思います。

施設の詳細はこちらのブログでも紹介しています!

子ども達の放課後の居場所としてはこの上ない環境でしょう。

晴海FLAG入居前に体制が整うとは、、本当に素早いご対応ありがとうございます!

11月から利用者募集開始予定とのことです!

また詳細が分かり次第お知らせします!

【晴海まちづくり協議会】晴海五丁目歩行者ネットワーク整備、晴海5丁目西地区プロローグイベントHarumi Coming!の開催、防災拠点運営の重要性など

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は晴海まちづくり協議会が開催されました。

内容は大体、前回の環境建設委員会と同じでした。

まずは晴海5丁目歩行者ネットワーク環境の整備について

質問については、委員会でも出た以下の点について



Q.スケジュールが遅くないか?

A.該当箇所が836号線の盛土工事の資材置き場となっているため、盛土工事が完了した後、令和7年度に基本設計などボーリング調査を行い、用地を取得する。そのため令和8年度着工となる。

Q.まちかど広場とは何か?公園なのか?

A.道路用地として取得するので、公園ではないが、道路スペースを緑地化し、休憩できるスペース、広場となる

Q.環状2号線に接続するスロープについては、築地大橋のように自転車が通れるように、エレベーターも並行して設置して欲しい

A.高低差がある中でバリアフリーを目指すのであればエレベーターも検討の一つとなる。いずれにせよ現在自転車通行が禁止されている朝潮小橋への流入を防ぐためにも歩行者と自転車の共存を図る。

Q.晴海5丁目側と同様に、ドゥトゥール側にも自転車通行スロープは作らないのか?

A.現在考えていないが、地元自治会等の要望やニーズを受けて考えていく。

続いて、晴海5丁目西地区プロローグイベントについて

令和5年10月21日に、晴海5丁目西地区のプロローグイベントHarumi Comingを開催する。水谷隼さんなど、アスリートを呼ぶトークショー、スポーツ体験やライトアップなどで盛り上げていく。

Q.車での来場の際に違反駐車がないように警備を要請する

A.かしこまりました

Q.来場者は何人くらいの予想で、エリアはどこから来ることを想定しているか?また、アンケートのようなものはとるか

A.来場者は4~5000人想定。10000人くらいまでは収容できるが危機管理体制は万全にする。主に中央区内での周知を考えている、折込チラシ学校の配信メールLINE広告晴海FLAG購入者への周知などを想定しているため、エリアは中央区。また、アンケートは予定してる

(中央区内だけで5000人想定ってすごいな・・・ほんまかいな感)


最後に、吉田副区長より以下のお願いがありました。


これまで、区は皆さんに災害発生時の在宅避難を推奨してきた。それは、特に晴海地区など高層マンションにおいては、ほとんどが耐震性に優れており建物が壊れる想定をしていないため。

ただ本当にそれだけでいいのか?となると、水、電気、ガスが止まった際にエレベーターが止まる。運転再開については、点検が終わらないと再開出来ないため長期間再開されない可能性がある。

そのため、特に高層部分については上がって通えない方もいるだろう。在宅は基本だが、高層部においては避難所への避難や、マンションの共用部にいたいという意見も出てくると思われる。

結論、そのためには自治会の方々を中心に、しっかりと防災拠点を避難所として運営するために自らが立ち上がってもらう必要がある。どんな物資があるのかを把握し、発電機を稼働する、カマドベンチを開ける、マンションに残る人と避難所に来る人との連絡網を繋ぐ、など自ら出来るようにならなくてはならない。そのための準備に力を入れたい。

なので、11/18月島第三小学校で開催される防災訓練に、必ず全自治会が複数人参加して欲しい。来年度から晴海フラッグが出来て防災拠点は晴海西小月3小の2か所体制となる。そのため、防災意識をここで改めて向上し、避難所の運営を担えるようにご協力をお願いしたい。



⇒晴海地区でも、防災拠点運営訓練はコロナ前はやっていましたが、確かにここ最近はしっかりとした拠点運営訓練はやっていませんでした、それはほっとプラザの改修が入ったからです。今後、晴海西小、月3小の拠点運営に向けて、しっかりと準備して欲しいというメッセージでした。

このようなメッセージを全住民に伝えるためにも、あらためてまちづくり協議会のオンライン配信など、発信強化を望みます。


その他、ご質問などあればお申しつけください!

【かがやき中央】令和6年度予算要望書を中央区に提出しました!

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

中央区はこれから令和4年度の決算審議に入りますが、並行してかがやき中央からは令和6年度の予算要望書を中央区に提出致しました。

毎年、区民の皆様からのご要望を直接、またはオンラインで募集し、区に提案をしております。

1年に1度、予算作成前に、区に事業としてやって欲しいことを取り纏めてプレゼンするチャンスでもあります。

さて、取り纏めた令和6年度の予算要望書がコチラになります

こちらは、区民の皆様からのお声を中心に構成した、かがやき中央マニフェストとも言える政策集でもあります。

本日は区長が公務のためどうしても出席出来ないとのことで、吉田副区長田中副区長、総務部長、企画部長に本予算要望案のご説明を致しました。

時間の関係もありましたが、私からは主に区政のDX化と共に、LINEを活用した通報システム、アンケート機能の活用および官民共同で議論出来るオンラインプラットフォームの創設について要望致しました。

今後、それぞれの一般質問や決算・予算特別委員会等の場でもこれらの予算要望を取り上げていきます。

ご質問、ご要望等ございましたらいつでもお申し付けください!!

地域政党「あたらしい党」の代表を交替しました

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

この度、私が所属する地域政党あたらしい党の党員総会が開催され、

私は代表を任期満了で退任し、新代表に宮本舜馬荒川区議が選任されましたことをご報告致します。

代表に就任してから約2年半、お支え頂いた党員の皆様、特別党員の皆様、支援者の皆様には心より感謝を申し上げます。



振り返れば、あたらしい党は現日本維新の会の音喜多駿参議院議員が2018年10月に設立しました。

元々前代表とも面識のあった私は、この政党との出会いこそが様々な紆余曲折を経て、政治の道を志したいと決意を固めた切っ掛けでもありました。

あたらしい党の理念は、今まであたりまえのように諦めてしまっていた政治を変えること、それも地方から変えて実現すること

特に今まで政治に接点がなかったような、若者女性多様な人材を政治の世界に送り込み、目に見える改革を各地で実現することです。

また、日本初のクラウドファンディング、オンラインサロンでの党運営を主体とする政党でありました。

国政政党の争いに左右されないニュートラルな地域政党であるから実現出来る政治があると信じ、その理念に共感し、参加しました。

当時の結党大会も物凄い盛況に。。。

2019年の統一地方選挙を経て、10人以上候補者もいましたが、新人併せて9人の議員が誕生し、東京の地域政党としては最大規模のスタートを切りました。

ところがまさかの音喜多代表の北区長選挙落選により、いきなり党運営はピンチとなります。

ご本人も大変な人生の決断を迫られたと思いますが、国政政党である日本維新の会から公認を受け、参議院議員となりました。

結果、代表が日本維新の会とあたらしい党の二重党籍を持つという状況となりました。

そうなると、初めの方はうまくいっていましたが、次第に日本維新の会とあたらしい党の関係性を問われ、残念ながら話が違うと党内から離党者も続出してしまう流れとなりました。

そのこと自体は仕方なかったと思います。

あたらしい党は常に自らをアップデートさせるアジャイル政党である、柔軟さが売りです。しかしながら、結党当初の理念とずれてきてしまっていたのは事実です。

私は当初は政調会長として、次に幹事長として、この問題、政党と政党の中間で代表とメンバー間の意見の調整をしていました。

約2年が経ち、そのひずみはいよいよ大きくなります。

私自身、幹事長として全権を担っていた2021年1月の千代田区議会議員補欠選挙における不祥事の責任を取り、幹事長を辞する考えを伝えました。

そこで音喜多代表本人も辞する考えを示されました。

2つの政党間のイザコザも相当本人にストレスがあったのだと思いますし、日本維新の会の中で上がっていくためには、どこかの段階であたらしい党の存在は足枷になります。

ですが、誰も新代表として手を挙げない中、そこで本人からの意見として出されたのが、党の解散(サークルへの移行でした)

つまり、あたらしい党は=音喜多前代表がクラウドファンディングを主導し作った政党であり、音喜多ファンクラブのようなもの、だから自分が抜けるのであれば解体するのが自然である。という主張でした。


他メンバーが沈黙する中、自分も悩みました。

確かに音喜多前代表という存在が集めた政党、そうかもしれないが、選挙で当選をさせて貰い、自分にもそして他の議員にも、地域であたらしい党を応援してくれた人、期待してくれた人達がいる私に期待して、支援してくれた方々がいる。その人達の存在を無視するのか?政党間の争いの結果、党の都合だけで勝手に解散すること、それが本当に我々が当初望んでいた政治の世界なのか?と。



唯一、私だけが前代表と対立し、自分が代表をやって党を存続させると啖呵を切りました。

え、、自分で作った政党を自分で投げ出すのかい・・・と思う部分はありましたが、全て自分の責任と覚悟で受け継ぐと決めました。



自分がこの党を守る絶対に潰させないと決めました。

結果、2021年3月に新代表に就任致しました。

とはいえ、相当な覚悟は必要だろうとは思っていました。

まず、あたらしい党としての事務作業は全て音喜多事務所のスタッフが担当しており、その全員が抜けたため、収支報告会計、広報やその他全ての事務作業私1人でやることを決めました。これはやらざるを得なかった。

その後、スタッフも増やしましたが、今でもほとんどの事務作業を私がやっています

他党との様々な調整も必要です。

そして、必ず前代表と比較されるだろうということ、むしろ格が違い過ぎて比較すらされないでしょう。

予想通り、党員は半分ほどまで減少しました。その責任ももちろん問われます。

ガンガン人がいなくなる悲しみ・・・

でも彼ほどのカリスマ性がなかったとしても、自分が党の顔として、引っ張らなくてはならない。そうであれば、少なくとも前代表に活動量で近づく。毎日ブログを更新しSNSもガンガンやる、YOUTUBEもチャンネルを活用するなど。

それはもちろん中央区議会議員としての仕事にも活きます。フォロワー数も投稿数も中央区議会議員の中でNo.1となりました。

党運営としても、よりオープンにするため、オンライン執行会議は党員の方も自由に参加し、フルオープンに。

また、自ら教材を作り講師を招いてあたらしい党選挙対策講座を開くなど、自分が出来る事をやりたいと思いました。


そして心掛けたのは、政党として舐められないこと

あたらしい党って維新に吸収されたんでしょ?一緒になればいいんじゃない?ともよく言われました。

その度に、うちは地域政党であり、どの国政政党にもなびかない。全政党が友党であり、政策的に是々非々で対峙する。と答えます。

敢えて距離を取りました。

全国政政党に要望書を提出するなど、与党野党を問わず、超党派で地域の声を届けることを重要としてきました。



正直、自分は今の状況から考えれば、自分のミッションは一貫して政党を存続させること。党勢拡大よりも、現在の議員が確実に力をつけ、全員が当選すること、であると思っていました。

拡大を急ぐよりも、まずは党の基盤を固めるべきであると思っていました。

そして、本年の統一地方選挙においては、

新人の高橋えりかさん含めて全員当選!!!そして全員が前期から票を伸ばしての上位当選達成です。



ほっとしましたし、この瞬間、党の存続は大丈夫である、と思いました。

何故なら、前回の選挙はあたらしい党というよりも、音喜多前代表の人気で勝てた部分はあったかもしれない。けど、今回は違います。

恐らく、あたらしい党だから、という理由で投票してくれた訳ではありません。

その個人、個人がしっかりと4年間活動した成果です。

たぶん、私においても、高橋元気だから投票した。という方々がほとんどであると思います。

党の風に関係なく、それでも今回全員個人の力で勝ったのだから、恐らく安泰でしょう。

また、総会で会計報告も致しましたが、党の収支も黒字で極めて財政状況は安定しました。(前期は約100万円の黒字経営)

この素晴らしい党と仲間は、もう壊れることはない


だから、自分の役目も終わったのだと思いました。

もちろんこれからもあたらしい党は更に発展、拡大出来るでしょう。

でもそのバトンは次世代の仲間達が担うべきだと思いました。

あたらしい党はみんなで作ってきた政党です。

そして、各議員がそれぞれ力を持ち、何れは区長や国会議員になるぞと意識の高い議員たちです。

代表などの役職を色々なメンバーが経験することが、全員の成長に繋がります。自分がずっと居座り続けてはまた固定化してしまいます。

そしてそれぞれの色が出た結果、より多様性に溢れたカラフルな政党になるでしょう。

今回の統一地方選挙は全員100%の上位当選率を誇り、この人数を抱える地域政党東京に他にありますか??

頑張れ、あたらしい党の仲間達!!

前半色々言いましたが、音喜多前代表とは今でも何かあった時に相談していますし、尊敬しています。

今や国政政党の政調会長としてのご活躍、明らかに一番汗をかき、仕事をしている国会議員です。

2年半前の当時は恐らく前代表、あたらしい党それぞれにとって最良の選択であったのだと思います。

また、お陰で自分自身、様々な経験を経て成長したと思います。

改めて、この2年半、そして結党から約5年間、支え続けてくれた方々、関係者の皆様に心から感謝致します。

私はこれからは党の裏方に回ります。

肩の荷は少し降りましたが、中央区議会かがやき中央の幹事長やその他団体の活動も更に責任は重くなってくると思いますので、より一層精力的に活動したいと思います。



長くなりましたが、それでは!!

引き続き、あたらしい党をよろしくお願い致します!!

【9月補正予算】浜町総合スポーツセンターの改修は今やるべきか、自転車用ヘルメット購入助成、幼稚園の預かり保育開始など

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

先日、第一報をお伝えした中央区一般会計9月補正予算案について、本日企画総務委員会で審議されました。

以下、私からの質疑含めた主な審議内容です。

https://www.city.chuo.lg.jp/documents/14621/r5_9_hosei_press.pdf

補正額は2億7614万5千円、令和5年度合計で1501億4113万8千円となりました。歳入は国庫支出金や都支出金および繰越金等を充当します。

【ふるさと中央区応援寄付制度拡充について】

Q.ふるさと応援寄付制度の充実のため新たな返礼品の導入は歓迎すべきではあるが、今回この2つに決定した経緯は?また、今後の方向性について

A.区外から本区に訪れる方に本区の魅力をPRするため、体験型返礼品を中心に考えている。今回、築地魚河岸(40枚)や歌舞伎座、明治座の観劇券(80枚)を通じて中央区ならではの楽しみを体験して貰うため調整してきた。寄付金額に応じてコースなどが変わる。今後についても、影響や反応を見ながら中央区の魅力を発信するためシティプロモーションとして展開を考えていきたい

Q.体験型だけでなく、例えば地元の特産品としてこれを返礼品に出来ないかといったご相談を頂くこともある。返礼品とする基準は?

A.返礼品に指定できるもののルールがあり、例えば地場産品であるとか、事務的経費含めて50%未満にするなど。様々な売り込みもあるが、中央区らしいもの、中央区の魅力をPR出来るものを考えていきたい。


【総合スポーツセンターの改修について】

Q.今回の総合スポーツセンターの改修について、特に日本橋中学校の改築に伴う仮校舎設立(浜町公園に仮校舎)と時期が重なる。本区における総合スポーツセンターは区民のスポーツ施設の要であり、使えなくなる期間があってはいけない。どれほど影響があるのか?

A.総合スポーツセンターは替えの効かない施設であると本区も認識している。全部休館はせずに、部分、部分を段階的に工事していく予定。

Q.そもそも日本橋中学校改築スケジュールと、時期をずらせないのか?つまりは今やる必要性、緊急性があるのか?5年後でも良いのではないか

A.ご指摘の通り、令和7年2学期から仮校舎の運用が始まり、スポーツセンターで体育の授業や学校行事で使いたいという学校側の要望も受けている。今回の改修は劣化改修であり、平成8年の竣工から間もなく30年を迎え、照明機器の不具合や目に見えない箇所の呼称がある。このタイミングで改修することは必要であると認識している。

⇒日本橋中学校の改築が突然入ってきた中で、全体的な区の計画性の無さが現れている。このタイミングでの改修は更なる区民の利用を阻害する可能性が高く、出来る限り区民の利用を確保するように



【プレディ等への保護者連絡ツールの導入について】

Q.連絡ツール等の導入は歓迎すべきであるが、どの事業者のサービスを使うのか?

A.お知らせ一斉配信と既読確認、欠席連絡、連絡帳機能、入退室管理が出来るようになる。その条件で今事業者を選定している。

【自転車用ヘルメット購入助成について】

Q.今回の制度導入経緯、そして例えば葛飾区のように3000円補助にすることは考えなかったのか?

A.道交法改正を受け、本年4月からヘルメットの着用が努力義務化されたところ、これまでイベント等の場で啓発に努めてきたが、このタイミングで更なる着用率向上を図る。区内12店舗と話が通っており、店舗での手続きを経て直接割引された価格で購入することが出来る。金額については、最近では3000円以内でも購入出来るモデルもあり、補助という側面からはご自身でも金銭を負担して頂くのが妥当であるとの判断から、2000円に落ち着いた。

Q.そもそも他区では早々に4月から助成をしている自治体も多く、本区は23区中21番目となった。何故ここまで遅くなったのか?

A.本年前半に助成制度導入は検討していたが、ヘルメットが全国的に品薄の状況であり在庫が足りない中で、在庫が揃うのが秋頃であると聞いていたので11月が妥当であると判断した。

⇒そもそも既に買ってしまった人も多いと思われる。本件については正直遅い。本件に限らず、出来る限り先回りで事業をスタートするように。



【幼稚園預かり保育の実施について】

Q.改めて、利用時間を18時までに設定出来ないのか?出来ない理由は?

A.まず、行政機能の重複を回避する必要がある。教育時間終了後、安定した保育を必要とされている方は区立保育園に空きがあるのでそちらにお願いする。子育ての選択肢を増やす意図がある。

また、教育時間から預かり保育の時間が8時間を超えてしまうと、需要を満たしているとされ、もし別の施設の預かり保育を利用したいといった場合に幼児保育の無償化の条件から外れてしまい有償となってしまう。そのため、8時間以内が望ましい。



私からの主な質疑は以上です。

スポーツセンターの改修については、完全に日本橋中学校の改築スケジュールと被ってしまった点は失策であり、今すぐやる必要性、緊急性があるのか疑問です(法律上の改修義務が発生する場合を除き)。とはいえ、施設の安全性の観点、利用者の安全の観点からは出来る限り、一般区民の利用を確保した上で進めて貰う必要があります。

まさに総合スポーツセンターは区民にとって替えが効かない施設であり、私は晴海や築地などに、同レベルのスポーツ施設を建設するべきであると思っています。



9月補正予算案全体については、かがやき中央としても賛成致します。

ご意見等、よろしくお願い致します。

それでは!

区民の皆様のお声をお寄せください!「令和6年度予算要望」を区長に提出します

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

さて、中央区議会は第三会定例会にて、決算特別委員会を設置し、令和4年度の決算案を審議します。

その中で区の事務事業を評価し、来年度予算案に向けた改善に着手する流れです。

その後、令和6年度予算案の調整が始まります。

このタイミングで、我々かがやき中央もこれまで毎年、区長に対して予算要望書を提出してきました。

直接区長にプレゼンする機会を貰うことにより、これまではかなり、その予算要望書に沿って提案が採用された事業もありました。

原則、当初予算案の策定は年に1回です。(緊急性を要する事業については補正予算案が組まれる)まさに1年に1度のビッグチャンスとなります。

区議会議員とは、区民の皆様の声の代弁者です。特に我々の会派は、皆様から頂いたご要望、お声を集め、区を動かすことを使命としています。

今回も、是非皆様から、区にこれをやって欲しい!ここを改善して欲しい!というご意見を頂ければ幸いです。

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屈託のないご意見を頂戴出来れば幸いです。

よろしくお願い致します!!

明日、本会議一般質問に登壇します!今回は晴海地域のまちづくり及び教育問題を中心に

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

さて、明日中央区議会第三回定例会にて本会議一般質問に登壇します。

事前の質問通告は以下の通りです。

【晴海地域の今後のまちづくりについて】

・晴海地域全体のまちづくりの方向性について

・晴海地域の交通安全対策について

・東京湾大華火祭の再開、晴海会場の運営について

【NEXT GIGA対応について】

・GIGAスクール構想の実現状況について

・端末の一斉更新について

・次世代校務支援システムの導入について

・学校現場における ChatGPT AIの利活用について

・ネットワーク環境の強化について

・学校現場の支援体制について

【英語教育について】

・英語体験学習、海外留学の充実について

・英語本の充実について

・地域住民が外国語を教えていく取り組みについて

【いじめ問題について】

・いじめ被害者および加害者への対応について

【学校評価について】

・本区における学校評価の活用状況について

・保護者アンケート、児童アンケートの匿名性の担保について



いよいよ来年春に晴海FLAGの街開きとなります。最大で約12000名が増える晴海地域において、懸念事項を質問すると共に、教育問題については、2025年に端末更新を迎えるNEXT GIGA対応英語教育いじめ問題学校評価について取り上げます。

まちづくりも子ども達への教育も、大切な未来への投資です。

中央区の今抱える問題、想定される問題と共に未来への考え方を質問していきたいと思います。

明日、恐らく登壇時間は14:30頃になると思います。

FMラジオ放送の他、後日インターネット中継も実施されます。

宜しくお願い致します。



なお、質問全文、詳細につきましてはコチラになります。

(事前に公開する議員はあまりいないと思います)

詳細はまた改めて纏めます!

それでは。

【区民文教】特別支援学級の新設、月島地域における通学区域の見直し、月島第一小学校の改築、幼稚園における弁当給食・預かり保育の実施など

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日の区民文教委員会はかなり重要事項が提出されましたので、速報致します。

■幼稚園施策の更なる充実について

①弁当給食の実施

令和6年4月より、区立幼稚園全園において弁当給食がスタート。保護者からインターネットで注文(無料)アレルギー対応も可能

②預かり保育の実施

令和6年4月より、区立幼稚園全園において午後4時半まで預かり保育を実施。現在の登録者を除き、一時利用のみ。保護者からインターネットで申込(1回400円)なお定員は20名~30名



Q.どのような形式でどのようなお弁当を提供するのか、スキームについて

A.出来れば1つの事業者で全園が望ましいと考えている。(事業者および弁当種類は選択不可)弁当給食を実施、配送出来る事業者がそもそも限られている。前月までにインターネットで申込というスキームで、当日、指定数量を配布する形式で検討している。各園で子ども達の名前を確認して配布する。弁当とはいえあくまで給食の位置付けであり、幼稚園が提供するものとして無料としている。

Q.預かり保育の利用料は無償化出来ないのか

A.幼稚園における幼児教育の時間は正規の時間内であると考えており、預かり保育については幼児教育が終わったあとのオプションとしての時間であり無償化の対象外であると考えている。

Q.現在3園ではどのような人が利用しているか?

A.通院、就労、介護、突発的な事項によって引き取りに来れない方の利用。現在各園で運用している限りでは登録者24名一時利用が6名ほど。どういったご事情であれ、引き取る事が出来ない事情がある方は利用出来る。今回登録の枠を撤廃し、より多くの方が利用出来るように。基本的にインターネットから申込をするため、理由は問われない。

■特別支援学級の充実について

日本橋地域、月島地域に特別支援学級を2校開設する。

①日本橋小学校(令和10年度)

②月島第三小学校(令和7年度)

Q.特別支援学級の現状と課題について

A.まず特別支援学校と特別支援学級との違いについて。特別支援学校はある程度障がいが重い子を対象にしており、例えば知的には遅れがあるが、他人との日常会話出来る。抽象的な表現について難しい子、という場合は特別支援学級になる。(特別支援学校では「生活上の自立」を目指しているのに対し、特別支援学級では「子どもに合わせた学習」を目指している)

これまで日本橋地域のお子様はタクシーで明石小学校まで行かなくてはならなかった。少なくとも保護者の方と歩いて行ける地域に作る必要があった。子ども達1人1人によって状況が違う、通常の学級と交流しながら音楽や図工は一緒にやれるとか、交流および共同学習を目指していく。通常学級の中には一緒に授業を受けることに不安な子もいる場合もあるため、その学級ごとに最適なありかたを考えている。

Q.日本橋小学校教室のスペースは大丈夫なのか?

A.場合によっては図書館部分の活用や、幼稚園の単学級化などで複合的にスペースは確保出来ると考えている

■月島地域における児童数増加に伴う対応について

月島地域の児童数の増加が今後も見込まれると共に、月島第一小学校区域内のご家庭の特認校・私学への就学意向が下がっている。そのため、通学域の見直しと共に、月島第一小学校の改築を令和10年度を目途に改築内容を纏める。

①月島地域の通学域の見直しを実施

②月島第一小学校の改築

Q.月島地域における通学域の設定経緯について

A.月島・佃地域における通学域の成り立ちについては、佃島小学校の移転の時期に変更されたため30年以上前である。そのため詳細は分からない部分もあるが、恐らく佃島小、月3小から等距離の円弧を描く形で通学域の設定なされたのではと思われる。そのため、町会を横断して設定されている。

今回の変更により佃地区全域が佃島小、月島地区についてもほぼ町会の区割りと同じとなり、分かりやすい通学域とすることが出来る。学校は地域コミュニティの重要な核の一つである。地域コミュニティ強化の側面からも良い効果があると思われる。

また、令和4年度と令和5年度を比較すると地元の小学校への就学率が高まっている。特認校または私立小学校への入学者が多かったが、月1については顕著に減っている。そのため、特に月島第一小学校に入ってくる子をダウンサイジングする必要があった。



幼稚園における給食の実施や預かり保育の実施なども前から要望してきた事項であり、最近は中央区も大変前向きに事業を検討して貰えていると嬉しく思います。

一方で月島地域の児童数増加対応についてですが、やはり数年前から状況は予見出来ていたはずであり、その点対応が後手後手になってしまっていると感じます。

マンションを作るなら学校や保育施設を増やす、セットでの開発を徹底していかなくてはなりません(もちろん用地の問題はありますが)

何れにせよ、持続可能なまちづくりという観点から、知恵を出していきたいと思います。

ご意見・ご要望お待ちしております。それでは!

【環境建設】晴海5丁目、朝潮運河沿いの歩行者ネットワークの整備など

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

先日、環境建設委員会が開催されました。

報告事項および主なトピックスは以下の通りです。

まずは、晴海5丁目、朝潮運河沿い、環状2号線の下が繋がります。

また、港湾局の資材置き場となっている晴海テラス横の土地の緑地化が進みます。

実はこの都有地の利活用および勝どき側への自転車通行の利便性(環状2号線の自転車道に乗るためには、一度月島警察署交差点付近まで戻る必要がある)などはこれまで晴海テラス自治会および地元住民としても要望してきました。

歩行者ネットワークの向上及び朝潮小橋への自転車流入改善のためにも改善が必要であり、区の担当者を通じて要望してきた事項を正面から検討して頂き、大変ありがたく思います。

委員会の場で 確認した点は以下の通りです。

Q.バリアフリーの観点から、環状2号線とエレベーターにより接続出来ないか

A.港湾局との基本設計の中で話し合い、エレベーター設置も含めて検討する

Q.当該歩道と環状2号線は約3mの高低差がある。高低差なしで勝どき側へ自転車用の歩道(人道橋)を設置することは出来ないか

A.現状では街角広場からのスロープ接続により環状2号線に流す想定をしている

Q.街角広場とは何か?区民の憩いの場となる公園等緑地化の方向性について

A.今回は取得費用の関係もあり道路用地として取得するため、地元ニーズを含めてどのような設計が出来るか検討する

Q.着工時期を早められないか

A.836号線の盛土工事が令和7年3月まで続くため、資材置き場として活用している関係でどうしても令和8年度以降となる。

■その他主な報告事項

ご質問等がございましたら、いつでもお申し付けください!