【区民文教委員会】区立学校における事故発生状況、いじめの状況・給食代替食補助の開始・令和6年中学生海外体験学習について

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は区民文教委員会、我が会派からは小坂和輝議員とほづみゆうき議員が委員として出席しました。

主な質疑応答は以下の通りです。

【区立学校における事故発生状況について】


Q.事故発生状況については、学校や教育委員会側でどのように分析し、学校間で共有がされているか

A.どこでいつどのような怪我をしているかという内容を紙にて保管。ICT化、データベース化してやっている学校もあるが、学校側に任されている。再発防止に向けた対応についても基本的には各学校でやっている。

他校との共有については、施設によって場所や特徴も違うので、大きな事故は校長会で共有することはあるが、 他校との連携という意味では行っていない。教育委員会に対しては、事故発生状況は学務課に上がる。


【令和6年度中学校海外体験学習について】

Q.約5年ぶりの海外体験学習とのことで、素晴らしい。各学校の代表はどのように選定されるのか、また晴海西についてはどうなるのか。

A.中央区を代表する生徒ということで、各学校で選考を行い、教育委員会で代表を決定。

学校で選ぶ際にはどれだけ頑張っているのか、成績や普段の素行も含めて代表として相応しい生徒を選定している。選考が2月から始まっているため、晴海西中学校には各生徒の見極めも難しいことから、別中学校から晴海西に転校した生徒が今回行く形となる。次年度以降は晴海西も含めて募集するが、あくまでサザランドの受け入れ体制次第。

【区立小中学校におけるいじめの状況について】


Q.特にネットいじめの見逃しというものがないか。

A.デジタルシチズンシップ教育を進める中央区においては、制限をかけるよりも如何にうまくネットと向き合い活用出来るか。ネットは教師が実態をつかむのが難しい部分もあるが、使わせないのではなく、活用するで指導している。相談があればしっかり報告が出来るように。

Q.昨今のいじめの増加原因について

A.数値上は件数は増えているが、被害者が嫌な思いを訴えたらそれはいじめと捉えなさいと周知しているため、数値が上がっている部分がある。また、ネットでの相談も相談フォームにあがってくるようになった。指導室と教育センターで連携して対応。いじめとは直接関係ないが長期欠席も増えて来ている。いじめ以外のトラブルも含めて対応する必要性。

事例については、軽くぶつかる、強くぶつかるなど教員が分類して分けて報告している。わざとでないけど嫌な思いをしたというものや、意図的に殴ったりけり上げたり。被害者、加害者どちらか一方だけの話で指導するのではなく、どうしてこうなったのか、双方から話を聴いて対応。金品をたかられる事例については、筆箱を隠される、やお菓子かってくれよとかがある。


【学校給食における共食について】

Q.コロナ禍が明けた中でもまだ対面式での共食がされていない学校がある。現状の中央区の状況は?

A.昨年度、5月連休明けでコロナが5類に引き下げ、基本的に各校においては従前の形態に戻っている。一方で昨年度はインフルエンザが流行した。学級閉鎖の現状を加味して一部の学校において対面での給食が実施されているが、まだそこまで多くなかった。

今年度においてはより広がっているが、これまでの警戒感がまだある、そのあたり加味しながら特に学校行事においては配慮しながら感染対策がされている。

教育委員会としては元に戻しているという認識であるが、保護者の間に不安点あればケアしていく。


【晴海西小中学校のPTA設立について】

Q.現状の状況は?

A.晴海西小中学校においては運動会等も行われ、保護者と学校との代打で機運は醸成されていると思うが、あくまでPTAを作るかどうかは自主性に任せたい。イベント毎に保護者が集まり協力し合うのか、様々な形態はあるが推移は見守っていく


【GIGAスクール端末の更新について】

Q.GIGA端末が来年8月にリース終了となる、次期端末の準備状況について

A.現在端末やシステムを検討中。一方で国は自治体で共同調達を進めるという話もある。中央区としてこれにしたいと単独で決められるのかどうかも含めて確認、検討しなくてはならない。現在学校関係者等で構成されたICT検討委員会で準備含めて検討してる。




区立学校における事故発生状況やいじめの状況については、毎年報告されますが、段々と件数は増えています。子ども達の心情の微妙な変化に如何に素早く気が付き寄り添う事が出来るか、学校側及び教育委員会側の体制が大切です。

5年ぶりに開催される中学校海外体験学習については、今年はサザランド市の受け入れが可能ということで、再開されて嬉しく思います。中央区の代表として様々な体験を通じて良い経験を積んで頂きたいと思います。

学校給食においていまだに黒板を向いて黙食をしている学校があると複数の方から聞いております。

あくまで食べることに集中するもぐもぐタイムであるとも説明を受けますが、素早く給食が終わり遊べるという利点もあるのでしょうが、楽しくみんなでご飯を食べるということこそ、食育にも繋がると思います。学校側、生徒側の選択にもよりますが、楽しく美味しくご飯を食べれる環境に戻れるように引き続きお願いして参ります。

また、アレルギーや宗教上の理由により、給食を食べられない(持参している)家庭に対する給食費相当の補助も決定しました。

こちらも複数の保護者の方からご相談を受けておりました。

一歩進んでとても安心しました。



何かご質問あればよろしくお願い致します。

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