こんばんは!!
今日は単純に自分の気持ちを書きます。
最近、とても悩むことが多い毎日でした。
主に私が所属する地域政党あたらしい党についてです。
私があたらしい党から選挙に出ようと思ったきっかけは、音喜多駿代表を「希望の塾」時代から存じ上げており、ふと友人の結婚式の場で再開し、新たに政党を立ち上げたと聞いてからでした。
あたらしい党の理念は
「あたらしいあたりまえをつくろう」
なぜ、政治家はお年寄りばかりなのか。
なぜ、自分の街の大事なことが知らないうちに決まっているのか。
なぜ、政治だけはずっと変わらないでいられるのか。
そういった、過去の諦めにも似たあたりまえを、
わたしたちは、しなやかにアップデートしていく。
まずは、目の前の自分たちの街から始める。
そこで起きた小さな、それでいて確かな変化は
必ず、社会全体に静かに波及していく。
このような理念をもつ政党であったからです。
私もある意味政治家が嫌いでした。
しかし、尊敬する政治家も沢山見てきました。
そういった政治のイメージ、古い政治を変えるため、
若い政治家が先頭に立って政治の世界を変えていきたい。
そしてそれはすぐ目の前にある、自分たちの街から変えていこう
そのような志に共感したからです。
そうして選挙を戦い、、、、、
当選させて頂き、、、、
仲間と共に切磋琢磨してきました
そして音喜多代表は参議院選挙で当選致しました
我々は「地域政党」であり、「国政政党」とは仕事のステージが違うため、連携が出来ると、維新さんと一緒に選挙を戦うこともありました。
私には、「政党」に関わらず尊敬する政治家の方がたくさんいます。一緒に地域を変えていこう、日本を変えていこう、と学び高めあえる仲間がいます。
就任後すぐに所属した「若手議員の会」も大変熱い志をもった方ばかりです。
そして、中央区議会ももちろん同じです。
会派、政党に関わらず、中央区のために、区民の方々のために働いている議員の方々を心から尊敬しています。
極論、地方政治に「政党」の違いはあまり関係がないと思っています。国政の政策に考えの違いはあっても、例えば中央区の待機児童を解消する、介護施設を増やす、など区の問題に反対する議員はいません。みんな中央区のためなら同じ方向を向いている、地方政治とはそういうものではないでしょうか。
しかしながら、所属政党の立場の違いが時に区議会議員としての活動を阻害することも感じていました。。
私の今の仕事における行動原理のプライオリティは
①区民の皆様のために、区議会議員としての仕事を全うする
②あたらしい政治家を増やすためにも、政党活動を全うする
③自己研鑽、大学院や若手議員の会、議員連盟などで学びながら成長する、活動を通じて社会貢献を行う
大まかに上記を優先しています。
この2年で
区議会議員としては、中央区議会の第二会派の副幹事長を拝命し、
あたらしい党では幹事長を務め、
大学院では最先端教育の研究生として、東京若手議員の会では事務局次長などを任されてきました。
とてもとても充実しております。
充実していくなかで、「政党ってなんだろう」との想いは強くなりました。
政党がなくても、尊敬する議員の方々と仕事が出来る。
一方で、政党のせいで本来の仕事が阻害されることもある
そのことに悩むようになりました。
時間的な制約もそうですし、政党間の立場により本来の仕事がやりにくくなる、といった経験もありました。
また、政党の仕事も全う出来ていた訳ではありません。
政党の幹事長として、就任後複数の離党者を出してしまった
年末にかけては自身の懲罰問題や、西郷都議に対する私の発言が発端で炎上騒動にもなってしまいました。
そして、1月に突然決まった千代田区議会議員補欠選挙に党から候補者を出しましたが、選挙対策本部長としてその候補者を勝たせることが出来なかった。
それどころか、公職選挙法違反騒動や候補者の発言の炎上騒動を収拾出来なかった。
自覚が足りないとご批判を受けるのも当然のことです。
私は幹事長就任の際に、「自分は責任を取らずに、そのツケを子供達に回している政治家が大嫌いだ。幹事長として党運営に関する全ての責任を負いたい」と話しました。
その上で、そのような覚悟で始めた以上は一連の責任を取りけじめをつけたいと、党の幹事長を辞任する旨を、今月の始めに執行部に申し出ました。
数度に渡る話し合いの結果、状況としては現在に至るまで党の存続問題に発展しております。
政党ってなんでしょう、Wikipediaでは
政党は社会に発生する紛争を政治問題として提示することが必要となる。(利益表出機能)また、社会内部の様々な利益を集約し、政治へと反映させる機能がある。政党が政策という形で市民に対し利益の集約したものを提示し、政府に対してそれを提示して実行させるよう努める。これを利益集約機能と呼ぶ。また、政党が集約したわかりやすい政策や争点を市民に提示することで、市民の政治への理解・参加を促進させる機能も持つ[11]。
政治指導者の補充・選出機能も重要である。政策の似通ったものから候補を選抜して選挙に出馬させ、当選すれば党内にて経験を積ませながら育成し、より高度な集団を率いることのできるようなリーダーを育成していく。そして政党の力を利用してそのリーダーを元首などの国家指導者に就任させる。
色々と書いてありますが、要は市民の「受け皿」になることでしょう。
政治的問題や解決方法を明らかにし、市民が政策を理解し、選択出来やすくするようにするものです。
それは、よく理解が出来ます。
ふと、自分は何で政治家になったのかを思い返しました。
今月、来月は中央区も来年度の予算審議に入ります。
その中で、地下鉄新線の誘致や首都高の地下化、KK線のスカイコリドー構想など夢のある未来の話も沢山出てきます。
行政、政治家こそが市民に対してビジョンを提示し、夢を与えることが大切だと改めて思いました。
そして、私は政治家こそが人々に夢や希望を与える存在であると信じて、そんな人になりたくて、選挙を戦い、今この仕事を頂いています。
あたらしい党も、音喜多駿参議院議員のリーダーシップに希望を抱いて、あたらしい党の理念に共感してくれた方々の集まりであり、その方々の夢や希望の受け皿でした。
今あたらしい党はオンラインサロン内で党の今後について様々な議論を行っている最中です。
昨日、党員・党友の方々にもお伝えをさせて頂きましたが、
あたらしい党に希望や夢を頂いて集まって頂いた方々を失望させたくないと、皆様のお気持ちを繋げ、党を存続させたいという想いが強くなりました。
辞めることが責任の取り方の全てではない。
党運営を立て直し、活動を続けていくことこそが今出来る一番の責任の取り方であると考えます。
また、政治家や政党を夢見ている若い人たちを失望させたくありません。
様々なご批判は承知の上ですが、今後、あたらしい党の代表選挙を行い、改めて立候補させて頂きたいと思います。
詳細は改めて党公式アカウントからも発表があると思いますが、取り急ぎ私の思いを書かせて頂きました。
また続報を書かせて頂きます、よろしくお願い申し上げます。