「情報公開」カテゴリーアーカイブ

【企画総務委員会】中央区DX化戦略2024、行政手続きの洗い出し、可視化とオンライン化100%目標について

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は所属する企画総務委員会が開催されました。

私からは、先日公表された情報化基本方針の改定について

https://www.city.chuo.lg.jp/a0004/kusei/kousoukeikaku/sonota/joho20210225.html

中央区情報化基本方針が改定され、中央区DX化戦略2024として2024年からの三か年計画が発表されました。

中央区情報化基本方針とは、平成14年に初期版が作成され、デジタル化のあるべき姿を「電子区役所」の実現と定めた上で、どのように進めていくかを記載したものでした。

しかしながら、これまでは絵に描いた餅状態で20年間に渡り歩みが遅く、区の情報化は依然として進んでいない状況でしたが、

数年前にMicrosoft出身の方を担当に据え、現在ではデジタル化推進担当副参事として区の情報化戦略の立案者として迎えたところ、現在は私から見てもようやく区のDX化は進むようになりました。

その点も踏まえて、今回の改定は目標の具体化、目標に紐づいた施策や三か年スケジュール、評価指標を定めたアクションプランまでの策定に至りました。まだ具体的でない部分もありますが、かなり進歩したと受け止めています。

やはり、デジタル化が進むも進まないも人次第です。

国や東京都のデジタル化推進の動きもありますが、若い世代の多い中央区においては区民ニーズもやはり高いという背景があります。

その中でも手続きのオンライン化のニーズは高く、今回の目標にも反映されています。

今迄は電子区役所の定義自体もあやふやでしたが、あるべき姿が改めて定められました。

つまりは、行政手続きのオンライン化(可能なもの)の100%達成およびオンライン手続きにおいてはキャッシュレス決済の100%導入を目指します。

開かれた区政として、HPやSNSの活用、オープンデータの利活用、EBPM(Evidence Based Policy Making)の推進
効率的な区政として、住民情報システム標準化、ノーコードデータベースツールの活用、AI-OCR・RPAの活用、ペーパーレス化、オンライン会議システムの活用とテレワーク推進

また、デジタル化を推進し、各行政手続きのオンライン化、システム化を進めていくためには、前提として業務フローの洗い出し、可視化、改善等の作業が必要不可欠となります。

それらが終わらないまま、現状のフローをそのままデジタル化しても最大効率とならないからです。

オンライン化出来る出来ない、またオンライン化するとしても区民ニーズの高い手続きの優先順位付けを含めた、行政手続きのリスト化に着手します。

が、私も前職は企業の内部統制セクションにて、J-SOX法に基づいた主に財務報告に係る業務フローの可視化、改善業務を行っていましたが、ゼロから各部署の業務フローを可視化し、改善に着手するのはむちゃくちゃ大変です

少なくとも情報システム課が片手間で出来る量、工数ではありません。

その点も踏まえて私からは下記の質問を致しました。



Q.情報化基本方針の第八期改定について、目標に紐づいた施策、アクションプランを具体化し、評価指標も定めた点は高く評価する。今回改定にあたりどのようなプロセスで策定したか、専門的な見地や住民の意見はどのように取り入れたか

A.専門的な見地という側面としては、取り纏めを行ったデジタル担当副参事が専門家である。世論調査等により住民ニーズを施策に取り纏めた。改定に当たって将来像については「行かなくてよい区役所」として前期からは変わらないが、3年間のアクションプランを具体的に定めた。情報技術の発展は早く、生成AIや電子申請、キャッシュレス決済の展開など、技術的進展についていけるだけの職員のマインドセットが重要であると考え、ワークショップなど職員の養成にも力を入れる。

Q.7期の総括の中で、オンライン手続きからキャッシュレス決済完結およびAI-OCR RPA活用における削減時間については、目標未達成であったが、この理由は?

A.キャッシュレス決済導入については、公共施設予約システム側の問題でキャッシュレス対応の改修が必要と判断したため、達成出来なかった。今期中にシステム改修含めて対応。Ai-OCR活用による業務の効率化については、やってみたけれど見込んでいた時間が達成出来なかった。やはり原因としてそもそも非効率な業務フローの改善に着手する必要があり、事務効率化を達成するために来期着手する。

Q.予算特別委員会でも概要を聞いたが、区民が関係する行政手続きだけでも3000あるという状況。これらの手続きをリスト化し、オンライン化が可能な行政手続きの洗い出し→対応優先順位付け→業務フローの可視化→改善案の提案→改善→周知およびマニュアルの整備というところまでやるとなると、経験上膨大な時間、工数がかかる。

これらを情報システム課及び現場の職員が、本業の傍らで対応するのは正直3年では難しいと思う。それこそ専門のプロジェクトチームが必要ではないか。例えばGovTech東京より外部の専門チームを受け入れるという方法もあるがその考えは?

A.現状、あらゆる手段を使い目標を達成することを考えているが、その中でGovTech東京側から提案があれば考える。手続きの洗い出しについては、現状でシステム課で把握出来ているものもあれば把握出来ていないものもあると認識している。システム課から問い合わせた上で全体のリストを作成し、優先順位付けをする予定。

Q.デジタルデバイド対策事業の実施については、実はこれが一番重要であると考えている。出前講座だけでは不十分であり、要は如何に区民同士で教え合えるか自然に教え合える機会を創出するかが大切ではないか。例えば買物券のデジタル化健康アプリやエコアクトにおけるポイントの活用、区が各部署で施策のデジタル化を推進していくこと自体が大切ではないか?

A.システム部門としても、世の中のデジタル化の風潮を捉えなるべく情報収集しながら今後の施策に活かしていきたい。

Q.EBPMの推進については、今回の基本方針の中で具体的なスケジュール等が記載されていない。目標としては、政策立案のために各部署に存在するデータを横断的に収集し、分析が出来るようシステム導入を目指すという理解でいいか?

A.システム部門としてこうしていきたいという目標があり、どのように実現するかも含めて情報を収集し今後の方向性を検討する

Q.最後にコピー用紙の購入量削減についても年度毎に目標を今回から定めている。現状のペーパーレス化の状況については?

A.庁議や部署での会議、保育園や青少年会議などペーパーレス会議の導入が進んできた。電子決裁システムも運用が始まり、着実にペーパーレス化は進んでいる。



いずれにせよ、目標およびアクションプランを定めたからには3か年での着実な実行を要望する。



まずは区がDX化戦略として3か年の施策、アクションプランを定めたのは大きな前進であると考えています。

特に行政手続きのオンライン化・キャッシュレス決済対応100%という目標を3年で実現出来れば大きな成果です。

ただ特に業務フローの可視化、改善作業やったことがない現場職員にやらせるという点が不安ではあります。

もちろん、各担当部署の管理職の業務の範囲ではあるのですが、、普段の業務に従事しながらそのミッションを完遂出来るのかも含めて、区の職員の方々の負担は増加しますが、期待しています。

それでは!!

【令和6年度予算】【企画費・総務費】全手続きの洗い出しとオンライン・キャッシュレス決済対応、防災体制整備、ペット同行避難の進捗について

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

連日予算特別委員会が開催され、令和6年度予算案の審議がなされています。

企画費・総務費の主なトピックスをお知らせします。

【広報、DX化】


【広報誌のリニューアルについて】

Q.今回の経緯について

A.広報誌のリニューアルについて、手に取って貰えるように伝わるように検討、区政世論調査では区の情報を受け取る手段として依然広報誌は40歳以上を中心に望まれている。特に区民の方の活動を紹介し、ご家族や知人にも読んでもらえるように地域活動への参加を目指していく。

【中央区HPの改善について】

Q.新着情報に出る時と出ない時があるが、その違いは?特に予算PRなどはすぐに乗せるべきでは?

A.各部署からHPやSNSの掲載依頼を貰い、広報課で確認の上で承認している。その際に新着に入れるかという項目チェック欄がある。

Q.外部専門人材の活用について

A.今回、広報業務を実務的に最前線でやってきた方を採用し、情報発信の課題を洗い出し、運用方法の見直しを行っていく

【住民情報システムの改修について】

Q.本予算の経緯について

A.閣議決定されたデジタルガバメント実行計画に基づき、現在各自治体でバラバラなシステムやサーバーを平準化し、無駄を省こうという動きがある。国で仕様書を作って各ベンダーが作る流れとなっており、期限が令和7年度末となる。例えば国が法改正をして申請書の形式が変わった場合など、国が標準仕様を作るので、今後手間や費用は削減出来る。また、標準化していく中で電子で申請可能なものには対応。

Q.全自治体が取り組むとなるとベンダー不足になる懸念もあるが、本区は大丈夫なのか?

A.結論から言うと現行システムのベンダーにお願いする方向なので、本区においては問題ないと考えている。一方で、人が不足することにより人的単価の上昇や回線費用が上がるのではという懸念もあり、国が言うほど費用は下がらない可能性はある。

【情報化基本方針の進捗について】

Q.現情報化基本方針は3か年計画の最終年、今後の見通しについて

A.現在改定作業中であり、3月中にお示しする。方針としては、キャッシュレス決済および電子申請の充実を重きに置く。「書かない窓口」から「行かない窓口」を目指し、区の全手続きの洗い出しを行い、可能なものは全てオンライン手続きに移行する。また、予約システム等電子で申請するものについても全て電子でオンラインキャッシュレスで支払えるように。



【防災】

【防災体制の整備について】

Q.能登半島地震を受け、現在23ある防災拠点でキャパは足りているのか?

A.現状、指針として人口の19.6%となる人数をカバー出来ている。今後備蓄の増強を検討しており、現在倉庫はいっぱいであるところ、毛布等かさばるものを更に増やすためには更なる場所の確保が必要。今後全ての区内施設を点検、調査する。

Q.区民の更なる主体的な活動支援について

A.防災訓練については令和5年度については前年度比約1.8倍の参加者となった。周知はより徹底していく。

Q.医薬品の確保は間に合っているか?

A.各拠点に3日分の医薬品は配備、不足するようであれば協定している薬剤師会や販売事業者からの運送により対応

Q.防災上の要となる本庁舎および災害医療拠点となる聖ルカ国際病院の非常電源について、何日間もつのか

A.中央区役所については、現在工事を行っており17時間→72時間に延長される。聖ルカ国際病院については先日話した限りでは、約11日分の医療電源を確保しており、優先すべき機器を選定、コンセント別に分けて運用をすると聞いている。また、病院と保健所間の道路と人の行き来、車の確保など対応も確認しているところ。

Q.災害時の支援協定を結んでいる5自治体について

A.災害時には常に状況は変わるので、予めではなく都度運送方法や配置など含めて連絡を取り合いながら必要な物資の確保を図る。

【マンション防災】

Q.本区のマンション防災の重視について

A.防災拠点の運営含めて全てのマンションにて防災自治組織が設立され、運用されるように進める

【ペット同行避難について】

Q.ペット同行避難の進捗状況について

A.各地の防災拠点運営委員会にペットも家族であり、出来る限りの対応を区から持っていき、最初は抵抗感もあったが令和5年4月現在においては23拠点中全拠点において保健所が調査に入り、ペット保護スペースを確保出来た。また11拠点においてマニュアルの整備を進めており、3拠点が整備済。避難用のケージ等も備蓄品として確保済。今後全拠点で実現出来るように進める

Q.大型犬の避難については?

A.ペットについては必ずケージに入れることを前提としているものの、ケージに入らない場合は築地川のわんわん広場にて受け入れる方向で調整中

Q.ペット同行避難の理解が進んだ点は望ましい。理想的には飼い主とペットが一緒に過ごせるペット同伴避難の実現について

A.区としても家族が一緒に過ごせる同伴避難は理想としているが、まずはペット同行避難の課題を解決してから、第一段階をしっかりしてから順次研究していく。

【令和6年度予算案】ハッピー買物券2024の実施、晴海まつりの開催、学童クラブ定員拡大、幼稚園弁当給食の提供など

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

さて、中央区は2/8に令和6年度各会計予算案を発表致しました。

それはもうしれっとプレスリリースしており、思うところはあるのですが、取り急ぎ、注目ポイントをダイジェストでお送りします。

人がつながり まちもつながる 安全安心なまちを目指して

来年度のキャッチフレーズになります。あまりピンと来ませんが、、、中身を追っていきましょう。

まずは能登半島地震の気付きも踏まえ、災害対策促進事業として感震ブレーカー配布事業家庭用消火器設置促進事業を進めます。これは自助への支援となります。

また、特に防災拠点の機能強化や防災区民組織等への活動支援など共助に対する支援を強化します。

これら以外にも防災対策は多岐に渡って強化しておりますが、別途報告します。

次に区内経済対策として区内共通買物・食事券(ハッピー買物券)の2024年度版の実施が決定しました。

プレミアム率が20%→30%に拡大し、発行時期も例年6月から4月下旬に前倒しを行います。

また、令和6年度は晴海フラッグが本格的に稼働致します。晴海区民センターや図書館、晴海西小中学校の開校などまさに4月からまちびらきが始まりますが、

はるみらいを使った晴海まつりの開催が決定しています。詳細は改めて確認致します。

また、水辺環境を活用した環境整備も本格的に始まる見込みです。

また、築地場外市場跡地の再開発計画も、本年3月に事業者が決定し、本格的に開発計画が発表される見込みです。水辺の整備と共に様々な開発が走り始めます。

学童クラブについては、学校内学童クラブ(プレディプラス)の運用が順次開始します。これにより、学童の定員は

令和5年4月1日(795人)→令和6年4月1日(1273人)※前年度比+478人 

となり、令和7年度以降も150人~300人拡大を予定しています。

また、幼稚園預かり保育が区内全園ではじまり、無料の幼稚園弁当給食も開始されます。

学校関連では、学校図書館支援センターが設置され、中学校、小学校への司書派遣の準備が行われます。また、国立競技場を使用した中学校連合陸上競技大会の開催が決定しました。

脱炭素社会の実現に向けた取り組みとしては、福島県大熊町で生成した再生可能エネルギーの送電・活用についての連携開始や中央区の森の更なる拡大。

学校標準服のリユース事業等も開始されます。



さて、細かく予算案を見ていきます。




令和6年度予算案の一般会計予算案の財政規模は1335億2190万4000円で、昨年度と比較して約10%(約148億円)ほど少なくなりました。

これは、晴海西小中学校晴海区民センター等の晴海のまちづくりに関する施設整備が完了することにより、その工事費等設立準備費用が皆減されるからです。

歳入については、とりわけ特別区税約14億円(3.9%増加)するなど、安定して例年通り伸びています。これはもちろん人口増加および区内経済の上向きによるものです。

その他歳入については、予算特別委員会の際に詳しく解説します。

歳出についても、予算特別委員会の中で詳しくやっていきますが、とりあえずはダイジェストで各重点項目を確認します。

地域ねずみ防除対策はより補助が手厚くなりました。

すくすく歯科相談、3歳児を対象とした歯科事業の新たな創設、中央区健康アプリの導入も新規事業です。

認可外保育施設保育料の補助について、新たに0-2歳児クラスの第二子以降の保育料に対する補助制度が新設されます。

期間限定型保育、居宅訪問型保育事業の拡大と共に、学童クラブの定員拡大も先述の通り進みます。

これらは我が会派としても要望してきた事項ですので、拡大は嬉しいです。(様々なご意見を継続的にお寄せください)

月島地域における放課後等デイサービスの事業補助がついに始まります。特に月島地域に必要であるが、場所がない、事業者が手を挙げないということで補助を訴えてきた事項です。

自転車活用については、通行空間の整備と共に、校庭を活用した自転車練習場所の確保が始まります。これは私も委員会で提言し、実際に選挙のマニフェストにも入れていた事項ですので実現は嬉しいです。

晴海西小中学校の校庭、屋上校庭、温水プールの一般開放は正式に発表されました。また、晴海まつりの詳細は気になります。

区のお知らせちゅうおうが全面フルカラー印刷になるなど、パワーアップします。紙面の強化と共に、デジタルへの力をもっと入れて欲しいとも思います。

区のシティプロモーション強化、SNS活用、手続きオンライン化、DXなどは予算特別委員会の中でガシガシと詰めていきたいと思います。

一時預かり保育のオンライン予約についても、これまで会派として訴えてきましたが、ようやくの実現となりました。

子ども自転車乗り方教室の開催も定期的に実施されます。また、キャッチボールの練習場所確保も同時に行われます。

キャッシュレス決済も段階的に導入が進みます

ざっとな紹介となりますが、概ね以上の通りとなります。

さて、これから3月にかけて区議会にて予算案の審議が始まります。

私も委員の一人としてしっかりと議論をしていきたいと思います。

今回も1か月に渡る審議となりますが、当該予算案だけでなく、日ごろからの疑問や要望、ここをこうして欲しいと言ったご意見を是非お寄せください。

皆様から頂いた声を元に我が会派より予算審議の中で、区の考えを問い、要望を行っていきます。

よろしくお願い致します。



また、今日の企画総務委員会の中でも私が取り上げたのですが、そもそもこの予算案の発表自体が区内、区外に対する大きなシティプロモーションの機会となります。

それが全く話題にあがらない。というかしれっとその翌日の9日にHP上でリリースをしている。

区長が生中継で記者会見で報道各社に発表するなど、何故もっと大々的にやらないのか、LINEでも回ってきません。

これでは区民の方が知る機会が限定的になってしまう。



それを考えた時、やはり自分がやるしかないという気持ちにもなりました。

ということで、

明日2/10 22:00~より本予算案を主に取り上げたYoutube LIVE配信を久々にやります。

久々になってしまいましたが、勝手に定例会見です。

事前にコメントなどを頂ければご質問にも何でもお答えいたします

区政って本当に分かり辛いですからね・・・・

やはり私が区民の皆様に分かりやすく伝える、その役目を担うべきですね。中央区No.1のSNS発信議員として。。。

ようやくYOUTUBEチャンネルを再稼働致します。

チャンネル登録はこちらから!

https://youtube.com/@user-vv4ot6ey3d?si=CaF-vDYmciwVwYNJ

それでは!!

晴海ふ頭公園巨大モニュメント問題、住民の声を行政に届けてください!(住民アンケート11/4まで)

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

ここ1週間~10日ほど、湾岸部twitterを中心に晴海ふ頭公園モニュメント設置問題に揺れていました。

私はというと様々な関係を鑑み、実質的に問題解決が進むように必要以上に騒がずに水面下で進めてきました。

発端は石島都議のこちらのTweetです

私も引用しましたが、

降って湧いたような巨大なモニュメント設置のお知らせに、これは流石にいらないのではないか(邪魔ではないか)、眺望を阻害するというご意見が続々届きます。

既に柵が設置され、工事が始まるという情報が入りましたので私も即日見に行きました。

思った以上に、芝生エリアを占有します。

晴海ふ頭公園は住宅地に隣接する公園です。故に貴重な芝生エリアで沢山の方々が憩いの場として利用されており、かなりの面積をモニュメントが占有するという点、週末には芝生エリアで子ども達がサッカーやボール遊びをしたり、大人たちもテントを張って憩いの場とされている姿を毎週見ます。

また、モニュメントの裏側が階段になっており、子ども達が大人達の見えないところで怪我をしてしまう可能性があるなど、安全面においても疑問が生まれました。

加えてやはり巨大なモニュメントがレインボーブリッジ等の眺望を大きく阻害するのではないかと考えられます。

また、こちらのモニュメント設置は初期計画段階には入っておらず、住民のほとんどが寝耳に水状態であったという点が問題です。

問い合わせてみると、東京都としては地元の晴海連合町会に書面で通知し、了承を得ているという状態であることが分かりました。

まず東京都の進め方に問題があります。

そもそも晴海ふ頭公園が隣接する住宅地域晴海FLAGは入居が来年からとなり、現状では自治組織が存在しません。その段階で、広域を管轄する晴海連合町会に一報を入れただけで住民の理解を得たとするのは、少々乱暴ではないかと思います。

ちなみに晴海連合町会は事務局が晴海二丁目にありますので、どこまで晴海ふ頭公園へのモニュメント設置に対して真剣に捉えていたかについても疑問です。

モニュメント自体の問題としては、約縦3.5m、横10m、奥行きも10m前後のかなりの大きさになります。

また、予算としては4億円が計上(この中にモニュメント作成、設置費用、噴水設置費用が含まれます)

そのお金があったら、公園遊具を設置してよ・・・という気持ちも分かります。

また、晴海ふ頭公園の良いところは、芝生ゾーンからの抜け感、レインボーブリッジや海、船が一望できる環境にもありますが、縦3.5m、横10mのモニュメントが出来れば当然、海もレインボーブリッジも見えづらくなります。

中央区民マガジン様が実施したアンケート調査においても反対多数という結果になりました

https://chuo9.tokyo/nw/684/3/

とはいえ晴海ふ頭公園の管轄は東京都であり、本来は都議会議員が住民と東京都間を調整すべき問題です。

まずは、地元選出であり町会サイドとも深い関係を築いていらっしゃる石島都議に対応をお願いし、複数のルートで東京都と接触を試みました。

東京都としては、東京都全体の観光戦略の一環として、レインボーブリッジや海が見え、インスタ映えするフォトスポットを作りたい、という戦略が先行している、という情報を受けます。

晴海ふ頭公園は、住宅地に隣接する公園です。更にアクセスも正直悪い。インスタ映えする観光スポットとしての需要はそれほどあるのか、観光客が溢れたとしてそれは住民利益に繋がるのかというご意見も多くあります。

都議の皆様の対応に期待していますが、なかなか進展がないまま工事が着工してしまい、進みます。

すると工事が一旦中止となったという情報が入ります。

こちらは都民ファーストの都議団が「まずはしっかりと住民の意見を聞いてから工事を進めるべき」と話を通してくださいました。

都民ファーストの会都議団の皆様、ありがとうございます。

ただし東京都港湾局としても、一度地元の晴海連合町会からOKを貰っている以上、住民の意見を確かな形として改めて受け取りたいとのこと。

そこで、住民からの意見を募集します。

都民ファーストの会としては、今回は地元の区議であるアルールうたこ区議を窓口として住民意見を集めたいとのことでしたが、残念ながら少々提出方法が分かりづらい点もあり、地元メディアである中央区民マガジン様に相談したところ、地元メディアとして政治色を排すると共に同時に公平に広く意見を集めるため、独自でアンケート調査を実施し、東京都に提出する予定だ、とのことでした。

ということで、これが本件における最大のチャンス、最後のチャンスです。

住民の皆様のご意見をこちらのフォームから東京都にお届けください!!

https://t.co/QvB0lrVOFz

期限:2023年11月4日(金)の19時




回答は5分もあれば完了します!!

100件、200件とその数が多くなればなるほど、住民の声の力は行政を動かす力となります!!

住民と行政を繋ぎ、住民の意見を行政に届けることこそが議員の仕事です。

それ以上の対応となると、もはや住民による行政訴訟くらいしか残っていないと思いますが、それは区議会議員の仕事ではありません。

これ以上の対応を放棄する訳ではありませんが、区議会議員の職責として出来る事はここまでであるとも思っています。

住民の皆様の声こそが、最大の力です。

住民にとってより良い結果となることを願っておりますが、結末がどうなろうと、今回地元メディアである中央区民マガジンさんが住民の声を集めて行政に届ける事自体に大きな意義があります。

住民の直接の声が町会の決定を覆すかもしれないという事実は、

町会・自治会を中心にした住民自治システムから一歩踏み出す可能性を見出せるんです。 それがもしかしたら今回の件の1番の成果になるかもしれませんし、私の狙いでもあります。

とはいえ、あくまで基本は既存のプロセスである町会・自治会を中心として住民民意は構成すべきであると思いますし、 今回は「晴海フラッグ自治組織がまだ出来ていない」という特殊な事情があります。

それでも町会・自治会の意思を補完する民意伝達システムの試金石となると思います。

何と既に約200件ほどの回答が集まっています!
300件以上いけばかなりの成果です。

それでは!!

【視察】スマートシティ実現に向けた高松市の取組み

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は企画総務委員会の視察で香川県高松市に伺っております。

スマートシティたかまつ」プロジェクトを掲げ、情報を一元的に収集、管理し、新たな事業を生み出す取り組みを実施されている高松市総務局デジタル戦略課様に取り組み経緯を伺いました。

高松市は、市民全員がデジタル技術を活用出来、社会全体のDXを進めることで、誰もが、どこからでも利便性を享受出来るスマートシティたかまつの実現を目指しています。




こちらは簡潔に説明するのであれば、産学民官が連携して様々なデータを収集、一元管理するためにシステムを整備し、データを利活用して新たな事業創出等に役立てる取組みです。

共通プラットフォームとしてFIWAREを構築し、自治体が保有するオープンデータリアルタイム情報をアプリ等で可視化します。

どのようなデータを集めるか、どのように活用するかは行政機関やITベンダー、事業者や研究機関等で構成された「スマートシティたかまつ推進協議会」にて、分野毎にワーキンググループを設置し、実証実験を行います。

結果、ワーキンググループから市長に提案し、承認が下りれば事業実装のための予算化がなされることとなります。


そもそもの出発点は、高松市が防災のためIOTを活用出来ないかと検討を始めたことに端を発します。

海が近く、歴史的に高潮の被害を受けてきた高松市は、河川や水路に水位潮位センサーを設置し、リアルタイム情報を取得することから始めました。


その他土砂災害危険区域図等の地図情報センサー情報避難所の情報電力通電情報等を一つにまとめて表示し、防災ダッシュボード画面を水防本部に表示することにより、本部にて具体的な対応計画や迅速な避難命令の判断に活かすことが出来ました。

次に観光分野においては、県内の市直営レンタサイクル50台にGPSロガーを装着し、観光客の導線、どこに立ち寄ったか、どこが混雑しているかの情報を取得するという実証実験を行いました。

その情報を訪問先の多言語対応や、新たな観光資源の創出に役立てるといった取り組みを起こっています。

福祉分野においては、高齢者見守りへのICT活用における実証実験も始まっています。

このような様々な実証実験⇒実装の検討⇒予算化を繰り返し、行政DXを進めていこうという取り組みをご説明頂きました。

以下は主な質疑内容です。

Q.FIWAREは高松市で独自にベンダーに委託開発を実施したのか?その導入時、保守運用にかかる予算規模は?また補助金は活用したのか?

A.主にヨーロッパで導入されているFIWAREを取り扱う日本法人に開発を委託した、導入時の予算は今手元にないが、国の交付金により賄っている。また、運用・保守にかかる予算は年間約2000万円

Q.データ・個人情報の取り扱い・管理体制は?

A.本人承諾を得たデータを高松市の内部データとして管理、個人データは収集していない。

Q.IT人材を外部雇用したか?

A.民間登用はしていない、職員採用時に情報専門職を採用している。合計で28名体制

Q.LINE通報システムの運用上の課題や効果は?

A.担当が別の課になってしまうので件数は把握していないが、これまでマイシティレポートで収集していた道路破損情報が、LINEで気軽に通報出来るようになり件数は増えている。広報課で取り纏めて、道路課や公園課に振り分ける。私有地などが入ってしまうことにより何らかのトラブルが発生する可能性はあるが、現在のところ問題があるとは聞いていない

Q.これまでの課題および今後の展望は?

A.実装の段階で予算の関係上、実装が出来ないとなることもあり、その点が課題。今後の展望としては例えば今走っているのは、市民からレシート情報を収集し、貰ったら市がインセンティブを出す。レシート情報を分析してどこでどういうものが買われているか、傾向に応じてレコメンド出来ないかなど、実装に向けて動いている。



スマートシティたかまつの取組みは、如何にデータを利活用し、区の事業に活かせるかという視点での取組みでした。

まず、区として情報の一元管理システムを整備する必要があり、オープンデータとして活用出来るかが焦点となります。

中央区の施策に活かすためには、まず基幹システムの更新が既に走っています。まずは、情報化基本方針が今年度改定を予定しているため、データの利活用を見据えた方針に舵を切る必要があります。

この点は次回企画総務委員会にて提案、質問したいと思います。

また、すぐに導入出来るものとしては、やはりLINEによる市民通報システムの導入です。

これはもう私もずっと言っているのですが、区は個人情報が・・・アプリの信頼性の観点から他区の動向を見守るとしています。

重ねて言いますが、区は個人情報データを収集しません写真データ、位置情報のみです。

行政DXを実現するにあたっては、情報の双方向化が大切であるとずっと訴えてきました。

一方的に行政側が市民に対して情報を届けるだけでなく、市民から意見や情報を貰い、区の施策に活かすことが、区民ニーズをキャッチアップするために必要であることは間違いがありません。

間違った情報が、情報の信頼性が問題、という答弁ばかりなのですが、中央区民の民度を信頼すべきです。もちろん情報の中には確認が必要であったり、不正確な情報もあるとは思いますが、その精査は情報量が増えれば当然に発生します。

今回は企画部長等も出席して視察しましたので、こちらも実現に向けて本腰を入れて貰えることに期待します。

ご意見等よろしくお願いします!

高松市役所の皆様、貴重なお時間をありがとうございました!!

視察が終了してからまだ1時間くらいしか経っていませんが、ホテルで早速まとめました。(先延ばしにして良いことはない)

それでは!!

【政策・生活支援】民間賃貸住宅家賃助成・世帯人数に応じた個人住民税の減税・タクシー料金助成券・奨学金返済支援事業・キャッシュレス決済還元事業の定期実施など



こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は徹底した生活支援についてです。

何度も言っていますが、中央区の予算規模は1500億円規模、増え続ける人口増加と共に増える税収を、区民の方々に徹底的に還元すべきであると思います。

特にコロナ禍において物価も高騰し、生活費にかかる負担は大きくなるばかりです。

そこで提案する政策は以下の通りです。

民間賃貸住宅家賃助成(学生・単身(1万円/月)ファミリー世帯(3万円~5万円/月)要介護高齢者(5万円/月))

世帯人数(扶養者数)に応じた個人住民税の減税(均等割分の減免)

タクシー料金助成券の配布(妊娠/子育て中・高齢者の方)


まずは比較的家賃の高い中央区の民間賃貸住宅の家賃助成制度の導入を提言します。これらは、主にご高齢の方向け、或いは生活困窮世帯向けには制度化されている自治体は多いものの、

例えば新宿区北区においては一定の所得上限を設けた上で、ファミリー世帯単身世帯に向けて制度化をしています。

https://ieagent.jp/blog/money/tokyoyachinhojyo-287422

次に、世帯人数(扶養者数)に応じた個人住民税減税については、子どもの数に応じて住民税の負担が軽減されるよう、個人住民税が占める所得割均等割のうち、中央区にて徴収する均等割3500円分を段階的に減税致します。概ね毎月1000円~2500円程度の減税として予算を試算しています。

次にタクシー料金助成券の配布については、

現在出産支援祝品として10000円分のタクシー券が支給されていますが、500円分のタクシー券×55回分を想定し、妊娠中・子育て中(3歳まで)・高齢者向けにタクシー券の支給を目指します。1億円の予算を想定し、事業化の際には所得制限或いは申請数を絞るかどうかを検討します。


その他には

・子育て世帯転入助成制度(最大20万円助成)/学生ひとり暮らし転入助成制度(最大10万円助成)

・奨学金返済支援事業(区内に就職した場合に最大で年間24万円支給/最長3年間)

・キャッシュレス決済還元事業の定期実施

・区内共通買物券事業拡大と電子買物券の導入(電子ボーナス付き)

・ふるさと納税対象に地域団体やスタートアップ企業への寄付を追加

・自転車用ヘルメット購入補助金(3000円)

の導入を進めます。

どれも他自治体での導入実例があり、予算規模としても実現は可能です。

特にキャッシュレス決済還元事業は、本年度の予算案から除外されてしまっていますので、区民ニーズ事業者ニーズも高い事業として、復活を目指します。


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【政策・デジタル化】行政手続きの電子化100%目標、子育てに関する手続きの簡素化、住民通報システム・保護者間情報共有プラットフォームの整備など

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

民間IT企業のバックオフィス部門に勤務していた経験からも、

私の政策の一丁目一番地(死語)に掲げる行政サービスのデジタル化についてです。

これまでも最も多くの議会活動の時間を区政のデジタル化や子育て支援策に費やしてきましたが、

例えばTwitter中央区LINE公式アカウントの導入と活用、電子マネー決済の普及、子ども1人1台のタブレット端末の配布と活用(当初は3人に1台で充分と答弁されてきました)など、着実に進んできた部分もあります。

中央区は、平成14年度に中央区情報化基本方針を掲げ、電子区役所の構築を謳っています。そこから約20年が経ちましたが、なんとWi-Fiが通じたのが最近であり、議会には未だにWi-Fi環境が整備されていません。

出退勤の管理もこれまでハンコ押印であり、ここ数年でようやく電子化されたレベルです。

例えば前職でマイナンバー制度が導入された際は、半年間でベンダーの選定やシステムの要件定義、導入まで終わらせましたので、動きの遅さに驚愕しています。

つまり、どんなに壮大な計画を掲げても、やる人がいなければ進まないという典型例です。

一方で、吉報もあり、2022年4月より、元マイクロソフト社勤務の民間企業あがりの方デジタル化推進担当副参事に任用致しました。

そこからが早い。

行政事務のAI-OCR,RPAを急速に進め、本庁のネットワーク環境も整備、職員はクラウド上のデスクトップでテレワークも実施出来るようになり、データ管理のセキュリティも向上しました。

ここまで人が変われば変わるかと私も非常に今後に期待しています。

一方で、広報や各種行政手続きのデジタル化がなかなか進みません。これはシステム担当課だけでは進まず、現場の職員の課題意識と、デジタル化の申請が不可欠であるからです。

このような中央区の現状を踏まえ、以下の政策を提案します。

・各種行政手続きの電子化(電子申請対応率目標100%)

・子育てに関する手続きの簡素化・ポータルサイトの整備

これまでも、一時預かり病児病後児保育の申請、プレディや児童館への利用申請など、中央区の紙手続きの不便さを多くの方からご不満の声を伺ってきました。

特に申請回数が多い、子ども関連の手続きの電子化を含めて、対応出来る申請の電子化100%を目指し、担当課に提言致します。

また、子育てに関する手続きを簡素化すると共に一元化します。


LINE等を活用した住民通報システム(歩道の破損等)の整備

これも今迄ずっと言ってますが、私が対応している歩道の補修を始め、住民が行政側に簡単に通報が出来るシステムの整備を進めます。他自治体では既に導入がされています。

学校・保育施設等の保護者間情報共有プラットフォームの導入

簡単に言えば学校保育施設口コミが集められるような情報共有プラットフォームを作ります。これは先述の学校校則の公開も同時にが理想です。理想で言えば各学校のHPを結集出来ればと思います。


・まちづくり協議会のオンライン公開/築地市場跡地再開発など大規模計画策定段階におけるオンライン住民協議・投票の実施

こちらも先述しましたが、一部の方々だけでまちづくりの方向性を決めるのではなく、全住民で共創が出来るよう、住民と行政が主導するオンライン共創プラットフォームによる議論を促進します。

・子どもに関する事故・事件情報のデータベース化と検証・公開

こちらは学校に限らず、公園や保育施設も含めて、子どもに関する事故・事件情報のデータベース化一元管理公開を進めます。

データ分析に基づく検証と、再発防止策の策定、区民に公開することによる注意喚起の側面もあります。

例えばマンション転落事故防止など、頻発する重大事故を未然に防ぐため、区が主導して子どもの事故予防に取り組みます。


・中央区議会のオンライン中継実施
・子ども議会の開催(1000万円までの事業提案型)

他区では本会議だけでなく、委員会もオンライン上で中継しています。議会が開催される平日昼間に傍聴出来る区民は多くありません。

区政への関心を高め、風通しの良い議会とするためには必須です。議事録の早期公開と併せて、実現致します。


また、主権者教育の観点からも、区内の小学校・中学校の児童・生徒による子ども議会を開催し、実際に1000万円の予算を自由な発想で区に提案が出来る、事業提案型子ども議会を実現します。こちらも既に多くの自治体で採用がされており、子どもや保護者の方々の区政への関心を高め、透明性の高い区政を実現します。


・高齢者向けICT機器活用講座の開催
・高齢者向けタブレット端末・スマートフォン・フリーWifiの無料貸出し

誰も取り残さないデジタル化を進めるため、ご高齢の方も楽しくICT機器を活用が出来るよう、講座の開催やタブレット端末等の無料貸出しを進めます。




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【企画総務員会】HPのリニューアル!子育てに関する電子申請手続き開始について

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

さて、昨日は企画総務委員会が開催されました。

私からはまず中央区基本計画2023の策定について

Q.中央区におけるパブリックコメントの位置づけについて、今回提出人数が19人との事であったが、やはり少ないと感じる。どのように周知し、改善点は?また、提出方法の割合は?

A.前回(2018)より提出人数は増えている。HPからが13名、メールが2名、窓口が3名、郵送が1名。今回はSNSを通じて広く募集したため、HPからの応募が多くなった。今後更なる周知拡大に力を入れる。



Q.中央区基本計画内のKPIについて、基本計画の進捗状況をKPIで追う事自体は良いが、事業を進めた上でKPI設定を修正する必要も出てくるのではないか、10年間KPIを変えないではなく柔軟な対応を行うべきでは?

A.基本計画の進捗状況を測るため、今回設定したKPIは原則変更せず、PJ遂行と共に新たな指標が出てきた場合は別で集計する、追加するなどの対応を検討する。

Q.都区財政調整の再調整状況について、中央区の財政における影響は?また増収分をどのように活かしていくか

A.これから各区の配分などが決定するが、現在のところ推定44億円程度上振れる見通し。来年度の施策への充当や基金積み立て、また基金取り崩しの中止などに充当する。

Q.今回マイナポータルにより、認可保育園への利用申込含めて27手続きがオンライン申請可能となるとのことだが、全体的に区において申請手続きは幾つあり、電子申請に対応が可能な手続きは幾つあり、結果今後いつまでに電子申請に対応するのか?

A.システム課で各課にヒアリングを行い、行政手続きの棚卸を実施、電子化可能な手続きをこれから洗い出す


【HPのリニューアルについて】

Q.今回の改定経緯と進め方について。委託事業者の名称と選定理由、また事業者とどのように打ち合わせを行ったか。区民に事前にβテストをお願いするという手法もある、区民の意見をどのように反映したのか。

A.プロポーザル形式で事業者を選定し、6社から応募があった。HPの作りこみや昨日、経費をプレゼンして貰った結果、港区のグローバルデザイン社に決定した。

9年ぶりの更新となり、デザインはスッキリとした。レスポンシブルデザインでスマホ、タブレットからの視聴に特化している。また、区民が使いやすいようにタグをカスタマイズ出来るようにした。求めている機能を事業者と打ち合わせ、区の中で若い職員が主体となり、HPの作り方のトレンドや寄せられた意見を総合的に取り入れた。



Q.今回、区民の方からHPのデザインについてSNSを中心としたアンケートを実施した。

フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: 利用環境。回答数: 14 件の回答。

フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: 公式ホームページの見やすさ。回答数: 14 件の回答。

フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: 知りたい情報の見つかりやすさ。回答数: 14 件の回答。

フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: ホームページ内の情報をどのように探しますか?(複数選択可)。回答数: 14 件の回答。

フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: ホームページで良く利用する情報、または充実してほしい情報はどのようなことですか?(複数選択可)。回答数: 14 件の回答。

アンケートによると8割以上の方はスマホで視聴されている。また、7割以上の方が見やすくなったと回答しています。

知りたい情報の見つけやすさについては、7割の方が見つけやすいと答えた一方、3割の方が見つけにくいとのご意見も。情報の検索方法は、タブを使う他、GoogleやYahooの検索画面から直接飛んでくる場合が多い。

良く見るページは、暮らしや手続き、子育て・教育が最も多かった。

一方で下記のような改善点に対する意見もあった。

①トップにいきなりお役立ちリンクは違和感がある。 区役所で対応するメニューの一覧を載せる方が良いのではないか。右上のメニューから表示されるページの方がトップページとして適切に思う。

②お役立ちリンクにある”For foreigner”という表現は非常に差別的。区の情報を伝える場所で日本人かそうでないかを区別する必要はない。

③スマホ表示でトップページのタブに、なぜか子育て、高齢者、イベントのリンクが隠れてしまっているタブのメニューは、慣れていない人も探しやすくわかりやすい位置に大きく表示してほしい。

④トップページはまずはメインメニューが表示されるべき。ローテーションバナーではなく、別にした方が良い。

⑤中央区を知る、は評判がいい

⑥言語設定のタブ、閲覧支援SUPPORTでは、言語設定のボタンであるという意味が伝わりにくいため、LANGUAGEに変えた方がいい

本件のようなアンケートは是非区が主体となってやって欲しいが、具体的に改善点を伝えたい場合はどこに連絡すればよいか?

A.広報課に電話を頂くか、区長の手紙という方法もある。直ちに改善出来るものは別として大きく作り変える場合は、今後の検討材料とさせて頂くこともある。



Q.最後に全般的に、中央区はLINEやTwitterなど、情報配信のシステム整備は整ってきたが、区民が情報を受け取ってからの手続き、申請までが完了出来て始めて双方向的な姿となる。

例えばLINEでイベント情報が送られるのであれば、LINEからそのイベントに参加申込が出来るとか、保育施設などの予約が出来るとか、スマホ一つで来庁する必要なく完了出来るべきである。区の見解は?

A.何度も回答しているが、区はSNSはあくまでHPの補完的なツールとして考えている。便利という声もあるかもしれないが、SNSに個人情報を入力するとなると個人情報の問題もあるため、今はHPに飛んでもらうことを考えている。

⇒まずは便利である、という点が大切である。個人情報については、そもそもSNSが個人情報を収集するのではなく、セキュリティが確保されたフォームに飛ばせば良いし、数多くの自治体がLINE等SNSからの申請申込を導入しているが、情報漏洩事件は発生していない。区の方針は変えた方がいい。今の時代はSNSの双方向性を有効に活用する、という意識を持つべきである。


本日は以上です!!!

令和5年度中央区予算案が発表!公立小中給食費無償化、子ども医療費助成拡大など

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

昨日、中央区は令和5年度予算案を発表しました!

https://www.city.chuo.lg.jp/a0003/kusei/kouhoukouchou/press/230207.html

https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/setumeisiryou.pdf
https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/setumeisiryou.pdf
https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/setumeisiryou.pdf
https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/setumeisiryou.pdf

注目はやはり学校給食費・保育所等副食費の無償化子ども医療費助成拡大となります。

これまでどちらも一般質問や委員会にて取り上げてきましたので、嬉しい限りです。また、会派として他にも様々な意見が反映されている印象を受け、個人的には評価しております。

さて、一つ一つダイジェストで見ていきます。

https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/gaiyou.pdf
https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/gaiyou.pdf

一般会計の予算規模は1483億9,376万 4千円で前年度比18.9%増(1,248億 1,836万 3千円)の過去最大規模となりました。

注目すべきは歳入の伸びです。

特に区民税は10.0%増341億円、約31億円伸びています。

これまで特別区民税は人口増加を背景に毎年20億円前後伸び続けてきましたが、最大規模の伸びです。

そして都区財政調整制度による特別区交付金も前年度比16.8%増230億円を見込んでおり、33億円伸びています。

1年間で税収入が純粋に66億円増えているという財政状況となります。

https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/gaiyou.pdf

歳出につきましては、主な施策を紹介していきます。

https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/gaiyou.pdf

民間指定喫煙所の整備支援は私も力を入れるべきと主張してきたので、非常に良いニュースです。

https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/gaiyou.pdf

帯状疱疹ワクチン任意予防接種の一部助成特定不妊治療医療費(先進医療分)の一部助成につきましても、会派としてこれまで取り上げてきた事項です。

https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/gaiyou.pdf

保育定員の拡大は続けていくとして、地域差年齢差による待機状況については引き続き注視していくべきでしょう。

https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/gaiyou.pdf

そして学校給食費および保育所等副食費を無償化します。

所得制限や年齢による制限はありません。

https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/gaiyou.pdf

先日一方を届けた子ども医療費助成の高校生までの拡大もこちらに含まれます。また、個人的に嬉しいのは養育費確保支援事業、但し、よく見ると未払いで困っている方への立替や代理徴収までは含まれていません、この点は追及すべきですね。

https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/gaiyou.pdf

民間学童クラブの誘致につきましては、1事業者3クラブ(最大120名)と方針が拡大されました。

昨年の一般質問で、いや1年間に40人ずつの拡大では間に合わないです、と取り上げたばかりでしたので、本件も良い変更です。

https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/gaiyou.pdf

生理用品の無償配布も議会でよく取り上げられていたので、如何に議会の場で取り上げることが大切か、分かります。

https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/gaiyou.pdf

リサイクルハウスかざぐるまのWEB対応も昨年私が取り上げていました

中央エコアクト関連の取り組みとして、専用アプリによるポイント付与と、ポイントの買物券等との交換制度が始まります。

アプリによる住民のまちおこしや環境問題への取り組みや地域通貨(ポイント)の活用と商品との交換も私が理想としてきた姿です。

https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/gaiyou.pdf

水上交通活性化については、明確に中央区における舟運ルートの検討が明記されました。また、水の都プロジェクトも気になります。

https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/gaiyou.pdf

来年度も区内共通買物券の発行事業は継続されますが、電子買物券への対応がないという点と、キャッシュレス決済ポイント還元事業が削除された、という点は大きな問題です。

この点確認したところ、そもそもこの2年間の取り組みがコロナ禍の中でのイレギュラー対応だったとの返答がありました。

区民の方から望まれている施策を削る(しかもほぼ国の補助金)という方針は、批判します。

https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/gaiyou.pdf

一時預かり保育料などの納付手段拡大キャッシュレス決済の導入窓口拡大は良いとは思いますが、そもそも早期に行政手続きの電子申請対応率を100%に近づけるべきです。

行政手続きの棚卸電子化の可否とスケジュール感を詰めれば私の民間感覚では少なくとも3年で全電子化対応を実現出来ます。




などなど、残りの施策も是非リンクから確認をお願いします。

具体的にこれから議会で予算審議が始まります。

皆様からも是非ご意見を頂ければ幸いです。



総じて、多くの政策が反映された点は評価しています。

ただ、まだまだ足りません。

議会で取り上げることの大切さ、というものが良く分かりますし、議会や議員の意見を採用しようとする中央区の姿勢は感じられますので、


あとは議員が如何に区民の意見を吸い上げ、仕事をするかです。

何もしない議員は無駄なわけです。



本予算案を受けて、私もこれから選挙公約をまとめ、3月を目途に発表します。

前から公言していますが、

議員にとって最も大切であり区民とお約束すべきなのは政策であり、公約です。

私は、財源期限を明記した、具体的なマニフェスト(政策公約集)を作成します。

もう大体まとまっているのですが、たぶんどの区長候補よりも具体的であると思います。(出馬を予定しているのは区議会議員選挙ですが)

またここら辺は改めて発表します。

それでは!!

拾えなかった声を拾う!市民参加型オンラインプラットフォームで全員参加型のまちづくりを!

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

1月の始めにニュースとなった、鎌倉市が進める市民参加型の合意形成プラットフォームについて、早速仲の良い藤本あさこ鎌倉市議にコンタクトを取り、鎌倉市役所の担当の方および事業者の方にお時間を頂けることとなりました。

良い機会でしたので、全国の地方議員に向けて参加を呼び掛けたところ、現地とオンライン併せて20名ほどにご参加頂きました。

鎌倉市は松尾市長の下、スマートシティ構想を掲げます。その中で市民、団体等が積極的にまちづくりに参画する仕組みを核に設定しました。

これは後から聞いたのですが(担当課の方が言ったわけではない)鎌倉市というのは元来住民の意識が高く、どちらかというと市民と行政および議会が対立関係に立つことが多く、住民訴訟も多く提起がされているという土壌もあり、出来る限り多くの市民参加を促す新たな仕組みが望まれていました。

(この点、町会自治会と行政(議会)がズブズブな中央区とは事情が違うなとも思いました)

オンラインプラットフォームで議論が出来るようになると、それこそ町会・自治会を始め居住年数や年齢等に捉われない幅広い意見を集めることが出来ます。

また、対面では意見が言いづらい方も匿名により意見を発信出来ます。

議論の経過を可視化することで、政策形成過程の透明性を高め、住民の納得感を促せるだけでなく、公平性も担保しています。

また、既存のワークショップや市民対話を辞めるわけではなく、オンラインプラットフォームを選択肢の一つとして新たに加えることにより、既存の対面での対話に加えて時間や場所に制約のない意見募集システムを整備することが目的でした。

そこで複数の事業者から選定したところ、採用されたのが、株式会社リキタスLiqlidでした。

これまでの中央区のやり方に置き換えると、

中央区はパブリックコメントまちづくり協議会の場などで区民から意見募集を行いますが、それは計画の最終段階に行われることが多いと思います。

まちづくり協議会も、町会・自治会や関係団体の方々を中心に行われ、一般市民は質問することが出来ません。

ほっとプラザはるみのリニューアルなども同じです、決まった計画案んが出され、それに対して意見をください、というとりあえず形式だけプロセスを経たよ、というだけの意見募集が行われます。

鎌倉市の活用方法では、

まず、街の課題の洗い出しから始まり、アイデアを区民の方々と職員が一緒に考え、政策・予算を伴った計画化の段階から共創します。

既に策定したものに意見を求めるのではなく、最初から計画に意見を反映させることで納得感のある政策を立案すること、

それが大切な変化であり、まさにまちづくりのDXであると言えます。

もちろんスピーディーな区政運営のためには全ての計画をこのやり方でやる時間はありませんので、特に区民の生活を左右する政策、開発計画などにこの手法を取り入れる、というやり方となると思います。

鎌倉市においてもまだテスト段階であり、一部地域において試験運用を開始したようです。

今後、予算化を含めたプロセスに移行するとのこと。

例えば対象地域では、住民の移動に関して課題があり、車に依存した移動が多く、自転車や歩く際の課題の洗い出しなどを実施しています。

広報については、タウンニュースで告知をするほか、地域のFM放送、地域限定でのYOUTUBEターゲッティング広告やSNS広報という手段を使い、約350名ほどが参加されたとのことです。

私からの質問で、特に重要と思っていたのが、この取り組みは素晴らしい取り組みであり、市民が意見を行政へ届ける選択肢が一つ増えることは大きい。一方で、行政職員の観点からすると、それだけ仕事が増えることでもあり、職員のやる気がなければうまくいかない。中央区で進まない原因もまさにそこで、今の区長の手紙やパブコメ以上のことをやりたがらない(やる必要がないと思っている)という点が一番の問題点です。

鎌倉市においては、まずトップの判断があった。松尾市長が共生社会を共創するためにスマートシティの実現の音頭を取り、オンラインプラットフォームは欠かせないということで専用の組織が出来た。結局はトップの方針次第であるが、他の自治体でもこういうことをやっている、海外でもやっているという事例を広めていくしかない。

これはまさに共感です。やはり行政においては首長の方向性が最も大切であり、こればかりは自治体の担当課が下から提案して独自で取り入れるのは難しい気もしています。


特に、中央区はこれまでの経験からも、町会・自治会=住民の意見であり、中央区は町会・自治会を重点的に支援していく

という方針はいつまで経っても変わりません。

これは前々から私も発言していますが、町会・自治会は地元の防犯防災組織・お祭り組織としても欠かせない一方で、

意見集約組織としての機能は限界を迎えています。

これは私の就任当初から繰り返し言ってきました。

しかしながら、中央区は日本橋地域を中心に、自民党議員が町会長を務めている、など町会組織とズブズブです。

また、区が予算化した上で町会長個人宛にカタログギフトを毎年贈呈しているなど、会に贈るならまだしも会長個人宛はおかしい、と委員会の場で主張する度に自民党議員に怒鳴られてきました

まさに中央区の闇であると思っています。

結果、昨年話題になった、高齢者向け共通買物券の支給、といった政策に繋がります。

先日はTwitter上でこのような議論も行われました!

多くの新住民が町会・自治会に参加をしていない状態になった現在においては、今後の町会の在り方について、積極的に区民の方々を含めてオープンな議論をすべきであると思っています。

私ももちろん町会・自治会を無くすべきであるとは思っていません。

ただ、どうしても議員含めて一部の方による閉鎖的な組織となってしまっているという課題を解決していきたいと思っています。

その一つの選択肢として、オンラインプラットフォームによる共創や住民間のコミュニケーションに期待しています。

町会・自治会の会合をオンラインでも傍聴出来るようにすると共に、誰でも意見交換出来るようにしたとして、誰が困るのでしょうか。

中央区においても、この市民参加型オンラインプラットフォームの導入を提言すると共に、私の公約にも致します。

ちなみにですが、鎌倉市のこのオンラインプラットフォーム導入予算は260万円です。

260万円!?

カタログギフト配る予算で出来るだろ・・・と思う次第です。

ご意見をお待ちしています。



勉強会を企画して頂いた、

鎌倉市の共生共創部の皆様、Liquitusの皆様、藤本あさこ鎌倉市議、参加者の皆様、貴重なお時間をありがとうございました!!

それでは!!!