「教育問題」カテゴリーアーカイブ

【政策・学校教育】教員支援等学校環境改善、学童クラブ待機問題解消、実践的STEAM教育・英語体験教育の充実、校則の公開、放課後等デイ・情緒学級設置など

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日の政策は学校・教育について。

・公立学校教員への支援(教員やICT教育支援員、スクールロイヤーの増員)
・学校環境への投資(ICT教育環境の整備・校舎拡充)

まずは、学校環境の改善、教員の方々の負担軽減のため、そもそもの教員の増員、ICT支援員部活動支援員の増員やスクールロイヤーの導入などを支援します。

特にこれまでの区民相談からも、区内学校での半ば学級崩壊状態となっている現場の相談を受けてきました。児童数が増え続け、そもそも教員の方々の負担が非常に増しています。晴海西小中学校など学校を増やすというハード面の整備だけでなく、中の教育環境の整備が急務です。


・民間学童クラブの誘致(区内最大5カ所/年)
・区立小学校内への学童クラブ設置

次に、4年間の間に学童クラブの待機児童問題の解消を目指します、既に予算化されていますが、特に待機が多いエリアにおける民間学童クラブの誘致拡大学校への学童クラブ設置
民間活用におけるご家庭の負担軽減については、「18歳以下の区民に対する月額1万円給付金」に包摂して対応致します。ランドセルや学用品などの負担軽減にも繋がります。


・区立図書館や民間企業を活用したSTEAM教育の実践授業支援
・小中学校におけるジェンダー教育・人権教育の充実
・幼稚園~小学校低学年段階からの英語体験学習の充実


続いて、私もこの4年間で大学院でEdTech(教育×テクノロジー)の研究に費やしてきましたが、

ICT機器を活用するだけでなく、自ら社会課題を考え、その課題解決のために必要な知識を自分で検索、学習し、データを分析し、必要なものづくりを自ら行うという一連のSTEAM教育の実現を目指します。

総合型学習、個別主体的な学びを更に推し進めるため、実践的な授業の支援を行います。

また、ジェンダー教育LGBTQ教育など、豊かな社会の多様性をしっかりと学習し、特に英語体験学習にも力を入れたいと思います。

友好都市であるオーストラリアのサザランド市への語学留学はコロナ禍の中で中止されていましたが、これを再開すると共に、ICT機器を活用すれば、小学生段階から交流が可能であるはずです。

また、中3で英語体験学習として江東区のTOKYO GLOBAL GATEWAYへの学習体験が実現しましたが、こちらは実は私が委員会で提言したものです。小学生段階からの体験学習を実現します。



・学校校則の生徒主体による定期見直しとオンライン公開
・学校・保育所等の保護者間情報共有プラットフォームの導入

次に、学校校則の生徒主体による定期見直しとオンラインでの公開を目指します。

私自身、人権侵害が疑われるブラック校則の撲滅を目指し、超党派の議員連盟に参加しています。

まずは、校則の定期見直し公開を提言します。

併せて、学校間の保護者が、学校に関する情報を共有し合える情報共有プラットフォームを導入します。


・放課後等デイ・特別支援学級の充実・情緒学級の設置および医療的ケア児の受け入れ体制整備
・オーガニック給食の提供


最後に、様々な事情により学校に通うことが出来ない子どもの居場所の確保、放課後デイ等情緒学級の設置等を目指します。

現状の特別支援教室、特別支援学級、わくわく21の枠組みでは対応が難しい子どもへの居場所確保を療育という視点も含めて充実させます。

また、給食費の無償化と共に、オーガニック給食(有機米など)の定期的な提供を含めて、食育にも力を入れます。



教育の分野につきましても、ご意見など募集しております!!


中央区マニフェスト2023詳細版はこちらから

ご意見、ご要望お待ちしております!

また、一緒に活動をして頂けるボランティアさんも募集しています!是非こちらからTEAM高橋2023サポーター登録をお願いします!!

TEAM高橋2023サポーター登録

友だち追加

また、活動が難しいという場合も、ご寄付という形での活動支援も可能であればお願い致します。

ご寄付の受付はこちらから承っております。(銀行振込、paypay、クレジットカード決済等に対応)

【政策】中央区の学童クラブの待機児童問題等について

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

選挙まで残りあと1か月となりました。

これまでずっと4年間、区政や政策についてはブログ投稿してきましたが、今から私を知って頂く方もやはりいらっしゃると思いますので、出来る限り毎日【政策】や区政に関する考えについて取り上げていきます。

まず一番関心の高い事項としては、やはり中央区の学童クラブの待機問題についてだと思います。

区民の皆様から様々なお声を頂き、私も委員会や一般質問において取り上げてきました。

学童クラブの待機状況はかなり深刻であり、

待機状況を見れば、特に堀留町児童館が46人、佃児童館が31人、月島児童館が39人、勝どき児童館が59人、晴海児童館が31人の状況、月島に民間学童クラブのベネッセ1社でなんとかなるとは思えません。

私も、少なくとも年間で複数誘致しなければ間に合わない、特に勝どき・晴海・堀留町には早期に整備すべきと委員会で訴えたところ、

来年度は1事業者3クラブの誘致へと方針が拡大されました。

また、現状ではほぼ小1しか入れないという待機問題解消と共に、民間学童クラブに通う世帯への金銭的補助電子申請対応、学童プログラムの質の向上、時間延長などの利用体系の拡充などなど、改善すべき点はまだまだあります。

一つ一つ解決していきたいと思います。

ほづみゆうきさんが的確にまとめてくださっていますが、何故放置されてきたのかというのはごもっともであり、

少なくとも6,7年前くらいからは保育施設の待機児童が解消した先に、その世代が学童へ持ち上がることは予見出来て当然です。

後手後手の中央区の対応にも問題はありますが、私を含めて区議会全体が、もっと早く問題提起をしていくべきであったのも事実です。

ほづみさんにはその区民全体の怒りと問題提起を更に議会へと届けて頂けることを期待しております。


また、今後プレディが設置されている学校を中心に、学校に学童クラブを設置する方針が示されています。

晴海フラッグが入居する晴海5丁目地域においては児童館の建設予定がないため、晴海西小中学校に学童クラブを敷設するものと思われますが、詳細は改めてお伝えします。



ちなみに、学童とプレディは何が違うの?という疑問もあるかと思いますが、端的に言えば

学童クラブは管轄が厚生労働省(福祉保健部)であり、プレディ文部科学省(教育委員会)となります。

保育の延長であり、しっかりと資格を持った担当者が子どもをお預かりして放課後児童育成をする、という趣旨が学童クラブであり、

一方で子どもの居場所の確保という意味では同じであるが、単純に学校施設を開放して放課後の時間を自由に遊ばせ(勉強)る(退任教員などの担当者が付く)という趣旨がプレディです。

縦割り行政の弊害でもあります。

現状、区内で民間学童クラブを謳う事業者はベネッセ月島クラブを除いて、全て学習塾の取り扱いとなります。正式な児童健全育成事業者としての申請を受けていないからです。

何れにせよ、子ども家庭庁創設後も学童とプレディの一体化の議論がない現状では、その両方によって放課後の児童の居場所の確保を進める必要があります。

また、私の中央区マニフェスト2023で関連する施策については、

民間学童クラブや学習塾等に通う世帯への子育てクーポンの支給を含めるか検討しましたが、

それよりも現金での支給を望む声も多く、広範に支援をするという趣旨からも、

18歳以下の区民に月額1万円の給付金支給(必要予算:17億円)

という形でご提案を致します。

また、民間学童クラブについては、待機エリアを中心に少なくとも5カ所に誘致すると共に、早期に学校への学童設置を進めます。

その他教育関連、子育て支援関連の政策一覧はこの通りです。また逐一解説します。

▶中央区マニフェスト2023詳細版はこちらから

ご意見、ご要望お待ちしております!

また、一緒に活動をして頂けるボランティアさんも募集しています!是非こちらからTEAM高橋2023サポーター登録をお願いします!!

TEAM高橋2023サポーター登録

友だち追加

また、活動が難しいという場合も、ご寄付という形での活動支援も可能であればお願い致します。

ご寄付の受付はこちらから承っております。(銀行振込、paypay、クレジットカード決済等に対応)

【予算・教育費】教員の負担軽減、スクールカウンセラーの活用、情緒学級の設置など

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は予算特別委員会、教育費について

■教員の質向上、負担軽減について

Q.教員の能力向上策と負担軽減の状況について

A.能力の向上については年次での研修、初任者研修や役職に応じた研修等を実施している。負担軽減については、子どもと向き合う時間を確保するため、働き方改革基本計画を立て、勤務時間も少しずつ減ってきた。また、部活動外部指導員全ての学校に入っている、部活顧問をやりたいという教員もいるため、校長が判断して入って貰っている。

■学級崩壊等への対応、支援体制について

Q.様々な原因で学級で問題が発生しているという声も聞く。教育委員会としてはどのように対応しているか?

A.発達の特性により、子ども達が落ち着かないといった状況がある学校については、教育支援チーム(指導力のある元教員や校長、臨床心理士など)を派遣する。令和4年度は2回ほど派遣し、解消に向かっていると聞いている。

■スクールソーシャルワーカー等の活用状況について

Q.スクールソーシャルワーカー・スクールカウンセラーの活用について

A.スクールソーシャルワーカーは社会的な面や環境面について相談を受け、働きかける。現在2名が中学校を巡回中だが、R5は3名に増やし、小学校も回れるように。

スクールカウンセラーは心理面に働きかけ、巡回している。

Q.わくわく21の今後の展望は?

A.不登校については現在も居場所作りや学習支援や学校との繋がりについてサポートをしている。また、民間事業者と共同で学習支援に力を入れる


⇒区民の方からのご相談を受けると、半ば学級崩壊をしている学級のご相談を受けます。学校側の対応、教員の対応を支援するためにも、スクールソーシャルワーカースクールカウンセラー、あるいはスクールロイヤーの活用により総合的な支援体制を整備するべきであると思います。

■発達障害など情緒障がいを持つ子どもへの支援について

Q.コロナ禍において、情緒障がい、発達障がいと認定される子どもが増えたと思われる。通常学級に参加出来ない子への支援体制は?

A.情緒障がい、発達障害の子に対しては、特別支援教室を活用して週2,3回通常教室を離れて支援する。特別支援教室の担当教員が全学校を巡回する。

知的障がいと認定された子どもについては、明石、月島第二、銀中に知的障がい学級がある。

情緒言語障害の子については、特別支援教室で支援を行う。

⇒この点は私も昨年、委員会の場で発達障害などを持つ子どもに対する情緒学級の設置について取り上げました。学校に行きたくない、行けない子はわくわく21、適応教室などで対応するものの、基本的には通常学級に行けが教育委員会のスタンスです。

学校に行けない場合に子どもを預けることが出来る場所の確保も必要であると考えています。現状の特別支援教室では週1回~3回の数時間しか預けられません。

一方で、特別支援学級への入学は知的障がいなど障がい認定を受けた子どもしか入れません。

多様な考え方を持つ子ども達の成長を助け、場所を確保するための情緒学級の設置も検討すべきと考えます。最も、ただでさえ教室数が足りていない状況ですので、キャパとの兼ね合いもあると思います。




その他、提出された資料から気になった資料を貼っておきます。

特に私は、教育課程における家庭の負担軽減という側面からは、給食費だけでなく、学校の標準服やその他学校指定品等の購入についても助成していくべきだと思っています。



ご意見等お待ちしております!それでは!!

ブラック校則問題、制服は必要か否か、学校をカエル!校則を考える議員連盟の勉強会に参加しました

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は、子どもの事故予防地方議員連盟および校則と児童生徒指導を考える地方議員連盟の合同勉強会でした!

冒頭、子どもの事故予防地方議員連盟顧問の自見はなこ参議院議員より、ご挨拶がありました。

本当にどなたにでも物腰が柔らかでとても尊敬する国会議員の方です。内閣府大臣政務官であり、子ども庁の創設を始め、とてもフットワーク軽く子どもが関わる問題に携わって頂いています。

子どもの事故予防地方議員連盟として、昨年の園バス事故の改善要望書を提出したことを大きく評価して頂きました。

引き続き子どものために活動を続けていきたいと思います。

勉強会の講師は名古屋大教授の内田良教授でした!

内田良教授は社会教育学者で教員の過重労働問題や校則問題、部活動の問題など、学校内の問題を中心に研究を行っています。

データベースで子どもの事故予防教員の働き方改革、学校に関わる様々な問題に物おじせずにズバズバと切れ込んでいく教授であり、時には学校の敵だと叩かれることもあるようです・・・

教授の講義は非常に面白く、そもそも生徒にブラック校則を変えてもらう、というよりも教員が変わろうよ、との言葉、そしてもっと子どもを信じるべきという言葉に非常に共感しました。

制服を排し、私服で登校すると生活が乱れるというご意見も聞きますが、高校の私服率50%の長野県でも問題は全く起きていません

私の中学校高校も、服装は自由でしたが、特に問題はありませんでした。

つまりは、学校保護者大人たちの論理決めつけにより、子ども達を縛っている部分も大きいのです。

努力根性忍耐が尊ばれる時代も少しずつ変わっています。

歴史や伝統などは一度捨て去り、今ある校則を変える方向が全てではなく、ゼロベースで本当に校則が必要なのか、あるいは必要であればどの項目が必要なのかを、学校生徒保護者が一緒に考えること、それが大切であると私も思いました。

私も質問しましたが、中央区においても泰明小学校のアルマーニ制服問題もありました、実は制服を着せたいのは生徒でも教員でもなく、保護者です。

保護者が安心するから、楽だから、という理由で子どもを縛っている部分もあります。

どのように社会の意識保護者や大人達の意識を変えていけばよいのか、教授もそこがまさに難しいという風に語っていました。子ども達の意見を教員を通じてPTA等に伝える、チラシを配布する、様々な方法が考えられます。

でもやはり、私も思うのは、もっと子どもを信じて任せるべき、という事です。

正直今の社会は過保護になり過ぎていると思います。

守るべきは子どもであり、子どもの権利・自由を私は最大限守り育てていきたいと思っています。

引き続き子どもの事故予防の問題、校則による子どもに対する人件被害の問題に力を入れていきます!

やはりこう言った書き方をしてしまうと、議員が教師を加害者扱いするのか?といったご意見を頂戴します。(私が言ったわけではないんだけども)

少なくとも、ブラック校則が問題となる場面においては、教員(校長)が定めた校則が子ども達の人権を侵害し続けている、という意識は持つべきであると思っています。

その上で、校則や学校に関わるルールについては、学校側、生徒、保護者が自主的にしっかりと話し合うよう求めます。

もちろん、教員の方々へのサポートや支援を通じて環境の整備には力を入れていくべきです。

子ども達、そして学校現場をどうすれば助けられるか、地方議員の視点からも考え続けます。

それでは!!

中央区環境行動計画2023、中央区男女共同参画行動計画2023、中央区子ども読書活動推進計画のパブコメは1/6まで!!

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

中央区の各行動計画のパブコメが1/6までとなります!!

是非、厳しいご意見をどしどしお願いします!!


■第四次中央区子ども読書活動推進計画

https://www.city.chuo.lg.jp/smph/kusei/paburikku/_user_tobun_time_291222.html

▶パブリックコメントはこちらから

・これまで5年毎に更新してきた子ども読書活動推進計画の更新となります。学校教育のICT化に連動する形で新規事業としては例えば、電子書籍の導入外国語の書籍外国語イベントの開始、プレディの学校図書館活用などが追加されています。

■中央区環境行動計画2023

https://www.city.chuo.lg.jp/kusei/paburikku/kankyokeikaku2023pabukome.html

▶パブリックコメントはこちらから

・環境施策を総合的かつ計画的に推進するとともに、「ゼロカーボンシティ中央区宣言」を踏まえた脱炭素社会の実現に向け、「中央区環境行動計画2023(仮称)」を策定します。具体的な目標値を定めた基本目標を設定し、区、事業者、区民それぞれが具体的に取り組むべき行動を定めて推進していくものです。

■中央区男女共同参画行動計画2023

https://www.city.chuo.lg.jp/kusei/paburikku/kyoudousannkakuikenboshuu.html

▶パブリックコメントはこちらから

・男女共同参画を取り巻く現状や課題を踏まえ、社会環境の変化に的確に対応し、今後5年間の基本的方向性を示すとともに、男女共同参画社会の形成に関する施策を総合的かつ計画的に推進するため、本年度「中央区男女共同参画行動計画」の改定を行います。今回の改定から各課題毎に目標値が設定され、それぞれ区が実施する具体的な取組みが記載されます。新たな取組みとしては例えば東京都のパートナーシップ証明制度の開始と共にLGBTQ,SOGIへの理解促進や、性犯罪に関する相談を含めたSNSを活用した相談窓口の設置などが追加されます。

是非、ご意見をお寄せください!!

中央区、プレディの利用制限が緩和!来年度からは制限撤廃も?

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

コロナ禍において利用制限が実施されてきたプレディの利用制限が緩和されます。

https://www.city.chuo.lg.jp/smph/kosodate/shien/puredy.html

令和5年1月4日より下記の通り緩和されます。

(旧)対象:小1〜4(両親共に就労が条件)

(新)対象:小1〜2(制限なし)
      小3〜6(両親共に就労が条件)

本件、担当課に経緯を確認したところ、

利用制限を段階的に緩和する方向で検討をしており、先ずは令和5年1月4日より、利用者の多い小1,2は解除する。

但し一気に解除をするには、体制整備が整わない可能性があるため、小3〜6については現状通り制限を設ける。

来年度(4月以降)の利用制限については、改めて試行期間を経て検討するとのこと。

恐らく大きな問題が無い限りは利用制限全解除に向けて進むと思われます。

出来る限り校庭や体育館で思いっきり遊べたり、放課後の居場所として充実するように引き続き要望します。

ご意見、ご要望お待ちしてます!

【区民文教】中央区立小学校特認校・中学校自由選択性の申込抽選結果!晴海西小学校・中学校の標準服・校歌・晴海東小学校は晴海西小の第二校舎へと計画変更

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

さて、本日の区民文教委員会は大変重要事項てんこ盛りでした!

区立小学校特認校の申し込み状況です

城東小学校 43/124(2.9倍)

泰明小学校 39/41(1.05倍)

常盤小学校 27/85(3.14倍)

阪本小学校 19/62(3.26倍)

城東小学校の申し込みが昨年度より落ち着きましたが、依然やはり特認校は人気です。

対して中学校は銀座中学校のみ抽選が行われ、佃中学校・晴海中学校・日本橋中学校は抽選なしとなりました。

銀座中学校 30/153(5.1倍)



次に、晴海西小学校および晴海東小学校の開設準備について!!

まず、重要な変更点がありました。

晴海四丁目にて学校用地が確保されていた(晴海東小学校(仮称))の整備計画ですが、

晴海西小学校の第二校舎として整備される計画へと変更されました

区からの説明は後述します。

検討会議で検討されていた晴海西小学校の教育理念も発表されました。オリンピック(五輪)にちなんで

5つのわ

羽:社会に貢献する気概をもち、世界で活躍する人

環:持続可能な社会に向け、考え行動する人

和:平和の実現に向け、多様性を受け入れる心豊かな人

話:コミュニケーションをとり、協同して解決する人

我:高い目標を持ち、自分を磨き続ける人



理念は良いとして、では実際にスポーツ教育に力を入れるのか、或いは分校舎体制を活かしてICTを中心としたコミュニケーションを図るのか、そのような具体的な新校の特色も定めて頂きたいところです。今後に期待します。

【標準服】

開校時点では小学校は設けず中学校は基本デザインを地域の方々の意見も踏まえて検討する

【校歌】

小学校・中学校それぞれ区に関係のある音楽専門家に依頼し、令和6年10月を目途に完成させる

【校章】

小学校・中学校それぞれ制作委員会でデザインを検討し、令和6年10月を目途に完成させる



【第二校舎の整備について(旧晴海東小学校)】

・第二校舎に小学校1年生~3年生、本校舎に小学校4年生~6年生・中学校が入る

通学区域は新たに設定しない

・第二校舎の規模は27学級とする

・第二校舎完成は令和12年度予定


委員会での質疑は以下の通り

Q1.何故第二校舎の整備と計画が変更されたのか?

A1.晴海フラッグの人口推計が明らかとなり、相当な数の子どもが晴海5丁目に住むこととなるが、改めて二つの学校を設置するとした場合に西と東で分ける学区割を検討したところ、難しいと結論が出た

例えば、現状令和6年4月時点で住む方は晴海西小学校が学区となるが、今後整備されるタワー棟に住む方は晴海西があるにも関わらず、晴海東小学校が学区となってしまう。

ほとんどの方が5丁目に住むことが予想されている中で、比較的近接した土地に別の学校を設置することは得策ではないとの結論が出た。

また、学校が近接した場合、別の学校となると、地域のコミュニティや防災拠点という観点からも分け方が難しい。通学区域の設定も非常に困難なため分校舎として整備する。


Q2.分校舎体制とすることによるメリットやデメリットは?学年で分けることにより交流が遮断されるのでは?

A2.交流面という意味では距離が離れることにより日々交流出来ないという面はデメリットにもなりえるが、タブレット等を活用して交流出来ることもある。分校舎間での交流活動はとても大切であり、足立区など先行事例においても、取り組ませ方次第でメリットも生まれる。

例えば小学校では6年生がリーダーシップを発揮して低学年を見るというメリットが考えられるが、分校舎では3年生がリーダーシップを発揮するとか、或いは隣接しているこども園との連携も生まれる。

その他メリットとしても、学校の校舎をわけることによってスペースが十分に確保出来る地域の方々の交流の場を含めて、スペースの有効活用が出来る。



⇒大変重要な変更であり、確かに晴海5丁目に人口が集中する中で、場所がほとんど離れていない近接地で学校を分けるメリットよりもデメリットの方が大きいと判断した点は、私は理解します。

通学区域という点においても、同じ地域の住民を分断することが難しいという点も分かります。

一方で、今後の学区の再編は無くなったため、晴海西小学校は主に晴海5丁目・4丁目およびパークタワー勝どき等の方々を対象とした学校として確定したこととなります。(中学校は豊海町も含まれる)

また、考え方によっては、学校への学童設置を目標としていた区としては、空いた教室に学童の設置が出来るとも思われます。

今回は大変重要な案件でした。

ご意見お待ちしてます!

【学童】中央区令和5年度学童クラブの利用申込が開始!今年度からベネッセ学童クラブ月島が追加

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

さて、12/1から令和5年度学童クラブの利用申込が開始されました。

申込期間は令和4年12月1日~令和5年1月11日となります。

所定の利用申請書に勤務証明書等を添付し、児童館に直接持参する必要があります。

なお、今年度からベネッセ学童クラブ月島が開設されます。

▶ベネッセ学童クラブ月島HP

https://gakudou.benesse-style-care.co.jp/facilities/area_tokyo/chuo/g-tsukishima/

保育料が月36,000円、区の補助金が入ってこの金額ですので、他の民間学童よりは割安です。

オンライン説明会も開催されているようですので、HPをご覧ください。

もちろん、このままでは現状の学童クラブの待機児童問題は解消しそうもありません。私の一般質問においても、区は保育施設の待機児童問題よりも遥かに楽観視しています。故に、民間学童クラブも年に1施設ずつしか誘致を予定していません。

(詳細は今ブログにてまとめていますが、こちらより一般質問の様子はご覧頂けます。)

また、問題点は申請方法にもあります。いつまで紙の申請書を持参する必要があるのでしょうか?

なお、保育施設入所申込については、来年からマイナポータルのぴったりサービスを活用して電子申請が可能となる予定です。(来年3月予定)

え、来年4月入所に間に合わないじゃないか、と私も思うのですが、この点は改めて正式リリースがあった後にご連絡します。

一方で学童クラブの電子申請については、何ら進展がありません

電子区役所を目指すのであれば、利用頻度が高い、或いは申込数が多い申請手続きこそ電子申請を整備すべきです。

この点は、私も引き続き要望します。

それでは!

【子ども・子育て】子ども子育て支援事業計画が改定、今後の施設整備計画の方向性

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

子ども・子育て高齢者対策特別委員会にて、中央区が策定する子ども子育て支援事業計画が見直しされます。

主に人口推計の動向、および令和5年度に開設予定の昭和こども園及び令和6年度に開設予定の晴海西小学校等の影響を反映しています。

今後の保育ニーズを踏まえた施設の整備方針等が記載された計画となります。

以下の点について質問を致しました。

Q.計画の改定を受けて、今後の保育定員の拡大や全体の子育て支援策の方向性についてはどのように考えているか。本年4月時点で保育所の定員については一定の拡大の影響で待機児童はゼロを達成したとしている一方、地域や年齢によっては定員超過している施設もあることから、今後の方向性について伺う。

A.保育施設の待機児童については申込ベースでは解消に向かっている。もっとも一日の定員の中で年齢または地域毎に定員を超過しているニーズも発生している。今後は地域格差を解消しつつ、とりわけ令和4年度の晴海フラッグ等、大規模再開発の入居に合わせて重点的に保育施設の整備を引き続き進めていく。

※この他資料内容について細かい質問もしましたが、割愛しています。



【児童送迎バス置き去り事件について】

Q.先日、静岡県で起きた児童の園児送迎バス置き去り事件を受け、国民からは多くの不安や怒りの声が聞こえている。そもそも昨年にも福岡県で同様の事件が発生したこともあり、根本的な原因は保育士や延長含めた労働環境や組織体制にあるとも思われる。

一方でこのようなヒューマンエラーは一定の確率で発生してしまうのも事実で、園児1人1人にQRコードを付与し、乗降時に読み取りチェックするシステムや、センサー感知システムなど、システムによる解決も一つの方法です。

そこでお伺いします、まず、中央区においては区立保育園・学童においては送迎バスによる園児送迎は実施していないと認識しているが、認可外保育園や民間の学童等における園児送迎時において同様な事件、あるいは未遂でも事件があったか、そしてどのように対策を打っているか

A.ご指摘の通り、区立保育園や学童では送迎を実施していない。認可外保育園や民間の学童事業者からは、そのような事象が発生した事例は現在のところ聞いていない。今回の事象を受けて各施設で子どもの事故予防については対策を取るようにと通知を出しており、東京都からもリマインドがされている。

Q.民間事業者については全てを把握することは難しいと認識しているが、認可外保育園については区は定期的な巡回指導・監査を実施しているのでは?

A.定期的な巡回指導を行っているが、指導監督基準に沿った運営がなされているかの確認に過ぎず、送迎バスにおける安全策を講じているかなど園外の安全策については個別具体的な指導はしていない。また、一部の施設で送迎を行っていると認識しているが、どの園でどのような手段でという把握までは出来ていない。重大事故が発生した場合は東京都を通じて報告が届くが、今のところ置き去りの報告は受けていない。

Q.何れにせよ、置き去りだけでなく、子どもの事故を予防するための最善策については、区立施設だけでなく、認証・認可外施設においても区が最低限のチェックをするように願う。

本事件に比類する重大事故は中央区においては発生していないとのことですが、中央区においても子どもの事故予防のため常に目を光らせておく必要があります。

何か問題やヒヤリハットなどがございましたらいつでもご連絡ください。

それでは!

今年度から小学校の通知票が年3回⇒2回へ変更、その他プールカードのオンライン化など

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

最近はいきなり梅雨に戻ってきた感じが続きますね!ご体調にはお気をつけてください。

委員会での質問事項の続きです!

Q.今年度の学校のプール対応について

A.校内で児童の体温、体調をプールカードを通して毎回必ず確認し、安全に配慮しながら通常通り実施する

Q.子ども達の健康状態を把握するためにも、健康カードへの記載と提出は必須であるが、学校と保護者・児童の連絡事項のオンライン化が進む中、プールカードについてもオンライン化して欲しいとの要望もある。江東区ではオンライン化している学校もあるが、この点対応は可能か?

A.プールカードへの記載については、児童が体温、体調を自ら確認するという教育的な目的もあることから、各学校の状況や保護者の意見も踏まえて検討する。

⇒手書きで書こうがオンラインで提出しようが教育目的という目的にさほど大きな影響はないと思われる。フォームを作成し、収集すれば最初が手間であるだけでデータ管理が出来るなど双方に利点もあるため検討して欲しい


Q.前回の委員会でも確認したが、今年度から学校から保護者への通知票が年2回通知へと変更された。今回、初めて夏休み前に通知票が渡されないことから、課題の克服など夏休みの過ごし方、目標設定に影響は出ないか?教員の負担軽減という点以外のメリットは?また、保護者や児童から不安の声はないか

A.通知票の2回制については、校長会で決定したものであり、教育委員会として指導したものではないが、通知票が夏休み前に出されない代わりに、各学校で夏休みに入って個人面談をする方針。書面よりも児童一人一人に細かく成長を伝えられると期待している。保護者からの声というのはまだ最初なので把握していない。

Q.より細かく児童と対話する切っ掛けとなるのであれば良いかと思うが、今年度から通知は10月3月へ変更されるという認識で良いのか、また、中学校においては12月時点で基準とされる高校への内申点への影響はないのか?

A.今回から10月と3月の通知へと変更される。また、対象は小学校のみであるため、中学校においては通知票は3回のままである。



通知票(成績表)の作成と通知が3回から2回へ変更されるというのは、児童、保護者からすれば大きな変更となります。

どのような影響があるか、あるいはメリット・デメリットがあるか、皆様からもその感想などをお寄せください。

それでは!