こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。
本日は所属する区民文教委員会が開催されました。
まずは、区立小学校特認校および中学校自由選択制の申込状況について


令和4年度入学対象生の小学校特認校申込抽選状況については、
城東小学校 14名(当選数)/184名(申込数)13.14倍
泰明小学校 42名/48名 1.14倍
京橋築地小学校 25名/25名 1倍
常盤小学校 32名/123名 3.84倍
阪本小学校 16名/47名 2.93倍
となりました。申込総数は427人、京橋築地小学校以外は抽選となり、城東小学校で最大で13倍の倍率となっています。

中学校自由選択制度の申込抽選状況については、
銀座中学校のみ抽選となりました。
銀座中学校 45名/171名 3.8倍
佃中学校 59名/59名
晴海中学校 22名/22名
日本橋中学校 25名/25名
本件に関する質疑は以下の通りです。
Q.泰明小学校が前年12名受け入れから42名に拡大しているがこの要因は?
A.R3年度は指定校変更として、兄弟理由と泰明幼稚園からの持ち上がりが37名いたが、R4年度は指定校変更が13名いたが、卒園者が0名だったため、空きが生まれた。
Q.やはり人気校に集中してしまうのは仕方ないことであり、本区の特色の一つでもあるが、今後再開発により人口増加が続く中で、プレミアム化が進んでしまう、偏在化が進むのも問題ではないか、その点について中央区の考え方は?
A.例えば今回銀座中学校については、学校説明会が開けない中でビデオにより学校アピールをした点が非常に評価された。そういった各学校の見せ方という点は改善の余地があるが、小学校特認校では理数教育、英語教育などのパイロット校の特色やノウハウはそれぞれの学校に還元していくとしても、平準化をするという考えはない。
Q.銀座中学校が人気である一方、晴海中学校学区からの流出が多い点はどのように分析しているか?
A.銀座中学校はビデオによるアピールと共に、サッカー部があるという点、サッカー部の子ども達がみんなで移る、というケースはある。進学率という点では分析出来ていない。晴海に住んでいる方にとっても銀中への通学の利便性という点はあるのではないか。
Q.城東小学校、阪本小学校の受入数を増やすことは難しいのか?
A.やはり校舎、教室数という観点からは2クラス分までしか対応が出来ず、これ以上は厳しい



続いて、晴海西小学校・中学校の学区割りについて発表がありました。
【晴海西小学校(仮称)】
・晴海三丁目~五丁目
・勝どき東地区再開発地域(パークタワー勝どき)
【晴海西中学校(仮称)】
・晴海三丁目~五丁目
・豊海小学校通学区域
・勝どき東地区再開発地域(パークタワー勝どき)
※通学区域の変更について
・令和5年度までに在籍している児童・生徒は、指定校変更手続きにより引き続き現在の学校に通える
・令和6年度以降に入学する児童・生徒については、入学の時点で兄姉が在学している学校に限り、指定校変更をすることが出来る。
本件についての質疑は以下の通りです。
Q.令和6年度の指定校変更についての確認だが、例えばそれまで月島第三や第二に在学していた児童は基本的には選択出来るという事で良いか?
A.月島第三小学校の教室数の問題もあり、原則は晴海西小学校に行ってもらう。但し、指定校変更によりこれまでの学校に在籍出来る。指定校変更の希望者数にもよるため、その中で対応を決める。
Q.令和6年度以降の入学者、特にパークタワー勝どきの入居予定者にとっては、晴海西小学校は徒歩で10分~15分以上かかる距離であり、通勤途中での送り迎えも大変であることもあり、月島第三小学校や今後新設予定の晴海東小学校に通いたいという要望も予想される。例えば晴海東小学校への将来的な指定校変更は可能か
A.原則、新しく引っ越してきた方は晴海西小学校。晴海東小学校の学区対応については、晴海FLAGや地域全体の入居状況を見て今後検討する。
ICT教育関連も取り上げましたが、明日にします!
本日は以上です!!
それでは!!