こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。
本日は晴海まちづくり協議会が開催されました。
議題は2点、
①晴海五丁目ターミナルの供用開始について
②東京BRT選手村ルートの運行開始について
中央区、東京都港湾局、各自治会等の団体、構成委員からの質疑は以下の通りです。
①晴海5丁目ターミナルの供用開始について
晴海5丁目マルチモビリティステーション(ターミナル)が2/1 6:00頃から供用開始となる。
停留所については、東京BRT4ポート、都営バス2ポート(江戸バス含む)、船着き場、自転車駐輪場100台、コミュニティサイクルポート130台、
また、かまどベンチ等を設置する広場と公衆便所を備える。
都営バスおよび江戸バス、船着き場については2/1時点では稼働せず、春頃から運行開始予定
BRT停留所については現在上屋を作ってる。南2ヶ所先行で、その後2か所の整備を3月中に。船着場は2月上旬ごろまで工事。
なお、一般車両の乗り入れは禁止。夜間警備員配置。
Q.停留所6スロットについて、今後例えば羽田エアポートリムジン、など他の事業者や新たなルートの拡張性は?
A.まずは晴海フラッグから新橋へのBRT安定運行、その後東京駅ルートも検討すると聞いてる。他ルートはどこに行くのかも含めて事業者、東京都で判断していくと思う。これからの需要としてBRTのみならず、需要に対応して頂けるように区としても調整していく。
Q.都バスについて現在決まっていることは?
A.春頃までは既存ルート通り、これまで通り晴海埠頭からと聞いている。需要状況によって便数、臨時便などの対応を区から東京へ要望していく。
Q.ららテラス前の交差点について、3/1からららテラスもオープンする中で、信号が設置されないとのことだが、通勤、通学の混雑も予想されるため、交通整理をするべきでは?
A.5丁目ターミナルの設計時に、信号が必要ではないかと区としては都に対して主張した。その後東京都は開発の中で、交通量から信号は必要ないと判断したと聞いている。ららテラスの開業当初については混乱はあると思うので区としては注視していきたいが、交差点は都道となるため東京都および事業者による対応となる。ららテラス事業者には改めて開店当初の整理は要望するが、継続的に交通整理を実施するかは交通量を見てとなる。
Q.自転車の管理は誰が?
A.コミュニティサイクルはドコモバイクシェア、自転車駐輪場は民節のため事業者管理となる。
Q.ららテラス等の連携、ターミナル内においてカフェなど賑わいを創出する機能は拡張出来るのか、また、水辺の賑わいについては?
A.ターミナル内の憩いの場としては広場、ベンチを確保。カフェとか民間施設については晴海5丁目全体を考えると晴海埠頭公園がその拠点として考えている。ターミナルに賑わいの需要があるかについては現時点では想定していない。今後必要であれば、自動販売機がいいのか、カフェがいいのかは分からないが検討。
Q.防災船着場については災害時にどのような運用を想定しているのか?
A.今所管にて検討中。決まり次第ご説明。
Q.朝潮親水公園については、釣りOK?
A.釣り自体は禁止していないが、投げ釣りはやめてくださいと周知している。
Q.今後人道橋がかかり、勝どき駅方面や晴海西小中への通勤、通学の手段として遊歩道に自転車が走行する懸念はないか?
A.公園内の自転車利用については禁止だが江東区は開放している。利用者は戸惑うかもしれないが、中央区は住宅地から憩いの場として利用する住民が多いため、安全のために出来ないとしている。今後、自転車と公園利用者が分けられるようになったら検討。警察署と連携して啓発活動、通行出来ないところの啓発、走行空間の整備と誘導を進める。
②BRT選手村運行ルートの開始について
2/1 6:30から5丁目ターミナル、晴海ふ頭公園、はるみらいを結び新橋へ向かう選手村ルートの運行が開始する。
また、その中から1日5便ほど国際展示場へ向かう幹線ルートも運行されると聞いている。
予定便数については、平日ピーク時においては10分間隔で運行、勝どき停留所には止まらない。
Q.よくわからないのだが、これは当初予定されていた本格運行開始なのか?
A.(東京都のBRT担当部署がいないため)東京都からは本格運行扱いであると聞いている。
Q.当初の計画では大量輸送を確保するため、連節バスが想定されていたはずだが、どの便が?どれくらい増える?
A.事業者からは順次増やすとは聞いている。現状では全てのバス、便が連節バスではないが、今後時刻表に記載され公表されるのではと考えている。
Q.専用レーンは?築地大橋は現状渋滞している。定時性、速達性は確保出来るのか?本格運行とは言えないのでは?
A.今回中央区からも1日も早くやってくれと要望してきた中で、BRTの運行が一、二か月早回しになった。本日急遽の開催により東京都が来てないが、定時性、輸送量の面においてもまだまだ不十分なので改善が必要。当初計画にはほど遠いと考えている。区から都に対して実際に本格運行となるよう努力して頂きたいと改めて言う。
Q.現在晴海フラッグの入居が始まり、引越し業者のトラックが多く渋滞をしているが、BRTの運行に支障が生じるのでは?
A.晴海フラッグ事業者からは1日あたりの入居量はコントロールしていると聞いているが、現実的に渋滞が発生しているのであれば、運行事業者に対してしっかり話していく。
Q.豊洲からも既にBRTは並んでいる。二丁目ターミナルからも並んでいる状況で、勝どきで乗れるか心配。BRT幹線ルートも20分ではなく10分に希望する。
A.東京都に対して要望を伝えます。
主な質疑は以上の通りです。
やはり住民の関心はBRT関連が中心となります。
特に晴海地域においては、BRTおよび都バスが通勤、通学の生命線となります。
一日も早い幹線ルートの本格運行、大幅増便を要望します。
なお、このような住民がまちづくりに携わる機会は貴重です。まちづくり協議会のオンライン配信もこれまでも要望してきましたが、参加者のプライバシー保護のため予定していないと回答を受けています。
各自治会長の方々を含め、住民代表として公開の議論をする覚悟を持って参加されている方々かと思いますので、是非早期の実現を願います。
今回も各地元委員からの質問は非常に具体的で素晴らしかったと思います。
ご質問はいつでもお願いします!!