【環境建設委員会】東京BRT工事入札不調に対する中央区の対応、江戸バスルート変更について

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は環境建設委員会、ゼロカーボンシティ宣言後、具体的な短期数値目標についてや石原都政に対する感想やパークPFIに関する質疑などがありましたが、特にBRTや江戸バスについての質疑をお伝えします。

Q.東京BRTのバス停工事が入札不調に終わった件について、中央区としてはどのような対応を行っているか

A.事業自体は東京BRTと東京都が調整をかけて進めている。都から中央区には随時情報が入ってきているが、区民の皆様が懸念している通り、今後のプレ2次や本格運行については現在情報がない。区としても早く、2次プレ運行の開始をして欲しいとは再三言っている。

⇒元々の事業目的は交通不便地域と言われる晴海5丁目付近、勝どき、豊海町などの交通利便性の向上であるため、最も困るのは中央区民である。事業主体は東京都と東京BRTかもしれないが、しっかり中央区が責任を持って追及すべきではないか。

なお、本件東京BRTの入札不調の経緯については、

都議を経由して東京都都市整備局にヒアリングを行いましたが(直接のヒアリングは出来ず)、納得のいく回答が得られなかったため、現在正式な文書による回答を求めています

https://www.tokyo-np.co.jp/article/158293

都市整備局からの回答では、これから入札不調の理由を事業者にヒアリングし、条件を変更して再実施するとしていますが、

そもそもの仕事の進め方に疑問があります。

本件は、晴海FLAGの入居にも併せるため、お尻の期限が決まっている事業です。

そうであれば、これ以上のプレ二次運行の遅れを生じさせないため、スケジュールありきの仕事の進め方をするべきでした。

つまり、事業者へのヒアリングは事前に行い、その最低条件や金額の目算を立てた上で進めるべきでした。また、もし不調に終わった場合のプランBも事前に用意しておくべきでした。

段取りが悪いというよりも、そもそも都としてやる気がないのだろうなと思っています。都バスと違い、売り上げは京成バスにも持っていかれるからです。

最低でも

①入札不調の経緯と理由

②何故事前にヒアリングをかけ入札条件を設定しなかったのか

③本格運行のスケジュールに変更はないか?(令和5年4月に間に合うか)

④そのスケジュールから逆算すればいつまでに再入札を開始するのか

上記4点について早急に文書として回答を貰えるよう進めています。

続いて江戸バスのルート変更について、

現在、江戸バスのルート変更について調査がなされています、そしてその案が今週末の地域公共交通会議という会議体で審議されます。



Q.現状変更についてアナウンス出来ることは?

A.会議体での議論に向けて、基礎資料として江戸バスの乗車利用者アンケートや区政世論調査の整理などの調査を委託してやっている、現在資料策定中。

⇒本の森ちゅうおうも出来るが、晴海地域から行きやすくするためにも、南循環のルートに入れるなど検討をお願いします

なお、こちらの地域公共交通会議への傍聴を願い出たところ、クローズドな会議であるとして断られました。

私は、このような区民の意見を聞く趣旨、区民の足である公共交通に関する計画が決定される会議は全てオープンにするべできあると思います。

https://www.city.chuo.lg.jp/smph/kankyo/kaigi/kmyunithibasu/kokyokotu/R3LPT_2.html?fbclid=IwAR1z5Dn2a4mxqhnd_KRA-wKAdVZFr0zpkh0xpByrrkzHlkqCDPHGuCvsnPY

オンラインで広くアンケートを募るなど、何故オープンな意見の吸い上げを行おうとしないのか、様々な場面で疑問に思います。

本会議への出席者を見ても分かる通り、区内のほとんどの会議の住民代表は、連合町会長が務めています。

まちの声の全てを町会長が吸い上げ、決めるという今の在り方はやはり限界です。公募を募る、あるいはオープンのアンケートをとるというやり方も含めて忖度のない会議体の運営に努めるべきです。

本日は以上です、それでは!!

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