「交通」カテゴリーアーカイブ

【環境建設】晴海5丁目、朝潮運河沿いの歩行者ネットワークの整備など

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

先日、環境建設委員会が開催されました。

報告事項および主なトピックスは以下の通りです。

まずは、晴海5丁目、朝潮運河沿い、環状2号線の下が繋がります。

また、港湾局の資材置き場となっている晴海テラス横の土地の緑地化が進みます。

実はこの都有地の利活用および勝どき側への自転車通行の利便性(環状2号線の自転車道に乗るためには、一度月島警察署交差点付近まで戻る必要がある)などはこれまで晴海テラス自治会および地元住民としても要望してきました。

歩行者ネットワークの向上及び朝潮小橋への自転車流入改善のためにも改善が必要であり、区の担当者を通じて要望してきた事項を正面から検討して頂き、大変ありがたく思います。

委員会の場で 確認した点は以下の通りです。

Q.バリアフリーの観点から、環状2号線とエレベーターにより接続出来ないか

A.港湾局との基本設計の中で話し合い、エレベーター設置も含めて検討する

Q.当該歩道と環状2号線は約3mの高低差がある。高低差なしで勝どき側へ自転車用の歩道(人道橋)を設置することは出来ないか

A.現状では街角広場からのスロープ接続により環状2号線に流す想定をしている

Q.街角広場とは何か?区民の憩いの場となる公園等緑地化の方向性について

A.今回は取得費用の関係もあり道路用地として取得するため、地元ニーズを含めてどのような設計が出来るか検討する

Q.着工時期を早められないか

A.836号線の盛土工事が令和7年3月まで続くため、資材置き場として活用している関係でどうしても令和8年度以降となる。

■その他主な報告事項

ご質問等がございましたら、いつでもお申し付けください!

【政策・交通】BRTの早期本格運行や定時性速達性の確保・自転車交通、水上交通の活性化・水辺の利活用など

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は交通環境の整備について

こちらは今後状況も様々に変化し続けるとは思いますので、適宜アップデートする分野でもあります。

また、区が担当する区道、江戸バスや東京都が担当する都道、都バス、BRT、臨海地下鉄新線など、広域的な対応も不可欠となるため、東京都や国との連携がカギとなります。

その上で、晴海FLAGの入居を控える晴海地区、パークタワー勝どきや豊海町の再開発を控える勝どき・豊海町地区を中心に、交通不便地域と言われてしまうエリアに更に人口が集中してきます。

特に心配になるのは、朝の通勤時間帯の足です。

晴海通清澄通は既にバスや自動車、或いは自転車を含めて非常に混雑をしており、勝どき駅から乗る分には大江戸線も、今後は混雑が予想されます。

臨海地下鉄新線の竣工には少なくとも20年規模の時間がかかると言われており、まず最も速やかに輸送量の確保の計算が出来るのはBRTです。そして、江戸バスや都バスの増便です。

BRTの要でもある、定時性・速達性の追求と共に、交通輸送量の確保が必要です。

#1401 東京BRTは「高い輸送力を有するBRT」に分類 国交省がBRTガイドライン公表

BRTの当初の目標や位置付けにつきましては、どらったらさんがまとめてくださってます、

専用レーンが設置出来ればベストではあるが、交差点などで青信号の時間を延長し、BRTの通過を優先させる「公共交通優先システム(PTPS)」の導入や、そもそも新橋付近など、交差点そのものを再整備する連節バスの導入など、様々な手法を持って、交通輸送量を確保するべきです。

そのための手段としても、定時性や速達性の確保が必要となります。

まずは中央区はBRTに注力、かなと私は考えております。

そして、区道や各交差点、各駅のバリアフリー化

次に、自転車交通水辺交通環境の整備

現在、中央区は水辺の利活用について調査中であり、これから方針を定めますが、

例えば品川区の水辺利活用ビジョンのように、

品川区水辺利活用ビジョン

舟運との繋がりや水辺空間における商業・飲食スペースの確保、テレワークが出来るスペース、オープンカフェやケータリング等の商業・飲食サービスやカヌー、SUP等の水上アクティビティの充実子ども達が安全に水辺で遊べる環境の確保なども含まれます。

水辺に囲まれた中央区ならではの、水辺の有効活用を推進していきます。

ご意見・ご要望お待ちしております!


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【政策】中央区の公園環境整備、プレイパーク等子どもの遊び場の確保を

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

区内を歩いて頂く区民の皆様からのご要望で多いのは、中央区の公園環境についてです。

子ども達の遊び場の確保と共に、例えば小さい子どもボールで遊びたい少し大きな子どもが安全に共存出来るように、特に公園が少ない(狭い)中央区の公園においては、保護者の方も安心出来る環境整備が必須です。

私も区内の各公園を見回り、例えば道路に飛び出さないようにネットが設置出来ないか、など担当課と様々な協議を積み重ねてきました。

また、公園遊具の改修危険物の除去、またはゴミ拾いなど、最も地道に活動を続けてきたのも公園関連でもあります。

そして、皆様からのご要望を更に実現していくためには、

そもそも公園を増やすというハード面でのお約束は、今後の再開発計画の中に水辺環境の整備とともに公園を整備する、という点がまずはポイントになると思います。

私のマニフェストに加えたのは、

・公園遊具の定期入れ替え(住民アンケートやインクルーシブ化含む)

・子どもが安全に冒険出来るプレイパークの設置

区内公園ルールの一部見直し

区内ドッグランの整備(3カ所)

公園遊具については、老朽化のタイミング地元町会や学校等の意見を踏まえて更新がされますが、明確に毎年度予算をつけ、地域毎に住民によるアンケートの実施と、定期的な入れ替えを行います。また、障がいを持っている子を含めて、全ての子ども達が遊べるようにインクルーシブ遊具の導入を積極的に進めます。

また、地元団体とも協力して、監視員が常駐するプレイパークを区内公園に設置します。

例えば豊島区では、子供達が自由に泥んこ遊び、水遊び、火遊び、木登りなど様々な遊びが出来るプレイパークを設置しています。

地元の方などが常に2,3人体制でプレイリーダーとして子供達を見守ってくれています。

今は極力子供たちに怪我をさせないよう気を遣い過ぎているのではと時に思う事があります。 子供達は自分の限界を時に知りたくて、危険な事にも挑戦しようとします。 危ない場面を経験することも(もちろん程度によりますが)その子たちの財産になるのではないでしょうか。 そのような意味で、きちんと大人達が見守り、指導をしながら挑戦を支援する機会は貴重です。

中央区でもこのようなプレーパークの場所、機会を増やします。豊島区ではデパートの屋上等をお借りして出張プレーパークも開催してます。このような試みは中央区でも出来るはずです。


区内公園ルールの一部見直しについては、自転車に乗る練習など、区内公園では許可されていない一部のルールの限定的な緩和を提案します。こちらは学校施設等における自転車練習環境の確保も含めます。

https://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/dept/504000/d024708.html

例えば中野区においては、特定の公園でのみルールを緩和するなど、柔軟な対応を図っています。中央区においても一部ルールの緩和を検討します。

区内ドッグランの整備においては、晴海臨海公園築地川公園浜町公園の3カ所にあるわんわん広場を、近隣住民の理解を得ながら拡大していきます。

誰しもが安心、安全に利用出来る、かつ気持ちよく暮らせる街の核となる公園環境の整備に力を入れます。

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臨海地下鉄新線、事業計画案発表!但し中央区に事前説明は一切なし

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

さて、金曜日に小池知事が臨海地下鉄新線の事業計画案を発表致しました。

「臨海地下鉄」構想を発表 小池都知事「都心部と臨海部をつなぐ背骨」と期待

計画では東京駅から東京ビッグサイトまでの6.1キロの距離に合わせて7つの駅を新たに造る考えです。小池知事は「臨海部は大規模でさまざまな開発が進み、今後、世界から人と投資を呼び込むポテンシャルを持つエリア。この地下鉄は都心部と臨海部をつなぐ基幹的な交通基盤で、いわば背骨としての役割が期待されている」「地下鉄の開通で晴海の選手村跡地、築地の街づくりなど沿線の利便性が向上して、個性豊かな街の魅力が一層発揮されることとなる」と述べました。

これまでのブログでも記載してきましたが、中央区が8年前から調査検討を開始した臨海地下鉄新線構想は、これまで区の予算をかけ、数回の調査を行った上で、東京都に提案をしてきました。

潮目が変わってきたのは、昨年からです。

令和3年3月、東京都が「未来の東京戦略」を策定、その中で今まで7番目の位置付けだった本事業が3番目に格上げ(事業化の検討を進め、構想の具体化を図るべき)

→1番目と2番目は江東区悲願の有楽町線(8号線)の延伸都心部品川地下鉄構想。こちらはワンランク上であり、早期の実現を図るべきとされている

令和3年7月、交通政策審議会が国土交通大臣に対して答申、その中で本事業は世界から人、企業、投資を呼び込み、東京と日本の持続的成長を牽引する臨海部と区部中心部をつなぐ基幹的な交通基盤としての役割を担うことが期待されており、今後、臨海部の都市づくりとともに、第198号答申において指摘されている常磐新線延伸(TX)との接続も含め、事業化に向けて関係者による検討の深度化を図るべきである。」と示された。

令和3年9月に東京都は、交通政策審議会の答申(令和3年7月)を踏まえ、都心部・臨海地域地下鉄構想について事業計画の検討を行うため、「都心部・臨海地域地下鉄構想 事業計画検討会」を設置

いよいよ、具体的に事業計画を検討していく段階に入ったと話しました。

それから一年、8号線の事業化の次に、ついに東京都が本腰を入れたという証拠でもあります。

都心部・臨海地域地下鉄構想 事業計画検討会 事業計画案

ただ、やはり事業化となると、5000億円と言われる費用を国、東京都、中央区、事業者で分担する運営主体の詰めが必要です。

この点、やはりコロナ禍において鉄道事業者の経営が大変であり、どのように分担割合を定めるかが焦点となります。

ところが、、

「臨海地下鉄」構想、都主導で中央区そっちのけ? 現場からは「TX接続言及なし」の戸惑い、そもそも都バス増発が先ではないのか

こちらの記事にも記載されておりますが、東京都の事業化検討会のメンバーに中央区は選ばれておらず、参加していません。

また、報道が先行した木曜日、金曜日時点で吉田副区長より説明がありましたが、中央区は本事業計画案を一切事前に知らされておらず、意見を聞く機会すらありませんでした。

正直副区長は怒っているとも思いますが、それは、中央区が蚊帳の外にされたから怒っているわけではなく、地元住民の意見を聞かずに決めるな、ということです。

あくまで東京都が主体となって事業化をするのであれば、全額東京都が負担するべきであると私も思います。

例えば駅についても、晴海駅と勝どき駅を分ける、という点においては私個人としては賛成です。

ただ、何で駅の位置という重要事項を東京都が勝手に決めてんの?とは思います。

本事業計画案は案だと思いますので、これから地元区と調整をする、というのであれば分かります。

今後の事業計画案策定のプロセスの中に中央区および地元住民の意見反映の機会が組み込まれるよう、強く要望していくと思います。

ただ、その地元区と東京都の調整を担うべき役目は誰の仕事だと思いますか?

都議会議員です。


ちゃんと仕事をしろ、とこれ以上は言いませんが思うわけです。

進捗があり次第また報告します!

【東京ー銀座ー築地ー勝どきー晴海ー有明ー羽田】を結ぶ臨海地下鉄新線、いよいよ明日計画発表か!?

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

昨日のサッカーの興奮冷めやらぬですが、中央区民、湾岸民には更なる興奮するニュースが!!

【独自】東京駅―勝どき―有明を結ぶ「臨海地下鉄」新線、全7駅新設…2040年代前半に開業へ

https://news.yahoo.co.jp/articles/90e4223938ecb16e8f2a86e6d28a4a543bddf3cc

読売新聞がスクープとしてもってきた臨海地下鉄新線のニュース、大変話題になりました。

中央区が進めてきました、臨海地下鉄新線のこれまでの経緯は過去のブログをご参照ください。

今年行われた推進大会でも、東京都が年内に実現に向けた調査結果をまとめて発表する、とされてました。

東京駅を中心に、北はつくばエクスプレスと接続し、銀座、築地、勝どき・晴海・豊洲・有明を通り南は羽田空港へ直結をする。

まさに東京の背骨を支える臨海地下鉄新線の構想を中央区は平成26年(約八年前)から独自で調査し、東京都や国に実現を働きかけてきました。

未来の東京をデザインする非常に重要なプロジェクトです。


さて、本日報道を受けて急遽、吉田副区長より説明がありましたが、

中央区は正式な情報は何も得ていません

なので、情報が正しいかどうか分かりませんが、

明日、小池知事が記者会見をする


という情報が入っています。

まずは明日に注目です!!

なお、報道ではTXに対する言及がありませんが、これは憶測ですが、明日発表がされても、東京都はTXに対しては明言しないのでは、と思っています。

これは、東京都が主導して計画を推進していくものの、つくばエクスプレス部分の工事については千葉県、埼玉県、茨城県との調整が必要(簡単に言えばお金を出して欲しい)であり、東京都が単独で調査結果や事業計画を発表は出来ないのではと思うからです。

報道では総工費は約5000億円、着工が2030年、完成が2040年代とのことですが、これは区も同じ意見ですが、もっと早く完成させて欲しい、と言っています。

一方で、費用は国、東京都、中央区、事業者で分担するものと思われますが、鉄道事業者がコロナ禍の影響で余裕がなく、その点も課題として挙げられています。

また、駅については勝どき駅と晴海駅を分けるという点もかなり驚きました。

私も黎明橋の下に駅を設置し、勝どき出口と晴海出口が出来る、といった姿を想像していましたので、これは非常に歓迎すべきであると思っています。

月曜日の一般質問にて、晴海四丁目の再開発について質問したのですが、(後日質疑をまとめます)、その際に

「まだ東京都から方針は示されていないが、臨海地下鉄新線の駅との絡みも含めて、商業、文化振興の側面から総合的な市街地再開発を進めたい」との答弁がありました。

となるとこれは、交通結節点として再開発案をまとめている築地市場跡地の再開発晴海四丁目の再開発もリンクし、築地市場跡地に新築地駅、晴海四丁目再開発にて晴海駅が設置される、という推論も成り立ちます。

何れにせよ、もし明日調査結果の発表があるのであれば、目玉は駅をどこにするか、の調査結果が公表されると思います。

注目しましょう!

なお、近日中にKK線の緑地化(TOKYO SKY COLLIDOR)構想と首都高地下化についても続報があるようです。

それでは!!

隅田川テラス、勝鬨橋の下が繋がります!!

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

隅田川テラス沿いの護岸工事が続きます!勝鬨橋の下が繋がり、いよいよ築地市場跡地再開発との繋がりも含めて、テラス沿いの整備が進んできました!!

豊洲ぐるり公園のように、ランニングや散歩をしながら回れる日も近いですね!!楽しみです!!

工事は本年12月から2024年2月までの予定です!

隅田川沿いで水辺フェスが開催!水辺の利活用を進めるべき

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日も区内で色々と用事をこなしていたのですが、勝鬨橋のふもとで水辺フェスなるものが!

太鼓バンドの演奏などもあり、大変賑わっていたようです。

こういった水辺の利活用を進めていきたいですね。

墨田区の東京ミズマチなどは、川沿いをウォーキングしながら、高架下に飲食店やショップが立ち並び、憩いの場となる活用をしています。

いいですよね・・・・

中央区においても水辺環境の活用に向けた基本方針の策定準備が進められています。

今年度中にまとめられる予定ですので、情報が入り次第お伝えします。

例えば品川区の水辺活用ビジョンのように舟運との繋がりや水辺空間における商業・飲食スペースの確保、オープンカフェやケータリング等の商業・飲食サービスやカヌー、SUP等の水上アクティビティの充実など様々な取り組みが検討されて欲しいと思います。

https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/ct/pdf/20200128161339_1.pdf
https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/ct/pdf/20200128161339_1.pdf

品川区水辺利活用ビジョンより抜粋

皆様からもご意見をお願いします!

環状2号線本線築地ー新橋間トンネル開通!12/10にウォーキングイベント!記念に歩いてみよう!

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

いよいよ環状2号線の築地ー新橋間の本線トンネルが開通します。

長かった・・・小池知事の築地市場移転問題のいざこざ、五輪の延期もあり一向に進まなかった本線トンネル開通ですが、ついに開通します。

これにより、BRTの速達性の改善も期待出来ます。

https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2022/10/14/07.html

そして東京都は12/10(土)にこの本線トンネルを歩けるウォーキングイベント(無料)を開催!

11/1から申し込みが開始されるようですので、是非記念に歩いてみましょう!

地下トンネルは車専用となりますので、開通後は歩行者が歩くことは出来ず、唯一のチャンスとなります!!

是非是非!!

それでは!!

【環境土木】晴海ふ頭公園・緑道公園の活用、区内で自転車遊びや練習はどこでするの問題

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

引き続き決算審議の質疑です。

さて、10/7オープンに向けて盛り上がる大型公園の晴海ふ頭公園・晴海緑道公園です。

https://www.tptc.co.jp/park

晴海ふ頭公園

晴海緑道公園

ついに本日、晴海ふ頭公園・晴海緑道公園のHPも出来てました!

是非チェックしてみてください!!

以下本日の質疑です。

Q.晴海ふ頭公園・緑道公園について、いよいよ10/7がオープンの両公園だが、東京都より管理方法についてどのように連絡を受けているか?

A.両公園の完成により晴海臨海公園(500m)晴海緑道公園(500m)晴海ふ頭公園(500m)が接続されれば、全体として見れば全長約1.5kmに及ぶ巨大な公園となる。

晴海臨海公園が約38000㎡、晴海緑道公園が約34000㎡、晴海ふ頭公園が約35000㎡の広さを持つこととなる。

ふ頭公園においてはコネクトハルミが10/29にオープンすることとなるが、管理ルールにおいては、中央区の公園管理ルールをそのまま踏襲して頂いた形となる。

全体として晴海海上公園として、大きな期待が持てる公園である。

Q.東京都の発表によると、晴海ふ頭公園においては管理事務所の設置および有人巡回管理が来年度の前半になるとあった。オープン直後が最もにぎわい、管理ルールが徹底されない時期であるかとも思うが、管理事務所の設置がオープンとずれる理由は何か聞いているか?

A.今回、区としても住民の要望に応える形で先行オープンをして貰う形となった。晴海FLAGの街びらきに合わせて本格オープンされる予定だが、その前に周辺住民に対してオープンするため、管理事務所の設置は本格オープンに合わせてずれると認識している。



Q.一方で、中央区としてもこれ程の大型公園の整備は後にも先にも大変貴重である。そういった中で広大な土地を活用して、例えば一部を交通公園のように自転車遊びが出来る、交通マナーを学べる区画を設けるとか、インクルーシブな遊具を設置し、インクルーシブ公園の機能を持たせるという活用は出来なかったか。東京都に対して本公園の位置づけをどのように要望したのか?

A.区としてはインクルーシブ公園や交通公園といった要望はしていなかったが、オリンピックのレガシーを残すという考えから、スポーツに幅広く利用できるようにという要望を行った。例えば多目的広場を広くデザインし、ランニングコースが整備されジョギングも出来るなど、憩いの場となるような公園をイメージしている。


Q.一方でこれまでの議会答弁にもあったが、区民の方から、子どもが気軽に自転車を練習する場所、自転車遊びが出来る場所がないという声を頂く。交通公園として整備するスペースがないのであれば、既存の公園の一部を自転車乗り入れ可能にするとか、可能な限り対応するべきと考えるが、本区は子ども達の自転車練習はどこでするものと考えているのか?

A.確かにこれまでもご要望は聞いており、場所がないと認識している。しかしながら施設整備のスペースがなく、対応は難しい。

⇒中央区は歩道も車道も交通量が多く、公園に乗り入れも不可であるため、子ども達が安全に自転車を練習出来る場所がない。交通マナーの啓発と共に子どものうちから練習出来る場所の確保を要望する。




本件においては区民の方からも様々なご提案を頂いています。

中央区だけで単独で対応するだけでなく、民間団体や他自治体とも協力の上、一部交通量の少ない道路の通行止め学校の校庭自転車教室を開催するという選択肢もないか、私も調べて提案してみます。

引き続き、ご意見を賜れますと幸いです!それでは!

【環境土木】歩車道のバリアフリー化、通行性と視覚障がい者の方の識別性の両立について

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

決算特別委員会、本日の私の質疑より。

先日、このような趣旨のツイートをしました。

こちらは、区内在住のご高齢の方、車椅子を利用されてる方からのご相談ケースです。

日常生活において車椅子を押して通行しているが、区内の交差点ではどうしても通行出来ない箇所があり、その都度警察官の方などにお願いして段差を上げて貰っているとの相談がありました。

具体的には勝どき駅周辺、晴海通りの交差点は通行不可、一方で清澄通りについては通行出来る箇所もあるとのこと。

そこで早速、区内の歩車道の段差を見て回りました、

様々な歩車道境界ブロックタイプがありますが、どれが通行出来て、どれが難しいかを確認したところ、やはり1cmでも段差があれば通るのは難しいと。

結論から言えば上記のタイプは全て通行出来ません。

つまり段差がほぼ存在せず、一部一体となったスロープとなっているこのタイプ以外は無理です。

一方で、歩車道の境界については、視覚障がい者の方にとっては段差が歩道と車道の識別の境界となっており、識別性の観点からも段差が必要という事情もあります。

双方当事者のご意見はごもっともです。

調べたところ、中央区は歩道境界ブロックの型を中央区式と呼称し統一しています。

https://www.city.chuo.lg.jp/kankyo/dorokyoryo/kudorozigyo.files/111.pdf
https://www.city.chuo.lg.jp/kankyo/dorokyoryo/kudorozigyo.files/111.pdf

こちらは国土交通省の指針において、バリアフリー化を進めるにあたっては歩車道の段差を2cm以内とするべきという内容は守っています。

しかしながら中央区式でも段差は2cm、私の祖母含めて通れないという方がいます。

一方で、他自治体では段差を1cm未満にしながらも、視覚障がい者の方の識別性を確保している事例もありました。

例えば水戸市

http://www.jcpress.co.jp/wp01/?p=26735&fbclid=IwAR1oEEwDGNTPOyC9u7Ncn9zR50muxgXxhN60zk8zjhAbTpR_eUumo8vpBSY
https://www.kkr.mlit.go.jp/road/road_effect/human_first/seibi_jirei_hito_06.html?fbclid=IwAR0Bm_W11zN_21W659DbSugrGE2JW6Cvne2QjDmYSJXt8c05TW1XiucF_sU

その他様々な自治体で段差1cm以下の上で識別性をハイレベルで両立させた歩車道境界の整備が実施されています。

東京都建設局の資料においても、

https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/content/000009877.pdf
https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/content/000009877.pdf
https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/content/000009877.pdf

様々な歩車道縁石モデルにて、車いす使用者および視覚障がい者による歩行実験を実施したところ、段差1cmの縁石形状に表面突起を付加するタイプが、双方においてバランスよく、現行の段差2cmブロックよりも評価が高かったとしています。

つまり、技術により双方の要求を高いレベルで満たせるものはあるのです。

その上で以下の質問を致しました。

Q.(前述の経緯を説明したのち)中央区においては、中央区式歩車道縁石ブロックの整備を進め、区内では約89%の整備が完了出来ているとしている。一方で国土交通省の指針に紐づいた段差2cmの縁石ブロックについては、通行困難であるという声も寄せられている。水戸市など他自治体の事例においては、段差1cm以下でありつつ縁石にゴム製の突起を付けた上で、歩行者の通行性と視覚障がい者の識別性を高いレベルで両立している事例もある。

本区の歩車道のバリアフリー化を図る上では、中央区式に固執するのではなく、十分な通行性も確保出来るようブロックを整備するべきと考えるが如何か?

A.本区が整備を進める中央区型の歩車道縁石ブロックによっても、かなり通行に苦労をされているという声も実際に届いている。一方で段差がないと視覚障がい者の方が杖で引っ掛けることが出来ないという声もある。本区としては中央区型の縁石ブロックの整備を進めた上で、今後の技術革新や他自治体の動向を注視し、検討していく

⇒そのような苦労をしている声が実際にあるのであれば、中央区型に固執するのではなく、柔軟に様々な縁石タイプの検討を進めるべきであると考える。段差が1cm未満であっても、視覚障がい者の方の識別性も充足したタイプであるとも検証されているため、車いすやベビーカーユーザー、あるいは視覚障がい者の方の意見、当事者の意見をしっかりと聞いた上で今後の区の施策に活かすこと。



私自身、非常に勉強になりましたし、区内の歩車道の段差を注視してみるようになりました。

このように様々な当事者の方からのご意見があり、調整の必要がある事例は沢山あります。

引き続き、皆様からのご意見を賜れますと幸いです。