「都心臨海地下鉄新線」カテゴリーアーカイブ

【環境建設】臨海地下鉄新線構想つくばエクスプレスとの連携、築地市場跡地開発における今後のスケジュールについて等

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は環境建設委員会が開催されました。主に臨海地下鉄新線関連、築地市場跡地開発の進捗についての報告について、共有致します。

→区としてつくばエクスプレスと臨海地下鉄新線両路線の接続事業化の検討を加速させるため、期成同盟会に参加する。



Q.今後のスケジュールと、住民の意見が反映されるオフィシャルな場が提供されるかどうか

A.今年度末まで東京都と事業者が協定を締結するスケジュールではあるが、まず高速道路晴海線の地下化、および臨海地下鉄新線の構想を東京都に早くまとめてくれと要望している。実際そこが固まらない限り、東京都も具体的な協定が結べるかは疑問。

協定が締結され、来年夏くらいの段階でどういう内容でどういう整備をするのか、基本的な骨格案を作ってもらい地元および議会に公開させながら要望をまとめていきたい。その際に地元のまちづくり協議会や全区的に影響がある部分については議会と十分に協議する場を必ず設ける。

施設については、それなりの公共的役割を果たしてもらうことも重要であり、地元区としてもそれなりの要求をする。事業者含めてお互い考えていく。施設としての社会的意義と共に、工事期間中も完成後も現存する街が混雑などで迷惑をかけずに共存共栄することが、最低限の事業としてやるべきことである。




臨海地下鉄新線については、11/18 18:00より例年通り臨海地下鉄新線推進大会が開催されます(はるみトリトン第一生命ホール)

その中で最新の進捗が話されると思います。私も参加しますので、ぜひ皆様もご参加ください

【環境建設委員会】BRTの混雑改善、晴海地域の今後のまちづくりの方向性について

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は環境建設委員会、我が会派からは青木かの議員とアルールうた子議員が委員として出席しました。

主な資料はこちらです。

資料に関する質問があればお申しつけください。

特に議題で注目の質疑は以下の通りです。



【現状のBRTの混雑状況について】

Q.特に勝どき停留所にて朝は積み残しが発生中。このような状況を認識し、東京都にはどのように要望しているか?

A.BRTについては当初1日600人程度⇒5月には1日1800人利用という状況。特に朝の7時、8時台は非常に混雑していると認識している。

東京BRT株式会社も臨時便を出しているとの事であるが、今後増便も検討すると聞いている

区としても早期に増便、連節バスの導入を強く要請していく。




【特に晴海地域における今後のまちづくりの方向性について】

Q.今後の晴海の再開発の方向性について、現状で何か決まっていることはあるか

A.晴海については、今後住宅地だけというのは危険であると考えている。例えば多摩ニュータウンの悲劇とか。今後とよはる計画の改定が迫っており、住宅住宅の流れになってしまうと困るので総括的に東京都の4丁目、3丁目、2丁目の土地をどのように活用するか、東京都との間で総合的に検討している。

単一用途の住宅街ではなく様々な複合により常に老若男女が一緒に暮らせるような街を目指す。抜本的には地下鉄の導入もやらなければいけない。金を出すのを東京都はためらっているので、引きずり出しながら、区民の生活環境が守られると同時に住宅団地にはしないという方向性を維持できるか都と協議している。とよはる計画の改定があるので、そんなに先ではなくお示しする



【区長のシカゴ視察出張について】

Q.何を目的にどこを視察するのか

A.特に日本橋川高架橋撤去後のイメージとして、日本橋川水辺の歩行者ネットワーク、回遊性、周囲の賑わいという観点から、シカゴの特徴である川沿いの街づくりを視察する。

当初は川に背を向けていた、水質もよくなかった、それが近年様々な取組みにより改善された。川沿いのゾーニングをしながら特徴的な整備をしている。 シカゴリバーを中心に見に行く、外務省には届出している。

【政策・交通】BRTの早期本格運行や定時性速達性の確保・自転車交通、水上交通の活性化・水辺の利活用など

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は交通環境の整備について

こちらは今後状況も様々に変化し続けるとは思いますので、適宜アップデートする分野でもあります。

また、区が担当する区道、江戸バスや東京都が担当する都道、都バス、BRT、臨海地下鉄新線など、広域的な対応も不可欠となるため、東京都や国との連携がカギとなります。

その上で、晴海FLAGの入居を控える晴海地区、パークタワー勝どきや豊海町の再開発を控える勝どき・豊海町地区を中心に、交通不便地域と言われてしまうエリアに更に人口が集中してきます。

特に心配になるのは、朝の通勤時間帯の足です。

晴海通清澄通は既にバスや自動車、或いは自転車を含めて非常に混雑をしており、勝どき駅から乗る分には大江戸線も、今後は混雑が予想されます。

臨海地下鉄新線の竣工には少なくとも20年規模の時間がかかると言われており、まず最も速やかに輸送量の確保の計算が出来るのはBRTです。そして、江戸バスや都バスの増便です。

BRTの要でもある、定時性・速達性の追求と共に、交通輸送量の確保が必要です。

#1401 東京BRTは「高い輸送力を有するBRT」に分類 国交省がBRTガイドライン公表

BRTの当初の目標や位置付けにつきましては、どらったらさんがまとめてくださってます、

専用レーンが設置出来ればベストではあるが、交差点などで青信号の時間を延長し、BRTの通過を優先させる「公共交通優先システム(PTPS)」の導入や、そもそも新橋付近など、交差点そのものを再整備する連節バスの導入など、様々な手法を持って、交通輸送量を確保するべきです。

そのための手段としても、定時性や速達性の確保が必要となります。

まずは中央区はBRTに注力、かなと私は考えております。

そして、区道や各交差点、各駅のバリアフリー化

次に、自転車交通水辺交通環境の整備

現在、中央区は水辺の利活用について調査中であり、これから方針を定めますが、

例えば品川区の水辺利活用ビジョンのように、

品川区水辺利活用ビジョン

舟運との繋がりや水辺空間における商業・飲食スペースの確保、テレワークが出来るスペース、オープンカフェやケータリング等の商業・飲食サービスやカヌー、SUP等の水上アクティビティの充実子ども達が安全に水辺で遊べる環境の確保なども含まれます。

水辺に囲まれた中央区ならではの、水辺の有効活用を推進していきます。

ご意見・ご要望お待ちしております!


中央区マニフェスト2023詳細版はこちらから

ご意見、ご要望お待ちしております!

また、一緒に活動をして頂けるボランティアさんも募集しています!是非こちらからTEAM高橋2023サポーター登録をお願いします!!

TEAM高橋2023サポーター登録

友だち追加

また、活動が難しいという場合も、ご寄付という形での活動支援も可能であればお願い致します。

ご寄付の受付はこちらから承っております。(銀行振込、paypay、クレジットカード決済等に対応)

臨海地下鉄新線、事業計画案発表!但し中央区に事前説明は一切なし

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

さて、金曜日に小池知事が臨海地下鉄新線の事業計画案を発表致しました。

「臨海地下鉄」構想を発表 小池都知事「都心部と臨海部をつなぐ背骨」と期待

計画では東京駅から東京ビッグサイトまでの6.1キロの距離に合わせて7つの駅を新たに造る考えです。小池知事は「臨海部は大規模でさまざまな開発が進み、今後、世界から人と投資を呼び込むポテンシャルを持つエリア。この地下鉄は都心部と臨海部をつなぐ基幹的な交通基盤で、いわば背骨としての役割が期待されている」「地下鉄の開通で晴海の選手村跡地、築地の街づくりなど沿線の利便性が向上して、個性豊かな街の魅力が一層発揮されることとなる」と述べました。

これまでのブログでも記載してきましたが、中央区が8年前から調査検討を開始した臨海地下鉄新線構想は、これまで区の予算をかけ、数回の調査を行った上で、東京都に提案をしてきました。

潮目が変わってきたのは、昨年からです。

令和3年3月、東京都が「未来の東京戦略」を策定、その中で今まで7番目の位置付けだった本事業が3番目に格上げ(事業化の検討を進め、構想の具体化を図るべき)

→1番目と2番目は江東区悲願の有楽町線(8号線)の延伸都心部品川地下鉄構想。こちらはワンランク上であり、早期の実現を図るべきとされている

令和3年7月、交通政策審議会が国土交通大臣に対して答申、その中で本事業は世界から人、企業、投資を呼び込み、東京と日本の持続的成長を牽引する臨海部と区部中心部をつなぐ基幹的な交通基盤としての役割を担うことが期待されており、今後、臨海部の都市づくりとともに、第198号答申において指摘されている常磐新線延伸(TX)との接続も含め、事業化に向けて関係者による検討の深度化を図るべきである。」と示された。

令和3年9月に東京都は、交通政策審議会の答申(令和3年7月)を踏まえ、都心部・臨海地域地下鉄構想について事業計画の検討を行うため、「都心部・臨海地域地下鉄構想 事業計画検討会」を設置

いよいよ、具体的に事業計画を検討していく段階に入ったと話しました。

それから一年、8号線の事業化の次に、ついに東京都が本腰を入れたという証拠でもあります。

都心部・臨海地域地下鉄構想 事業計画検討会 事業計画案

ただ、やはり事業化となると、5000億円と言われる費用を国、東京都、中央区、事業者で分担する運営主体の詰めが必要です。

この点、やはりコロナ禍において鉄道事業者の経営が大変であり、どのように分担割合を定めるかが焦点となります。

ところが、、

「臨海地下鉄」構想、都主導で中央区そっちのけ? 現場からは「TX接続言及なし」の戸惑い、そもそも都バス増発が先ではないのか

こちらの記事にも記載されておりますが、東京都の事業化検討会のメンバーに中央区は選ばれておらず、参加していません。

また、報道が先行した木曜日、金曜日時点で吉田副区長より説明がありましたが、中央区は本事業計画案を一切事前に知らされておらず、意見を聞く機会すらありませんでした。

正直副区長は怒っているとも思いますが、それは、中央区が蚊帳の外にされたから怒っているわけではなく、地元住民の意見を聞かずに決めるな、ということです。

あくまで東京都が主体となって事業化をするのであれば、全額東京都が負担するべきであると私も思います。

例えば駅についても、晴海駅と勝どき駅を分ける、という点においては私個人としては賛成です。

ただ、何で駅の位置という重要事項を東京都が勝手に決めてんの?とは思います。

本事業計画案は案だと思いますので、これから地元区と調整をする、というのであれば分かります。

今後の事業計画案策定のプロセスの中に中央区および地元住民の意見反映の機会が組み込まれるよう、強く要望していくと思います。

ただ、その地元区と東京都の調整を担うべき役目は誰の仕事だと思いますか?

都議会議員です。


ちゃんと仕事をしろ、とこれ以上は言いませんが思うわけです。

進捗があり次第また報告します!

【東京ー銀座ー築地ー勝どきー晴海ー有明ー羽田】を結ぶ臨海地下鉄新線、いよいよ明日計画発表か!?

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

昨日のサッカーの興奮冷めやらぬですが、中央区民、湾岸民には更なる興奮するニュースが!!

【独自】東京駅―勝どき―有明を結ぶ「臨海地下鉄」新線、全7駅新設…2040年代前半に開業へ

https://news.yahoo.co.jp/articles/90e4223938ecb16e8f2a86e6d28a4a543bddf3cc

読売新聞がスクープとしてもってきた臨海地下鉄新線のニュース、大変話題になりました。

中央区が進めてきました、臨海地下鉄新線のこれまでの経緯は過去のブログをご参照ください。

今年行われた推進大会でも、東京都が年内に実現に向けた調査結果をまとめて発表する、とされてました。

東京駅を中心に、北はつくばエクスプレスと接続し、銀座、築地、勝どき・晴海・豊洲・有明を通り南は羽田空港へ直結をする。

まさに東京の背骨を支える臨海地下鉄新線の構想を中央区は平成26年(約八年前)から独自で調査し、東京都や国に実現を働きかけてきました。

未来の東京をデザインする非常に重要なプロジェクトです。


さて、本日報道を受けて急遽、吉田副区長より説明がありましたが、

中央区は正式な情報は何も得ていません

なので、情報が正しいかどうか分かりませんが、

明日、小池知事が記者会見をする


という情報が入っています。

まずは明日に注目です!!

なお、報道ではTXに対する言及がありませんが、これは憶測ですが、明日発表がされても、東京都はTXに対しては明言しないのでは、と思っています。

これは、東京都が主導して計画を推進していくものの、つくばエクスプレス部分の工事については千葉県、埼玉県、茨城県との調整が必要(簡単に言えばお金を出して欲しい)であり、東京都が単独で調査結果や事業計画を発表は出来ないのではと思うからです。

報道では総工費は約5000億円、着工が2030年、完成が2040年代とのことですが、これは区も同じ意見ですが、もっと早く完成させて欲しい、と言っています。

一方で、費用は国、東京都、中央区、事業者で分担するものと思われますが、鉄道事業者がコロナ禍の影響で余裕がなく、その点も課題として挙げられています。

また、駅については勝どき駅と晴海駅を分けるという点もかなり驚きました。

私も黎明橋の下に駅を設置し、勝どき出口と晴海出口が出来る、といった姿を想像していましたので、これは非常に歓迎すべきであると思っています。

月曜日の一般質問にて、晴海四丁目の再開発について質問したのですが、(後日質疑をまとめます)、その際に

「まだ東京都から方針は示されていないが、臨海地下鉄新線の駅との絡みも含めて、商業、文化振興の側面から総合的な市街地再開発を進めたい」との答弁がありました。

となるとこれは、交通結節点として再開発案をまとめている築地市場跡地の再開発晴海四丁目の再開発もリンクし、築地市場跡地に新築地駅、晴海四丁目再開発にて晴海駅が設置される、という推論も成り立ちます。

何れにせよ、もし明日調査結果の発表があるのであれば、目玉は駅をどこにするか、の調査結果が公表されると思います。

注目しましょう!

なお、近日中にKK線の緑地化(TOKYO SKY COLLIDOR)構想と首都高地下化についても続報があるようです。

それでは!!

都心・臨海地下鉄新線の実現に向けた進捗状況について

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本定例会では都心・臨海地下鉄新線の実現に向けた現在地について質疑されました。

都心・臨海地下鉄新線とは

https://www.city.chuo.lg.jp/kankyo/keikaku/tikatetukentou.files/houkoksho_r2.pdf

勝どき・晴海・豊海町を中心に大規模再開発により高まる交通需要に対応するため、交通不便地域と言われるこれらの地域と豊洲方面の臨海部銀座や東京駅を結ぶ地下鉄新線構想です。

中央区が主体となり、平成26年度から調査研究を重ねてきました

https://www.city.chuo.lg.jp/smph/kankyo/keikaku/toshin_rinkai_tikatetushinsen.html

https://www.city.chuo.lg.jp/kankyo/keikaku/tikatetukentou.files/houkoksho_r2.pdf
https://www.city.chuo.lg.jp/kankyo/keikaku/tikatetukentou.files/houkoksho_r2.pdf

また、北はつくばエクスプレスとの連結、南は臨海部を通り羽田空港へのアクセスも目指す壮大な計画であり、調査においても一定の需要はあると試算されています。

https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/basic-plan/versionup2022/index.html#page=94

東京都においても「未来の東京戦略」の中において、都心・臨海地下鉄新線を事業計画の検討を進め、路線の具体化を更に加速すべきものとして、事業化のめどが立ってきました。

また、国の優先順位として上であった8号線(有楽町線)の延伸も事業化が進み、いよいよ具体的な事業化が期待されています。

現状の進捗状況としては、中央区は事業化検討会を設置し、路線駅の位置の検討を開始しています。

何パターンか想定されますが、事業計画の策定に向けて関係機関と連携して進めていく段階です。

ただやはり、事業化には莫大な費用がかかります。

今回の試算でも3000億円以上かかると試算されており、国、都、区、鉄道事業者で分担をするものの、コロナ禍の中で鉄道事業者が資金難の状況であることから、その負担の軽減も含めた具体的な取組が必要であるとしています。

また、いざ事業計画がまとまったとしても、公共交通機関の工事は国の認可が下りるまで順番待ちの状況です。

このままでは20年、30年かかるとも言われています。

だからこそ、国会議員などの政治家によるプッシュや、東京都、中央区からの後押し、地元からの熱気により国を動かすという工程も必要です。全国的な誘致合戦に勝たなくてはなりません。

これまでも地元関係者や関係機関を中心として、都心・臨海地下鉄新線推進大会を開催してきました。

中央区議会議員全員が参加する推進議連を設立し、バックアップしています。

この事業の必要性を全国的にアピールしていく必要があります。

是非、区民の皆様もSNSでもアピールしてください!!

また、区は今後区内各所でパネル展示会を開催し、事業のアピールをしていくとのことです。

そちらも詳細が分かり次第お伝えします!

それでは!!

銀座地区まちづくり協議会が開催、首都高地下化、銀座築地周辺みどりのプロムナード構想など

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

4/11に銀座地区まちづくり協議会が開催されました。

残念ながら一般傍聴は禁止された上での開催となりましたが、

区のHPに提出資料が公表されました。

https://www.city.chuo.lg.jp/smph/kankyo/keikaku/machidukurikyogikai/kaisaigaiyo/_user_seibi_time.html

今回の主な内容としては、中央区が将来の都市基盤像として掲げている、5つの事業

①首都高速道路の地下化

②都心・臨海地下鉄新線整備

③築地川アメニティ整備構想

④KK線跡地の緑のプロムナード化構想(TOKYO SKY CORRIDOR)

⑤築地市長跡地の再開発

これらの進め方や、首都高速都心環状線、新京橋連結路の地下化についての具体的な説明が東京都よりあったものと思われます。

東京都全体として見れば江戸橋・箱崎JCTの渋滞緩和など、大きな効果はありそうです。

そして区としては区間の地下化が終わった後、都心環状線の地上部KK線高速道路を緑の歩く歩道として活用したいとして、その提案が採用されています。

こちらも具体的な整備内容、整備主体が示された計画案が出されるなど、具体化してきました。

周辺の再開発と連携し、ビルから直接繋がるプロムナードになるなど、非常に期待したいです。

また、プロムナードに連結する、京橋東地区の再開発計画概要も提出されました。

再開発計画が続々と具体化され、10年後、20年後の未来に向けた街並みが段々と見えて来ました。

皆様からもご要望がございましたら、お申しつけください。

やはり、このような計画概要は、担当者から生で説明を聞きたいです、オンライン配信、あるいは録画配信をすべきであると改めて思います。

それでは!!

中央区総合交通計画2022!BRTプレ二次、都バス、地下鉄新線、水上交通等の10ヵ年計画

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は環境建設委員会が開催されました。

(昨日の区民文教委員会の続きはまた明日書きます)

目玉は中央区総合交通計画の中間まとめについて、こちらは10年前、平成24年に策定された中央区総合交通計画の改定であり、今後10年間の交通計画をまとめた計画となります。

中央区の交通については7つの課題があります。

①増加する交通需要への対応

②公共交通へのアクセス改善

③自転車利用環境の充実

④自動車利用に伴う環境負荷の軽減

⑤駅や道路などのバリアフリー化

⑥荷捌き駐車を中心とした物流交通への対応

⑦まちの回遊性・魅力向上

それらに対応した7つの施策、25の事業が設定されております

一方で一つ一つの計画についてはまだ具体性が欠けるものばかりですので、今回の中間まとめから一つ一つ掘り下げて作られるものと思いますが、詳細な事業計画も閲覧できるようにして欲しいと思います。

主な新規事業↓

こちらの総合交通計画は改めてHP上で公開されると思われます。

https://www.city.chuo.lg.jp/kankyo/keikaku/sougoukoutsuukeikaku.html

主な質疑の内容

Q.勝どき駅改修工事の成果について

A.大きなものについては完了。朝夕ラッシュのホーム上での人員混雑、出入り口の混雑は改善されてきた。コロナ禍の中で影響があり、本来予定していた改善目標まではまだ示されていないのでは。今後状況を踏まえながらも動向を注意していく。


Q.都バスターミナル(晴海客船ターミナル乗降場)について

A.晴海のターミナルについては、客船ターミナル解体後も東京都はバスターミナル機能、駐車場機能は残ると聞いている、5丁目に出来るマルチモビリティステーションと2つのターミナルで地域交通の要とする予定。


Q.BRTプレ二次運行の開始について

A.プレ二次については東京都から、江東区も走るので停留所の設置に向けた協議がなされており、これから工事発注する、実際にいつから二次プレが開始されるという正式な案内はない

本格運行環状二号線の本線トンネル開通後と案内してきたが、現状二次プレ運行の開始時期、本格運行時期も情報が入り次第伝える

BRTにおける江東区側のメリットとしては、国際展示場方面へ伸びていくと利便性が向上する。東京駅、東京国際クルーズターミナルなど計画路線が伸びることにより更なる利便性が向上する。

Q.水上交通・朝潮運河船着場の移設について

A.朝潮運河船着場は現状の位置に人道橋がかかることにより運営ができなくなるので、対岸の勝どき東地区に場所を移して運行する。運行内容については、運行業者と協議を図っていく。

勝どき東地区移設後は、晴海側にあった時になかった機能として、バスの乗降場、お客様のたまり空間を開発の中で整備してく


Q.臨海地下鉄新線、勝どき・晴海駅の位置について

A.現状では駅の位置は未定。駅だけ出来れば地下鉄が通るわけではないので、線路をどこに引いていくのか、近年の調査結果では地下鉄のルートは晴海通り直下、晴海通りから一本5丁目寄りの位置(人道橋周辺)、5丁目寄りなど3ルートほどを設定して検討している。どの位置に出来たとしても、晴海地域の交通不便性は解消できると想定している。

主な質疑の内容は上記の通りです。

まだまだ10年で完了しないであろう計画ばかりではありますが、今後の進捗に期待しています。

それでは!!!!

中央区の人口は171,416人、史上最多まであとわずか!将来性があり、夢があるまちです!

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

さて、中央区の2021年11月1日時点における人口は171,416人と発表がありました。

https://www.city.chuo.lg.jp/kusei/statisticaldata/zinko/tyuuoukunozinkousetaisuu.html
https://www.city.chuo.lg.jp/kusei/statisticaldata/zinko/tyuuoukunozinkousetaisuu.html

年齢別にすると0歳から4歳までが9301人です。

https://www.city.chuo.lg.jp/kusei/kobetsukeikaku/kobetsukeikaku/zinkouvision.files/gaiyou.pdf

ちょっと過去のデータにはなりますが、中央区は全国的にも珍しく、40~44歳の年齢層が最も多い地区になります。

更に言うと、中央区は23区で最も平均年齢の若い都市でもあります

平均年齢は約42歳(東京23区平均年齢44.27歳)

https://magazine.aruhi-corp.co.jp/0000-3129/

中央区が若い住人で構成された将来性のある都市であるという点が伺えると思います。また、特別区税等に支えられて財政的にも豊かであります。

https://www.city.chuo.lg.jp/kusei/kobetsukeikaku/kobetsukeikaku/zinkouvision.files/gaiyou.pdf

中央区は昭和28年172,183人を記録し、過去最多となった一方、平成9年には過去最少の71,806人となりました。

そこからの集合住宅マンションを主軸とする再開発構想による人口回復は見事であったと思います。

過去最多までいよいよあと800人となりました!

晴海FLAG、豊海地区再開発、勝どき再開発、月島地区の再開発等、今後5年間で更に3~4万人の人口増加は確実となっています。

来年早々には過去最多を記録するとも思われます。

https://www.city.chuo.lg.jp/kusei/kobetsukeikaku/kobetsukeikaku/zinkouvision.files/gaiyou.pdf

コロナ禍による影響は若干あるものの、ほぼ人口推計の通りに推移していますね。

また、東京都は昨日、ベイエリアを舞台に、50年・100年先までを見据えたまちづくりを構想する「東京ベイeSGまちづくり戦略」を公表しました

https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/seisaku/esg/index.html

https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/seisaku/esg/data/draft00.pdf
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2021/04/23/documents/press0423-04-01.pdf
https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/seisaku/esg/data/draft01.pdf
https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/seisaku/esg/data/draft04.pdf
https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/seisaku/esg/data/draft04.pdf

昨日の都心・臨海地下鉄新線についても、その重要性がバッチリ記載されていますね!!

https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2021/04/23/documents/press0423-04-01.pdf

東京都、そして国が力を入れる湾岸ベイエリア、築地、銀座、東京を結ぶ月島地域はやはり夢がある町、そして将来性のある町であると思います。

住んでて良かった、そしてますます中央区夢のある街にしていきたいと思います!!

先日吉田副区長も話していましたが、子ども達がふるさとと思ってもらえるような、誇りを持ってもらえるような街にするために、

全力を尽くします!!

それでは!!!

都心・臨海地下鉄新線推進大会が開催!その概要をおさらい!

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

さて、本日は第3回目となりました都心・臨海地下鉄新線推進大会が開催されました!

さて、まずは計画をおさらいしましょう。

都心・臨海地下鉄新線構想(中央区HPより)

https://www.city.chuo.lg.jp/smph/kankyo/keikaku/toshin_rinkai_tikatetushinsen.html

背景として、今後中央区はますます晴海や勝どきなどの臨海部の人口増加に伴う交通需要への対応が必要になります、とくに晴海および豊海町は交通不便地域と言われる地域であり、最寄りの勝どき駅から歩いて10分〜15分くらいの場所にあります。

https://www.city.chuo.lg.jp/kankyo/keikaku/tikatetukentou.files/houkokusho_1.pdf
https://www.city.chuo.lg.jp/kankyo/keikaku/tikatetukentou.files/houkokusho_1.pdf

ガンガンタワマンも建っていき、今後5年間で3-4万人人口が増えるとも言われています。

このような都市交通の課題解決に向けて、平成26,27年度に本区は地下鉄新規路線の導入に関する検討調査を行い、報告書を取りまとめました。

https://www.city.chuo.lg.jp/kankyo/keikaku/tikatetukentou.files/houkokusho_1.pdf
https://www.city.chuo.lg.jp/kankyo/keikaku/tikatetukentou.files/houkokusho_1.pdf

臨海部の発展のためにも、交通網整備が必要だよねと。

また、南は羽田空港まで、北はTX(つくばエクスプレス)に接続する事によって、東京を中心に更なる交通需要を呼び込めます。

https://www.city.chuo.lg.jp/kankyo/keikaku/tikatetukentou.files/houkokusho_1.pdf
https://www.city.chuo.lg.jp/kankyo/keikaku/tikatetukentou.files/houkokusho_1.pdf
https://www.city.chuo.lg.jp/kankyo/keikaku/tikatetukentou.files/houkokusho_1.pdf

総事業費は当初約2500億円と試算、これらを例えば国と東京都と中央区で1/3ずつ分けるなど、事業化の際に分配が決まります。

地下を掘る事自体よりも駅の建設に費用がかかるようです。

https://www.city.chuo.lg.jp/kankyo/keikaku/tikatetukentou.files/houkoksho_r2.pdf
https://www.city.chuo.lg.jp/kankyo/keikaku/tikatetukentou.files/houkoksho_r2.pdf

令和2年度の調査によれば、相当な需要が見込める事、また経済効果を考えれば社会的意義も大きい事から事業化は十分可能との試算が出されております。

ただやはり開業までは2,30年かかるとも言われています。

そんなの待ってられん!という事で動いているのが東京BRTによる交通過疎地域の救済である、という流れなのです。

中央区としては、事業化に向けて東京都を動かしていきたいのです。

しかし、公共交通機関の整備、工事はもう既に順番待ち状態。限りある予算の中から順番に国はお金を出していきます。

だからこそ社会的意義を強調しつつ、東京都及び国にこれだけ住民から望まれているのだと本気度を見せていかなくてはならないのです。

そしてそれが、都心・臨海地下鉄新線推進大会の目的でもあります。

本件は銀座ブロッサムにて、約400名を集めて開催がされました。

来賓には丸川珠代参議院議員、辻清人衆議院議員、葉梨康弘衆議院議員、都議会からは田中まさゆき都議、石島ひでき都議、そしてTXとの連携を見据えて井崎義治流山市長、中央区からは山本泰人区長吉田不曇副区長、中央区議会議員連盟30人、そして地域の代表者が集まりました。

まぁ見事に自民党王国ですが少なくとも公共交通事業を国から取ってくるためには国政与党の力が不可欠です。

吉田副区長からは昨年からの進展について。

令和3年3月、東京都が「未来の東京戦略」を策定、その中で今まで7番目の位置付けだった本事業が3番目に格上げ(事業化の検討を進め、構想の具体化を図るべき)

→1番目と2番目は江東区悲願の有楽町線(8号線)の延伸都心部品川地下鉄構想。こちらはワンランク上であり、早期の実現を図るべきとされている

令和3年7月、交通政策審議会が国土交通大臣に対して答申、その中で本事業は世界から人、企業、投資を呼び込み、東京と日本の持続的成長を牽引する臨海部と区部中心部をつなぐ基幹的な交通基盤としての役割を担うことが期待されており、今後、臨海部の都市づくりとともに、第198号答申において指摘されている常磐新線延伸(TX)との接続も含め、事業化に向けて関係者による検討の深度化を図るべきである。」と示された。

令和3年9月に東京都は、交通政策審議会の答申(令和3年7月)を踏まえ、都心部・臨海地域地下鉄構想について事業計画の検討を行うため、「都心部・臨海地域地下鉄構想 事業計画検討会」を設置

いよいよ、具体的に事業計画を検討していく段階に入ったと話しました。

また、明治大学名誉教授の市川宏雄教授も講演を行い、本事業が臨海部に背骨を通す事業となり、東京中心部と国際的な交通結節点として機能する築地が中心となり、国際金融都市、国際交流都市東京の要となる。

ロンドンのドックランドも背骨となる地下鉄を通して劇的に変わった。国際競争力を高めるためには地下鉄を通す事は必然である。

また、国際都市となるためには空港へのアクセス時間が課題であり、リニアが通る品川との接続(台場→天王洲→品川)も不可欠。羽田空港へのバイパスを複数持つ事の意義を国へ訴えなければならない。

また、江東区と一体となってベイエリアアミューズメントを充実させる事も必要である。海を活用したナイトアミューズメントマリーナベイエリア全体をどう変えるかが肝心である。

本日発表された世界都市ランキングで東京は上昇したが、今後の起爆剤として羽田空港と臨海部の接続が重要となると話されてました。

また、小池百合子都知事国土交通大臣に直接会い、都心臨海地下鉄新線を具体的に進めていくことで一致したとされています。

一歩ずつですが、より具体的に進めていく事で一致してきたようです。

8号線の延伸などはもう既に事業計画が具体化しており、一歩リードされていると言えるでしょう。

さて、私も最初疑問だったのですが、何故この推進大会に江東区が参加していないのかと疑問に思われませんか?

豊洲や台場を通るのに。。。。

ズバリ言えば江東区は悲願である有楽町線(8号線)の延伸に注力したいからです。一緒に進めたいのですが、先程言ったように公共交通事業は順番待ちです。言わば、本件においては中央区と江東区はライバルになってしまっているのです。

うーん、、、難しいんですね、、、

だから推進大会で盛り上がりを演出して誘致合戦勝負のような様相になっているのでしょう。

あと、今回録画してYoutubeにあげようと思っていましたが、録音録画は禁止と当日言われました。。。宣伝を狙うならむしろオンラインでの生中継なども実施すべきではと思います。

何れにせよ、両事業とも早期の実現を願うばかりです!

それでは!!