【9月補正予算】備蓄物資の充実、産後ケア事業拡大、BRT新規ルート開設支援、学習用タブレットの更新等

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

昨日、9月補正予算案の審議が行われました。

🔳備蓄物質の充実について

Q.物資の詳細について

A.各防災拠点運営委員会との協議・検討の結果、新たにベビー用品、乳児用ベッドや捕食、授乳服、防犯用ホイッスルなどを準備する。防犯用ホイッスルについては全避難者、女性に配るおおよそ2万個。既存物資についてはタオルを大きめにするほか、車椅子を各拠点1台→2台に増加、10トンまで持ち上げられる油圧式ジャッキを配備など。6月の補正予算では命を守るため備蓄食料品を4日分に、今回の補正については防災拠点運営委員会からの要望がメイン

🔳産後ケア事業の拡大について

Q.宿泊型に加えて日帰り型の拡大は要望してきたので感謝する。産後ケア事業拡大の内容の詳細について

A.女性の身体の回復だけでなく産後うつの回避、余裕もって育児や良好な親子関係の基盤を作る、子育ての身体の負担を取る。産後間もない時期については上の子がいるので宿泊が利用できないという声もあるので、日帰り型も準備する。施設については必要に応じて見学に行き、適切な施設があれば契約する。

4ヶ月の縛りについては、寝返りする4ヶ月を超えると管理が難しいと施設側の判断を優先

Q.ホテル型の導入については?

A.全国的にも展開されているが、事業者と話し合い、継続性も含めて適切であると判断されれば契約を考えていきたい。色々な施設を利用できるように、施設の雰囲気を見ながら、利便性やお母さんごとに合った施設を利用できるようになるべく数は増やしていく。なるべく長い期間、日帰りも含めて適正な施設を選定していく。

Q.料金については?

A.施設にもよるが、食事の提供やおやつの提供、授乳アドバイスなども入る。聖路加については4400円、東峰サライは2500円、浜田病院は相部屋4100円、個室1万円と聞いている。

🔳交通環境整備促進について

Q.詳細は

A.東京BRT事業計画において、東京駅方面への延伸を見据えて運行事業者への支援を行う。10月7日より05−2のダイヤ改正を行い一日8便増員すると聞いてはいるが、いまだに朝の通勤時間帯の混雑は深刻であると認識をしている。これから晴海フラッグもタワー棟の入居が控えている中、交通環境の改善が重要。

築地、銀座、東京駅ルートの拡充を東京都にも要望しているが、東京都及び事業者はまずは既存ルートの整備・拡充を優先する方針であることから、区が一部費用等を支援することにより早期の実現を果たす。具体的には停留所の場所の検討や設置の調整、設計、整備工事費を区が負担する。

Q.区が予算だけ出して、結局着工されない結果にはならないか?どのようにして確約させるのか?

A.区が新たな停留所の標識など最低限だけ負担し、他は東京都で管理する前提ではあるが、東京都とBRT事業者と協定書を交わした上で支出を行う。

🔳学習用タブレット等の整備について

Q.現状で決まっている機種・OS及び保護者側の準備について

 A.ICT教育推進委員会で選定中、現場で使いやすい、ウィンドウズLTEなどを継続できるものを。来年8月に満了するので5月から使える環境、夏休み前には新しいものに入れ替えられるように、学校から保護者に対しても何がどう変わるのかを発信していく



今回も非常に重要な予算案が提出されました、これまで要望してきた産後ケア事業の拡大もそうですが、東京都及びBRT事業者がなかなか腰が重かったBRTのルート拡充については、喫緊の課題であると認識している区が一部予算を拠出する代わりに早期着工を促す、というウルトラCの戦法に切り替えた点、非常に評価しています。

お金だけの問題ではなく、東京都の事業であっても区が主導して動かしていくという姿勢自体が素晴らしいと思います。

東京都全体を中央区がリードする役割を担えるように、今後も期待し、進めていきたいと思います。

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