こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。
昨日のサッカーの興奮冷めやらぬですが、中央区民、湾岸民には更なる興奮するニュースが!!
【独自】東京駅―勝どき―有明を結ぶ「臨海地下鉄」新線、全7駅新設…2040年代前半に開業へ
https://news.yahoo.co.jp/articles/90e4223938ecb16e8f2a86e6d28a4a543bddf3cc
読売新聞がスクープとしてもってきた臨海地下鉄新線のニュース、大変話題になりました。
中央区が進めてきました、臨海地下鉄新線のこれまでの経緯は過去のブログをご参照ください。
今年行われた推進大会でも、東京都が年内に実現に向けた調査結果をまとめて発表する、とされてました。
東京駅を中心に、北はつくばエクスプレスと接続し、銀座、築地、勝どき・晴海・豊洲・有明を通り南は羽田空港へ直結をする。
まさに東京の背骨を支える臨海地下鉄新線の構想を中央区は平成26年(約八年前)から独自で調査し、東京都や国に実現を働きかけてきました。
未来の東京をデザインする非常に重要なプロジェクトです。
さて、本日報道を受けて急遽、吉田副区長より説明がありましたが、
中央区は正式な情報は何も得ていません。
なので、情報が正しいかどうか分かりませんが、
明日、小池知事が記者会見をする
という情報が入っています。
まずは明日に注目です!!
なお、報道ではTXに対する言及がありませんが、これは憶測ですが、明日発表がされても、東京都はTXに対しては明言しないのでは、と思っています。
これは、東京都が主導して計画を推進していくものの、つくばエクスプレス部分の工事については千葉県、埼玉県、茨城県との調整が必要(簡単に言えばお金を出して欲しい)であり、東京都が単独で調査結果や事業計画を発表は出来ないのではと思うからです。
報道では総工費は約5000億円、着工が2030年、完成が2040年代とのことですが、これは区も同じ意見ですが、もっと早く完成させて欲しい、と言っています。
一方で、費用は国、東京都、中央区、事業者で分担するものと思われますが、鉄道事業者がコロナ禍の影響で余裕がなく、その点も課題として挙げられています。
また、駅については勝どき駅と晴海駅を分けるという点もかなり驚きました。
私も黎明橋の下に駅を設置し、勝どき出口と晴海出口が出来る、といった姿を想像していましたので、これは非常に歓迎すべきであると思っています。
月曜日の一般質問にて、晴海四丁目の再開発について質問したのですが、(後日質疑をまとめます)、その際に
「まだ東京都から方針は示されていないが、臨海地下鉄新線の駅との絡みも含めて、商業、文化振興の側面から総合的な市街地再開発を進めたい」との答弁がありました。
となるとこれは、交通結節点として再開発案をまとめている築地市場跡地の再開発と晴海四丁目の再開発もリンクし、築地市場跡地に新築地駅、晴海四丁目再開発にて晴海駅が設置される、という推論も成り立ちます。
何れにせよ、もし明日調査結果の発表があるのであれば、目玉は駅をどこにするか、の調査結果が公表されると思います。
注目しましょう!
なお、近日中にKK線の緑地化(TOKYO SKY COLLIDOR)構想と首都高地下化についても続報があるようです。
それでは!!