「教育問題」カテゴリーアーカイブ

中央区においてもオンライン授業を選択し、出席扱いとすべきです

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

さて、オミクロン株が猛威を奮っておりますが、今回重症化はしにくいものの、幼児への感染事例も増えているという特色があります。

その背景を受け、他区ではオンライン授業(自宅学習)と登校を自由に選択出来るとした上で、どちりも出席扱いとする事によりご家庭の不安や子供の安心を確保する対応をとり始めています。

例えば足立区は上記対応を決めました。

他には渋谷区等もオンラインでの受講を認めています。

そもそもこのコロナ禍においてGIGAスクール構想における一人一台タブレット端末の支給を早めたのは、このような事態に現場が対応できるようにするためだったはずです。

中央区においても、何度も私も、コロナ禍等有事の際にこそは自宅でオンライン授業を受けるか登校するかを自由に選択出来るようにした上で、教育委員会が出席扱いとすべきと号令をかけるべきだと主張してきました。

その際の区の主張としては、まず前提として①対面授業が原則であり、②オンライン授業は学習効果が低くあまり意味がない、③教員の負担となる、④出席停止扱いとなるが自宅学習をやるかどうかは保護者と学校側で判断

という答弁がされています。

東京23区にいながら、区によって対応方針が異なるとすれば、それは行政側の都合であって、住民や子供達にとっては何処に住もうが区側の事情は関係ありません。

結果、他区の方が住みやすいから引っ越すと言われてしまうのであれば、その政策や方針は失敗なのではないでしょうか。

改めて2月の区民文教委員会で方針を確認します。

それでは!

子ども庁⇒子ども家庭庁へ名称変更の謎。国会は無視して地方から子どもファーストのまちづくりを!

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

「子どもは家庭でお母さんが…」 こども家庭庁を選んだ政治家の意識

子ども政策の司令塔として新たに設立を検討している省庁名を政府・与党は「こども家庭庁」とすることで一致しました。当初、政府が自民党側に示していたのは「こども庁」でしたが、何故変更されたのでしょうか。

そもそものスタートは厚労省・文科省や警察等にまたがる縦割り行政を撤廃し、子どもに関する施策を一元的に実行する必要があると、各党が選挙公約に掲げていた点が始まりです。

保育は厚労省で教育は文科省、ICT教育は経産省も絡むとか、それでは各関係部署がスピード感を持って連携して進めることが出来ないという問題がありました。

つまり、対象は子どもであり、子どもを守り、育てていくために国家が一致団結する、という趣旨であったはずです。

元々は子ども家庭庁という名前でしたが、与野党が合同で検討を続ける中で、子どもや教員とのヒアリングが行われました。

結果、虐待サバイバーの方から話を聞いた際、虐待を受けていたり、両親が亡くなられたりしている子どもたちにとっては、「家庭」という言葉に傷つく子どももいるため、そうした子どもたちに配慮すべきとの意見から子どもを中心とした「子ども庁」に訂正されました。


ところが、今回岸田政権で急転直下、名称が再度変わりました。

背景にあるのが、子育ては家庭が担うべきだという与党内の根強い声とのこと。特に伝統的な家族観を重んじる議員らは、「こども家庭庁」にすべきだと主張しました。



これはおかしい。

そもそも、伝統的な家族観を重んじる議員に配慮することがおかし過ぎる。

配慮すべきは、子ども達なのか、政治家なのか。政治家は何様のつもりなのでしょうか。

伝統的な家族観というものの根底には、ベテラン議員が言う「子どもは家庭でお母さんが育てるもの。『家庭』の文字が入るのは当然だ」という意識があります。

伝統的な家族観なるものが時代に沿わない場合、今子育てをしている家庭のニーズに時代が合わせるべきです。

父は子育てをしないという家庭観が今の時代に合ってますか??

このベテラン議員はもう既に子育てはしていないでしょう。むしろ人生でして来なかった方かもしれません。

そんな議員に配慮することに何の意味がありますか??

まず子どもがファースト家庭や学校等はセカンドに来るべきです。

議員への配慮なんてよく分かりませんが、、、たぶん26番目くらいですよ・・・

真に子どもを中心とした子どもファーストの社会を実現させるためには、このような議員を排除しなければならないのは明確です。

想像力が欠如していると同時に、市民の実情を知ろうともしていないのです。

おとな研究所さんのまとめも素晴らしかったので、こちらもご参照ください。

一方で、私も一般質問で何度も取り上げましたが、明石市泉市長のように、常に市民の声を歩き回りながら聞き子どもを中心としたまちづくりを成功させている政治家もいます

第二子以降の保育無償化給食費の無償化養育費立替制度の実現、原則所得制限なしの子育て政策など、数々の素晴らしい政策を市の予算で実現しています。

結果、子育て世帯の転入者が増え続け、財政は安定化、更なる予算投資が可能となりました。

首長が覚悟を持てば、子どもファーストの社会は基礎自治体から実現出来るんです。

本当に、今の日本は国会議員が癌であると本気で思っています。

こんなに仕事をしない人たちが数百人も必要なんでしょうか・・・・

地方から直接私達の暮らしを変えましょう。

子どもファーストの中央区を実現するため、私も頑張ります。

それでは!!!

令和4年度区立小学校特認校および中学校自由選択制の申込抽選結果!晴海西小学校の学区割りについて

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は所属する区民文教委員会が開催されました。

まずは、区立小学校特認校および中学校自由選択制の申込状況について

令和4年度入学対象生の小学校特認校申込抽選状況については、

城東小学校 14名(当選数)/184名(申込数)13.14倍

泰明小学校 42名/48名 1.14倍

京橋築地小学校 25名/25名 1倍

常盤小学校 32名/123名 3.84倍

阪本小学校 16名/47名 2.93倍

となりました。申込総数は427人、京橋築地小学校以外は抽選となり、城東小学校で最大で13倍の倍率となっています。

中学校自由選択制度の申込抽選状況については、

銀座中学校のみ抽選となりました。

銀座中学校 45名/171名 3.8倍

佃中学校 59名/59名

晴海中学校 22名/22名

日本橋中学校 25名/25名

本件に関する質疑は以下の通りです。

Q.泰明小学校が前年12名受け入れから42名に拡大しているがこの要因は?

A.R3年度は指定校変更として、兄弟理由と泰明幼稚園からの持ち上がりが37名いたが、R4年度は指定校変更が13名いたが、卒園者が0名だったため、空きが生まれた。


Q.やはり人気校に集中してしまうのは仕方ないことであり、本区の特色の一つでもあるが、今後再開発により人口増加が続く中で、プレミアム化が進んでしまう、偏在化が進むのも問題ではないか、その点について中央区の考え方は?

A.例えば今回銀座中学校については、学校説明会が開けない中でビデオにより学校アピールをした点が非常に評価された。そういった各学校の見せ方という点は改善の余地があるが、小学校特認校では理数教育、英語教育などのパイロット校の特色やノウハウはそれぞれの学校に還元していくとしても、平準化をするという考えはない。


Q.銀座中学校が人気である一方、晴海中学校学区からの流出が多い点はどのように分析しているか?

A.銀座中学校はビデオによるアピールと共に、サッカー部があるという点、サッカー部の子ども達がみんなで移る、というケースはある。進学率という点では分析出来ていない。晴海に住んでいる方にとっても銀中への通学の利便性という点はあるのではないか。


Q.城東小学校阪本小学校の受入数を増やすことは難しいのか?

A.やはり校舎、教室数という観点からは2クラス分までしか対応が出来ず、これ以上は厳しい

続いて、晴海西小学校・中学校の学区割りについて発表がありました。

【晴海西小学校(仮称)】

・晴海三丁目~五丁目

・勝どき東地区再開発地域(パークタワー勝どき)


【晴海西中学校(仮称)】

・晴海三丁目~五丁目

・豊海小学校通学区域

・勝どき東地区再開発地域(パークタワー勝どき)

※通学区域の変更について

・令和5年度までに在籍している児童・生徒は、指定校変更手続きにより引き続き現在の学校に通える

令和6年度以降に入学する児童・生徒については、入学の時点で兄姉が在学している学校に限り、指定校変更をすることが出来る。

本件についての質疑は以下の通りです。

Q.令和6年度の指定校変更についての確認だが、例えばそれまで月島第三や第二に在学していた児童は基本的には選択出来るという事で良いか?

A.月島第三小学校の教室数の問題もあり、原則は晴海西小学校に行ってもらう。但し、指定校変更によりこれまでの学校に在籍出来る。指定校変更の希望者数にもよるため、その中で対応を決める。


Q.令和6年度以降の入学者、特にパークタワー勝どきの入居予定者にとっては、晴海西小学校は徒歩で10分~15分以上かかる距離であり、通勤途中での送り迎えも大変であることもあり、月島第三小学校や今後新設予定の晴海東小学校に通いたいという要望も予想される。例えば晴海東小学校への将来的な指定校変更は可能か

A.原則、新しく引っ越してきた方は晴海西小学校。晴海東小学校の学区対応については、晴海FLAGや地域全体の入居状況を見て今後検討する。

ICT教育関連も取り上げましたが、明日にします!

本日は以上です!!

それでは!!

GIGAスクール構想のその先を議論!教育イベントEdvationxSummit2021に登壇します(11/21 17:00~)

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

以前よりご報告しておりますが、私はデジタルハリウッド大学院にて、デジタルを活用した教育イノベーション(EdTech)について研究をしています。

国のGIGAスクール構想に基づき、多くの自治体で児童生徒1人1台のタブレット端末が整備されました。

しかしそれで終わりではありません、端にICT機器に慣れるためとか、プログラミング教育やオンライン学習に活用したいというだけではありません。

https://www.oetc.jp/ict/img/pdf/doc_20200526_01.pdf

そもそもの目的は、高度デジタル社会の中で生き残っていける人材を育むこと、つまりはAI等仕事が自動化されていき人間が携われる仕事が少なくなっていく中、自分で仕事を創出出来る人間をつくること。

自分で周りの社会を分析し課題を設定し、課題解決のための道筋を立て、そのために何を学ぶべきなのかを自分で探し、最終的に解決するための制度モノを創れる人間を育てる。

そのためのSTEAM教育という概念であり、環境整備です。

https://www.oetc.jp/ict/img/pdf/doc_20200526_01.pdf
https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/content/20210126-mxt_syoto01-000012380-02.pdf
https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/content/20210126-mxt_syoto01-000012380-02.pdf
https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/content/20210126-mxt_syoto01-000012380-02.pdf
https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/content/20210126-mxt_syoto01-000012380-02.pdf

なので1人1台の端末や回線設備が整ってやっと第一歩目、今からが勝負、どうやってこの環境をフル活用出来るか、という話なんです。

それは日本の黒板を使った集団授業から、子ども一人一人の学習状況・意欲に合わせた個別最適型の学びへと変化させることを意味します。個性を伸ばす教育、自分がやりたいことを発見する教育です。

ただ単純にタブレットを使って授業をするのではなく、如何にそのような従来のようなテストで点数が取れればいいという教育から脱却できるのか、それを考えていくのが教育の概念自体をイノベーションするというEdTech(EducationxTechnology)の考え方です。

中央区でも本年4月から児童生徒1人1台の端末が整備されましたが、その環境をどのように活用するか、どのような授業内容にするかは現場の学校・先生に任されています。

最終的にやるのは現場の教員の方々です。

それでは現場の方々は何に困っているのか、実現するためには何が必要か、そしてそのために私のような基礎自治体の地方議員は何が出来るのか、という点を考えていました。

そして今回、

「GIGAスクール構想のさらなる向こうへ」

未来の教育をどのように創造できるかを、教育関係者や企業の方、未来の教育イノベーターとともに議論する世界最大級の教育グローバルカンファレンスイベント

Edvation x Summit2021 ONLINEに登壇し、セッションする時間を頂きました!!

公教育改革における現状の課題PTA地方議員に求められることは何か」をテーマに

教育の第一人者としてご活躍をされている地方議員の方、そしてPTAの関係者様に集まって頂き、具体的な現場の事例を交えながら真剣に議論させて頂きます!!

全国的にEdTechを推進していくためのラストワンマイルと呼ばれる現場を支える地方議会教育委員会改革を進めていくため、是非教育関係者の方だけでなく、保護者の方、地方議員等政治関係者の方々もご参加ください。

日時:11月21日(日)17:00 – 17:40

テーマ:公教育改革に向けたPTAと地方議員のアクションミーティング

方法:オンライン(無料)

参加者:

高橋元気(中央区議会議員)※モデレーター

鈴木けんぽう(渋谷区議会議員)

内山真吾(東京都議会議員)

杉山みきと(大阪市会議員)

安藤大作(元日本PTA全国協議会副会長)

公式HP https://www.edvationxsummit.jp/

お申込みはコチラ!! 

錚々たるメンバーの方々に集まって頂きました・・・

それぞれ教育の第一人者の方々であり、私も尊敬している方々です。


このメンバーにて、公立学校における教育改革の現状、そしていま地方議員やPTAに求められていることをテーマに議論します。



具体的な議論としては、例えばですが、今私が問題になっていると捉えているのは、

①各教育委員会の方針次第で、その現場の活用にブレーキがかかっているという点

②個別最適型の学びを実現していくためには、子どもの学習履歴(スタディログ)等の教育データを一元的に管理し、有効に活用する必要があるという点。

つまりは児童・生徒個人がデータを活用することによる学習等のサポート教師 による個に応じた指導や支援、蓄積されたビックデータを分析することによる新たな知 見の創出や政策への反映等を実現するための環境の構築が大切ですが、現状では自治体毎にシステムが異なる、IDやパスワードが異なるため、引っ越した時、あるいは学校が変わるタイミングでデータがリセットされてしまいます。

それでは意味がないんです。

人生において自分がどんな勉強をしてきたのか、得意な部分はどこか、最終的にはそのスタディログをもって就職先を選択するような社会が必ずやってきます。

https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/content/20210126-mxt_syoto01-000012380-02.pdf
https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/content/20210126-mxt_syoto01-000012380-02.pdf

そのために国レベルで、統合システムの構築教育データの標準化が進められています。真の意味で個別最適な学びを実現するためには国や少なくとも広域自治体内で基準を統一する必要があります。

この点においても、各自治体の違い東京都や国に求めるべきことを話せるのがとても楽しみです。

関係者必見です!!!

是非ご参加ください!!

それでは!!

イベント申込ページ

【速報】令和4年度区立幼稚園・小学校特認校・中学校の申込状況について

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

さて、本日は11/12の教育委員会にて発表された、区立幼稚園・小学校特認校・中学校の令和4年度入学・入園申込状況についてです。

幼稚園については、晴海幼稚園の3歳児において募集定員を上回る応募があったものの、全幼稚園において抽選は実施しないものとしています。

小学校特認校においては、昨年に引き続き城東小学校が人気であり、昨年度を上回る184人の申込があり抽選を実施します。

続いて人気の常盤小、泰明小、阪本小においても抽選が実施されます。

小学校においては特認校制度の人気が次第に偏重してきていますね。

なお、各特認校の募集枠は、通学区域内の児童や指定校変更承認者の人数により増減します。特認校制度の申し込み及び指定校変更申請の締切後に、特認校制度による受入れ人数が確定します

中学校においては、銀座中学校が171人の申込多数となり、抽選が実施されます。

区内においては、この小学校特認校になんとしても入学するために指定学区内へお引っ越しされる方もいらっしゃるようですが、出来る限り希望が反映されることを願います。

なお、昨年の申込状況速報については、昨年の記事をご参照ください

それでは!!

中高生の夢を育む居場所「b-lab」(文京区)を視察しました!

こんばんは!!中央区議会議員の高橋元気です。

さて、本日は委員会開催前の早朝から、文京区青少年プラザb-labを視察させて頂きました!!

青少年プラザ(b-lab)は主として中学生と高校生を対象に自主的な活動の場および交流の場を提供する事ににより、青少年の自立性及び社会性を育むための施設です。

中高生の秘密基地をコンセプトに、リビングのような交流スペースや、勉強、バンド活動、ダンス等が出来るスタジオやホールがあるほか、文化・学習支援などのイベント実施、中高生がイベント企画やb-lab運営に係るステージもあります。

b-labはBunkyo Laboratoryの略称で公募により区内の高校生が名付けました。

平成13年より文京区青少年問題協議会において、中高生の放課後の居場所および社会参加推進が検討され、学校統合等による敷地の空きスペースに教育センターの移設と共に併設がなされました。

前提として、文京区内には中学校が区立、国立、私立合わせて27校、高等学校が合わせて26校あります。(さすが東大を抱える区・・・)

1年の利用者数は27000人を超えるなど、驚異的な盛況っぷりです・・・

今回は文京区教育委員会様の御取り計らいで館内でその施設説明および館内視察を受け入れて下さいました!!

運営はNPO法人KATARIBA様に委託がなされています。(年間運営費は約6000万円)

スタッフの方が本当に親身に子ども達と接し、その成長を見守っていること、一緒に文化祭や音楽イベント等を企画して、家庭や学校とも異なる、楽しい第三の居場所を創り上げていること、本当に素晴らしいと思いました。

現在の中高生は学校、塾、部活など毎日とても忙しいと思います、その中でもb-labは異なる学校・学年の仲間との交流や普段合わない大人との接点を増やし、やる気を育み、なんにでも挑戦し、その夢を応援する場所です。

安心して自由に過ごせる居場所であるのと同時に、文化、スポーツ、学びに関するイベントを通じて自分の可能性主体性を発見する場でもあります。

対象を中学生、高校生に限定しているので、原則、高校三年生で卒業となります。

館内では、調理も出来るスペース

リビングのようにくつろぎながら、ゲーム(Switchやボードゲームなどが沢山!)を楽しめるスペース

勉強に集中出来るスペース

バンド練習も出来る音楽スタジオ

ハーフコートバスケットコートもある屋外スペース

様々なイベントや舞台ステージにもなるホール

などなど、ずっとここにいたくなる場所・・・

しかも朝9時~夜9時まで空いており、無料です。

特にバンドマンだった私としても、音楽スタジオって1時間で2~3000円はしたので、これが無料の時点で毎日入りびたること決定ですね。

遊びも、学びも本気でやる。知らない子と趣味やイベントで繋がって新たな企画をするもよし。バンドを組むもよし。

高校生は社会課題の解決マイプロジェクトを立ち上げ、正解のない課題に対して仮説を立て、解決しようと行動する経験も出来ます。

その中で、様々な大人達と繋がり、教えてもらい、社会進出の準備も出来るのです。

また、区内の学校と連携し、キャリア学習プログラムを実施するほか、教育センター内にある強みを活かし、家庭内の問題等をいち早くキャッチし、児童相談や担当課に素早く繋げられるという側面もあります。同建物の上階が適応教室になっており、下に降りてきた時に一緒に遊べるという相乗効果もあります。

何より、スタッフの方々は積極的に子ども達に話しかけ、共通の趣味を持ってそうな子同志を繋げたり、一緒にイベントを開催するなど、とても愛を感じます。

学校と同じように春に卒業イベントを開催する際は、号泣する子達もいるそうです。

先輩と後輩の絆も深く、高校生運営スタッフとして参加する方もいるが、基本的には高3で卒業しなくてはいけないとのこと。

第三の居場所であると思っていた場所が、何より大切な場所になっていた、ということもありそうですね。

中央区においてはそもそも中学高校が極めて少ないという事もあり、高校生になるとほとんどの子ども達は区外の高校に通います。その中で中高生の居場所という観点はあまり思いつかないのかもしれませんが、本区をハブにして、放課後の区内在住の中高生の居場所を作り、そして社会参画、チャレンジの場所を設けるというのはとても面白いかもしれません。

大変勉強になった視察となりました。

文京区教育委員会の皆様、NPO法人KATARIBAの皆様、

そして視察を企画して頂いた

山本崇中野区議会議員

間ひとみ中野区議会議員

吉田けいすけ北区議会議員

ありがとうございました!!!!

やっぱり視察はとても勉強になっていい!

それでは!!

【区民文教委員会】令和3年度学習力サポートテスト結果!中央区苦手の理科は改善、その他キャッシュレス決済還元など

こんばんは!!中央区議会議員の高橋元気です。

区民文教委員会第三弾です!

むしろ刻んだ方が分かり易くていいのかもしれませんね・・・

■令和3年度学習力サポートテスト結果について

昨年度もそうでしたが、中央区は全体的に学力は全国平均より高いものの、小中共に理科が弱いという傾向がありました。

これは都心において生物分野等の実体験が出来ない点などが原因とされてきましたが、令和3年度は若干改善傾向にありました。

その要因とどのような改善対応を行ったのか質問しました

A.学習力サポートテストの結果は、子ども達にとっては今の自分の力を考えてこれからどう伸ばしていくか、そして教師にとっては自分の授業をよりよくしていくための資料として活用している。

教育委員会として結果をまとめて各学校毎にフィードバックし、学校は学力向上プランとして秋以降の授業内容の修正を行う。

例えば理科で言えば映像模型による実体験が大事であるとか、理科支援員を設置し、実験の準備は任せた上で教師は教材作成に集中するとか、中学生は年度初めに集中的にドリルノートで基礎知識を復習するなどを行った。

また、他にもこのようなアンケート結果もあります

気になる点としては学習習慣、特に小学校5年生から授業の復習をする生徒が少ない点、これについては

A.小学校5年生、6年生において授業の復習率が減り、中1で持ち直し、また中2から減っているが、これは主に区内の生徒は受験する子が多いためと思われる。習い事に集中しているため落ちてしまう。

しかし、家庭での学習習慣をしっかり身に着けるよう各学校には指導している。



また、面白いのは【感動体験】の項目、中央区は全国平均から30%も高い圧倒的な数値を叩き出しています、この要因は?

A.中央区としても、宿泊学習や音楽会、歌舞伎体験など感動体験が出来る場面が多くなるよう施策を打っており、その効果もあるのではと思っている。

⇒そういった要因もありつつ、そもそも中央区は比較的裕福な家庭が多い地元でオリンピックが開かれるなど国内的にイベントも多い土地に住んでいるということも非常に恵まれている地域なのかもしれません。

なお、今回の質問には入れていませんが、スポーツテストの結果もお伝えしますが、やはり中央区の子ども達は上半身の力が弱い、という傾向にあります。

これはなかなかボールを投げられる、広い場所の環境が少ないということも挙げられます。遊具の工夫や、場所の確保も含めて、環境整備からなんとかしなくてはいけません。

最後に、キャッシュレス決済ポイント還元事業について、私も再三要望した甲斐もあり、とても嬉しいのですが、その経緯について

A.コロナの影響による申告の経済打撃を考え、事業者の声や区民の皆様の声を聞き、今回改めて再実施する事にした。

なお、今回はpaypayだけでなく公募形式で事業者を募集するようですが、複数の事業者(複数のキャッシュマネー)を念頭に進める方向とのことです。

また詳細が分かり次第お伝えさせて頂きます!!

それではまた!!!

【区民文教委員会】区内音楽会の中止は必要だったか?学校公開の制限は適切か?

こんばんは!!中央区議会議員の高橋元気です。

最近はどんなに遅く帰って来ても、疲れていても必ずブログを書く使命感が出てきました。

■区内音楽会等イベントの中止措置について

こちらは、発端は以下の話題です。

ある学校において、音楽会が中止になりました。

こちらは中央区教育委員会の方針に基づき中止。教育委員会の方針としては、飛沫観戦の可能性が高い学習活動で、充分に対策を講じることが出来ない場合は見合わせるとあります。

例えばリコーダーの演奏、近距離で密集する活動が禁止されることになるとは思いますが、現在区内の感染者数は0人、東京都全体でも感染拡大が現在収束している状態、都内で10人前後です。

今やらなくていつやるのか、今が最大のチャンスなのではないかと思います。中央区の見解を聞きました。

A.まん延防止重点措置発令の時期と、緊急事態宣言発令の時期、今何でもない時期で方針は異なる。学校側に対しては、原則マスクをつけたままの歌唱は可距離を置いた上でのリコーダー演奏も可、教室の大きさや人数を工夫した上でやって欲しいと通知している。

音楽会の中止については、全学年や保護者の方、地域の方を中に入れる必要があり、学校側の判断によって中止したのだと思われる。拡大防止策をしっかりした上で、学校の状況に応じて開催することは可能。

⇒現在の感染拡大状況の中で、しかもこれまで音楽会などでクラスター発生事例がない中で、子ども達の機会を奪うような事態にならないよう、子どもたち、保護者の意見、そして医療専門家の医学的な見解を聞いた上で出来る限りイベントは開催出来る方向で話して欲しい。一部をオンラインや中継映像にするなど、やり方はあると思う。



Q.ある学校の学校公開において、未就学児の同伴が不可とされた事例があった。これも拡大防止策ということだが、学校公開という、子どもにとっても保護者にとっても大切な機会を、未就学児がいるという理由だけで一律で制限を行うのはおかしいのでは?

A.学校としては未就学児を締め出すという意図はなく、公開するにあたっては人数制限や大人の数を調整した上でしっかりと開催して欲しいとは伝えている。学校と保護者の間で誤解があるのではないかと思うので、丁寧な説明が必要であると思う。

⇒子どもにとっても、特に特認校において、自分が通う学校は見ておきたいでしょう、そしてそれは保護者も同じ。未就学児を禁止する必要はないと思います。人数制限においては、工夫次第で受け入れは可能ですし、学校側に対する適切な指導を願います。

本日は以上です!!

【区民文教委員会】晴海4丁目新設の「特別出張所」・幼保連携型「認定こども園」について

こんにちは!!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は区民文教委員会が開催されました!

晴海に特別出張所は単純に嬉しいですね!月島出張所までは徒歩だとかなり時間がかかっていたので、助かります。また、保健センター福祉施設、図書館も入ります。

そして中に入る公私連携、幼保連携型認定こども園の事業者選定もスタートします!!

開園時期:令和6年4月(晴海FLAG入居に合わせる)

想定定員:開園時230名程度(最大450名程度)

※幼稚園150名+保育園80名

※その他一時預かり保育20名程度

事業者の選定:一定の要件のもと、公募型プロポーザル形式で選定を行う

私からは下記の質問を致しました。

Q.最大450名とのことで、例えば災害時の避難、安全確保体制は?

A.認定こども園と各施設は物理的に分かれ、入り口も分かれている。災害の種類にもよるが、地震の場合は建物に留まるなど、その避難経路の確保、運用については子どもの安全を第一に事業者と協議する

Q.本年開設された阪本こども園の運営に当たってはどのような課題が出てきて、どのように晴海4丁目認定こども園の運営に活かせるか

A.現状は特にクレームなどは入って来ていない。運営課題としては選考方法が私立幼稚園等と同じであるため、慣れていない部分があった。

Q.まだ詳細は決まっていないと思うが、区内全域から申し込みは可能なのか?晴海地域在住者の優先措置などはあるか?

A.事業者と詰める事項ではあるが、区としては全域から申し込め晴海西小学校の学区内の家庭は優先される形で考えてはいる。

開設に向けて事業者選定も含めてこれからではありますが、随時確認を致します。

ちょっと微妙に体力が尽きた&本日は時間がないので、明日続けます!

それでは!!!

10月10日は楽しいスポーツイベント「区民スポーツの日」!!

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です!

本日は区民スポーツの日実行委員会、中央区が主催するイベント第33回区民スポーツの日でした!!

私は午前中に予定があり、開催式やマラソン大会は観覧出来ませんでしたが、午後から参加!!

感染対策をしっかりとされた上でとても盛況でした!!

消毒検温、体調管理シートの提出が必要になります。

今年はマラソン大会に野口みずきさんも!!Twitterでもとても盛り上がってました!!

少年少女野球教室には高橋由伸さん!!

子供たちにとってとても良い思い出になったのではないでしょうか!!

月島運動場をメインに、都立晴海総合高校のグランド、晴海中学校、月島第三小学校の4会場で様々なスポーツイベントが行われてました!!

めっちゃ楽しそう!!!!

晴海総合高校のグランドでは50m走やスポーツテストも実施されてました!!

めちゃめちゃ楽しそう、、、よしのぶー!!

改めて、素晴らしいイベントですね!!親子で一緒にスポーツで汗をかける、最高のイベントでした!!

関係者の皆様、本当にありがとうございました!!