「中央区」カテゴリーアーカイブ

【政策】中央区の学童クラブの待機児童問題等について

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

選挙まで残りあと1か月となりました。

これまでずっと4年間、区政や政策についてはブログ投稿してきましたが、今から私を知って頂く方もやはりいらっしゃると思いますので、出来る限り毎日【政策】や区政に関する考えについて取り上げていきます。

まず一番関心の高い事項としては、やはり中央区の学童クラブの待機問題についてだと思います。

区民の皆様から様々なお声を頂き、私も委員会や一般質問において取り上げてきました。

学童クラブの待機状況はかなり深刻であり、

待機状況を見れば、特に堀留町児童館が46人、佃児童館が31人、月島児童館が39人、勝どき児童館が59人、晴海児童館が31人の状況、月島に民間学童クラブのベネッセ1社でなんとかなるとは思えません。

私も、少なくとも年間で複数誘致しなければ間に合わない、特に勝どき・晴海・堀留町には早期に整備すべきと委員会で訴えたところ、

来年度は1事業者3クラブの誘致へと方針が拡大されました。

また、現状ではほぼ小1しか入れないという待機問題解消と共に、民間学童クラブに通う世帯への金銭的補助電子申請対応、学童プログラムの質の向上、時間延長などの利用体系の拡充などなど、改善すべき点はまだまだあります。

一つ一つ解決していきたいと思います。

ほづみゆうきさんが的確にまとめてくださっていますが、何故放置されてきたのかというのはごもっともであり、

少なくとも6,7年前くらいからは保育施設の待機児童が解消した先に、その世代が学童へ持ち上がることは予見出来て当然です。

後手後手の中央区の対応にも問題はありますが、私を含めて区議会全体が、もっと早く問題提起をしていくべきであったのも事実です。

ほづみさんにはその区民全体の怒りと問題提起を更に議会へと届けて頂けることを期待しております。


また、今後プレディが設置されている学校を中心に、学校に学童クラブを設置する方針が示されています。

晴海フラッグが入居する晴海5丁目地域においては児童館の建設予定がないため、晴海西小中学校に学童クラブを敷設するものと思われますが、詳細は改めてお伝えします。



ちなみに、学童とプレディは何が違うの?という疑問もあるかと思いますが、端的に言えば

学童クラブは管轄が厚生労働省(福祉保健部)であり、プレディ文部科学省(教育委員会)となります。

保育の延長であり、しっかりと資格を持った担当者が子どもをお預かりして放課後児童育成をする、という趣旨が学童クラブであり、

一方で子どもの居場所の確保という意味では同じであるが、単純に学校施設を開放して放課後の時間を自由に遊ばせ(勉強)る(退任教員などの担当者が付く)という趣旨がプレディです。

縦割り行政の弊害でもあります。

現状、区内で民間学童クラブを謳う事業者はベネッセ月島クラブを除いて、全て学習塾の取り扱いとなります。正式な児童健全育成事業者としての申請を受けていないからです。

何れにせよ、子ども家庭庁創設後も学童とプレディの一体化の議論がない現状では、その両方によって放課後の児童の居場所の確保を進める必要があります。

また、私の中央区マニフェスト2023で関連する施策については、

民間学童クラブや学習塾等に通う世帯への子育てクーポンの支給を含めるか検討しましたが、

それよりも現金での支給を望む声も多く、広範に支援をするという趣旨からも、

18歳以下の区民に月額1万円の給付金支給(必要予算:17億円)

という形でご提案を致します。

また、民間学童クラブについては、待機エリアを中心に少なくとも5カ所に誘致すると共に、早期に学校への学童設置を進めます。

その他教育関連、子育て支援関連の政策一覧はこの通りです。また逐一解説します。

▶中央区マニフェスト2023詳細版はこちらから

ご意見、ご要望お待ちしております!

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高橋元気の政策公約集「中央区マニフェスト2023」

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

既にHP内の政策ページ等で発表させて頂いておりますが、

改めて高橋元気の政策公約集(中央区マニフェスト2023)を発表致します。

▶中央区区政報告レポートVol.8 中央区マニフェスト2023号


中央区マニフェスト2023


政治家は適当なことを言って約束を守らない、そのような印象があると思います。

または「子どものための街を作ります!」といったように具体性のない抽象的なキャッチコピーのみ、という方も多いです。

選挙前の約束を軽視している、だからこそ政治家は信用されないと思っています。

私は、期限、財源、数値目標を明示した上で、具体的な政策の実現をお約束致します。

中央区は区民税だけでも毎年約30億円前後伸び続ける財政状況であり、既存の福祉サービスを削るのではなく、伸びる税収をしっかりと子どもを中心に投資します。

結果、更に税収が伸び、高齢者・障がい者福祉含めて全世代に還元される好循環社会を生み出します。

予算執行権がない議員の立場であっても、私自身が上位で選挙に当選し、民意の後ろ盾のもと最大与党会派を結成することにより、実現は不可能ではありません。その上で2027年までに実現が出来なかった場合には明確な形で責任を取る覚悟で、区民の皆様に実現をお約束致します。

▶中央区マニフェスト2023の詳細はこちら!!

☞財源、期限、数値目標を明示した76の政策をご確認ください!!


詳細な政策メニューは上記をご確認ください。

上記マニフェスト詳細版のサマリーが以下の通りとなります。


高橋元気が目指す、中央区4つの柱


【1】子ども達のために!「希望」に投資するまちへ!


18歳以下の区民5000円~1万円/月(年間6~12万円)の給付金支給

第一子から保育料無償化
(0~2歳児含めて完全無償化)

おむつ無料宅配定期便
(0歳児見守り訪問)

「在宅子育て支援給付金(月額1万円)/民間学童クラブの誘致(区内最大5カ所/年)/ベビーシッター一時預かり利用支援(24時間無償化)/休日保育枠の確保/介護予防・フレイル対策の充実/在宅介護医療支援/保育士・介護士への家賃補助/学校環境への投資(ICT教育環境・教員支援)/特別支援学級の充実・情緒学級の設置/など」


【2】徹底した生活支援で、区民満足度No.1のまちへ!


民間賃貸住宅家賃助成
(学生・単身(1万円/月)ファミリー世帯(3万円~5万円/月)要介護高齢者(5万円/月))

世帯人数(扶養者数)に応じた
個人住民税の減税(均等割分減免)

タクシー料金助成券の配布
(ご高齢者・妊娠/子育て中の方)

「子育て世帯転入助成制度(最大20万円助成)/学生ひとり暮らし転入助成制度(最大10万円助成)/区内共通買物券・キャッシュレス決済還元事業の定期実施/ふるさと納税対象に地域団体やスタートアップ企業への寄付を追加/など」



【3】ICT・オンラインを駆使し、区民全員で共創するまちへ!!


各種行政手続きの電子申請対応率100%(電子対応可能な手続きの内100%目標

LINE等を活用した住民通報システム(歩道の破損等)の整備

学校・保育施設等の保護者間情報共有プラットフォームの導入

「まちづくり協議会のオンライン公開/築地市場跡地再開発など大規模計画策定段階におけるオンライン住民協議・投票の実施/子どもに関する事故・事件情報のデータベース化と検証・公開/中央区議会のオンライン中継実施/子ども議会の開催(1000万円までの事業提案型)など」


【4】公園や水辺環境・遊び場等の整備で、住みやすく、楽しいまちへ!!


公園遊具の定期入れ替え(遊具の希望住民アンケート・インクルーシブ化含む)

子どもが冒険出来るプレイパークの設置(地元住民と協同運営)

水辺テラスの利活用(公園化・オープンカフェ等整備・テレワーク・遊び場化)

「自転車交通・水上交通の活性化(計画⇒事業化)/BRTの早期本格運行開始・専用通行帯の整備・江戸バスの増便/スポーツ/レジャー施設・大規模商業施設の誘致/区内ドッグランの整備(3カ所新設)/区道・各駅のバリアフリー化/など」



これらの政策については、以下の基準でまとめております。

①政策実現のため、不要な事務事業の見直しやペーパーレス化等による行政コスト削減毎年数十億円ずつ増加する税収を原資に、毎年度20億円規模の予算を確保します

②必要予算は、過去の類似政策や他自治体の予算規模を参考に、現在の中央区の人口動向(児童数など)を元に概算の見積もりを出しています ※調査の結果増減することはあり得ます

③施策の必要性(世論調査やアンケート結果等)×必要工数、および予算規模を考慮した総合的な実現難易度を元に優先度および期限を設定しております

④2023年度の予算は既に確定しているため、2024年度~2026年度予算を期限としています


また、各政策については、これまでの4年間に頂いた区民相談の数々、様々な勉強会や超党派活動における学び、街頭でのご相談、区民アンケートの結果等をまとめ、構築したものです。

▶区民アンケート結果はこちら



私の4年間の集大成です、まずは皆様に心より感謝を申し上げます。

選挙においては候補者を政策で選ぶことは難しいといった声を聞くこともあります。

しかし、それは政治家が具体的な政策を明確に発信していない、発信側の努力不足であると思います。

4年に一度だけ顔を出してきて、ポスターの顔とキャッチフレーズだけで選べと言われても無理だと思いませんか?

だからこそ、私は政策で選ばれる選挙が続けば、議会制民主主義の下、必ず街はより良くなると確信しています。

そのためには、政治家が政策で選ばれるよう努力をすることが、政治不信脱却の第一歩であると思っています。

そのため私はこのように具体化した政策を提示し、選挙に臨みたいと思っております。

ただまだまだ、予算規模等も概算であり、アップデートしなくてはなりません。

まずはそのように予算規模と政策がイメージ出来た上で、区民の皆様とこれはいらない、これが欲しいと政策議論が出来る素案を作るという点が私の目的でもあります。

是非、皆様からもご意見を頂ければ幸いです。

各政策の詳細は、これから一つ一つ、解説していきます!


政策実現のための活動

様々な活動を通じて上記政策を実現するために邁進してまいります

議会活動/タウンミーティングの開催/政治活動・区内イベント開催/情報発信/区政報告レポートの発行/その他活動


政策実現実績(2019-2023)

2019年にお約束した政策は過去のページにまとめております

また、政策の進捗状況については以下のページにてまとめております


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例えば選挙には約2,300万円かかります。区政レポートを全戸配布するだけで1回50万円かかります。年間4回発行すれば、政務活動費を遥かに上回り、基本的には自費となります。

是非、応援して頂ければ幸いですm(__)m

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桜咲く!!今週の土日は「一緒に桜を見よう!の会」やります!

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は各地で卒業式が開かれましたね!!

私も朝は勝どき近くで活動をしていましたが、皆様ご卒業おめでとうございます!!

束の間の春休みになると思いますが、リフレッシュしてまた新年度、新しい生活を新しい気持ちで迎えて欲しいと思います。

今日はあいにくの天気でしたが、どうやら桜がほぼほぼ満開になってきました!!

土日のお天気が心配ですが、、もしもつようでしたら、区内で「桜を見ながら歩く会」を開こうと思います!!




【一緒に桜を見よう!桜を見ながら歩く会2023】


日程:3/25(土)・3/26(日)

時間:13:00~16:00予定

場所:区内桜の名所:佃リバーシティ沿い、桜川公園、浜町公園など

お申込み方法:各種SNSのDMで参加希望の旨お伝えください!!

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WBC日本勝利!!選挙もスポーツのように熱く!どうか一緒に戦ってください

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

いやー。。今日は何といってもWBCでしたね!!村上選手の劇的なサヨナラタイムリーは本当に感動しました。

https://sports.yahoo.co.jp/video/player/9664755

思わず叫びました!WBCでは2009年決勝のイチローのタイムリーセンター前ヒット以来、叫びました。あれもリアルタイムで見てましたがうおおおおおでしたね・・・・

明日の決勝が楽しみです!!ただでさえアメリカとの決勝戦という舞台、大谷vsトラウト選手とか胸熱過ぎますね・・・


さて、本日は主に晴海地域で活動をしていました!

晴海一丁目、月島運動場方面への回遊性、横断歩道がない、や陸橋にエレベーターやスロープがなくてベビーカーでは無理、といったご要望は本当に多く頂きます。現在、町会としても東京都に対して要望を伝えていますが、都道であるため東京都を動かす必要があります。晴海地域に顔を出さない都議会議員にも良く伝えた上で、対応を促します。

また、放置自転車路上喫煙に関する問題もお伺いしたので、早速現地確認しました!明日担当課と協議します。

最後は晴海三丁目にて!!!



さて、中央区議会議員選挙、区長選挙までいよいよあと一か月となりました(4/23投票日)

これは4年前から言っていることですが、私は選挙こそ、スポーツのように熱くあるべきであると思っています。

政治とスポーツを結び付けるな、といったお言葉も頂きますし私もその通りであると思っていますが、
WBCもW杯も、選手たちは自分達の人生を懸けて、国のために戦ってくれました。
選挙も本来、自分の人生を懸けて、誰かのために、そして中央区や国のために戦うべきものであると思っています。

だからこそ、私は政党拡大、政党のために、のような考え方は嫌いです。

実際、私は4年前の選挙は本当に苦しく、それでも友人や家族、大切な人たちに支えられて、劇的なドラマのような、一生忘れられない経験をしました。

それこそ結果が出た深夜2時過ぎに、今日のWBCのように全員で叫んで泣きました。

それだけ、人生を懸けました。

そして、政治家に最も欠けていると思われるプロ意識もそうですが、本当に住民のために働いている政治家、志のある政治家は4年間必死で活動し、準備をしています。

そして、4年に一度、政治家にとってのW杯、オリンピックである選挙を迎えるのです。

アメリカや諸外国のように、住民自分達の人生を左右する、この選挙という大イベントに、もっと気軽に(それこそお酒を飲みながら観戦するような)参加し、熱狂して欲しいと思っています。

私も、他人の選挙を含めて何度も選挙に参加しましたが、大人になってからあんなに、興奮する戦い、イベントはない、本当に面白いと何回も思いました。

そしてこの楽しさ興奮大人になってからの部活や運動会に近く、是非、沢山の方に味わって頂きたいとも思っています。


私の人生を懸けた戦い、選挙に、是非サポーターとしてご参加を頂けませんでしょうかm(__)m

中央区政を子ども達のために取り戻す、新しい区政を作り上げる戦いです。

私だけでなく、区民の皆様全員の戦いです。


選挙後の4年間はずっと一人で戦って街頭活動を続けてきましたが、いよいよ選挙本番になると、一人では戦えません。

街頭でのチラシ配りのほか、選挙カーに乗ってのウグイス体験、または事務作業などお願いしたいことは沢山あります。

お子様連れでもお気軽にご参加頂ければ嬉しいです。(事務所や選挙カーの中で待機可能です)

また、投票日当日には、会場を借りて投票見守りパブリックビューイングを開催したいと思っています!

本名や住所の登録は不要ですので、是非こちらからTEAM高橋2023サポーター登録をお願いします!!



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皆様のお力が本当に頼りです、、、よろしくお願い致しますm(__)m


最新の活動予定はLINEでもお伝えしていきます!

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本日は勝どき駅で21時までご挨拶!

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は午前中は選挙管理委員会へ、午後は登庁の後、夜からは勝どき駅で区政レポートをお配りしました!

思ったより多くの方に話しかけて頂きました!

過去にTwitterを通じて歩道の改修を進めたところ、当事者の方にお会い出来たり、様々な方にご挨拶をさせて頂きました。

やっぱり私は夜の方がゆっくりお話し出来、チラシもお渡し出来るので好きです。

週末の雨が心配ですが、桜も咲きそうですね!

また、最近赤酢を使った海鮮丼にはまってます。

アジのりゅうきゅう漬け丼美味でした!!

勝どき、晴海、月島で街頭活動!お声がけありがとうございました!

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は一転晴れましたので、勝どき、月島、晴海周辺にて区政レポートをお配りしてました!

本日も沢山の方から応援のお声掛け、Twitter見てますや応援してますというお声を頂きました!ありがとうございました!!

次は晴海から築地、八丁堀、茅場町を通って浜町まで縦断しようかと思ってます。

旗持ってる変なやつがいたらお気軽にお声がけください!

先週からプライベートでも色々あり、発信を少々控えて区民の皆様からのご相談対応やHP等の更新に注力してました。

ブログもちゃんと書き、Youtubeでもガンガン発信していきます!新しいチラシや政策の動画を撮らなくては。。。

やる事は沢山ありますが、ご相談、仕事依頼をお待ちしています!

一つ一つ皆様の疑問や問題点を改善していき、積み上げていく事が、中央区が日本一の街になるための第一歩であると信じています。

ご相談は是非LINEでお寄せください!

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また、応援していただける、ボランティアをお願いさせて頂ける方も募集しております🙇‍♂️

もしお手伝い頂ける場合も上記LINEへご登録をお願いします!

【予算(福祉保健)】産後ケア事業の拡大、学童クラブの待機児童問題、ドッグラン整備についてなど

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日の予算特別委員会は福祉保健費・環境土木費について審議されました。

主なダイジェストです。

■区の伴走型支援・産後ケア事業について

Q.妊娠届出時の面談率は?

A.現在届がされたのが保健所であればその際に保健士・助産師とその場で面談、本庁である場合は、面談日程を決めて来所して貰う。来所が難しければオンラインでも面談。面談率は65%ほど

Q.妊娠時面談もそうだが、産後うつ予防も含めて産後ケアも重要。本区の産後ケアホーム事業は聖路加のみで実施されている。現状の利用状況は?

A.産後ケアについてはR3年において申請実績459件、R4年においては500件以上、利用は250件。実際に利用されなかった事情としては妊婦さん側の理由もあるし、受け入れ態勢の問題もある、必ずしも申請者全てが受けられている訳ではない。

Q.受け入れ態勢側の問題とは?

A.本区で実施されているのは聖路加国際病院におけるマタニティホームのみ。受け入れの人数キャパの問題だけでなく、医療的ケアが必要なケースなどは受け入れが困難

Q.産後ケアを重視するのであれば、本事業の拡大を検討すべきでは?

A.区で探してもなかなか受け入れ先が見つからない。他の区にも目を向けて拡大については努力する。

Q.例えば千代田区においては、通所型の産後ケアをスタートした。ホテルを活用した通所型の産後ケア、費用が一回3000円月2回利用出来る。助産師が相談にのってくれ、不安が解消されたとの声も聞く。家では1人の時間を確保出来ない中でホテルで休息が取れてほっとするとの感想もある。このように中央区でも通所型産後ケアが出来ないか?

A.聖路加においては1週間くらいケアをうける。色々検討しているが、人材が足りないという問題もあり、色々な手段を検討する。

事業の周知については、子育て支援ガイドブックなどの充実を図る、網羅したガイドブックの作成はタイミングを見て考える



⇒私も、本区の産後ケア事業、聖路加国際病院におけるマタニティホーム事業運営について区民の方から相談を受けました。

予約が出産後かつ利用開始日の3日前にしか行えない食物アレルギー等をもつ方は利用を拒否されるなど、その運営の見直しや、そもそも他施設での利用対象拡大も必須であると私も思います。

ホテルを活用した通所型産後ケアの実施は、私も次期公約に掲げています。

この点は、中央区および東京都に要望していきたいと思います。



■帯状疱疹ワクチン、子宮頸がんワクチン助成の周知について

・帯状疱疹ワクチン

⇒医師会を通じて医療機関へ周知する。区のHPで周知、区のお知らせでも周知

・子宮頸がんワクチン

⇒来年度に接種対象(H23年生まれ)には予診票を送るだけでなくハガキで周知、期間内に中1~3年生の対象者、キャッチアップ対象者にもハガキで周知する。また、区のお知らせ、HPでも周知するほか、HPVワクチンそのもののお知らせと共に都道府県の相談窓口、医療機関へ繋いでいく。



■学童クラブの待機児童問題

Q.新たに設置されるベネッセ月島は定員割れとのこと。現状の待機児童に対する考えは?

A.現在学童クラブの待機児童は271人であり、昨年度より増加。民間学童クラブの誘致と共に、今後プレディが設置されている学校への学童クラブ設置を進める

⇒やはり今要望が多いのは、勝どき、晴海、豊海町付近であり、ベネッセ月島には通いづらいという事もあります。必要な場所にピンポイントで民間学童を誘致すると共に、晴海西小を始め各学校への学童クラブ設置を求めます。



■ドッグランの整備について

Q.現在区内のドッグランは浜町公園、築地川公園、晴海臨海公園の3カ所のみ。拡大は出来ないか?

A.現在各地域に1カ所ずつ整備しており、小型犬スペースも大型犬スペースも確保している。設置するスペースの問題もあり現状では増設は難しい。



本日は以上です!!

【一般質問】中央区の未来~中央区長は国や都をリードして、子どものために責任を持ち決断すべき立場である~

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

令和4年2月22日に、任期中最後であり、中央区議会議員で最多タイとなる本会議一般質問に登壇致しました。

これまでの一般質問の内容はこちらから

前回の一般質問はこちら

今回は同じ会派の高橋まきこ議員と二人での登壇となりましたので、質問時間も10分~15分で内容を詰め込みました!

主に中央区政、教育行政の今後の方向性について、山本区長、教育長に考えを問いました。

▶質問原稿全文はこちらから


※2月27日現在においてまだインターネット録画中継が公開されてませんが、後程追記します。



■中央区政の今後について

令和5年に入り、これまで新型コロナウィルス感染症に苦しめられてきた世の中もようやく明るい兆しが見えてきました。5月には新型コロナウィルスの感染症法上の位置付けを季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げることが発表され、本区においても段階的にこれまでの日常が戻ってくることが期待されています。

そのような中で令和5年2月7日に発表されました令和5年度中央区一般会計予算案においては、「新たなステージへ!」と銘打ち、「区立学校給食費・保育所等副食費の無償化」を始め、子育て支援など本区が抱える多くの問題点を解決に導くための施策が打ち出されました。

23区の中でも中央区は人口増加率合計特殊出生率生産年齢人口比率などにおいてトップを走る区であり、大きなポテンシャルを持つ区であります。そのポテンシャルを最大限に活かし、素晴らしい街へと発展させるため、本区のこれからの方向性について順次質問致します。

Q1.子ども関連予算倍増など、予算編成の今後の方向性

5年間の人口増加率が19.8%、合計特殊出生率1.37、生産年齢人口比率71.4%など東京都、国をリードする本区においても、人口増加を背景に増え続ける区民税などの財源を有効に使い、国や東京都の動向や施策を待つのではなく、独自に18歳以下の区民に月額5000円給付(東京都の予算を併せて月額1万円の給付)、第一子からの保育料完全無償化など、子育て施策について具体的に独自で予算化をした上で施策を進めていくべきだと考えますが、本区の考えは?

また、例に挙げたような施策実現のためにも、子ども関連予算を更に毎年増やし続け、子ども関連予算の倍増を目指していくべきと考えますが、令和5年度以降の予算配分の方向性について


A1.全国的に少子化が進行する中、本区においては月島地域を中心に再開発等による人口増加が見込まれているため、小中学校や保育所等の整備をはじめ、多様な子育てニーズに対応する必要があるための財源確保が大きな課題。区としては、国や東京都の動向を注視しつつ、真に必要な子育て支援策を精査する。また、予算配分の方向性について区の施策は、世代に関わらず、全ての区民が安心して暮らすために長期的な視点で限られた財源を有効かつ効果的に配分するべきであり、特定の分野について先に金額を設定し予算配分する考えはない



Q2.家賃助成制度の導入について

本区は共同住宅居住率においても94.2%で23区トップ。更に住宅家賃の水準も高く、物価高騰等により生活の影響を受ける区民にとっては家賃の家計に対する圧迫は大きいと思われます。

例えば千代田区では新婚夫婦や子育て世帯を対象とし、世帯人数に応じて家賃代を補助する「次世代育成住宅助成」、要介護の高齢者がいる世帯を対象とした「高齢者等安心居住支援家賃助成制度」があります。23区の中でも現在8区が家賃助成制度を整備しています。 そこでお伺いします。本区においても、子育て世帯や高齢者世帯等を対象とした民間賃貸住宅家賃助成制度を整備すべきと考えるが区の考えは?

A2.民間賃貸住宅への家賃補助については、公平性の確保や一定期間にわたる継続的な実施が必要となり慎重に検討。そのため区立住宅にひとり親世帯や高齢者世帯の住宅を確保することや、高齢者に必要な設備やサービスを備えた賃貸住宅に対して補助を実施している。限られた財源の中では家賃助成制度の導入は困難である。



Q3.個人住民税の減税について

人口増加を背景に増え続ける本区の税収を等しく区民に再分配するために有効であるのは、個人住民税等の減税であるとも考えられます。また、経済効果としては減税の結果税収が減るだけではなく、更なる人口増加の呼び水あるいは経済活性化の結果、将来的に税収は横ばいまたは伸びる可能性もあります。 例えば本区において個人住民税における本区の均等割分、あるいは所得割分税率を下げるという選択肢があるか


A3.個人住民税は「地域社会の会費」的な性格を持つものとして、国民・地方団体間における住民負担の均衡化適正化を図るため、通常よるべき標準税率を定めており、本区においても同じ税率を採用している。税率の引き下げについては、区財政に与える総合的な効果が不透明であり、区民に広く負担を分任しているという税目としての性格上、政策手法として用いることは適切でなく、現在のところ実施する予定はない。



Q4.多くの住民参加型のまちづくりについて

築地市場跡地の再開発、あるいは晴海四丁目など残る再開発計画の策定時においては、住民ニーズに沿った施設の誘致を検討して欲しいと多くの区民から要望があります。例えば保育施設学童クラブ、或いは大規模商業施設や、浜町スポーツセンターに匹敵するスポーツ施設などの誘致要望が多い状況ですが、今後の再開発計画策定時の施設誘致の考えは?

また、再開発計画の策定段階において、より多くの住民の意思を反映していく必要があると考えます。鎌倉市では、市民と行政がオンライン上で意見交換・住民投票が出来る市民参加型オンライン共創プラットフォームを導入しています。本区においても既存のまちづくり協議会と並行して、時間・場所に捉われずに多くの区民の意見を具体的に計画に反映させる取り組みを進めるべきでないか?

A4.再開発計画は、事業者および土地・建物所有者が策定するものであり、区有地でない限り施設誘致の方向性を決定する権限は区にはない。区では事業者に対してまちづくり基本条例に基づく開発計画への反映事項を事前に明示した上で計画指導を行っている。指針を定める際には地域の代表者を構成員とするまちづくり協議会などに諮っている。また、具体的な計画が概ね定まった際には地域の代表者と協議を行い、周辺の住民や企業に対して計画説明を行っている。このように、様々な機会に意見を伝える場を設けていることから、オンラインによる直接の意見聴取は考えていない



Q5.マンションベランダ転落防止等子どもの事故予防について

特に高層住宅の多い本区においては、近年多発するマンションベランダからの転落防止など、子どもの事故予防に関する周知や対策が不可欠です。国からは転落事故については、ベランダや窓の近くに子どもがよじ登れる物や家具を置かないことや、子どもの手が届かないところに補助錠を付けるなどにより防げる場合がある旨、周知されています。また、国は転落防止のために必要な手すりの改修に対する支援なども行っています。

本区においてはまず区民に対しては、どのように注意喚起しているか。また、施工会社に向けては建築基準法上の施工基準でもある手すりの高さ1.1m以上をクリアしているか、或いは手すりの改修が必要な場合に国の助成制度を活用出来るという点等、事故予防に向けた取り組みをどのように注意喚起しているか

A5.家庭における事故予防については区HPへの掲載ちゅうおう安全安心メールによる周知に加え、各種健康診査やイベント等の機会で啓発している。管理組合に対しては、管理情報誌などを通じ注意喚起を行っており、ベランダからの子どもの事故防止についても具体的な対策を記載している。手すりの高さについては申請手続きや検査の際に確認している。



Q6.東京湾大華火祭・大江戸まつり盆おどり大会・雪まつりの毎年開催について

昨年いよいよ開催され大反響であった大江戸まつり盆おどり大会、本年4年ぶりに開催されました中央区雪まつり、そして再開が心待ちにされております東京湾大華火祭、中央区を象徴するこれらのイベントが夏から冬まで年間を通して日本橋地域、京橋地域、月島地域と区内全域で開催されることは、区民のアイデンティティであり、中央区愛にも繋がる本当に素晴らしい伝統であると思います。コロナ禍を抜けた先の新たなステージの象徴として区民の希望とするため、これらのイベントの毎年開催を改めて区民の一人として要望するが如何か?

A6.3年ぶりとなった大江戸まつり盆おどり大会、4年ぶりの雪まつりには多くの方がご来場頂けた。改めてイベントを通じた住民相互の交流が大変重要と認識した。現在隔年で開催している雪まつりについては、毎年開催を望む声が区にも届いているが、ご協力頂く方々の負担等もあることから地域と協議する。東京湾大華火祭については、費用面での課題があるが再開を目指して検討を進める。



Q7.ICT教育の成果・課題と今後の方向性

文部科学省が示すGIGAスクール構想の実現に向けて、令和3年4月より区立小中学校の全生徒・児童にタブレット端末が支給され、多様な子ども達を誰一人取り残さない個別最適化された学びおよび主体的・対話的で深い学びの実現に向けて2年間活用されてきたと思います。 2年間を総括し、これまでの取り組みと成果・課題について。

また、ただICT機器を活用出来るようにすることがゴールではなく、「自分」の力で学び、理解し、さらに考える力を育むためにSTEAM教育にこれまで以上に取り組むべきである。ひとりひとりが情報を収集し、分析し、課題を把握し、課題解決のために何かを創るという実践的な教育時間の確保が課題となる。学習eポータルの整備が進むと共に、オンラインで誰でも自由に海外の授業を受けられるなど、教育の在り方自体が今後変わっていくと予想される中、今後におけるICT機器等を活用した教育の方向性・考え方は?

A7.令和3年度のタブレット端末導入により、授業における効率的な意見交換や意見集約などの協同的な学びが進んだほか、学校・家庭を問わずAIドリルソフトなどで自らのペースで学習を進められるようになった。また、お便りの配信やアンケートなども実施した。今後は、導入する学習eポータルの整備を始めとしたICT環境の再構築を行うと共に、子ども達が自律的にタブレット端末を管理・活用するデジタルシチズンシップ教育を推進していく。



Q8.学用品等を含めた教育費の無償化・リュック等による通学の自由周知について

国や都の子育て支援の流れ、そして本区においても区立学校の給食費無償化が進んでいるが、教育課程にこそお金がかかります。憲法26条に掲げられた教育の無償の精神からは、義務教育課程における授業料や教科書等だけでなく、教育課程全般に必要な家庭への負担を出来る限り軽減するべきと考えます。

例えば学校の指定品ランドセル標準服など学校が指定するものについては無償とする、あるいは補償をすべきであり、費用を家庭負担とするのであれば、少なくとも学校側が指定するべきではなく原則家庭にて自由に選べるとするべきであると考えます。 これらの点について本区における教育課程に必要な学校指定品を含めた教育無償化見解について。

また、ランドセルにおいては近年そもそも指定品としないと考える自治体、学校も増えている。江東区においては学校がランドセル(学用カバン)を指定するものではなく、登校する際にはリュック等自由に選択が出来るという趣旨の通知を入学前のご家庭に出した。そもそもランドセルは値段が比較的高額で、重量も重く、タブレット端末など教科書以外にも持ち運ぶ必要が出てきた小学生にとっては、少しでも軽いリュックでの通学を望む家庭も多く、重すぎるランドセルは子どもの身体の発達に影響を及ぼす可能性もある。また、一人だけリュックで登校すると浮いてしまうと考える子どもも多く、しっかりとした周知が必要。

中央区においても、入学前のご家庭に対して、区立小学校ではランドセルによる通学を指定するものではなく、リュック等による通学は自由である旨を周知すべきと考えますが、本区の見解は?

併せて、子ども達の登下校時の負担軽減のため、学校に教科書等を置いていくいわゆる「置き勉」も自由に認められるべきであると考えます。区内小学校において置き勉は自由に認められているか、認められているのであれば気軽に対応が出来るようしっかりと周知がされているのか、教えてください。

A8.学用品等個人に還元される経費については原則として受益者負担(家庭負担)と認識している。区立学校では新入学児童の保護者に向けた案内において、ランドセルや標準服を推奨しているが、個別の要望にも対応しているので学校に相談して欲しい。学用品等を含む更なる無償化については、今後の国や都の動向を踏まえながら検討する必要があると考えている。


Q9.中央区外国人学校生徒等の外国人保護者に対する補助制度について

本制度は中央区に住民登録をし、小・中学校に相当する教育を行う朝鮮、韓国または中国人学校に在籍する児童・生徒の外国人保護者の方を対象に、生徒・児童一人につき月額8000円が支給される制度です。支給額は違えど、23区全てにおいて同様の制度が整備されています。義務教育において授業料負担がない日本人と比較し、授業料がかかる外国人学校に通う家庭への負担軽減という趣旨自体は理解するところです。しかしながら国籍による差別をするものではないという考えを前提にしながらも、制度対象国においては日本人学校生徒等に対する補助が必ずしも制度化されている訳ではないという点や、対象国以外の他のインターナショナルスクールに通う家庭との公平性を欠いているのではないかと疑問も生まれます。 そこでお伺いします。本区における本制度の制定経緯と直近における本制度の対象者数、そして予算上の支給実績は?

Q9.本制度は昭和57年第一回区議会定例会における「中央区在住の朝鮮人子弟の民族教育を助成するための教育特別助成金給付に関する請願」の採択を受け、昭和60年度より、学校法人東京朝鮮学園東京韓国学園及び東京中華学校に在学している児童・生徒の保護者に対して一人あたり月額8000円の補助金を交付している。令和4年度上半期の実績は交付対象となる保護者が33人で児童・生徒は37人、総額177万6000円の交付額となります。



以上が第一回質問の要旨です。

時間がなく、再質問が出来ませんでしたが、

まず、子育て関連施策や学用品含めた教育の無償化についても、これまでも何度も答弁されるのが、「国や東京都の動向を踏まえる」、という点。

中央区は出生率等を含めて東京23区トップであり、東京都そして国をリードして進めていくべき立場、ポテンシャルがあります。

令和5年度予算案を見ても財政状況は比較的余裕があり、税収だけで前年度から60億円ほど伸びています。

例えば60億円あれば、18歳以下の区民全員に毎月2万円支給すら出来ます。

区のトップである区長が本気になれば、明石市のように子どもにしっかりとお金をかけ、結果人口や税収が増加し、全世代に還元が出来る好循環都市が実現出来るのです。

中央区はそれだけ恵まれている。

あとはトップの責任と覚悟次第であるのに、非常に歯がゆい思いをしています。

家賃助成制度も千代田区の決算書を見れば2億円で導入出来ますよ。

個人住民税の減税1億円~2億円程度で実現出来ます。

一方で、団体関係者しか使わない銀座ブロッサムの運営毎年3億円赤字を垂れ流しています。

どこにお金をかけていくか、その決断をしていくのは区のトップである区長の権限です。

国や都の動向を見守る前に区が率先してチャレンジすれば良いだけではないでしょうか。

結果的に失敗したら、頭を下げればいい。

また、区長は有権者によって選ばれる立場です。

失敗したら首を切るか判断するのは有権者です。

失敗する前に行政が恐れて何もやらない。本当の意味で区民のために働けますか。

失敗を恐れずチャレンジしなさいと子供たちに教えておきながら、模範を見せるべき最たる大人の区長が失敗を恐れてチャレンジしなければ、会わせる顔などありません。

国や都の動きを見守っている間に、子ども達は成長して大きくなります。

今、区長が、その責任と覚悟を持って、率先して行動すればいいだけです。

その区長は残念ながら、町会や自民党関係者等一部の関係者・支援者の力で再選を目指しています。

これから更に新住民が増えていく中央区において、未だに古い政治に左右されている。

この状況を何とかしたいと4年間足掻いてきました。

まちづくりにおいても、地域の代表者だけで構成される会議体だけで決めるのではなく、オンライン等を活用して全住民が参加出来るまちづくりを行うべきです。



これらの悔しい思い等を踏まえた上で、

4月の選挙の選挙公約(中央区マニフェスト2023)を近日中に発表します。

全ては区民の方々のために、次の4年間を懸けて戦いたいと思っています。

【補正予算】出産・子育て応援ギフト5万円、誰一人取り残さない伴走型相談支援を

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は区の補正予算案の審議に委員として出席致しました。

https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/setumeisiryou.pdf

まず一般会計補正予算額について、

当初予算額に97億5334万9千円が追加され、令和4年度合計予算額は1458億7857万7千円となりました。

特筆すべきは税収の伸びです。

特別区税20億円の上振れ、納税義務者の人数は1%下振れたものの、一人当たりの単価が大きく増えました。主にコロナ禍を脱した法人の事業好調、株配当などが好調によるものであると分析されています。

次に地方消費税交付金11億2400万円の上振れ、こちらは人口増加に伴うもので、国の地方消費税交付金の分担割合国勢調査に基づく人口により算定されるところ、令和4年度分からは令和2年の国勢調査の結果が反映され、結果これまで算定されていた区内人口数が141,000人⇒169,000人となったため、約4億円前後配分が増加し、加えて国全体の消費見込みの増加が押し上げたものです。

更に特別区交付金30億円の上振れ、こちらは東京都からの都区財政調整交付金割合が主に市町村民税の法人分が事業所得の増加により増えた結果、本区が受ける割合も増加すると試算がされます。

国庫支出金等は物価高騰に伴う都市整備補助金の増加等に伴うものであり、今回の補正予算によると純粋に税収だけで約60億円上振れました。

年度末ということもあり、その上振れの多くは一旦基金に積み立てを行い、今後の施策に活かしていきます。



私は、この潤沢な財政状況を、しっかりと子ども(子育て世帯)に対して投資をしていくべきだと思います。結果、更なる人口増加等の好循環を生み、全世代に還元出来る状況を創出します。



次に歳出について、

出産子育て応援事業5億3682万3千円バースデーサポート事業4317万1千円が追加されます。

こちらの事業は国の事業として各自治体に降りてきたものであり、原則国の補助金で実施します。

つまり中央区が特に頑張った訳ではなく、全国どの自治体でも始まります。

中央区の持ち出しは国および東京都の補助金、支出金の上限を超える962万1000円となります。

さて、本事業は妊娠届時出産届時5万円分のギフトカタログを贈呈するほか、妊娠時から子育て時までに伴走型相談支援を強化し、産後うつ対応を始めとする子育て中の方々の支援を図るものです。

私や他の委員からは下記のような質疑、要望を行いました。


Q.出産・子育て応援事業はどのように運用を行っていくのか、面談はどこでやるのか、また対象者にはどのように周知を行うか

A.令和4年度の対象者(令和5年4月1日以前に住民票を持つ方)についいては、個別に通知する。また、令和5年度以降の対象者については区のお知らせ、HP、母子バッグにチラシを入れる、子育てガイドブックに記載するなどで周知を図る。

原則、妊娠届出時、妊娠八か月頃、出産届出時、新生児訪問時の機会を捉えて面談を実施する。面談は保健所、保健センターなどで行うがどうしてもお越し頂くのは難しい場合は個別対応も実施する。



Q.特に新生児を抱える保護者の方は、手が離せない、わざわざ保健所等に行くのが難しいという方もいる。一方で国のHPには随時の子育てイベント等の情報発信、SNS、アプリを活用したオンライン面談の実施、プッシュ型の情報発信継続的な随時相談や子育てサークル等の案内が推奨されている。これらの取り組みは実施するのか?

A. 原則予約制を導入しての面談となる。オンライン面談も既に希望によっては実施しているが、対面の方が得られる情報が多いことから、原則は対面での面談を重視している。面談時にそれらの案内は実施する。



Q.継続的な伴走型支援事業という観点からは、ここに来てください、だけではなく、他自治体でやっているおむつ無料宅配相談見守りのように、区が訪問して状況を確認する必要があるのではないか。

A.保健所、保健センターによってケースによっては訪問をするケースもある。



Q.本当に困っている方は相談する余裕がないかもしれない。今回国の補助金では民間への委託も認められているため、全数面接をするためには訪問型での実施も検討すべきである。区の面談実施率は?

A.現状では65%程度である

Q.バースデーサポートも含めて、経済的支援は非常に助かる。今回2歳を迎える子どもがいる家庭を対象にした理由は?

A.区は乳幼児健診、3,4か月検診、1歳6か月検診、3歳児検診を実施しているところ、ちょうど2歳頃が抜け落ちているため。




⇒いずれにせよ、本当に誰も取り残さない伴走型相談支援を実現するためには、いつでも相談して欲しいとしっかりとプッシュ型で案内をするほか、オンラインでの面談を可能とする、または区が積極的に訪問する、呼び掛けていくべきである。国の補助金を活用した経済支援を含めてきめの細かい支援を。


本補正予算案は賛成多数により可決されましたので、令和5年4月1日から本制度は始まります。

なお、令和4年度中に既に妊娠、出産をされた方も合計で10万円のギフトカタログを受け取れます(区外転出前に妊娠、出産された方も対象)ので、ご不明点がございましたらお申しつけください。

それでは!!

【環境建設委員会】鉄道駅におけるエレベーター設置状況・リサイクルハウスかざぐるま明石町の移転など

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

先日開催されました環境建設委員会の内容をお知らせします。

(写真なので分かりづらくてすみません、スキャナー買います。)

現状でバリアフリー経路においてエレベーターが整備されていないのは、区内では八丁堀駅と銀座一丁目駅のみ、ホームドアの整備も含めてこれから整備が予定されています。

ただ、整備されたと言っても、遠回りになったり、乗り継がなきゃ行けない場合は、どちらのホームからも利用が出来るその利便性の向上も不可欠です。

さて、リサイクルハウスかざぐるまについては、明石町から八丁堀へ移転することにより、月島地域から遠くなってしまうことへの懸念が寄せられていました。

今回、移転に伴い新たに不用品交換・販売大手のジモティーとの提携が発表され、それならば移転してもWEBによる受付や登録・出品ややり取りが出来れば前進になると思いましたが、確認すると

Q.ジモティーとの提携メリットについて

A.リサイクルハウスかざぐるまでもジモティーでも、利用者は30-40代の子育て世代が半分ほどを占める。ジモティーのWEBサイトを無償で使えるため運用コストが下げられる

今回、八丁堀に移転するとスペースが手狭になるため、利便性を維持するにはWEB活用が必要であり、検討したところジモティーは既に他自治体と提供している実績もある。区民のリユース活動促進を目指す。

Q.これまでリサイクルハウスかざぐるまへの出品の登録は専用はがきが必要であり、物も持ち込む必要があった。今後はWEBで完結するのか?

A最初の登録の際はジモティーのサイトで登録が出来る

不用品交換については⇒ジモティーHPに変更

不用品販売の登録については現在調整中

登録以降、商品の閲覧・仮予約までは行政が間に入る安心感もあるため、これまで通りかざぐるまに一度行く必要がある。また、出品の際にも来て頂く必要がある。

Q.月島地域からは遠くなってしまう。利用者が減るのでは

A.一部地域の人にはご協力頂ければと思う

Q.箱崎と八丁堀にて商品情報は共有されるのか?それぞれで出品?

WEBスタートは八丁堀から。WEB運用の人材はシルバー人材センターの方々を中心としているため、活用出来る人材が少なく、まずは八丁堀からWEBスタート。箱崎町で確保は難しいが、令和6年度には広げたい。

⇒区内のリユース意識を高めるためにもリサイクルハウスかざぐるまの取り組みはとても大切であったのですが、登録に専用はがきが必要などアナログな部分で損をしている(メルカリやその他SNSで充分)という点も問題でした。

私もオンライン上で登録とやりとりが出来るよう、電子化を提言してきたのですが、登録までは電子化されたものの・・・・

その後の手続きも電子化・簡素化されるべきかと思います。

特に、遠くなっちゃったけど、月島地域の人は歩いてね、では到底納得出来ません。

次に、築地二丁目地区に出来る地上20階建ての再開発計画の資料は、東京メトロ築地駅との連結もされることも明記されました。

イベント広場が出来るのはいいですね。

八重洲二丁目地区の再開発計画においては、パラスポーツ等の交流スペースが出来るとの事ですが、競技が出来るほどのスペースを確保して頂きたいなと思っています。

環境建設委員会は以上です!!