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【6月補正予算】能登半島地震を踏まえた防災対策拡充、1人あたり5000円相当の防災用品カタログギフトの配布、ベビーシッター利用支援事業の拡充など

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は6月補正予算案の審議が行われ、会派を代表して各質疑を行いました。

主に私からの質問は以下の通りです。

■能登半島地震を踏まえた防災対策

①家庭内備蓄促進事業

※在宅避難に必要な備えなど自助の取組の重要性を区民一人一人に改めて呼びかけるとともに、各家庭の取組を後押しするための防災用品カタログギフトの配布を行い、家庭内備蓄の促進を図る。

・対象 令和6年9月1日時点の区民および令和6年9月2日から令和7年3月31日までに区民となった方
・配布内容 防災用品カタログギフト 1人あたり 5,000円相当



Q.まずは様々な選択肢がある中でカタログギフトの配布となった経緯、また1人あたり5000円となった根拠について

A.能登半島地震を受けて、ライフラインの連続、物資の輸送や避難所の運営など様々な課題が見えてきた中で、本区の特色はマンション居住率の高さがポイント。つまり3日間の在宅避難が基本となる中で、在宅避難の重要性を改めて啓発する必要がある。1人1人にパンフレットで改めて防災意識の向上を呼び掛けると共に、避難を継続するために備蓄が欠かせないことから備蓄を促進するために支援する。

家庭によって備蓄の状況が違うため、それぞれの家庭のニーズに沿ったカタログギフトという形態が良いとなった。

5000円については、1人1人に3日分の備蓄品が必要であり、必要な品目を計算すると大体10000円と試算、50%を区が支援するという考えである。



Q.実際の申請、発送方法について。また、最新の区政世論調査によると飲料水の備蓄が70.5%、 食料65.8%、消火器55.3%、 簡易トイレ52.2%、救急セット37.1%と他区と比較しても率は高い状況であるが、数値目標は設定しているか?

A.申請方法についてはハガキインターネット(WEBサイト)を予定、パンフレットなど案内を送り、郵送にて発送は12月頃を想定している。申請は世帯単位で人数分を入力。申込期限は来年5月末を予定している。

数値目標は具体的には設定していないが、出来る限り100%を目指す。


Q.品目について。受け取る側からすれば、結局防災対策の備えとして何が重要で必要なのか、現在家庭に何が足りないかが分からないというご家庭もあるのではないか。例えばチェックリストのようなものがあり、選べたら参考になる。そのような取組みについて。

A,これからプロポーザル形式により事業者の提案を受けるが、乳幼児向けや高齢者向けなどの品目充実はポイントとなる。何が必要なのかについては、リーフレットで分かりやすく周知を行う予定。分かりやすく作り、必要な品目が分かるようにする。



②エレベーター防災キャビネット

マンション居住世帯が9割を超える本区の特性を踏まえ、マンション内の共助の取組としてエレベーター閉じ込め対策の強化を図るため、飲料水や携帯トイレ等の非常用品を格納するエレベーター防災キャビネットを希望する区内マンションに無償で配布する。
  
*対象 防災キャビネット未設置のエレベーター
*申請できる方 マンション管理組合,自治会,自主防災組織等



Q.申請数の想定について。また、そもそも管理不全となっているマンションなど防災組織が未成熟なマンションこそリスクとなり得ると思われるが、そのようなマンションに対してはどのようにアプローチするのか。

A.区内のマンションが約2700棟、1棟あたりのエレベーター数と蓄電池助成の際の申請率を加味して、想定は840台分。

区内全てのマンションにこの事業を周知していくにあたり、マンション防災としての各種取組みを同時に伝え、メリットを伝えることにより防災組織の成熟に繋げたい。



③  備蓄物資・食料の充実

発災時季に関わらず、避難所において安全で安心できる生活環境を確保するため、暑さ・寒さ対策やトイレ等の衛生対策などに必要な備蓄物資の充実を図る。また、輸送ネットワークが復旧し物資輸送が再開するまでの間、避難所において確実かつ円滑に食料を提供できるよう、避難者想定数に基づく食料の備蓄をこれまでの3日分から4日分に増強する。

* 備蓄品目 使い捨てカイロ,冷却パック,段ボールベッド,ドライシャンプー,携帯トイレ など

④  防災備蓄倉庫の整備

追加配備する備蓄物資への対応と防災拠点への効率的な物資輸送を行うため、旧新川児童館の改修工事を行い、防災備蓄倉庫として整備する。



Q.備蓄食料の充実とあるが、能登半島地震を受けての課題として4日間としたのは何故か、また、区内全域で足りない備蓄物資を試算した結果、防災備蓄倉庫については旧新川児童館の改修で足りるのか

A.都の地域防災計画においては、避難所においては72時間(3日間)の備蓄が必要と想定しているが、能登半島地震を経てなかなか物資が届かない状況も見てきた。

3日以内に東京都等からの支援物資が地域内輸送拠点に届いてから、各防災拠点に仕分けをして運搬する作業も1日余計にかかると加味すると、合計4日間の備蓄が必要であると判断した。

4日目以降については、順次全国から届くと想定すれば4日間で十分であると想定。

また、備蓄倉庫のキャパにおいては今回の増加配備分を含めて旧新川児童館での改修で現時点では足りる。もっとも、今後の人口増加等に対応するためにフラッグの倉庫の活用など更なる強化については継続的に検討を行う。



④防災訓練への参加率向上について

Q.地域防災力の向上という観点からは、最も重要なのはいざ発災した時に、何をすればいいか分からないという点である。つまりは防災訓練等への参加により、パニックになっても何をすべきか身体が覚えているという経験が重要であるところ、中央区民の防災訓練への参加率は14.4%に留まっている。

防災訓練への参加率向上についての所見は?

A,今回の補正予算における共助の取組みの周知を通じて、共助の重要性や地域コミュニティの大切さを行動認識して貰いたい。

防災訓練については、例えば幼稚園等のイベントなどと抱き合わせることにより、保護者の方を巻き込んで参加しやすくなるような工夫を今後も続けていく。



■ベビーシッター利用支援事業の拡大について


保護者の疾病や産後うつなどによる臨時・緊急的な一時預かり保育の需要に柔軟に対応できるよう、既存事業の見直しを図り、子育て家庭におけるセーフティネットを強化する。

① ベビーシッター利用支援事業の拡充
    計画的な利用を前提としつつ、多様な一時預かり保育の需要に一定程度柔軟に対応できるよう、年度内144時間の枠内において月補助上限を引き上げるとともに、養育が困難な場合の相談・調整や既存事業を利用するまでのつなぎとして、区独自の緊急対応枠を創設する。

* 月補助上限 児童1人あたり月12時間 → 月20時間
       (多胎児の場合は児童1人あたり月24時間 → 月40時間)
* 緊急対応枠 子ども家庭支援センターが承認した場合に限り、児童1人あたり最大60時間まで補助する。(一会計年度につき2回まで)
  
② 緊急一時保育援助事業および育児支援ヘルパー事業の拡充
    対象者および利用者負担額を見直すことで、臨時・緊急時における利用促進と保護者の負担軽減を図る。



Q,預け先の選択肢を増やすという点では拡大は評価する。月補助上限を20時間と設定した理由、また、緊急対応枠についてはどのような条件で承認がされるのか?

A.計画的利用を前提としても一定程度の柔軟な制度活用をしてもらうため、現在では一人当たり12時間を使い切る方が1/32/3は年間50時間程度の利用であることを考えると、月8時間=大体1日分を拡充すれば対応出来ると考えている。

また、緊急枠についてはまず区に相談をして貰い、どんな問題が起きているか電話や対面で相談、家庭訪問して区がどのような対応が出来るか、緊急対応枠を使うことによる確認書を書いて貰う流れを考えている。ご家族の入院など不可避な事態が発生した時にまずは限定しようと考えている。

⇒現代社会においては、ご家庭や仕事の事情など様々な要因でどうしても子どもの預け先を見つけたいという方々がいる中で、出来る限り利用者が利用しやすい制度設計を今後とも検討して頂きたい。本制度の拡充の後、区にも様々な相談がいくと思うが、区民のニーズに寄り添い引き続き、柔軟な制度設計を今後とも検討して頂くよう要望する。

■密集街区における防災機能向上に向けた検討


 能登半島地震での木造家屋の延焼火災を踏まえ、本区における再建築が困難で老朽化した木造家屋が密集する街区の状況を把握するとともに、ポケットパークや無電柱化など街区としての防災機能向上に向けた取組について検討を行う。

  * 検討内容
   ・無接道敷地等の再建築が困難な土地の状況の整理
   ・土地・建物を購入することなども視野に入れたさまざまな取組の検討
   ・取組の実施に向けた手法の検討



Q.本事業は地域を限定して進めるのか、それとも全区的な調査を行うのか?事業の概要について

A.全区が対象だが、無接道敷地など建て替えが難しい街区、耐震化が難しい土地を対象としている。例えば佃、月島、勝どき、人形町の一部地域など。

木造家屋密集地域が実際にあり、街区全体の防災化、耐震化を進めるため区が土地を買い取った上で、防災ポケットパークや無電柱化を進めるための地上機を設置するなど、街区全体の防災化に資する使い道を行う。

空き家など権利関係が錯綜しているケースも多く、買う事自体が難しい場合もあると思うが、本年度中には調査を終わらせて新年度から買っていきたい。中央区が買い取りますを是非宣伝して欲しい




今回の補正予算案は非常に重要な案件が多く、審議も熱を帯びました。

特に防災対策の充実については早期の予算化を高く評価しています。

かがやき中央としましては、本補正予算案に賛成する予定です。

ご意見等がございましたらお寄せください。

【環境建設委員会】BRTの混雑改善、晴海地域の今後のまちづくりの方向性について

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は環境建設委員会、我が会派からは青木かの議員とアルールうた子議員が委員として出席しました。

主な資料はこちらです。

資料に関する質問があればお申しつけください。

特に議題で注目の質疑は以下の通りです。



【現状のBRTの混雑状況について】

Q.特に勝どき停留所にて朝は積み残しが発生中。このような状況を認識し、東京都にはどのように要望しているか?

A.BRTについては当初1日600人程度⇒5月には1日1800人利用という状況。特に朝の7時、8時台は非常に混雑していると認識している。

東京BRT株式会社も臨時便を出しているとの事であるが、今後増便も検討すると聞いている

区としても早期に増便、連節バスの導入を強く要請していく。




【特に晴海地域における今後のまちづくりの方向性について】

Q.今後の晴海の再開発の方向性について、現状で何か決まっていることはあるか

A.晴海については、今後住宅地だけというのは危険であると考えている。例えば多摩ニュータウンの悲劇とか。今後とよはる計画の改定が迫っており、住宅住宅の流れになってしまうと困るので総括的に東京都の4丁目、3丁目、2丁目の土地をどのように活用するか、東京都との間で総合的に検討している。

単一用途の住宅街ではなく様々な複合により常に老若男女が一緒に暮らせるような街を目指す。抜本的には地下鉄の導入もやらなければいけない。金を出すのを東京都はためらっているので、引きずり出しながら、区民の生活環境が守られると同時に住宅団地にはしないという方向性を維持できるか都と協議している。とよはる計画の改定があるので、そんなに先ではなくお示しする



【区長のシカゴ視察出張について】

Q.何を目的にどこを視察するのか

A.特に日本橋川高架橋撤去後のイメージとして、日本橋川水辺の歩行者ネットワーク、回遊性、周囲の賑わいという観点から、シカゴの特徴である川沿いの街づくりを視察する。

当初は川に背を向けていた、水質もよくなかった、それが近年様々な取組みにより改善された。川沿いのゾーニングをしながら特徴的な整備をしている。 シカゴリバーを中心に見に行く、外務省には届出している。

築地市場跡地再開発計画、事業者説明会における質疑応答について

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

築地市場跡地再開発計画に関しては、5月1日に事業者より提案説明記者会見がありました。

“築地市場跡地に多機能型スタジアム”再開発事業者が提案説明

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240501/k10014438061000.html

やはり注目は築地市場跡地に5万人の多目的スタジアムが立つという点です。

また、中央区議会に対しても事業者提案説明会が開催されました。

https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/bosai/toshi_saisei/data/teianegaiyou.pdf

主な発表は提案資料にある通りであり、新たな情報というものは特段ありませんでしたが、本提案はまだイメージの段階であり、地元住民や関係者としっかりこれから実際に計画を練り上げていくと、その点をお約束頂いた形となります。

私からも会派を代表して幾つか質問を致しました。


築地の大規模な土地を活用するにあたり、日本を背負って立つ街づくりをする。時勢第二向けて新たな挑戦、開発ノウハウを最大限結集し、100年を見据えたまちづくりを行う。

Q.今後計画を進めるにあたり、中央区、議会、まちづくり協議会を始めとする近隣住民の意見を十分に組み込みながら詳細を決めていって貰いたいが、今後のプロセスについて

A.どのような形で協議会を設けるかはこれから相談とはなるが、事業者が一方的にこれがいいだろうという考えではなく、地元住民の方々も含めて話し合って作り上げていきたい。来てもらう形式だけではなくデジタル等やり方も含めて検討する。

Q.築地場外市場との繋がり、食の文化を堪能できる賑わい施設の詳細は?

A.築地が昔から職人の方の市場として発展してきた食の街としての文化を大切にし、プロの味が味わえるフードコートや飲食のイベントが出来るフードホール、フードラボを考えている。先行にぎわい施設として2026年度にテンポラリーの施設を整備する。詳細は築地場外市場の関係者の方々とも協議していく。

Q.敷地内にレジデンス棟が3棟出来る。最大で何戸か?分譲か?

A.現状ではまだ詳細な計画化が出来ていないので、これから。分譲については東京都の条例上の規制がある。

→何れにせよ、更に築地地域で人口が増えるとなると、学校や保育園等公共施設は確実に足りなくなる。その点も踏まえ、敷地内に公共施設を整備するスペースを確保するなど、具体的に中央区等を交えて協議して貰いたい。

Q.5万人規模のスタジアムについて来場者数をどの程度に想定しているのか。既に読売ジャイアンツ等メインで使用するチームは決定しているのか、している場合野球の年間試合数は100近くにものぼるが築地駅、新橋駅はパンクしないか。また、晴海通りはこれ以上混雑していくが、交通対策について。

A.2030年代に開業を予定しており、スポーツ、エンタメのイベントを軸に検討を進めている。来場キャパは約MAX5万人、周辺施設への来場者を含めれば7-8万人が1日に訪れるのではないか。人の流れとしては地下鉄が2040年付近の整備となるため、複数の公共交通機関を使ってもらうように、新橋、築地駅、また晴海通りへ流れるように導線を検討。また、一度に出ないように商業施設に寄って帰って貰えることで分散する仕組みを考える。あとはバスのチャーターなど。

→特に築地駅の出口は狭く、また晴海通りは既に渋滞が起きている、これ以上の交通量の増加は近隣住民にとっては死活問題となるため、東京都等と協議し、交通対策を万全にするよう事前に要望したい。

Q.水辺の遊び場やキッズパーク、公園の詳細

A.キッズパークについては子どもが遊べる施設であり、子ども達に考えて貰いたいとも考えている。また、オープンスペース広場は広さはミッドタウン六本木の3倍にもなる。浜離宮など周辺の環境と調和するように設計。スポーツのイベントなども開催し、誰でも楽しめるように。エリアマネジメント組織を作りイベントの運営を行っていきたい。

Q.防災の観点から各施設はどのように活用が出来るように設計されているか

A.オープンスペースを設け、帰宅困難者の一次スペースや交通の拠点となるように。中央区からの要望も理解しており、防災上も安全、安心の拠点となるように。




やはり夢のある施設である一方、例えば野球やイベントが定期開催されるのであれば、平日休日問わず、数万人の観覧客が更に築地に訪れる街となります。周辺住民としては、交通渋滞など混雑の影響等も気になります。

また、レジデンス棟が出来るという点は、実は中央区としては初耳であり、副区長からもこれ以上住宅を増やしても学校等が増やせないという発言もありました。

事前に中央区から住宅は作らないで欲しいと要望として伝えていた訳ではないので、これから事業者や近隣住民とも調整となるかと思いますが、計画をやめさせるのはかなり難しいのでは。とはいえ作るのであれば公共施設の整備を義務付けるなど綿密な話し合いが必要となるかと思います。

しかしながら、臨海地下鉄新線の推進に対しても好影響となると予想がされます。広大な広場や施設が区民の憩いの場となり、中央区のシンボルとなるまちづくりとなるよう、引き続き議論を続け、注視していきたいと思います。

築地市場跡地に5万人スタジアム建設へ、東京都及び事業者からの地元住民への説明等について

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

さて、東京都はいよいよ築地市場跡地再開発事業における事業予定者を決定致しました。

https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/bosai/toshi_saisei/saisei08.html

https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2024/0422/



構成企業

事業会社※三井不動産株式会社(代表企業)
トヨタ不動産株式会社
株式会社読売新聞グループ本社
建設鹿島建設株式会社、清水建設株式会社、大成建設株式会社、株式会社竹中工務店
設計株式会社日建設計、パシフィックコンサルタンツ株式会社
協力株式会社朝日新聞社、トヨタ自動車株式会社

※開発・運営責任を負う企業

【全体計画概要】

■計画のポイント

5万人収容の大規模集客・交流施設(マルチスタジアム)を中心に、健康長寿社会に向けた「ウェルネスイノベーション」「食・体験・にぎわい」「迎賓・ホスピタリティ」の3つの主要機能を導入し、東京の国際競争力を強化

日本が世界に誇る食や文化・芸術を継承・発展させ、築地の歴史と特性を生かした観光都市としての東京の魅力を向上

・浜離宮恩賜庭園や隅田川といった周辺資源を生かした合計約10ha の都内有数のオープンスペースを整備し、こどもからお年寄りまで多くの人が集い、寛ぎ、様々なアクティビティを楽しめる空間を整備

陸・海・空のモビリティが乗り入れ可能な広域交通結節点を整備し、築地場外市場と連動したにぎわいと交流を促進

最先端の環境技術を活用したカーボンニュートラルの達成、多様な環境配慮の取り組み

<風の道、太陽光発電、緑化(緑被率約40%)、水素ステーション、バイオガス発電等>

■基本事項

所在地東京都中央区築地五丁目及び築地六丁目各地内
活用都有地面積約19万m2
総延床面積約117万m2
総事業費約9,000億円 
開業時期2030年代前半以降(一部施設は29年度に先行開業)
主要建物大規模集客・交流施設(マルチスタジアム)、ライフサイエンス・商業複合棟、MICE・ホテル・レジデンス棟、舟運・シアターホール複合棟など合計9棟
陸・海・空を結ぶ次世代型交通拠点東京駅と臨海部を結ぶ臨海地下鉄の新駅、首都高晴海線出口と接続空飛ぶクルマの実用化を見据えたポート隅田川沿いに、観光・通勤の舟運ネットワークの拠点となる舟運施設次世代モビリティやバス、タクシー等が乗り入れる交通ターミナル
]


https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2024/0422/

(1)大規模集客・交流施設(マルチスタジアム)

世界屈指の可変性と多機能性を備えた約5万人(用途に応じて2万~5万7000席に可変)収容の屋内全天候型施設

<超可変性>
可動席と仮設席を活用し、用途に応じてフィールドと客席が形を変え、スタジアム、アリーナ、劇場、展示場へと専用化する超多機能施設(想定イベント:ラグビー、野球、サッカー、バスケットボール、eスポーツ、MICE、音楽ライブ、コンサート、演劇等)

<本物の臨場感と高揚感>
場面転換によって最適な観戦・体験環境を整え、最先端のデジタル 技術と音響・演出装置によって、最高の臨場感、高揚感、没入感を提供

<迎賓・ホスピタリティ>
多様なVIPルーム、国内最大規模のラウンジによるワールドクラスの迎賓機能

<ユニバーサル>
性別、年齢、障がいの有無を問わない「感動体験の共有」を基本理念に、多数の常設車イス席、視覚・聴覚障がい者向け音声・文字情報サービス、センサリールーム、クールダウン室等を導入

(2) ライフサイエンス・商業複合棟

最先端の技術と知が結集する「ライフサイエンスコミュニティ中核拠点」
バイオテクノロジー・ヘルスケア産業の強化に向け、国立がん研究センター等の医療機関に近接し、霞が関に集積する行政機関とのアクセス性も高い立地特性を活かし、人的交流機会や高度人材・情報の集積を促すイノベーション・プラットフォームを構築

<主要機能>
先端研究開発、インキュベーション、ライフサイエンスラボ&オフィス、共創ラウンジ、商業

(3) MICE・ホテル・レジデンス棟

国際水準の多様なニーズに対応するMICE施設(メインホール、バンケット、大中小会議室、ホワイエ等)、上質な大規模ホテル、短~中期滞在拠点として利用可能な居住機能

(4) 舟運・シアターホール複合棟

日本の食で世界を魅了するフードホール、食に関する研究機能を持つフードラボ、文化・芸術の感動を共有するシアターホール(収容人数約1,200 人)、舟運待合機能等

(5)(6)ホテル棟

浜離宮恩賜庭園の日本的景観を取り込み、国賓やVIPの迎え入れが可能な世界トップクラスの宿泊滞在機能

(7) レジデンス棟

世界のエグゼクティブや高度人材等を受け入れる滞在・居住機能

(8) オフィス・レジデンス棟

中長期の滞在ニーズに応えるハイグレードな居住機能、オフィス

(9) オフィス棟

多様な働き方等、様々なニーズに対応するシェアオフィスを含むオフィス、商業機能

https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2024/0422/
https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/bosai/toshi_saisei/data/teianegaiyou.pdf
https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/bosai/toshi_saisei/data/teianegaiyou.pdf
https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/bosai/toshi_saisei/data/teianegaiyou.pdf
https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/bosai/toshi_saisei/data/teianegaiyou.pdf
https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/bosai/toshi_saisei/data/teianegaiyou.pdf
https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/bosai/toshi_saisei/data/teianegaiyou.pdf
https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/bosai/toshi_saisei/data/teianegaiyou.pdf
https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/bosai/toshi_saisei/data/teianegaiyou.pdf
https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/bosai/toshi_saisei/data/teianegaiyou.pdf

全天候型マルチスタジアムを中心とした、水とみどりの広場、MICE施設、商業施設、レジデンス棟、食文化等の文化発信施設、そして陸海空の交通結節点など様々な詰め込みがなされた、思った以上に期待感をもつ事業者提案となりました。

築地市場跡地開発に関連する要望について

築地市場跡地開発に関しては、中央区は事前に東京都に要望を行ってきました。

主に築地・東銀座エリアにおける一体的な街づくりの推進や、交通結節点としての機能確保、交通網整備、水と緑の連続性、区有地施設との再編、区および地元に対し十分な説明・協議を行うとともに、関係者間での情報共有や、地元を含めた協議体等の体制づくりなどです。



この点、概ね事業計画案には含まれたとは思いますが、

今後、4/30の合同まちづくり協議会にて事業者から住民説明が行われる他、議会に対しても説明会が開催されます。

とても夢のある事業計画ですが、いきなり5万人級スタジアムが出来るということもあり、近隣住民にとっては騒音や交通渋滞など多くの心配点もあります。

計画を阻害するわけではありませんが、地元議員として、地元住民との利害調整は必須となるかと思います。

私から東京都及び事業者に確認しようと思っているのは以下のポイントです。



①今後計画を進めるにあたり、中央区、議会、まちづくり協議会を始めとする近隣住民等の意見を十分に組み込みながら詳細を決めて貰いたいが、今後の検討プロセスについて
②築地場外市場との繋がり、食の文化を堪能できる賑わい施設の詳細
③敷地内にレジデンス棟が3棟出来る。これ以上の人口増加に学校を始めとする公共施設のキャパは耐えられるか、足りないのであれば敷地内に作れるのか
④5万人規模のスタジアムについて来場者数をどの程度に想定しているのか。既に読売ジャイアンツ等メインで使用するチームは決定しているのか、している場合 野球の公式年間試合数は70以上にものぼるが築地駅、新橋駅からの導線は想定しているのか
⑤来場者数を受けて交通問題について、特に晴海通りの渋滞が更に引き起こされる懸念あり、交通需要の分散をどのように考えているか
⑥近隣住民にとって道路渋滞は死活問題、加えてBRTや都バスの混雑も含めると、公共交通機関の拡大は必須。現時点でバスで対応するのか
⑦水辺交通の活用も視野に入れるべきであるが、現状の水上バス等の想定について
⑧水辺の遊び場やキッズパーク、公園の詳細

ご質問等がございましたらいつでもお寄せください!

【区民文教】晴海西小中学校の入学式、令和6年度区立幼稚園・小学校・中学校の在籍児童数、クラス数および特認校・中学校自由選択制の申込状況について

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は区民文教委員会が開催されました。

報告資料はこちらです。

主な質問は以下の通りです。

【晴海西小中学校の入学式の様子】

Q.入学式の様子について

A.1年生8学級250人と保護者等の方々をお招きし開催した。新校のタイミングでみんなで創り上げていく期待感があり、校長の式辞も期待感を醸成していた。

Q.校長1人制度の狙いについて

A.今回施設が一体型ということで、図書館やプールを含めて共同で使っていく。新しい学校においては、対外的な調整も1人で意思決定することを尊重した方が良いと判断した。その効果としても小学校・中学校お互いの先生が入学式を共に手伝ったり意識が高まっている。副校長3人においてもそれぞれの役割分担が定められ良いスタートを迎えられたと思う。

Q.晴海西小中学校の生徒数、今後の推移と第二校舎の運営について

A.今後本校舎だけでは賄えなくなることが予想される。低学年棟を別に設ける良さとしては、3年生のリーダーシップが醸成される。もちろんデメリットもあるが、高学年が移動して交流する、お互いの行事を見てもらうなど交流を進める。

最終的には校長が1~3年と4~6年で分けるかを経営の視点から決めるが校長と意見交換をしていく。全てが良いわけではないが特色を出せると思う。小中一貫校のように1~4年と5年~中3で分けるという考えもあるが、中央区においては小中一貫校はやらない。小学校で完結する。

【卒業式・入学式の招待について】

Q.コロナから4年ぶりに大々的に通常開催出来た式ではあるが、どうしても来れなかった方もいた。招待する、しないの基準は?

A.コロナ禍の中で通常開催が4年ぶりということもあり、どういう形で行うか、保護者の数が読めない部分があった。小学校においてはどうしても読めず招待者も制限をした。最終的には校長判断となるが、子ども達にとっても見て貰えるのは良いことであり、学校が地域に支えられてきた施設であるという事を改めて実感した。晴海西小学校の前においても地域の自治会の方々が自主的に立って見守りを行ってくれている。多くの方に支えられていることを考えると、なるべく多くの人に来て欲しいと考えている。

【企画総務委員会】中央区DX化戦略2024、行政手続きの洗い出し、可視化とオンライン化100%目標について

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は所属する企画総務委員会が開催されました。

私からは、先日公表された情報化基本方針の改定について

https://www.city.chuo.lg.jp/a0004/kusei/kousoukeikaku/sonota/joho20210225.html

中央区情報化基本方針が改定され、中央区DX化戦略2024として2024年からの三か年計画が発表されました。

中央区情報化基本方針とは、平成14年に初期版が作成され、デジタル化のあるべき姿を「電子区役所」の実現と定めた上で、どのように進めていくかを記載したものでした。

しかしながら、これまでは絵に描いた餅状態で20年間に渡り歩みが遅く、区の情報化は依然として進んでいない状況でしたが、

数年前にMicrosoft出身の方を担当に据え、現在ではデジタル化推進担当副参事として区の情報化戦略の立案者として迎えたところ、現在は私から見てもようやく区のDX化は進むようになりました。

その点も踏まえて、今回の改定は目標の具体化、目標に紐づいた施策や三か年スケジュール、評価指標を定めたアクションプランまでの策定に至りました。まだ具体的でない部分もありますが、かなり進歩したと受け止めています。

やはり、デジタル化が進むも進まないも人次第です。

国や東京都のデジタル化推進の動きもありますが、若い世代の多い中央区においては区民ニーズもやはり高いという背景があります。

その中でも手続きのオンライン化のニーズは高く、今回の目標にも反映されています。

今迄は電子区役所の定義自体もあやふやでしたが、あるべき姿が改めて定められました。

つまりは、行政手続きのオンライン化(可能なもの)の100%達成およびオンライン手続きにおいてはキャッシュレス決済の100%導入を目指します。

開かれた区政として、HPやSNSの活用、オープンデータの利活用、EBPM(Evidence Based Policy Making)の推進
効率的な区政として、住民情報システム標準化、ノーコードデータベースツールの活用、AI-OCR・RPAの活用、ペーパーレス化、オンライン会議システムの活用とテレワーク推進

また、デジタル化を推進し、各行政手続きのオンライン化、システム化を進めていくためには、前提として業務フローの洗い出し、可視化、改善等の作業が必要不可欠となります。

それらが終わらないまま、現状のフローをそのままデジタル化しても最大効率とならないからです。

オンライン化出来る出来ない、またオンライン化するとしても区民ニーズの高い手続きの優先順位付けを含めた、行政手続きのリスト化に着手します。

が、私も前職は企業の内部統制セクションにて、J-SOX法に基づいた主に財務報告に係る業務フローの可視化、改善業務を行っていましたが、ゼロから各部署の業務フローを可視化し、改善に着手するのはむちゃくちゃ大変です

少なくとも情報システム課が片手間で出来る量、工数ではありません。

その点も踏まえて私からは下記の質問を致しました。



Q.情報化基本方針の第八期改定について、目標に紐づいた施策、アクションプランを具体化し、評価指標も定めた点は高く評価する。今回改定にあたりどのようなプロセスで策定したか、専門的な見地や住民の意見はどのように取り入れたか

A.専門的な見地という側面としては、取り纏めを行ったデジタル担当副参事が専門家である。世論調査等により住民ニーズを施策に取り纏めた。改定に当たって将来像については「行かなくてよい区役所」として前期からは変わらないが、3年間のアクションプランを具体的に定めた。情報技術の発展は早く、生成AIや電子申請、キャッシュレス決済の展開など、技術的進展についていけるだけの職員のマインドセットが重要であると考え、ワークショップなど職員の養成にも力を入れる。

Q.7期の総括の中で、オンライン手続きからキャッシュレス決済完結およびAI-OCR RPA活用における削減時間については、目標未達成であったが、この理由は?

A.キャッシュレス決済導入については、公共施設予約システム側の問題でキャッシュレス対応の改修が必要と判断したため、達成出来なかった。今期中にシステム改修含めて対応。Ai-OCR活用による業務の効率化については、やってみたけれど見込んでいた時間が達成出来なかった。やはり原因としてそもそも非効率な業務フローの改善に着手する必要があり、事務効率化を達成するために来期着手する。

Q.予算特別委員会でも概要を聞いたが、区民が関係する行政手続きだけでも3000あるという状況。これらの手続きをリスト化し、オンライン化が可能な行政手続きの洗い出し→対応優先順位付け→業務フローの可視化→改善案の提案→改善→周知およびマニュアルの整備というところまでやるとなると、経験上膨大な時間、工数がかかる。

これらを情報システム課及び現場の職員が、本業の傍らで対応するのは正直3年では難しいと思う。それこそ専門のプロジェクトチームが必要ではないか。例えばGovTech東京より外部の専門チームを受け入れるという方法もあるがその考えは?

A.現状、あらゆる手段を使い目標を達成することを考えているが、その中でGovTech東京側から提案があれば考える。手続きの洗い出しについては、現状でシステム課で把握出来ているものもあれば把握出来ていないものもあると認識している。システム課から問い合わせた上で全体のリストを作成し、優先順位付けをする予定。

Q.デジタルデバイド対策事業の実施については、実はこれが一番重要であると考えている。出前講座だけでは不十分であり、要は如何に区民同士で教え合えるか自然に教え合える機会を創出するかが大切ではないか。例えば買物券のデジタル化健康アプリやエコアクトにおけるポイントの活用、区が各部署で施策のデジタル化を推進していくこと自体が大切ではないか?

A.システム部門としても、世の中のデジタル化の風潮を捉えなるべく情報収集しながら今後の施策に活かしていきたい。

Q.EBPMの推進については、今回の基本方針の中で具体的なスケジュール等が記載されていない。目標としては、政策立案のために各部署に存在するデータを横断的に収集し、分析が出来るようシステム導入を目指すという理解でいいか?

A.システム部門としてこうしていきたいという目標があり、どのように実現するかも含めて情報を収集し今後の方向性を検討する

Q.最後にコピー用紙の購入量削減についても年度毎に目標を今回から定めている。現状のペーパーレス化の状況については?

A.庁議や部署での会議、保育園や青少年会議などペーパーレス会議の導入が進んできた。電子決裁システムも運用が始まり、着実にペーパーレス化は進んでいる。



いずれにせよ、目標およびアクションプランを定めたからには3か年での着実な実行を要望する。



まずは区がDX化戦略として3か年の施策、アクションプランを定めたのは大きな前進であると考えています。

特に行政手続きのオンライン化・キャッシュレス決済対応100%という目標を3年で実現出来れば大きな成果です。

ただ特に業務フローの可視化、改善作業やったことがない現場職員にやらせるという点が不安ではあります。

もちろん、各担当部署の管理職の業務の範囲ではあるのですが、、普段の業務に従事しながらそのミッションを完遂出来るのかも含めて、区の職員の方々の負担は増加しますが、期待しています。

それでは!!

【晴海まちづくり協議会】黎明小橋開通!晴海の今後の交通環境、まちびらきイベント、客船ターミナル施設工事、旧晴海鉄道橋歩道化、晴海ふ頭公園モニュメントについて

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は晴海地区まちづくり協議会が開催されました!

資料と質疑の概要です。

また、開催に先立ちまして、本日は勝どきと晴海を結ぶ黎明小橋の渡り始め式も開催されました!

いよいよ開通、長かったですが嬉しいですね

①晴海コミュニティ構想検討会議のとりまとめについて

2020年9月に設立後、12回開催。

晴海コミュニティの将来像を「必要な時に伸縮自在に結束し、地域の課題解決を図ることができるコミュニティ」と定義

はるみらいを繋がりの中核に。具体的にははるみ地域サポーター制度、オンラインコミュニケーションツールの導入

Q.聞いている限りだと、はるみらいが中心だよが結論、具体的に何をするのか?

A.何をするのかも含めて今後も議論していく。晴海フラッグの人を含めてこれから議論するので見守っていてください。どういう使い方をするか、まだ住民がどう使うかは見えてこない。

Q.はるみらいがハードとソフトの中心というのは分かった。具体的にどう使うのか?4年で結論がそれなのか。

A.はるみらいができて3ヶ月ほど、まだ具体的な動きない、各個別に個人が使っている。既存のサークルや町会自治会など。今後この繋がりが団体や形になると思う。区としては晴海まつりを来年度イベントとして開催したいと思っている、子どもから大人まで楽しめるように、団体の活動発表の場。

②晴海の交通環境について

4/15 江戸バス運行開始。選手村ルートBRTは2/1から運行済。都バス4/1ルート変更及び05-1 05-2増便。

Q.江戸バスは晴海5丁目ターミナルにバス停があるが、はるみらいに近いところに停留所を位置出来ないのか?

A.都バスBRTとの連携のため、ターミナル内の都バス側に設置。BRT停留所との供用は本数の関係で難しい。

Q.江戸バスが運行することになるが、既に黎明橋公園通り沿い、晴海レジデンス前は交通量が多い。西小の通学路ともなるが、信号機の設置は?

A.警視庁で信号機を設置しているが、交通量を加味しながら、今後の状況見て検討すると思われる。

Q.都バスの増便については、05-1.05-2以外は増便なし?また、どの程度増便?

A.05-1については平日20本強、祝日10本強増便。 05-2については平日、祝日共に10本強増便

Q.晴海レジデンス前については、嵩上げ工事の影響を受けている。実際にららテラスのところで事故が起きている。1日1件接触事故や何らかの事故が起こっている状況。これ以上江戸バスが入ったら更に危険になるのではないか。江戸バスが入ったらどうなるか危険度の検証はしたのか?

A.試運転して安全に通行できると判断している

Q.誰が安全だと判断し、責任は誰にあるのか?

A.日立自動車の判断、道路の幅員も取れているので工事中でも問題ない。

Q.とはいえ現実的に日々事故が起きている、そこに江戸バスを通すのか?実際に事故が起きたら責任が取れるのか?更に晴海西小中学校が開校する。本当に検証したのか?

A.毎日事故が発生しているという件については、月島警察署含めて確認する。運行ルートを決めるに当たっては現状の状態で判断。今後も日々変わっていくので確認する。工事があっても安全確保して通していく。

Q.BRTについて。新橋まで11分は確保出来てる?PTPSは実現出来ているのか?

A.今資料が手元にないが、概ね時間については問題ない。PTSPについては虎ノ門地区など一部の交差点で導入されてる

Q.連接バスの増便は?

A.東京BRTで検討

③水素ステーション開所及びまちびらきについて

晴海フラッグは分譲においては6割入居。

晴海水素ステーションは3月下旬開所。2階が会議室にもなってる、ワークスペースとしても。飲食は禁止。

まちびらきイベントを5月のどこかで開催。晴海埠頭公園及び地区内

Q.晴海の工事運送トラックの増加に伴い安全性の確認のため工事情報連絡会で地域の安全性、進捗状況を共有しようということでやってきた。工事も一段落したので連絡会としての役割果たしたのでは、今後は工事説明は個別対応でいいのでは。連絡会閉じていいか?

A.平成29年4月から21回、連合町会の要望に伴い開催してきたが、、再開発事業も終盤、まだ工事はあるがここで一旦区切りとする。変更が生じたら都度ご案内差し上げる。個別工事ごとにご案内。

Q.水素ステーション脇の側道のポイ捨てが多いのでちゃんと指導を。水素ステーションは事故起きたらどうする?

A.事故が起きないように設計している。ガソリンスタンドと同様に法律に基づき水素を扱う外側に壁、規定以上の厚さと高さにより安全基準を満たしている。

④晴海埠頭客船受入施設の工事について

駐車場は別途整備予定。工事車両は待機しない。工事は令和5年12月21日〜令和7年2月28日。地元の人が活用できるように動線を追加。

Q.喫煙所はどこに?

A.設置に変更はないが現在設計中

⑤旧晴海鉄道橋遊歩道化について

令和7年度夏に完成予定。バリアフリー設計、自転車走行禁止

Q.自転車走行については、物理的に柵とか設けるのか?車椅子は入れるが自転車は入れないとの表示必要では

A.両橋詰部に車止めなどピクトグラム表示

Q.安全性のためのライトアップ(照明設置)はするのか?

A.一定の照度確保する 顔見えるように。

Q.公園はいつ出来る?従来の春海橋は?

A.同時期に出来る。春海橋は現状と変わらない。

⑥橋梁名の決定について

道路管理上必要になるため命名

1号橋下の港湾局管理の土地の活用、基本設計の中で地質調査、条件の整理する。下の通行の安全性を確保し、プロムナード整備をしていきたい。

⑦晴海ふ頭公園モニュメント完成について

3/30よりライトアップ開始・防犯カメラも設置する。

説明が十分でなく、不足している中で、一部誤解のある報道により住民の皆様をご不安にさせてしまった。反省とお詫びを申し上げる。今回の事を反省に、今後大きな改修があるときは計画段階で早めにご報告する。

Q.監視カメラは何処に何台?

A.運用は指定管理者管理、全体が見れる噴水側とモニュメント近くに一つ。

Q.何か除幕式などはやるのか?一方的に都民のためになると設置をしたからには都知事などを呼んでやるべきでは。

A.カバーは保護用、除幕式ではない。まちびらきでイベントで何かしら盛り上がりが出来れば



【吉田副区長より締めの挨拶】

今後晴海地域においては臨海地下鉄、鉄道事業者が手を挙げこれから具体的な調査が始まる。晴海3,4丁目の間に新駅が出来るどういう駅を作るか、どういう広場と街を作るかをこれから検討していく。地下鉄のありよう、駅のありよう、こういう形で駅を考えてくれないかも作って訴えていく。

4月から晴海西小中、2棟のタワマンが更に加わる。その上で本当に晴海全体として足りないものがまだあるのではないか、まだまだ足りない部分がある。5月に築地の跡地の話が決まる、晴海通りについては銀座築地勝どき晴海が大きな影響受ける。交通問題含めて、事業者が決定したら、築地市場跡地計画の中身を知ってもらうために、スケジュールを調整して事業者に直接来て説明してもらう。その上で地元の生活にどう影響を与えるか確認してもらう。

まだまだ晴海は完成していない、これから作っていかなきゃいけない。みんなで話し合いながらやっていこう。出会いの場としてはるみらいについては活用して欲しいので、運営にガンガン意見欲しい。

【令和6年度予算】【区民費】晴海区民センター・はるみらいの活用、晴海フラッグ住民とのコミュニティ融合、晴海まつりの開催について等

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

連日の朝から晩までの予算審議もそろそろ中間に差し掛かっています。

次は区民費となります。主に私の質疑の中から抜粋します。

【晴海地区の公共施設整備について】

Q.いよいよ晴海フラッグの入居が開始し、区の公共施設整備も一段落した。最大で12000人が増える晴海地域において、①晴海区民センターに期待する役割や特徴は?またデザイン面も素晴らしいがそのコンセプトは?②はるみらいについても12月の開設以来個人としても非常に活用している。運営上の課題はあるか?

A.晴海区民センターについては肥大する行政需要に対応するため、防災面においても行政情報拠点として区内4つ目の拠点となる。晴海地域は現在人口が18,781人であり、この2か月で2552人が増えた。併設される保健センター、晴海図書館、認定子ども園を含めて子育て世帯や母子保健の拠点としてお年寄りも含めて相談出来るサテライト施設、文化・教育の拠点として、新たな晴海のシンボルとなることを期待している。

また、図書館部分が特徴だが東京2020大会のヴィレッジプラザの跡地として、ヴィレッジプラザに使用されていた木材を使い2020大会のレガシーを感じれるようなコンセプトでデザインをした。

はるみらいについては開設以来大変好評を頂いており、大きな事故はない。温暖浴ゾーンで子ども達が過ごし、ワーキングする人、トレーニングする人、思い思いの使い方をされている。課題としては稼働率の向上、またフリースペースのマナーという点で子ども達が走り回っているという苦情も聞いたことがある。

Q.晴海区民センターが出来る事により、防災面においても或いは平時の行政手続きだけでなく子育て世帯や図書館や子ども園を始めとするコミュニティの核としても非常に期待している。また、施設として東京2020のレガシーを残そうというコンセプトは晴海西小学校やはるみらいに共通するデザインとして感じられる。

はるみらいについては、私も週3でトレーニングルームに通いムキムキになってはきたが、レストランやワーキングスペース、或いはキッチンスペースや屋上のフットサルコートなど、様々な用途に合わせて様々な区民が毎日来れるようなつくりになっており、各スペースに人が集まっているのを私も見かける。多様な区民が行きかう交流センターとして重要な役目を担っている素晴らしい施設。

一方で、休日はレストランが順番待ち、キッズスペースも混みあうなど一定の混雑対策や利用ルールの周知は必要。駐車場対策も含めてどのように対応していくのか?また、平日の人通りがまばらでもあるため、平日に様々なイベントを開催するなど工夫をする余地はあるのでは?

A.利用客の平準化はなかなか難しいが、都度各施設においてルールを周知する。利用者の属性が違うため、平日は公園の代わりに利用する人も土日は家族連れなど多岐に渡るため利用者のニーズを分析する。イベントの開催については、今後事業者や地域住民と開催する連絡協議会の中で検討する。

【晴海地域のコミュニティ醸成について】

Q.晴海地区のハード面の整備は一段落したが、同時にソフト面での整備、つまりは新しい晴海フラッグ住民とどのように交流していくか、地域コミュニティの醸成も必要。本区においては、10年前から晴海地区の将来ビジョン実現に向けて検討を開始し、3年前には区民、事業者、区や団体で構成する晴海コミュニティ構想検討会議が設置され、議論がなされてきた。

しかしながら、昨年の晴海まちづくり協議会においても、結局何をするのか?何一つ具体化されておらず2年半何をやってきたのか?という厳しい意見もあった。最近会議は閉じたと聞いているが、結論はどうだったのか。

A.令和2年9月に設置され、持続的な晴海のコミュニティ、どういう街にしていったらいいのか12回会議を行った。具体的な結論は難しいが、はるみらいを拠点にしていったらという意見があった。次回晴海まちづくり協議会にて報告予定。

Q.12回会議を行って結論がはるみらいを拠点にしよう、ではそりゃそうだろうとしか言えないのだが、晴海フラッグの新規住民を含めてコミュニティの融合を図る、では具体的なスケジュールとしては晴海フラッグの自治組織が7月とか夏に出来るという話なのであれば、本年何月にイベントをやって盛り上げて、といった具体的な計画は出来たのか?例えばそれが晴海まつりなのか?

A.会議ではコミュニティの在り方を議論し、はるみらいを活用して地域活動を紡いでいく、既に住んでいる5丁目の方々とどのように一緒にやるかという協議をした。今後ははるみらい運営協議会に晴海フラッグ自治会も組成後に参加してもらい、どうつなぐかを協議していく。晴海まつりは直接の結論で打ち出した訳ではない。





【晴海まつりについて】

Q.それでは晴海まつりの概要について

A.区民の方々を含めた地域コミュニティの醸成として、はるみらいを活用する。地域の団体やサークル、太鼓団体のステージや神輿を展示するとか、縁日コーナーなどを想定している。具体的には地域の方と内容を協議していく。

Q.会場がはるみらいとの事で、内容的には文化祭のようなものを想像している。一方で規模が少々小さいのでは。晴海ふ頭公園や晴海フラッグの公開空地、ららテラスなどを巻き込んでもっと大々的にイベントも出来るのではないか?

A.晴海ふ頭公園等とは既に東京都の管理事業者とは話している。まずははるみらいで第一歩目を軌道に乗せ、今後周辺施設や公園との連携も含めて検討したい。

Q.出来れば子ども達も家族も一緒に楽しめるような企画を望むが他には考えていることはあるか?

A.スポーツを楽しめるイベントやJOCのパネル展示、体験型アトラクションとしてeスポーツが体験できるようにとも考えている。具体的にははるみらいの外壁にプロジェクションマッピングを投影し、子ども達が触るゲームなど。



晴海まつり、まだまだ検討段階のようですが、晴海地区を代表するようなお祭りに今後発展するよう願うと共に、私達で育てるという意識で盛り上げていきましょう!!

なお、東京湾大華火祭などまだまだ聞くことが盛りだくさんだったのですが、時間の関係で総括質疑に回す予定です。

【令和6年度予算】【企画費・総務費】全手続きの洗い出しとオンライン・キャッシュレス決済対応、防災体制整備、ペット同行避難の進捗について

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

連日予算特別委員会が開催され、令和6年度予算案の審議がなされています。

企画費・総務費の主なトピックスをお知らせします。

【広報、DX化】


【広報誌のリニューアルについて】

Q.今回の経緯について

A.広報誌のリニューアルについて、手に取って貰えるように伝わるように検討、区政世論調査では区の情報を受け取る手段として依然広報誌は40歳以上を中心に望まれている。特に区民の方の活動を紹介し、ご家族や知人にも読んでもらえるように地域活動への参加を目指していく。

【中央区HPの改善について】

Q.新着情報に出る時と出ない時があるが、その違いは?特に予算PRなどはすぐに乗せるべきでは?

A.各部署からHPやSNSの掲載依頼を貰い、広報課で確認の上で承認している。その際に新着に入れるかという項目チェック欄がある。

Q.外部専門人材の活用について

A.今回、広報業務を実務的に最前線でやってきた方を採用し、情報発信の課題を洗い出し、運用方法の見直しを行っていく

【住民情報システムの改修について】

Q.本予算の経緯について

A.閣議決定されたデジタルガバメント実行計画に基づき、現在各自治体でバラバラなシステムやサーバーを平準化し、無駄を省こうという動きがある。国で仕様書を作って各ベンダーが作る流れとなっており、期限が令和7年度末となる。例えば国が法改正をして申請書の形式が変わった場合など、国が標準仕様を作るので、今後手間や費用は削減出来る。また、標準化していく中で電子で申請可能なものには対応。

Q.全自治体が取り組むとなるとベンダー不足になる懸念もあるが、本区は大丈夫なのか?

A.結論から言うと現行システムのベンダーにお願いする方向なので、本区においては問題ないと考えている。一方で、人が不足することにより人的単価の上昇や回線費用が上がるのではという懸念もあり、国が言うほど費用は下がらない可能性はある。

【情報化基本方針の進捗について】

Q.現情報化基本方針は3か年計画の最終年、今後の見通しについて

A.現在改定作業中であり、3月中にお示しする。方針としては、キャッシュレス決済および電子申請の充実を重きに置く。「書かない窓口」から「行かない窓口」を目指し、区の全手続きの洗い出しを行い、可能なものは全てオンライン手続きに移行する。また、予約システム等電子で申請するものについても全て電子でオンラインキャッシュレスで支払えるように。



【防災】

【防災体制の整備について】

Q.能登半島地震を受け、現在23ある防災拠点でキャパは足りているのか?

A.現状、指針として人口の19.6%となる人数をカバー出来ている。今後備蓄の増強を検討しており、現在倉庫はいっぱいであるところ、毛布等かさばるものを更に増やすためには更なる場所の確保が必要。今後全ての区内施設を点検、調査する。

Q.区民の更なる主体的な活動支援について

A.防災訓練については令和5年度については前年度比約1.8倍の参加者となった。周知はより徹底していく。

Q.医薬品の確保は間に合っているか?

A.各拠点に3日分の医薬品は配備、不足するようであれば協定している薬剤師会や販売事業者からの運送により対応

Q.防災上の要となる本庁舎および災害医療拠点となる聖ルカ国際病院の非常電源について、何日間もつのか

A.中央区役所については、現在工事を行っており17時間→72時間に延長される。聖ルカ国際病院については先日話した限りでは、約11日分の医療電源を確保しており、優先すべき機器を選定、コンセント別に分けて運用をすると聞いている。また、病院と保健所間の道路と人の行き来、車の確保など対応も確認しているところ。

Q.災害時の支援協定を結んでいる5自治体について

A.災害時には常に状況は変わるので、予めではなく都度運送方法や配置など含めて連絡を取り合いながら必要な物資の確保を図る。

【マンション防災】

Q.本区のマンション防災の重視について

A.防災拠点の運営含めて全てのマンションにて防災自治組織が設立され、運用されるように進める

【ペット同行避難について】

Q.ペット同行避難の進捗状況について

A.各地の防災拠点運営委員会にペットも家族であり、出来る限りの対応を区から持っていき、最初は抵抗感もあったが令和5年4月現在においては23拠点中全拠点において保健所が調査に入り、ペット保護スペースを確保出来た。また11拠点においてマニュアルの整備を進めており、3拠点が整備済。避難用のケージ等も備蓄品として確保済。今後全拠点で実現出来るように進める

Q.大型犬の避難については?

A.ペットについては必ずケージに入れることを前提としているものの、ケージに入らない場合は築地川のわんわん広場にて受け入れる方向で調整中

Q.ペット同行避難の理解が進んだ点は望ましい。理想的には飼い主とペットが一緒に過ごせるペット同伴避難の実現について

A.区としても家族が一緒に過ごせる同伴避難は理想としているが、まずはペット同行避難の課題を解決してから、第一段階をしっかりしてから順次研究していく。

令和6年度ハッピー買物券、web受付は3/8正午から!!

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

補正予算案も通り、令和6年度ハッピー買物券(区内共通買物券・食事券)の詳細が公表されました!!

https://www.city.chuo.lg.jp/a0016/shigoto/sangyoushinkou/kaimonoken/hanbai.html

発行総額:26億円(プレミアム率30%

購入可能数:10,000円×5冊(65,000円分)/1人

対象者:令和6年3月24日時点で、16歳以上の区内在住・在勤者

申込方法:

■web申込(3月8日(金曜日)正午から3月24日(日曜日)午後4時まで

https://va.apollon.nta.co.jp/happykaimonoken2024/joho?no_redirect=1&MODE=before

■郵送(ハガキ)申込(3月8日(金曜日)から3月24日(日曜日)消印有効まで


〒160-0017 新宿区左門町16-1 四谷TNビル3階
(株)日本旅行新宿法人営業部内
「中央区ハッピー買物券事務局」


注記:ちらしのはがきを使用する場合でも、必ず63円分の切手を貼って投函してください。

※結果通知時期 4月中旬(予定)

発送時期:4月下旬~5月中旬(予定)



先週末に補正予算案が通過しましたので、早速のご案内となったようです。

プレミアム率発行や発行時期の前倒しは高く評価しますが、デジタルでの発行が未だにないという点等、やはり全区民が区内消費喚起に最大限寄与し、経済効果を最大にするためには改善すべき点も沢山あります。

先ずは区民の皆様全員が購入出来るように。

引き続きご意見等を頂ければ幸いです。