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【コロナワクチン接種】65歳以上の接種および医療機関での個別接種開始!

こんにちは、中央区のワクチン接種最新情報です。

85歳以上の方については、既に今月2日からワクチン接種がスタートしており、私の祖母も接種して参りました。

▶ワクチン接種の様子について

続いて75歳以上84歳以下の方、および65歳以上74歳以下の方の接種券発送、予約が開始されます。

・75歳以上84歳以下→5/14に接種券発送、5/15から予約開始

・65歳以上74歳以下→5/21に接種券発送、5/22から予約開始

全員分のワクチンが供給されますので、慌てずにご予約ください。



先日、接種会場を見に行くと、人だかりが出来ていました

そして、いよいよ指定医療機関による個別接種も本日、5/17から予約が開始されました。

個別接種については、指定医療機関に直接電話して頂く必要がございますので、ご注意ください

▶指定医療機関リスト

また、集団接種会場につきましては、引き続き平日聖路加国際病院、そして日曜日は各地域での持ち回りとなります。

予約方法が分からない!という方は、お気軽にご相談ください。

少しでもお力になれれば幸いです。

新型コロナ対策に関する緊急要望書を区長に提出しました

本日、会派「かがやき中央」※は緊急事態宣言の延長を受け、区民の皆様からご要望のあった事項を中心に要望書を取りまとめ、区長に提出致しました。

※会派名が変更になりました、所属議員等は変わっておりません。その件については後日お知らせ致します。



新型コロナウイルス感染症対策に関する緊急要望書(pdf)


 新型コロナウイルス感染症の急拡大と変異株の確認急増に伴い、令和3年5月12日以降も緊急事態宣言が延長されることとなりました。変異株の更なる広がりが懸念されますが、高齢者をはじめ全区民へのワクチン接種の確実な遂行が急務です。区施設の利用が一部再開されましたが、感染を予防・制御をしつつ、区民生活・福祉を重んじ、経済活動を維持・継続する中央区の支援を期待し、ここに緊急要望書を提出致します。迅速な実現をよろしくお願い申し上げます。

<情報発信>

〇中央区ホームページ、特設ページの適切的確な情報提供

施設の開閉状況や、感染者発生状況など、ホームページを見ても把握が困難であるという声が多い。リンク遷移を重ねず情報にアクセスし、把握できるように伝え方を改善すること

<各種会議、講演会などのオンライン配信>
〇オンライン開催など代替的な手段を用い、可能な限り開催すること。構成員の異論があれば耳を傾け、書面開催のあり方を慎重に議論すること。

<都立施設の開放>

浜離宮・晴海埠頭公園など公園・広場の開放を都に要請すること。

<図書館>

〇電子予約を幅広く告知し、ネットでの蔵書リクエスト電子書籍オーディオブックを早期に実施すること。

<高齢者の健康>

〇フレイル対策の確実な実施

「今、動けている」高齢者の健康維持が介護・医療予防として、更に重要となる。運動不足による体力低下を感じている独居高齢者に対してオンラインで個別に支援するしくみを緊急に構築し、適切に告知して情報を届けること。

<コロナウイルスワクチン接種>

〇集団接種

予約の支援や会場における待ち時間の解消など、安心して全区民が接種を受けられるよう遂行し、速やかに接種対象を全区民へと拡大していくこと。


〇個別接種

聖路加国際病院によるバックアップ体制を整えること。希望する施設には、ワクチン保管用超低温冷凍庫を配置するための助成制度などを構築すること。

〇ワクチンロスの防止

当日キャンセル分を効率的に振り分ける仕組みを確立しておくこと。次の対象者が見つからない場合においては、優先的に区職員や保育・高齢者・障害者施設職員、教員に回し、ワクチンの破棄は避ける体制を構築すること。

<自宅療養>
〇変異株による急変に備え、自宅療養者の経過観察において、酸素パルスオキシメーターの配付を徹底すること。

<子育て支援>

ベビーシッター利用支援事業の対象拡大

コロナの感染拡大を受け、幼稚園や保育園等の休園をはじめとした様々な理由により、家庭の保育が必要となっている。東京都令和三年度予算に対応した、未就学児全体、365日などの利用対象とすること。

<小学校・中学校>

〇臨時休業に備えたオンラインによる同期型授業ホームルームの試行

平常時の運用が備えになるため、オンラインホームルーム同期型の授業をすぐに取り入れ、実践を重ねていくこと。

〇自主休校を選択した児童・生徒に対して、オンラインのコミュニケーションを欠かさず、学びの保障をすること。

〇事故けがの防止、不登校・いじめ対応
 昨年度は、学校・幼稚園における児童・生徒の骨折をはじめ事故が、特に授業中・保育中において増加した。いじめは減少したものの不登校は大幅に増加した。それぞれに対する、発生の予防、発生時のすみやかな対応に尽力すること。
 
校庭開放

公園で遊ぶ子ども達に向けて罵声を浴びせたり、通報したりと危険な状態が続いている。子ども達が安全に健康に遊び育つ場として、至急、校庭開放をすること。

<SAFETY CHUO>

〇昨年7月、新型コロナウィルス対策を区内飲食業関係6団体と区が協力して進めることを目的として、結成された「SAFETYCHUO」。昨年は消毒液やマスク、検温器の支給等、衛生面での支援が中心であった。飲食業業界は、いまだ休業や時短営業の対象となる等、厳しい状況にある。今年度も、状況に応じて、必要な支援・助成を行うこと。

<緑地活用>

民間(デパート等)の屋上緑地を利用して子ども達が自然と触れ合う機会をつくること。

                                 以上

かがやき中央

青木かの

高橋元気

小坂和輝

高橋まきこ

今後も区民の皆様からの声を本区に届け、
それだけでなく実現まで進むように活動して参ります。

ご意見・ご要望はいつでもお寄せください!!!!

【コロナワクチン接種】聖路加国際病院のワクチン接種運営体制は素晴らしい!祖母、母の実体験の声

こんにちは!

中央区は5/2からまずは85歳以上の高齢者の方を対象に、コロナワクチン接種がスタートしています。

中央区新型コロナワクチン接種サイト

そして早速ですが、区内在住の祖母(93歳)が実際にワクチンを接種してきました!

これは付き添いをした母からのレポートですが、聖路加国際病院のワクチン接種の運営体制を絶賛しておりました。

以下、母の感想です。


4時からの予約。3時50分までは、タリーズ一角の専用待合コーナーに案内される。

3時50分に受付カウンターへ移動、窓口は学術センターの一階に5個並んでる間に、スタッフの方が書類チェック。

空いた窓口に通され、書類やお薬手帳などあったら出してと言われ、番号札をもらいます。

先へ進むと問診コーナー、ここも3〜4箇所しきりがあって空いたところにどんどん通される。

終わると接種コーナーへ。

ここもスタッフがどんどん空いているところを案内してくれる。

接種コーナーも4箇所くらいあった模様。

医師が最終確認してる間、他の人が注射器を運んできて、確認終わり次第注射

それが終わると左に用意された接種後待機コーナーに案内され(曲がるだけ。隣の部屋)

接種が終わると15分後の時間を大きく書いた紙を渡される。

待機コーナーには医師とナースとスタッフの方と大きな時計があった。

そこは本人しか入れなく、付き添いは外で待つ。

時間になるとスタッフが教えてくれて出てくる。

最後、2つあったカウンターを通らないと出れないのだけど、そこで接種済みスタンプ次回の予約について、それから接種後何かあった時の連絡先を渡されてお終い。

4時に受付して4時半には出れたという手際の良さ。

スタッフの方が多くいて、ナースも医師もきちんといてスムーズに運んでるなという安心感がありました。全く混乱なし



ボランティアスタッフは全員番号付きのビブスをつけてた。

男性も女性も優しくて丁寧でキビキビしてた。

受付もスタッフの方々だと思うがプロみたいだった。

合間合間を医師やナースさん達がきっちり決めて、連携が取れていた。2日目とは思えないよっぽどトレーニングしたと思う。お見事でした。

帰りの最後の窓口の人につい素晴らしい運営でしたね、と言ったら、嬉しそうにニコッとありがとうございます、と言われたよ。☺️



あの母がここまで褒めるとは・・・・と思いつつ、本当に素晴らしい運営体制だったようで、相当なトレーニングをされてきた様子が見えたとの事でした!!

本当に医療関係者の皆様、ありがとうございます。

今後区内在住17万人のワクチン接種完了を想定し、相当にトレーニングされてきたのだと思います。

頭が下がります、とても安心しました。

そして、誇りに思います。

皆様も是非ご感想があれば、若しくは医療関係者の方々への感謝などがあればお寄せください!!



Youtubeでの情報発信にも力を入れています!
最新のニュースや中央区に関する情報、政治家になるための情報チャンネル「HowTo政治家」などをお届けしています!


毎日の励みになりますので是非チャンネルのご登録をお願いします。m(__)m

【コロナワクチン接種情報】中央区85歳以上の方へのワクチン接種予約開始!今後の見通しは?

こんにちは!

本日から、中央区では85歳以上の高齢者の方(4651人)を対象にワクチン接種の予約が開始されました。

まずは聖路加国際病院での集団接種が原則となります。

私の祖母も無事予約出来たようで、WEB予約については特に混乱はなかったとのことです。(分かりづらいというクレームはありましたが)

また、電話予約については若干繋がりにくい状態になっているとのことですが、予約は現時点ではいっぱいとなっている状況ではないとのこと。

さて、今後の見通しが本日のコロナ対策特別委員会で示されました。

中央区は65歳以上の方が25,196人になります(令和3年4月1日現在)

今後の見通しとしては5/10の週にワクチンが17箱(約19890回分)届くとのことです。

(前回は中央区が6箱しか要望していなかったこともあり、4箱に留まりましたが、段々と供給体制が整いつつあるようです。)

これにより、65歳以上の方はほぼほぼ5月中には1回目の接種は打ち終えることが出来るのではと思います。

65歳以上の方の2回接種が完了するのは、7月中の見通しであるとのことです。

現状では集団接種を原則とし、個別接種の準備が整えば各医療機関での個別接種も開始されるとのことです。

また、区立認可保育施設等への登園自粛要請についても答弁がありました。

こちらについては大変多くの方から反響がありました。

担当課によると、現状で保育施設等で園児を含めたクラスターが発生してしまった事もあり、子どもたちを守るために自粛のお願いをしたが、ご自宅での保育が難しい場合は家庭状況に応じて今まで通り子どもを預けることが出来るとのことです。

最新情報が入り次第、改めてご連絡します!!

ハッピー買物券2021間もなく販売開始!!お忘れなく!!

こんにちは!!

中央区は区内共通買物券・食事券(ハッピー買物券)の販売を発表致しました。

対象者:16歳以上の区民及び区内在勤者

申込方法:WEBまたは郵送

申込期間:令和3年4月30日~5月14日

販売金額:1冊1万2千円分(500円券24枚つづり)の買物券を1万円で販売(20%プレミアム)※購入は1人5冊まで

発送時期:6月下旬

今回、特徴的なのはクレジットカードによる決済が出来るようになった点ですね!!

前回、総額6万円の金券を代引きは流石に怖いというご意見もありました。WEBからの申込と併せて簡単になりました。

※郵送申し込みの場合は代引きのみですので、ご注意ください。





予約は4月30日からですのでご注意ください!!!



あとは取り扱い店舗の更なる拡大も要望したいところです





また、購入対象者を16歳以上に限定している必然性は私はないと思います。慣習だから、などという理由ではなく、子育て世代の方々を助けるためにも年齢制限の撤廃を求めます。

なお、これまで委員会の中で本区に対して年齢制限の理由を質問したところ、「買物券は経済対策であり福祉政策ではないため」という回答でした。

なんにせよ、お買い求めをお忘れなく!!!

YOUTUBE登録もお忘れなく!!

中央区、区立認可保育施設等への登園自粛を要請

中央区は23日、区内の保育施設において職員・園児18名が陽性となるクラスターが発生したことなどから、


令和3年4月26日(月)~6月30日(水)までの間

認可保育所認定こども園(阪本)、小規模保育事業、居宅訪問型保育事業等において、登園の自粛を要請した

なお、保育料については、登園自粛した日数に応じて、保育料等を月単位で日割り計算。差額については3カ月後の保育料等に充当するとのこと

変異株ウィルスについては乳幼児にも感染すること、その多くは無症状であることを理由としていますが、私はこの決定に疑問を持っています。

厚労省は変異株と従来株は、子どもへの感染力は変わらないと発表をしています。

変異株 子供の感染リスク従来型と変わらず


また、23区を見ても自主的に登園自粛を呼び掛けている自治体はありません。
今回、いくらクラスターが発生してしまったとはいえ、少しビビり過ぎではないでしょうか。

また、厚労省は方針として自治体に対して原則的に保育所は開所するように求める方針のようです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d62a11615bd7194d64b4dd19f4667fbbe5dec52e

なお、6月30日までに設定した根拠ですが、本区は保育施設の感染防止対策の更なる徹底のため2カ月間が必要としています。

共働きが多い中央区だけに、この対応は評価が分かれそうです。

YOUTUBE毎日投稿中です!是非チャンネル登録をお願いします

【区民文教委員会】区立小学校・月島地域(晴海)の学区割変更も?

先日区民文教委員会が開催されました。

中央区は全体的に児童数が増加しております。

令和3年度の児童数は以下の通り

1年生は152人、2年生は64人、3年生は74人、4年生は61人、5年生は70人、6年生は98人増加しています。

合計では1年で519人増加している状況です。

そして中央区は国の方針に基づき、令和3年度から段階的に1学級を35人以下とする予定ですので、このままでは、以下の小学校が教室数が足りなくなると想定をしております。

中央小学校(令和6年度)
日本橋小学校(令和11年度)
有馬小学校(令和7年度)
月島第一小学校(令和9年度)
月島第二小学校(令和8年度)
豊海小学校(令和9年度)
晴海西(仮称)小学校(令和10年度)


上記は学校のこれまでの増改築計画を踏まえた上での予測です。
また、特認校の人気も増しておりますが、そちらでの吸収にももちろん限界があります。

特に月島第三については、オリンピックの延期に伴い晴海西(仮称)小学校の開校が延期されましたので、対応が必須になります。

晴海3丁目、4丁目、5丁目の学区割を臨時的に変更する可能性も視野にいれて検討がされるとのことです。

【コロナワクチン関連最新情報】どうやったら受けれるの?中央区は4/26の週から高齢者接種開始予定

こんばんは!

本日はコロナワクチン接種の最新情報です。



全国的に医療従事者および高齢者を対象に、コロナワクチンの接種が開始されております。

中央区においては4月26日の週及び5月3日の週に計4箱(3,900回分)のワクチン(ファイザー社)が配分されると発表がありました。

中央区新型コロナワクチン接種特設サイト

そもそもワクチン接種の流れについておさらいしましょう!!

まず、接種については国の審議会が定めた優先順位に従って進められます。

妊婦の方子どもの接種については、安全性や有効性の情報などを見ながら、国の審議会等で検討されます。
なお、接種順位は国が決定することになっており、⾃治体による違いや特別な優先接種の仕組みはないとのことです。

現在中央区は、医療従事者が順番に接種している状況です。

また、中央区の接種方法については、指定医療機関による「個別接種」を基本とし「集団接種」についても準備します

接種は原則、2回接種となります

今後の流れとしては、まず区からの接種券の配布を待った上で、接種予約が必要とされています。

さて、前述の通り、中央区は最初の2週間で3900回分のワクチンを確保していますが、2回接種を基本としていますので、約2000人分しか届きません。


ここで、中央区の65歳以上の高齢者の数は25,196人になります(令和3年4月1日現在)

接種券を順次配布するとしていますが、この状況では当然ながら予約の争奪戦になる可能性もあり、高齢者だけでもどのように接種していくのか、区の方針の決定が待たれています。

また、23区内のワクチン配布数を比較すると、最も多い葛飾区が47箱なのに対し、最も少ない港区、品川区、豊島区、荒川区は3箱です。

都によりますと、配布数はそれぞれの高齢者の人口に加えて、区市町村があらかじめ希望した数に応じて決められているため、差が出ているということです。

それでは中央区は最初から少なく希望していたのか?この点は確認します。


また、北区は、都に対し51箱を希望していましたが配布されるのは31箱に決まりました。

接種できるのはおよそ3万回分と想定していたより少なかったため、接種の対象を想定していた65歳以上から75歳以上に変更することを検討しています。

ちなみに中央区の高齢者を75歳以上に限定すると12,865人

80歳以上になると8100人になります。

年齢制限を引き上げるのか、何れにせよ方針が必要でしょう。



ちなみに世界のワクチン接種回数(累計)は以下の通り、日本は自国開発が出来なかった弱みはありますが、素早く国内接種が出来るように体制を整えて頂きたいと思います。

YOUTUBE更新も続けてます!!

それではまた!!

【令和3年第一回定例会一般質問】中央区に動物愛護・動物福祉(アニマルウェルフェア)の精神を問う

こんばんは!!


前回から遅くなりましたが、一般質問の後半戦です。

前半(中央区パートナーシップ制度の導入について)はこちら

▶録画放送はこちら

▶質問原稿全文はコチラ



【動物愛護・動物福祉(アニマルウェルフェア)について】




中央区においては令和2年12月末時点において飼い犬の登録数は6280頭におよびます。

街中を観れば飼い犬と自由に散歩を楽しむ風景が広がり、ドッグランや近くの公園では飼主の方同志が談話をする温かい光景が見られます。

私も愛犬を本当の家族として迎え一緒に暮らす一人として、素晴らしい街であると感じております。



さて動物愛護の先進国というとドイツやイギリス、スイス等の欧米諸国やオーストラリアなどが挙げられます。

これらの国はしっかりと動物愛護の精神を法律や条例で明確にしております。例えばスイスではすべての犬にマイクロチップを埋め込み、中央データベースへの登録を義務付けることにより犬の違法取引を抑制しています。ドイツではティアハイムと呼ばれる民間の動物保護施設で犬たちは保護され、整った生活環境で暮らしながら新たなドッグオーナーとの出会いを待っています。このような欧米諸国ではペットショップ自体もほとんどなく犬・猫の殺処分ゼロを実現している国だと言われています。



こうした欧米諸国で定着しているのは、アニマルウェルフェアという概念です。

直訳すると「動物福祉」ですが、これは「人も動物も満たされて生きる」という概念であり、畜産にあたり、動物が不必要な苦痛やけがを負うことを避け自由な行動を約束した快適な飼育環境で飼育する生産システムを指します。

EUでは犬・猫や家畜など人間の飼養下にある動物に限らず、野生動物を含めた全ての動物を対象に致傷行為などを禁止し、飼主など責任を有する者が動物に適切な環境・食事などを与えていないと判断される場合、または動物が苦痛を受けていると判断した場合、検察官が改善などの措置を講ずることが出来るものとしています。

日本においてもこれらの国際協定に加盟しておりますが、動物保護団体ワールド・アニマル・プロテクションが作成した動物保護指標によると、A~Gの7段階評価で、日本は2020年にE評価を受けています。理由としては日本の動物愛護法は、もっぱら愛玩動物を対象としており農用目的で飼養される動物に適用されないこと、小中学校でのアニマルウェルフェア教育が行われていないこと等が挙げられます。また、最近ではオリンピックの選手団約10名東京大会のアニマルウェルフェアの基準が低すぎると抗議し、改善要求の声明を出すという事案が発生しています。



このような欧米諸国と日本の動物愛護精神における決定的な違いは、簡単に言えば意識の差です。 例えばドイツでは犬を飼うときに徹底した、しつけ・トレーニングを行います。そのため電車やバスなどの公共機関も犬と一緒に乗ることが出来ます。人間が子どもを教育する感覚で当然のようにトレーニングスクールに通わせます。また、

6時間以上の犬の留守番は虐待となり、

1日最低2回、計3時間以上屋外へ連れて行かねばならない

など厳格な法律が施行されています



そして、街中では動物愛護福祉団体等による広告がテレビの新聞や電車の広告欄に溢れ、明るい音楽と共に動物福祉が身近に感じられるようになっています



さて、中央区は前述のとおり東京オリンピック・パラリンピックが開催される国際都市になります。どのような開催形態になるかはまだ分かりませんが、その際に良い意味でも悪い意味でも動物愛護に関する文化の違いというものを目の当たりにするでしょう。

一方で現状において本区におかれましても、様々な施策を実施されています。

その施策を中心に何点かお伺い致します


Q.1

動物愛護およびアニマルウェルフェアに関する本区の基本的な考え方や今後の施策についてお考えをお聞かせください。
また、小中学校における教育の面において動物愛護やアニマルウェルフェアの概念を教えていく必要があると思いますが、現状の実施状況を教えてください

本区としては動物愛護法に基づく国の指針に従い、動物との共生推進員制度をはじめ、動物愛護講習会や犬のしつけ方教室を開催するとともに、区のおしらせ、HPによる周知やリーフレットの配布などの普及啓発を積極的に行っている。動物を命あるものとしてその尊厳を守り、大切に扱うというアニマルウェルフェアに通じるものと認識している


Q.2

区民の意識向上という観点や、外国人観光客へのアピールも含めて区内掲示板や江戸バス等交通機関に動物愛護・動物福祉に関する広告等も積極的に掲載してはどうか。
また、譲渡会のお知らせなどについてもLINE公式アカウント等区の公式SNSを活用して発信してはどうか.

区内掲示板や江戸バスへの広告提出については現在のところ考えていない。譲渡会など具体的な取り組みの周知については各種SNSやLINE公式アカウントを活用する方向で調整を行っている


Q.3

現在定期開催がされている犬のしつけ方教室の定員拡大や開催頻度の増加を提案致しますが、本区のお考えをお示しください

犬のしつけ方教室は例年20人定員であったが、コロナ禍の影響で半分に減らしていた。例年の定年であれば対応可能と考えている


Q.4

災害時における各防災拠点の避難所のペット同行避難について、令和2年第一回定例会の答弁の中で、各拠点運営委員会と個別に協議を進めていると答弁されているが、その後の進捗について、現状の各防災拠点運営委員会との検討状況と、全ての防災拠点においてペット同行避難が可能となる見通しであるかどうか

ペット同行避難の進捗については、23の拠点のうち、約半数の防災拠点運営委員会で検討作業を進めており、4つの拠点では暫定的なマニュアルが策定済。引き続き全ての防災拠点でペットの受け入れが可能となるよう働きかけを行っていく



以上が答弁の内容になります。

もちろん、区の施策としては特に犬猫に関する地域の課題解決の対応が中心となることは仕方ありません。


しかしながら、ペットだけでなく、全ての動物たちを尊重する、そのような優しさのあふれる街になって頂きたいですし、国際都市として尊敬されるような文化を醸成していかなくてはなりません。

街中で動物愛に溢れた広告や譲渡会のお知らせの広告が溢れるような、教育とともにそのような周知啓もう活動を行って欲しいと思います。



最後になりますが、私にとっては愛犬は家族です。

前回、家族には様々な形がある、それが多様性であると話しました。

今回、私が多様性を認め合う社会、LGBTQの問題および動物愛護・動物福祉の問題を取り上げさせて頂いたのは、

東京オリンピック・パラリンピックの開催を目前とした今だからこそ、国際都市として五輪憲章に基づいた多様性と調和を尊重し、新しい国際常識を積極的に推進する中央区になって頂きたいからです。

このコロナの大変な状況の中だからこそ、全ての人に、全ての命あるものに夢や希望を与える街になって欲しい。

そのために私たちは声なき声にこそ耳を傾けるべきだと思います。

今苦しんでいる人がいます。人だけではありません、犬や猫たちもそうです。

私たちが大切にする家族には様々な形があります。私も家族を愛しています。

あらゆる家族の形が尊重され、幸せに暮らせる未来を願って

質問をさせて頂きました。

ご清聴誠にありがとうございました。

毎日Youtube投稿も25日目!!結構続いてます。応援チャンネル登録よろしくお願いします!!

【令和3年第一回定例会一般質問】多様性ある社会の実現へ、中央区版パートナーシップ制度の導入を!

こんばんは!!

本日、中央区議会は予算特別委員会における令和3年度中央区各会計予算の審議が一段落しました。

一丸となってコロナの状況を乗り越えましょう。

さて、令和3年第一回定例会にて一般質問に登壇しました。

▶録画放送はこちら


このコロナの状況下で、多くの方々は「家族」と過ごす時間が増え、家族の大切さを改めて実感したのではないでしょうか。

現代社会において、あらゆる家族の在り方を認め、多様な形を尊重して全ての方々幸せに暮らすため、私は次の事項を取り上げました。

▶質問原稿全文はコチラ

・多様性を認め合う社会の構築について

・動物愛護・動物福祉(アニマルウェルフェア)について

本日は「多様性を認め合う社会の構築」についてです

先日、同性婚に関する衝撃的な判決が出ました。


そもそも日本では同性婚が憲法上も法律上も認められておりません
しかしながら、海外ではLGBTQの方々の人権を守るための活動が進んでおり、法律で同性婚を認める国が出てきております、台湾も2019年5月から同性婚を認めました。


開催が延期されている東京五輪の基本コンセプトの一つが「多様性と調和」であり、五輪憲章には「性的指向による差別の禁止」が盛り込まれています。

また、Sustainable Development GoalS いわゆるSDGsのゴール達成のための目標5番の「ジェンダー平等」、そして目標17番の「パートナーシップで目標を達成しよう」に該当します。


日本でもセクシュアルマイノリティへの理解は少しずつ社会で広がりを見せています。

国が動かないのであれば、自治体がそれに代わる制度を導入しようという動きが、「パートナーシップ制度」になります。

パートナーシップ制度は地方自治体が戸籍上同性であるカップル、または様々な事情により婚姻をすることが出来ない事実婚のカップルあるいは婚姻という形を選ばないカップルに対して、二人のパートナーシップが婚姻と同等であると証明することにより、公営住宅への入居や病院で家族としての扱いを受けられたりと、法律婚に近い権利や待遇を受けられる制度です。

また、当事者たち自身が「受け入れられている」という気持ちをもてる、という意味でも大きなメリットがある制度です。


渋谷区と世田谷区ではじまったパートナーシップ制度は、2021年2月現在では都内ではお隣の港区も含めて10自治体、国内では74自治体が導入を決めております。 また、昨年9月に区議会議員による同性愛者に対する差別的発言が騒動となった足立区では、双方または一方と同居する未成年の子どもも対象となるファミリーシップ制度」の導入に向けて話し合いが進んでおります


このコロナ禍の状況の中だからこそ、家族として認められないことにより困る当事者の方々がいらっしゃいます。

例えば、公営住宅、民間住宅で入居が拒否されてしまう。病院で病状説明に同席出来ない入院や手術の同意書にサインが出来ない面会が出来ない

災害時には情報照会が出来ない避難所や仮設住宅を同一世帯として利用が出来ない。また、保険の受取人になれないなど様々な制約が課されてしまいます。


先日、区内在住の当事者の方からも制度の制定を望むとご相談がありました。最も大事なことはまず地方自治体が、当事者の方に寄り添っていると姿勢を見せることではないでしょうか。

更に言えば、東京オリンピック・パラリンピックの開催が予定されています。東京都は令和元年12月に「性自認および性的指向に関する基本計画」を策定しました。ただでさえ選手村が設置され世界から注目される本区において、五輪憲章やSDGsの基本理念に基づいた本制度を整備していないという事実自体が、マイナスの国際評価を受ける可能性があります。


Q.1

「パートナーシップ制度」または「ファミリーシップ制度」の導入について区長の考えは?

家族として認めて欲しいという想いは尊重されるべきではあるが、自治体ごとの要綱に基づいたパートナーシップ制度は法令に根拠を持たないため、その証明の効果や実効性など法的拘束力に課題がある。また、婚姻の在り方や家族観などについても国民の議論が必要であり、国が検討するべき問題である。




「株式会社LGBT総合研究所」が行った2019年の意識調査によると、日本におけるLGBTQ・性的少数者の割合は約10.0%(有効回答者数は34万7816名)であるとされています。これは他国と比較しても高い傾向にあります。

性的少数者の存在は極めて可視化することが難しい一方、性的少数者の若者は異性愛の若者に比べて自殺未遂率が3倍~6倍高いとの調査結果が出ています。

教育的視点から、幼少期からの理解促進、偏見解消、いじめ削減への取り組みを行うことが最も重要であると考えます。


Q.2

区内公立小学校・中学校における発達段階に応じて、LGBTQ教育という視点からはどのような教育を実施しているか?

また、標準服の選択制を導入する予定はあるか?

各小中学校では、発達段階に応じて様々な人権教育を行っている。
標準服の選択制については、校長を中心にPTA,保護者、卒業生や地域の方々が話し合いの中で理解を深めながら決定していくべきものであると考えている。


埼玉県の越谷市では「性的少数者に配慮した対応ガイドライン」を制定し、教育および周知を行っています。同じ埼玉県の吉川市では区の公式HPに性的少数者に関する相談案内を載せ、自治体の専門相談窓口を設置しております。 このように区として前向きに取り組んでいる姿勢を見せるためにも、職員および教職員に対して他自治体の状況や動きを研修して欲しいですし、何より当事者の方の声を聞いて欲しいと思います。また併せてHP等における広報活動を積極的に行って頂きたいです。


Q.3

性的少数者への理解や対応方法も含めて、区の職員・教職員に対してはどのように研修を行っているか教えてください。また、専門相談窓口の設置なども含めて積極的な対応を要望致します。併せて区の公式HPや各種公式SNSアカウントで積極的な発信を行うべきと考えますが、区のご見解をそれぞれお示しください。

区職員に対しては、平成二十九年度よりハラスメント研修の中に性的マイノリティに対する理解を深める研修を実施している。また、今年もトランスジェンダーの方を講師とした講演会を開催している。教職員に対しても児童・生徒に寄り添った対応をするためのグループワーク等を実施している。


相談窓口の設置については、人権相談や保健所・保健センターのこころの相談、女性センターなど各種相談窓口にて受けている。区のホームページなどえもイベント開催などの機会を捉えて情報を発信している。




以上が答弁の内容です。

まず、パートナーシップ制度は実行力がない、国で議論すべき問題であるとした点が非常に残念です
同性婚禁止違憲訴訟の判決文にもありましたが、自治体が率先して制度を整えていくことには大きな意味があります
また、民間に協力を依頼出来ること自体、大きな効力を持ちます。
また、社会から認められていないと悩む性的マイノリティの方々にとっては心の支えにもなります。

制度を整備することに多額の予算も必要ありません。
区民の方からも、制度が整備されている他自治体への引っ越しを検討されているという声も聞きました。
オリンピックを迎える国際都市として、本区の考えは非常に残念です。


教育の面においても、積極的にLGBTQ教育を実施するべきです。多様な生き方があり、それが普通なんだよとメッセージを送ること自体が大切です。また、そのどうしても表面化出来ない声を助けるため、専門窓口も絶対に必要です



3年前から毎年、各会派がパートナーシップ制度の導入を質問してきましたが、全ての答弁が昨年、一昨年の答弁と全く変わりません。
少しずつでも、意識が変わるよう、声を引き続き届けられたらと思います。



それでは本日は以上です!!!

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