本日、会派「かがやき中央」※は緊急事態宣言の延長を受け、区民の皆様からご要望のあった事項を中心に要望書を取りまとめ、区長に提出致しました。
※会派名が変更になりました、所属議員等は変わっておりません。その件については後日お知らせ致します。
新型コロナウイルス感染症の急拡大と変異株の確認急増に伴い、令和3年5月12日以降も緊急事態宣言が延長されることとなりました。変異株の更なる広がりが懸念されますが、高齢者をはじめ全区民へのワクチン接種の確実な遂行が急務です。区施設の利用が一部再開されましたが、感染を予防・制御をしつつ、区民生活・福祉を重んじ、経済活動を維持・継続する中央区の支援を期待し、ここに緊急要望書を提出致します。迅速な実現をよろしくお願い申し上げます。
記
<情報発信>
〇中央区ホームページ、特設ページの適切的確な情報提供
施設の開閉状況や、感染者発生状況など、ホームページを見ても把握が困難であるという声が多い。リンク遷移を重ねず情報にアクセスし、把握できるように伝え方を改善すること。
<各種会議、講演会などのオンライン配信>
〇オンライン開催など代替的な手段を用い、可能な限り開催すること。構成員の異論があれば耳を傾け、書面開催のあり方を慎重に議論すること。
<都立施設の開放>
〇浜離宮・晴海埠頭公園など公園・広場の開放を都に要請すること。
<図書館>
〇電子予約を幅広く告知し、ネットでの蔵書リクエスト、電子書籍、オーディオブックを早期に実施すること。
<高齢者の健康>
〇フレイル対策の確実な実施
「今、動けている」高齢者の健康維持が介護・医療予防として、更に重要となる。運動不足による体力低下を感じている独居高齢者に対してオンラインで個別に支援するしくみを緊急に構築し、適切に告知して情報を届けること。
<コロナウイルスワクチン接種>
〇集団接種
予約の支援や会場における待ち時間の解消など、安心して全区民が接種を受けられるよう遂行し、速やかに接種対象を全区民へと拡大していくこと。
〇個別接種
聖路加国際病院によるバックアップ体制を整えること。希望する施設には、ワクチン保管用超低温冷凍庫を配置するための助成制度などを構築すること。
〇ワクチンロスの防止
当日キャンセル分を効率的に振り分ける仕組みを確立しておくこと。次の対象者が見つからない場合においては、優先的に区職員や保育・高齢者・障害者施設職員、教員に回し、ワクチンの破棄は避ける体制を構築すること。
<自宅療養>
〇変異株による急変に備え、自宅療養者の経過観察において、酸素パルスオキシメーターの配付を徹底すること。
<子育て支援>
〇ベビーシッター利用支援事業の対象拡大
コロナの感染拡大を受け、幼稚園や保育園等の休園をはじめとした様々な理由により、家庭の保育が必要となっている。東京都令和三年度予算に対応した、未就学児全体、365日などの利用対象とすること。
<小学校・中学校>
〇臨時休業に備えたオンラインによる同期型授業やホームルームの試行
平常時の運用が備えになるため、オンラインホームルームや同期型の授業をすぐに取り入れ、実践を重ねていくこと。
〇自主休校を選択した児童・生徒に対して、オンラインのコミュニケーションを欠かさず、学びの保障をすること。
〇事故けがの防止、不登校・いじめ対応
昨年度は、学校・幼稚園における児童・生徒の骨折をはじめ事故が、特に授業中・保育中において増加した。いじめは減少したものの不登校は大幅に増加した。それぞれに対する、発生の予防、発生時のすみやかな対応に尽力すること。
〇校庭開放
公園で遊ぶ子ども達に向けて罵声を浴びせたり、通報したりと危険な状態が続いている。子ども達が安全に健康に遊び育つ場として、至急、校庭開放をすること。
<SAFETY CHUO>
〇昨年7月、新型コロナウィルス対策を区内飲食業関係6団体と区が協力して進めることを目的として、結成された「SAFETYCHUO」。昨年は消毒液やマスク、検温器の支給等、衛生面での支援が中心であった。飲食業業界は、いまだ休業や時短営業の対象となる等、厳しい状況にある。今年度も、状況に応じて、必要な支援・助成を行うこと。
<緑地活用>
〇民間(デパート等)の屋上緑地を利用して、子ども達が自然と触れ合う機会をつくること。
以上
かがやき中央
青木かの
高橋元気
小坂和輝
高橋まきこ
今後も区民の皆様からの声を本区に届け、
それだけでなく実現まで進むように活動して参ります。
ご意見・ご要望はいつでもお寄せください!!!!