令和5年度中央区予算案が発表!公立小中給食費無償化、子ども医療費助成拡大など

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

昨日、中央区は令和5年度予算案を発表しました!

https://www.city.chuo.lg.jp/a0003/kusei/kouhoukouchou/press/230207.html

https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/setumeisiryou.pdf
https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/setumeisiryou.pdf
https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/setumeisiryou.pdf
https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/setumeisiryou.pdf

注目はやはり学校給食費・保育所等副食費の無償化子ども医療費助成拡大となります。

これまでどちらも一般質問や委員会にて取り上げてきましたので、嬉しい限りです。また、会派として他にも様々な意見が反映されている印象を受け、個人的には評価しております。

さて、一つ一つダイジェストで見ていきます。

https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/gaiyou.pdf
https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/gaiyou.pdf

一般会計の予算規模は1483億9,376万 4千円で前年度比18.9%増(1,248億 1,836万 3千円)の過去最大規模となりました。

注目すべきは歳入の伸びです。

特に区民税は10.0%増341億円、約31億円伸びています。

これまで特別区民税は人口増加を背景に毎年20億円前後伸び続けてきましたが、最大規模の伸びです。

そして都区財政調整制度による特別区交付金も前年度比16.8%増230億円を見込んでおり、33億円伸びています。

1年間で税収入が純粋に66億円増えているという財政状況となります。

https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/gaiyou.pdf

歳出につきましては、主な施策を紹介していきます。

https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/gaiyou.pdf

民間指定喫煙所の整備支援は私も力を入れるべきと主張してきたので、非常に良いニュースです。

https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/gaiyou.pdf

帯状疱疹ワクチン任意予防接種の一部助成特定不妊治療医療費(先進医療分)の一部助成につきましても、会派としてこれまで取り上げてきた事項です。

https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/gaiyou.pdf

保育定員の拡大は続けていくとして、地域差年齢差による待機状況については引き続き注視していくべきでしょう。

https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/gaiyou.pdf

そして学校給食費および保育所等副食費を無償化します。

所得制限や年齢による制限はありません。

https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/gaiyou.pdf

先日一方を届けた子ども医療費助成の高校生までの拡大もこちらに含まれます。また、個人的に嬉しいのは養育費確保支援事業、但し、よく見ると未払いで困っている方への立替や代理徴収までは含まれていません、この点は追及すべきですね。

https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/gaiyou.pdf

民間学童クラブの誘致につきましては、1事業者3クラブ(最大120名)と方針が拡大されました。

昨年の一般質問で、いや1年間に40人ずつの拡大では間に合わないです、と取り上げたばかりでしたので、本件も良い変更です。

https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/gaiyou.pdf

生理用品の無償配布も議会でよく取り上げられていたので、如何に議会の場で取り上げることが大切か、分かります。

https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/gaiyou.pdf

リサイクルハウスかざぐるまのWEB対応も昨年私が取り上げていました

中央エコアクト関連の取り組みとして、専用アプリによるポイント付与と、ポイントの買物券等との交換制度が始まります。

アプリによる住民のまちおこしや環境問題への取り組みや地域通貨(ポイント)の活用と商品との交換も私が理想としてきた姿です。

https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/gaiyou.pdf

水上交通活性化については、明確に中央区における舟運ルートの検討が明記されました。また、水の都プロジェクトも気になります。

https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/gaiyou.pdf

来年度も区内共通買物券の発行事業は継続されますが、電子買物券への対応がないという点と、キャッシュレス決済ポイント還元事業が削除された、という点は大きな問題です。

この点確認したところ、そもそもこの2年間の取り組みがコロナ禍の中でのイレギュラー対応だったとの返答がありました。

区民の方から望まれている施策を削る(しかもほぼ国の補助金)という方針は、批判します。

https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/gaiyou.pdf

一時預かり保育料などの納付手段拡大キャッシュレス決済の導入窓口拡大は良いとは思いますが、そもそも早期に行政手続きの電子申請対応率を100%に近づけるべきです。

行政手続きの棚卸電子化の可否とスケジュール感を詰めれば私の民間感覚では少なくとも3年で全電子化対応を実現出来ます。




などなど、残りの施策も是非リンクから確認をお願いします。

具体的にこれから議会で予算審議が始まります。

皆様からも是非ご意見を頂ければ幸いです。



総じて、多くの政策が反映された点は評価しています。

ただ、まだまだ足りません。

議会で取り上げることの大切さ、というものが良く分かりますし、議会や議員の意見を採用しようとする中央区の姿勢は感じられますので、


あとは議員が如何に区民の意見を吸い上げ、仕事をするかです。

何もしない議員は無駄なわけです。



本予算案を受けて、私もこれから選挙公約をまとめ、3月を目途に発表します。

前から公言していますが、

議員にとって最も大切であり区民とお約束すべきなのは政策であり、公約です。

私は、財源期限を明記した、具体的なマニフェスト(政策公約集)を作成します。

もう大体まとまっているのですが、たぶんどの区長候補よりも具体的であると思います。(出馬を予定しているのは区議会議員選挙ですが)

またここら辺は改めて発表します。

それでは!!

週末は10時間街頭相談会!沢山のご相談を頂きました!定期開催します!

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

昨日は告知していました通り、勝どき駅で10時間街頭相談会(ひとり太陽のマルシェ)を開催しました!!

ということで11時からスタート!!

4年前は朝5時から深夜11時まで立ち続ける始発終電20時間街頭も実施していたのですが、さすがにこの時期にやると風邪を引きそうだったので、ハーフの10時間から!

企画の趣旨を説明しますと、

まずは第一に、区民の皆様とゆっくりお話しし、区政に関してご相談を頂く機会を設けるということ。土日の昼間を中心に開催することで、多くの方とお話したいと思っています。また、同時に区民アンケート調査を実施し、区民の方々からのご意見を賜りたいと思います。また、今週から委員会や本会議、来年度の予算審議が始まります。区民の方々のご意見を反映していくため、様々なご相談を頂きたいと思っています。

次に、もちろん選挙前ですので宣伝目的という点もあります。新しい区政報告レポートをお配りすると共に、ずっと駅前にいることで、注目もして貰えます。

最後に、やはり政治家は体力精神力(覚悟)を示す必要があるということ。

政治家は常に動き回り、頭を働かせる必要があります。様々な事情があるとは思いますが、体力的に例えば議会中に寝てしまうとか、或いは十分に仕事が出来ない状態なのであれば、政治家は身を引くべきだと思っていますし、どんな仕事をするにあたっても体力は最低条件であると思っています。また、精神力ストレス耐性ももちろん必要です。常に周囲から批判を受けてもしっかりと受け止め冷静に議論をする精神力が求められます。また、ただでさえ人間関係含めてストレスが多い業界であるとも思っており、精神的に病んでしまった議員を何人も見てきました。

人並外れた体力と精神力を有すると共に、どんなにきつくてもやり遂げるという覚悟を示さなければ、自分は必ず議員になり、政策を実現するという意思を有権者も感じ取れないでしょう。

また、選挙戦の本番は長丁場であり、毎日朝6時から深夜0時くらいまで、駅や様々な場所で活動をし続けます。

候補者本人としては、本番で全力を出し切るため、本番を想定した体力づくりをしておく必要もあります。

ということでスタート!!


2時間が経過しても、普段街頭活動を毎日続けているので、全然平気です。

ひたすらチラシを配っていますが、既に沢山の方からTwitter見てます、応援してます!の声や、区政相談を頂くことが出来ました。

例えば、小学校やプレディに関して、或いはTwitterの議論を見て町会・自治会の今後についてなど。

流石に5時間くらいたつと、主に腰が痛くなり始めます笑

常にお辞儀をしてからチラシを渡すので、選挙が終わる頃には背筋がバキバキの状態になります。

また、フォロワーさんやお知り合いから差し入れを貰いました!

お茶やコーヒーを頂いたり、ホッカイロや、肉まんや晩御飯も差し入れ頂きましたm(__)m

本当に嬉しいです!!

時に30分以上話し込んだり、区政相談や雑談も20組ほどの方から頂き、意見交換も弾みました。

Tweetを見てわざわざ遠方から駆けつけてくれた方や、2回も来てくれた方など、本当に感謝です。。。

19時くらいになると、土日は急に人足がなくなりますが、逆に1人1人にチラシを受け取ってもらえる確率は上がります

あと2時間と考えると割と早いものです。

ちなみにトイレ以外、10時間で一歩もこの場から動いてませんし、休んでません。

ただ足や腰も疲れてきており、フットワークの軽いチラシ配りが段々出来なくなりますが、ここは根性で体力を絞り出す!!

という事で無事21時を回って10時間完走!!

最終的に30組以上の方にお声がけを頂き、区民アンケートにもご記載を頂きました!!

都立住宅に関する話や、再開発、BRT、公園の遊具、保育園、ペット防災に関するご相談や意見交換など、多くの区政に関する問題点を整理出来ました。

これを機会にゆっくりとお話が出来た方も多く、やってよかったと思います。

頂いたご相談を早速、区と調整し、改善に向けて進めていきたいと思います!

歩道や公園遊具の改修、保全などすぐに目に付く問題点でも構いません。何でもいつでもご相談ください!!

皆様本当にありがとうございました!!

また沢山の方と知り合えて、時に差し入れも頂き、お話が出来て本当に嬉しかったです。


最後の企画趣旨として言えるのが、このような街頭活動をやる度にどんどんまちが好きになる、ということです。

優しくしてくれる方や、仲良くして頂ける方、時に厳しいご意見を頂ける方、全ての方のお陰で、どんどん中央区が好きになります

それが一番の理由になってるかもしれません。

仕事のやる気が更に高まるものです。

もう少し暖かくなってきたら、ガンガンやっていきたいと思います。

これから定期的に各地で同様の街頭区政相談会を開催したいと思います!!

ありがとうございました!!!

拾えなかった声を拾う!市民参加型オンラインプラットフォームで全員参加型のまちづくりを!

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

1月の始めにニュースとなった、鎌倉市が進める市民参加型の合意形成プラットフォームについて、早速仲の良い藤本あさこ鎌倉市議にコンタクトを取り、鎌倉市役所の担当の方および事業者の方にお時間を頂けることとなりました。

良い機会でしたので、全国の地方議員に向けて参加を呼び掛けたところ、現地とオンライン併せて20名ほどにご参加頂きました。

鎌倉市は松尾市長の下、スマートシティ構想を掲げます。その中で市民、団体等が積極的にまちづくりに参画する仕組みを核に設定しました。

これは後から聞いたのですが(担当課の方が言ったわけではない)鎌倉市というのは元来住民の意識が高く、どちらかというと市民と行政および議会が対立関係に立つことが多く、住民訴訟も多く提起がされているという土壌もあり、出来る限り多くの市民参加を促す新たな仕組みが望まれていました。

(この点、町会自治会と行政(議会)がズブズブな中央区とは事情が違うなとも思いました)

オンラインプラットフォームで議論が出来るようになると、それこそ町会・自治会を始め居住年数や年齢等に捉われない幅広い意見を集めることが出来ます。

また、対面では意見が言いづらい方も匿名により意見を発信出来ます。

議論の経過を可視化することで、政策形成過程の透明性を高め、住民の納得感を促せるだけでなく、公平性も担保しています。

また、既存のワークショップや市民対話を辞めるわけではなく、オンラインプラットフォームを選択肢の一つとして新たに加えることにより、既存の対面での対話に加えて時間や場所に制約のない意見募集システムを整備することが目的でした。

そこで複数の事業者から選定したところ、採用されたのが、株式会社リキタスLiqlidでした。

これまでの中央区のやり方に置き換えると、

中央区はパブリックコメントまちづくり協議会の場などで区民から意見募集を行いますが、それは計画の最終段階に行われることが多いと思います。

まちづくり協議会も、町会・自治会や関係団体の方々を中心に行われ、一般市民は質問することが出来ません。

ほっとプラザはるみのリニューアルなども同じです、決まった計画案んが出され、それに対して意見をください、というとりあえず形式だけプロセスを経たよ、というだけの意見募集が行われます。

鎌倉市の活用方法では、

まず、街の課題の洗い出しから始まり、アイデアを区民の方々と職員が一緒に考え、政策・予算を伴った計画化の段階から共創します。

既に策定したものに意見を求めるのではなく、最初から計画に意見を反映させることで納得感のある政策を立案すること、

それが大切な変化であり、まさにまちづくりのDXであると言えます。

もちろんスピーディーな区政運営のためには全ての計画をこのやり方でやる時間はありませんので、特に区民の生活を左右する政策、開発計画などにこの手法を取り入れる、というやり方となると思います。

鎌倉市においてもまだテスト段階であり、一部地域において試験運用を開始したようです。

今後、予算化を含めたプロセスに移行するとのこと。

例えば対象地域では、住民の移動に関して課題があり、車に依存した移動が多く、自転車や歩く際の課題の洗い出しなどを実施しています。

広報については、タウンニュースで告知をするほか、地域のFM放送、地域限定でのYOUTUBEターゲッティング広告やSNS広報という手段を使い、約350名ほどが参加されたとのことです。

私からの質問で、特に重要と思っていたのが、この取り組みは素晴らしい取り組みであり、市民が意見を行政へ届ける選択肢が一つ増えることは大きい。一方で、行政職員の観点からすると、それだけ仕事が増えることでもあり、職員のやる気がなければうまくいかない。中央区で進まない原因もまさにそこで、今の区長の手紙やパブコメ以上のことをやりたがらない(やる必要がないと思っている)という点が一番の問題点です。

鎌倉市においては、まずトップの判断があった。松尾市長が共生社会を共創するためにスマートシティの実現の音頭を取り、オンラインプラットフォームは欠かせないということで専用の組織が出来た。結局はトップの方針次第であるが、他の自治体でもこういうことをやっている、海外でもやっているという事例を広めていくしかない。

これはまさに共感です。やはり行政においては首長の方向性が最も大切であり、こればかりは自治体の担当課が下から提案して独自で取り入れるのは難しい気もしています。


特に、中央区はこれまでの経験からも、町会・自治会=住民の意見であり、中央区は町会・自治会を重点的に支援していく

という方針はいつまで経っても変わりません。

これは前々から私も発言していますが、町会・自治会は地元の防犯防災組織・お祭り組織としても欠かせない一方で、

意見集約組織としての機能は限界を迎えています。

これは私の就任当初から繰り返し言ってきました。

しかしながら、中央区は日本橋地域を中心に、自民党議員が町会長を務めている、など町会組織とズブズブです。

また、区が予算化した上で町会長個人宛にカタログギフトを毎年贈呈しているなど、会に贈るならまだしも会長個人宛はおかしい、と委員会の場で主張する度に自民党議員に怒鳴られてきました

まさに中央区の闇であると思っています。

結果、昨年話題になった、高齢者向け共通買物券の支給、といった政策に繋がります。

先日はTwitter上でこのような議論も行われました!

多くの新住民が町会・自治会に参加をしていない状態になった現在においては、今後の町会の在り方について、積極的に区民の方々を含めてオープンな議論をすべきであると思っています。

私ももちろん町会・自治会を無くすべきであるとは思っていません。

ただ、どうしても議員含めて一部の方による閉鎖的な組織となってしまっているという課題を解決していきたいと思っています。

その一つの選択肢として、オンラインプラットフォームによる共創や住民間のコミュニケーションに期待しています。

町会・自治会の会合をオンラインでも傍聴出来るようにすると共に、誰でも意見交換出来るようにしたとして、誰が困るのでしょうか。

中央区においても、この市民参加型オンラインプラットフォームの導入を提言すると共に、私の公約にも致します。

ちなみにですが、鎌倉市のこのオンラインプラットフォーム導入予算は260万円です。

260万円!?

カタログギフト配る予算で出来るだろ・・・と思う次第です。

ご意見をお待ちしています。



勉強会を企画して頂いた、

鎌倉市の共生共創部の皆様、Liquitusの皆様、藤本あさこ鎌倉市議、参加者の皆様、貴重なお時間をありがとうございました!!

それでは!!!

子ども医療費助成制度が高校生(高3)まで拡大!所得制限なし

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日、中央区より子ども医療費助成制度の対象を現行の中学生(中3)までから高校生(高3)までへ拡大すると発表がされました。

具体的には高校の就学期(15歳の4月1日から18歳の3月31日まで)にある方の医療費が助成されます

※高校在学中か否かを問いません

原則、国民保険等の医療保険の対象範囲内通院入院負担が無償となります。

差額ベッド代や健康診断、予防注射など医療保険対象外のものは範囲外となります。

なお、対象者には申請書を既に送付しており、

対象となる新高校2年生及び新高校3年生相当の年齢平成17年4月2日から平成19年4月1日生まれ)の子どもがいる保護者

の方は申請が必要です。

申請期限 令和5年2月28日

お忘れなきようご確認をお願い致します!!!

なお、子ども医療費助成制度の高校生までへの拡大は、私も2021年の一般質問の際に提案しています

その際は、財源が問題となり慎重であるとの回答でしたが、

今回は東京都が所得制限分までの財源を持ち、所得制限がかかる分については、区が独自で予算を持ちます

結果、所得制限なしで、子ども医療費助成が拡大されることとなりました。

こちらもこれまで所得制限なき子育て支援を訴えてきただけに、非常に嬉しいです。

一歩ずつ、中央区を変えていきましょう!!

本日は月島第一児童公園前で街頭をしていた際に、沢山の保護者の方にお話を伺うことが出来ました!

少しでも中央区を変えるためには、皆様のお力が必要です。

一緒に中央区を日本一の子育てのまちへと変えていきましょう!!

それでは!!