こんにちは!!中央区議会議員の高橋元気です。
本日も区民の皆様からのご相談コーナーです。
中央区は昨年ゼロカーボンシティ中央区宣言を宣言し、2050年までに二酸化炭素排出量をゼロにすると目標を立てました。
一方で中央区の課題の一つとして、大量の紙の消費やゴミ問題が挙げられます。
SDGSの理念からも、不用品のリデュース、リユース、リサイクルを更に進める必要があります。
さて中央区は不用品のリサイクル事業として、不用品交換システムを実施しています。
これは区が業務を運営委託している事業であり、区民の方が不用品を登録し、無償あるいは有償で必要としている区民の方に譲ることが出来る場所を提供するものです。
登録をすると区のホームページや、リサイクルハウスかざぐるまに展示がされます。それを見た区民の方が直接連絡をするという流れです。
ただ、登録に専用のハガキを郵送する必要があるなど、手続きが煩雑であり、せっかくのシステムなのだから使いやすくならないかといったご意見・ご要望を頂きました。
確かにこれは、もっとうまくやれる。
早速、区の環境推進課にお話を伺いました。
すると不用品交換システムは、区民の方のリサイクル意識向上、リサイクル活動のキッカケづくりとして始めたものであり、利益を得たり高額な販売を推奨するプラットフォームではない。あくまで区内でしか流通しないもの限定である。
また、年間6万件の登録があり(す、すごい)ニーズがあるものと認識をしている。
但し、専用ハガキを郵送する必要があるなど、手続き面での改善も今後検討していきたいと思っているとの事です。
例えば同じような性質を持つ地域プラットフォームとしてPIAZZAなどがあります。
使わなくなったベビーグッズなどの写真を気軽にアップし、譲り渡し、譲り受けが日常的にされていますので、その気軽さと比べたらやっぱり使いづらいなと思ってしまいます。
不用品の交換などを経て、地域内でやり取りが増え、新たなコミュニティを育むことも出来ます。
是非ここは区のHPへの掲載というメリットも活かしながら、簡素なオンライン登録を可能とし、プラットフォーム上でやり取りが出来るようにシステムの改修を進めて欲しいと思います。
という要望を改めて区には伝えました。
そもそもの取組みは素晴らしいです。未来に向けて中央区内で循環出来る社会が作れたら素晴らしいですね。
なんなら、私はそのような不用品交換システムだけでなく、地域のプラットフォームを兼ね備えた中央区公式アプリを開発すべきだと思います。
学校や保育園のクチコミや、お店情報など様々な情報共有が出来る地域コミュニティプラットフォームを作り、そのアプリに区役所業務の電子申請や防災マップアプリなども統合すればいいと思っています。
これ一つでなんでも出来るよと。
区がやらないなら大学院での学びを活かして自分で作っちゃおうかな・・・
3月の予算特別委員会でも区役所業務、サービスの電子化について更に取り上げていきたいと思います。
それでは!!!