「まちづくり」カテゴリーアーカイブ

階段スロープのポール破損が頻発!定期的に巡回することにしました

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

以前にお伝えしていた、築地大橋の勝どき側階段スロープのポール破損の件ですが、あれから短期間で3度も破損されました。

東京都に依頼し、短めのポールに何本か交換してもらったものの・・・

一週間後に再びです。

恐らく夜中に意図的に壊されているのではないかと疑います。

担当の方とも話しましたが、根本的な改善を望みます。

そもそもポール自体が必要なのか?という点も併せて検討すべきです。

自転車に乗りながら通行することを抑制するために設置されたものですが、

無くても、それほど問題が発生するのかとも思いますし、そもそもこのポールに車輪が当たり、通行の妨げとなっている側面もあります。

何故、両端に寄せて自転車用スロープを設置しなかったのかとも話しましたが、やはり幅が取れないからという理由でした。

中央区の富永区議と色々とTwitter上で色々な意見交換をしたこともあり、

原因究明、監視カメラの設置を要求する前に、取り急ぎ私で築地大橋を定期的に巡回してみたいと思います。

本当に夜景も綺麗で観光スポットになるレベルだと思いますので、逆に観光名所化してルール違反を抑制するなど、様々な対応方法を模索していきたいと思います。

また、そのように身体を張りつつ知恵を絞ることも議員の役割ですね。

しばらく定期巡回します!!

本日は中央区クリーンデー!マンションで電動キックボードの試乗会も実施しました!

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は中央区クリーンデー!

https://www.city.chuo.lg.jp/smph/kankyo/seisaku/matinokankyo/cleandayyokoku.html

ゴミのない街を目指して、区内自治会町会が中心となって清掃活動をしました!!

でもお隣のマンションも一緒にやってたので、既にほぼゴミがない。。。

良いことなんですけどね!!

今日は天気も良くて朝から気持ちが良かったです!!

そして、ゴミ拾い終了後は先日打ち合わせをしました電動キックボード事業者の方をお呼びして、電動キックボードの講習会、試乗会も実際されました!

参加された方からも、思ったよりスピードが出る!登り坂はとても楽ですね!など楽しみながら試乗されたようです。

そして、乗ってみないと分からないですね。

最近では電動キックボード利用者のマナー違反が取り沙汰されていますが、その危険性も利便性もまずは体感してから判断でも良いのではないかと思っています。

自治会の皆様、貴重な機会をありがとうございました!!

また、その他自治会や町会、あるいは地元イベントとして電動キックボードを試乗したいという方いらっしゃればご連絡ください。

そして参加者の皆様も仰ってましたが、やっぱり中央区おもてなしTシャツ良いですよね!!欲しいという方がたくさんいらっしゃいました。

大人も子どもも着れて、区のイベントの時に一体感が生まれます。残念ながら、去年のイベント参加者等に限定で配付されたものですが、是非復刻販売して欲しいと思っています。

これぞレガシーですよ。。。

それでは!!

中央区の通学区域(学区割り)について。晴海西小学校・晴海西中の新設により数十年ぶりに改定

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

最近区民の方からのご相談で多いのは、通学区域(学区割り)についてのご相談です。

特に2年後に晴海西小中学校が新設されるため、学区割りの変更が行われます。

その影響で対象地域で既に通学されていた方は、令和6年4月に、原則転校となり、通学学校が変わります。

但し、指定校変更の手続きを行うことにより、今までの小中学校に引き続き通う事も出来ます。

原則を転校とするのはどうなんだとは私は個人的には思うのですが・・・

今年度以降に転校意向調査を行う予定ですので、それにより多少は方針は変わるかもしれません。



本日、区民の方からのご相談もあり、教育委員会の担当者と通学区域について打合せをしました。

指定校変更に関するご相談やご不満の声は最近かなり頂くご相談です。

ただそもそもこの通学区域(学区割り)というのは、教育委員会が指定するものです。

中央区においては、通学区域は16小学校制になって以来、一度も変更されてこなかったそうです。

何故柔軟な変更が出来ないのか、と素朴な疑問を話しましたが、

①新しく住まわれる方にとっては、通学区域は不動産会社重要説明事項に該当し、簡単に変更出来るとすると、民間企業の利益・不利益にも直結するため変更がしづらい

町会・自治会区域割りほぼ一致しているため、地元町会・自治会の賛成・調整が必要。

主な理由としてはこの2点であると思います。

特に町会・自治会の区域割りと異なる変更が出来ない、という点が根が深いのだろうと推察します。

ただ、例えば晴海地域は全て月島第三小学校が通学区域になりますが、晴海5丁目からは通学に20~30分くらいかかるでしょう。ところが、朝潮小橋を渡ってしまえば豊海小学校には5分~10分で着きます。

通学区域の設定当時、晴海5丁目にほとんど住宅がなかっただけであり、開発に沿って柔軟な変更が検討されるべきではと思います。

ただ今回、晴海西小中学校の設立に伴い、通学区域もついに変更となります。

学校を建てなければ通学区域は変更されない、というのが現状では原則のようです。

指定校変更も可能ではありますが、

身体的理由や転居が確実な場合、あるいは兄姉が既に通っている場合など、やむを得ない事情がない限り、自由に変更は出来ないのが現状です。

是非本件については、区民の皆様からのご意見、あるいは今このように困っているというお話を聞かせて頂ければ幸いです。

それでは!

区内の危険箇所を発見しましたら、通報にご協力をお願いします!

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

先日、Twitterで築地大橋の勝どき側階段スロープにて、ポールが倒れているとの通報がありました。

環状2号線沿いであるため、管轄は東京都でしたので、東京都建設局の第一建設事務所に早速電話の上、対応をお願いしましたところ、

即日まずは応急措置をして貰いました

正式な修繕対応については早期に調整の上実施して頂けるとのことです。

迅速なご対応誠にありがとうございました!!

ちなみにこのポール、邪魔だと感じられる方も多いと思いますし、実際に私も邪魔だと思っているのですが、

担当者の説明によると、スロープを乗ったまま通行することを防ぐために敢えて邪魔になるように設置しているとのこと。

ただ、引っかかって逆に危ないですよね。

真ん中にスロープを作るのではなく、両端に自転車が通れるギリギリのスロープを設置すれば、乗ることもなく押して昇り降り出来るのでは・・・・設計が優しくないなと思います。

このように、区内でも道路や公共物の破損などで危険な箇所は出てくると思います。

迅速に対応をするため、速やかにご連絡頂ければ幸いです。

https://kanameto.me/solution/report.html#:~:text=%E9%80%9A%E5%A0%B1%E5%86%85%E5%AE%B9%E3%81%AB%E5%BF%9C%E3%81%98%E3%81%A6,%E9%80%A3%E7%B5%A1%E3%81%8C%E5%87%BA%E6%9D%A5%E3%81%BE%E3%81%9B%E3%82%93%E3%80%82

いちいち区議会議員を通さずとも、直接LINEで自治体に通報出来るサービスもあり、いくつかの自治体で採用されているのですが、中央区にても導入出来るよう提言しております。

現状では、気軽にメールやSNSでも構いませんので、私宛にご連絡お待ちしております!

それでは!!

道交法改正決定!電動キックボードに試乗してみた

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

道路交通法がこの度改正され、電動キックボードに関する扱いが変わりす。(施行は2年以内)

①最高速度が20km/h以下等、一定要件を満たす電動キックボードが「特定小型原動機付自転車」という新しい車両区分に

16歳以上であれば、免許不要で乗車が可能となる

ヘルメットの着用は任意となる

④車道に加え、普通自転車専用通行帯、自転車道の走行が可能となる
 (歩道は原則禁止だが、6km/h以下のモデルであれば走行可

電動キックボードについては度々取り上げて来ましたが、

まず利用者のマナーや安全面が心配です。

利用に相当なメリット、交通利便性があり、住民の理解が得られることが前提であると思っています。

そこで、まずは話を聞いてみようと、電動キックボード事業者のBIRD様に話を伺ってみました。

現状、改正法施行まではまだ電動キックボードは原付自転車と同じ扱いですが、特定の事業者のみ実証実験のシェアリングサービスとして、免許やヘルメットが不要として開放されています。

今ちまたでよく見るのはLUUPという事業者のシェアリングサービスが大勢をしめていますが、BIRDのサービスや展開の特徴としては、まず地域の住民の理解と、走行可能場所のすり合わせから入るそうです。

つまりこの事業者の機体はGPSにより走行可能エリア禁止エリアを厳密に分ける制御が出来、禁止エリアでは電源が落ちます

そこで、地元自治会や警察とまずはどこを走行可能とするか、走行を可能、あるいは禁止とする道路や歩道という細かい設定から入るとのこと。

また、事業者から警察や地元の方に、電動キックボードのルール講習試乗会を開催し、少しずつリテラシーを上げることを第一にするとのことで、実際に私も公道を試乗しました。

結論、こええ!!!というのが感想です。


まず、思ったよりスピードが出ます。

そして、自転車と比較してもバランスを取るのが難しく後ろや横の確認をする余裕がありません。カーブも難しい。

自転車は座りながら、左右の足でバランスを取っていますが、電動キックボードは立ちながら足が縦に並ぶんですね。

だから不安定です。

また、走行感覚は原付自転車に近いです。

これを免許がいらないどころか、基礎的なルールを説明する講習トレーニング無しで乗っていいよとするのは狂気の沙汰とも感じます。

自転車も講習ないけど、何が違うんだ!と思われるかもしれませんが、自転車には文化があります。つまりは、子どもが小さい時に親が一生懸命教えたりします。また、小さい頃から乗り続けることによって、自然に走行技術は身につきます。

電動キックボードにはそういった意味での文化がない状態なんです。

だからいきなり初心者が乗れてしまうことによって事故が起きる可能性は高いと試乗すればすぐに分かるでしょう。

にもかかわらず、国会議員は何をしているんですか?

少なくとも、初心者講習義務付けるべきです。



日本としては異例のスピード法改正については、私も疑問でした。

海外のシェアリングサービス事業者からの圧力があったとしか思えません。

つまり、海外観光客がふらっと乗れるようにするためには、免許ヘルメットが必要であってはビジネスが成り立ちません。

もちろん、完全に文化が醸成すれば危険度は減るでしょう。それまでにしっかりと講習をしなければ非常に危険であると感じました。

特に海外と違って、日本は道が細いんです。

中央区も車道通行するには、築地市場前もそうですが、路上駐車を避けて運転する時に非常に危険です。



一方で晴海地区を中心に交通不便地域と言われるエリアにおいては、駅やスーパーに簡単に快適に行けるようになれば利便性はあります。

当事業者は晴海への展開について、このように分析をしていました。

利便性が高く、しっかりと地元住民の理解が得られるかどうかがやはり肝心です。皆様からもご意見を頂ければ幸いです。

それでは!!

【環境建設委員会】電動キックボードの安全性について

こんにちは、中央区議会議員の高橋元気です。

環境建設委員会にて、電動キックボードについての本区の考え方について質問がされました。

道交法が改正され、電動キックボードは、原付自転車扱いから原付と自転車の中間的な位置付へと変わります。

つまりは、最高時速20km、免許不要、ヘルメットは任意、2段階右折の禁止、などが挙げられます

https://www.yomiuri.co.jp/national/20211223-OYT1T50095/

中央区は、まずは地元の声が大切とします。

法制度として通行出来る所出来ない所を厳格に区別するほか、利用者のマナーの向上、ルールの周知徹底に努めるとしました。

なお、現在LUUP社のシェアリングサービスが区内でも実証実験されていますが、令和3年度における事故はゼロとのことです。

まずは地元の方が望むかどうか、につきると思います。

それでは!

銀座地区まちづくり協議会が開催、首都高地下化、銀座築地周辺みどりのプロムナード構想など

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

4/11に銀座地区まちづくり協議会が開催されました。

残念ながら一般傍聴は禁止された上での開催となりましたが、

区のHPに提出資料が公表されました。

https://www.city.chuo.lg.jp/smph/kankyo/keikaku/machidukurikyogikai/kaisaigaiyo/_user_seibi_time.html

今回の主な内容としては、中央区が将来の都市基盤像として掲げている、5つの事業

①首都高速道路の地下化

②都心・臨海地下鉄新線整備

③築地川アメニティ整備構想

④KK線跡地の緑のプロムナード化構想(TOKYO SKY CORRIDOR)

⑤築地市長跡地の再開発

これらの進め方や、首都高速都心環状線、新京橋連結路の地下化についての具体的な説明が東京都よりあったものと思われます。

東京都全体として見れば江戸橋・箱崎JCTの渋滞緩和など、大きな効果はありそうです。

そして区としては区間の地下化が終わった後、都心環状線の地上部KK線高速道路を緑の歩く歩道として活用したいとして、その提案が採用されています。

こちらも具体的な整備内容、整備主体が示された計画案が出されるなど、具体化してきました。

周辺の再開発と連携し、ビルから直接繋がるプロムナードになるなど、非常に期待したいです。

また、プロムナードに連結する、京橋東地区の再開発計画概要も提出されました。

再開発計画が続々と具体化され、10年後、20年後の未来に向けた街並みが段々と見えて来ました。

皆様からもご要望がございましたら、お申しつけください。

やはり、このような計画概要は、担当者から生で説明を聞きたいです、オンライン配信、あるいは録画配信をすべきであると改めて思います。

それでは!!

ついに中央区の人口が過去最高を突破!!

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

さて、中央区が発表した人口推計によると、2022年4/1時点で総人口が172193人となり、昭和28年に記録した172183人を超え過去最高となりました!!

https://www.city.chuo.lg.jp/smph/kusei/statisticaldata/zinko/tyuuoukunozinkousetaisuu.html

めでたい!!!

去年の11月には171,416人でしたので順調に突破しました!!

https://www.city.chuo.lg.jp/smph/kusei/statisticaldata/zinko/tyuuoukunozinkousetaisuu.html
https://www.city.chuo.lg.jp/kusei/kobetsukeikaku/kobetsukeikaku/zinkouvision.files/gaiyou.pdf

また、前回の記事でも書きましたが、中央区は23区の中で最も平均年齢が若く、41.8歳とのこと。

だからこそ、そのポテンシャルも23区の中でも最も大きいと言えるのではないでしょうか。

https://www.city.chuo.lg.jp/kusei/kobetsukeikaku/kobetsukeikaku/zinkouvision.files/gaiyou.pdf

平成9年には71,806人まで減少した人口が、少ない土地を有効に活かして市街地再開発の際に高層住宅を誘致するため、容積率を緩和した施策が見事に当たりました。

https://www.city.chuo.lg.jp/kusei/kobetsukeikaku/kobetsukeikaku/zinkouvision.files/gaiyou.pdf

しかしながら、勘違いしてはいけないのが、高層住宅を作り箱物を揃えた結果、その物件の質や立地等の資産的価値が評価されて人口流入が続いている一方で、転出者も多く、しっかりと住み続けたいと思えるような行政サービスや、区の施策を揃えない限り、人口増加も頭打ちになりいつか転出が上回ります。

だからこそ、私は子育て世帯を中心とした支援を更に手厚く、子どもファーストのまちづくりをすべきと提言しています。

とはいえ2年後には晴海フラッグが街開きされ、確実に10000人以上また増えます。人口20万人都市を目前に控え、行政需要に応えられるよう私もしっかりと仕事をして参ります。

それでは!!

4月開催のまちづくり協議会は傍聴禁止、区の決定に抗議します

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

明日の4/12に銀座地区まちづくり協議会が開催されます。

ところが中央区からは感染拡大防止を理由にまちづくり協議会の傍聴を禁止する旨の通知が届きました。

まちづくり協議会は、区のまちづくりの根幹となる情報を町会自治会の関係者、区の関係理事、東京都を交えて話し合いを行う大切な場です。

また、区民にとっては貴重な情報や意見を知ると共に、その話し合いが適切に行われるているかを監視する大切な場でもあります。

まん延防止等重点措置が解除され、今回の会場は関係者を全て入れても定員の半分も満たしません。

例えば10名限定などで傍聴を認めても何ら感染リスクは拡大せず、医学的根拠に基づくとは思えません。

また、感染リスクを考えるのであれば、広く傍聴を認め、多くの意見を募るためにもそもそもオンライン配信すべきであるとは以前から我が会派も主張しているところです。

会派、かがやき中央は本決定に抗議するため、急遽下記の要望書を区長に提出致しました。

それはおかしいと、沢山のご意見を頂いてます。

皆様からもご意見のほど、よろしくお願い申し上げます。

日本で電動キックボードは普及するか?地域密着交通手段としての可能性と懸念

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

皆さんは今ニュースでもよく取り上げられている電動キックボードについてどのような印象を持っていますか?

電動キックボード「ほぼ自転車扱い」に 免許・メット不要 一部歩道OK 新区分の乗り物へ

電動キックボードは以前までは法律上は原付自転車と同じ扱いとされ、免許やヘルメットも必要なものでした。

しかしながら交通利便性を考え、規制緩和のため特例付きでLuupなど一部事業者により、条件により免許やヘルメットの着用を不要とし、市内を走行するシェアサービスの実証実験が都内各地で行われてきました。

そして2022年1月の通常国会にて規制緩和が閣議決定され、電動キックボードは小型低速車20km/h上限、歩道は6km/h)という新区分設定のもと、運転免許証が不要ヘルメットの着用が任意、年齢制限16歳以上という条件で規制緩和がされる予定です。

しかし、各種報道でもある通り、一部のマナーの悪い利用者によってその印象は悪く、私も大丈夫なのか?という心配をしております。

今回の改正方向性については、電動キックボードに限らず、多様なモビリティの普及推進にあるようです。

また、免許証が不要としている点は、恐らく訪日外国人観光客の利便性という側面もあるでしょう。

小型低速車は、原則自転車通行帯側道を走行するもので、歩道の通行は歩道専用車両以外通行出来ないようですが、欧米諸国と異なり、中央区も細い車道が多く、人通りが多いです。

その状況での事故発生は非常に懸念しているところです。

さて、先日私の大学の同期、スペイン語で同じクラスだった同級生が中央区役所に尋ねに来てくれました。

彼は新型電動キックボード普及の日本パートナー法人として、山本区長と面会し、中央区における方向性について相談しに来たとの事でした。私も詳しく話を聞き、担当課との打ち合わせ等をコーディネートさせて頂きました。

他社製品との違いは、GPSにより、走行出来るエリア出来ないエリアを分け、走行不可エリアに差し掛かると自動的に停止するという機能です。

これにより地元の方と何度も協議を重ね、細かくこの大通りのみ、歩道に侵入した瞬間に停止するなど走行エリアを指定出来ます。

最も懸念する点はやはり安全面です。

果たしてGPSは正確に機能するのか?そもそも走行可能エリアであったとしても、車道を危険に走行しないか、以前のブログでも書きましたが、晴海通りなど大通りであったとしても、路上駐車が多く、それを避けるために走行する自転車は運転者目線でも側道走行が非常に怖いです。

私も自転車で何回か事故に遭いそうに(てか遭った)なりました。

運転免許証が不要、ヘルメット着用が任意、という点に非常に不安を抱える方々を如何に説得出来るか、社会的に受け入れられるかがカギとなると思います。

そのカギとは地元の方が求めるかどうか、つまりは交通利便性との兼ね合いになるはずです。

例えば交通不便地域と言われる晴海地域。シェアリングサービスのポートが勝どき駅や晴海トリトン、あるいは聖路加国際病院や築地・銀座地区などに設置され、自分のマンションの近くのポートと結ばれれば、交通利便性という意味では向上します。

その利便性を地元の方が求めるかどうかということ、というのが一点。

そして、交通マナーの向上を図るための講習会や地元組織、警察等を巻き込んだ連携が必要不可欠です。

今回、お話を伺ったBRJ株式会社さんは、その点地元の方との関係づくりを第一に考えるとしていました。

体験イベントの開催や、警察、中央区、地元住民の方を交えた上でのルート設定など、立川市などその他の自治体でも実績はあるようです。

ただやはり、他自治体や欧米諸国と中央区の実態は異なります。

私も、20年30年先を見据えた、まちづくりにおける未来のモビリティの在り方を考えた上で、電動キックボードだけでなく、どのような交通手段がまちに必要かどうかという点を研究していきたいと思います。

皆様からもご意見のほど、よろしくお願い致します。

それでは!!