「福祉保健」カテゴリーアーカイブ

中央区の人口は過去最多の174,074人!今こそ未来への投資を!

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

中央区の人口が過去最多の174,074人となりました!(令和5年1月1日時点)

https://www.city.chuo.lg.jp/kusei/statisticaldata/zinko/tyuuoukunozinkousetaisuu.html
https://www.city.chuo.lg.jp/kusei/statisticaldata/zinko/tyuuoukunozinkousetaisuu.html

これまで3か月に1回くらい、最多更新!と速報していたのでもはや慣れたものですが、嬉しいですね

ニュースにも取り上げられていました!

https://www.sankei.com/article/20230105-5FIZ6JKE5RIGRL5PSWDYDV2NCA/

また、これも何度もお伝えしていますが、過去最も多い172,183人を記録したのは1953年ですので、実に70年ぶりとなります。

https://www.city.chuo.lg.jp/kusei/kobetsukeikaku/kobetsukeikaku/zinkouvision.files/gaiyou.pdf

大規模再開発によりタワーマンションの建設ラッシュという人口回復策でこの20年~25年で一気に人口が回復しました。

結果、住民の年齢構成は20代~40代がもっとも多く、東京都で最も低い平均年齢約41.8歳まで若返りました。

https://www.city.chuo.lg.jp/kusei/kobetsukeikaku/kobetsukeikaku/zinkouvision.files/gaiyou.pdf

これから晴海FLAGやPTK、豊海町再開発など控える大規模再開発により更なる人口増加は確実です。

https://www.city.chuo.lg.jp/kusei/kobetsukeikaku/kobetsukeikaku/zinkouvision.files/gaiyou.pdf
https://www.city.chuo.lg.jp/kusei/kobetsukeikaku/kobetsukeikaku/zinkouvision.files/gaiyou.pdf

恐らくあと5年20万人は超えてくるでしょう・・・

ちなみに転入元、転出先共に、ぶっちぎりで1位は江東区です。

次に港区ですね。

https://www.city.chuo.lg.jp/kusei/kobetsukeikaku/kobetsukeikaku/zinkouvision.files/gaiyou.pdf

つまり割と近隣区間で食い合っている状況です。

だからこその上記発言なのですが、ここまで人口が回復した要因は、中央区の立地の良さ集合住宅の物件の価値によるところは大きいです。

もちろん中央区の風景街並みも、文化も、すべてが魅力的ですが、タワーマンションなど集合住宅にお住いの方は、その場所に20年以上住むというよりも、その物件の高騰等の理由により住宅を売却し、新たな住居に移り住む傾向が強いことも事実です。

その際の物件選びの判断基準は様々であるかと思いますが、少なくとも同じ中央区内に住んで頂くためには、他区と比較して優れた行政施策が実施されている、という点も小さくはないと思います。

残念ながら中央区の福祉保健部長は委員会内での発言で、中央区の福祉サービス、子育て支援策は高い水準にあり、そのため中央区が選ばれ人口流入が進んでいると発言をされていましたが、大きな勘違いです。

辛うじて、今は再開発物件が残されているので、物件の価値や立地の良さで選ばれている状況であると言えます。

だからこそ再開発が一段落した時には、積極的に他区よりも優れた子育て支援策を矢継ぎ早に実行していかなければ、例えば港区や江東区に人は移り住み、人口は必ず減少に転じます。

今こそ、他区より優遇された子育て支援策に積極的に投資するべきなのです。

それが未来への投資です。

18歳以下1人あたり5000円/月支給することをバラマキと批判する方々もいますが、それは住民流入策としての投資であり、必ず出生率の向上や区民税収入のアップ等の利益を生みます。


是非、皆様のご意見をアンケートでお寄せください!!

中央区民アンケート~あなたがもし20億円を使えるとしたら~(政策要望)

https://forms.gle/wAq9suUAhDgSj2Fc9


1日でなんと150件のご回答を頂いております!!ありがとうございます!!

これから街頭でも紙アンケートでご記入をお願いしようと思っております。

引き続き、ご意見をお願い致します!!

異次元の少子化対策を大胆に検討?国がやらないなら自治体から!区民アンケートを実施します!

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

昨日、岸田首相は今年特に取り組む課題として少子化対策をあげました。

「異次元の少子化対策に挑戦する。大胆に検討を進めてもらいます」

https://www.jiji.com/jc/article?k=2023010500928&g=pol

子ども予算の倍増に向けた大枠を6月ごろまでに提示するとして、

基本的な方向性としては(1)児童手当など経済支援の強化(2)子育て家庭へのサービス拡充(3)働き方改革の推進を挙げました。


まず、「大胆に検討する」、「異次元の少子化対策」というパワーワードです。私が所属していた前職であれば、こんな言葉でプレゼンをすれば上司に即キレられていたでしょう・・・・

え、結局どういうこと?としか言えません。

また、東京都の小池百合子都知事は、

出生数が80万人を切ったことを受け、都内に住む0歳から18歳の子ども1人に月5000円を給付する(所得制限なし)方針を表明。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a63731606020aac280e90031c7dfbcb222396639

本方針の表明については私も大変素晴らしいと思います。

岸田首相の異次元の少子化対策を大胆に検討、という超ふわっとした方針と比較すれば一目瞭然ですね。

少子化対策や税控除等の部分は本来であれば国がやるべき施策ですが、国がやらないのであれば自治体が独自財源と覚悟を持って少子化対策、子どもや子育て世帯支援に力を入れるべきです。

これは明石市の泉市長が訴えて実践をしてきたことでもあり、その流れが普及してきたという事実は、例え選挙対策であったとしても、歓迎されるものです。

私自身も子ども関連予算の倍増子どもファーストのまちづくりをずっと訴えてきました、

ようやく自民党、与党も動いてくれましたが、実際に本当にやるのかどうかは疑問に思っています。

一方で、実は私も次回の選挙公約において0歳~18歳までの区民1人あたり5000円/月の給付金支給を公約に掲げようとしていました。

この点、財源も確保が出来る見込みがあり、

0歳~18歳までの区民人口が約26,000人×5000×12=約15億6000万円

手続き費用等含めても17,18億円があれば実現出来ます。

中央区の総予算規模は約1200億円、区民税は毎年約20億円ずつ伸びが期待が出来、また、不採算事業のカット行政コストのカットにより、合計30億円ほどの財源はねん出出来ると試算致しました。

ただ、世の中の声としても、単なるバラマキであるというご批判もあります。

この点、私は、子どもへの給付金は次世代への投資であり、区の宣伝費の側面もあると割り切っています。

他区より優れた子育て施策を実施することにより、区民の流出を防ぐと共に転入を促せば、より税収は伸びていきます。

あの区にいけば毎月お金が貰える、という誰にでも一目瞭然の施策は、バラマキに見えることで、故に人口流入の効果を見せるのです。

もちろん、学校環境の改善や教員・保育士への支援など、お金をばらまくよりも必要なところにお金を回して欲しいというご意見も分かります。環境面への投資は並行してやるのは前提として、これは環境面への投資とは別枠であり、人口流入・人口転出防止への投資策であると思っています。



今回の東京都の方針、対象は約200万人で約1200億円かかる見込みですが、全て東京都が負担するのであれば、素晴らしいと思います。

区にも負担を求めるのであれば、ちょっと微妙です。

ただ東京都が5000円分支給し、区も区の財源で5000円を負担すれば、結果合計で子ども1人10000円/月(年間12万円)の支給となり、インパクトとしても大きなインパクトはあるのではないでしょうか。





さて、上記の流れを受けて、私も今後の政策を考えるにあたり、これを機会に区民の皆様から政策に関するご意見を募集させて頂ければと思っております。


中央区民アンケート~あなたがもし20億円を使えるとしたら~(政策要望)

▶アンケートはこちら

もし例えば区の予算20億円を自由に投資出来るとしたら、どのような政策に投資するべきでしょうか?

今後の予算要望や会派・個人としての政策公約の参考とするため、例えばもし20億円を区民の皆様が使えるとしたら、どのような政策に投資をするか、アンケートにご協力を頂けますと助かります。


ご不明点がございましたら、

genkinewparty@gmail.com 

までご連絡をお願い致します。


※ご記入頂いた個人情報・ご意見・ご提案に対する対応や回答は高橋元気の政策立案目的以外では使用致しません

※参考:令和3年度の中央区各会計決算書https://www.city.chuo.lg.jp/kusei/zaisei/kessan/R3_kessansho.files/R3_kessansho.pdf

各種SNSで募集をかけたところ、2時間でなんと回答が60件を超えました!(4時間で90件!!)

お忙しい中、本当にありがとうございます。

ちなみにですが、現時点での集計は上記のようになっております。

他にも子どものいない世帯単身世帯への支援へのご要望や江戸バスのルート追加公園の増設など様々なご意見を頂いております!


是非是非、ご意見をお待ちしております!!

アンケートへのご回答はこちらから!

https://forms.gle/wAq9suUAhDgSj2Fc9

中央区、プレディの利用制限が緩和!来年度からは制限撤廃も?

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

コロナ禍において利用制限が実施されてきたプレディの利用制限が緩和されます。

https://www.city.chuo.lg.jp/smph/kosodate/shien/puredy.html

令和5年1月4日より下記の通り緩和されます。

(旧)対象:小1〜4(両親共に就労が条件)

(新)対象:小1〜2(制限なし)
      小3〜6(両親共に就労が条件)

本件、担当課に経緯を確認したところ、

利用制限を段階的に緩和する方向で検討をしており、先ずは令和5年1月4日より、利用者の多い小1,2は解除する。

但し一気に解除をするには、体制整備が整わない可能性があるため、小3〜6については現状通り制限を設ける。

来年度(4月以降)の利用制限については、改めて試行期間を経て検討するとのこと。

恐らく大きな問題が無い限りは利用制限全解除に向けて進むと思われます。

出来る限り校庭や体育館で思いっきり遊べたり、放課後の居場所として充実するように引き続き要望します。

ご意見、ご要望お待ちしてます!

【学童】中央区令和5年度学童クラブの利用申込が開始!今年度からベネッセ学童クラブ月島が追加

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

さて、12/1から令和5年度学童クラブの利用申込が開始されました。

申込期間は令和4年12月1日~令和5年1月11日となります。

所定の利用申請書に勤務証明書等を添付し、児童館に直接持参する必要があります。

なお、今年度からベネッセ学童クラブ月島が開設されます。

▶ベネッセ学童クラブ月島HP

https://gakudou.benesse-style-care.co.jp/facilities/area_tokyo/chuo/g-tsukishima/

保育料が月36,000円、区の補助金が入ってこの金額ですので、他の民間学童よりは割安です。

オンライン説明会も開催されているようですので、HPをご覧ください。

もちろん、このままでは現状の学童クラブの待機児童問題は解消しそうもありません。私の一般質問においても、区は保育施設の待機児童問題よりも遥かに楽観視しています。故に、民間学童クラブも年に1施設ずつしか誘致を予定していません。

(詳細は今ブログにてまとめていますが、こちらより一般質問の様子はご覧頂けます。)

また、問題点は申請方法にもあります。いつまで紙の申請書を持参する必要があるのでしょうか?

なお、保育施設入所申込については、来年からマイナポータルのぴったりサービスを活用して電子申請が可能となる予定です。(来年3月予定)

え、来年4月入所に間に合わないじゃないか、と私も思うのですが、この点は改めて正式リリースがあった後にご連絡します。

一方で学童クラブの電子申請については、何ら進展がありません

電子区役所を目指すのであれば、利用頻度が高い、或いは申込数が多い申請手続きこそ電子申請を整備すべきです。

この点は、私も引き続き要望します。

それでは!

【補正予算】区独自の物価急騰緊急支援金の給付(住民税均等割りのみ課税者・区内福祉事業所)・コロナワクチン接種など

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

中央区は令和4年度11月補正予算を提出し、審議がされました。

令和4年度 中央区一般会計11月補正予算

主に電力・ガス・食料品等物価高騰に対する支援が目的となります。

国が予算化した非課税世帯への緊急支援給付金(1世帯あたり5万円)については、9月に補正予算が通りました。

一方で、厳密には非課税ではないが、同等の生活状況と言える「住民税の均等割りのみ課税者」等(約3000世帯)に対しては、国の給付対象外となるところ、区が独自で支援金の給付を実施します。

こちらの原資は新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金です(高齢者向け区内共通買物券給付に使用したやつ)

対象者に対して確認書が送付され(12月中旬予定)、給付は来年1月下旬~の予定です。

次に、区内の福祉施設事業者(障がい者サービス事業者、介護サービス事業者、保育所等)に対して、水道高熱費などの物価高騰による経営の影響を懸念し、補助支援金が支給されます。

具体的には

【障がい福祉サービス事業所】

※入所系サービスの場合

利用者数×158円(日)×365日分 (1人当たり約57,000円)

※通所系サービスの場合

利用者数×92円(日)×365日分 (1人当たり約33,500円)

車両台数×1200円×365日分


【介護サービス事業所】

※入所系サービスの場合

利用者数×155円(日)×365日分 (1人当たり約56,500円)

※通所系サービスの場合

利用者数×60円(日)×365日分 (1人当たり約22,000円)

車両台数×1200円×365日分


【保育所等】

児童数×1465円(月)×12か月分 (1人当たり約17,500円)

※大きい保育施設では年間220万円ほどの補助となる


単価については東京都の支援事業単価に準じています。

かなりの金額の支援にもなるので、区の福祉事業所支援としては良いのではないでしょうか。

原資は都の物価高騰緊急対策事業費支出金および区独自補填部分は新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金となります。

残りはオミクロン株ワクチン接種に関する費用等です。

ちなみに、オミクロン株対応ワクチン含めて、3回目接種の期限が令和5年3月31日までとなっています。

これまでの経緯からすれば、来年度以降の接種については国の方針が降りてくるはずですが、取り急ぎ、ワクチンを打ちたい方は令和5年3月31日までに打つ必要がある、と頭に入れておいてください。

特にオミクロン株対応ワクチンについては、2回目接種から間隔を3か月空ける必要があります。

つまりは、今年中に2回目接種までを終わらせておく必要があるという点をご注意ください。

その他ご質問がありましたら、お申しつけください!!

【子ども子育て】民間学童誘致・R5年は月島三丁目にベネッセ学童、R6年にも晴海・勝どきを念頭に1クラブ誘致予定

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

民間学童誘致の件の続報です。

募集をかけていた民間学童クラブの運営事業者が決定しました!

運営事業者:株式会社ベネッセスタイルケア

開設場所:中央区月島三丁目7番12号 THE CITY 月島2F

定員:40人

開設時間:平日 放課後~21:00(19:00以降は延長保育時間)

     土曜日 8:00~19:00

     学校休日 7:30~21:00

利用料金:月36,000円(おやつ代含む)

    但し、入会金、施設維持費、延長料金、送迎料金等が別途必要

内容:公設学童クラブと同等のサービス提供の他、参加費無料で理科実験やオンライン社会見学など、有料オプションで遠足や体験活動も実施


まずは事業者が決まり、R5年度からは月島三丁目に1つオープンすることとなりました。

一方で、

待機状況を見れば、特に堀留児童館が46人、佃児童館が31人、月島児童館が39人、勝どき児童館が59人、晴海児童館が31人の状況、1社でなんとかなるとは思えません。

以下、私からの質問です。

Q.まず事業者が決まったとのことだが、応募者が1事業者となっている。ベネッセスタイルケアについては大きな問題はないが、理想的には複数社から選定出来る状況を作るべきではなかったのか。応募方法に問題がなかったのか?

A. 7/12に応募を開始し、7/21に事業者向け説明会を開催したところ7事業者の参加があった。今回候補地となる不動産物件も事業者に一緒に提案してもらう方針であったところ、物件が見つからないという声が多かった。応募が適切だったかは今後検証して次に活かす。



Q.不動産物件が見つからないのは前から想定していたことであり、事業者に提案して貰うのは難しいのでは?また、待機状況を見ればわかる通り、月島地域、勝どき・豊海町、堀留町などの日本橋地域や今後晴海FLAGが入居する晴海5丁目付近は特にニーズが高くなると予想される。そもそも1カ所では足りない。FLAGが入居するR6年度以降はどうするつもりか?場所が見つからないのであれば、先にFLAGの不動産物件を区で抑えておくなど、区が率先して動くべきなのではないか?

A.まず令和5年度に1クラブ民間学童の開設を予定とし、新たな試みとして検証していく方針であった。8月に策定した子育て支援事業計画の中では、令和6年度に月島地域(勝どき・豊海町・晴海を念頭に)に更に1クラブ誘致する予定。

日本橋地域においては、堀留町児童館の状況は認識しているが、プレディなど総合的な放課後施策の中で対応する。

晴海FLAGにおいて物件を先に確保するというのは現時点で中央区は考えていない。事業計画に示す通り、公設学童、プレディとの連携、民間の学習塾、今回新たに区が補助の対象となる民間学童クラブを設置し、区民の方に更なる選択肢を提示することが出来ると考えている。



Q.区民のニーズはプレディではなく、学童クラブであり、やはり1年度に1クラブずつでは足りない。例えば、堀留町・勝どき・豊海町・晴海など重点地域が予め分かっているのであれば、区が先に物件を抑えて事業者を複数募集するべできではないか。何故1クラブと区が制限をかけるのか、例えば3クラブ誘致する弊害は何か。また、中央区基本計画に学校への学童設置が明記されたが、これは晴海西小学校など、新たに設置される学校への設置など具体的に計画はあるのか?

A.民間学童の運営については、区が責任を持って運営するので増やせばいいというものではない。学校への学童設置については、今後10年間の方針として示しており具体的な計画はない、現在プレディが設置されている12校を中心にして今後検討していく。



⇒区が責任を持つのであれば、区が物件を先に抑えるべきであり、その上で原則、民営である以上運営責任は民間事業者にある訳であるから、まずは区民ニーズを優先して民間学童をそれぞれ待機が発生している地域に速やかに設置するべきではないか。特に晴海は令和6年度に最大12000人程度の人口増加が見込まれており、喫緊の課題である。スピード感のある施策を求める。



つまりは、民設民営の学童クラブと言えども区が責任を持って運営するべき立場であるから、そんなにほいほいと増やせない。けど物件探すのは民間事業者でやってね、という回答です。その方が無責任じゃないでしょうか・・・・

施策はやってる感は出すが、責任を負いたくないといういつもの中央区の方針が伝わってきました。

是非、皆様からもご意見をお願いします

【福祉保健】育児支援ヘルパー事業・ベビーシッター利用支援事業の改善について

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日の決算審議では都市整備費と教育費を取り上げましたが、まだ追いついていない部分の報告を先に!

◆コロナ対応について

Q.現状の区内のワクチン接種率は?

A.2回目接種まで完了率が85.3%、3回目接種完了率が68.8%、現状までは60歳以上が対象であるが4回目接種については対象の70.0%が接種完了。引き続き周知に努める

Q.全数把握の見直しにより保健所業務に影響はあるか?

A.大きな混乱はない。第7波が収束してきており、そもそもの発生届の数が減少している。



◆成人・産後うつについて

Q.コロナの影響で子どもからご高齢の方までうつ病を始めとする心の病に悩む人も多い。中央区のそれぞれのステージにおけるメンタルケアの体制は?

A.まず子どもについては家庭支援センターにおける総合相談窓口において、適切な関係機関に繋いでいる。妊娠期におけるケアについては各種窓口や新生児訪問において相談を受けている。成人のうつについては保健士による精神相談やアルコール等に関する相談窓口において相談を受けている。介護世代については認知症支援や介護ヘルパー等の相談により対応を行っている。

それぞれの窓口において相談を受けた後、医療的対応が必要な場合は医療機関へ、原因によって困りごとを解決するために様々な行政施策の紹介をしている。



◆育児支援ヘルパー事業について

以前にご相談を受けていた事項として、育児支援ヘルパー事業が使いにくい、申し込み方法を改善して欲しいというご要望がありました。

Q.育児支援ヘルパー事業について、利用にあたって利用日から10日前に郵送にて登録をする必要があり、3日前までに申し込みをしなくてはいけないという点に使いづらいという声がある。

その他福祉事業においてもWEBによる申し込み、電子決済の整備を進めるべきであると考えているが、改善の方向性は?

A.登録時においては、郵送による受付と共に子ども家庭支援センターの窓口における受付も行っている。どうしても所属を確認するために必要な証明書を提示してもらう必要があり、登録時においてはWEBは難しいと考えている。

利用時においては、利用する事業者によってはWEB申込が可能であり、支払い方法においてクレカ決済を選択出来るところもある。また、利用3日前までの申し込みについては、ヘルパーの手配に必要な日数を確保しなくてはならないので必要であると考えている。

⇒出来る限りの手続き簡素化、および事業者と調整の上使いやすいサービスにしてもらえるよう要望する。



◆ベビーシッター利用支援事業について

https://www.city.chuo.lg.jp/kosodate/shien/babysr4.files/0615leaflet.pdf

Q.区のベビーシッター利用支援事業については月12時間まで、利用が7時から22時までという上限も設定されている。一方で東京都や千代田区が実施するベビーシッター利用支援事業においては、24時間対応をしており、年間通算で144時間まで利用が出来る。以前に質問した時も、ベビーシッター利用支援事業はそもそも産後うつや、子育てに関する困りごとを解決するための事業であり、就業支援目的ではないとしていたが、対象を限定した理由は?

A.子育てに関する困りごとを解決するため、毎月コンスタントに利用して貰いたいため、月による上限を設けた方が望ましいと考えている。また、親の就業を支援するのではなく、夜間は出来る限り保護者の人と一緒にいて欲しいという思いから夜間利用は考えていない。

⇒そもそも家庭には様々な事情があり、夜間に利用するから就業目的であると必ずしも言える訳ではない。区が用途を限定するのではなく、可能な限り自由にサービスを利用出来るようにした上で、産後うつや子育て相談につながるように制度を運用するべきだと考えるため、改善要望する。



本日はこれくらいで!

【子ども・子育て】子ども子育て支援事業計画が改定、今後の施設整備計画の方向性

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

子ども・子育て高齢者対策特別委員会にて、中央区が策定する子ども子育て支援事業計画が見直しされます。

主に人口推計の動向、および令和5年度に開設予定の昭和こども園及び令和6年度に開設予定の晴海西小学校等の影響を反映しています。

今後の保育ニーズを踏まえた施設の整備方針等が記載された計画となります。

以下の点について質問を致しました。

Q.計画の改定を受けて、今後の保育定員の拡大や全体の子育て支援策の方向性についてはどのように考えているか。本年4月時点で保育所の定員については一定の拡大の影響で待機児童はゼロを達成したとしている一方、地域や年齢によっては定員超過している施設もあることから、今後の方向性について伺う。

A.保育施設の待機児童については申込ベースでは解消に向かっている。もっとも一日の定員の中で年齢または地域毎に定員を超過しているニーズも発生している。今後は地域格差を解消しつつ、とりわけ令和4年度の晴海フラッグ等、大規模再開発の入居に合わせて重点的に保育施設の整備を引き続き進めていく。

※この他資料内容について細かい質問もしましたが、割愛しています。



【児童送迎バス置き去り事件について】

Q.先日、静岡県で起きた児童の園児送迎バス置き去り事件を受け、国民からは多くの不安や怒りの声が聞こえている。そもそも昨年にも福岡県で同様の事件が発生したこともあり、根本的な原因は保育士や延長含めた労働環境や組織体制にあるとも思われる。

一方でこのようなヒューマンエラーは一定の確率で発生してしまうのも事実で、園児1人1人にQRコードを付与し、乗降時に読み取りチェックするシステムや、センサー感知システムなど、システムによる解決も一つの方法です。

そこでお伺いします、まず、中央区においては区立保育園・学童においては送迎バスによる園児送迎は実施していないと認識しているが、認可外保育園や民間の学童等における園児送迎時において同様な事件、あるいは未遂でも事件があったか、そしてどのように対策を打っているか

A.ご指摘の通り、区立保育園や学童では送迎を実施していない。認可外保育園や民間の学童事業者からは、そのような事象が発生した事例は現在のところ聞いていない。今回の事象を受けて各施設で子どもの事故予防については対策を取るようにと通知を出しており、東京都からもリマインドがされている。

Q.民間事業者については全てを把握することは難しいと認識しているが、認可外保育園については区は定期的な巡回指導・監査を実施しているのでは?

A.定期的な巡回指導を行っているが、指導監督基準に沿った運営がなされているかの確認に過ぎず、送迎バスにおける安全策を講じているかなど園外の安全策については個別具体的な指導はしていない。また、一部の施設で送迎を行っていると認識しているが、どの園でどのような手段でという把握までは出来ていない。重大事故が発生した場合は東京都を通じて報告が届くが、今のところ置き去りの報告は受けていない。

Q.何れにせよ、置き去りだけでなく、子どもの事故を予防するための最善策については、区立施設だけでなく、認証・認可外施設においても区が最低限のチェックをするように願う。

本事件に比類する重大事故は中央区においては発生していないとのことですが、中央区においても子どもの事故予防のため常に目を光らせておく必要があります。

何か問題やヒヤリハットなどがございましたらいつでもご連絡ください。

それでは!

晴海四丁目に出来る認定こども園は渋谷教育学園が運営へ

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

以前にお伝えしておりました、晴海四丁目に整備される認定こども園についてですが、委託事業者が渋谷教育学園に決定しました!

https://www.city.chuo.lg.jp/smph/kosodate/gakkokyouiku/yohorenkeininteikodomoen/youhorenkeigatasenteikekka.html

開設時約230名規模の大規模子ども園となります。晴海西小学校学区の方々はこちらが案内されることとなりそうです。

開設は令和6年4月からとなります、入園申込の詳細が分かり次第お知らせします!!

育児支援ヘルパー事業の申し込み方法を改善して欲しい

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

便利であるという声がある一方、登録が利用の10日前まで、申し込みが3日前まで、かつ利用者負担金も大きいという点から、改善の声もありました。

また、郵送での申し込みが面倒であり、WEBから気軽に申し込めるようにしてほしいとの声も。

是非今後提言していきます。