こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。
東京都の小池都知事は12日、都内の保育所に通う0~2歳の第2子保育料について、所得制限なしで一律に無償化する方針を発表しました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1583b6da1a5fbe8bd4bf3a9f0bf620664c01635f


第2子の保育料については、国は3~5歳を対象に全額助成してきましたが、0~2歳への助成は半額でした。また、年収約360万円以上の世帯の場合、第1子も未就学で保育所などに通っていることが助成の条件で、支援から漏れる世帯が非常に多く、不満が募っていました。
東京都は2019年、第1子が就学していても、第2子の保育料を半額とする独自の助成を開始。
そして今回、世帯年収や第1子の年齢に関わらず全額を助成することに決めました。
率直に、今回の小池知事の決定は素晴らしいと思います。
先日発表された、18歳以下への月5000円の助成と併せて、東京都が財源を負担し、実施するとの事です。

特に少子化対策を考えた時には、2人以上の子どもを産みやすい環境の確保が必要です。
保育料の負担がゼロになるとすれば、非常にインパクトは大きく、バラマキと批判される現金支給と併せて東京都の少子化対策は一つステージが上がる印象となります。
ここに給食費の無償化から始まり、高等教育までの教育費用完全無償化まで実現が出来れば、少しずつ子どもファーストの社会の実現が近づきます。
現金の支給はバラマキと批判されることもありますが、私は賛成です。
少なくとも、施策により子どもや子育て世帯の方々に、これからもっと支援の輪を広げていくという前向きなメッセージを与えることが出来るからです。
今迄はどうしても、政治は高齢者ばかりを優遇するという印象を与えてきました、その印象を覆してきたのが明石市であった訳ですが、
国がやらないのであれば、自治体が財源を活用して独自でやる。
その流れが波及してきたことはとても素晴らしいと思います。
また、中央区においても、東京都の施策に上乗せする形で、更なる子育て支援策を講じていくべきであると考えます。
中央区は東京都の中でも特に子育て世帯の割合が多く、区民税を始め伸び続ける財源を有効に活用していくべきです。
先日実施した区民政策アンケートには170名を超える方から回答が寄せられております。
中間の結果状況としては、やはり18歳以下の区民への月5000円支給という政策に対する要望がダントツで1位の状況です。
区民が望むのであれば約17億円で実施が出来る施策であり、区民税が毎年20億円以上伸び、総額1200億円規模の予算を持つ中央区であれば実現が可能な施策でもあります。
東京都が5000円支給するのであれば、中央区が5000円更に上乗せをすることで、毎月1万円(年間12万円)を18歳以下の全ての子どもに支給をするべきではないでしょうか。
また、もちろん子どもが増えるのあれば、保育施設や保育士の確保、保育士の方々の待遇改善に対しても独自で上乗せしていくべきです。
東京都の中でも更に他区より、子育て世帯を優遇するというメッセージを出すことにより、中央区からの人口流出を防ぐと共に、更なる税収アップを保育士や介護士、福祉環境への投資や教員や学校環境への投資に回すことが出来ます。
明石市も税収アップにより結果的に子育て政策だけでなく、障がい者福祉や高齢者福祉にも予算を充実させることが出来ています。
子育てするなら中央区と言われるレベルの、更に手厚い支援策を私は実現していきたいと思っています。
是非、やらせてください。
皆様のご意見及び後押しを頂ければ幸いです。
それでは!!