「地域振興」カテゴリーアーカイブ

令和6年度ハッピー買物券、web受付は3/8正午から!!

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

補正予算案も通り、令和6年度ハッピー買物券(区内共通買物券・食事券)の詳細が公表されました!!

https://www.city.chuo.lg.jp/a0016/shigoto/sangyoushinkou/kaimonoken/hanbai.html

発行総額:26億円(プレミアム率30%

購入可能数:10,000円×5冊(65,000円分)/1人

対象者:令和6年3月24日時点で、16歳以上の区内在住・在勤者

申込方法:

■web申込(3月8日(金曜日)正午から3月24日(日曜日)午後4時まで

https://va.apollon.nta.co.jp/happykaimonoken2024/joho?no_redirect=1&MODE=before

■郵送(ハガキ)申込(3月8日(金曜日)から3月24日(日曜日)消印有効まで


〒160-0017 新宿区左門町16-1 四谷TNビル3階
(株)日本旅行新宿法人営業部内
「中央区ハッピー買物券事務局」


注記:ちらしのはがきを使用する場合でも、必ず63円分の切手を貼って投函してください。

※結果通知時期 4月中旬(予定)

発送時期:4月下旬~5月中旬(予定)



先週末に補正予算案が通過しましたので、早速のご案内となったようです。

プレミアム率発行や発行時期の前倒しは高く評価しますが、デジタルでの発行が未だにないという点等、やはり全区民が区内消費喚起に最大限寄与し、経済効果を最大にするためには改善すべき点も沢山あります。

先ずは区民の皆様全員が購入出来るように。

引き続きご意見等を頂ければ幸いです。

【2月補正予算案】区内共通買物券(ハッピー買物券)2024の発行について

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は所属する企画総務委員会にて令和5年度2月補正予算案の審議が行われ、会派を代表して出席しました。

一般会計補正予算案について説明を致しますと、

一般的に毎年2月に提出される補正予算案については、当初予算案からの着地見込みの修正等が入ります。

歳入においては特別区税(たばこ税)について、売渡本数の上振れにより3億円の増。特別区交付金については都区財政調整制度による普通交付金の再算定結果により75億円の増。八重洲二丁目再開発に伴う土地売払により154億円の増のほか、各事業実績値に伴う国庫支出金や都支出金の減額になります。

歳出においては、こちらも各部署の職員給与の着地見込み減による減額(こちらは年度内の育児休業や傷病休業取得を主な理由とするもの)および、各事業にかかる費用の実績値から全体的に減額されます。

また、大きな新規事業として区内共通買物券・食事券の発行および特別支援学校の給食費補助の2点が計上されました。



①区内共通買物・食事券の発行

・発行総額:26億円

・発行時期:令和6年4月下旬

・利用期限:令和7年3月末

・販売方法:区民・在勤者を対象に事前申込制、応募多数の場合は区民優先で抽選

②特別支援学校の給食費補助

・支給額:令和5年度分の給食費相当額(遡及適用)

・対象者:東京都が設置する特別支援学校に在籍する児童・生徒およびその保護者のうち、以下の要件すべてに該当する者

└児童・生徒および保護者ともに中央区に住民登録があること

└東京都就学奨励事業や生活保護など他の事業による学校給食費全額の支給認定を受けていないこと



私からの質問は主に区内共通買物・食事券2024の発行について

Q.まず本来令和6年度当初予算案に含まれる来年度の区内共通買物・食事券の発行について、例年より販売時期を2か月前倒して4月に販売を開始するため、本補正予算の債務負担行為に含めて計上をしているという点、およびプレミアム率を20%→30%に引き上げて拡大するという点、区民の皆様に早く届けて経済を活性化するという区の方針については感謝申し上げると共に高く評価致します。

その上で、数ある経済対策のメニューの中、今回区内共通買物券の発行に決めた経緯や目的、および前年度の区内共通買物券発行における実績を教えてください。

A.昨今の物価高騰の煽りを受けて区内の小売店は大変厳しい状況であり、経済対策として区内の景気を高揚させるためにどのような施策が有効かを検討し、平成12年から開始し区民の皆様から広く親しまれている本施策を活用し、区内の方々に使って貰いたい。コロナも収束してきたがここでしっかりと勢い付けるため、発行時期を前倒しし、増額して発行する。

令和5年度の実績については、申込が区内在住者(区民)30,155人で全員当選、在勤者が1853人申込があり抽選により736人となった。

クレジットカードの支払停止等によるキャンセルもあったが、全て売り切れ。現時点による換金率は85.1%であるが、例年99.5%ほどになる。


Q.昔から区民に親しまれ、消費喚起策として有効であるという点は理解する。使える店舗の拡大周知という点では次年度に変更はあるか?

A.利用可能店舗については現在区内で1782店舗あり、専用HPにて公表、随時登録を促して拡大している。今後の増加については特に晴海の新設商業施設(ららテラス)等の各店舗に現在交渉して調整中



Q.次に対象者について、これまでも何度も取り上げて来たが、16歳以上という年齢制限について





Q.区としてはこれまで地域振興策であり福祉施策ではないため年齢制限撤廃は考えていないと説明を繰り返してきましたが、改めて本区の考えを確認する。消費喚起策、経済対策が目的であるのであれば、敢えて年齢制限を設ける必要はないのではないか。

令和5年度に同様のプレミアム付商品券・買物券を発行した自治体は、23区では21区が実施しており、そして購入対象者に年齢上の制限を設けているのは本区だけであった。(正式な調査ではなく、個人で各自治体のHPを確認したものですので、間違っていれば修正お願いします)ちなみに、約10年前においては墨田区や世田谷区、台東区等は同様に16歳以上という制限を設けていたが現在においては撤廃しています。

例えば申込に区民が殺到しており、ある程度の線引きが必要な状況であるのであればこのような制限も理解出来るところではあるが、どのような目的、効果を想定して制限を行っているのか、改めて教えてください。

A.区としては、区民を優先した上で、区内中小小売店の活性化を目的としている。責任を持って購入して貰うため、子どもについては制限をしている。子育て支援策や生活支援を目的としている福祉政策ではないので、義務教育が終わる年齢であり、人によっては仕事も始めている年齢を基準としている。



Q.福祉政策ではないからという区の主張であるが、同様に買物券を発行しており年齢対象を絞っていない本区以外の20区においても、本施策は福祉施策とは捉えられていない。16歳未満を対象とすると全て福祉政策となると考えるべきではなく、何も子育て世帯や子どもを特別に優遇すべきと言っている訳ではない。区内の消費を喚起したいのであれば、少なくとも中学生以上は自分で区内の飲食店を活用するし、部活用具や嗜好品を購入している訳で、全区民を対象とするのが制度として合理的であり、公平ではないか

また、16歳未満が仕事をしておらず、収入がないことを理由とするのであれば、それは年齢に限られるものではない。つまり扶養の問題とするのであれば、要介護や専業主婦等、家庭の事情により収入はないが、区内で消費したいと考える区民はいる。

また、発行に公的な身分証明が必要であるとするのであれば、少なくとも身分証明として学生証が交付される中学生以上も含まれる方が自然である。

重ねて言うが、子どもを特別に優遇しろという訳ではなく、経済対策を目的とするのであれば、原則的に全区民を対象とするのが、目的に照らして制度として合理的ではないかという視点から、改めて見解を問う。

A.本施策は中小企業振興対策として、原則的に「区民の皆様に責任を負ってもらい協力をお願いするもの」として考えているところ、責任を取れるのは成人年齢でないと難しいのではないか。また、委員ご指摘の通り、昔は元々5億円の規模で区役所にお越し頂いて本人確認をしていたところ、本人でないと買えず、大体が午前中のうちに売り切れる状況であった。ここ数年はコロナ禍における緊急経済対策として拡大しているが、いつこれまでの規模に戻るかは分からない

また、販売日を6月の第2土曜日に設定していたが、これらはそもそも高齢者の方々の年金支給日に近く、買いやすいようにして欲しい区議会から要望があったものである。



Q.本区の考えは理解した。区の考え方自体を責めている訳ではなく、制度設計として公平性に疑問があるため、来年度以降に実施する際には他区では撤廃している年齢制限が本区では本当に必要であるのか、施策の目的と照らして改めて考えて欲しいと強く要望する。

また、過去に議会からどのような要望があったかは存じていませんが、本施策は子育て支援策、福祉政策ではないが、高齢者優遇施策でもないのではないか。あくまで消費を喚起し、景気を高揚させたいのであれば、対象は全区民とし、全区民が等しく区内の経済対策に寄与出来るような制度設計を改めて望むものです。


最後に、次年度においても紙媒体のみの発行となるが、世田谷区ではせたpayによる電子マネーでの発行大田区目黒区など多くの他自治体では電子買物券による発行も広がっている。本区においても昨年度の審議の際、電子での発行も前向きに検討するとしていたが、電子買物券の発行についてはどのように考えているか?例えば店舗側の対応などもネックにはなると思うが、どのような点がネックなのか?

A.本区においても過去にキャッシュレス決済還元キャンペーンや行政手続きにおける電子マネー決済も実施してきた中で、社会情勢的に機運が高まっていると認識しているが、高齢者の方々は使いにくいという事もあり、これまで通り紙での発行となった。デジタルと紙での併用という考えもあると思うが、事務取扱手数料が嵩んでしまうという点も含めて慎重に検討している。


→改めて本区の考えは理解した。重ねて申し上げるが、本施策は高齢者のみならず全区民が利用しやすいという視点で考えていくべきである。区民の中には電子マネーの方が利用しやすいという声もあり、他区では電子買物券による交付も進んでいる。区民ニーズを的確に把握し制度設計を進めて頂くよう強く要望する。





本日は論理立てて区の見解を一つ一つ問いましたが、やはり区内中小企業としても区民としても、出来る限り多くの区民の方々に使って貰いたいと考えていると思います。

あくまで経済対策、区内消費喚起を目的とするのであれば、対象は全区民とすべきであり、区民に年齢制限を設ける必要性施策設計の合理性もないと考えます。

また、施策の趣旨として説明のあった「責任を持って区内で消費出来る区民」という定義が曖昧です。収入の有無であれば年齢は関係なく、実質的な資力が本人にないケースは沢山あります。責任能力を指しているのであれば16歳以上という制限は合理的ではありません。そもそも区内で区民の消費を喚起したいのであれば、年齢は関係ないのです。

但し、今回副区長から、そもそも過去に高齢者のための制度設計の要望をしてきたのは区議会の方である、という趣旨(少なくとも私はそう捉えました)のご発言がありましたので、この点は私も重くそして前向きに受け止めたいと思います。

恐らく、過去の議会でそのような議論や要望があり、その趣旨を元に本区が制度設計をしているのであれば、議会側の責任でもあります。議会内で改めて他会派のご意見や政策を伺い、会派や個人としてではなく、議会として改めて当時の議論から何が変わったのかを整理し、全区民を対象とした制度設計について、積極的に議論および要望をすることが可能なのであれば、本区とも前向きに調整出来るのではないかと考えます。

この点は、個人としても会派としても自分達の手柄にしたいとは全く考えておりません。(むしろ全会派での実現にお願いしたいです)

まずは議会としてもコンセンサスが取れるように、丁寧にお話し、議論をしていきたいと思います。

区政とはあくまで対立ではなく対話が重要だと考えています。

本区の施策を一辺倒に批判するのではなく、どのようにすれば施策の修正に至るのか、実現して貰えるのか、その背景経緯対話も大切にしていきたいと思っています。

それでは!!

【令和6年度予算案】ハッピー買物券2024の実施、晴海まつりの開催、学童クラブ定員拡大、幼稚園弁当給食の提供など

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

さて、中央区は2/8に令和6年度各会計予算案を発表致しました。

それはもうしれっとプレスリリースしており、思うところはあるのですが、取り急ぎ、注目ポイントをダイジェストでお送りします。

人がつながり まちもつながる 安全安心なまちを目指して

来年度のキャッチフレーズになります。あまりピンと来ませんが、、、中身を追っていきましょう。

まずは能登半島地震の気付きも踏まえ、災害対策促進事業として感震ブレーカー配布事業家庭用消火器設置促進事業を進めます。これは自助への支援となります。

また、特に防災拠点の機能強化や防災区民組織等への活動支援など共助に対する支援を強化します。

これら以外にも防災対策は多岐に渡って強化しておりますが、別途報告します。

次に区内経済対策として区内共通買物・食事券(ハッピー買物券)の2024年度版の実施が決定しました。

プレミアム率が20%→30%に拡大し、発行時期も例年6月から4月下旬に前倒しを行います。

また、令和6年度は晴海フラッグが本格的に稼働致します。晴海区民センターや図書館、晴海西小中学校の開校などまさに4月からまちびらきが始まりますが、

はるみらいを使った晴海まつりの開催が決定しています。詳細は改めて確認致します。

また、水辺環境を活用した環境整備も本格的に始まる見込みです。

また、築地場外市場跡地の再開発計画も、本年3月に事業者が決定し、本格的に開発計画が発表される見込みです。水辺の整備と共に様々な開発が走り始めます。

学童クラブについては、学校内学童クラブ(プレディプラス)の運用が順次開始します。これにより、学童の定員は

令和5年4月1日(795人)→令和6年4月1日(1273人)※前年度比+478人 

となり、令和7年度以降も150人~300人拡大を予定しています。

また、幼稚園預かり保育が区内全園ではじまり、無料の幼稚園弁当給食も開始されます。

学校関連では、学校図書館支援センターが設置され、中学校、小学校への司書派遣の準備が行われます。また、国立競技場を使用した中学校連合陸上競技大会の開催が決定しました。

脱炭素社会の実現に向けた取り組みとしては、福島県大熊町で生成した再生可能エネルギーの送電・活用についての連携開始や中央区の森の更なる拡大。

学校標準服のリユース事業等も開始されます。



さて、細かく予算案を見ていきます。




令和6年度予算案の一般会計予算案の財政規模は1335億2190万4000円で、昨年度と比較して約10%(約148億円)ほど少なくなりました。

これは、晴海西小中学校晴海区民センター等の晴海のまちづくりに関する施設整備が完了することにより、その工事費等設立準備費用が皆減されるからです。

歳入については、とりわけ特別区税約14億円(3.9%増加)するなど、安定して例年通り伸びています。これはもちろん人口増加および区内経済の上向きによるものです。

その他歳入については、予算特別委員会の際に詳しく解説します。

歳出についても、予算特別委員会の中で詳しくやっていきますが、とりあえずはダイジェストで各重点項目を確認します。

地域ねずみ防除対策はより補助が手厚くなりました。

すくすく歯科相談、3歳児を対象とした歯科事業の新たな創設、中央区健康アプリの導入も新規事業です。

認可外保育施設保育料の補助について、新たに0-2歳児クラスの第二子以降の保育料に対する補助制度が新設されます。

期間限定型保育、居宅訪問型保育事業の拡大と共に、学童クラブの定員拡大も先述の通り進みます。

これらは我が会派としても要望してきた事項ですので、拡大は嬉しいです。(様々なご意見を継続的にお寄せください)

月島地域における放課後等デイサービスの事業補助がついに始まります。特に月島地域に必要であるが、場所がない、事業者が手を挙げないということで補助を訴えてきた事項です。

自転車活用については、通行空間の整備と共に、校庭を活用した自転車練習場所の確保が始まります。これは私も委員会で提言し、実際に選挙のマニフェストにも入れていた事項ですので実現は嬉しいです。

晴海西小中学校の校庭、屋上校庭、温水プールの一般開放は正式に発表されました。また、晴海まつりの詳細は気になります。

区のお知らせちゅうおうが全面フルカラー印刷になるなど、パワーアップします。紙面の強化と共に、デジタルへの力をもっと入れて欲しいとも思います。

区のシティプロモーション強化、SNS活用、手続きオンライン化、DXなどは予算特別委員会の中でガシガシと詰めていきたいと思います。

一時預かり保育のオンライン予約についても、これまで会派として訴えてきましたが、ようやくの実現となりました。

子ども自転車乗り方教室の開催も定期的に実施されます。また、キャッチボールの練習場所確保も同時に行われます。

キャッシュレス決済も段階的に導入が進みます

ざっとな紹介となりますが、概ね以上の通りとなります。

さて、これから3月にかけて区議会にて予算案の審議が始まります。

私も委員の一人としてしっかりと議論をしていきたいと思います。

今回も1か月に渡る審議となりますが、当該予算案だけでなく、日ごろからの疑問や要望、ここをこうして欲しいと言ったご意見を是非お寄せください。

皆様から頂いた声を元に我が会派より予算審議の中で、区の考えを問い、要望を行っていきます。

よろしくお願い致します。



また、今日の企画総務委員会の中でも私が取り上げたのですが、そもそもこの予算案の発表自体が区内、区外に対する大きなシティプロモーションの機会となります。

それが全く話題にあがらない。というかしれっとその翌日の9日にHP上でリリースをしている。

区長が生中継で記者会見で報道各社に発表するなど、何故もっと大々的にやらないのか、LINEでも回ってきません。

これでは区民の方が知る機会が限定的になってしまう。



それを考えた時、やはり自分がやるしかないという気持ちにもなりました。

ということで、

明日2/10 22:00~より本予算案を主に取り上げたYoutube LIVE配信を久々にやります。

久々になってしまいましたが、勝手に定例会見です。

事前にコメントなどを頂ければご質問にも何でもお答えいたします

区政って本当に分かり辛いですからね・・・・

やはり私が区民の皆様に分かりやすく伝える、その役目を担うべきですね。中央区No.1のSNS発信議員として。。。

ようやくYOUTUBEチャンネルを再稼働致します。

チャンネル登録はこちらから!

https://youtube.com/@user-vv4ot6ey3d?si=CaF-vDYmciwVwYNJ

それでは!!

【視察】スマートシティ実現に向けた高松市の取組み

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は企画総務委員会の視察で香川県高松市に伺っております。

スマートシティたかまつ」プロジェクトを掲げ、情報を一元的に収集、管理し、新たな事業を生み出す取り組みを実施されている高松市総務局デジタル戦略課様に取り組み経緯を伺いました。

高松市は、市民全員がデジタル技術を活用出来、社会全体のDXを進めることで、誰もが、どこからでも利便性を享受出来るスマートシティたかまつの実現を目指しています。




こちらは簡潔に説明するのであれば、産学民官が連携して様々なデータを収集、一元管理するためにシステムを整備し、データを利活用して新たな事業創出等に役立てる取組みです。

共通プラットフォームとしてFIWAREを構築し、自治体が保有するオープンデータリアルタイム情報をアプリ等で可視化します。

どのようなデータを集めるか、どのように活用するかは行政機関やITベンダー、事業者や研究機関等で構成された「スマートシティたかまつ推進協議会」にて、分野毎にワーキンググループを設置し、実証実験を行います。

結果、ワーキンググループから市長に提案し、承認が下りれば事業実装のための予算化がなされることとなります。


そもそもの出発点は、高松市が防災のためIOTを活用出来ないかと検討を始めたことに端を発します。

海が近く、歴史的に高潮の被害を受けてきた高松市は、河川や水路に水位潮位センサーを設置し、リアルタイム情報を取得することから始めました。


その他土砂災害危険区域図等の地図情報センサー情報避難所の情報電力通電情報等を一つにまとめて表示し、防災ダッシュボード画面を水防本部に表示することにより、本部にて具体的な対応計画や迅速な避難命令の判断に活かすことが出来ました。

次に観光分野においては、県内の市直営レンタサイクル50台にGPSロガーを装着し、観光客の導線、どこに立ち寄ったか、どこが混雑しているかの情報を取得するという実証実験を行いました。

その情報を訪問先の多言語対応や、新たな観光資源の創出に役立てるといった取り組みを起こっています。

福祉分野においては、高齢者見守りへのICT活用における実証実験も始まっています。

このような様々な実証実験⇒実装の検討⇒予算化を繰り返し、行政DXを進めていこうという取り組みをご説明頂きました。

以下は主な質疑内容です。

Q.FIWAREは高松市で独自にベンダーに委託開発を実施したのか?その導入時、保守運用にかかる予算規模は?また補助金は活用したのか?

A.主にヨーロッパで導入されているFIWAREを取り扱う日本法人に開発を委託した、導入時の予算は今手元にないが、国の交付金により賄っている。また、運用・保守にかかる予算は年間約2000万円

Q.データ・個人情報の取り扱い・管理体制は?

A.本人承諾を得たデータを高松市の内部データとして管理、個人データは収集していない。

Q.IT人材を外部雇用したか?

A.民間登用はしていない、職員採用時に情報専門職を採用している。合計で28名体制

Q.LINE通報システムの運用上の課題や効果は?

A.担当が別の課になってしまうので件数は把握していないが、これまでマイシティレポートで収集していた道路破損情報が、LINEで気軽に通報出来るようになり件数は増えている。広報課で取り纏めて、道路課や公園課に振り分ける。私有地などが入ってしまうことにより何らかのトラブルが発生する可能性はあるが、現在のところ問題があるとは聞いていない

Q.これまでの課題および今後の展望は?

A.実装の段階で予算の関係上、実装が出来ないとなることもあり、その点が課題。今後の展望としては例えば今走っているのは、市民からレシート情報を収集し、貰ったら市がインセンティブを出す。レシート情報を分析してどこでどういうものが買われているか、傾向に応じてレコメンド出来ないかなど、実装に向けて動いている。



スマートシティたかまつの取組みは、如何にデータを利活用し、区の事業に活かせるかという視点での取組みでした。

まず、区として情報の一元管理システムを整備する必要があり、オープンデータとして活用出来るかが焦点となります。

中央区の施策に活かすためには、まず基幹システムの更新が既に走っています。まずは、情報化基本方針が今年度改定を予定しているため、データの利活用を見据えた方針に舵を切る必要があります。

この点は次回企画総務委員会にて提案、質問したいと思います。

また、すぐに導入出来るものとしては、やはりLINEによる市民通報システムの導入です。

これはもう私もずっと言っているのですが、区は個人情報が・・・アプリの信頼性の観点から他区の動向を見守るとしています。

重ねて言いますが、区は個人情報データを収集しません写真データ、位置情報のみです。

行政DXを実現するにあたっては、情報の双方向化が大切であるとずっと訴えてきました。

一方的に行政側が市民に対して情報を届けるだけでなく、市民から意見や情報を貰い、区の施策に活かすことが、区民ニーズをキャッチアップするために必要であることは間違いがありません。

間違った情報が、情報の信頼性が問題、という答弁ばかりなのですが、中央区民の民度を信頼すべきです。もちろん情報の中には確認が必要であったり、不正確な情報もあるとは思いますが、その精査は情報量が増えれば当然に発生します。

今回は企画部長等も出席して視察しましたので、こちらも実現に向けて本腰を入れて貰えることに期待します。

ご意見等よろしくお願いします!

高松市役所の皆様、貴重なお時間をありがとうございました!!

視察が終了してからまだ1時間くらいしか経っていませんが、ホテルで早速まとめました。(先延ばしにして良いことはない)

それでは!!

【9月補正予算】自転車用ヘルメット購入助成、幼稚園全園で預かり保育開始、プレディ・学童で保護者連絡ツール導入など

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

中央区は8/31付けで、中央区議会第三回定例会に提出予定の9月補正予算案についてプレスリリースしました。

これまで要望してきた事項もかなり含まれ、注目しています。

補正額は2億7614万5千円で、前年度からの繰越金および東京都からの補助金を充当します。主な施策としては、

①ふるさと応援寄付金に返礼品追加


・築地魚河岸BBQ場で使用できる利用券

・歌舞伎座・明治座で使用出来る観劇券・食事券

それぞれが本年10月1日から返礼品の対象に追加されます。


②プレディ・学童クラブ(プレディプラス)において保護者連絡ツール導入


・入退室管理、欠席連絡機能、連絡帳機能、お知らせ一斉配信機能を使えるツールが令和6年4月から導入されます

③自転車ヘルメット購入費用助成


区内12店舗において、3000円以上かつ、安全基準を満たしたヘルメットを購入する区民に対して、2000円が割引されます

⇒店舗において区民証明申請書を記載することにより、2000円割引価格でそのまま購入可能

期間:令和5年11月~令和7年3月


④幼稚園預かり保育の拡充


・令和6年4月より、区内幼稚園全園にて、一時預かり保育が可能となる

⇒日額400円、インターネットからの申込


取り急ぎ主な注目トピックスを共有致します。

選挙時においても、ふるさと応援寄付金の返礼品追加保護者連絡ツール導入自転車用ヘルメット購入助成幼稚園預かり保育拡充の要望は区民の皆様から頂いてきました。

会派としても委員会等の場で要望をしてきましたが、実現した点を非常に嬉しく思います。

ただヘルメット購入助成等は道交法改正の4/1から出来なかったのかとは思いますが・・・実現したことは、中央区がしっかりと区民の皆様からの声に対応するという現れでもあります。

これらの補正予算案は、第三回定例会にて議会で審議されます。

また詳細が分かり次第お伝え致します。

それでは!

令和6年度中央区協同提案事業を募集!是非ご応募を!

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

中央区は、これまでも実施してきた中央区共同提案事業について、令和6年度の募集を開始します

https://www.city.chuo.lg.jp/kurasi/volunteer_NPO_kyodo/NPO_kyodo/kyodonosuisin/kyodo.html

協同ステーション中央利用登録団体であれば、事業提案が可能です。

公共・公益に資する事業等を区が募集し、区が予算を持ち、官民協同で実施するものです。

【募集する事業】

(1) 課題設定型提案
区が協働により解決を図りたい 4分野への事業提案を募集し
ます 。
① 高齢者が健康で安心して暮らせる環境づくり
② 地球にやさしいまちづくりの推進
③ 子どもが輝く子育て・教育のまちづくり
④ 地域ぐるみの安全・安心まちづくり


(2) 自 由 テーマ 型提案
団体独自の専門性、先駆性を生かした自由な発想に基づく提
案で、地域の課題解決に向けて、具体的な効果や成果が期待で
きる事業の提案を募集します 。( 課題設定型提案を除く )。


【提案出来る団体の要件】


次 の (1)か ら (8)のすべての項目に該当すること が必要です。


(1) 「協働ステーション中央」の利用登録団体であること
(2) 組織の運営に関する規則(定款、会則等)があり、構成員 名 簿
を備えていること
(3) 予算・決算を適正に行っていること
(4) 団体の責任者及び事業の連絡責任者が特定できること
(5) 宗教活動又は政治活動を目的とした団体でないこと
(6) 特 定 の 公 職 者( 候 補 者 を 含 む )又 は 政 党 を 推 薦 、支 持 又 は 反 対することを目的とした団体でないこと
(7) 暴力団又は暴力団の統制下にある団体でないこと
(8) 区と協働して業務を遂行できる能力 を有すること。


【提案出来る事業の要件】


次 の (1)か ら (9)のすべての項目に該当することが必要です。


(1) 事業構築に向け た支援・協議の上、「協働ステーション中央」
を経由して区へ提案された事業
(2) 中央区内で実施される公共的・公益的な事業
(3) 地域課題解決のために提案団体と区とが協働で取り組む事業
(4) 提案団体 が主体的に取り組み、団体の 特性が発揮される 事 業
(5) 実 施 年 度 内 に 具 体 的 な 効 果 や 成 果 が 期 待 でき、区 民サ ービ スの向上が図られる事業
(6) 提案団体と区 の役割分担が適切で、協働で実施することにより
相乗効果が期待できる事業
(7) 事 業 計 画・予 算 の 見 積 り が 適 正 で 、提 案 団体が確実に実施できる事業
(8) 事業を実施する上で必要な安全への配慮や 新型コロナウイ ル
ス感染症対策が講じられた事業
(9) 事業実施年度に 中央区社会貢献活動事業補助金の交付 を受け
ない事業

【提案事業の実施期間】

令和6 年4月1日から令和 7 年3月31日まで


【募集期間】


令和5 年2月1 日(水 )から4月28 日 ( 金 )まで


平成23年度から実施されてきた協同提案事業ですが、どうしてもうまく活用出来てきたとは思えません。

令和4年度、令和5年度は、提案者すらいませんでした。

ちなみにこれまでの事業等は

このようなものです。中央区地域スポーツクラブ大江戸月島さんが採択される割合が多いですが、これはそもそも提案事業者が少ないのだと思われます。

公共事業が中心となりますが、区内のスタートアップ企業など、様々な団体に募集要件を拡大し、間口をもっと広くするべできはないかと私は思います。

是非、これを機会に様々な団体様からのご応募をお待ちしております!!


豊海町の「魚がし」さんでランチ!お刺身が豪華!

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

先日、Twitterでコメントを頂いた豊海町の魚がしさんにランチを食べに行きました!

遅くなってしまいましたが、念願の魚がしさんへ!!

注文したのは舟盛ランチでした!!

中トロやカツオ、サーモン、鰤、タコ、イカ、エビ、鯛などに逸品料理もついてきてお得!!

お刺身とても美味しかったです!!

焼肉定食やハンバーグなどもあってそちらも気になる。。。

めっちゃ美味しそうですね!今度またランチや夜の時間も伺います!!

魚がしさんありがとうございました!!

お店の情報はこちらです!

https://instagram.com/uogashi_toyomicho?igshid=YmMyMTA2M2Y=

https://instagram.com/uogashi_toyomicho

魚がしの基本情報

スポット名魚がし
TEL03-3534-3858
住所〒104-0055
東京都中央区豊海町6-6 豊海ビル1階 地図データ ©2022利用規約大きな地図で見る
営業日営業時間:昼11:00~14:00
夜17:30~22:00(Lo21:00)
※5/31まで休業中・6/1よりランチ営業再開いたします。定休日:土・日・祝日
※土曜日は15名様以上で貸切承ります。お問い合わせください。
営業時間帯朝食、ランチ、ディナー
駐車場なし 
備考全34席
└カウンター12席
└テーブル4名×5卓
└テーブル2名×1卓
【貸切可】
30名様まで可。土曜日は定休日ですが15名様以上で貸切承ります。お問い合わせください。

区内の飲食店の方々を応援してます!

区民の皆様にご紹介しますので、ランチ食べに来て!といったご連絡お待ちしております!!

本の森ちゅうおうの全貌公開!明るく、美しい憩いの場となる図書館へ期待大!!

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は、いよいよ12/4にオープンを控えた本の森ちゅうおうの議員向け見学会でした!!

これぞツイ廃議員の真骨頂、区民の皆様からの質問や疑問点にもリアルタイムでお応えしつつ、、、回ってきました!!

駐車場は約20台入るとの事です、(料金は確認出来ず)

一方で、気になる駐輪場のキャパが30台、、これは正直少な過ぎるため、私も質問しましたが、臨時駐輪場の設置を考えてはいるが、まだ場所などは決まっていないそうです。

区民の方々のほとんどが自転車で来るであろう事を考えると、かなり心配です。

なお、それとは別にシェアサイクルポートも併設されるとのことです。

外階段を昇ると庭園のようになっており、2階は子ども向けコーナーである事から、子どももあそべるようになっていました。

そのまま2階へも来館可能です!!

1階(エントランス•カフェ•多目的ホール•展示スペース)

一階は入るとエントランスになっており、待合スペースには大きなデジタルサイネージに、最新のニュースなどが流れています。

奥に行くと多目的ホールや、常設展示場などがあります。

そして気になるのはカフェですね!

館内の本の持ち込みも可能であり、しっかりした飲食の提供もなされるようです。

なお、こちらは計画段階の案です。

カフェ内は恐らくコンセントもあると思いますが、詳細までは確認出来ていません。

こちらが多目的ホール、ミニプラネタリウムも実施されるとのこと。

常設展示館スペースでは、何と床一面に昔の中央区の地図が!!

区民の方々と共同で、様々な写真を展示することなどが考えられているようです。

2階(こどもコーナー•地域資料室)

さて、2階へ!!

2階は子どもと、子育て関連書籍が並ぶスペースです!

庭園にもすぐに出ることも出来ます

席もテーブル席、1人席、学習室など様々に!

そして子供の読み聞かせコーナーもあり、こちらで朗読会なども開かれるようです。

子ども用トイレも横にあります

3階(一般書籍•グループ学習室)

電子新聞コーナーも

グループ学習室は小4以上を対象に、8人まで利用出来ます。

現時点ではネット予約は出来ず、来館して直接予約する必要があります。

学習室も整備され、机にはコンセントが1席につき二口準備されています。

また、WiFiは無料で利用することが出来ます

4階(一般書籍•一般学習室)

5階(ビジネス書籍•会議室•ラウンジ)

5階は主にビジネス向けの書籍が揃えられており、会議室やラウンジでは商談も出来る様に設計されています。

また、ラウンジでは飲食も可能です。

6階(屋上庭園)

屋上は緑に囲まれて、とても温かな日差しが気持ちいいです。また、展望台もありますが(そんなに景色は良いわけではない)

また、2階には地域資料室が整備されています。

こちらは中央区が所有する歴史書物が多く、基本的には貸出は出来ません。

こちらも一階の展示スペースから階段でそのまま上がり、地域資料展示館にもなっています。

何が展示されるか楽しみですね!!

総席数は450席、この開放感や図書館と思えない全面ガラス貼りの明るい雰囲気はとても心地良かったです。

地味に、館内では小川のせせらぎや鳥の囀りのような微音が流れており、よりリラックス出来る環境であると思いました。

質問にもありましたが、直射日光による書籍の劣化対策はどのように、との点においては、まず設計段階で構造的に直射日光が書籍コーナーにかからないようにしているとの事。

また、その上で日光が差す場合は本棚にカバーや屋根をつけることも検討しているとの事です。

気になるのはやはり、駐車場、駐輪場スペースですね。

これは人気が出る施設であると思いましたので、最初はかなり混み合うことも予想されます。

駐輪スペースや交通整理についてはしっかりと対策を立てる必要があります。

何にせよ楽しみです!!!

【区民文教】キャッシュレス決済ポイント還元事業の実施結果、全国学力状況調査・体力調査等の結果について

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

区民文教委員会の内容をダイジェストにお届けします。

Q.キャッシュレス決済キャンペーン還元事業の実施結果、総括について

A.今回4社に依頼した事により、各社の必要項目の整合性を取るなど運営に苦労した部分もあったが、結果、約25億円の決済金額とのことで経済影響は大きかった。区民の皆様や飲食店舗の皆様からも好意的な意見を多く聞いている。

Q.今後(来年度以降)の展開について

A.本来コロナ禍で苦しむ区民、或いは事業者への経済的支援、活性化を目的として、臨時経済対策として実施してきたものであり、2年経ってようやく現在、区や全国の消費動向がかなり回復してきた。来年度も確実にやるとまでは言えないが、予算の関係もあるので、総合的に検討していく。

以下、全国学力・学習状況調査結果、学習力サポートテストの結果、体力調査の結果について資料提出がありましたので、こちらに貼っておきます(委員会内では大きな質問はありませんでした)

コワーキングスペースもオシャレ!晴海ふ頭公園内のConnect Harumiは新たな映えスポットに!

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

晴海ふ頭公園内の施設ConnecT Harumiがいよいよ10/29にオープン致しました!!

早速行ってまいりました!

さすが初日はかなり混み合っていたようです

カフェのO.GARDEN最高じゃないですか・・・・!!

本当は晴海ジンジャーエールを記念に飲みたかったのですが、なんと目の前で売り切れてしまいましたので、長野シャインマスカットスカッシュ!!

メニューはこんな感じです。

若干観光スポット価格ですが、映え料金も含めてそれでも集客が見込めるのではないでしょうか。

そして2階のコワーキングスペースもオシャレです

コワーキングスペースも現在はカフェ購入者は2時間無料で利用出来ます!

また、グリルについては、今後芝生の部分も拡張されもっと大規模になるとのこと、こちらも楽しみです!!

夕方~夜にかけては特に目の前のレインボーブリッジと東京湾の眺望が素晴らしく、新たな映えスポットとなりました。

もっともConnecT Harumiの営業時間は21時までとなりますが、駐車場は17時で閉まるという点にはご注意ください。

晴海ふ頭公園はまだプレオープンの段階であり、来年度以降の本格オープンの際には駐車場時間延長も検討して貰いたいですし、要望として伝えたいと思います。

人気が出そうですね!

それでは!!