「政策」カテゴリーアーカイブ

久松幼稚園移転、移転経緯と今後の方針について

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は、第三回定例会一般質問の中で答弁のあった、久松幼稚園移転の件です。

以前の記事でも取り上げましたが、来年2022年に80周年を迎える久松幼稚園が、児童数の増加および久松小学校の35人学級対応のため、常盤小学校の中に移転となります。

中央区民マガジンさんの記事にも詳細が載っております

まもなく80周年の久松幼稚園がまさかの閉園危機!?


この経緯と今後の方針について教育長答弁がございました。

【これまでの経緯】

・35人学級に対応するため、久松小学校の用地確保を検討した。近隣の久松区民館、児童公園やその他民間施設の用地も検討したが何れも安全な登校やスペースの確保が困難であったため、久松幼稚園の移転に踏み切った

・これまで住民説明会や保護者会を計17回開催、200名ほどが参加され、対象の880世帯(本年8末時点で0歳-3歳児がいらっしゃるご家庭)に個別に文書を送付。その中のご意見を参考に令和6年から段階的に移行する予定だったが、兄弟姉妹を抱える世帯の負担増を避けるため令和6年8月に全学年一括で移転すると方針を変更をした。

・令和4年の常盤周年行事が終わってから着手する

【今後の方針】

・通園方法は添乗員付きのバスを運行予定。現在バス停の位置等を検討中

・久松小学校・常盤小学校の両校と連携出来る体制にする

・園の名称はそのまま「久松幼稚園」であり、常盤園舎というふうに併記する予定

・将来的に久松に戻るかについては、教室に余裕が生まれるなど今後の人口の推移等の状況次第ではあり、再編の際に久松に戻ることもあり得るが、状況を見据えて検討する。


地元の保護者の方はもちろん、久松幼稚園・小学校OBの方々も非常に関心を持たれていることと思います。
続報が入り次第お伝えします。


それではまた!!

久々の街頭活動!顔が見える政治家である大切さ

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

今朝は久々に勝どき駅の月島第二児童公園前で朝のご挨拶をさせて頂きました。(消毒等感染拡大防止策はもちろん行っています)

とても気持ちのいい朝でした!!久々にご挨拶が出来た方もいらっしゃいましたし、手を振ってくださって嬉しかったです!!


来年度の予算、子どもファーストの予算編成や、コロナワクチン接種状況交通不便地域と言われる勝どき・豊海・晴海地域の交通網整備について街頭演説させて頂きました!
基本、私は話すスタイルです

実はこのコロナ禍の中で、駅頭での街頭活動は自粛をしていました。

都議選や国政選挙が近く、立候補を予定されている方が街宣車を走らせたり、駅で街頭演説をしていると思いますが、果たして政治家の政治活動は不要不急の活動に当たるのか?と、Twitterでアンケートを取ったのですね。

結果、かなり多くの方にご回答を頂きまして、4割以上の方が自粛すべきとのご意見を頂きました。
ですので、私の政治活動は不要にはあたらないが、現時点では不急だろうと判断し自粛しておりました。


ですが、このコロナ禍の中でも様々な困りごとをされている方がいます。そういった方の声を集めること自体は、不要でも不急でもありません。
ネットでしか届かない方もいれば、街に立つことでしか届かない方もいらっしゃいます。
紙やリアルでの発信も、オンラインでの発信もどちらも必要なのです。



そして、地元の方と繋がれるだけでなく、街頭活動は政治家を成長させます演説がうまくなる考えが整理される体力がつく。選挙のための活動だけでなく、自分を成長させるためにやっている側面もあります。

ということで、今後少しずつ再開していこうと思います。
来週も勝どき駅の別の場所に立つ予定です。
もし見かけましたら、お声がけ若しくはお忙しければピースとかしてください!!


選挙の前にだけ顔を出すような政治家にはならない!!
私の最も基本的な公約でした。


顔と顔で繋がれる、活動を大切にしていきたいと思います。

ちなみに私は前々からおっさんの自撮り否定派でしたので、SNSにアップする写真についてはULIKEなど自動補正アプリを使ってアップしているのですが、

やり過ぎてたら、ふざけんなとキレられたのでほどほどにします。
(アプリ凄い・・・・)

それでは!!!!

中央区のまちづくりは閉鎖的?まちづくりプロセスのDX化を!!!

こんにちは、中央区議会議員の高橋元気です。

本日は前回に引き続き、まちづくりについてです。


中央区は中央区まちづくり基本条例に則り、東京都や中央区が策定するまちづくり方針、開発計画を元に区内13地区に設置しているまちづくり協議会やその他会議体の中で、まちづくりの方向性を決定していきます。

中央区まちづくり基本条例とは、開発事業者に求める開発計画への反映事項を定め、開発事業が行われる地域の住民等と協議を行うとともに、開発事業者に対して住民への説明を義務付け、その理解を得るように求めるものです。

まちづくり協議会とは、区内全域を13地区に区分し、まちづくりの整備構想や整備計画、防災上の課題などについて住民の代表者が話し合うことで、計画、地域のまちづくりの意見・意向などを整理し、本区のまちづくり施策に反映させるための会議体になります。

つまり、まちづくり(開発)の大まかな流れは


①都や区の開発基本方針⇒②開発事業者および行政による開発計画の策定⇒③地元まちづくり協議会やその他会議体にて協議⇒④地域住民への説明会⇒⑤着工⇒⑥進捗の説明⇒⑦竣工


という流れになります。


この流れ自体は理に適っています。


しかし、住民参加型のまちづくりを進めていくのであれば、およびの段階にて住民の意思が正確に反映されているかが非常に重要です。


計画段階における住民参加あるいは、開かれた会議体での議論が必要となります。


さて、この開発計画について審議をするまちづくり協議会の構成員は、原則区内の町会自治会代表者が名前を連ねます。

町会・自治会は地域コミュニティの核であり、盆踊り大会等イベント等によってまち全体を盛り上げ、まちの歴史を担ってきた伝統ある組織です。地域の共助の主体としても防災上、警備上、大変重要な役割を担っています。


今の時代、その点はもっと重要視されるべきですし、入会者が増えて欲しいなと思っております。

一方で、町会・自治会の役割の中で地域の住民の意見をまとめ反映させる意見集約機能としては限界があると思っております。


まず町会・自治会への参加は任意であり、強制されるものではありません。また幾ら近隣の方と意見交換をしていたとしても、地域住民の方にアンケート調査等を行っていない限り、物理的に代表者が民意の全てを把握しているとは思えません。
但し、公開された会議体において、区民の一般参加が可能なのであれば、その信頼性はある程度担保されているとも言えます。

ところが、



中央区はこのコロナ禍において、まちづくり協議会のオブザーバー参加(傍聴)禁止しました。


新型コロナウィルスの感染拡大防止が理由ですが、定員300人の会場で、出席者がせいぜい50人程度であっても、傍聴を拒否しております。(私も晴海まちづくり協議会の傍聴を拒否されました)


それなら、別室で中継を見れるようにしてはどうか、オンライン中継で誰もが見れるようにするべきではと私達も委員会等の場で要望を何回もしておりますが、
オンライン中継は出席者の理解が得られない肖像権や個人情報を気にされる方がいる)として、実現に至っていません。


そもそもまちの代表として、公の会議体に出席をするわけですので、出席者がオンライン中継を拒否しているというのは私は理解出来ないのですが・・・・というか区がオンラインでもやりますと言えば多くの方々は納得されると思います。


まず、まちづくり協議会やその他会議体の構成員自治会・町会の代表者と限定するのであれば、区民が誰でも傍聴出来るようにするべきです。


そして、今の時代は、民意の集約のやり方として会議体と平行して、紙でも電子でも区民アンケート調査を実施し、広く区民の意見を募集するなどのやり方があります。
一体何のためのLINE公式アカウントなのでしょうか・・・?
中央区が目指す電子自治体とは・・・?


まちづくりにおいては、中央区は非常に町会・自治会(まちづくり協議会)の意向を偏重していると私は感じます。
区はよく、施策について地元の方の意見を反映した、地元の方の同意を得たという言葉を使いますが、町会・自治会の意見地元の意見の全てではありません。


他の自治体を調べても、まちづくりにおいてアンケート調査を行っている自治体は数多くあります。

https://www.city.narita.chiba.jp/environment/page0144_00018.html

国内・海外スマートシティDX事例10選


私は町会・自治会批判をしている訳ではありません。
既存の会議体を活用したまちづくりと並行して、まちづくりプロセスのDX(デジタル・トランスフォーメーション)を進めるべきであると主張をしています。
区民の民意である電子アンケートを尊重した上で、オンライン傍聴も可能な開かれた会議体まちの代表者達が決めるのであれば文句はありません。

しかし、目指したいのはより未来の住民参加型の都市開発構想です。

都市モデルを3D化し、建築物の高さ景観交通量をシミュレートし、可視化して公開すれば、オンライン上でより具体的な意見交換が出来るかもしれません。
近隣施設との兼ね合いからこのような施設を入れて欲しい!アンケート調査が出来、簡単に集計出来ます。(プラットフォームがあれば)


コロナだから一般傍聴禁止して、昔からの住人の一部で決めます、は流石に時代錯誤過ぎますよ・・・・




徹底した情報公開、住民参加型のまちづくりを求めます。




それでは!!!

陸海空を制する?つながるまちTSUKIJIへ!

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。


中央区が誇る築地市場が解体され、その跡地の活用が非常に注目されています。


東京2020大会期間中は、交通ターミナルとして活用がされていましたが、いよいよ再開発に向けて走り始めます。
築地市場跡地は東京都心の中心地にわずかに残る貴重な広大な土地です。
土地は東京都が持っていますが、2019年に東京都が発表した築地まちづくり方針では、築地の将来像について、国際会議場(MICE施設)等の機能を中核として、築地ブランドを含む新たな東京ブランドを創造・発信する拠点、文化・芸術、テクノロジー・デザイン、スポーツ・ウェルネスなどの機能が融合した拠点とするとしていました。

https://www.nomu.com/machikara/4198/

地元中央区としても、場外市場や地元住民と一体となった再開発を東京都に要望しております。

先日発表がされた、「中央区築地まちづくりの考え方(案)」では「東京都心を支える広域的な交通結節点」として、周辺地域との繋がりに配慮しつつ、防災活動拠点としても機能するような環境整備を東京都に要望する方針です。

地下には現在中央区および東京都が国に対して働きかけている、晴海地下鉄新線!!
船着場では川を活用した舟運!!
大きな駐車場は首都高にも繋がっていく・・・


そして今回突然出てきたのが、、、


空路:ヘリポート!!

急に出てきました。
先日のエントリーでも書きましたが、朝日新聞の屋上ヘリポートが現在ありますが、航空法の関係で築地の建設が制限されるくらいなら築地にもうヘリポート作っちゃえばいいんじゃない?というフランクに言えばこのような考え方でした。

そう、TSUKIJIは陸海空を制するんです!!!

たぶん真の意味でのアバンストラッシュを撃てるようになります(古い)


防災用というだけでなく、民間にも開放するのか、そうなった場合に騒音問題は大丈夫か、など懸念点はありますが、今後の再開発情報に注目しましょう。




しかし!!!



こういった重要な方針が何故、どこで、決まっているのか・・・?
という疑問があります。
あまりに閉鎖的すぎる中央区のまちづくり方針の決定方法を、次回は取り上げます。



今までの経験上、これを取り上げると必ず圧力を受けるのですが、、、、


それではまた!!!!

選挙において連敗は政治家人生を左右する?~音喜多議員が崖っぷちで勝利した理由~

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。


さて、今日は少し荒れそうなテーマで書いてみます。

先日、こんなツイートをしました。
正直、TLに流れてくる情報などに感化された発言ですが、特定の個人に対するメッセージではありません。
むしろ、該当するな・・・と思う方はかなりの数がいます。


いえ、その方の挑戦自体は素晴らしいです。
勝ち目の薄いと分かっていても戦いに挑む方を私は尊敬しています。
直近で言えば、都議選武蔵野市選挙区において都民ファーストの会から立候補をした、私の友人である鈴木邦和さんも同じです。
それでもその自分の戦いが誰かに何かを伝えられると、何かを残せると信じて戦うこと、そのことを否定しているわけでは全くありません。



しかし、本当に選挙に勝って、政治家になりたいと思っているのであれば話は別です。
選挙は勝負であり、負けたら何も残りません
勝った人だけが政治家になり、実際に世の中を良くするために議員の仕事が出来るのです。

私もYoutubeチャンネルで「How To 政治家」という企画の中で話していますが(そろそろ第二弾再開します)
立候補にはやはりリスクも多くあります。
その上での上記ツイートです。



やはり、一般的には、負け続ける政治家に対しては、世間の評価は低くなります。
そして負け癖、これが一番良くありません。
候補者本人に「絶対に勝つ」という自信がなければ、周りの人も離れていきます。誰だって負け戦には乗りたくない。負ける選挙を経験した人、手伝った人だって、あんな辛い想いは二度としたくないんです。
結果、負け選挙を重ねるごとに、手伝ってくれる人は減るでしょう。
そして、有権者も負ける人には投票をしたくありません。


結果完全に負のスパイラルに陥り、政治家として終わるんです。


候補者本人だって、負け続けながらも、最初の選挙のような心の炎を燃やし続けるのは難しいんです。


もちろん、それでも何回敗けても勝つ人もいます。
そのような人は凄いとしか言いようがありません。

もちろん、根性だけでは絶対に勝てません。何回負けてもなお、周りの方々が信じ続けてきてくれたこと、それはひとえに地道な地域活動や努力をずっと続けてきたことに他なりません。
自分の炎を燃やし続け、周りの方もずっと燃え続けた結果なのです。



そう考えた時に、一つの選挙を思い出しました。
2019年の参議院選挙音喜多前代表の選挙です。

4月の北区長選挙にて惜敗され、失意のままあたらしい党としてもどうしていくか、話し合いが重ねられました。
そして、日本維新の会さんから参議院選挙に出馬すると聞いた時は、私だけでなく多くの方が反対をしました。

もしもう一度負けてしまったら政治家人生が断たれてしまうからです。

そして今回の戦いはあまりに勝ち目が薄いと、皆思っていました。

それでも音喜多議員は、自分は何回敗けても戦い続けたい挑戦をしたいと相当な熱量を持って私達を説得しました。


その熱量に応える形で、私も含めてあたらしい党のメンバーも毎日の選挙戦を戦いました。

そして下馬評では圏外であった音喜多議員は見事に、参議院議員に当選をされました。


奇跡だと、誰もが口々に言いました。

でもその当時も私は、これを奇跡と呼ぶ人は政治家にはなれない。そう思いました。


何故勝てたと思いますか??


2年前、選挙最終日に私はこんな投稿をしていました。

(奇跡って言うてるけど・・・)

中で見ていた立場からすれば、選挙戦が後半に入れば入るほど、その勢いが凄かったです。沢山の人達が集まり、台風のように他の人を巻き込んで、その火を更に大きくするように、ご本人は魂のこもった演説を繰り返し、夜はボランティアスタッフや議員一人一人に声をかけ、体調を気遣い、電話をかけ、ブログを書いていました。


皆がこの選挙より後はないと、必ず音喜多さんを政治家にするんだと押し上げた結果です。


私が言いたい事、そして最も尊敬するポイントはそこなんです。
そしてそれこそが政治家になるためには最も大切なんです。


誰よりも自分が火を絶やさないこと、そして皆の火を燃やし続けること


何故、音喜多議員はそれが出来たと思いますか??



それは音喜多議員の人柄、努力、活動、色々あるとは思いますが、結論一つに行き着きます。



ブログです。


8年間(もう10年間くらいですか?)毎日ブログを書き続けたこと
これ、簡単に書きますけど果たして日本全国を見回して、10年間に渡って毎日ブログを書き続けられる人が何人いると思いますか?凄まじいことなんです。


そして始めはそれを見た人が少しずつ興味を持ち、年月を重ねることによって多くの支援の声となりました。


ブログを書き続けるということ、発信し続けることには沢山の意味があると思います。政策を積み重ねていくこと自分を知ってもらうこと活動を広めていくこと
政治家としてとても大切です。


しかし最も大切な効果は


ブログを書き続けること自体が、

自分の心の炎に薪をくべ続けること

そして


周りの人の心の炎に薪をくべ続けること


であると思うんです。
だから、音喜多さんは火を絶やさなかった。(むしろこれで一般人に戻ったらブログ更新のネタがないとも思ったのかもしれません)



そう、それが言いたかったんです。
だから、政治家にとってブログってめっちゃ大事やなと。
心を燃やし続けろよと。


私は、毎日更新継続するとは宣言しません(まだね)
でも今のところ、今月は結構書いてます。


音喜多議員もこのようにエントリーされてますね。


ブログを書き続けることには様々な意味があると思いますが、私の私見は以上の通りです。
自分の心だけでなく、周りの人の心も燃やし続けることは、簡単ではありません。

でもそのが、いつか自分の夢を叶えこの国を明るく照らすとずっと信じ続けられる人が、政治家なのではないでしょうか。


ブログ書いていれば連敗しても大丈夫!とは言いませんよ。


長くなりましたが、読んで頂きありがとうございました。
ブログ継続頑張ります。

それではまた!!!

中央区長に令和4年度の予算要望書を提出・要望しました!

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

さて、先週は委員会質疑で忙しない中ではありましたが、昨日、区長に対して会派:かがやき中央令和4年度予算要望書を提出しました。


予算要望書とは、自治体が翌年度の予算を編成する前に、この政策に予算を付けて欲しい!こういうことをして欲しい!と議員から要望するものになります。
もちろん、それらが全て採用されるとは限りません。


会派:かがやき中央(旧あたらしい中央)は、昨年度も予算要望を行いました。結果、LINE公式アカウントの運用開始など、実現したものもあれば、なかなか難しいものもありました。


基本的には、区民の皆様からの要望を集めて、それらをまとめて区長に提出するものです。

DMでご意見を頂いた方、本当にありがとうございました!
YOUTUBE区政相談窓口については、パラリンピック閉会式と被ったこともあり閑散としましたが・・・こちらも改めて定期的にやってみます!!


さて、予算要望書は以下の通りです、是非ご一読ください。

令和4年度予算要望書


基本的には、やはりこのコロナ禍の中で、財源捻出においては、ありとあらゆる工夫をするとともに、本年度予算編成で用いた基準

①区民の命と健康、生活を守る施策
②今取り組まねば時期を逸するか
③感染終息及び経済の回復に資するか
④施設整備は長寿命化を基本とする


といった方針に則り、政策の適切な取捨選択を要望しました。


区長からは30分お時間を頂き、1人1人、この施策を特にお願いしたい!という事項を直接お話させて頂きました。
区長も時にメモを取り質問をしてくださり、非常に有意義なお時間を頂けました、お忙しい中、貴重なお時間を賜り心より感謝申し上げます。

私からも、特にお願いしたい事項をプレゼンさせて頂きました。具体的には、


①「ゼロカーボンシティ中央区宣言」
⇒中央区として指針を示されたのは大変素晴らしい、この宣言が形骸化しないよう、徐々に具体的な数値目標を定めて環境施策に移して欲しい

②中央区パートナーシップ制度の創設
「パートナーシップ制度あるいはファミリーシップ制度」の導入に向けた検討者会議の設置


電子決済推進キャンペーンpaypay還元キャンペーン継続実施
⇒コロナ禍で困窮する区民の経済対策の一貫としても、昨年度大変好評であった PayPay の還元キャンペーンあるいは同様他社を活用した電子決済推進キャンペーンを速やかに実施して欲しい


④GIGA スクール構想の確実な遂行

ア、1人1台タブレット端末を最大限に活用し、区として子ども達 1 人 1 人に合わせた個別最適型学習総合型学習の実現を目指すこと。同時に各学校への支援を徹底すること。

イ、オンラインとのハイブリッドによる授業選択の機会を確立することにより、コロナ禍の中で登校に不安がある家庭や不登校・病院入院中の児童・生徒に対する学習環境を整備すること。

ウ、デジタルシティズンシップ教育の実施。

エ、タブレット端末の活用用途に応じた学校の通信環境の改善強化、通信環境がない家庭へのモバイルルータ貸し出しの実施。

オ、ICT 支援員の活用を充実させ、年間活動評価と改善を実施すること。


⑤オリパラ教育を含めた東京2020大会レガシーの継続
⇒形に残すもの、残らないけれども受け継いでいくべきものをしっかりと検討し、次の世代に引き継いでいくこと


⑥おもてなしTシャツの再配布・販売あるいは定期的な中央区ご当地Tシャツの製作と普及
⇒大変好評なおもてなしTシャツ公式販売再配布を要望。あるいはデザインを毎年変えつつ、中央区のご当地Tシャツとして一体感を生み出す施策を推進して欲しい



区長も大変熱をもって耳を傾けて頂けました!
また、要望書の中にも含まれていますが、将来的な東京湾大花火大会の復活にも大変前向きなお考えでした。


今後とも、会派としてより一層、是々非々での政策提案を行っていきたいと思います。
中央区は素晴らしい施策も大変多いです。そして大変優秀な方が多いと実感しています。

例えば、委員会での答弁一つとっても、本当にしっかりと根拠に基づいて論理的に、明確に答弁をして頂けます。
たまにまちづくり協議会に参加する都の職員の方と比較すると正直雲泥の差です。明らかに中央区の職員の方の方が素晴らしい。


引き続き、区民の皆様のために一緒に頑張りましょう。



それでは!!

【オリパラ委員会】大会の総括と残すべきレガシー、おもてなしTシャツこそ販売して欲しい!!

こんにちは、中央区議会議員の高橋元気です。

本日は所属する「東京2020大会・晴海地区公共施設整備対策特別委員会」が開催されましたのでご報告です。

主に私の質疑から


Q.東京2020大会を終えて。原則無観客開催は大変残念であったが、個人的には非常に良い大会だったと思う。まずは大会の機運醸成のために尽力されたことを感謝申し上げます。その上で今回の総括と、苦労した点を教えてください。


A.9/8に閉村したが、一部交通規制の影響はまだある。大きな事件や影響はなく安全に終わった。緊急事態宣言の中で行うとは想像していなかった。各種おもてなしイベントの中止学校観戦の中止は残念。一方で無観客の影響で予想されていた交通渋滞勝どき駅の混雑の懸念はほとんど起きなかった。区民参加の機会がなかったのは残念であるが、折り鶴ウェーブの作成おもてなし清掃など、地元の方々と協力してやってこれたこと、それが出来たのは財産であり区の今後のイベント等で活かしていきたい。



Q.大会開催に係る区民の意見にもあるが、正直組織委員会のバブル方式による感染防止策は完全に崩壊していました。
例えば、私のマンションの目の前を、金メダルをぶら下げた選手がスピーカーとビールを持ちながら関係者を引き連れて騒いでいました。しかしながらこれはひとえに組織委員会の責任であり、そもそも大会関係者全ての方をコントロールすることは不可能だったのではないかと思います。その中で、中央区としてはどのような対応を行っていたか。

A.プレイブックに準じていないというご相談、苦情は電話やメール等で沢山頂いていた。プレイブックには大会関係者用、選手用、組織委員会用などそれぞれ内容が違うプレイブックが存在しており、そのルールに沿っているか、個人を特定して違反や是非を把握するのは難しい。外国人を見かけただけで通報などもあった。本区としてはプレイブックの中身を把握した上で区民の方にご説明、又は24時間体制で組織委員会と連携し、改善を要望していた。



Q.反省もあるとは思うが、最も大切なのはこれから、どのようなレガシーを残していくか。まずは形に残るものとして、資料にあるとおり、折り鶴ウェーブのほっとプラザはるみへの展示や選手のメッセージサインの展示などは非常によい試みだと思います。
一方でこれだけでは寂しい、例えば晴海ふ頭公園オリンピックシンボルのモニュメントを設置するなど、これ以上で検討しているものはあるか?


A.まずはこれから建設をする晴海小中学校出張所の中で大会時のビレッジプラザで使用された木材を使うとか、晴海FLAGの事業者が敷地の中で事業者なりのレガシーを用意していると聞いている。また、東京都も晴海ふ頭公園緑道公園の中にそれこそモニュメントを予定していると聞いている。このように、本区だけでなく東京都や事業者も連携して残すべきレガシーを検討していく。



Q.次にレガシーという意味では、形に残らないものも大切である。例えば交流を続けるということも大切。今はオンラインでつなぐことも可能です。帰国後の選手たちや、一校一国の相手方の学校の子どもたちとの交流や協同学習なども続けてはどうか。区民が触れ合えるという視点と学校の今後の交流という視点からどのように考えているか。


A.学校の今後のオリパラ教育については、学校側で4つの事業であるオリパラ学習一校一国運動ハートフルスポーツ体力向上の中から一つを選んでもらってやっていく方針である。今回、児童生徒も色々感じたことが多いとも聞いている。学校の中で検討継続しながら、工夫しながらレガシーを残していきたい。

区民の今後の参加についても、例えばブラジルやオーストラリアの選手がビデオ動画にして学校にメッセージをくれると聞いている。彼らとしても交流をしたかったと聞いている。地域の方やPTAの方も参加するような形で考えていきたい。



Q.浜町公園バスケットコートのデザイン改修については、一般社団法人go parkeyからの寄付行為とのことであるが、どのような経緯でこうなったのか?


A.浜町公園内のバスケットコートについては、3×3バスケの公式練習会場として使用されたところであるが、子どもの見学の機会を設けようとしたが出来なかった。3×3の普及啓発団体でもある社団法人go parkeyさんが是非バスケットコートを残していきたいと言ってくれた。大会前から職員との連携もある団体だったので、是非にという双方の合意があった。


Q.おもてなしTシャツについて。デザインも素晴らしく、私も地域の清掃をしている時に使用していると、声をかけて貰うこともあった。しかし持ってない人から私も欲しいとの声も頂く、まずはどういった方々に配布を行ったのか?


A.大会を迎えるにあたって、中央区全体として一体感を出すため各種イベント、聖火リレーの町会自治会によるボランティア警備やおもてなし清掃を実施する団体へ配布した。また、学校観戦予定だった小中学生へも配布をした。


Q.非常に一体感が生まれていいと思った。ある意味、大会を通して中央区が一つになったというレガシーでもあると思う。一方で、メルカリでこのおもてなしTシャツが大量に出品されてもいる。これは裏を返せば欲しい人が沢山いるということでもある。もし余っているのであれば今後、継続的に配布公式の販売をして欲しいが如何か?また、区が知的財産権を保有しているTシャツなのであれば違法販売については何らかの対応を行うのか



A.現状で全てが配布出来ているわけではないが余ってもいない。イベントに参加登録をして貰った区民の方に期限を定めて取りに来てもらうように連絡をしている。また、配布や販売の予定もない。メルカリについては区として止めては難しい。区のHPで何らかの働きかけを行うようなものでもないので考えていない。


⇒区民の大会レガシーとしても、是非追加での製造・販売・あるいはイベント時での配布を要望します。



Q.保健衛生支援東京拠点の業務結果について、大会前は中央区保健所は選手村内での感染等への対応についてはあくまで報告を受けるだけ、つまりは実働は伴わない、区の保健所はこれまで通り選手村内を除いた区内の対応に注力するという認識であったが、実際はどうであったか。
8月の感染拡大を受けて思った以上に保健衛生支援東京拠点の業務がひっ迫し、結果的に中央区保健所も手伝っていた、といった状況になかったか教えてください。


A.その点、当初の約束は守って頂いた。選手村内でのPCR検査や濃厚接触者の特定などは東京拠点が行い、中央区としては報告を受けるのみであった。



これからどのようなレガシーを残すか、非常に大切です。
これだけ歴史的なイベントが、地元の晴海、中央区で行われたのに、誰も10年後覚えてないというようなことは本当に悲しいです。
これからのまちづくりの魅力にもなります。

出来る限りの対応を要望していきます。

【環境建設委員会】コロナの影響で家庭ごみが増加!築地市場跡地にヘリポート?

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は環境建設委員会のトピックです。

【令和2年度区内のごみ量及び資源回収量について】

コロナの影響は顕著であり、以下のような傾向が発生。

①家庭ゴミが増加し、飲食店等事業ゴミは減少(区内全域では事業者が多いため、全体としては減少)

②家庭内の飲酒が増え、缶やビン増加

③amazon等ネット通販が増えて段ボールが増加


やはりゴミに人々の生活が現れると思います。私も定期的に周辺のごみ拾いを続けていますが、綺麗なまちを作っていきたいです。



【築地市場跡地にヘリポート開設?】

こちらも環境建設委員会の中で取り上げられました。

築地市場跡地の再開発にあたり、現在朝日新聞の屋上にあるヘリポートについて、ヘリコプターが安全に着陸できる空域の確保という航空法上の制限がある。
基本的には朝日新聞と充分な折衝をしないと建築物が立てられない。但し、朝日新聞との建築の相隣関係の問題のみにせず、築地全体の問題として考えることが合理的であると考える。
東京湾の方に広がって設置した方が合理的ではないか。

ヘリポートの扱いについては、少し弾力に考えながら市街地の安全性を考慮して柔軟に考える。災害時や緊急時の利用はもちろん、その他の使い方も総合的に検討をする。交通結節点として、区民生活の軸、この地域の発展にどういう施設がいいのか。可能性として空路、陸路、水路、鉄道含めて利用できる可能性がある。

これらの案は今後、築地まちづくり協議会の中で話し合われるとの事です。

ヘリコプターが日常的に離発着する場合は、進行方向と思われる、豊海、勝どき、晴海地域への騒音問題が生じそうな懸念もありそうですが、今後の話し合いが待たれるところです。
(民間に貸与されるならば東京湾ヘリコプターデートとかで使われるのだろうか・・・)

簡単ですが、本日は以上です!!

都内幸福度ランキング中央区が1位!!その理由は?

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。


さて、今日は良いニュースです!!

不動産会社が実施した、都内自治体の幸福度ランキング調査で、中央区が見事第一位になりました!!

東京都「街の幸福度ランキング」5位文京区、4位目黒区、3位武蔵野市、2位港区、1位は?


1位が中央区、2位が港区、武蔵野市が3位となりました!!

中央区は「住み続けたい自治体ランキング」は3位、「街に誇りがある」3位、「街に愛着がある」4位、「街の住みここち」1位、「住みたい街」16位

どんだけランキングあるねんという声もありそうですが・・・


住みたいまちが16位である一方街の住み心地ランキングが1位ということは、既に住んでいる住民が非常に満足しているという証拠ではないでしょうか。

>>今住んでいる人たちからすれば中央区は「住みここちが良くて、住んでいて幸福」ということなのだろう。また、ショッピングが楽しめる銀座や日本橋、下町風情あふれる築地や月島など、魅力たっぷりの街で楽しく過ごしている人が多いのかもしれない。


こうして注目されるのは嬉しいですね!!


一方で中央区が実施した区政調査では、行政に期待するところ、必要な施策は、やはり高齢者福祉・介護子育て支援策でした。


行政そして政治としても、これらのニーズに着実に答えていく事、それが区民の皆様が住み心地がより町であると思われる最も大事なことであると思います。

それではまた!!

【福祉保健委員会】区内保育園の休園状況は?中央区の保育方針とは

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

福祉保健委員会が開催され、中央区の子育て支援策等の議論がなされました。
特に保育園の休園状況について


Q.8月の区内保育園の休園数は?また、保護者の方からはどのような意見があるか?


A.8月については

・認可区立保育園 5園 延べ12件

・認可私立保育園24園 延べ36件

・認可外保育園1件

区民の方からの相談としては、休園になると仕事にいけない。いつまで休園が続くのかなど、預けられないことへの相談が多い。


Q.保護者からは濃厚接触者となるかの確認の期間が長く困るという声がある。その原因は?


A.中央区保健所がひっ迫し、濃厚接触者の特定が進まず、開園が進まないことへの不安が保護者からも寄せられた。所管の保健所の疫学調査、業務量が多く処理が進まなかった。そのため、発生した園から直接区の保育課、支援課に園の情報を貰い、区の方で行動履歴や濃厚接触者リストを作成して保健所の担当に送ったりなどフォローを開始した結果、かなり効果はあった。早ければ即日で濃厚接触者が特定。一時期の状況からは特定までの待機時間は解消したと思われる。


Q.東京都ベビーシッター支援事業を活用し、シッター事業も拡大しては?


A.ベビーシッター制度については、待機児対策としてのスキームでやっている。休園余儀なくされた方への支援としては認証保育施設や一時預かりを利用して貰い充分対応出来る。現時点ではシッター事業拡大のつもりはない。


区の基本方針は認可保育園を中心に行っていく。従って認可保育園を感染拡大をさせずにどうやって運営をしていくか。まずは濃厚接触者を特定し、保健所と共同で対応をする。濃厚接触者が特定されるまでは休園。そこにベビーシッター派遣は出来ない。それ以外は区で責任もって預かる。ベビーシッターの利用支援事業、個別のサービスを利用することは区として考えていない。まずは認可保育園第一である。


Q.本年4月に中央区は独自で保育園の登園自粛要請を出したが、4月の段階よりも感染は拡大していると思われる。果たして登園自粛要請の判断基準とは?

A.登園自粛要請について、保育園は原則的には仕事で子供を見ることが出来ないという方のために子供を預かるものの、本年4月に区内保育園でのクラスター発生をキッカケに登園自粛のお願いをした。
しかし、多くの区民の方からは戸惑いの声も頂いた。また、期間中の登園率は80%を超えた。やはり多くの区民の方は保育を必要としていると改めて認識した。現状においては、登園自粛を改めてお願いするという考えはない。


4月においては中央区はどのような根拠を元に、誰が登園自粛要請を独自で出したのか、その点は疑問です。
結果、区としてはその判断基準が明確ではなく、方針がぶれているようにも感じます。
保育だけでなく、区の対応においては一貫した対応をお願いしたいと思っております。


それではまた!!