こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。
さて、今日は少し荒れそうなテーマで書いてみます。
先日、こんなツイートをしました。
正直、TLに流れてくる情報などに感化された発言ですが、特定の個人に対するメッセージではありません。
むしろ、該当するな・・・と思う方はかなりの数がいます。
いえ、その方の挑戦自体は素晴らしいです。
勝ち目の薄いと分かっていても戦いに挑む方を私は尊敬しています。
直近で言えば、都議選武蔵野市選挙区において都民ファーストの会から立候補をした、私の友人である鈴木邦和さんも同じです。
それでもその自分の戦いが誰かに何かを伝えられると、何かを残せると信じて戦うこと、そのことを否定しているわけでは全くありません。
しかし、本当に選挙に勝って、政治家になりたいと思っているのであれば話は別です。
選挙は勝負であり、負けたら何も残りません。
勝った人だけが政治家になり、実際に世の中を良くするために議員の仕事が出来るのです。
私もYoutubeチャンネルで「How To 政治家」という企画の中で話していますが(そろそろ第二弾再開します)
立候補にはやはりリスクも多くあります。
その上での上記ツイートです。
やはり、一般的には、負け続ける政治家に対しては、世間の評価は低くなります。
そして負け癖、これが一番良くありません。
候補者本人に「絶対に勝つ」という自信がなければ、周りの人も離れていきます。誰だって負け戦には乗りたくない。負ける選挙を経験した人、手伝った人だって、あんな辛い想いは二度としたくないんです。
結果、負け選挙を重ねるごとに、手伝ってくれる人は減るでしょう。
そして、有権者も負ける人には投票をしたくありません。
結果完全に負のスパイラルに陥り、政治家として終わるんです。
候補者本人だって、負け続けながらも、最初の選挙のような心の炎を燃やし続けるのは難しいんです。
もちろん、それでも何回敗けても勝つ人もいます。
そのような人は凄いとしか言いようがありません。
もちろん、根性だけでは絶対に勝てません。何回負けてもなお、周りの方々が信じ続けてきてくれたこと、それはひとえに地道な地域活動や努力をずっと続けてきたことに他なりません。
自分の炎を燃やし続け、周りの方もずっと燃え続けた結果なのです。
そう考えた時に、一つの選挙を思い出しました。
2019年の参議院選挙、音喜多前代表の選挙です。

4月の北区長選挙にて惜敗され、失意のままあたらしい党としてもどうしていくか、話し合いが重ねられました。
そして、日本維新の会さんから参議院選挙に出馬すると聞いた時は、私だけでなく多くの方が反対をしました。
もしもう一度負けてしまったら、政治家人生が断たれてしまうからです。
そして今回の戦いはあまりに勝ち目が薄いと、皆思っていました。
それでも音喜多議員は、自分は何回敗けても戦い続けたい、挑戦をしたいと相当な熱量を持って私達を説得しました。
その熱量に応える形で、私も含めてあたらしい党のメンバーも毎日の選挙戦を戦いました。




そして下馬評では圏外であった音喜多議員は見事に、参議院議員に当選をされました。
奇跡だと、誰もが口々に言いました。
でもその当時も私は、これを奇跡と呼ぶ人は政治家にはなれない。そう思いました。
何故勝てたと思いますか??
2年前、選挙最終日に私はこんな投稿をしていました。

(奇跡って言うてるけど・・・)
中で見ていた立場からすれば、選挙戦が後半に入れば入るほど、その勢いが凄かったです。沢山の人達が集まり、台風のように他の人を巻き込んで、その火を更に大きくするように、ご本人は魂のこもった演説を繰り返し、夜はボランティアスタッフや議員一人一人に声をかけ、体調を気遣い、電話をかけ、ブログを書いていました。
皆がこの選挙より後はないと、必ず音喜多さんを政治家にするんだと押し上げた結果です。
私が言いたい事、そして最も尊敬するポイントはそこなんです。
そしてそれこそが政治家になるためには最も大切なんです。
誰よりも自分が火を絶やさないこと、そして皆の火を燃やし続けること、
何故、音喜多議員はそれが出来たと思いますか??
それは音喜多議員の人柄、努力、活動、色々あるとは思いますが、結論一つに行き着きます。
ブログです。
8年間(もう10年間くらいですか?)毎日ブログを書き続けたこと
これ、簡単に書きますけど果たして日本全国を見回して、10年間に渡って毎日ブログを書き続けられる人が何人いると思いますか?凄まじいことなんです。
そして始めはそれを見た人が少しずつ興味を持ち、年月を重ねることによって多くの支援の声となりました。
ブログを書き続けるということ、発信し続けることには沢山の意味があると思います。政策を積み重ねていくこと、自分を知ってもらうこと、活動を広めていくこと。
政治家としてとても大切です。
しかし最も大切な効果は
ブログを書き続けること自体が、
自分の心の炎に薪をくべ続けること
そして
周りの人の心の炎に薪をくべ続けること
であると思うんです。
だから、音喜多さんは火を絶やさなかった。(むしろこれで一般人に戻ったらブログ更新のネタがないとも思ったのかもしれません)
そう、それが言いたかったんです。
だから、政治家にとってブログってめっちゃ大事やなと。
心を燃やし続けろよと。
私は、毎日更新継続するとは宣言しません(まだね)
でも今のところ、今月は結構書いてます。
音喜多議員もこのようにエントリーされてますね。
ブログを書き続けることには様々な意味があると思いますが、私の私見は以上の通りです。
自分の心だけでなく、周りの人の心も燃やし続けることは、簡単ではありません。
でもその炎が、いつか自分の夢を叶え、この国を明るく照らすとずっと信じ続けられる人が、政治家なのではないでしょうか。
ブログ書いていれば連敗しても大丈夫!とは言いませんよ。
長くなりましたが、読んで頂きありがとうございました。
ブログ継続頑張ります。
それではまた!!!
