「ハッピー買い物券」カテゴリーアーカイブ

令和6年度ハッピー買物券、web受付は3/8正午から!!

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

補正予算案も通り、令和6年度ハッピー買物券(区内共通買物券・食事券)の詳細が公表されました!!

https://www.city.chuo.lg.jp/a0016/shigoto/sangyoushinkou/kaimonoken/hanbai.html

発行総額:26億円(プレミアム率30%

購入可能数:10,000円×5冊(65,000円分)/1人

対象者:令和6年3月24日時点で、16歳以上の区内在住・在勤者

申込方法:

■web申込(3月8日(金曜日)正午から3月24日(日曜日)午後4時まで

https://va.apollon.nta.co.jp/happykaimonoken2024/joho?no_redirect=1&MODE=before

■郵送(ハガキ)申込(3月8日(金曜日)から3月24日(日曜日)消印有効まで


〒160-0017 新宿区左門町16-1 四谷TNビル3階
(株)日本旅行新宿法人営業部内
「中央区ハッピー買物券事務局」


注記:ちらしのはがきを使用する場合でも、必ず63円分の切手を貼って投函してください。

※結果通知時期 4月中旬(予定)

発送時期:4月下旬~5月中旬(予定)



先週末に補正予算案が通過しましたので、早速のご案内となったようです。

プレミアム率発行や発行時期の前倒しは高く評価しますが、デジタルでの発行が未だにないという点等、やはり全区民が区内消費喚起に最大限寄与し、経済効果を最大にするためには改善すべき点も沢山あります。

先ずは区民の皆様全員が購入出来るように。

引き続きご意見等を頂ければ幸いです。

【2月補正予算案】区内共通買物券(ハッピー買物券)2024の発行について

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は所属する企画総務委員会にて令和5年度2月補正予算案の審議が行われ、会派を代表して出席しました。

一般会計補正予算案について説明を致しますと、

一般的に毎年2月に提出される補正予算案については、当初予算案からの着地見込みの修正等が入ります。

歳入においては特別区税(たばこ税)について、売渡本数の上振れにより3億円の増。特別区交付金については都区財政調整制度による普通交付金の再算定結果により75億円の増。八重洲二丁目再開発に伴う土地売払により154億円の増のほか、各事業実績値に伴う国庫支出金や都支出金の減額になります。

歳出においては、こちらも各部署の職員給与の着地見込み減による減額(こちらは年度内の育児休業や傷病休業取得を主な理由とするもの)および、各事業にかかる費用の実績値から全体的に減額されます。

また、大きな新規事業として区内共通買物券・食事券の発行および特別支援学校の給食費補助の2点が計上されました。



①区内共通買物・食事券の発行

・発行総額:26億円

・発行時期:令和6年4月下旬

・利用期限:令和7年3月末

・販売方法:区民・在勤者を対象に事前申込制、応募多数の場合は区民優先で抽選

②特別支援学校の給食費補助

・支給額:令和5年度分の給食費相当額(遡及適用)

・対象者:東京都が設置する特別支援学校に在籍する児童・生徒およびその保護者のうち、以下の要件すべてに該当する者

└児童・生徒および保護者ともに中央区に住民登録があること

└東京都就学奨励事業や生活保護など他の事業による学校給食費全額の支給認定を受けていないこと



私からの質問は主に区内共通買物・食事券2024の発行について

Q.まず本来令和6年度当初予算案に含まれる来年度の区内共通買物・食事券の発行について、例年より販売時期を2か月前倒して4月に販売を開始するため、本補正予算の債務負担行為に含めて計上をしているという点、およびプレミアム率を20%→30%に引き上げて拡大するという点、区民の皆様に早く届けて経済を活性化するという区の方針については感謝申し上げると共に高く評価致します。

その上で、数ある経済対策のメニューの中、今回区内共通買物券の発行に決めた経緯や目的、および前年度の区内共通買物券発行における実績を教えてください。

A.昨今の物価高騰の煽りを受けて区内の小売店は大変厳しい状況であり、経済対策として区内の景気を高揚させるためにどのような施策が有効かを検討し、平成12年から開始し区民の皆様から広く親しまれている本施策を活用し、区内の方々に使って貰いたい。コロナも収束してきたがここでしっかりと勢い付けるため、発行時期を前倒しし、増額して発行する。

令和5年度の実績については、申込が区内在住者(区民)30,155人で全員当選、在勤者が1853人申込があり抽選により736人となった。

クレジットカードの支払停止等によるキャンセルもあったが、全て売り切れ。現時点による換金率は85.1%であるが、例年99.5%ほどになる。


Q.昔から区民に親しまれ、消費喚起策として有効であるという点は理解する。使える店舗の拡大周知という点では次年度に変更はあるか?

A.利用可能店舗については現在区内で1782店舗あり、専用HPにて公表、随時登録を促して拡大している。今後の増加については特に晴海の新設商業施設(ららテラス)等の各店舗に現在交渉して調整中



Q.次に対象者について、これまでも何度も取り上げて来たが、16歳以上という年齢制限について





Q.区としてはこれまで地域振興策であり福祉施策ではないため年齢制限撤廃は考えていないと説明を繰り返してきましたが、改めて本区の考えを確認する。消費喚起策、経済対策が目的であるのであれば、敢えて年齢制限を設ける必要はないのではないか。

令和5年度に同様のプレミアム付商品券・買物券を発行した自治体は、23区では21区が実施しており、そして購入対象者に年齢上の制限を設けているのは本区だけであった。(正式な調査ではなく、個人で各自治体のHPを確認したものですので、間違っていれば修正お願いします)ちなみに、約10年前においては墨田区や世田谷区、台東区等は同様に16歳以上という制限を設けていたが現在においては撤廃しています。

例えば申込に区民が殺到しており、ある程度の線引きが必要な状況であるのであればこのような制限も理解出来るところではあるが、どのような目的、効果を想定して制限を行っているのか、改めて教えてください。

A.区としては、区民を優先した上で、区内中小小売店の活性化を目的としている。責任を持って購入して貰うため、子どもについては制限をしている。子育て支援策や生活支援を目的としている福祉政策ではないので、義務教育が終わる年齢であり、人によっては仕事も始めている年齢を基準としている。



Q.福祉政策ではないからという区の主張であるが、同様に買物券を発行しており年齢対象を絞っていない本区以外の20区においても、本施策は福祉施策とは捉えられていない。16歳未満を対象とすると全て福祉政策となると考えるべきではなく、何も子育て世帯や子どもを特別に優遇すべきと言っている訳ではない。区内の消費を喚起したいのであれば、少なくとも中学生以上は自分で区内の飲食店を活用するし、部活用具や嗜好品を購入している訳で、全区民を対象とするのが制度として合理的であり、公平ではないか

また、16歳未満が仕事をしておらず、収入がないことを理由とするのであれば、それは年齢に限られるものではない。つまり扶養の問題とするのであれば、要介護や専業主婦等、家庭の事情により収入はないが、区内で消費したいと考える区民はいる。

また、発行に公的な身分証明が必要であるとするのであれば、少なくとも身分証明として学生証が交付される中学生以上も含まれる方が自然である。

重ねて言うが、子どもを特別に優遇しろという訳ではなく、経済対策を目的とするのであれば、原則的に全区民を対象とするのが、目的に照らして制度として合理的ではないかという視点から、改めて見解を問う。

A.本施策は中小企業振興対策として、原則的に「区民の皆様に責任を負ってもらい協力をお願いするもの」として考えているところ、責任を取れるのは成人年齢でないと難しいのではないか。また、委員ご指摘の通り、昔は元々5億円の規模で区役所にお越し頂いて本人確認をしていたところ、本人でないと買えず、大体が午前中のうちに売り切れる状況であった。ここ数年はコロナ禍における緊急経済対策として拡大しているが、いつこれまでの規模に戻るかは分からない

また、販売日を6月の第2土曜日に設定していたが、これらはそもそも高齢者の方々の年金支給日に近く、買いやすいようにして欲しい区議会から要望があったものである。



Q.本区の考えは理解した。区の考え方自体を責めている訳ではなく、制度設計として公平性に疑問があるため、来年度以降に実施する際には他区では撤廃している年齢制限が本区では本当に必要であるのか、施策の目的と照らして改めて考えて欲しいと強く要望する。

また、過去に議会からどのような要望があったかは存じていませんが、本施策は子育て支援策、福祉政策ではないが、高齢者優遇施策でもないのではないか。あくまで消費を喚起し、景気を高揚させたいのであれば、対象は全区民とし、全区民が等しく区内の経済対策に寄与出来るような制度設計を改めて望むものです。


最後に、次年度においても紙媒体のみの発行となるが、世田谷区ではせたpayによる電子マネーでの発行大田区目黒区など多くの他自治体では電子買物券による発行も広がっている。本区においても昨年度の審議の際、電子での発行も前向きに検討するとしていたが、電子買物券の発行についてはどのように考えているか?例えば店舗側の対応などもネックにはなると思うが、どのような点がネックなのか?

A.本区においても過去にキャッシュレス決済還元キャンペーンや行政手続きにおける電子マネー決済も実施してきた中で、社会情勢的に機運が高まっていると認識しているが、高齢者の方々は使いにくいという事もあり、これまで通り紙での発行となった。デジタルと紙での併用という考えもあると思うが、事務取扱手数料が嵩んでしまうという点も含めて慎重に検討している。


→改めて本区の考えは理解した。重ねて申し上げるが、本施策は高齢者のみならず全区民が利用しやすいという視点で考えていくべきである。区民の中には電子マネーの方が利用しやすいという声もあり、他区では電子買物券による交付も進んでいる。区民ニーズを的確に把握し制度設計を進めて頂くよう強く要望する。





本日は論理立てて区の見解を一つ一つ問いましたが、やはり区内中小企業としても区民としても、出来る限り多くの区民の方々に使って貰いたいと考えていると思います。

あくまで経済対策、区内消費喚起を目的とするのであれば、対象は全区民とすべきであり、区民に年齢制限を設ける必要性施策設計の合理性もないと考えます。

また、施策の趣旨として説明のあった「責任を持って区内で消費出来る区民」という定義が曖昧です。収入の有無であれば年齢は関係なく、実質的な資力が本人にないケースは沢山あります。責任能力を指しているのであれば16歳以上という制限は合理的ではありません。そもそも区内で区民の消費を喚起したいのであれば、年齢は関係ないのです。

但し、今回副区長から、そもそも過去に高齢者のための制度設計の要望をしてきたのは区議会の方である、という趣旨(少なくとも私はそう捉えました)のご発言がありましたので、この点は私も重くそして前向きに受け止めたいと思います。

恐らく、過去の議会でそのような議論や要望があり、その趣旨を元に本区が制度設計をしているのであれば、議会側の責任でもあります。議会内で改めて他会派のご意見や政策を伺い、会派や個人としてではなく、議会として改めて当時の議論から何が変わったのかを整理し、全区民を対象とした制度設計について、積極的に議論および要望をすることが可能なのであれば、本区とも前向きに調整出来るのではないかと考えます。

この点は、個人としても会派としても自分達の手柄にしたいとは全く考えておりません。(むしろ全会派での実現にお願いしたいです)

まずは議会としてもコンセンサスが取れるように、丁寧にお話し、議論をしていきたいと思います。

区政とはあくまで対立ではなく対話が重要だと考えています。

本区の施策を一辺倒に批判するのではなく、どのようにすれば施策の修正に至るのか、実現して貰えるのか、その背景経緯対話も大切にしていきたいと思っています。

それでは!!

【令和6年度予算案】ハッピー買物券2024の実施、晴海まつりの開催、学童クラブ定員拡大、幼稚園弁当給食の提供など

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

さて、中央区は2/8に令和6年度各会計予算案を発表致しました。

それはもうしれっとプレスリリースしており、思うところはあるのですが、取り急ぎ、注目ポイントをダイジェストでお送りします。

人がつながり まちもつながる 安全安心なまちを目指して

来年度のキャッチフレーズになります。あまりピンと来ませんが、、、中身を追っていきましょう。

まずは能登半島地震の気付きも踏まえ、災害対策促進事業として感震ブレーカー配布事業家庭用消火器設置促進事業を進めます。これは自助への支援となります。

また、特に防災拠点の機能強化や防災区民組織等への活動支援など共助に対する支援を強化します。

これら以外にも防災対策は多岐に渡って強化しておりますが、別途報告します。

次に区内経済対策として区内共通買物・食事券(ハッピー買物券)の2024年度版の実施が決定しました。

プレミアム率が20%→30%に拡大し、発行時期も例年6月から4月下旬に前倒しを行います。

また、令和6年度は晴海フラッグが本格的に稼働致します。晴海区民センターや図書館、晴海西小中学校の開校などまさに4月からまちびらきが始まりますが、

はるみらいを使った晴海まつりの開催が決定しています。詳細は改めて確認致します。

また、水辺環境を活用した環境整備も本格的に始まる見込みです。

また、築地場外市場跡地の再開発計画も、本年3月に事業者が決定し、本格的に開発計画が発表される見込みです。水辺の整備と共に様々な開発が走り始めます。

学童クラブについては、学校内学童クラブ(プレディプラス)の運用が順次開始します。これにより、学童の定員は

令和5年4月1日(795人)→令和6年4月1日(1273人)※前年度比+478人 

となり、令和7年度以降も150人~300人拡大を予定しています。

また、幼稚園預かり保育が区内全園ではじまり、無料の幼稚園弁当給食も開始されます。

学校関連では、学校図書館支援センターが設置され、中学校、小学校への司書派遣の準備が行われます。また、国立競技場を使用した中学校連合陸上競技大会の開催が決定しました。

脱炭素社会の実現に向けた取り組みとしては、福島県大熊町で生成した再生可能エネルギーの送電・活用についての連携開始や中央区の森の更なる拡大。

学校標準服のリユース事業等も開始されます。



さて、細かく予算案を見ていきます。




令和6年度予算案の一般会計予算案の財政規模は1335億2190万4000円で、昨年度と比較して約10%(約148億円)ほど少なくなりました。

これは、晴海西小中学校晴海区民センター等の晴海のまちづくりに関する施設整備が完了することにより、その工事費等設立準備費用が皆減されるからです。

歳入については、とりわけ特別区税約14億円(3.9%増加)するなど、安定して例年通り伸びています。これはもちろん人口増加および区内経済の上向きによるものです。

その他歳入については、予算特別委員会の際に詳しく解説します。

歳出についても、予算特別委員会の中で詳しくやっていきますが、とりあえずはダイジェストで各重点項目を確認します。

地域ねずみ防除対策はより補助が手厚くなりました。

すくすく歯科相談、3歳児を対象とした歯科事業の新たな創設、中央区健康アプリの導入も新規事業です。

認可外保育施設保育料の補助について、新たに0-2歳児クラスの第二子以降の保育料に対する補助制度が新設されます。

期間限定型保育、居宅訪問型保育事業の拡大と共に、学童クラブの定員拡大も先述の通り進みます。

これらは我が会派としても要望してきた事項ですので、拡大は嬉しいです。(様々なご意見を継続的にお寄せください)

月島地域における放課後等デイサービスの事業補助がついに始まります。特に月島地域に必要であるが、場所がない、事業者が手を挙げないということで補助を訴えてきた事項です。

自転車活用については、通行空間の整備と共に、校庭を活用した自転車練習場所の確保が始まります。これは私も委員会で提言し、実際に選挙のマニフェストにも入れていた事項ですので実現は嬉しいです。

晴海西小中学校の校庭、屋上校庭、温水プールの一般開放は正式に発表されました。また、晴海まつりの詳細は気になります。

区のお知らせちゅうおうが全面フルカラー印刷になるなど、パワーアップします。紙面の強化と共に、デジタルへの力をもっと入れて欲しいとも思います。

区のシティプロモーション強化、SNS活用、手続きオンライン化、DXなどは予算特別委員会の中でガシガシと詰めていきたいと思います。

一時預かり保育のオンライン予約についても、これまで会派として訴えてきましたが、ようやくの実現となりました。

子ども自転車乗り方教室の開催も定期的に実施されます。また、キャッチボールの練習場所確保も同時に行われます。

キャッシュレス決済も段階的に導入が進みます

ざっとな紹介となりますが、概ね以上の通りとなります。

さて、これから3月にかけて区議会にて予算案の審議が始まります。

私も委員の一人としてしっかりと議論をしていきたいと思います。

今回も1か月に渡る審議となりますが、当該予算案だけでなく、日ごろからの疑問や要望、ここをこうして欲しいと言ったご意見を是非お寄せください。

皆様から頂いた声を元に我が会派より予算審議の中で、区の考えを問い、要望を行っていきます。

よろしくお願い致します。



また、今日の企画総務委員会の中でも私が取り上げたのですが、そもそもこの予算案の発表自体が区内、区外に対する大きなシティプロモーションの機会となります。

それが全く話題にあがらない。というかしれっとその翌日の9日にHP上でリリースをしている。

区長が生中継で記者会見で報道各社に発表するなど、何故もっと大々的にやらないのか、LINEでも回ってきません。

これでは区民の方が知る機会が限定的になってしまう。



それを考えた時、やはり自分がやるしかないという気持ちにもなりました。

ということで、

明日2/10 22:00~より本予算案を主に取り上げたYoutube LIVE配信を久々にやります。

久々になってしまいましたが、勝手に定例会見です。

事前にコメントなどを頂ければご質問にも何でもお答えいたします

区政って本当に分かり辛いですからね・・・・

やはり私が区民の皆様に分かりやすく伝える、その役目を担うべきですね。中央区No.1のSNS発信議員として。。。

ようやくYOUTUBEチャンネルを再稼働致します。

チャンネル登録はこちらから!

https://youtube.com/@user-vv4ot6ey3d?si=CaF-vDYmciwVwYNJ

それでは!!

高齢者向け区内共通買物券支給、中央区は【バランスを取るため】と説明。合理的根拠のない補正予算案に反対します

こんにちは、中央区議会議員の高橋元気です。

本日は令和4年度9月補正予算案の審議が行われました。

私も委員として出席しておりますので、予算案の中から各種質疑をしたのですが、今回はやはりこちらです。

今回の施策である高齢者向け区内共通買物券について、集中的に質疑致しました。

Q.まずは本件施策について、対象者は26500人とのことだが、予算額3億5529万7,000円の内訳は?

A.買物券自体が約2億9000万円、委託料が6400万円(全体管理6400万、送付代1787万5000円、コールセンター822万5000円、その他1200万円)

Q.原油価格、物価高騰の影響を受けるのは全区民であり、公的年金の引き下げにより厳しい環境とあるが、実際にご高齢の方にどれほどの影響があると試算し、12000円の額と定めたのか、金額の妥当性および買物券という方法が適切であるとどのように判断したのか

A.まず公的年金の引き下げが平均0.4%のところ、全国平均の支給額が14万6000円である。そこから試算した場合に月換算で584円、また原油価格および物価価格による生活必需品の値上がりを加味し、月約1000円と試算、年間で12000円の支給と決めた。

また、コロナ禍における区内の中小商店への支援を兼ねるため区内共通買物券としての支給が良いと判断した。



Q,一方で港区所得制限を設けず子ども1人5万円の電子商品券の配布を決めた。他の自治体でも子どもあるいは子育て世帯を対象に給付金の支給を検討していると聞いている。図らずして近隣区である港区子どもに対してお金をかける一方、中央区ご高齢の方を中心に考えているという印象は拭えない。実際にそのような疑問の声、怒りの声を頂いています

そもそも原油高・物価高騰による生活必需品の高騰の煽りを受けるのは全区民である。子育て世帯の方々も10月から児童手当の支給が廃止される方もいる。生活に苦しんでいるのはご高齢の方だけではない。そもそも、今回は所得制限を設けずに支給する。ご高齢=生活が苦しいと定義すること自体がおかしい。実際に高齢の方からも、馬鹿にするなと言われている。それならばこれまでの臨時給付金のように年齢ではなく、所得で分けるべきでは?また、少なくとも対象は全区民を対象とするべき。

A.今回の補正予算のみを見れば高齢者のみを優遇しているように見えるかもしれないが、コロナ禍の中で令和2年度に子育て世帯に1万円、低所得世帯に3万円+5万円、令和3年度に生活支援特別給付金として子供1人あたり5万円、2回に分けて子ども1人あたり10万円を支給している。

子育て向けの給付は既に行われているため、全体のバランスを見た時に、限られた予算の中で今回は高齢者に特化した。



⇒そもそも臨時特別給付金等国の事業であり、本区が独自で予算化した本施策とは抜本的に異なる。同一視し、全体のバランスを取るべきとする本区の見解は理解が出来ない。

23区の中でも最もご高齢の方が少なく、20代から50代までの現役子育て世代が人口構成を多く占める本区として、区は何度も子育て支援策が評価されて転入が増えているとしているが、決してそうではない。高層マンションの物件的価値、都心に近い立地、環境面で評価されているのであると直視した方がいい。

他区と比較して子育て支援策に劣るのであれば必ず人は離れていきます。本区の今後の課題は定住性にあるはず。

本施策についてはご高齢の方からもなぜこんなことをするのか、いらないといった声もあった。ご高齢の方の支援を継続することにもちろん異論はないが、本施策は、支給対象と支給根拠に合理性・公平性を欠いており明らかにおかしい。

また、本区においては臨時特別給付金についても50%超の世帯の方々が支給対象外であり、そもそも支給されていない。

にも拘わらず、65歳以上の高齢者に対しては、生活が苦しいかどうか関係なく、所得制限に寄らずに支給をするコロナ禍における生活支援を目的とする施策の整合性が取れていない


本施策については、合理性・公平性に欠いており、会派として反対する。



本施策については答弁含めてあまりに酷く、会派として補正予算案に反対することを決めました。

子ども医療費助成など評価すべき施策はある一方、高齢者向け買物券支給施策による区民への影響は大きいと判断します。

以下、反対表明文です。

令和4年度9月補正予算案反対意見表明(かがやき中央)




何故、このような合理的な根拠のない施策となったのでしょうか。それが中央区なのねと言われたらそれまでですが、簡単に言い表せる言葉があります。

「与党の選挙対策」


です。荒れるの覚悟で言いますが。

冒頭、与党系議員から本施策について、「我が会派から要望をしてきました高齢者支援策を実施して頂きありがとうございます。」と言った趣旨の発言がありました。

恐らく与党会派が選挙対策の実績づくりとして進めたのだと私は(あくまで私は)理解しています。

言い換えれば票田となる高齢者に対するバラマキです。

ちなみに来週の本会議で採決を取り、最終的に決議がされますが、反対しているのは我が会派と共産党さんのみで、通る見込みです。

まさにそこが、古い中央区の象徴であり、私が変えなくてはいけない、戦わなくてはいけないと思っている部分です。

分断を生みたいわけではありません。しかしながら、余りにおかしい。

子どもファーストのまちを作るべきとする理念と正反対の状況です。

Twitterからの引用失礼致します(問題があれば消しますのでお申しつけください)

古い中央区の体質を変えるためにはやはり、選挙で変えなくてはいけません。

自分にお願い!と言っている訳では決してありません。しっかりと政策を見比べて、子育て世帯の方々に目を向けている議員を増やしてください。仲間が多ければ、劇的に変わります。

よろしくお願い致します。

ハッピー買物券2022の受付は4/28正午から!お忘れなく!

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

さて、恒例となっている区内共通買物・食事券、ハッピー買物券2022の詳細が発表されました。

https://www.city.chuo.lg.jp/sigoto/happy/jizenmoushikomikaishi.html

こちらでも速報しておりましたが、概要になります。

令和4年度 ハッピー買物券2022


発行総額: 18億円(プレミアム20%)

対象者:  16歳以上の区民、在勤者

購入限度: 1人5冊まで(5万円※6万円分使用可)

申込時期: 令和4年4月28日正午~5月13日4時

発行時期: 令和4年6月中旬

利用期限: 令和5年3月末

販売方法: 区民・在勤者を対象に事前申し込み制、申込多数の場合は区民優先で抽選実施

※前年度と同額・同規模にて実施

WEB申込4/28正午から始まります!



▶WEB申し込みはこちらから!!
(正式オープンは4/28からのようです)


▶取り扱い店舗一覧はこちら!!

キャッシュレスポイント還元キャンペーンは5/1から!!

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です!

先日も速報致しましたが、いよいよキャッシュレスポイント還元キャンペーンの特設サイトが出来ました!

https://cashless-chuocity.jp/

5/1から開始されます!!

1回あたりの上限は3000円ですが、期間上限10000円決裁事業者毎につきますので、最大4万円還元がなされます!!

こちらの特設サイトで、使用可能店舗の一覧表が掲載されるようですのでチェックしましょう!!

この期待の勢いでは5/31までもたないのではないかとも予想しています・・・

それでは!!

【予算】来年度のハッピー買物券2022、キャッシュレス決済ポイント還元事業実施について

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

区民費についてです。

中央区の来年度の予算案で区内共通買物券、食事券であるハッピー買物券2022が予算化されました。

令和4年度 ハッピー買物券2022

発行総額: 18億円(プレミアム20%)

発行時期: 令和4年6月中旬

利用期限: 令和5年3月末

販売方法: 区民・在勤者を対象に事前申し込み制、申込多数の場合は区民優先で抽選実施

※前年度と同額・同規模にて実施

Q.前回と異なる点はあるか?

A.基本的には販売方法等も前年度と変わらずに、コロナ禍で苦しむ地域・区民の皆様のため地域振興という主たる目的で実施する。

Q.対象年齢も変わらずに16歳以上のままか?前回は余ったため区民以外の在勤者も追加で対応したが、在勤者に配るのであれば年齢制限を撤廃し区民に配るべきではないか。前回提言した際は、買物券は地域振興策であり福祉施策ではないため年齢制限撤廃は考えていないとの事だったが、人口推計では本区において30-40代の子育て世帯の方々が最も多い状況で、多くの世代の方からは地域でベビー用品や、家計を圧迫する食事に使いたいというニーズがある。それは地域振興に繋がると思うが、変わらないか?

A.前回も回答したが、地域振興という目的からは年齢制限の撤廃は考えていない。お子様の食費・衣料で使いたいという方は通常通り購入頂ければと思う。

⇒この点はやはり納得が行かず、強く要望する。子どもに関連する施策が全て福祉目的という決めつけはおかしい。15歳以下は地域振興をしたくても出来ないという事なのか。あるいは区の所管が違うから対応出来ないというのであれば間違っています。

続いてキャッシュレス決済還元キャンペーンについて

こちらは令和3年11月の補正予算で計上されたもの。

昨年の4月にpaypayのポイント還元キャンペーンが実施され、大変好評を得ました。

かなりの反響があったことから、会派としても継続実施を要望してきましたが、来年度も実施されることとなりました。

Q.キャッシュレス決済ポイント還元事業の最新の状況は?もう既に3月だが詳細はいつ発表されるのか?また、その経済効果は?

A.現状では事業者は4社予定で実施期間や付与ポイントなど細かな最終調整中。4月~5月実施予定は変更はない。また、ポイント還元は共通で20%予定。近日中に発表する。前回実施時は5億程度の予算で経済効果は約30億円を超えたと思われる。

Q.事業者はどこか?

A.paypay、aupay、d払い、楽天pay。各事業者毎に入金のタイミングや手数料が異なって来る。区内店舗がどこを選ぶか自分で決める。

Q.前回は非常に反響が大きかったが1ヵ月持つのか?

A.前回は一カ月で2億円程度を消費、2回目は大体1.5~2倍程度の需要を見込んでいる。場合によっては期間延長もあり得る。

⇒区民からも非常に期待が大きい事業であるので、経済効果が6倍も試算されるのであれば、補正予算等も検討した上で、出来る限り継続実施を行って頂くよう要望する。

本日は以上です!!

【臨時特別給付金】中央区先行5万円は12/28に支給も、残りは原則クーポン給付の方向

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

国が進める臨時特別給付金の中央区における取り扱いです。

【先行給付分】

給付対象:児童手当対象者(児童約14000人

※まずは15歳以下まで、高校生については国の補正予算成立後支給

給付額:児童1人あたり5万円

給付方法:自動振込(申請不要

給付時期:12/28

【後給付分】

給付内容:児童1人あたり5万円相当分のクーポン給付

給付時期:春ごろを想定し速やかに給付

※後給付分については国が議論をしており、詳細な給付要綱は12月中旬に正式通知される予定その内容により中央区の方針を確定する

今回、国の情報が錯綜していますが、現状中央区は12月頭に国から通知があった通り対応準備を進めています。

後給付については、国の方針は原則クーポン給付であり、令和4年6月までにクーポンを配布する準備が出来ないなど特別な事情がある場合に限り、現金での給付を認める。と通知しています。

中央区は、ハッピー買物券のノウハウがあるため、クーポン給付は比較的速やかに実施できる体制を既に持っています。

現金給付をする場合は理由書の提出を求められるともありますので、現状で体制が整っている中央区においては、クーポン給付を前提として考えているとのこと。

まず、国の対応は酷いです。

現金で給付すれば事務的経費も削減できる上に、12月中に全額支給が出来ました。

地域貢献となり、用途を限定出来るので貯蓄に回らないためクーポン給付が良いとの論調がありますが、

これその通りですよね、、、結局浮いた現金が貯蓄に回るだけです。

一方で、国の要請に関わらず、自治体のトップの判断で現金給付を行うことも可能です。

臨時特別給付金は自治体の自治事務であり、最終的な権限は自治体にあるからです。

だからやはり、その自治体のトップの決断力により方針が左右されます。

とはいえ、まずは国がその給付を現金かクーポンかを自由選択出来るとしっかりと通知すべきです。

クーポンありきで進めてしまったので、内閣の体裁上意地となっている。様々な利権が絡んでいるのでしょう。

馬鹿な政策は馬鹿と言いましょう、そしてその馬鹿な政策をそのまま実行するのであれば、自治体も馬鹿です

引き続き、中央区に対しては現金給付を要望して参ります。

それでは!!

中央区キャッシュレス決済ポイント20%還元事業復活!!今回はpaypay以外も!?

こんにちは!!中央区議会議員の高橋元気です。

さて、11/1に中央区は補正予算の計上を発表致しました。

これから議会でこれらの補正予算案の審議が始まります。

歳出合計は18億3825万7千円

何と言っても注目すべきは

キャッシュレス決済ポイント還元事業の再実施!!

本年4月にはpaypayのキャッシュレス決済ポイント20%還元事業が実施されましたが、今回は飲食店だけでなく、全業種を対象に、還元額も2.5倍になって再実施となります!!


また、今回はpaypayだけでなく、複数事業者によるプロポーザル形式での事業者選定により、決定するとの事です。複数のキャッシュレスサービスが使えるかどうかは、今週の委員会で確認します。

前回のキャッシュレス還元は非常に区民の皆様から反響が高く、好評でした。

もう一回やって欲しいという声も多く、会派として予算要望を行い、私も何回も委員会で早期の再実施を提言、そして区長に直接直談判してきただけに、非常に嬉しいです!!

しかも要望からおよそ2カ月補正予算を組んで貰えるとは・・・・凄い!!( ;∀;)

区長・・・・好きです・・・・

今週開かれる委員会で詳細を確認します!!

また、来年のハッピー買物券がどうなるか?という点も気になりますね。

何かご要望、ご質問等ございましたらいつでもお申し付けください!!

それでは!!!

中央区長に令和4年度の予算要望書を提出・要望しました!

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

さて、先週は委員会質疑で忙しない中ではありましたが、昨日、区長に対して会派:かがやき中央令和4年度予算要望書を提出しました。


予算要望書とは、自治体が翌年度の予算を編成する前に、この政策に予算を付けて欲しい!こういうことをして欲しい!と議員から要望するものになります。
もちろん、それらが全て採用されるとは限りません。


会派:かがやき中央(旧あたらしい中央)は、昨年度も予算要望を行いました。結果、LINE公式アカウントの運用開始など、実現したものもあれば、なかなか難しいものもありました。


基本的には、区民の皆様からの要望を集めて、それらをまとめて区長に提出するものです。

DMでご意見を頂いた方、本当にありがとうございました!
YOUTUBE区政相談窓口については、パラリンピック閉会式と被ったこともあり閑散としましたが・・・こちらも改めて定期的にやってみます!!


さて、予算要望書は以下の通りです、是非ご一読ください。

令和4年度予算要望書


基本的には、やはりこのコロナ禍の中で、財源捻出においては、ありとあらゆる工夫をするとともに、本年度予算編成で用いた基準

①区民の命と健康、生活を守る施策
②今取り組まねば時期を逸するか
③感染終息及び経済の回復に資するか
④施設整備は長寿命化を基本とする


といった方針に則り、政策の適切な取捨選択を要望しました。


区長からは30分お時間を頂き、1人1人、この施策を特にお願いしたい!という事項を直接お話させて頂きました。
区長も時にメモを取り質問をしてくださり、非常に有意義なお時間を頂けました、お忙しい中、貴重なお時間を賜り心より感謝申し上げます。

私からも、特にお願いしたい事項をプレゼンさせて頂きました。具体的には、


①「ゼロカーボンシティ中央区宣言」
⇒中央区として指針を示されたのは大変素晴らしい、この宣言が形骸化しないよう、徐々に具体的な数値目標を定めて環境施策に移して欲しい

②中央区パートナーシップ制度の創設
「パートナーシップ制度あるいはファミリーシップ制度」の導入に向けた検討者会議の設置


電子決済推進キャンペーンpaypay還元キャンペーン継続実施
⇒コロナ禍で困窮する区民の経済対策の一貫としても、昨年度大変好評であった PayPay の還元キャンペーンあるいは同様他社を活用した電子決済推進キャンペーンを速やかに実施して欲しい


④GIGA スクール構想の確実な遂行

ア、1人1台タブレット端末を最大限に活用し、区として子ども達 1 人 1 人に合わせた個別最適型学習総合型学習の実現を目指すこと。同時に各学校への支援を徹底すること。

イ、オンラインとのハイブリッドによる授業選択の機会を確立することにより、コロナ禍の中で登校に不安がある家庭や不登校・病院入院中の児童・生徒に対する学習環境を整備すること。

ウ、デジタルシティズンシップ教育の実施。

エ、タブレット端末の活用用途に応じた学校の通信環境の改善強化、通信環境がない家庭へのモバイルルータ貸し出しの実施。

オ、ICT 支援員の活用を充実させ、年間活動評価と改善を実施すること。


⑤オリパラ教育を含めた東京2020大会レガシーの継続
⇒形に残すもの、残らないけれども受け継いでいくべきものをしっかりと検討し、次の世代に引き継いでいくこと


⑥おもてなしTシャツの再配布・販売あるいは定期的な中央区ご当地Tシャツの製作と普及
⇒大変好評なおもてなしTシャツ公式販売再配布を要望。あるいはデザインを毎年変えつつ、中央区のご当地Tシャツとして一体感を生み出す施策を推進して欲しい



区長も大変熱をもって耳を傾けて頂けました!
また、要望書の中にも含まれていますが、将来的な東京湾大花火大会の復活にも大変前向きなお考えでした。


今後とも、会派としてより一層、是々非々での政策提案を行っていきたいと思います。
中央区は素晴らしい施策も大変多いです。そして大変優秀な方が多いと実感しています。

例えば、委員会での答弁一つとっても、本当にしっかりと根拠に基づいて論理的に、明確に答弁をして頂けます。
たまにまちづくり協議会に参加する都の職員の方と比較すると正直雲泥の差です。明らかに中央区の職員の方の方が素晴らしい。


引き続き、区民の皆様のために一緒に頑張りましょう。



それでは!!