こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。
国が進める臨時特別給付金の中央区における取り扱いです。
【先行給付分】
給付対象:児童手当対象者(児童約14000人)
※まずは15歳以下まで、高校生については国の補正予算成立後支給
給付額:児童1人あたり5万円
給付方法:自動振込(申請不要)
給付時期:12/28
【後給付分】
給付内容:児童1人あたり5万円相当分のクーポン給付
給付時期:春ごろを想定し速やかに給付
※後給付分については国が議論をしており、詳細な給付要綱は12月中旬に正式通知される予定。その内容により中央区の方針を確定する
今回、国の情報が錯綜していますが、現状中央区は12月頭に国から通知があった通り対応準備を進めています。
後給付については、国の方針は原則クーポン給付であり、令和4年6月までにクーポンを配布する準備が出来ないなど特別な事情がある場合に限り、現金での給付を認める。と通知しています。
中央区は、ハッピー買物券のノウハウがあるため、クーポン給付は比較的速やかに実施できる体制を既に持っています。
現金給付をする場合は理由書の提出を求められるともありますので、現状で体制が整っている中央区においては、クーポン給付を前提として考えているとのこと。
まず、国の対応は酷いです。
現金で給付すれば事務的経費も削減できる上に、12月中に全額支給が出来ました。
地域貢献となり、用途を限定出来るので貯蓄に回らないためクーポン給付が良いとの論調がありますが、
これその通りですよね、、、結局浮いた現金が貯蓄に回るだけです。
一方で、国の要請に関わらず、自治体のトップの判断で現金給付を行うことも可能です。
臨時特別給付金は自治体の自治事務であり、最終的な権限は自治体にあるからです。
だからやはり、その自治体のトップの決断力により方針が左右されます。
とはいえ、まずは国がその給付を現金かクーポンかを自由選択出来るとしっかりと通知すべきです。
クーポンありきで進めてしまったので、内閣の体裁上意地となっている。様々な利権が絡んでいるのでしょう。
馬鹿な政策は馬鹿と言いましょう、そしてその馬鹿な政策をそのまま実行するのであれば、自治体も馬鹿です。
引き続き、中央区に対しては現金給付を要望して参ります。
それでは!!