こんにちは!!
気分が乗ってくると毎日ブログ投稿が始まる私です。
さて、先日は第11回中央区タウンミーティングをオンライン開催しました!!!
タウンミーティングも、もう11回目、最近はコロナ禍の影響でオンライン開催が続いていますが、リアル開催したいなと思うこの頃です。
過去の資料のアーカイブはこちらから!!
さて、今回は「何故若者の政治関心度は低いのか」というテーマで開催しました。
8月のブログ(何故政治への関心は低いのか?)でもお伝えした通り、今の政治に問題意識をもち、若者の政治関心度はどうすれば高められるのか、というテーマでこの夏活動してくれたインターン生の、調査結果をまとめた、プレゼン発表の場でもありました!!
▶当日の資料はコチラ
まずは、アンケートに答えてもらうまでが苦労しましたね。
時に街頭でいきなり突撃インタビューするのですが、嫌がられることも、気さくに応じて頂けた方もいました!!しかし、政治関心度が低そうな若者はそもそも答えてくれない・・・・
やはり保育・教育が関心度が高そうです。
これについては、多くの方は子供をもって初めて、産休育休、保育園への入所、補助金の申請など行政と積極的に関わるようになります。そして行政・政治への不満から関心度が高まり始めるのではないでしょうか。
まぁ、ズバリですよね・・・
いいと思う政治家がいない、政治家に良いイメージがない。
そして言い換えれば、
政治家が何をしているか分からないが、とにかく偉そう
といったイメージの悪さ、そして活動内容の情報発信の少なさが問題ではないでしょうか
確かにニュース・メディアも悪いかもしれませんが、基本的にメディアというのは権力に対しては是々非々、批判的であるべきとは思いますので、仕方ないのかな。根本的には制度や教育の部分からのテコ入れは必要であると思います。
ということで、まずは政治家自身が、イメージを変えるよう努力しなくてはならない。
そのためにしっかりと仕事をしていることを見せること(当たり前ですが)
つまりは、積極的な情報発信、活動の透明性が前提です。
その上で、制度や教育の面から出来ることはないか、という点で引き続き参加者でディスカッションを行いました!!
例えば私は、「選挙」というものをもっと学生段階から身近にしていきたいと思っています。
学校の選挙と言えば、「生徒会選挙」が思い浮かびますが、そういった選挙をもっと本格的にしていく。
ここからは妄想ですが、自治体が予算を付けた上で、地域の学校対抗(生徒会長対抗)で、自分の学校はその予算をどのように活かします、という公約を元に住民投票を実施する。1位の学校には予算が与えられる、とかね。
海外の学校を視察に行きたいんです、ICT環境を整えたいんです、などその公約を武器にポスターを作り、街に貼らせてもらう、街頭活動を行う、など選挙とは、投票とは、街を動かす仕組みなんだよということを実践出来たらいいなぁ・・・と妄想してました。
また、実は大学院の修了課題で「選挙バトルシミュレーションゲーム」を作ろうと思ってます。これはまた本決まりしたら話します。
さて、参加者からはとても現実的なご意見が多かったです。例えば
・結局は自分に利益があるから、大人たちも投票先を決める。今の政治に若者世代に直接的な利益がある政策がない。
→これはまさにおっしゃる通り。結局は福祉・介護等に予算が割かれ、若者に直接的な関心を高める政策が少ないと思います。極端な話、30歳以下に就労・就学支援という名目でお金を配るとかね。
・海外(アメリカ)では、選挙において候補者が「誰」を支持するのか、「何」をするのかという点が明確。有権者は投票することにより、生活が変わったということを強く「実感」出来る。大統領選など誰を選ぶか、という選挙に住民が密接に関わることが出来る点もあるが、日本の政治家は結局何がやりたいのか、とてもぼかされている。
→これはぶっちゃけ、アメリカに在住している私の父の意見なのですが、まさにその通りと思います。日本の政治家は何がやりたいのかまるで分からない。また明確な公約もなく、組織に支えられてエスカレーター式に当選している議員が多いという印象もあります。
様々な議論はありましたが、現状を変えていくのはやはり一筋縄ではいきません。
インターン生のまとめにもありましたが、
まずは自分が問題意識をもつこと、自分に出来ることを考えること、そして議論が出来る場を沢山増やすこと、それが大事であると思います。
中央区タウンミーティングを開催している目的もまさにそこにあります。
今後も、出来れば毎月開催していきたいと思います!!!
(なお、大変な山火事にあったオレゴン州在住の父の安否確認が当ミーティングで取れました。どんな活用法。)
何はともあれ、約2か月間、政治に対して関心をもち、目標をもって活動をしてくれたインターン生のKさん、ありがとうございました!!
とても素晴らしい発表でしたし、改めてどのようにしたら政治のイメージを変えられるか、色々と考えさせられました。
どんな事でも、一つ目標を決めてそれをやりきれた時、かけがえのない経験と、自信が身につくと思います。
何かを考える、変える、成長するキッカケになれていたら嬉しいです。
「高橋元気養成塾」という名目だったので、私から卒業証明書を一筆書きお渡しさせて頂きました笑(書く前の写真)
お疲れ様でした!!!
さて、ここからが今回書きたかったことです。
どうしたら若者が政治に関心を持ってくれるのか、毎日考えていますが、それでも最近は政治をフックに知り合ったボランティアさんなど、若い方々と話す機会が増えました。
悩みを聞いたり相談に乗っていると、やはり20代前半くらいの歳の子たちは、沢山悩んでいるなと感じます。
かくいう自分も、20代前半はどん底の時代、暗黒の時代でした。
私は割と調子こいていた中学高校生時代を過ごし、大学に進学したものの、なんか馴染めませんでした。
高校までめちゃめちゃ楽しかったから、大学は真面目に勉強しようと、サークル等には所属せずに司法試験の勉強を始め、大学と専門学校のダブルスクールの毎日でした。
大学生らしい(?)楽しい毎日はあまり過ごしておらず、徐々に孤立したと思います。というかむしろ、変にイキって、俺はお前らとは違うんだ!!というオーラを勝手に出していたと思います。
そして、大学2年間で旧司法試験一次試験の免除要件である既定の単位数を取得したので、大学を辞めました。
周りの全ての人から反対されましたが、それでもイキって信じてたんですね、自分は天才だ、なんでも出来ると。
俺はレールの上を行くような人生を歩まない。俺の人生を生きるんだと。
今でもその選択に後悔はありません。
ただ唯一の後悔は、親を泣かせてしまった事です。今でもその後悔だけは背負ってます。
けど、人生そんなに甘くない。
家賃3万5000円のアパートに住み始め、バイトしながら、家に帰ったら試験勉強。
1年目も、2年目もうまくいかない。
そうした中で完全に自信を失いました。
朝起きたらストレスで胃酸が逆流し、食道が詰まって、いきなり呼吸が出来なくなったことがありました。たぶん2分間くらい。
一人暮らしのそれの恐怖は相当でした。
でも意外と冷静で、死ぬことを受け入れて、とりあえず恥ずかしい本隠さなきゃ・・・とか考えたり。
夜中に部屋を真っ暗にして、包丁を持って、1時間考えてそれでも諦めたいと思ったら死のうと考えたり・・・・
どん底でした。
司法試験は一旦諦め、父の繋がりで、当時の神奈川県知事の選挙を手伝うことになりました。事態が好転してきたのはその時からです。
自分のためではなく、人のために、懸命に時間を削ってその身を削って働く政治家やその周りの方々の姿に希望を見ました。
自分も一回死んだと思って、2度目の人生は人のために生きていこうと思いました。自分の政治家の原点はそこだったと思います。
▶何故私は、政治家を志すのか
それからも様々な紆余曲折を経て、今の自分がいます。
その経験からも、20代前半って本当にターニングポイントなんだろうなと思います。
学生時代は大人たちに守られていた。その中で自分は社会で通用する、むしろ何でも出来ると思っていた。
でも、社会に出てみると、自分より上は沢山いる。
あれ、なんて自分はダメな奴なんだ。他の人よりも劣っているんだ、そう思ってしまうかもしれません。きっと挫折をしやすい年代なんでしょう。
人間関係も変わっていきます。学生の頃は何も考えず、友達と遊んでいるだけで楽しかった。
大学生を過ぎると、悲しいけれど利害関係も加わってきます。時に人に傷つけられ、傷つけてしまうでしょう。
悩むことは多いと思います。
そこが、きっとこれまでの人生で最大の壁です。
そして、同じような壁はこれからもっと沢山やってきます。
時に一歩ずつ進み乗り越えて、時には諦めて回り道をして、一人前に育っていくのでしょう。
自分もそんな経験をこれまで繰り返してきました。
そして積み上げてきたものを何回も全て失って、
また1からスタート、を繰り返してきました。
苦しいよね。それでも前に進むのは。
それでも今振り返れば、何とかなりました。
人生は、案外何とかなる。
でもそれは一人で何とかなったわけじゃありません。
必ず、誰かに支えられて乗り越えられました。
今悩んでいる人、傷ついている人がいたら伝えたいです。
政治家になりたいと悩んでいる方がいたら、その人にも伝えたいです。
今が苦しくても、必ず事態は好転します。
人生のバイオリズムは必ずある。
だから最終的には何とかなる。
でも、苦しい時こそ、
今自分の周りにいる人達を大切にしてあげてください。
私が話す若い子たちは、周りの友達に恵まれているから大丈夫とは思うので、たぶんきっと20代の頃の自分に重ねてるんだろうなと思いました。
なのであの頃の自分に、どん底だった自分に言ってあげたい
自分を信じて大丈夫。
必ず何とかなるよ。
今でも、当時住んでた横浜の上大岡あたりに行くと涙が出そうになりますね。
長くなりましたが、以上の文章をまとめるとこうなります。
頑張れ!!!
いつも応援してるよ!
それではまた!!!!