新成人のつどいは中止へ~政治家として悩む時~

こんにちは、緊急事態宣言発令の決定が明日であるとも報道される中、皆さまも不安な毎日を過ごされていると思います。



毎年開催されていた新成人のつどい(成人式)につきまして、中央区は、緊急事態宣言の発出が見込まれることから早々に中止を発表致しました。

新成人のつどいの開催可否については、各自治体の判断に任されており、この判断は完全に二分されています。

同じように、開催を断念する自治体がある一方、23区の中では新宿区、江戸川区、杉並区、渋谷区、中野区、豊島区などは開催するという情報が入ってきております。

中止とする理由はもちろん、緊急事態宣言の発令を受け、新型コロナウィルス感染拡大を防止するためです。
式典だけではなく、その後の飲み会などの集まりも同時に懸念する声がやはり多いのではないでしょうか。大いに理解出来ます。

しかし一方で、ただでさえ昨年は学生の方々は集まる機会が失われ、一生に一度の式典も中止となること、とても私も心が痛いです。

せめて、コロナ禍が落ち着くまで、夏以降に「延期」と出来ないのか、本区においては「緊急事態宣言の発令が見込まれるから」という理由だけではなく、医学的な根拠当事者からの意見聴取を含めた議論がなされたのか、もちろん時間がない中での判断ですし、その判断自体は尊重しますが疑問に思う点もあります。

式典自体は分割開催やマスク着用、食事の提供禁止や騒がなければ政府基準に則れば感染リスクはほとんどないと思われます。
リスクはその後の打ち上げにあると思われますが、式典を開催しようがしまいが、集まる人は夜に集まります。
むしろ式典内において成人としての自覚を促し、感染拡大防止のために終了後の打ち上げは辞めるようアナウンスをするべきではないでしょうか。

要は、「成人式の後の打ち上げを辞めさせればいい」だけであり、
それは新成人を信頼するかどうか、であるかと思います

私は本件においては、中央区に対して式典は延期措置とし、夏以降の代替開催の検討を求めたいと思います。


もちろん私は命は何よりも優先されるべきと思っていますし、感染拡大リスクは極力減らすべきと考えます。
一方で、権利や自由を制限される方が必ずいます。
街で廃業を余儀なくされた飲食店の方々も沢山知っています。


コロナが絡むと、両極端の正しい意見が存在します



昨年は、私は正直このことに悩みました。



例えば自粛期間中、感染拡大防止のため公園を完全封鎖してくれとのご要望もあれば、子ども達のストレス解消のため、開けてくれとのご要望も同時に頂きました。
どちらも間違っておりません。その時にどうお答えすればいいのか悩みましたが、私の意見を申し上げた上で両方の意見を区にはお伝えしました。

恐らくはコロナ禍の中での不安な気持ちやストレスから、時には議員がなんとかしろお前らの責任だろうと言われることもありました。



世の中には沢山の考え方、意見があります。
その中で政治家、政治の仕事とは「決断をすること」
そして「バランサー」の機能が大事ではないかと思います。


ではなく、出来る限り多くの方々が納得する最適解を考えること。それがグレーの意見になる時もあれば、
ズバッとで決断する時もあります。
今回の成人のつどいの開催を決断した区長のようにですね。


だからこそその決断には責任が伴います


責任ある決断とは、誰に対しても説明が出来るよう、エビデンスに基づいた一貫した論理的な決断でなくてはなりません。
感情的な決断は、誰に対しても説明がつきません。

また、その決断の責任を誰かに預けてもいけません。
例えば、国や東京都がこう言っているからそれに従う、または区民がこう言っているからという説明は本当に正しいのでしょうか。
言われたことをそのままやる、では思考停止に過ぎません。



私も政治家失格ではないか、と悩んだこともありました。


昨年の懲罰の件もその一つです。

時に自分の決断が誰かを苦しめることもあります。


責任ある発言、行動、決断を迅速に行わなくてはなりません。

その上で、全ての責任を正面から受け入れることが大切です。

そういう意味では今日、明確に政治家失格だと反省したことがあります。

区民の方からご相談のメールが届いており、年始のばたばたでその返信が遅れてしまいました。


これこそ一番あり得ないことです。
どんなに忙しくても少なくとも当日中にお応えしなくてはならないです。
大変反省しました。。。。



緊急事態宣言が発令された場合、区民の皆様の不安や苦しみが増大するという影響ももちろんあります。


その時に頼りとされるよう、出来る限りの最大公約数の正解を考え、迅速に決断、対応することを改めて誓いました。



長くなりましたが、新成人の方々にお伝えしたい事があります。



今回、各区の対応に注視されていることでしょう。
その中で、様々な人が各々の決断をされています。


どんなに批判されたとしても、自らの責任で新成人のつどいの開催を決断された区長がいらっしゃいます。
どれほど苦情が殺到するか、私にも苦情が届くくらいですから容易に察せます。


一方で、新成人の皆様のお気持ちを重々理解した上で、中止という苦渋の決断を下した方々もいらっしゃいます。

そのどちらも同じです。



大人になるとは、こういうことです。


自らの責任のもと、決断を下す時が来ます。


その自覚をもつことが、大人であるということだと思います



式典が開催されても中止されても、皆さんの気持ちを考え、将来を憂いている大人達がいることを、知って頂けたら嬉しいです。



本エントリーも、様々なご批判を覚悟で投稿しました。
屈託のないご意見を頂ければと思います。


今日はこれにて!!!

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