「交通」カテゴリーアーカイブ

道交法改正決定!電動キックボードに試乗してみた

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

道路交通法がこの度改正され、電動キックボードに関する扱いが変わりす。(施行は2年以内)

①最高速度が20km/h以下等、一定要件を満たす電動キックボードが「特定小型原動機付自転車」という新しい車両区分に

16歳以上であれば、免許不要で乗車が可能となる

ヘルメットの着用は任意となる

④車道に加え、普通自転車専用通行帯、自転車道の走行が可能となる
 (歩道は原則禁止だが、6km/h以下のモデルであれば走行可

電動キックボードについては度々取り上げて来ましたが、

まず利用者のマナーや安全面が心配です。

利用に相当なメリット、交通利便性があり、住民の理解が得られることが前提であると思っています。

そこで、まずは話を聞いてみようと、電動キックボード事業者のBIRD様に話を伺ってみました。

現状、改正法施行まではまだ電動キックボードは原付自転車と同じ扱いですが、特定の事業者のみ実証実験のシェアリングサービスとして、免許やヘルメットが不要として開放されています。

今ちまたでよく見るのはLUUPという事業者のシェアリングサービスが大勢をしめていますが、BIRDのサービスや展開の特徴としては、まず地域の住民の理解と、走行可能場所のすり合わせから入るそうです。

つまりこの事業者の機体はGPSにより走行可能エリア禁止エリアを厳密に分ける制御が出来、禁止エリアでは電源が落ちます

そこで、地元自治会や警察とまずはどこを走行可能とするか、走行を可能、あるいは禁止とする道路や歩道という細かい設定から入るとのこと。

また、事業者から警察や地元の方に、電動キックボードのルール講習試乗会を開催し、少しずつリテラシーを上げることを第一にするとのことで、実際に私も公道を試乗しました。

結論、こええ!!!というのが感想です。


まず、思ったよりスピードが出ます。

そして、自転車と比較してもバランスを取るのが難しく後ろや横の確認をする余裕がありません。カーブも難しい。

自転車は座りながら、左右の足でバランスを取っていますが、電動キックボードは立ちながら足が縦に並ぶんですね。

だから不安定です。

また、走行感覚は原付自転車に近いです。

これを免許がいらないどころか、基礎的なルールを説明する講習トレーニング無しで乗っていいよとするのは狂気の沙汰とも感じます。

自転車も講習ないけど、何が違うんだ!と思われるかもしれませんが、自転車には文化があります。つまりは、子どもが小さい時に親が一生懸命教えたりします。また、小さい頃から乗り続けることによって、自然に走行技術は身につきます。

電動キックボードにはそういった意味での文化がない状態なんです。

だからいきなり初心者が乗れてしまうことによって事故が起きる可能性は高いと試乗すればすぐに分かるでしょう。

にもかかわらず、国会議員は何をしているんですか?

少なくとも、初心者講習義務付けるべきです。



日本としては異例のスピード法改正については、私も疑問でした。

海外のシェアリングサービス事業者からの圧力があったとしか思えません。

つまり、海外観光客がふらっと乗れるようにするためには、免許ヘルメットが必要であってはビジネスが成り立ちません。

もちろん、完全に文化が醸成すれば危険度は減るでしょう。それまでにしっかりと講習をしなければ非常に危険であると感じました。

特に海外と違って、日本は道が細いんです。

中央区も車道通行するには、築地市場前もそうですが、路上駐車を避けて運転する時に非常に危険です。



一方で晴海地区を中心に交通不便地域と言われるエリアにおいては、駅やスーパーに簡単に快適に行けるようになれば利便性はあります。

当事業者は晴海への展開について、このように分析をしていました。

利便性が高く、しっかりと地元住民の理解が得られるかどうかがやはり肝心です。皆様からもご意見を頂ければ幸いです。

それでは!!

【環境建設委員会】電動キックボードの安全性について

こんにちは、中央区議会議員の高橋元気です。

環境建設委員会にて、電動キックボードについての本区の考え方について質問がされました。

道交法が改正され、電動キックボードは、原付自転車扱いから原付と自転車の中間的な位置付へと変わります。

つまりは、最高時速20km、免許不要、ヘルメットは任意、2段階右折の禁止、などが挙げられます

https://www.yomiuri.co.jp/national/20211223-OYT1T50095/

中央区は、まずは地元の声が大切とします。

法制度として通行出来る所出来ない所を厳格に区別するほか、利用者のマナーの向上、ルールの周知徹底に努めるとしました。

なお、現在LUUP社のシェアリングサービスが区内でも実証実験されていますが、令和3年度における事故はゼロとのことです。

まずは地元の方が望むかどうか、につきると思います。

それでは!

銀座地区まちづくり協議会が開催、首都高地下化、銀座築地周辺みどりのプロムナード構想など

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

4/11に銀座地区まちづくり協議会が開催されました。

残念ながら一般傍聴は禁止された上での開催となりましたが、

区のHPに提出資料が公表されました。

https://www.city.chuo.lg.jp/smph/kankyo/keikaku/machidukurikyogikai/kaisaigaiyo/_user_seibi_time.html

今回の主な内容としては、中央区が将来の都市基盤像として掲げている、5つの事業

①首都高速道路の地下化

②都心・臨海地下鉄新線整備

③築地川アメニティ整備構想

④KK線跡地の緑のプロムナード化構想(TOKYO SKY CORRIDOR)

⑤築地市長跡地の再開発

これらの進め方や、首都高速都心環状線、新京橋連結路の地下化についての具体的な説明が東京都よりあったものと思われます。

東京都全体として見れば江戸橋・箱崎JCTの渋滞緩和など、大きな効果はありそうです。

そして区としては区間の地下化が終わった後、都心環状線の地上部KK線高速道路を緑の歩く歩道として活用したいとして、その提案が採用されています。

こちらも具体的な整備内容、整備主体が示された計画案が出されるなど、具体化してきました。

周辺の再開発と連携し、ビルから直接繋がるプロムナードになるなど、非常に期待したいです。

また、プロムナードに連結する、京橋東地区の再開発計画概要も提出されました。

再開発計画が続々と具体化され、10年後、20年後の未来に向けた街並みが段々と見えて来ました。

皆様からもご要望がございましたら、お申しつけください。

やはり、このような計画概要は、担当者から生で説明を聞きたいです、オンライン配信、あるいは録画配信をすべきであると改めて思います。

それでは!!

日本で電動キックボードは普及するか?地域密着交通手段としての可能性と懸念

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

皆さんは今ニュースでもよく取り上げられている電動キックボードについてどのような印象を持っていますか?

電動キックボード「ほぼ自転車扱い」に 免許・メット不要 一部歩道OK 新区分の乗り物へ

電動キックボードは以前までは法律上は原付自転車と同じ扱いとされ、免許やヘルメットも必要なものでした。

しかしながら交通利便性を考え、規制緩和のため特例付きでLuupなど一部事業者により、条件により免許やヘルメットの着用を不要とし、市内を走行するシェアサービスの実証実験が都内各地で行われてきました。

そして2022年1月の通常国会にて規制緩和が閣議決定され、電動キックボードは小型低速車20km/h上限、歩道は6km/h)という新区分設定のもと、運転免許証が不要ヘルメットの着用が任意、年齢制限16歳以上という条件で規制緩和がされる予定です。

しかし、各種報道でもある通り、一部のマナーの悪い利用者によってその印象は悪く、私も大丈夫なのか?という心配をしております。

今回の改正方向性については、電動キックボードに限らず、多様なモビリティの普及推進にあるようです。

また、免許証が不要としている点は、恐らく訪日外国人観光客の利便性という側面もあるでしょう。

小型低速車は、原則自転車通行帯側道を走行するもので、歩道の通行は歩道専用車両以外通行出来ないようですが、欧米諸国と異なり、中央区も細い車道が多く、人通りが多いです。

その状況での事故発生は非常に懸念しているところです。

さて、先日私の大学の同期、スペイン語で同じクラスだった同級生が中央区役所に尋ねに来てくれました。

彼は新型電動キックボード普及の日本パートナー法人として、山本区長と面会し、中央区における方向性について相談しに来たとの事でした。私も詳しく話を聞き、担当課との打ち合わせ等をコーディネートさせて頂きました。

他社製品との違いは、GPSにより、走行出来るエリア出来ないエリアを分け、走行不可エリアに差し掛かると自動的に停止するという機能です。

これにより地元の方と何度も協議を重ね、細かくこの大通りのみ、歩道に侵入した瞬間に停止するなど走行エリアを指定出来ます。

最も懸念する点はやはり安全面です。

果たしてGPSは正確に機能するのか?そもそも走行可能エリアであったとしても、車道を危険に走行しないか、以前のブログでも書きましたが、晴海通りなど大通りであったとしても、路上駐車が多く、それを避けるために走行する自転車は運転者目線でも側道走行が非常に怖いです。

私も自転車で何回か事故に遭いそうに(てか遭った)なりました。

運転免許証が不要、ヘルメット着用が任意、という点に非常に不安を抱える方々を如何に説得出来るか、社会的に受け入れられるかがカギとなると思います。

そのカギとは地元の方が求めるかどうか、つまりは交通利便性との兼ね合いになるはずです。

例えば交通不便地域と言われる晴海地域。シェアリングサービスのポートが勝どき駅や晴海トリトン、あるいは聖路加国際病院や築地・銀座地区などに設置され、自分のマンションの近くのポートと結ばれれば、交通利便性という意味では向上します。

その利便性を地元の方が求めるかどうかということ、というのが一点。

そして、交通マナーの向上を図るための講習会や地元組織、警察等を巻き込んだ連携が必要不可欠です。

今回、お話を伺ったBRJ株式会社さんは、その点地元の方との関係づくりを第一に考えるとしていました。

体験イベントの開催や、警察、中央区、地元住民の方を交えた上でのルート設定など、立川市などその他の自治体でも実績はあるようです。

ただやはり、他自治体や欧米諸国と中央区の実態は異なります。

私も、20年30年先を見据えた、まちづくりにおける未来のモビリティの在り方を考えた上で、電動キックボードだけでなく、どのような交通手段がまちに必要かどうかという点を研究していきたいと思います。

皆様からもご意見のほど、よろしくお願い致します。

それでは!!

【予算】水辺環境の活用、自転車レーン上の違法駐車対策について

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は予算特別委員会の環境土木費の款からです!

Q,中央区の水辺環境の活用検討について、具体的にはどのようなアクションに繋げていくのか?例えば品川区水辺活用ビジョンにおいては、舟運との繋がりや水辺空間における商業・飲食スペースの確保、オープンカフェやケータリング等の商業・飲食サービスやカヌー、SUP等の水上アクティビティの充実など具体的な方針が取りまとめられている。このような基本方針を今後、作成していくのか?

https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/ct/pdf/20200128161339_1.pdf
https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/ct/pdf/20200128161339_1.pdf

品川区水辺利活用ビジョン

A.まず中央区の現状把握に務め、河川整備計画や社会情勢なども総合的に分析して、課題を出していく。今後、冊子のような形でまとめることも検討している。

Q.肝となるのは舟運との繋がりとなると思うが、現状はどのように考えているか?

A.舟運についてはコロナと絡めて現状ではなかなか難しい状況。新たに整備される勝どきの朝潮運河沿いの船着場や桟橋の整備や利便性向上に努めていく。

Q.2050年の脱炭素社会を目指すのであれば、具体的な取組に落としていかなくてはならない。現状の状況は?

A.改定予定の環境行動計画に、事業者および区民目線での具体的な取組を含めて盛り込む予定。

Q.環境学習事業や中央エコアクト運動も区民の意識向上のためには重要。どのように周知していくか?

A.温暖化対策や省エネ活動意識向上のキッカケとして重要な取り組み。中央エコアクトについては今後アプリ専用WEBサイトを活用した上で、区内で使用できる何らかのポイントの導入なども検討していきたい。環境学習事業については教育委員会から学校へ周知すると共に、区のお知らせなどに盛り込む。

https://the-issues.jp/

Q.自転車レーン上の違法駐車対策について、私も自宅の晴海から晴海通りを取って自転車で通勤していますが、特に早朝の時間は築地近辺は特に市場関係車両含めてトラックの路駐も多く危険を感じていました。基本は車の違法駐車の取り締まりについては警察の管轄であると思うが、区としてはどのような対策を実施しているか?

A.区としても交通の安全を害すると共に渋滞を引き起こす原因となるため、違法駐車対策を進めている。
具体的には重点地域において警察と連携した上で警備員を配置し、巡回すると共にパーキングへの誘導を行うほか、全国交通安全運動における周知啓もう活動等。
基本的には警察の管轄となるため、関係機関と連携した上で取り組みを行っていく。

本日は以上です!!

BRT工事不調について東京都都市整備局がプレスリリース

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日、都市整備局はBRTの工事不調についてプレスリリースを行いました。

そもそも、晴海FLAGの入居を考えれば、本格運行のスケジュールにはお尻があり、工事不調となるような入札設定をした都市整備局に問題があると言わざるを得ません。

慌てて事業者にヒアリングを実施するのではなく、事前に入札条件に問題がないか、事業者や有識者に意見を募集するなど丁寧な仕事の進め方を行うべきでした。

改めて、都市整備局から本気度が伺えないという残念な発表であったと思います。

引き続き、地元区としても本格運行のスケジュールに遅延が発生しないよう要望を続けます。

それでは!

【環境建設委員会】東京BRT工事入札不調に対する中央区の対応、江戸バスルート変更について

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は環境建設委員会、ゼロカーボンシティ宣言後、具体的な短期数値目標についてや石原都政に対する感想やパークPFIに関する質疑などがありましたが、特にBRTや江戸バスについての質疑をお伝えします。

Q.東京BRTのバス停工事が入札不調に終わった件について、中央区としてはどのような対応を行っているか

A.事業自体は東京BRTと東京都が調整をかけて進めている。都から中央区には随時情報が入ってきているが、区民の皆様が懸念している通り、今後のプレ2次や本格運行については現在情報がない。区としても早く、2次プレ運行の開始をして欲しいとは再三言っている。

⇒元々の事業目的は交通不便地域と言われる晴海5丁目付近、勝どき、豊海町などの交通利便性の向上であるため、最も困るのは中央区民である。事業主体は東京都と東京BRTかもしれないが、しっかり中央区が責任を持って追及すべきではないか。

なお、本件東京BRTの入札不調の経緯については、

都議を経由して東京都都市整備局にヒアリングを行いましたが(直接のヒアリングは出来ず)、納得のいく回答が得られなかったため、現在正式な文書による回答を求めています

https://www.tokyo-np.co.jp/article/158293

都市整備局からの回答では、これから入札不調の理由を事業者にヒアリングし、条件を変更して再実施するとしていますが、

そもそもの仕事の進め方に疑問があります。

本件は、晴海FLAGの入居にも併せるため、お尻の期限が決まっている事業です。

そうであれば、これ以上のプレ二次運行の遅れを生じさせないため、スケジュールありきの仕事の進め方をするべきでした。

つまり、事業者へのヒアリングは事前に行い、その最低条件や金額の目算を立てた上で進めるべきでした。また、もし不調に終わった場合のプランBも事前に用意しておくべきでした。

段取りが悪いというよりも、そもそも都としてやる気がないのだろうなと思っています。都バスと違い、売り上げは京成バスにも持っていかれるからです。

最低でも

①入札不調の経緯と理由

②何故事前にヒアリングをかけ入札条件を設定しなかったのか

③本格運行のスケジュールに変更はないか?(令和5年4月に間に合うか)

④そのスケジュールから逆算すればいつまでに再入札を開始するのか

上記4点について早急に文書として回答を貰えるよう進めています。

続いて江戸バスのルート変更について、

現在、江戸バスのルート変更について調査がなされています、そしてその案が今週末の地域公共交通会議という会議体で審議されます。



Q.現状変更についてアナウンス出来ることは?

A.会議体での議論に向けて、基礎資料として江戸バスの乗車利用者アンケートや区政世論調査の整理などの調査を委託してやっている、現在資料策定中。

⇒本の森ちゅうおうも出来るが、晴海地域から行きやすくするためにも、南循環のルートに入れるなど検討をお願いします

なお、こちらの地域公共交通会議への傍聴を願い出たところ、クローズドな会議であるとして断られました。

私は、このような区民の意見を聞く趣旨、区民の足である公共交通に関する計画が決定される会議は全てオープンにするべできあると思います。

https://www.city.chuo.lg.jp/smph/kankyo/kaigi/kmyunithibasu/kokyokotu/R3LPT_2.html?fbclid=IwAR1z5Dn2a4mxqhnd_KRA-wKAdVZFr0zpkh0xpByrrkzHlkqCDPHGuCvsnPY

オンラインで広くアンケートを募るなど、何故オープンな意見の吸い上げを行おうとしないのか、様々な場面で疑問に思います。

本会議への出席者を見ても分かる通り、区内のほとんどの会議の住民代表は、連合町会長が務めています。

まちの声の全てを町会長が吸い上げ、決めるという今の在り方はやはり限界です。公募を募る、あるいはオープンのアンケートをとるというやり方も含めて忖度のない会議体の運営に努めるべきです。

本日は以上です、それでは!!

中央区総合交通計画2022!BRTプレ二次、都バス、地下鉄新線、水上交通等の10ヵ年計画

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は環境建設委員会が開催されました。

(昨日の区民文教委員会の続きはまた明日書きます)

目玉は中央区総合交通計画の中間まとめについて、こちらは10年前、平成24年に策定された中央区総合交通計画の改定であり、今後10年間の交通計画をまとめた計画となります。

中央区の交通については7つの課題があります。

①増加する交通需要への対応

②公共交通へのアクセス改善

③自転車利用環境の充実

④自動車利用に伴う環境負荷の軽減

⑤駅や道路などのバリアフリー化

⑥荷捌き駐車を中心とした物流交通への対応

⑦まちの回遊性・魅力向上

それらに対応した7つの施策、25の事業が設定されております

一方で一つ一つの計画についてはまだ具体性が欠けるものばかりですので、今回の中間まとめから一つ一つ掘り下げて作られるものと思いますが、詳細な事業計画も閲覧できるようにして欲しいと思います。

主な新規事業↓

こちらの総合交通計画は改めてHP上で公開されると思われます。

https://www.city.chuo.lg.jp/kankyo/keikaku/sougoukoutsuukeikaku.html

主な質疑の内容

Q.勝どき駅改修工事の成果について

A.大きなものについては完了。朝夕ラッシュのホーム上での人員混雑、出入り口の混雑は改善されてきた。コロナ禍の中で影響があり、本来予定していた改善目標まではまだ示されていないのでは。今後状況を踏まえながらも動向を注意していく。


Q.都バスターミナル(晴海客船ターミナル乗降場)について

A.晴海のターミナルについては、客船ターミナル解体後も東京都はバスターミナル機能、駐車場機能は残ると聞いている、5丁目に出来るマルチモビリティステーションと2つのターミナルで地域交通の要とする予定。


Q.BRTプレ二次運行の開始について

A.プレ二次については東京都から、江東区も走るので停留所の設置に向けた協議がなされており、これから工事発注する、実際にいつから二次プレが開始されるという正式な案内はない

本格運行環状二号線の本線トンネル開通後と案内してきたが、現状二次プレ運行の開始時期、本格運行時期も情報が入り次第伝える

BRTにおける江東区側のメリットとしては、国際展示場方面へ伸びていくと利便性が向上する。東京駅、東京国際クルーズターミナルなど計画路線が伸びることにより更なる利便性が向上する。

Q.水上交通・朝潮運河船着場の移設について

A.朝潮運河船着場は現状の位置に人道橋がかかることにより運営ができなくなるので、対岸の勝どき東地区に場所を移して運行する。運行内容については、運行業者と協議を図っていく。

勝どき東地区移設後は、晴海側にあった時になかった機能として、バスの乗降場、お客様のたまり空間を開発の中で整備してく


Q.臨海地下鉄新線、勝どき・晴海駅の位置について

A.現状では駅の位置は未定。駅だけ出来れば地下鉄が通るわけではないので、線路をどこに引いていくのか、近年の調査結果では地下鉄のルートは晴海通り直下、晴海通りから一本5丁目寄りの位置(人道橋周辺)、5丁目寄りなど3ルートほどを設定して検討している。どの位置に出来たとしても、晴海地域の交通不便性は解消できると想定している。

主な質疑の内容は上記の通りです。

まだまだ10年で完了しないであろう計画ばかりではありますが、今後の進捗に期待しています。

それでは!!!!

中央区の人口は171,416人、史上最多まであとわずか!将来性があり、夢があるまちです!

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

さて、中央区の2021年11月1日時点における人口は171,416人と発表がありました。

https://www.city.chuo.lg.jp/kusei/statisticaldata/zinko/tyuuoukunozinkousetaisuu.html
https://www.city.chuo.lg.jp/kusei/statisticaldata/zinko/tyuuoukunozinkousetaisuu.html

年齢別にすると0歳から4歳までが9301人です。

https://www.city.chuo.lg.jp/kusei/kobetsukeikaku/kobetsukeikaku/zinkouvision.files/gaiyou.pdf

ちょっと過去のデータにはなりますが、中央区は全国的にも珍しく、40~44歳の年齢層が最も多い地区になります。

更に言うと、中央区は23区で最も平均年齢の若い都市でもあります

平均年齢は約42歳(東京23区平均年齢44.27歳)

https://magazine.aruhi-corp.co.jp/0000-3129/

中央区が若い住人で構成された将来性のある都市であるという点が伺えると思います。また、特別区税等に支えられて財政的にも豊かであります。

https://www.city.chuo.lg.jp/kusei/kobetsukeikaku/kobetsukeikaku/zinkouvision.files/gaiyou.pdf

中央区は昭和28年172,183人を記録し、過去最多となった一方、平成9年には過去最少の71,806人となりました。

そこからの集合住宅マンションを主軸とする再開発構想による人口回復は見事であったと思います。

過去最多までいよいよあと800人となりました!

晴海FLAG、豊海地区再開発、勝どき再開発、月島地区の再開発等、今後5年間で更に3~4万人の人口増加は確実となっています。

来年早々には過去最多を記録するとも思われます。

https://www.city.chuo.lg.jp/kusei/kobetsukeikaku/kobetsukeikaku/zinkouvision.files/gaiyou.pdf

コロナ禍による影響は若干あるものの、ほぼ人口推計の通りに推移していますね。

また、東京都は昨日、ベイエリアを舞台に、50年・100年先までを見据えたまちづくりを構想する「東京ベイeSGまちづくり戦略」を公表しました

https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/seisaku/esg/index.html

https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/seisaku/esg/data/draft00.pdf
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2021/04/23/documents/press0423-04-01.pdf
https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/seisaku/esg/data/draft01.pdf
https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/seisaku/esg/data/draft04.pdf
https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/seisaku/esg/data/draft04.pdf

昨日の都心・臨海地下鉄新線についても、その重要性がバッチリ記載されていますね!!

https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2021/04/23/documents/press0423-04-01.pdf

東京都、そして国が力を入れる湾岸ベイエリア、築地、銀座、東京を結ぶ月島地域はやはり夢がある町、そして将来性のある町であると思います。

住んでて良かった、そしてますます中央区夢のある街にしていきたいと思います!!

先日吉田副区長も話していましたが、子ども達がふるさとと思ってもらえるような、誇りを持ってもらえるような街にするために、

全力を尽くします!!

それでは!!!

都心・臨海地下鉄新線推進大会が開催!その概要をおさらい!

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

さて、本日は第3回目となりました都心・臨海地下鉄新線推進大会が開催されました!

さて、まずは計画をおさらいしましょう。

都心・臨海地下鉄新線構想(中央区HPより)

https://www.city.chuo.lg.jp/smph/kankyo/keikaku/toshin_rinkai_tikatetushinsen.html

背景として、今後中央区はますます晴海や勝どきなどの臨海部の人口増加に伴う交通需要への対応が必要になります、とくに晴海および豊海町は交通不便地域と言われる地域であり、最寄りの勝どき駅から歩いて10分〜15分くらいの場所にあります。

https://www.city.chuo.lg.jp/kankyo/keikaku/tikatetukentou.files/houkokusho_1.pdf
https://www.city.chuo.lg.jp/kankyo/keikaku/tikatetukentou.files/houkokusho_1.pdf

ガンガンタワマンも建っていき、今後5年間で3-4万人人口が増えるとも言われています。

このような都市交通の課題解決に向けて、平成26,27年度に本区は地下鉄新規路線の導入に関する検討調査を行い、報告書を取りまとめました。

https://www.city.chuo.lg.jp/kankyo/keikaku/tikatetukentou.files/houkokusho_1.pdf
https://www.city.chuo.lg.jp/kankyo/keikaku/tikatetukentou.files/houkokusho_1.pdf

臨海部の発展のためにも、交通網整備が必要だよねと。

また、南は羽田空港まで、北はTX(つくばエクスプレス)に接続する事によって、東京を中心に更なる交通需要を呼び込めます。

https://www.city.chuo.lg.jp/kankyo/keikaku/tikatetukentou.files/houkokusho_1.pdf
https://www.city.chuo.lg.jp/kankyo/keikaku/tikatetukentou.files/houkokusho_1.pdf
https://www.city.chuo.lg.jp/kankyo/keikaku/tikatetukentou.files/houkokusho_1.pdf

総事業費は当初約2500億円と試算、これらを例えば国と東京都と中央区で1/3ずつ分けるなど、事業化の際に分配が決まります。

地下を掘る事自体よりも駅の建設に費用がかかるようです。

https://www.city.chuo.lg.jp/kankyo/keikaku/tikatetukentou.files/houkoksho_r2.pdf
https://www.city.chuo.lg.jp/kankyo/keikaku/tikatetukentou.files/houkoksho_r2.pdf

令和2年度の調査によれば、相当な需要が見込める事、また経済効果を考えれば社会的意義も大きい事から事業化は十分可能との試算が出されております。

ただやはり開業までは2,30年かかるとも言われています。

そんなの待ってられん!という事で動いているのが東京BRTによる交通過疎地域の救済である、という流れなのです。

中央区としては、事業化に向けて東京都を動かしていきたいのです。

しかし、公共交通機関の整備、工事はもう既に順番待ち状態。限りある予算の中から順番に国はお金を出していきます。

だからこそ社会的意義を強調しつつ、東京都及び国にこれだけ住民から望まれているのだと本気度を見せていかなくてはならないのです。

そしてそれが、都心・臨海地下鉄新線推進大会の目的でもあります。

本件は銀座ブロッサムにて、約400名を集めて開催がされました。

来賓には丸川珠代参議院議員、辻清人衆議院議員、葉梨康弘衆議院議員、都議会からは田中まさゆき都議、石島ひでき都議、そしてTXとの連携を見据えて井崎義治流山市長、中央区からは山本泰人区長吉田不曇副区長、中央区議会議員連盟30人、そして地域の代表者が集まりました。

まぁ見事に自民党王国ですが少なくとも公共交通事業を国から取ってくるためには国政与党の力が不可欠です。

吉田副区長からは昨年からの進展について。

令和3年3月、東京都が「未来の東京戦略」を策定、その中で今まで7番目の位置付けだった本事業が3番目に格上げ(事業化の検討を進め、構想の具体化を図るべき)

→1番目と2番目は江東区悲願の有楽町線(8号線)の延伸都心部品川地下鉄構想。こちらはワンランク上であり、早期の実現を図るべきとされている

令和3年7月、交通政策審議会が国土交通大臣に対して答申、その中で本事業は世界から人、企業、投資を呼び込み、東京と日本の持続的成長を牽引する臨海部と区部中心部をつなぐ基幹的な交通基盤としての役割を担うことが期待されており、今後、臨海部の都市づくりとともに、第198号答申において指摘されている常磐新線延伸(TX)との接続も含め、事業化に向けて関係者による検討の深度化を図るべきである。」と示された。

令和3年9月に東京都は、交通政策審議会の答申(令和3年7月)を踏まえ、都心部・臨海地域地下鉄構想について事業計画の検討を行うため、「都心部・臨海地域地下鉄構想 事業計画検討会」を設置

いよいよ、具体的に事業計画を検討していく段階に入ったと話しました。

また、明治大学名誉教授の市川宏雄教授も講演を行い、本事業が臨海部に背骨を通す事業となり、東京中心部と国際的な交通結節点として機能する築地が中心となり、国際金融都市、国際交流都市東京の要となる。

ロンドンのドックランドも背骨となる地下鉄を通して劇的に変わった。国際競争力を高めるためには地下鉄を通す事は必然である。

また、国際都市となるためには空港へのアクセス時間が課題であり、リニアが通る品川との接続(台場→天王洲→品川)も不可欠。羽田空港へのバイパスを複数持つ事の意義を国へ訴えなければならない。

また、江東区と一体となってベイエリアアミューズメントを充実させる事も必要である。海を活用したナイトアミューズメントマリーナベイエリア全体をどう変えるかが肝心である。

本日発表された世界都市ランキングで東京は上昇したが、今後の起爆剤として羽田空港と臨海部の接続が重要となると話されてました。

また、小池百合子都知事国土交通大臣に直接会い、都心臨海地下鉄新線を具体的に進めていくことで一致したとされています。

一歩ずつですが、より具体的に進めていく事で一致してきたようです。

8号線の延伸などはもう既に事業計画が具体化しており、一歩リードされていると言えるでしょう。

さて、私も最初疑問だったのですが、何故この推進大会に江東区が参加していないのかと疑問に思われませんか?

豊洲や台場を通るのに。。。。

ズバリ言えば江東区は悲願である有楽町線(8号線)の延伸に注力したいからです。一緒に進めたいのですが、先程言ったように公共交通事業は順番待ちです。言わば、本件においては中央区と江東区はライバルになってしまっているのです。

うーん、、、難しいんですね、、、

だから推進大会で盛り上がりを演出して誘致合戦勝負のような様相になっているのでしょう。

あと、今回録画してYoutubeにあげようと思っていましたが、録音録画は禁止と当日言われました。。。宣伝を狙うならむしろオンラインでの生中継なども実施すべきではと思います。

何れにせよ、両事業とも早期の実現を願うばかりです!

それでは!!