「あたらしい中央」カテゴリーアーカイブ

初教育イベント!!Edcamp CHUO!

こんばんは!!

ようやく中央区も第三回定例会、決算特別委員会が一段落しまして、たまっていたブログを書き始めたいと思います!!

まずは、先月末に会派:あたらしい中央とEdcamp Chuo事務局で教育イベントを開催(共催)致しました、



Edcamp Chuo!! #1教育の未来を考える



▼Edcampとは
Edcampは2010年にフィラデルフィアで第1回が開催されて以来、80以上の国と地域で、1000回以上開催されてきた、教育関係者のためのカンファレンスです。教員の方、保護者、学生、行政関係者の方々など教育関係者を一堂に集め、教育現場の課題を議論し、アイデアや知識を共有するイベントになります。



第一回の今回は、主に教育の未来について。
中央区でも今年度中に区立小中学校の児童1人1台のタブレット端末が支給予定ですが、既に私立学校でICT教育を実践されている教員の方をお招きし、現場での実践的な活用方法等を共有して頂きました!!


今回ご登壇頂いたのは、私立カリタス小学校にてICT担当をされております佐川教諭でした!

そのお取り組みは、ニュース記事にもなっております!!



お話頂いたのは主に私立学校における遠隔授業等、ICT活用について

コロナ禍の前からICTには取り組まれていたとのことですが、そのご対応も素早かったとのことでした

•4月上旬 郵送にて新学年の教科書、おたより、課題を配布
•4月中旬 「ロイロノート」で課題のやりとりをスタート
•5月上旬  全学年、全教科で「zoom」による双方向授業

※出典 カリタス小学校 佐川勝史


ご経験上、やはり現場がICTを導入するに当たって、気を付けた方がよいところは、必ず段階を踏むこと。ZOOMであれば、まずは集合してみる。会話してみる。それから授業をする。
そして、出来ない人、やりたくない人、分からない人にしっかりと寄り添うこと。


最も活用出来た点はロイロノートを活用し、撮った写真を全員で共有、観察日記などをつけたという部分は好評だったようです。


小学校高学年からはチャットも使えるように指導をしていたとのことです。

やはりまずはツールの選定が重要です。
そして、頂いた言葉は

習うより、慣れろ!!


まさにそうであるかと思います。

また、ZOOMを活用していた時に困った点は、全体にしか話が出来ないところ、みんな雑談したいから退出しないといった点も。。。
これは子供の感覚は分かる。久々に友達と話せた!!って言ってずっと喋りたくなりますね。統制が難しい。


そして重要なのは、あくまでもリアルの学校の良さを大事に、子供たちはやはり友達と関わって学びが深まっていく、人間関係、コミュニケーションを覚えていきます。


直接のコミュニケーションが出来ないときに、補完的にツールは活用し、平時においては他者とのやりとりを更に深めるために活用していくという点は忘れてはなりません。


本当に貴重なお話、お時間で、皆で具体的な部分について質問しまくってたらあっという間に時間が来てしまいました!!!

ご登壇頂いた佐川教諭、本当にありがとうございました!!

集合写真撮ったのですが、不具合で撮れていなかった・・・( ノД`)シクシク…お集まりいただいた皆様、ありがとうございました!!


やはり現場の方々の教育実践事例は参考になりますし、中央区の中でも広めていきたいと思います。

また第二回開催します!!講師の方をお呼びし、定期的に開催予定ですので是非ご参加ください!!


特に保護者の方からのご意見や、企業関係者の方々のご意見もお伺いしたいです、よろしくお願いします!!!

【2020/9/10】区民文教委員会~観光施策・学校のコロナ対応・LGBT教育・ICT教育について

こんにちは!!

少し遅くなりましたが、委員として所属する区民文教委員会の報告になります。


中央区は通常、委員会の議事録が公開されるまで約3カ月かかります。(遅い・・・)

そのため、公式な議事録は追ってリンクさせて頂きますが、取り急ぎ私の質疑内容のダイジェスト報告です。

今回、提出された報告事項は以下の7点
https://www.kugikai.city.chuo.lg.jp/calendar/r02/bunkyo_20200910.html


これらの報告事項および区民行政、教育行政全般に対する質問として以下の点の答弁を行いました。重要な点をダイジェストでお伝えします。

①区民施設の指定管理者評価について

・各施設のコロナ対策状況まで評価されたものか?

⇒評価は3月に実施したものであり、一部評価内容に含まれているものの、コロナ対策として評価したものではない。

・浜町体育館の予約オンライン化または郵送事前受付が出来るようにしてほしい

⇒会議室も同時に取る人がいるなどフレキシブルな対応を求められるため、オンラインシステム構築には時間が必要

②中央区観光施策について

・水の都を打ち出す船運による観光ツアーを強化して欲しい

⇒3/28にやったが、それ以降コロナ影響により中止。力を入れていきたい

・デリバリーテイクアウトin中央区の登録状況は?

⇒現在38件、営業活動に努める

③人権教育の推進について

・令和2年度の振り返りによると、人権教育の推進については「いじめ防止」「児童虐待」「インターネット人権侵害」にしか触れていない。LGBT(性的指向・性自認)に関する教育についても積極的に取り組んで欲しい。思春期の段階、学生時代に自己の性的指向に気が付くことが多いため。

⇒子供たちの発達段階でどのような人権教育が必要かどうかは、その実態を確認した上で、小学生の段階、中学生の段階など段階毎に検討していく

・それでは本区はLGBT教育については、どの段階から必要であると考えているのか

⇒まずは実態の確認が必要であり、現在そのような相談は教育委員会に届いていないため、本区においては現時点で必要であるとは認識していない

・まず、本区が積極的に実態把握の調査を行っている認識はない。また、実態が確認出来ないと言うが、そもそも性的指向・性自認に関して子供たちが自発的に相談をすると思っているのか。前提として、相談をしやすい専用窓口を設けることも必要だが、実態ありきで考える問題ではない点を指摘する

・道徳教育の推進については、発達段階において正面から性教育恋愛に関する教育に向き合うべきではないか。マッチングアプリによる出会いも普通になってきてはいるが、こういう場面には気をつけなさい、恋愛、結婚、出産とはどういうものかを早めに教えるべきでは

⇒保健体育の授業、またはインターネットリテラシー教育でカバーできていると考える

④区立学校のコロナ対応について

・先日区立小学校の児童へのコロナ感染が公表されたが、本区では3日間の休校措置をとったケースと6日間の休校措置をとったケースがあった。科学的根拠・判断基準は何か?

消毒にかかる日数を2日とし、国立感染症が発表している72時間でウィルスが死滅するという根拠から念のため3日間の休校措置をとっている。土日を挟んだ場合、保健所の確認が遅れるため、土日を入れると3日以上になるケースもある。

⑤ICT教育について

・現在中学生に貸し出しているタブレット端末は7末の契約終了後に一旦返却するのか?

⇒返却となる

・スタディサプリの7月末までの登録率および生徒の感想は?

82.6%、生徒の感想までは把握していない



まず、LGBT教育について、子供たちから相談がないため検討していないという答弁は大変疑問に残ります。
特に日本は発達段階から、人権教育、多様性を教える教育が遅れていると感じます。今後、中央区パートナーシップ制度の制定に向け、本会派も一般質問で区に対して求めていく予定ですが、まずは教育が大切です。


スタディサプリおよびタブレット端末はコロナ禍の中で暫定的に支給された契約によるものであると認識していますが、一方で、保護者からはとりあえず登録してくれ、と言われたという声や、登録しなかったという家庭もいました。

また、本当に82.6%の家庭が活用していたのであれば、子供たちの学習履歴(スタディログ)は重要であり、AIによる個別最適化学習に活用出来るわけで、それを一旦白紙にして、また新たなアプリを検討する必要性はあるのでしょうか。


今後、1人1台のタブレット端末が支給されると同時に、どのソフトウェアを活用するか、という議論になります。その議論を是非現場教員、子供たちを交えた上で決定して欲しいものです。



ということで、持ち時間をギリギリまでフル活用した答弁となりました!!!次回も全力を出したいと思います。

結構意気込んでいた理由の一つとしては、この日、学生インターン生が委員会を傍聴してくれる予定であったこともあります。



大人として、議員として、恥ずかしい仕事は出来ない


そしてインターン生の感想がこちら!

今回の区民文教委員会では

中央区での不登校生徒への対応、区民館等でのコロナ対応、コロナ感染者が出た際の学校の対応、マイノリティーへの調査や実態についての質疑応答を拝聴させて頂きました。

調査や対応の難しさを痛感した上で、アプローチの仕方には様々な議論の余地があること、或いはセンシティブな内容に対して配慮をしつつ、

人権を尊重した教育を行うために考える人々がいるという視野を広げることが出来たと感じます

また、その重要性や必要としている人が暮らしやすい中央区にするために、

一人一人の発言が受け入れられやすい地盤の構築が少しずつ明るい未来に繋がるのではないかと考えました

終わりに
高橋さんが質問なさる様子は、傍聴に行くことでしかお見受けできない勇姿でした。

貴重な委員会の見学で学んだことを日々の生活の中にも活かしていきたいです

ありがとうございました!





・・・・・真面目!!

さすが我が弟子です。

そして同じインターン生がこの1カ月、インターンとして、

「何故、若者の政治関心度は低いのか?」

というテーマで1カ月活動してきました

何故若者の政治関心度は低いのか?



そして手法として、街頭インタビュー



ネットアンケート調査によって調査、分析してきました


▶政治関心調査アンケート


↑まだ受け付けてますので、是非ご協力お願いします!


その集大成として、9/26(土)にオンラインタウンミーティングを開催し、その調査結果インターン生より発表させて頂きます!!

どなた様もご参加可能ですので、是非タウンミーティングへもご参加をお願いします!!

第11回中央区タウンミーティング~何故若者の政治関心度は低いのか?~

日程:9/26(土)
時間:12:00~13:00
場所:ZOOM開催

内容:・何故若者の政治関心度は低いのか
   ・その他区政報告

    ファシリテーター:高橋元気(中央区議会議員)

申込方法:こちらのイベントページに参加予約をお願いします。
または各種SNS上のメッセージやコメントから参加希望の旨をお伝えください(genkinewparty@gmail.com)  

参加費:無料

よろしくお願いします!


それではまた!!!


「令和3年度中央区予算要望書」~区議会議員とは~

こんばんは!!


本日、中央区議会会派「あたらしい中央」より、中央区に対して、
「令和3年度予算要望書」を提出致しました。

斎藤副区長に提出

通常、自治体は夏過ぎ~秋くらいから来年度の予算編成に着手し始めます。その前に、自治体の限りある財源を、区民のためにこういうことに使って欲しい、と区民を代表する議員の立場から、自治体に対して要望を行うものになります。



会派「あたらしい中央」は本年度より4人体制となりました。そしてこれまでは、予算要望の提出まで出来てこなかったこともあり、今年は必ずや区民の皆様の要望を取りまとめ、区に対して予算要望書を正式に提出したいと思っていました。

何故なら、区議会議員の、区民の方々の声を行政に届け、反映させるという職責において、非常に重要な仕事の一つになるからです。

さて、夏くらいから着手し始めていましたが、そもそも

予算要望書って通常、どういうフォーマットで提出するのか?

そもそもどのレベルまで作りこんで提出するものなのか?

正確な予算規模の算定、財源をどこから捻出し、期限はいつまでで、評価指標まで設定するか?

という根本的なところから議論を重ねました。

また、今回は同時並行として、SNS等を活用し、広く区民アンケート等も実施し、要望書に加えるという作業にも挑戦しました。

結果、沢山の方々から寄せられた声を反映しています。
ですが、要望書に入れられた項目もあれば、都合上入れられなかったものもあります。

但し、要望書という形式では入れられなかったご要望については、各種委員会や定例会での質問、または直接担当課に問い合わせる、という形で必ず対応を行わせて頂きます。

さて、結果、時間的な制約もあり、区の予算款項目に合わせ、まずはこれは是非取り組んで欲しいという項目に厳選した上でリスト化する、という手法となりました。

完成版がこちらになります

画像クリックでpdfファイル(全14P)に飛びます

総論として、このコロナ禍の中では

①区民の生命・健康維持及び災害への備え
②自粛の中でもまなび続けられる「教育の中央区」であること
③区民生活を支えること



この3点を優先付けた上で編成することを大枠で要望します。



同時に、保育、教育、介護、行政サービス、区民行政等様々な場面でオンライン、デジタルの活用を検討し、区民生活の利便性を向上させることも中心としております。


とりわけ、私の想いとしては、一向に進まない行政側のテレワークを推進し、行政サービスのデジタル化に早急に取り組むべき

区が主催する各種イベントが一切中止になっていますが、まちづくり協議会、防災訓練等、必要なコミュニケーションのオンライン化、ハッピー買い物券等、オンライン販売も推進する

ICT教育の推進・活用については、コロナ休校時だけに留まらず、1人1台タブレット端末を最大限活用した、学校という場を超えた継続的なまなびの実現ICT支援員、教員間のネットワーク整備高速通信網の整備、総合型学習への取り組みなど未来の教育の実現

そしてほっとプラザはるみ等、施設整備については最大限利用者の意思を汲み取ること
などを盛り込みました

全体で14Pの長文に渡りますが、是非一度ご確認頂き、これはどうなんだ、これも入れて欲しいと様々なご意見を頂戴したいと思っております。



さて、これまで委員会への出席後、議論を重ねたり、会派内のオンラインメッセンジャー内でやり取りをしていく中で、予算要望書の完成版を確認した時、気が付いたことがあります。

これは正に会派の「政策公約集」になり得るものです。

通常、地方議員の公約というのは、ない、または分かりづらいものになってしまいがちではないでしょうか。


若しくは選挙前のキャッチフレーズ
として分かりやすくするため、子育て政策に力を入れます!という抽象的なものになってしまいがちです。

これをいつまでにやります!という具体的な政策集まで発表する人は稀でしょう。

また、区議会議員の仕事の範囲は区政全般に渡ります。出来る限り区政全般において知見をもつべきではありますが、

一方で新人は特に、区政全般に対して充分な知識を有するまでには時間がかかります。また、そもそも委員会等、公式の質問時間等が制限されている以上、どうしても得意分野を絞り、偏ってしまいます。


つまり、区政全般に渡る政策公約集まで、個人で作成するのは、どうしても難しいと思われます。



そこで「会派」という政党の垣根を超えた政策集団が必要になります。


会派「あたらしい中央」は、それぞれが素晴らしい専門性、経験、知識をもっている方々で構成されています。


今回も、まずは自分の得意分野を担当して政策を書き出し、寄せ集めて議論しよう、という流れで作成が始まりました。


例えば青木かの議員は、その活動量、フットワーク軽く中央区全域を歩き回る行動力をもって防災対策、水辺の活用、コロナ対策、区民生活に関わる事項等を

小坂和輝議員は、小児科病院の医師という専門性から、医師の視点からの医療、コロナ対策、都市整備、保育、福祉保健に関わる事項等を

高橋まきこ議員は、長年に渡る育児ネットワーク、その経験を活かした子育て政策、教育、福祉保健に関わる事項等を、

そして私は、IT民間企業出身の経験、大学院での学びを活かした、区政のデジタル化、未来の教育の実装、防災士の学びで得た防災対策、特に晴海地域のまちづくりに関わる事項等を

それぞれがその強みを活かした上で、練り上げたものです。

まず一言

本当に会派内の議員メンバーを私は尊敬します。

その各自の専門性はもとより、何が区民のためになるのか、議論を重ねることが出来たのは大きな財産となりましたし、その情熱に対して胸が熱くなりました。


とりわけ、決算特別委員会の準備等もありながら、要望書として完成させて頂いた小坂政調会長、本当にお疲れ様でした。


政調会長である小坂議員が下地を作り、幹事長の青木議員が意見を取りまとめ私と高橋まきこ議員、新人二人がガンガン意見を言いまくるというチームワークでしたが、まずは一つの形が出来たと思います。


但し、まだまだこの要望書も粗削りであり、内容の精査、具体化と共にこれから期限や財源を設定出来るものは設定したいと思います。
そして毎年継続して、作成していきたいと思います。


また、要望して終わり、というパフォーマンスでは終わらず常に進捗状況、活動状況を報告し、評価し、アップデートしていくことが大切であると思っています。



まだまだ、皆さまからのご要望をお願いが出来ればと思いますので、こちらのアンケートを活用して、ご意見をお願いします!!


▶中央区の課題アンケート


今回、この4人はこれがやりたいんだ、公約はこれなんだ、というものの骨子は出来てきたと思います。これから、あたらしい中央区を創り上げていく、政策集団を目指すこの会派を時に厳しく、見守って頂ければ幸いです。

最後に、こう思いました。


地方議員って、地味、固い、仕事がつまらないというイメージを持たれている方もいらっしゃるかもしれません。



でも今日心から思いました。

区議会議員の仕事、めっちゃ楽しい!!!

本当に遣り甲斐がある仕事です!!

更にやる気が出てきた!!!

それではまた!!!