子どもたちの駆け込み寺、江戸川区児童相談所を視察!

こんばんは!!


週初めに若干風邪を引いてしまいました?

急に夜が冷え込むように寒くなりましたが、寝具は夏のままだったので、どうやらそれが原因のようです。。。。
皆様もお気をつけください!!!

さて、一昨日はあたらしい党メンバーで江戸川区の児童相談所
「はあとポート」に視察に行ってまいりました!!

https://www.city.edogawa.tokyo.jp/jiso/index.html


前提として、2016年の児童福祉法改正により、東京の場合は都のみならず、23区も児童相談所を設置できるようになりました。
その中で最初に手をあげたのが世田谷区、荒川区、江戸川区であり、江戸川区は2020年1月に開設がされました。

今までは児童相談所は都の事業であり、児童虐待への対応については、各特別区に設置している子ども家庭支援センターと東京都が設置している児童相談所の二つの機関が存在していることによって、各ケースにおいて認識に温度差が生じたり、迅速かつ子どもの状況に合わせたきめ細やかな対応がとれないことがあった点が問題とされてきました。

冷静に考えても、子どもたちや家庭の相談窓口となるためには、都が執り行う広域行政という側面よりも、地域特性を考慮した対応や相談の利便性から地域に密着したワンストップ窓口を設置することは理にかなっています。
ただ、江戸川区で虐待された子供を親から引き離し、親せきがいる中央区に引き渡すケースなど、広域的な調整が必要な場合には東京都や国の出番となるでしょう。


中央区も将来的な設置を検討しており、先行する自治体の取り組みの状況を参考にさせて頂きたいと視察を受け入れて頂きました。


担当課長の皆様のご案内のもと、児童相談所スペースのみならず、一時保護所の居住スペースまでご案内頂き、子ども達の授業風景も見させて頂きました。
元気に駆け寄って挨拶をしてくれる子供たちの姿に、

正直、施設の印象がガラリと変わりました

江戸川区児童相談所がその設置にあたり、心がけたのは以下の3点です

①指揮系統の一元化
⇒子ども家庭支援センターと児童相談所の二元体制を集約

②支援対応の一元化
⇒母子保健や子育て支援、学校教育などの基礎的サービスを駆使し、地域住民や関係団体と連携を強化し、虐待の発生を防止

③窓口の一元化
⇒4つあった窓口を一本化、総合相談窓口として、児童に関するあらゆる相談の受け皿に



まず、①についてですが、中央区も含めて多くの基礎自治体が認識している、児童相談所設置における課題は

人材不足、人材養成です

まず人を確保し、児童福祉司、児童心理司を確保しなくてはなりません。
江戸川区のケースでは、まず子ども家庭支援センターを廃止しました
これにより、もともと子ども家庭支援センターに勤めていた職員をスライドさせ、また経験者採用を同時に進めました。
更に、他自治体の児童相談所に職員を派遣し経験を積ませ、児童福祉司の研修も実施したとのことです。

施設を作るのであれば、回せる組織を作らなくてはならず、やはり最大の課題である人の養成にはある程度の時間がかかるでしょう。
全てが初めての経験ながら、チームが一体となって毎日のように会議を開き、課題を話し合い、ルールを作り、ガイドラインを作るという毎日により、段々と組織が出来上がったとのことです。



また、他の部署からスタートアップメンバーとしてやりたい!という意欲のある職員を引き抜いたり、弁護士を常駐させるなど、かなり初期にご苦労をされ、組織作りには力を入れていた印象です。



そして②、③の結果、子どもの身に何かあったらここに電話した方がいいという、評判が口コミで高まりました。

当初想定していた一時保護の定員数は35人

どのように定員数を計算したのか伺うと

1年間の一時保護の児童数×平均保護日数÷365日

この結果が17人だったところ、その2倍の35人で想定したところ、現在では想定を超える60名を預かっているようです。

(この計算式は、今後中央区でも当てはめてみます)



今では子ども達から直接相談の電話が入るとのこと、しかもその理由として、

口コミが凄く良かったので入りたいのですが(江戸川区在住ではない)大丈夫ですか?

との相談や

家庭に復帰したが、あまりに居心地がよかったのでもう一度入りたい

という子ども達の声も・・・・クチコミがいいってどういうことなんだ・・・



その理由は、一時保護施設を案内されて、とても理解が出来ました。
全てが、子どもたちのためにデザインがされています。



まず、一般的なイメージかつ都が運営している一時保護施設の印象だと、

男女は完全に別、話すことも出来ない。ルールが厳しく、まるで牢獄のよう

という話を聞いたことや、印象があります。



こちらの施設は、まず居住スペースはさすがに男女で別であるものの、教室やリビング、食堂などは男女年齢関係なくみんな走り回ってます。

そして、居住スペースの充実さが凄い。
沢山の漫画やゲームが並ぶ広々としたリビングスペースは、大きなテレビを自分たちがルールを決めて自由に使っていいことになってます。
男女のスペースで置かれている漫画も違いますが、男女それぞれの話し合いで、漫画やゲームの貸し借りの管理を行っています。

特徴的なのが、全て自分たちでルールを作るという点です。
各種イベントの企画、実行も自分たちでやります。

そして、ベッドルームも個室であり、テレビまであります。
そしてなんと、お風呂は大浴場ではなく、個室のユニットバスが4基設置されており、1人ずつ入ります。

これは施設長の強い意向だったとのことです。性的指向、性自認の不一致で悩む子どもたちにも配慮出来るようにとのことです、素晴らしい。

大きな体育館や、それとは別にグラウンドもあります。

これは確かに居心地いいだろうな・・・というのが印象です。



それも証拠に、逃げ出す子はほとんどいなかったそうです。

むしろ、いつでも逃げられるように、ドアは中から開錠し、外に出れるようになっています。
また、窓から逃げ出すと危ないとの思いから、窓の下はバルコニーになっており、ご丁寧にバルコニーから階段で外に出られます


逆転の発想です、逃げたかったらいつでも逃げろ!という趣旨で作ってます。でも居心地いいから逃げないという・・・・



とにかく、虐待だけでなく、やむを得ない事情で居場所を無くしてしまった子どもたちのために作られた施設であり、まさに

子どもたちの駆け込み寺

として、施設を作りたかった、施設長の想いがとても伝わってきました。
印象的だった言葉があります。


まず子どもたちを信用することが大事。
子どもたちは環境さえ整っていれば、間違えない。
子どもたちの心に寄り添い、行動を責めるのではなくその背景も含めてちゃんと見てあげたい。



子どもたちが逃げなくてはならない状況になった場合、子どもたちの心に寄り添い、その受け皿として機能していました。

唯一苦慮されていたのは、まなびを止めることなく、子ども達にちゃんとした教育を受けさせたいが、教育委員会の管轄ではないため、自分たちで考えるしかない。
という点です、ここに縦割り行政の課題もありました。



今回、私も沢山思うところがありました。
そしてその方々の子どもたちに対する熱意を、是非中央区のまちづくりにも活かしたいと思いました。


今日は以上です、それではまた!!!!

【中央区の財政状況】令和元年度決算特別委員会①

こんにちは!!

中央区議会は本日、令和元年度決算特別委員会の審議を終え、閉会致しました。

そもそも決算特別委員会とは、前年度の中央区各会計決算書・財務諸表・行政評価の内容を審議し、チェックするために設置される委員会であり、私は本委員会の委員として質疑を行いました。

本ブログでは何回かに渡って、本決算特別委員会の中身を、私の質問内容から中心にダイジェストでお伝えします。

区が提出する「令和元年度各会計歳入歳出決算書」「財務諸表」「行政評価シート」を読み込み、区に対して質問を行っていきます

決算書
財務諸表
行政評価シート

さて、令和元年度各会計歳入歳出決算の状況は、


歳入決算額が1267憶3280万7805円

歳出決算額が1234憶4191万2099円

歳入歳出とも約1割増で前年度を上回り、実質収支は黒字幅が3億5400万円減少の23億円、財政調整基金に18億積み立てる一方、11億取り崩し、実質単年度収支は3億4087万円となりました。

会計は一般会計特別会計に分かれており、
特定の歳入と特定の歳出を一般会計と区分して経理することにより、特定の事業や資金運用の状況を明確化しております。

①一般会計
②特別会計
└国民健康保険事業会計
└介護保険事業会計
└後期高齢者医療会計

主な議論は特別区税、地方交付金等を財源とする一般会計について行われます。

■一般会計歳入について

令和元年度の歳入予算現額は1036憶3237万7000円であり、前年度比10.7%アップの過去最大規模となりました。(平成30年度936憶949万円)

これは人口増加に伴う特別区民税等の伸びによるもので今後も期待出来ます。
一方で、国の地方への財源分配策の一環としての地方法人課税の一部国税化、地方消費税の清算基準の見直しに伴う地方消費税交付金の減少、ふるさと納税の導入、都区財政調整制度による特別区交付金の減少等の影響による歳入減少については今後も続くと予想されます。

また、コロナの影響は甚大であり、リーマンショック時には翌年度の歳入が1割以上も減少したことから考えると、令和3年度の歳入にも相当な影響が生じると考えられています。

中央区はこれまで余剰金を基金に積み立てており、体力はある方ではありますが、今後の人口増加を加味したとしても、見通しが明るいとは言えず、予断は許さない状況です。

そして一般会計歳入について、会派あたらしい中央からは以下の3点について要望致しました。

「ふるさと中央区応援寄付」の認知度を高める広報活動並びにニーズをとらえた返礼品やサービスの検討

②土地売払い収入の適正確保そのための「財産審議会」の設置

③不用額を翌年に繰り越せる「フレーム方式」の一時的な採用

 

さて、今日はここまでとして、次回から一般会計歳出予算についてトピックを紹介していきます!

一つ一つやっていきましょう!それではまた!!!

第11回中央区タウンミーティング開催!~悩み傷つく方々に伝えたいこと~

こんにちは!!

気分が乗ってくると毎日ブログ投稿が始まる私です。



さて、先日は第11回中央区タウンミーティングをオンライン開催しました!!!



タウンミーティングも、もう11回目、最近はコロナ禍の影響でオンライン開催が続いていますが、リアル開催したいなと思うこの頃です。

過去の資料のアーカイブはこちらから!!



さて、今回は「何故若者の政治関心度は低いのか」というテーマで開催しました。

8月のブログ(何故政治への関心は低いのか?)でもお伝えした通り、今の政治に問題意識をもち、若者の政治関心度はどうすれば高められるのか、というテーマでこの夏活動してくれたインターン生の、調査結果をまとめた、プレゼン発表の場でもありました!!



▶当日の資料はコチラ

まずは、アンケートに答えてもらうまでが苦労しましたね。

時に街頭でいきなり突撃インタビューするのですが、嫌がられることも、気さくに応じて頂けた方もいました!!しかし、政治関心度が低そうな若者はそもそも答えてくれない・・・・

やはり保育・教育が関心度が高そうです。

これについては、多くの方は子供をもって初めて、産休育休、保育園への入所、補助金の申請など行政と積極的に関わるようになります。そして行政・政治への不満から関心度が高まり始めるのではないでしょうか。

まぁ、ズバリですよね・・・

いいと思う政治家がいない、政治家に良いイメージがない。

そして言い換えれば、

政治家が何をしているか分からないが、とにかく偉そう

といったイメージの悪さ、そして活動内容の情報発信の少なさが問題ではないでしょうか

確かにニュース・メディアも悪いかもしれませんが、基本的にメディアというのは権力に対しては是々非々、批判的であるべきとは思いますので、仕方ないのかな。根本的には制度や教育の部分からのテコ入れは必要であると思います。

ということで、まずは政治家自身が、イメージを変えるよう努力しなくてはならない。


そのためにしっかりと仕事をしていることを見せること(当たり前ですが)


つまりは、積極的な情報発信、活動の透明性が前提です。


その上で、制度や教育の面から出来ることはないか、という点で引き続き参加者でディスカッションを行いました!!



例えば私は、「選挙」というものをもっと学生段階から身近にしていきたいと思っています。


学校の選挙と言えば、「生徒会選挙」が思い浮かびますが、そういった選挙をもっと本格的にしていく。

ここからは妄想ですが、自治体が予算を付けた上で、地域の学校対抗(生徒会長対抗)で、自分の学校はその予算をどのように活かします、という公約を元に住民投票を実施する。1位の学校には予算が与えられる、とかね。

海外の学校を視察に行きたいんです、ICT環境を整えたいんです、などその公約を武器にポスターを作り、街に貼らせてもらう、街頭活動を行う、など選挙とは、投票とは、街を動かす仕組みなんだよということを実践出来たらいいなぁ・・・と妄想してました。


また、実は大学院の修了課題で「選挙バトルシミュレーションゲーム」を作ろうと思ってます。これはまた本決まりしたら話します。



さて、参加者からはとても現実的なご意見が多かったです。例えば

・結局は自分に利益があるから、大人たちも投票先を決める。今の政治に若者世代に直接的な利益がある政策がない

→これはまさにおっしゃる通り。結局は福祉・介護等に予算が割かれ、若者に直接的な関心を高める政策が少ないと思います。極端な話、30歳以下に就労・就学支援という名目でお金を配るとかね。



・海外(アメリカ)では、選挙において候補者が「誰」を支持するのか、「何」をするのかという点が明確。有権者は投票することにより、生活が変わったということを強く「実感」出来る。大統領選など誰を選ぶか、という選挙に住民が密接に関わることが出来る点もあるが、日本の政治家は結局何がやりたいのか、とてもぼかされている。


→これはぶっちゃけ、アメリカに在住している私の父の意見なのですが、まさにその通りと思います。日本の政治家は何がやりたいのかまるで分からない。また明確な公約もなく、組織に支えられてエスカレーター式に当選している議員が多いという印象もあります。



様々な議論はありましたが、現状を変えていくのはやはり一筋縄ではいきません。

インターン生のまとめにもありましたが、


まずは自分が問題意識をもつこと自分に出来ることを考えること、そして議論が出来る場を沢山増やすこと、それが大事であると思います。

中央区タウンミーティングを開催している目的もまさにそこにあります。

今後も、出来れば毎月開催していきたいと思います!!!
(なお、大変な山火事にあったオレゴン州在住の父の安否確認が当ミーティングで取れました。どんな活用法。)


何はともあれ、約2か月間、政治に対して関心をもち、目標をもって活動をしてくれたインターン生のKさん、ありがとうございました!!

とても素晴らしい発表でしたし、改めてどのようにしたら政治のイメージを変えられるか、色々と考えさせられました。

どんな事でも、一つ目標を決めてそれをやりきれた時、かけがえのない経験と、自信が身につくと思います。

何かを考える、変える、成長するキッカケになれていたら嬉しいです。


「高橋元気養成塾」という名目だったので、私から卒業証明書を一筆書きお渡しさせて頂きました笑(書く前の写真)

お疲れ様でした!!!







さて、ここからが今回書きたかったことです。


どうしたら若者が政治に関心を持ってくれるのか、毎日考えていますが、それでも最近は政治をフックに知り合ったボランティアさんなど、若い方々と話す機会が増えました。

悩みを聞いたり相談に乗っていると、やはり20代前半くらいの歳の子たちは、沢山悩んでいるなと感じます。



かくいう自分も、20代前半はどん底の時代暗黒の時代でした。

私は割と調子こいていた中学高校生時代を過ごし、大学に進学したものの、なんか馴染めませんでした。

※20歳くらいのイメージ
※無敗Tシャツ(このあと敗ける)




高校までめちゃめちゃ楽しかったから、大学は真面目に勉強しようと、サークル等には所属せずに司法試験の勉強を始め、大学と専門学校のダブルスクールの毎日でした。


大学生らしい(?)楽しい毎日はあまり過ごしておらず、徐々に孤立したと思います。というかむしろ、変にイキって、俺はお前らとは違うんだ!!というオーラを勝手に出していたと思います。


そして、大学2年間で旧司法試験一次試験の免除要件である既定の単位数を取得したので、大学を辞めました。


周りの全ての人から反対されましたが、それでもイキって信じてたんですね、自分は天才だ、なんでも出来ると。
俺はレールの上を行くような人生を歩まない。俺の人生を生きるんだと。


今でもその選択に後悔はありません。
ただ唯一の後悔は、親を泣かせてしまった事です。今でもその後悔だけは背負ってます。



けど、人生そんなに甘くない。
家賃3万5000円のアパートに住み始め、バイトしながら、家に帰ったら試験勉強。
1年目も、2年目もうまくいかない。
そうした中で完全に自信を失いました


朝起きたらストレスで胃酸が逆流し、食道が詰まって、いきなり呼吸が出来なくなったことがありました。たぶん2分間くらい。
一人暮らしのそれの恐怖は相当でした。
でも意外と冷静で、死ぬことを受け入れて、とりあえず恥ずかしい本隠さなきゃ・・・とか考えたり。


夜中に部屋を真っ暗にして、包丁を持って、1時間考えてそれでも諦めたいと思ったら死のうと考えたり・・・・


どん底でした。


司法試験は一旦諦め、父の繋がりで、当時の神奈川県知事の選挙を手伝うことになりました。事態が好転してきたのはその時からです。
自分のためではなく、人のために、懸命に時間を削ってその身を削って働く政治家やその周りの方々の姿に希望を見ました。


自分も一回死んだと思って、2度目の人生は人のために生きていこうと思いました。自分の政治家の原点はそこだったと思います。
▶何故私は、政治家を志すのか



それからも様々な紆余曲折を経て、今の自分がいます。


その経験からも、20代前半って本当にターニングポイントなんだろうなと思います。
学生時代は大人たちに守られていた。その中で自分は社会で通用する、むしろ何でも出来ると思っていた。


でも、社会に出てみると、自分より上は沢山いる。


あれ、なんて自分はダメな奴なんだ。他の人よりも劣っているんだ、そう思ってしまうかもしれません。きっと挫折をしやすい年代なんでしょう。


人間関係も変わっていきます。学生の頃は何も考えず、友達と遊んでいるだけで楽しかった。
大学生を過ぎると、悲しいけれど利害関係も加わってきます。時に人に傷つけられ、傷つけてしまうでしょう。
悩むことは多いと思います。



そこが、きっとこれまでの人生で最大の壁です。
そして、同じような壁はこれからもっと沢山やってきます。


時に一歩ずつ進み乗り越えて、時には諦めて回り道をして、一人前に育っていくのでしょう。



自分もそんな経験をこれまで繰り返してきました。
そして積み上げてきたものを何回も全て失って、
また1からスタート、を繰り返してきました。
苦しいよね。それでも前に進むのは。



それでも今振り返れば、何とかなりました。
人生は、案外何とかなる。
でもそれは一人で何とかなったわけじゃありません。


必ず、誰かに支えられて乗り越えられました。



今悩んでいる人、傷ついている人がいたら伝えたいです。
政治家になりたいと悩んでいる方がいたら、その人にも伝えたいです。


今が苦しくても、必ず事態は好転します。
人生のバイオリズムは必ずある。
だから最終的には何とかなる。

でも、苦しい時こそ、
今自分の周りにいる人達を大切にしてあげてください。



私が話す若い子たちは、周りの友達に恵まれているから大丈夫とは思うので、たぶんきっと20代の頃の自分に重ねてるんだろうなと思いました。


なのであの頃の自分に、どん底だった自分に言ってあげたい



自分を信じて大丈夫。


必ず何とかなるよ。




今でも、当時住んでた横浜の上大岡あたりに行くと涙が出そうになりますね。

長くなりましたが、以上の文章をまとめるとこうなります。



頑張れ!!!



いつも応援してるよ!


それではまた!!!!

※おまけ 3歳の自分





初教育イベント!!Edcamp CHUO!

こんばんは!!

ようやく中央区も第三回定例会、決算特別委員会が一段落しまして、たまっていたブログを書き始めたいと思います!!

まずは、先月末に会派:あたらしい中央とEdcamp Chuo事務局で教育イベントを開催(共催)致しました、



Edcamp Chuo!! #1教育の未来を考える



▼Edcampとは
Edcampは2010年にフィラデルフィアで第1回が開催されて以来、80以上の国と地域で、1000回以上開催されてきた、教育関係者のためのカンファレンスです。教員の方、保護者、学生、行政関係者の方々など教育関係者を一堂に集め、教育現場の課題を議論し、アイデアや知識を共有するイベントになります。



第一回の今回は、主に教育の未来について。
中央区でも今年度中に区立小中学校の児童1人1台のタブレット端末が支給予定ですが、既に私立学校でICT教育を実践されている教員の方をお招きし、現場での実践的な活用方法等を共有して頂きました!!


今回ご登壇頂いたのは、私立カリタス小学校にてICT担当をされております佐川教諭でした!

そのお取り組みは、ニュース記事にもなっております!!



お話頂いたのは主に私立学校における遠隔授業等、ICT活用について

コロナ禍の前からICTには取り組まれていたとのことですが、そのご対応も素早かったとのことでした

•4月上旬 郵送にて新学年の教科書、おたより、課題を配布
•4月中旬 「ロイロノート」で課題のやりとりをスタート
•5月上旬  全学年、全教科で「zoom」による双方向授業

※出典 カリタス小学校 佐川勝史


ご経験上、やはり現場がICTを導入するに当たって、気を付けた方がよいところは、必ず段階を踏むこと。ZOOMであれば、まずは集合してみる。会話してみる。それから授業をする。
そして、出来ない人、やりたくない人、分からない人にしっかりと寄り添うこと。


最も活用出来た点はロイロノートを活用し、撮った写真を全員で共有、観察日記などをつけたという部分は好評だったようです。


小学校高学年からはチャットも使えるように指導をしていたとのことです。

やはりまずはツールの選定が重要です。
そして、頂いた言葉は

習うより、慣れろ!!


まさにそうであるかと思います。

また、ZOOMを活用していた時に困った点は、全体にしか話が出来ないところ、みんな雑談したいから退出しないといった点も。。。
これは子供の感覚は分かる。久々に友達と話せた!!って言ってずっと喋りたくなりますね。統制が難しい。


そして重要なのは、あくまでもリアルの学校の良さを大事に、子供たちはやはり友達と関わって学びが深まっていく、人間関係、コミュニケーションを覚えていきます。


直接のコミュニケーションが出来ないときに、補完的にツールは活用し、平時においては他者とのやりとりを更に深めるために活用していくという点は忘れてはなりません。


本当に貴重なお話、お時間で、皆で具体的な部分について質問しまくってたらあっという間に時間が来てしまいました!!!

ご登壇頂いた佐川教諭、本当にありがとうございました!!

集合写真撮ったのですが、不具合で撮れていなかった・・・( ノД`)シクシク…お集まりいただいた皆様、ありがとうございました!!


やはり現場の方々の教育実践事例は参考になりますし、中央区の中でも広めていきたいと思います。

また第二回開催します!!講師の方をお呼びし、定期的に開催予定ですので是非ご参加ください!!


特に保護者の方からのご意見や、企業関係者の方々のご意見もお伺いしたいです、よろしくお願いします!!!

続報:ハッピー買物券2020、補正予算を組んで追加販売!

こんばんは!!

先週の第三回定例会では、議会一般質問にて登壇させて頂きました。

教育長とのやり取りも含めて、詳細をお知らせしたいのですが、

なかなかインターネット録画放送が出ないので(いつもは大体3,4営業日後くらいで発信されます)、出たタイミングでまとめて書こうと思います!!



さて、先日の記事(区役所大混乱!ハッピー買い物券2020再販売!

で取り上げました中央区の地域振興策、ハッピー買い物券2020についてですが、


その後区議会の中でも経緯の確認や指摘等はありましたが、


今回その後の対応として、正式に本定例会で補正予算が提出され、追加販売が実施されることとなりました!!



【概要】

9/6の再販売で購入出来なかった方(諦めて帰ってしまった方など)を対象に、追加販売を実施

→ただし、審査をするわけでは無く、あくまで「自己申告」です。区民の皆様の良識に任せるとの答弁あり。実質的に、当日配布された整理券は不要となりました


・販売時期は2020年12月を予定。


・第一回販売時と同様に、インターネット等による事前申し込みを実施。郵送送付にも対応


・販売予定冊数は67500冊(全員が5冊を購入すると仮定した場合、13500人分)


・有効期限は2020年5月31日まで(前回販売分の券は2020年3月31日まで、混乱を避けるため色などを変える予定)


・販売委託は引き続きJTB、委託費は1億2500万円



区からは混乱を招いてしまった事に対して、区民の方々への謝罪と反省がございました。
前回は区役所近くに約3000人が集まったとのことですが、2回目の購入を可能とした点、事前申し込みなしで販売窓口が一つのみであったことが、当日混乱した大きな要因でした。
どうやら、町会や近隣の住民間の口コミで集まったとの情報もあります。


口コミの力、すっごい・・・・


地域振興の観点からも、大きな盛り上がり、話題となったことはプラスの側面もありますが、即座に追加販売をするための補正予算を提出された区の動きは迅速であったと思います。
是非、反省を活かして売り切って貰いたいと思います。



また、議員としてもしっかりと想定し、事前の準備を連携して進められなかった点は大きな反省であると思っています。
改めまして、お詫び申し上げます。



さて、会派「あたらしい中央」の青木かの議員からは、何故一般競争入札の形式を取らずに「JTB」に販売を委託したのか、委託費が高すぎるのではないかという点等の指摘がありました。


今まではシルバー人材センターの方々に委託をした上で販売をしておりましたが、今年度は販売規模が拡大したという点、
また、コロナ禍の中では高齢の方々を中心とする団体への委託を控えたという点の説明がありました。


また、JTBはこれまで商品券販売等の委託を中央区でも行っており、実績を考慮した上でコロナ対策を即座に実行する必要があったため、一般競争入札という形式を取らなかったとのことです。


確かに、コロナ禍の中ではシルバー人材センターへ依頼をすることは差し控えるべきです、また、コロナ対策として急遽拡大販売が決まったため、即座に実施出来る企業を選んだという経緯はあります。
しかし、今回JTBに委託をしたことにより、買物券の換金に一カ月以上かかるようになってしまったと、報告があります。


地域振興の観点、そしてコロナ禍の中で苦しんでいる店舗の方々にとっては、即座に手元に現金が手に入らないと意味がありません。


この点については、大変疑問に思います。


また、委託費用も果たして適正なのかどうか、しっかりと監査する必要があります。
区民の方々にとってプレミアム率は20%、1冊のプレミアム額が2000円ですので、67500冊×2000円は1億3500万円となります。

この1億3500万円より、または同等に必要経費がかかってしまっては本末転倒。

それならそのお金を補助金として配布した方がいいんじゃ・・・と思うのも無理はありません(まぁこれは安直ですが)。



また、対象者については完全に自己申告制にするとのことですが、正直当日いなかった方も申込が出来てしまうので、再び想定以上の販売申込がある可能性もあります。


もし事前申し込みの段階で67500冊を超える予約が入った場合、
先着順なのか、抽選を行うのか?
という点を確認しました。



回答としては、当日並んだ方は約2000~3000人と報告を受けており、一度に売り切れるとは想定していないが、申し込みがあった方は確実に購入できるように対応する(先着でも抽選でもない)との事でした。

つまり、万が一、事前申し込みが販売予定数を超過してしまった場合は、再度追加予算を組む等、申し込み人数分を追加発行するとの認識です。


まだまだ、ハッピー買い物券にまつわる問題は続きそうです。

それではまた!!!

STEAM教育~絵を描くということ~

皆さまこんばんは!!

本日は教育についてです。


私は本年4月から大学院に所属し、Edtechの第一人者である佐藤昌宏教授のラボで、未来の教育とは何か、社会実装をするためにはどうすればよいか

というテーマを研究しています。


Edtechという概念をご存じでしょうか。

EdtechとはEducationとTechnologyを組み合わせた造語であり、

テクノロジーを活用した教育のイノベーション
ただ単に既存の教育の延長上としてICTを活用した授業を行うだけでなく、
これまでの構造や仕組みを再定義し、新たな枠組みやルールを築き教育の在り方を本質的に変えるものと表現出来ます。


黒板による一斉授業から脱却し、形式的な教育という制度に頼らなくても、
学習者が主体となった「学び」が手に入るということ。
学習者一人ひとりの個性や特徴、興味・関心、スピードに応じた学びを学習者自らが選択し、学べる新しい時代を目指す概念です。


国はGIGAスクール構想Global and Innovation Gateway for All)

を掲げ、児童1人1台の学習用端末や高速回線の整備を進めていますが、整備の後にどんな新しい教育が始まるの?
という肝心な教育の方向性、教育コンテンツなど、その先を現場に丸投げしています。


じゃあどんな教育が出来るようになるのか、
そこでお話したい未来の教育のお話が、Edtechが作る未来、
例えばAIによって、個人の習熟度に合わせることの出来るアダプティブラーニング
そして、STEAM教育という概念です。

STEAM教育とは

科学(Science)、

技術(Technology)、

工学(Engineering)。

アート(Art)、

数学(Mathematics)

の5つの領域を対象とした理数教育に創造性教育を加えた2000年代に米国で始まった教育理念になります。

 特にクリエイティブ力と自己受容力を高めよう!

という考えから、知る(探究)とつくる(創造)のサイクルを生み出す、分野横断的な学びになります。

端的に言えば、「ものづくり」です。

今、この現場にはどのような課題があるか、問題意識を持ち、原因を分析、対策を立案する。

その課題を解決するためには、どのようなモノがあればいいのか、調査・分析をするために「科学」が必要になります。

そしてその課題を解決するために必要な技術、工学を学び、自分で作ります。

そしてその機能を最大化するためにはどのようなデザインが最適なのか、ここで設計図を作るためのアートが必要になります。

プロトタイプを作り試行錯誤を繰り返し、数値化を行い振り返って分析をしてまた作り直すために、数学が必要になります。

このようなゴールから逆算した学び、教科を横断した上で必要な知識を学ぶ総合型学習がSTEAM教育です。



何故このようなSTEAM教育が必要とされるようになってきたのでしょう

現代社会において、テクノロジーは今後も急速に進化していきます。その中でAIやロボットによって人間の仕事は今後も減っていくでしょう。

社会が変わっていく中で必要となるのが、変化に流されるだけではなく、”新たな変化を生み出せる能力を持つ人材“です。

それにも関わらず、変化を生み出すことができるデザイナーやエンジニアは全世界で不足しています。

そこで新たな変化を生み出す人材を育てるために自発性、創造性、判断力、問題解決力に優れ、自分で学び、自分で理解する子供を育てる必要性があるのです。


STEAM教育の核となるのは

4つ目のARTであると言われます。

テクノロジーや知識だけでは、頭でっかちな大人に育ってしまう。

幸せな人生を送るには感受性を豊かにしてくれる、アートが最も大事であるという考え方です。



↓↓↓↓ここからは固くないお話↓↓↓↓


実は、つい最近、大学院の授業でアートについて改めて学びました。

そして、20年ぶりくらいに

絵を描きました!!!!

私、超が付くほど、絵心ないんす・・・

オンラインで画材に絵を描き、pdfに取り込んで発表しあう、という形式の授業でしたが、本当に面白かったです。

では、その絵を紹介します。

まず第一のテーマは

「私を突き動かすもの」

というテーマで自由に描くというものでした。

さて、これ・・・何を表現したと思います??

うん、同期にも言われました

・・・ポケモンにしか見えない

いや、下手すぎるとかいう次元じゃないっすよね・・・

実はここで自分が表現したかったもの、
それは自分が今の仕事をしている中で突き動かされているもの、
ズバリ「正義感」を表現したかったんです。

正義感を表現しようと思ったら「星」に行き着いた(警察バッジとかのイメージだろうか)

そして、でも心の真ん中は情熱やハートで燃えている、だから真ん中は赤いのです。

このように、第三者から見ると同じ作品でも全く違うものに見える、そこで学ぶのが捉え方の多様性ですね。
他人の絵を見て、何を表現したかったのかを当てる、というのも楽しかったです。



そして二番目のテーマは

あなたが創りたい未来

また、難しそうなお題が来ました。

ですが、不思議と自分は何の迷いもなく次の絵を描いてました

これはもう、誰でも分かると思います。

私が創りたいと思っている未来はこのまんま

沢山の色(属性)をもった人々が手を取り合って暮らす世界

です。

不思議と、これしか浮かびませんでした。

そして最初は背景色も青にしようかと思ってたのですが、直感的に黄色にしました。黄色は何となく、「平和」や「調和」のイメージがあります。(同期の中国籍の方によると、色のイメージも国によって違うという見方があって面白かった)

これたぶん正直、

幼稚園生など幼い子が、絵を描いてみてって言われて初めて描くような絵だと思います

 

 


でもね、そう思ってからこうも思ったんですよ

もうすぐ自分も38歳、色々な出会いもあり別れもあって、幸せな時もあれば、絶望に等しいほど落ち込んだ時もありました。

沢山の人達を笑顔にしたい、せめて誰も泣くことのない世界を作りたい。でも、世界から戦争は無くならない。


これまで人間関係の難しさ、人の暖かさや汚い部分もやっぱり沢山見てきました。


ああ、それでもまだ自分は、

この絵を描くことが出来るのか



30年経っても変わらずに、小さいころに思い描いた未来と同じ未来を描くことが出来るのか・・・・逆に素敵やん。

思いがけずちょっと、感動しました。

そして、グループで絵を見せあっていた時に、同期から言われた一言にもハッとしました。


あなたが創りたい未来というテーマなのに、

絵の中に「あなた」が描かれていないんですね




・・・・・確かに。



正直、この未来の中に自分を描くことを一ミリも考えていませんでした。
たぶん、別に自分はいなくてもいいと思っていたのだと思います。


自分がいなくても、こんな未来を創りたい、そう思ってたんだなと、しみじみしてしまいました。



絵を描くって、しばらく忘れてましたが、本当に素晴らしいものだと改めて思いました。

絵を描くということは、自分の心を表現するということ。

そして原点に帰れるということ、現在地をもう一度確認出来る作業です。

何かに悩んだ時、決断に迷った時は

文章だけでなく、絵で描いてみると

解決の道筋や自分の本当の気持ち、想いに帰ることが出来るのではないでしょうか。



あなたが昔描いた未来、もう一度、描いてみませんか?

長くなりましたが、それではまた。

【2020/9/10】区民文教委員会~観光施策・学校のコロナ対応・LGBT教育・ICT教育について

こんにちは!!

少し遅くなりましたが、委員として所属する区民文教委員会の報告になります。


中央区は通常、委員会の議事録が公開されるまで約3カ月かかります。(遅い・・・)

そのため、公式な議事録は追ってリンクさせて頂きますが、取り急ぎ私の質疑内容のダイジェスト報告です。

今回、提出された報告事項は以下の7点
https://www.kugikai.city.chuo.lg.jp/calendar/r02/bunkyo_20200910.html


これらの報告事項および区民行政、教育行政全般に対する質問として以下の点の答弁を行いました。重要な点をダイジェストでお伝えします。

①区民施設の指定管理者評価について

・各施設のコロナ対策状況まで評価されたものか?

⇒評価は3月に実施したものであり、一部評価内容に含まれているものの、コロナ対策として評価したものではない。

・浜町体育館の予約オンライン化または郵送事前受付が出来るようにしてほしい

⇒会議室も同時に取る人がいるなどフレキシブルな対応を求められるため、オンラインシステム構築には時間が必要

②中央区観光施策について

・水の都を打ち出す船運による観光ツアーを強化して欲しい

⇒3/28にやったが、それ以降コロナ影響により中止。力を入れていきたい

・デリバリーテイクアウトin中央区の登録状況は?

⇒現在38件、営業活動に努める

③人権教育の推進について

・令和2年度の振り返りによると、人権教育の推進については「いじめ防止」「児童虐待」「インターネット人権侵害」にしか触れていない。LGBT(性的指向・性自認)に関する教育についても積極的に取り組んで欲しい。思春期の段階、学生時代に自己の性的指向に気が付くことが多いため。

⇒子供たちの発達段階でどのような人権教育が必要かどうかは、その実態を確認した上で、小学生の段階、中学生の段階など段階毎に検討していく

・それでは本区はLGBT教育については、どの段階から必要であると考えているのか

⇒まずは実態の確認が必要であり、現在そのような相談は教育委員会に届いていないため、本区においては現時点で必要であるとは認識していない

・まず、本区が積極的に実態把握の調査を行っている認識はない。また、実態が確認出来ないと言うが、そもそも性的指向・性自認に関して子供たちが自発的に相談をすると思っているのか。前提として、相談をしやすい専用窓口を設けることも必要だが、実態ありきで考える問題ではない点を指摘する

・道徳教育の推進については、発達段階において正面から性教育恋愛に関する教育に向き合うべきではないか。マッチングアプリによる出会いも普通になってきてはいるが、こういう場面には気をつけなさい、恋愛、結婚、出産とはどういうものかを早めに教えるべきでは

⇒保健体育の授業、またはインターネットリテラシー教育でカバーできていると考える

④区立学校のコロナ対応について

・先日区立小学校の児童へのコロナ感染が公表されたが、本区では3日間の休校措置をとったケースと6日間の休校措置をとったケースがあった。科学的根拠・判断基準は何か?

消毒にかかる日数を2日とし、国立感染症が発表している72時間でウィルスが死滅するという根拠から念のため3日間の休校措置をとっている。土日を挟んだ場合、保健所の確認が遅れるため、土日を入れると3日以上になるケースもある。

⑤ICT教育について

・現在中学生に貸し出しているタブレット端末は7末の契約終了後に一旦返却するのか?

⇒返却となる

・スタディサプリの7月末までの登録率および生徒の感想は?

82.6%、生徒の感想までは把握していない



まず、LGBT教育について、子供たちから相談がないため検討していないという答弁は大変疑問に残ります。
特に日本は発達段階から、人権教育、多様性を教える教育が遅れていると感じます。今後、中央区パートナーシップ制度の制定に向け、本会派も一般質問で区に対して求めていく予定ですが、まずは教育が大切です。


スタディサプリおよびタブレット端末はコロナ禍の中で暫定的に支給された契約によるものであると認識していますが、一方で、保護者からはとりあえず登録してくれ、と言われたという声や、登録しなかったという家庭もいました。

また、本当に82.6%の家庭が活用していたのであれば、子供たちの学習履歴(スタディログ)は重要であり、AIによる個別最適化学習に活用出来るわけで、それを一旦白紙にして、また新たなアプリを検討する必要性はあるのでしょうか。


今後、1人1台のタブレット端末が支給されると同時に、どのソフトウェアを活用するか、という議論になります。その議論を是非現場教員、子供たちを交えた上で決定して欲しいものです。



ということで、持ち時間をギリギリまでフル活用した答弁となりました!!!次回も全力を出したいと思います。

結構意気込んでいた理由の一つとしては、この日、学生インターン生が委員会を傍聴してくれる予定であったこともあります。



大人として、議員として、恥ずかしい仕事は出来ない


そしてインターン生の感想がこちら!

今回の区民文教委員会では

中央区での不登校生徒への対応、区民館等でのコロナ対応、コロナ感染者が出た際の学校の対応、マイノリティーへの調査や実態についての質疑応答を拝聴させて頂きました。

調査や対応の難しさを痛感した上で、アプローチの仕方には様々な議論の余地があること、或いはセンシティブな内容に対して配慮をしつつ、

人権を尊重した教育を行うために考える人々がいるという視野を広げることが出来たと感じます

また、その重要性や必要としている人が暮らしやすい中央区にするために、

一人一人の発言が受け入れられやすい地盤の構築が少しずつ明るい未来に繋がるのではないかと考えました

終わりに
高橋さんが質問なさる様子は、傍聴に行くことでしかお見受けできない勇姿でした。

貴重な委員会の見学で学んだことを日々の生活の中にも活かしていきたいです

ありがとうございました!





・・・・・真面目!!

さすが我が弟子です。

そして同じインターン生がこの1カ月、インターンとして、

「何故、若者の政治関心度は低いのか?」

というテーマで1カ月活動してきました

何故若者の政治関心度は低いのか?



そして手法として、街頭インタビュー



ネットアンケート調査によって調査、分析してきました


▶政治関心調査アンケート


↑まだ受け付けてますので、是非ご協力お願いします!


その集大成として、9/26(土)にオンラインタウンミーティングを開催し、その調査結果インターン生より発表させて頂きます!!

どなた様もご参加可能ですので、是非タウンミーティングへもご参加をお願いします!!

第11回中央区タウンミーティング~何故若者の政治関心度は低いのか?~

日程:9/26(土)
時間:12:00~13:00
場所:ZOOM開催

内容:・何故若者の政治関心度は低いのか
   ・その他区政報告

    ファシリテーター:高橋元気(中央区議会議員)

申込方法:こちらのイベントページに参加予約をお願いします。
または各種SNS上のメッセージやコメントから参加希望の旨をお伝えください(genkinewparty@gmail.com)  

参加費:無料

よろしくお願いします!


それではまた!!!


「令和3年度中央区予算要望書」~区議会議員とは~

こんばんは!!


本日、中央区議会会派「あたらしい中央」より、中央区に対して、
「令和3年度予算要望書」を提出致しました。

斎藤副区長に提出

通常、自治体は夏過ぎ~秋くらいから来年度の予算編成に着手し始めます。その前に、自治体の限りある財源を、区民のためにこういうことに使って欲しい、と区民を代表する議員の立場から、自治体に対して要望を行うものになります。



会派「あたらしい中央」は本年度より4人体制となりました。そしてこれまでは、予算要望の提出まで出来てこなかったこともあり、今年は必ずや区民の皆様の要望を取りまとめ、区に対して予算要望書を正式に提出したいと思っていました。

何故なら、区議会議員の、区民の方々の声を行政に届け、反映させるという職責において、非常に重要な仕事の一つになるからです。

さて、夏くらいから着手し始めていましたが、そもそも

予算要望書って通常、どういうフォーマットで提出するのか?

そもそもどのレベルまで作りこんで提出するものなのか?

正確な予算規模の算定、財源をどこから捻出し、期限はいつまでで、評価指標まで設定するか?

という根本的なところから議論を重ねました。

また、今回は同時並行として、SNS等を活用し、広く区民アンケート等も実施し、要望書に加えるという作業にも挑戦しました。

結果、沢山の方々から寄せられた声を反映しています。
ですが、要望書に入れられた項目もあれば、都合上入れられなかったものもあります。

但し、要望書という形式では入れられなかったご要望については、各種委員会や定例会での質問、または直接担当課に問い合わせる、という形で必ず対応を行わせて頂きます。

さて、結果、時間的な制約もあり、区の予算款項目に合わせ、まずはこれは是非取り組んで欲しいという項目に厳選した上でリスト化する、という手法となりました。

完成版がこちらになります

画像クリックでpdfファイル(全14P)に飛びます

総論として、このコロナ禍の中では

①区民の生命・健康維持及び災害への備え
②自粛の中でもまなび続けられる「教育の中央区」であること
③区民生活を支えること



この3点を優先付けた上で編成することを大枠で要望します。



同時に、保育、教育、介護、行政サービス、区民行政等様々な場面でオンライン、デジタルの活用を検討し、区民生活の利便性を向上させることも中心としております。


とりわけ、私の想いとしては、一向に進まない行政側のテレワークを推進し、行政サービスのデジタル化に早急に取り組むべき

区が主催する各種イベントが一切中止になっていますが、まちづくり協議会、防災訓練等、必要なコミュニケーションのオンライン化、ハッピー買い物券等、オンライン販売も推進する

ICT教育の推進・活用については、コロナ休校時だけに留まらず、1人1台タブレット端末を最大限活用した、学校という場を超えた継続的なまなびの実現ICT支援員、教員間のネットワーク整備高速通信網の整備、総合型学習への取り組みなど未来の教育の実現

そしてほっとプラザはるみ等、施設整備については最大限利用者の意思を汲み取ること
などを盛り込みました

全体で14Pの長文に渡りますが、是非一度ご確認頂き、これはどうなんだ、これも入れて欲しいと様々なご意見を頂戴したいと思っております。



さて、これまで委員会への出席後、議論を重ねたり、会派内のオンラインメッセンジャー内でやり取りをしていく中で、予算要望書の完成版を確認した時、気が付いたことがあります。

これは正に会派の「政策公約集」になり得るものです。

通常、地方議員の公約というのは、ない、または分かりづらいものになってしまいがちではないでしょうか。


若しくは選挙前のキャッチフレーズ
として分かりやすくするため、子育て政策に力を入れます!という抽象的なものになってしまいがちです。

これをいつまでにやります!という具体的な政策集まで発表する人は稀でしょう。

また、区議会議員の仕事の範囲は区政全般に渡ります。出来る限り区政全般において知見をもつべきではありますが、

一方で新人は特に、区政全般に対して充分な知識を有するまでには時間がかかります。また、そもそも委員会等、公式の質問時間等が制限されている以上、どうしても得意分野を絞り、偏ってしまいます。


つまり、区政全般に渡る政策公約集まで、個人で作成するのは、どうしても難しいと思われます。



そこで「会派」という政党の垣根を超えた政策集団が必要になります。


会派「あたらしい中央」は、それぞれが素晴らしい専門性、経験、知識をもっている方々で構成されています。


今回も、まずは自分の得意分野を担当して政策を書き出し、寄せ集めて議論しよう、という流れで作成が始まりました。


例えば青木かの議員は、その活動量、フットワーク軽く中央区全域を歩き回る行動力をもって防災対策、水辺の活用、コロナ対策、区民生活に関わる事項等を

小坂和輝議員は、小児科病院の医師という専門性から、医師の視点からの医療、コロナ対策、都市整備、保育、福祉保健に関わる事項等を

高橋まきこ議員は、長年に渡る育児ネットワーク、その経験を活かした子育て政策、教育、福祉保健に関わる事項等を、

そして私は、IT民間企業出身の経験、大学院での学びを活かした、区政のデジタル化、未来の教育の実装、防災士の学びで得た防災対策、特に晴海地域のまちづくりに関わる事項等を

それぞれがその強みを活かした上で、練り上げたものです。

まず一言

本当に会派内の議員メンバーを私は尊敬します。

その各自の専門性はもとより、何が区民のためになるのか、議論を重ねることが出来たのは大きな財産となりましたし、その情熱に対して胸が熱くなりました。


とりわけ、決算特別委員会の準備等もありながら、要望書として完成させて頂いた小坂政調会長、本当にお疲れ様でした。


政調会長である小坂議員が下地を作り、幹事長の青木議員が意見を取りまとめ私と高橋まきこ議員、新人二人がガンガン意見を言いまくるというチームワークでしたが、まずは一つの形が出来たと思います。


但し、まだまだこの要望書も粗削りであり、内容の精査、具体化と共にこれから期限や財源を設定出来るものは設定したいと思います。
そして毎年継続して、作成していきたいと思います。


また、要望して終わり、というパフォーマンスでは終わらず常に進捗状況、活動状況を報告し、評価し、アップデートしていくことが大切であると思っています。



まだまだ、皆さまからのご要望をお願いが出来ればと思いますので、こちらのアンケートを活用して、ご意見をお願いします!!


▶中央区の課題アンケート


今回、この4人はこれがやりたいんだ、公約はこれなんだ、というものの骨子は出来てきたと思います。これから、あたらしい中央区を創り上げていく、政策集団を目指すこの会派を時に厳しく、見守って頂ければ幸いです。

最後に、こう思いました。


地方議員って、地味、固い、仕事がつまらないというイメージを持たれている方もいらっしゃるかもしれません。



でも今日心から思いました。

区議会議員の仕事、めっちゃ楽しい!!!

本当に遣り甲斐がある仕事です!!

更にやる気が出てきた!!!

それではまた!!!

区役所大混乱!ハッピー買い物券2020再販売

こんばんは!!


9月に入り、常任委員会、特別委員会が開催されています。



私が担当する、区民文教委員会、築地等地域活性化対策特別委員会の内容は次の投稿でご紹介します!(遅くなりすみません)
が、本日は中央区が発行する

ハッピー買い物券2020の再販売日でした!

☛ハッピー買い物券とは

中央区が地域振興策として発行する、「区内共通買物券」になります。

区内の登録店舗で使用が出来るのですが、今年度の発行分は

プレミアム率が20%!!



つまり1万円で1冊購入すると12000円分の買物券がついてくるのです!

お一人につき最大5冊まで購入出来るので、大変人気がありました。



とても素晴らしい取り組みになりますが、今年度はコロナ対策の側面を加味し、総額18億円という大規模な発行となりました。



それ故に一次募集ではむしろ売り切れず、余っており、二次募集では区内「在勤」の方を対象に拡大しましたが、まだ6000冊売れ残っていました。



そこで、本日区役所で再販売を実施した、という流れになります。

さて、当日の様子です

朝9時の販売を前に、区民の方が殺到!!

区役所の周りを列が取り囲み、なんと区役所を1周以上してました!!

正確な数は推測ですが、1500人~2000人くらいとの話も。

ディズニーランドかい・・・・

この様子はNaverにもまとめられてました

「区長を呼べ、徹夜組のせいで時間守った人が買えない」東京都中央区役所ハッピー買物券の再販で警察沙汰

様子をTwitterに投稿したところ、区民の方々からも様々な状況報告・ご意見をリアルタイムに頂きました



今回この大きな混乱を呼んだ最大の要因は
今回初めて「先着順」で、購入済の方も再購入OKとした点です。

私も9/14開催の委員会で下記事項を質問致しました

今回、先着順で再購入OKとしたことにより、購入希望者が殺到する事態も考えられるが、三密対策も含め、備えは万全であるか?

⇒今回は手続きを簡略化し、列にならないように配慮する。また、朝の時間は人員を多めに配置するので混乱はないと思われる



完全に、目論見が甘かったと言わざるを得ません。



急遽区もホームページ上で9:20ほどには販売終了を告知しました。

ところが、やはりそんなことはもちろん分からない方々がほとんど、どんどんと人が集まってきます。

整理券の配布準備もされておらず、列の誘導員も少なく、現場は大混乱の様子。

時折、怒号が聞こえるなど、見たことのない空気に包まれました

これを受けて区も急遽、整理券を配布、しかしその時点で購入希望冊数をヒアリングしておらず、結局整理券があっても買えるか分からず、帰っていいのかわからない、そのまま並び続ける人が多数という状況でした。

結果、区からも謝罪の上、今後の対応は検討するとのことです。

まず、見通しが大変甘かった点は指摘せざるを得ません。

また、当日の現場の仕切りが混乱した点もそして販売方法に問題がなかったかも検証、反省する必要があります。

まだまだ暑い中、高齢者の方も多く並んで頂き、熱中症の危険性もありました。私からもお詫び申し上げます。

9/14の委員会では、今後の販売方法としてオンライン予約および販売郵送による送付キャッシュレスによる利用も検討するべきと要望し、積極的に検討する旨の答弁もありました。

また、区民の方から多く寄せられている、

何故、16歳以上の区民に販売を限定するのか?コロナ禍の中で子供たちの食費もその分かかる、子育て世帯の方々にとっても年齢制限を設けることに納得はいきません。



私も9/14の委員会で質問しましたが、このような回答でした。

対象年齢を16歳以上に限定する理由は?一回の販売で完売しなかったのであれば、子育て世帯の家計負担軽減のためにも年齢制限は撤廃するべきでは

⇒本買物券の主目的は「地域振興」であり、その目的が理解出来ると思われる義務教育卒業程度の年齢を想定した。
福祉政策ではないとご理解頂きたい

この点には納得いきません。むしろ食欲旺盛な子供たちの方食事代はかかりますし、衣服の買い替えも必要になります。地域振興という目的であるならば、確実に早く使ってもらえる世帯に手厚く配布するべきではないでしょうか。



また、今後の改善という視点と同時に、今回ご期待を頂いた区民の皆様に対する補填も速やかに対応しなくてはなりません。


本日の委員会では、補正予算を組んだ上で増刷対応、再々販売を検討する旨の答弁もありました。具体的な販売方法については検討を進めるとのことです。

結果的に大きな混乱となってしまいましたが、政策・サービス自体は素晴らしいので、販売手法を改善し、区民生活の向上につなげてほしいと思います。

最後に、区民の方から言われた一言が刺さりました。

ハッピー買い物券を買いに行って
アンハッピーになったら
本末転倒だよね!!

確かに・・・・・・

優れたデザインとは何か、中央区のシンボルマークの素晴らしさ!

大学院の課題で、身の回りで優れたデザインを紹介する、という課題があり、中央区のシンボルマークを選びました。

どのようなデザインが優れているのか、という点は諸説あります。機能的であり、革新的であり、美しい、分かりやすいなど。



私はこのシンボルマークを見て、美しい、分かりやすいと直感的に思いました。


中央区のHPによると

【シンボルマーク】

 このマークは東西南北へCを描きながら、調和のとれた未来都市へと発展する姿を表しています。中央区(Chuo City)に集まる人々と、新しいまちづくりから生まれる生活空間を造形化したものです。色彩はコバルトブルーで、果てしなく広がる宇宙を示しています。四方に広がるCは、中央区のCであり、中心(Center)、コミュニケーション(Communication)、快適(comfort)、ふれあい(Contact)、文化(Culture)などのCでもあります。

https://www.city.chuo.lg.jp/kusei/syokai/monsyo/sinborumarku.html



なるほど、Chuo Cityを構成するCを東西南北に描きながら、それらが絡み合い、まちづくりとしていくこと、とてもコンセプトが分かりやすいですし、中央感がありますね!!


とてもセンスあるなぁと思いました。

また、紋章も好きです。

【紋章】

 本区の紋章は、古くから江戸繁華の基礎となった日本橋・京橋の欄干擬宝珠(らんかんぎぼし)を図案化したものです。橋はむかしから文化経済の発祥といわれ、四通八達を意味し、中央の小円は日本と東京の中心を示しています。(昭和23年7月31日議決)

https://www.city.chuo.lg.jp/kusei/syokai/monsyo/monsyo.html



このジャスト中央感、狙い撃ち感も素晴らしいですよね・・・!!


紋章とシンボルマーク

一般的に自治体紋章はその市町村の風土、歴史、文化などが象徴的に表現され、法人格を表すために作成されるものです。こちらは正式な場面で使われることが多く、中央区以外が使用することは許されていません。

また、紋章とは別にシンボルマークを定めている自治体については、申請をすることにより広く区民がシンボルマークを使用することが許されている場合が多いです。デザイン的にも紋章よりもポップで、カラフルである事が多いイメージですね。

優れたデザインというのは、何、または誰のために作られたのか、そして何を訴えたいのかが直感的に感じられるものであると思います。

中央区のシンボルマーク・紋章はとても好きです・・・!!

さて、さて、東京都内の紋章をWikipediaで見てますと、とても面白いです。やはり漢字から来るデザインが多いですね!

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD%E3%81%AE%E5%8C%BA%E5%B8%82%E7%94%BA%E6%9D%91%E7%AB%A0%E4%B8%80%E8%A6%A7



皆様が気に入るデザインはありますでしょうか・・・!!



それではまた!!

あたらしい中央区を!