【企画総務委員会】能登半島地震を受けた防災対策、シティプロモーションの推進、城東小を活用したエリアマネジメントの推進について

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

企画総務委員会が開催され、委員として順次質疑を行いました。

以下、ダイジェストでご報告致します。

【城東小学校を活用したエリアマネジメントの推進について】

Q.今回のエリアマネジメント団体の活動としては、どのような活動を想定しているのか。

A.学校施設を活用した活動としては、スポーツ教室やお祭り等のイベントなどが申請時点の例として挙げられている。区としては、施設を活用するイベントとして相応しいかを申請時点で審査する。

Q.エリアマネジメント団体に対しては中央区として補助金など、何らかの補助を行うのか?また、エリアマネジメント団体から下請けへの委託は想定しているのか、その場合に区としてはどのようにコントロールするのか?

A.補助金等は考えていない。あくまで、区としては申請ベースで内容を審査し、コントロールする。その上で問題がなければ施設を無料で開放する。

Q.エリア全体で施設の活用を考えるという取り組み、他の学校施設への横展開は?特に晴海地域、まちびらきが行われる晴海西小中学校こそエリアマネジメントに向いているのではないか?

A.今回はミッドタウン八重洲全体でエリアマネジメント団体が立ち上がった関係で、その中の城東小学校の活用を検討してきた。特殊なケースであるので、今後の他学校への展開は考えていない。


【シティプロモーションの推進について】

Q.資料を見る限りは具体的な戦略としてはインスタをこれから活用します、だけであるように見受けられるが、具体策は?例えばインフルエンサーとのタイアップなどしっかりと広報戦略を立てているのか?

A.インスタは平成30年に開設したが今迄充分に活用されていなかった。まずはハッシュタグやストーリーズを活用して投稿をする。

Q.シティプロモーションを推進していくとするのであれば、現状の広報体制には組織的な課題はないのか?全て区役所でやろうとせず、例えばプロのマーケティング、コンサル会社を入れるという考えもある。委託すべきところは委託しては?

A.まずは区として課題を洗い出しし、外部人材を含めて必要なものの洗い出しを行う。その中で組織の中の課題も考えていこうと思っている。

Q.まずは課題の洗い出しをする段階であるという点は承知した。職員一人一人の意識向上ももちろん必要ではあるが、そもそもシティプロモーションという点では昨日公表された令和6年度の予算案の公表も大きなシティプロモーションとなる。にも拘わらず、2/8の14:00にプレス発表された予算案がHPに公開されたのは翌日の9:00。また、SNSアカウントでの告知や生中継もない。区民および区外の方に区の施策をアピールする必要性について、スピード感という点でも課題は多いのでは?インスタ頑張りますや職員の勉強会を開きますの前にしっかりとやるべきことがあるのでは

A.予算プレスの公表については、これまで翌日の朝刊での発表という点を意識していた。どういうタイミングでどのような方法で出すかも含めて検討する。

【中央区地域防災計画の修正について】

Q.能登半島地震における中央区としての教訓については?また、現在の支援状況について

A.東京都を通じて人的支援および物資の支援を行っている。今回の能登半島地震においては未だ被害の全容が把握できていない状況ではあるが、規模はもとより発災の時間、気象、時期などを災害は待ってくれないという事を改めて痛感した。

年始のタイミングで自治体職員も休暇を取っていたこと、発災直後に日没となり、夜間帯に被害状況を把握する情報収集が難しく、初動体制が整うのに時間がかかったこと。極寒の中での寒さ対策ライフラインの停止という点で水やトイレが足りない、生活必需品としても口腔ケア、入浴が出来ない状況。

中央区としても要支援者対策と共に、避難所の運営、備蓄物資の総点検をする必要があると改めて認識した。

地域防災計画には、被災状況の検証が完了した段階で改めて検討する。


Q.マンション防災について、特に気になるのは電力の停止と共に、水道、エレベーターも止まるということ。またエレベーターの復旧には専門技術者の点検が必要であり、いつ順番が回ってくるのかという状況。さらに言えば余震が続けばその度に停止する。つまりはエレベーターの復旧は諦めるか、或いは各防災組織にエレベーター復旧の技術者を配備する、または研修し育てるという方法以外にないのでは。

A.エレベーター復旧については、現在東京都が、発災時に被災していない近隣県から技術者を集めるという協議を行っていると聞いている。国の方針としても、専門技術者以外の方による再稼働は推奨していないため、育てるという考えはない。



Q.エレベーターが復旧しない場合、高層マンションの高層階に住まわれる方は階段による行き来を諦め、共有スペースや防災拠点に集まる可能性がある。改めて、マンション防災においては自宅待機が基本であるが、待機出来ない方が想定よりも多いと想定した場合、防災拠点及び備蓄倉庫のキャパは足りるのか?

A.現在防災拠点の物資の残数の把握を進めている、被災後4日目以降の残数をどうするのか、空からの空輸の受け入れ体制なども含めて検討を行う。また、発災時の帰宅困難者も含めた避難スペースの拡充備蓄倉庫の拡充も、区民の不足が生じないように準備を進めていく



今回は広報および防災において活発な議論が行われました。

ご質問、ご要望等がございましたらいつでもご連絡ください!

【令和6年度予算案】ハッピー買物券2024の実施、晴海まつりの開催、学童クラブ定員拡大、幼稚園弁当給食の提供など

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

さて、中央区は2/8に令和6年度各会計予算案を発表致しました。

それはもうしれっとプレスリリースしており、思うところはあるのですが、取り急ぎ、注目ポイントをダイジェストでお送りします。

人がつながり まちもつながる 安全安心なまちを目指して

来年度のキャッチフレーズになります。あまりピンと来ませんが、、、中身を追っていきましょう。

まずは能登半島地震の気付きも踏まえ、災害対策促進事業として感震ブレーカー配布事業家庭用消火器設置促進事業を進めます。これは自助への支援となります。

また、特に防災拠点の機能強化や防災区民組織等への活動支援など共助に対する支援を強化します。

これら以外にも防災対策は多岐に渡って強化しておりますが、別途報告します。

次に区内経済対策として区内共通買物・食事券(ハッピー買物券)の2024年度版の実施が決定しました。

プレミアム率が20%→30%に拡大し、発行時期も例年6月から4月下旬に前倒しを行います。

また、令和6年度は晴海フラッグが本格的に稼働致します。晴海区民センターや図書館、晴海西小中学校の開校などまさに4月からまちびらきが始まりますが、

はるみらいを使った晴海まつりの開催が決定しています。詳細は改めて確認致します。

また、水辺環境を活用した環境整備も本格的に始まる見込みです。

また、築地場外市場跡地の再開発計画も、本年3月に事業者が決定し、本格的に開発計画が発表される見込みです。水辺の整備と共に様々な開発が走り始めます。

学童クラブについては、学校内学童クラブ(プレディプラス)の運用が順次開始します。これにより、学童の定員は

令和5年4月1日(795人)→令和6年4月1日(1273人)※前年度比+478人 

となり、令和7年度以降も150人~300人拡大を予定しています。

また、幼稚園預かり保育が区内全園ではじまり、無料の幼稚園弁当給食も開始されます。

学校関連では、学校図書館支援センターが設置され、中学校、小学校への司書派遣の準備が行われます。また、国立競技場を使用した中学校連合陸上競技大会の開催が決定しました。

脱炭素社会の実現に向けた取り組みとしては、福島県大熊町で生成した再生可能エネルギーの送電・活用についての連携開始や中央区の森の更なる拡大。

学校標準服のリユース事業等も開始されます。



さて、細かく予算案を見ていきます。




令和6年度予算案の一般会計予算案の財政規模は1335億2190万4000円で、昨年度と比較して約10%(約148億円)ほど少なくなりました。

これは、晴海西小中学校晴海区民センター等の晴海のまちづくりに関する施設整備が完了することにより、その工事費等設立準備費用が皆減されるからです。

歳入については、とりわけ特別区税約14億円(3.9%増加)するなど、安定して例年通り伸びています。これはもちろん人口増加および区内経済の上向きによるものです。

その他歳入については、予算特別委員会の際に詳しく解説します。

歳出についても、予算特別委員会の中で詳しくやっていきますが、とりあえずはダイジェストで各重点項目を確認します。

地域ねずみ防除対策はより補助が手厚くなりました。

すくすく歯科相談、3歳児を対象とした歯科事業の新たな創設、中央区健康アプリの導入も新規事業です。

認可外保育施設保育料の補助について、新たに0-2歳児クラスの第二子以降の保育料に対する補助制度が新設されます。

期間限定型保育、居宅訪問型保育事業の拡大と共に、学童クラブの定員拡大も先述の通り進みます。

これらは我が会派としても要望してきた事項ですので、拡大は嬉しいです。(様々なご意見を継続的にお寄せください)

月島地域における放課後等デイサービスの事業補助がついに始まります。特に月島地域に必要であるが、場所がない、事業者が手を挙げないということで補助を訴えてきた事項です。

自転車活用については、通行空間の整備と共に、校庭を活用した自転車練習場所の確保が始まります。これは私も委員会で提言し、実際に選挙のマニフェストにも入れていた事項ですので実現は嬉しいです。

晴海西小中学校の校庭、屋上校庭、温水プールの一般開放は正式に発表されました。また、晴海まつりの詳細は気になります。

区のお知らせちゅうおうが全面フルカラー印刷になるなど、パワーアップします。紙面の強化と共に、デジタルへの力をもっと入れて欲しいとも思います。

区のシティプロモーション強化、SNS活用、手続きオンライン化、DXなどは予算特別委員会の中でガシガシと詰めていきたいと思います。

一時預かり保育のオンライン予約についても、これまで会派として訴えてきましたが、ようやくの実現となりました。

子ども自転車乗り方教室の開催も定期的に実施されます。また、キャッチボールの練習場所確保も同時に行われます。

キャッシュレス決済も段階的に導入が進みます

ざっとな紹介となりますが、概ね以上の通りとなります。

さて、これから3月にかけて区議会にて予算案の審議が始まります。

私も委員の一人としてしっかりと議論をしていきたいと思います。

今回も1か月に渡る審議となりますが、当該予算案だけでなく、日ごろからの疑問や要望、ここをこうして欲しいと言ったご意見を是非お寄せください。

皆様から頂いた声を元に我が会派より予算審議の中で、区の考えを問い、要望を行っていきます。

よろしくお願い致します。



また、今日の企画総務委員会の中でも私が取り上げたのですが、そもそもこの予算案の発表自体が区内、区外に対する大きなシティプロモーションの機会となります。

それが全く話題にあがらない。というかしれっとその翌日の9日にHP上でリリースをしている。

区長が生中継で記者会見で報道各社に発表するなど、何故もっと大々的にやらないのか、LINEでも回ってきません。

これでは区民の方が知る機会が限定的になってしまう。



それを考えた時、やはり自分がやるしかないという気持ちにもなりました。

ということで、

明日2/10 22:00~より本予算案を主に取り上げたYoutube LIVE配信を久々にやります。

久々になってしまいましたが、勝手に定例会見です。

事前にコメントなどを頂ければご質問にも何でもお答えいたします

区政って本当に分かり辛いですからね・・・・

やはり私が区民の皆様に分かりやすく伝える、その役目を担うべきですね。中央区No.1のSNS発信議員として。。。

ようやくYOUTUBEチャンネルを再稼働致します。

チャンネル登録はこちらから!

https://youtube.com/@user-vv4ot6ey3d?si=CaF-vDYmciwVwYNJ

それでは!!

【晴海まちづくり協議会】東京BRT選手村ルートの運行開始及び本格運行について、晴海5丁目ターミナル供用開始について

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は晴海まちづくり協議会が開催されました。

議題は2点、

①晴海五丁目ターミナルの供用開始について

②東京BRT選手村ルートの運行開始について

中央区、東京都港湾局、各自治会等の団体、構成委員からの質疑は以下の通りです。

①晴海5丁目ターミナルの供用開始について



晴海5丁目マルチモビリティステーション(ターミナル)が2/1 6:00頃から供用開始となる。

停留所については、東京BRT4ポート都営バス2ポート(江戸バス含む)船着き場自転車駐輪場100台コミュニティサイクルポート130台、

また、かまどベンチ等を設置する広場と公衆便所を備える。

都営バスおよび江戸バス、船着き場については2/1時点では稼働せず、春頃から運行開始予定

BRT停留所については現在上屋を作ってる。南2ヶ所先行で、その後2か所の整備を3月中に。船着場は2月上旬ごろまで工事。

なお、一般車両の乗り入れは禁止。夜間警備員配置。

Q.停留所6スロットについて、今後例えば羽田エアポートリムジン、など他の事業者や新たなルートの拡張性は?

A.まずは晴海フラッグから新橋へのBRT安定運行、その後東京駅ルートも検討すると聞いてる。他ルートはどこに行くのかも含めて事業者、東京都で判断していくと思う。これからの需要としてBRTのみならず、需要に対応して頂けるように区としても調整していく

Q.都バスについて現在決まっていることは?

A.春頃までは既存ルート通り、これまで通り晴海埠頭からと聞いている。需要状況によって便数、臨時便などの対応を区から東京へ要望していく。

Q.ららテラス前の交差点について、3/1からららテラスもオープンする中で、信号が設置されないとのことだが、通勤、通学の混雑も予想されるため、交通整理をするべきでは?

A.5丁目ターミナルの設計時に、信号が必要ではないかと区としては都に対して主張した。その後東京都は開発の中で、交通量から信号は必要ないと判断したと聞いている。ららテラスの開業当初については混乱はあると思うので区としては注視していきたいが、交差点は都道となるため東京都および事業者による対応となる。ららテラス事業者には改めて開店当初の整理は要望するが、継続的に交通整理を実施するかは交通量を見てとなる。

Q.自転車の管理は誰が?

A.コミュニティサイクルはドコモバイクシェア、自転車駐輪場は民節のため事業者管理となる。

Q.ららテラス等の連携、ターミナル内においてカフェなど賑わいを創出する機能は拡張出来るのか、また、水辺の賑わいについては?

A.ターミナル内の憩いの場としては広場、ベンチを確保。カフェとか民間施設については晴海5丁目全体を考えると晴海埠頭公園がその拠点として考えている。ターミナルに賑わいの需要があるかについては現時点では想定していない。今後必要であれば、自動販売機がいいのか、カフェがいいのかは分からないが検討。

Q.防災船着場については災害時にどのような運用を想定しているのか?

A.今所管にて検討中。決まり次第ご説明。

Q.朝潮親水公園については、釣りOK?

A.釣り自体は禁止していないが、投げ釣りはやめてくださいと周知している。

Q.今後人道橋がかかり、勝どき駅方面や晴海西小中への通勤、通学の手段として遊歩道に自転車が走行する懸念はないか?

A.公園内の自転車利用については禁止だが江東区は開放している。利用者は戸惑うかもしれないが、中央区は住宅地から憩いの場として利用する住民が多いため、安全のために出来ないとしている。今後、自転車と公園利用者が分けられるようになったら検討。警察署と連携して啓発活動、通行出来ないところの啓発、走行空間の整備と誘導を進める。

②BRT選手村運行ルートの開始について

2/1 6:30から5丁目ターミナル、晴海ふ頭公園、はるみらいを結び新橋へ向かう選手村ルートの運行が開始する。

また、その中から1日5便ほど国際展示場へ向かう幹線ルートも運行されると聞いている。

予定便数については、平日ピーク時においては10分間隔で運行、勝どき停留所には止まらない。

2/1(木)~選手村ルート運行開始について

Q.よくわからないのだが、これは当初予定されていた本格運行開始なのか?

A.(東京都のBRT担当部署がいないため)東京都からは本格運行扱いであると聞いている。

Q.当初の計画では大量輸送を確保するため、連節バスが想定されていたはずだが、どの便が?どれくらい増える?

A.事業者からは順次増やすとは聞いている。現状では全てのバス、便が連節バスではないが、今後時刻表に記載され公表されるのではと考えている。

Q.専用レーンは?築地大橋は現状渋滞している。定時性、速達性は確保出来るのか?本格運行とは言えないのでは?

A.今回中央区からも1日も早くやってくれと要望してきた中で、BRTの運行が一、二か月早回しになった。本日急遽の開催により東京都が来てないが、定時性、輸送量の面においてもまだまだ不十分なので改善が必要。当初計画にはほど遠いと考えている。区から都に対して実際に本格運行となるよう努力して頂きたいと改めて言う。

Q.現在晴海フラッグの入居が始まり、引越し業者のトラックが多く渋滞をしているが、BRTの運行に支障が生じるのでは?

A.晴海フラッグ事業者からは1日あたりの入居量はコントロールしていると聞いているが、現実的に渋滞が発生しているのであれば、運行事業者に対してしっかり話していく

Q.豊洲からも既にBRTは並んでいる。二丁目ターミナルからも並んでいる状況で、勝どきで乗れるか心配。BRT幹線ルートも20分ではなく10分に希望する。

A.東京都に対して要望を伝えます。

主な質疑は以上の通りです。

やはり住民の関心はBRT関連が中心となります。

特に晴海地域においては、BRTおよび都バスが通勤、通学の生命線となります。

一日も早い幹線ルートの本格運行、大幅増便を要望します。



なお、このような住民がまちづくりに携わる機会は貴重です。まちづくり協議会のオンライン配信もこれまでも要望してきましたが、参加者のプライバシー保護のため予定していないと回答を受けています。

各自治会長の方々を含め、住民代表として公開の議論をする覚悟を持って参加されている方々かと思いますので、是非早期の実現を願います。

今回も各地元委員からの質問は非常に具体的で素晴らしかったと思います。

ご質問はいつでもお願いします!!

【12月補正】電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援給付金(7万円)・子育て世帯への給付金(5万円)支給について

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は12月補正予算案の審議が行われました。

私及び他の委員からの質疑含めて内容をお伝え致します。

【電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援給付金】


支給対象

・基準日(令和5年12月1日)において中央区に住所を有する事

かつ

世帯全員が令和5年度住民税の「非課税者」または「均等割りのみ課税者」であること

支給額

1世帯あたり7万円

支給時期

令和6年2月中旬以降予定



⇒前年度に実施した同内容の給付金とほぼ同じです。国の決定に基づき支給されます。来年1月10日頃に対象者に通知が発送され、2月中旬以降に支給がされる予定です。

なお、前年度に同内容の給付金の支給を受けた方(口座情報を提出されている方)で引き続き対象となる方につきましては、特に申請は必要なく自動的に給付がされます。(通知は発送されますので、給付を辞退される方或いは口座の変更が必要な方は確認書の返送が必要です

財源は国の地方創生臨時交付金を活用します。

【子育て世帯への給付金】


支給対象

・令和5年度子育て世帯生活支援特別給付金の支給対象者

・世帯全員の令和5年度住民税が「非課税」または「均等割りのみ課税」の子育て世帯

支給額

対象児童1人あたり5万円

支給時期

令和6年2月中旬以降予定



⇒令和5年度に実施した子育て世帯生活支援特別給付金とほぼ同じです。国の方針が12月15日に示されたことを受け、支給されます。来年1月予定に対象者に通知が発送され、2月中旬以降に支給がされる予定です。

なお、前年度に同内容の給付金の支給を受けた方(口座情報を提出されている方)で引き続き対象となる方につきましては、特に申請は必要なく自動的に給付がされます。(通知は発送されますので、給付を辞退される方或いは口座の変更が必要な方は確認書の返送が必要です

財源については、国の正式決定前での迅速な給付となるため、国の地方創生臨時交付金の残りおよび中央区の財政調整基金から繰り入れを行います。



Q.今回の両補正予算案の経緯について

A.物価高騰が続いており、あらゆる方に影響を及ぼしている。区民税の増加や事業者の経済状況が上向いたという統計がある中、収入が増えた区民が一部いる一方、生活必需品の割合が比較的大きくなる傾向にある低所得層の方に向けて速やかに支給が出来るようにするため、今回の補正予算案となった・

Q.それぞれの対象予定数について

A.電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援給付金については、非課税者が約17000世帯、均等割りのみ課税者が約2000世帯。子育て世帯給付金については、非課税世帯の対象児童数が約2400人、均等割りのみ課税世帯の対象児童数が約800人、また令和5年度子育て世帯生活支援特別給付金の対象者が加えて400人~500人の予定

Q.迅速な対応については感謝申し上げますが、前回の支給の際も言及したが、中央区においては対象外となる世帯が半数以上となる。特に低所得層が困っていることはもちろんではあるが、対象外の世帯であっても例えば子どもの数や様々な事情によって物価高騰の影響を受けて苦しいのは変わりない。区としては所得に限らず、全区民への支援については、これまでどのように行い、今後はどのように考えているのか。

A.あらゆる世帯の方々に影響を及ぼしているという点は認識しているものの、まず、迅速な給付のために前回同様の対象者としたという点、また特に厳しい低所得層に重点的に給付をすべきであり、更に子育て世帯は上乗せて給付をするという考え。緊急性の面で低所得層にという方針となった。

その他全世帯への支援としては、例えば共通買物券の支給、給食費の無償化、事業者支援としては融資や商店街支援を行ってきたところであるが、物価高騰が長引いていることからも、今後全ての区民の生活を支えるため、今回の給付に関わらず何らかの経済対策の実施を早急に検討する。


Q.国の正式決定を待たずに早急な対応という点は高く評価する。一方で、今回財政調整基金を崩しての対応となるが、国の財源が正式に降りてきた際にはどのように予算を組み替えて充当するのか?

A.まだ国の財源、支給の仕方が未確定という事もあり、正式に決まってから組み立てを調整する。




今回、迅速かつ同時に2つの給付金を支給出来るよう、国の正式決定に先駆けて予算化したという点は高く評価しております。

また、低所得世帯だけに限らず、全区民に向けた経済対策も早急に庁内で検討するという点、共通買物券となるのか、或いはキャッシュレス決済還元キャンペーンなど、早急な対応を要望致します。

【12月補正予算】来年2月に低所得世帯への1世帯7万円給付金支給、低所得子育て世帯への児童1人5万円支給について

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

中央区議会は本日から臨時会が開催され、2件の補正予算案が上程されました。

どちらも国が支給を決めた給付金を区で実施するものです。

①電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援給付金

令和5年度の住民税非課税者および均等割りのみ課税者(中央区独自給付分)に対して、来年2月中旬以降、1世帯あたり7万円が支給されます。

こちらは昨年度および本年5月に実施したものとほぼ同じで額が増加しています。

②子育て世帯への給付金

こちらも主に住民税非課税者および均等割りのみ課税の子育て世帯について、来年2月中旬以降、児童1人あたり5万円が支給されるものです。

こちらも昨年度、支給されたものとほぼ同じです。

実質的に区の持ち出しはありませんので、反対するものではありません。

しかしながら、ガス・電気・食料品等の高騰を受けるのは全世帯であり、低所得世帯のみで良いのかという点はこれまでも疑問に思ってきた部分でもあります。

50%以上の世帯が給付対象外となる中央区においては、例えば低所得には該当しない子育て世帯であっても、子どもの数や様々な事情により家計がひっ迫している状況に変わりはありません。

その点については、明日の審議で区の考えを問いたいと思います。

ご意見等ございましたらよろしくお願いします。

晴海西小学校第二校舎の建設計画が公表!

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

12月19日に」開催されました、第三回晴海西小学校第二校舎建設準備協議会にて、晴海西小学校第二校舎の計画図面等が発表されました。

隣接する晴海特別出張所や晴海緑道公園との連続性や、小学校低学年専用校舎として機能する特性に配慮した、子ども同士の交流に配慮した設計となると聞いています。

いずれにせよ、水辺や緑道を活かした、学びやすい環境となるように望んでいます。

晴海地域交流センター(はるみらい)の内部公開!正式オープンは12/17

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

旧ほっとプラザはるみがリニューアルされ、晴海地域交流センター(はるみらい)へと生まれ変わりました。

今回、議員の見学会が開催されましたので、内部の様子をまとめます!

正式オープンは12/17となりますが、実際に各施設を利用・予約が出来るのは来年1月からとなります。


【1階エントランス】

エントランス、内部においても大幅なリニューアルがされています。また、晴海の五輪選手村にて使われていた木材が活用されています。

エントランスを入ると壁の全面に、五輪・パラリンピック選手のサインやメッセージ、選手・スタッフのサインが入った折り鶴ボックスが展示されています。

オリンピックのレガシーを残す意図が見られます。

また、受付を奥へ進むと、地域交流ゾーンとして、各団体の打ち合わせやイベントで使えるフリースペースもあります。


【屋上 BBQスペース・フットサル/3×3コート・野菜スタジオ】

まずは屋上から見てみると、目に付くのはBBQスペース、こちらは持ち込みでのBBQ利用などが出来るようです。屋上の運動スタジオ(1700円/1時間)ではフットサルやバスケ3×3のコートが利用出来ます。(3×3コートはちょっと中途半端な印象ですが、練習は出来そうです)

野菜スタジオの詳細は分かりませんでしたが、どのように運用していくかは委託事業者と詰めていくようです。晴海西小学校の生徒に開放するほか、住民が1区画を借りて栽培出来る、という方向になるようです。

マルチモビリティステーションもだいぶ出来てきましたね!

【3階 温暖浴・足湯スペース】



3階の温暖浴スペースは、子どもも含めて人が集まるだろうなという印象、カーペット全体が温かく、寝そべってだらだら出来そうです。このスペースは無料です。

足湯は屋外スペース(旧ほっとプラザのジャグジーと同じ感覚)に。

足湯の温度は結構高く(普通に温泉レベルの印象)、気持ちが良かったです。ただほっとプラザの温浴スペースの代替とまではいかなそうです。

【3階 キッズスペース・工作スタジオ】

キッズスペース・工作スタジオも完備されており、様々な用途が期待できそうです。

【3階 音楽スタジオ・トレーニングルーム・シャワーステーション】

恐らく目玉になりそうだなと思うのがこの一角、音楽スタジオは大スタジオ2室・ピアノとアンプのみの小スタジオ2室、価格が1時間200円~400円!音楽スタジオユーザーであればこれが破格であることはよくご存じのはず・・・私が学生時代の頃は普通に1時間数千円だった気がします。

トレーニングルームは2室あります、ランニングマシンや機材が揃った大き目の部屋と、ベンチプレスやデッドリフトなどが出来る比較的屈強な人が集まりそうな部屋があります。

どちらも最新の設備を揃えるとのことです。

また、ほっとプラザにあったような運動スタジオもあり、こちらは各種講座などが開催出来るよう準備が進められているとのことです。

シャワーステーションは男女に分かれた、立ちシャワー専用の区画、ミストシャワーなどを楽しみながら汗を流せます。(トレーニングルームとチケット共通)

【2階 レストラン・料理スタジオ・集会室】

2階のレストランは期待大です、原則ランチ営業との事ですが、夜も予約を貰えたらアルコール飲み放題つきのプランなどを提供する準備もあるようです。

具体的な飲食メニューは近日中に公開されます。

料理スタジオも新しい試みです。料理教室への参加や主催、各種パーティー利用も含めて幅広い用途で活用出来そうです。全面で1時間900円半面で500円です。

私も寿司パーティーや握り講座をここで開きたい・・・・

各種公式な会議が開けそうな集会室も完備、全部繋げて約100名収容、部屋は5つに分けられるとのこと。

そして最後に学習スタジオ、勉強や打ち合わせ、テレワークに対応しているゾーンです。

Wi-Fiについてはこれから委託事業者と協議するとのこと。


大まかな施設紹介は以上です!!

特にレストラン、口コミで人を集めて欲しいとのことですが、まさに人を集めるための仕掛けが盛りだくさんで、私も毎日入り浸れるレベルの施設になってました・・・。

温浴スペースの廃止は非常に残念ですが、プールについては晴海西小中学校プールの一般開放(決定済)、横のららテラスのスポーツジムとの埋め合わせに期待します。

総じて、地域交流センターという名の通り、人が集まれることを重視した期待以上の改修となっていました。

オープンが楽しみです!!

【企画総務委員会】晴海・勝どき地区の転入受け入れに伴う窓口体制の強化・オンラインやQR決済対応について

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は企画総務委員会が開催されました。

理事者報告事項はまさかの一件・・・・私の質問は以下の通りです。

▶令和5年度都区財政調整の概要について

Q.当初算定から94億円交付金が上振れる結果となった。本区の財政面における影響と評価は?

A.8月の段階では都区の財調協議が不調であり、今回児童相談所の協議にて合意を得たことから残りの分が確定した。当初予算では220億円を見込んでいたことから47億円上振れた点においても安心している。

将来需要を見越して基金に繰り入れるなど、来年度予算編成に活かしていく。


▶窓口受付体制の強化について

Q.晴海、勝どき地区における転入対応策として窓口受付発券機の導入、フロアマネージャー等の配置、日曜日の区役所開庁の拡充などが示されたが、今後も人口が増加する中央区においては臨時的措置に留まらず、窓口体制の強化は必須である。

リアルタイムで窓口混雑の確認が出来る点や、スマートフォンにて受付予約が出来る点はとても良いと思うが、改めて、窓口体制強化の方向性およびオンライン申請対応の方向性について

A.晴海フラッグやPTKの転入が始まり子育て世帯を中心に人口増加が見込まれる。窓口業務のニーズも拡大する。また、区政世論調査によると6割以上の方が、区役所に行かずにオンラインでの対応を希望している。今後は第8期の中央区情報化基本方針の改定に伴い、申請の簡素化や手続きのオンライン化を進めていく。また、LINEPay等スマホ決済についても利便性の向上のため、積極的に対応していく。

⇒特に戸籍謄本のコンビニ交付やQR,バーコード決済に関する要望は多い。早急に進めるよう要望する。

【企画総務委員会】建築資材等高騰による建築契約の単品スライド、公務員給与引き上げの遡及適用についてなど

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日の企画総務委員会においては、以下の議案が提出され、審議致しました。

私からの質問の概要は以下になります。

【資材価格の高騰に伴う、単品スライド条項の適用について】

Q.今回の建築請負契約だけでなく、単品スライド条項適用による契約料の増加が近年続いている。例えば本件で言えば具体的にどの項目の上昇が原因となっているのか?

A.ウクライナ情勢を受けた原油高騰などの影響から、特に木材、鉄筋、鉄骨などの資材価格の上昇が続いている。また、人材不足による人件費の増大も。設備、電機においては発電装置や音響、照明器具も高騰し、30%から40%程度高騰している状況。

Q.世界的に上昇は止まらないとも思われるが、契約の巻き方として、本区だけでなくスライド条項を盛り込んだ契約となっているのか。つまりは、あらかじめ上昇分を盛り込んだ契約体系は出来るのか。

A.平成20年から単品スライドへ移行しルールを定めてきた。国も全国的にスライドのルールを定め、23区や全国でもほとんどスライド条項を取り入れている。最初から上昇分が見込めたら理想だが、なかなか見越せないため、その時の適正価格で随時協議していく。

【中央区職員給与等の引き上げについて】

Q.人事院勧告を受け、中央区においても若年世代を中心に初任給および給与約0.1%程度引き上げ、勤勉手当や期末手当も0.05月~0.1月引き上げられる。

職員給与の引き上げには賛成であるが、一方で、交付日から施行されるものの令和5年4月支給分から遡及適用され、差額支給が行われるという点。

民間企業の感覚で言えば、人事制度や給与テーブル改定後は将来的な給与改定のみが行われ、遡及適用されるケースはあまり聞いたことがない。

この点、公務員全体の制度設計の問題となるが、遡及適用についてはどのような考え方に基づくのか。

A.人事院の調査はその年の4月時点での民間企業の給与を元に算出される。そのため、4月時点での民間企業と比較した適正給与が決定するため、調査時点の4月に遡って支給されるという考え方に基づく。


⇒国の制度設計については正直疑問に思う部分もありますが、それは国会で議論されるべき事でもあるため、本件の議案については賛成致します。

晴海西小中学校の最新情報がHPにアップされるようになりました!

区のHPに最新情報がアップされるようになりました!

https://www.city.chuo.lg.jp/a0049/kosodate/gakkoukyouiku/shouchuugakkou/iten/haruminishi-kaikou.html#rinen

標準服や部活動、年間行事の予定などもそれぞれ記載されています。

何か分からない点、詳細を知りたい事項がございましたらご連絡ください。



あたらしい中央区を!