【ご報告】会派かがやき中央の小坂和輝議員に対する処分について

中央区議会会派かがやき中央は、令和4年4月19日の会派総会にて、所属する「小坂和輝」議員に対して会派を除名する旨の処分を決議致しました。

詳細な経緯について記します。

4/14に各メディアにおいて以下の記事が流れました

https://www.tokyo-np.co.jp/article/171791

会派かがやき中央一同、全く存じなかったことであり、一員である小坂議員に対して事実確認を行いました。(小坂議員が学会出席のため集まれないとの事でしたので、4/19に会派総会を開きました)結果、



①記事内容は概ね事実であり、4/5に無料PCR検査を受けたところ、4/7に陽性と通知あり。自宅療養期間は4/12までであったが、抗原検査を自主的に実施して陰性であったため診療を続けた。(小学校の入学式にも出席)

②保健所から着信はあったが、1回も出なかった

③無料PCR検査の検査方法や結果自体に疑問があり、体調変化もなかったため、医師である自分が感染リスクは低いと判断し、予約されていた200名の小児接種を優先した

以上の事実を確認した上で、会派内で議論を致しました。

まず前提として、医師として判断が正しかったかどうか、医師としての資質は医師会が判断すべきことであり、議員として正しかったかどうかについては、有権者が判断すべきであると思います。

会派としては、会派の一員として一緒にやっていけるかどうか、で判断を致します。

ここで、かがやき中央は会派規則を定めています。

かがやき中央会派規則

会派とは、中央区議会の中で、政党などの違いを超えて、政策実現のために一緒に活動をするグループを指します。

会派単位で控室が割り当てられ、人数によって質問時間が異なってきます。多数決の社会である議会においてはまさに人数が非常に大切となってきます。

かがやき中央は全員が無所属あるいは政党が異なる団体となりましたので、意見が割れることはもちろんあると思っていました、故に最低限のルールと、割れた時はこうする、というルールを規則として定めています。

その上で、議会外活動については原則的には自由です。しかしながら、公序良俗に反する行為はもちろんのこと、所属議員に迷惑がおよぶ恐れがある場合は事前に幹事長に報告する旨を定めていました。

会派としては本件を非常に重く受け止めていました。

それはコロナ陽性者を差別する訳でももちろんありません。

会派として、子どもたちの安全や、権利自由を守ることをモットーとして来ました、更にはコロナ対策にも力を入れてきた会派です。

その中で小坂さんは、小児科医師として知見をフルに活用され、会派の政調会長、頭脳として大変心強く、共に学びあい助け合って活動をしてきました。

今回、PCR検査で陽性と判定されたものの療養をしなかった、という事実だけを見れば、療養せずに勤務したとしても法律上は違反には当たりませんが、コロナ禍の中で国民共通の意識、特に公務員としては社会通念上は守るべきルールであると思います。

私達が守るべき子ども達を中心に直接的に感染リスクを負わせたことは看過出来ません。

また、PCR検査が陽性であっても最終判断は担当医師が判断致しますが、それは自身の判断とは想定されていません。無料PCR検査であっても、無症状感染者であると他の医師が判断した以上は従うべきであり、保健所からの電話を無視し続けたことも含めて、その一連の行動には疑問があります。

そして、会派の全員に充分な説明をしなかった事もさることながら、私達議員は常に区民の方々へ説明をする義務があります。

4/19時点において、区民の皆様に充分な説明を一切せず、自身の抗原検査の結果のみを主張し続けた、という点も非常に重いです。

会派の一員として守るためには、小坂さんの主張を我々も一緒に区民の皆様に説明する必要がありますが、小坂さんの主張は極めて高度な医学的知見が必要であり、また会派の政策としてPCR検査体制や陽性判定の不備などはこれまで主張すらしてこなかったものでした。我々一議員が説明し、庇える範疇を超えており、最終的に小坂さんがすべきことは、ご自身が区民の皆様に謝罪し説明することであって、受け入れて貰えるかが全てであると話をしました。

子ども達を守るためにワクチン接種の職務を優先する、という志自体は非常に素晴らしいと思います。しかしながら、事情を保健所や他院に説明し、代替して貰う事も出来たはずです。更には小学校の入学式にも出席しています。また、陽性になったのなら保健所から電話が来ることは医師である小坂さんご自身がよく分かっていたはずです。

その上で報道として明らかになる前に事実を隠匿するような行動を取った姿勢も問題であると考えます。

結論、会派としては厳重注意として終わらせるには本件は重大すぎる、会派としても区民の皆様に小坂議員の行動を正当化する主張を充分に説明するのは現時点では難しいと判断したことから、まずは小坂議員が会派とは別にご自身が区民の皆様に誠実に謝罪および説明を行い、そして1年後の選挙にて信任を得ることが先決として、会派から離れてもらう、除名するという決定をし、小坂議員も納得して頂きました。

個人的な思いで言えば、小坂さんは1年前の私の懲罰動議の際に、誰よりも身を挺して守ってくれた方です。心より感謝しています。本当であれば一緒にやっていきたかったですし、その類まれなる知見や情熱を一緒に勉強させて頂きたかったと思っています。ですので本件については非常に残念であり、悔しくて仕方ありません。

先述しましたが、医師としての資質は医師会が、議員としての資質は有権者の方々が判断すべきです。

ただ、現時点では小坂議員の主張を会派として受け入れ、行動を正当化する主張を区民の皆様にご説明するには極めて高度な医学的な判断も必要であり、一員として一緒にやっていく事は難しいと判断し、今回の結論となりました。

もちろん、会派としても、小坂議員が抜けてしまうのは大きな痛手です。私個人としても変わらずに尊敬していますし、仲良くしていきたいと思っています。今後も変わらずに同じ政策を主張するにあたっては連携させて頂きたいと思っています。




本件につきましては、まずは小坂議員より経緯のご説明をされた後に私から会派としての決定を説明することが筋と思っておりました。


4/21時点で小坂議員より以下のご説明がありましたので、ご一読ください。

https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/9f4253584852554b36161c1e96e956bc

中央区議会からも、議長より厳重注意がございました

感染症法に基づく就業制限中に診療を行った件について(厳重注意)

本件についてご質問、ご意見がございましたら、かがやき中央副幹事長である私、または青木かの幹事長までお申しつけください。

よろしくお願い致します。

改めまして、この度は区民の皆様に不安な思いを抱かせてしまい、ご迷惑をお掛け致しましたことを心よりお詫び申し上げます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です