安倍首相の辞任~責任をとるということ~

こんにちは!!



今日は国民に激震が走りましたね、安倍総理が辞意を表明されました

https://news.yahoo.co.jp/articles/443d061b64fd3f8cf785aa21f56e54552242aae4



まずは本当に、お疲れ様でした。
国民の期待、不安、不満を一身に背負うそのお立場、常人であっても心身に支障をきたすことは想像に難しくありません。

そして、職責に耐えられる身体の状態ではないと、結果にコミットすることが出来ない故の苦渋の決断であると、時に涙を浮かべて(そのように見えた?)お話をされていました。


常に国民全体から安倍辞めろだの、時に個人攻撃も含めて罵倒を受け続ける立場、ご自身は最初から分かっていたでしょうが、約8年間、務められていたことを率直に私は尊敬します。



個別の政策や実績については、恐らく国民それぞれのお立場からご意見、議論はあるでしょう。ですが、今回のこの「決断」自体は私は尊敬されるべきであると思います。



私も議員の立場になってから、約1年と4カ月が経ちました。


議員に就任して、初めに言われたのが



「あなたは今日から「先生」になります、先生らしく振舞ってください」

ということです。

私は、自分のことを先生であると思っていません。先生とは何かを教えることが出来る職業を指し、私は区民の皆様のために、区民の方々に教えて頂きながら仕事を進める身であると思っています。

それでも恐らくその方が本当に言いたかったこと、大事なのは、言うまでもなくこの仕事は、信任を受けた「責任」をもって仕事をする立場であるということです。


私も、昨年ご信任頂いた1074名の区民の皆様のご期待を背負って、そして私を支援、応援してくれた方々、とりわけ自分の家族、身を削って、お金を削って、時間を削って手伝ってくれた沢山の友人のためにも、この4年間をしっかりと責任感をもって仕事をして、恩返ししなくてはならないと思います。

では、ここからはぶっちゃけた話をします

議員の方々、私は責任をもって仕事をされている方が多いとは思っていません。(これは主観ですよ)


そもそもその仕事内容が見えてこない世界です、見えてこないまま次の選挙が始まり、なんとなく有権者はこの人知ってるとか、この政党だから、有名人だからとかいう理由で投票し、再選されていく



結果、仕事に対する責任は薄れているのではないでしょうか。



よく選挙が政治家を育てるといわれることがあります。



苦しい選挙を勝ち上がった人ほど、仕事にコミットするようになる、まさにその通りであり、制度上の課題であると思います。


そして、議員は信任を頂いた有権者の方々を中心に、責任をもって街づくり、行政と市民の橋渡しをする立場ではありますが、「与党」や「議長・委員長」という立場を除いてはその仕事の結果自体に責任を負う立場ではありません。


一方で、首長と呼ばれる方々、知事、市長、区長という方々はその仕事の結果に全責任を負う立場になります。それがリーダーです。


極論すると、議員は議会の中ではわーわー言っているだけ、仕事をしなくても自己責任(次の選挙で落ちるかも)ですが、首長というのは仕事をしなければ、区民、国民が困る、生活に関わる、大げさでなく人の生死に関わるんです。


安倍総理のことを批判する政党の方々は沢山います、しかしどれだけの方々が責任をもって対案を示しているのでしょうか。

ぶっちゃけて言うと、私は区議会議員、国会議員を問わず自民党の方々は国政与党の一員のお立場として、責任をもって仕事をされている方が多いと感じます。(普段、私は怒られることが多いので、今回は褒められるといいな)


私は、責任をとろうとしない政治の世界に腹が立ち、責任を取りたいから政治家を目指しました。

今の社会、政治のツケを私たちの子供達の世代に回してはいけない今責任を取る人間になりたくて、政治家になりました。

区議会議員の立場からすれば、その責任とは区民の方に4年間の成果、結果をコミットすること、税金を頂いている立場でもあります、しっかりと仕事をして、報告をすることです。



民間企業の感覚からすれば、4年間で一切成果が出せない仕事などあり得ません。私は、この4年間で何も成果が出せなければ辞める(次期選挙に出馬しない)覚悟です


改めて責任をもって仕事をする、という意味で民間企業での経験はやはり必要であると感じました。

また、地域政党「あたらしい党」の幹事長も務めています。4年間で所属する政党を変えない、というのも私は区民に対する責任であると思っています。


同時に、あたらしい政治を作るため、党における責任は私が取りますので、所属議員、党員の方々にはのびのびと活動をして頂きたいと思っています。


時に外部、もしくは上の方々と戦いながら、組織の発展のために内部を守ることも責任であり、リーダーの仕事であると思います。

政治家は責任をとろうとしない、リーダーの仕事をしない。
そのようなイメージがある中で、2009年に衆議院を解散し、自民党の歴史的敗北が確実視される中で逃げずに選挙に臨み、自ら責任をとった麻生太郎現財務大臣、私はその漢気に当時感動しました。


そして私は今回の安倍総理のご判断も責任感があると感じました。


政治の世界は割と汚いイメージがあると思います。そして人間関係を含めてどろどろとしていると私自身も感じています。

だからこそ、信念のもと仁義を重んじることの大切さ、責任をとることの大切さを痛感しています。



是非そのような視点でもこれから政治、政治家を見て頂きたいと思います。




ということで、今回は責任についての話でした。中には責任をとること、とれることに喜びを感じる人もいるんです。ころまるを責任もって幸せにしないとな!!

それではまた!!

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