中央区議会は本日から3月16日まで令和5年第一回定例会が開催!予算審議も始まります

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日より、中央区議会は令和5年第一回定例会が開催されます。

本会議一般質問のほか、予算特別委員会にて令和5年中央区各会計予算案の審議も始まります。

私も2/23に中央区議会議員議員最多となる一般質問に立ちます。

過去の質問全文、録画はこちら!!

これまでも区民の方々からの要望を元に、区政にまつわる様々な問題点を取り上げてきました。

今回は以下の質問を致します。

国や東京都の少子化対策、子育て支援策が取り上げられていますが、中央区こそが独自で予算を立て、第一子からの保育料無償化など、国や都をリードしながら子育て関連予算を倍増させていくべき、という話や、

住宅家賃に対する助成個人住民税の減税、マンションベランダ転落など子どもの事故防止策、教育分野においてはICT教育や、学校指定品も含めた教育費用の無償化ランドセル等の指定の解除や置き勉の自由化などです。

これらの質問案は暫定的ですが、下記のファイルで共有しています。

▶令和5年度第一回定例会一般質問原稿

一般質問前に公開する議員はなかなかいないと思いますが・・・

(実は担当課の方もTwitterを見てくれていたそうで、スムーズに事前調整出来ました)

詳細は改めてブログ化します。

そういえば前回の一般質問の詳細ブログも前半まで公開していて途中でした・・・近日中にアップします!!

それでは!!

本日は暖かい!勝どき、晴海、月島でご挨拶!

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は暖かかったですね!春みたいでした。

3時間ほどでしたが、顔見知りの方も初めてお話した人も、沢山の方とお話出来ました!

やっぱり街頭で区民の皆様からご意見、ご相談や応援を頂けると元気が出ます。

頑張ります!

【子ども子育て】幼稚園における給食の提供・黙食・休日保育拡張・学童保育など

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は所属する子ども子育て高齢者対策特別委員会が開催され、委員として質疑を行いました。

これまでと同様、区民の皆様から寄せられたご相談やご要望を元に質問を構成しています。

私の質疑は以下の通りです。


【学校給食費・保育施設副食費の無償化について】

Q.学校給食費・保育所等副食費の無償化(所得制限なし)については、多くの区民の方々から好意的に受け止められている。私もこれまで要望してきた通り評価をしている。

一方で、その恩恵を受けられない世帯もあるという事を忘れてはいけない。例えば子どもにアレルギーがあり給食の提供を受けられないご家庭への補填。同じ給食を食べられないだけでなく、外食やお惣菜、冷凍食品も使えず、お弁当においてはオーガニック食材や調味料も限定せざるを得ず、食費が相当高くなってしまうご家庭もある。コロナ禍における物価高騰が今回の施策の理由であるが、教育の無償の精神からはこのようなご家庭の声に少しでも応えるための施策も併せて検討するべできは?

併せて、現在中央区では区立幼稚園においてはお弁当が基本であり、給食が提供されていない結果ますます幼稚園の人気が無くなってしまうことに対する懸念から、幼稚園における給食の提供における現状の課題について。

A.本事業はコロナ禍における物価高騰の影響を受ける子育て家庭の負担を少しでも軽減し、徴収にかかる事務負担の軽減を図るために検討を進めているものであるが、区内においては様々な状況で困っているご家庭があることは認識している。どこまでサポートをしていくか、国や東京都においてここに来て様々な施策が動き始めている中、区の状況を踏まえてその動きを見ながら総合的に検討する必要がある。その上でまずは給食費・副食費の無償化から始める。現状において出来ることを来年度に向けて総合的に検討する。

幼稚園における給食の提供については、様々な議論が必要である。未就学児においては咀嚼をする力が弱くアレルギーに敏感な子どももいる。そのため小中学校と同じラインで作ることは困難であり、別のラインを新たに設ける場合はスペースが足りない。一方で他区においてはお弁当の配給にて対応している例もあり、何れにせよ保護者が選択出来るように、導入が出来るかどうかも総合的に検討していく。



Q.対象として漏れてしまうご家庭も含めて、大きく支援していくことを期待します。続いて、給食費・副食費の無償化は大きな一歩ではあるが、教育課程においては様々な費用負担がご家庭にかかる。例えば、防災頭巾などや制服などの区の指定品については、これらを出来る限り支給、または負担を軽減する施策なども検討して良いのではないか。教育委員会においては、区の負担と家庭の負担の線引きをどのように引いているか?

A.学校の指定品については、子ども自身のものとなるものについては、基本的には家庭負担をお願いしている。

⇒子どもは成長が早く、子ども自身のものとは言ってもすぐに買い替えも必要となる。総合的な家庭負担軽減の検討を要望する。



【コロナ5類引き下げによる黙食対応、部活動の完全解禁など】

Q.昨年末も同様の質問をしたが、学校給食時における黙食対応について、以前は受験シーズン前とのこともあり、原則学校側で判断という回答だった。コロナの5類への引き下げを見据えて、改めて教育委員会の方向性として、通知を出すべきでは?

また、マスク着用や制限されていた部活動の自由化、イベント等を全て日常に戻すべきとも思うが方向性は?

A.黙食においては学校側の判断に任せているが、給食の時間が20分から10分に短縮され、食に向き合うという点においては効果もあったと認識している。また、休み時間に思いっきり遊びたいという声もある。部活動については屋外などにおいてはマスクを外して良いということ、基本的な方針は既に周知しているとおりであるが、国や東京都からの方針や通知が届き次第改めて周知していく。

⇒黙食においては給食の時間がつまらなくなったという声も聞かれる、子ども達の声にも耳を傾けるべき。また、5類変更後は以前の日常に戻せるよう、教育委員会から積極的に学校側に通知を出すべきである。



【保育施設における休日保育の拡張について】

Q.中央区においてはテレワーク等含めて多様な働き方をしている区民の割合は多く、特に休日保育に需要がある。一方で一部の区の認証施設・認可外保育施設において休日も一時保育の受け入れをしているとあるが、実際に電話すると人手不足などの影響でやっていないなど、実質的に稼働していない。例えば渋谷区においては、休日保育の枠を確保し、休日保育料金の助成制度(原則無料)まで整備している。

https://www.city.shibuya.tokyo.jp/kodomo/hoiku/hori.html

待機児童の解消後は病児病後児保育や休日保育・一時預かりなどにその枠を充当し、様々なニーズに応えていくべきであると考えるが、休日保育等の現状は?

A.休日保育のニーズは認識している。中央区においては認可保育施設、子ども園等5カ所で対応している。定員の空きを一時預かりに転用するにあたっては人員配置などを改めて見直す必要がある。今後子育て計画の改定の中で対応をしていく。

Q,実際に予約が取れないという方が大勢いる、例えば月島地域においてはどちらで対応をしているのか?今後のニーズを踏まえて私立との連携も含めて積極的な対応を要望する。

A.月島地域においては認証保育施設が一カ所と子ども家庭支援センターで受け入れをしている。



【保育施設における事故防止ガイドラインの順守について】

Q.区民の方から、区立保育園において公園で遊ばせる時に対象年齢に満たない遊具を使っていた、子どもの爪が伸びているのに放置するなど、その保育園によってしっかりとチェックをしてくれるかどうか安全性やガイドラインの順守状況に差異がある。節分の豆の誤飲を防ぐなど以前に私も取り上げたことがあるが、改めて各保育施設において、様々な事故防止に関するガイドラインの順守状況を具体的に指導検査の際にどこまで細かく確認をしているか

A.保育の現場においては、日常的に公園に遊びに行くにあたって児童は一目散に遊具に走ってしまう。事故が起きないよう、必ずお散歩マップの中で事前に遊具の対象年齢の確認をするように助言・指導を行っている。事故が起きてしまった場合はそれらの対応がなされているか確認・指導を行い、日常的な巡回指導においてもマニュアル等の整備がなされているか確認をしている



【子育てアプリによる保育施設入所の結果通知について】

Q.保育園の内定結果通知の郵送対応による区民からの不満が問題となっていたが、北区の子育てアプリ「きたハピモバイル」では、施設の検索や電子申請内定結果通知も一斉に送信出来る。保育指数や順位も分かり、今後の参考にもなる。更に内定者最低指数なども見ることができ、問い合わせが殺到するとも思われる区の担当や保育園の方々の窓口や電話対応も軽減される。また、この後の流れもスムーズにWEBで誘導出来る

役所、保護者ともにメリットのあるシステムであり、郵送にかかる人件費や送料などを加味しても、このように区民の利便性向上のためにアプリやWEBで対応していく必要があるのでは?

https://www.city.kita.tokyo.jp/kitahapi/application.html

A.保育課においては結果を届ける前に細心の注意を払って細かい作業を積み上げていく。またAI導入により正確な入力や確認を行い工数も削減してきた。必要な情報も文章で送っている。実際にアプリやWEBサービスを検討するにあたっては、どんな作業が必要であり、誤送信を防止するための仕組みなど十分な検討が必要である。

⇒文章で郵送する方が私はエラーが発生する可能性が高いと思っている。区民のニーズを第一に考え、他区の事例も参考に積極的に検討す料要望する。



【児童館・学童クラブにおける質の向上について】

Q.まずは学童クラブにおける待機児童の解消は急務であるが、一方で利用形態の拡大プログラムの質の向上も同時に検討すべきである。

例えば、児童館における小学校3年生以上の対応、或いは5時以降の延長利用対応については現状どのように考えているか。

また、児童館のプログラムにおいても、板橋区などは月~金まで毎日プログラムが組まれ、工作したり英語の先生を呼んだり、毎月手形や足形を取るなどと充実していると聞く。児童数が多すぎるというところもあるが、プログラムの向上についてはどのように考えているか。

A.学童クラブにおいては申請者が多く、入れない状況が続いている。本来であれば小学校3年生以上も対応したいところではあるが、今後の取り組みとして、小学校の中に学童クラブを設置することで対応していきたい。条例上児童館の利用は17時までとしており、17時からは中高生タイムが始まるので現状は難しい。

プログラムの向上については子どもの数が多いため、職員の出来る限りの範囲でメニューを考えている。質の確保と共に、職員の配置については国の基準を元に加配などをしている。待機児童を解消すると共に質の向上も今後検討していく。



⇒まずは子どもを預けられるようになることが一番ではあるが、今後の施策と併せて、職員の増員等、質の向上も見据えた施策を検討することも要望する





以上、長くなりましたが本日の委員会質疑です。

これを持って、4年間の任期における各委員会への委員としての参加は最後となります。

1年を通じてほとんど発言をしない委員もいる中、毎回、区民の方々の要望等を中心に、調査してきた数々の政策、区の行政の疑問点などを入念に取り上げ、規定されている質問時間を毎回使い切る意識で全力を傾けて臨んできました。

これも全て区民の皆様のお陰です。

本日も長くなりましたが、私が取り上げてきた委員会の議題や、私が所属していなくても傍聴した中での委員会質疑はこれまでブログにまとめてきました。

それはまさに中央区政の現在地を表す資産となっていると思います。

私にとっても自分のブログを検索すれば過去の議事がほとんどが出てくるので、このHP自体が知識の図書館情報資産として積み上げてきました。

それと同時に、文章にまとめることによって、自分の中で理解が深まり、区民の方々に説明する際に、整理して話せるようになります。

ここまで具体的に中央区の各問題点をまとめてきた人はこれまで中央区にいなかったと思います。

やってきてよかったと思います。

そして区政の問題点に対する理解が深まることで、その一つ一つが次の政策の礎となります。

引き続き、頑張ります。

今回もありがとうございました!!

【福祉保健委員会】議員が取り上げた区民からの声に対して「うちは直接聞いていない」という回答、中央区の議会軽視は問題である

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

令和4年2月開催の福祉保健委員会の報告事項をダイジェストでご報告します。

子ども家庭支援センターが中央区保健所等複合施設に移転し、勝どきのセンターは勝どき分室という扱いに変更がされます。

Q.移転によって異なる点はあるか?一時預かりのネット予約について、保育の質の確保、国が推奨する伴奏型支援との関連について

A.3分室体制になるが、1事業者で一体管理を行う。一時預かりは毎日子供が変わり、同じ子どもでもたまにしか利用しないという状況もあるため、様々な状況の変化を見守るため、窓口対応を原則として認識する必要ある。指定管理者が変わっても区の考えは変わらない。

保育の質の確保、職員の質の向上については、指定管理事業者の評価の中で担保していく。

運営委員会の中で、利用者の声を吸い上げる機関の設置は検討し、アンケート等を活用して要望を吸い上げていく。

伴奏型支援の考え方については、子育てをする保護者と話しながら困っている内容について支援する。保護者の利便性のみを高めていくことがイコールにもならないが、国と区の考えは一緒。一時預かりのネット予約利用については区民から直接そういう声を貰っていないが、そういう声があれば施設に直接問い合わせを。

報告事項以外では同会派の高橋まきこ議員より、下記のような質疑がされました。




■新川児童館の昼食場所について

Q.昼食をとるスペースがなく、児童が外で寒そうに食べているのを見る。対応は出来ないか?

A.新川児童館については、基本的には遊ぶ場所、食事をする場所を明確に仕分けするために一度家で食べてから遊びに来てと言っている。向いの空きスペースにおいては、未就学児と保護者に開放している。孤食になるお子様は児童館においてランチタイム登録をして貰い、児童館でお昼を食べれるようにしてもらう。


■保育施設利用調整の一次結果について

Q.保育施設の一次結果、そもそも何故郵送のみなのか、また、郵送であっても届く日が違ったというお声を聞いているが何故そのようになるのか

A.確実に結果をお伝えするために文書でお送りする方法が最も確実。郵送到着時間が異なるという点においては、本区は1/31一斉に送付しているため、地域によって分けているところではない。そこから郵送事務の流れの中でどの時間に配送されるかまでは把握していない。

Q.例えば中野区では各申請者に番号が振られ、HPを見るという流れになっているが?到着日が違うと結果を受けて認可外保育施設に申し込みたいという方から、不公平との声も出ている。

A.認可外保育施設には併願して皆申請していると認識している。困っているという声は区には届いていない。

新たな仕組みを作ると準備や確認、時間や労力が新たにかかる。システム化するとしたら経費がかかる。番号を発送するにも郵送対応が必要。慎重に対応。



今回の答弁に限った話ではないのですが、福祉保健委員会で高橋まきこ議員が区民からのご相談事項を取り上げる時、過去に何度も「うちには直接相談は来ていない」という言葉があがります。

それは私はおかしいと思います。

議員は代議士と呼称される通り、区民の方からの声の代弁者です。

なら議会で取り上げた区民からの声に対して真摯に対応すべきであり、うちは区民から直接聞いていないという発言は、議員が勝手に言っている、嘘をついているので対応する必要がない。と述べているのに等しいと思います。

明らかな議会軽視であり、本件は区の福祉保健部署の怠慢を表していると私は感じます。

自分達が直接聞いた区民の声以外は認めない、それこそが中央区の驕りであり、議員が舐められている証拠です。

内心そう思っていたとしても、公式な議会の場での発言としては相応しくありません。

今回、私は委員ではなく、特に問題視されませんでしたが、もしまた同じ発言がありましたら、区長に対して抗議文を提出します


【区民文教委員会】晴海西小学校・中学校の配置図公開、晴海図書館の設置等について

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

区民文教委員会の報告事項をダイジェストでお伝えします。

まずは中央区の住民動向について、先日過去最多の人口を記録しました。

全体として、やはり月島地域の人口は増えています。

また、出生数は少し落ち着いたものの、20代から50代がボリュームゾーンを占める、東京都で最も平均年齢が低い街になります。

その他報告事項としては、

新設される晴海西小学校・中学校の配置図が公開されました。

教室数は多いものの、体育館が小中学校共同であるという点などは気になります。

また、小中学校で施設は共有するが、あくまで中間一貫校ではないという点が確認されました。

⇒授業時間についても小学校45分、中学校50分で異なり、一貫校ではない。ただ足立区の例も踏まえて小学校と中学校の交流の大切さ、第二校舎が分かれるという点においてメリットやデメリットを学校長会と共に洗い出しを行っている。

晴海図書館は、晴海四丁目に設置される特別出張所(令和6年4月開設予定)の建物内に出来る図書館になります。

出張所から気軽に寄れるように、また、晴海フラッグ等の開設に合わせて乳幼児から高校生まで、居場所となれるように蔵書の充実、グループ学習室の整備などを予定しているとのことです。

築地あかつき公園で4年ぶりの中央区雪まつり開催!!

こんにちは!!中央区議会議員の高橋元気です。

昨日は東京も雪が降りましたが如何お過ごしでしたでしょうか?

本日、4年ぶりとなる第22回中央区雪まつりが無事開催されました!!

中央区雪まつりは2年に1回開催予定で、200トンの雪を友好都市である山形県東根町より輸送してきて開催されます!!

築地のあかつき公園にドーンと雪が盛られ、更に大きな滑り台、抽選で入場が出来るソリ、スノーキックボード、バイクエリアも設けられました!!

私も行ってきました!!!

晴れて本当に良かったです!!!

かなりの混雑具合でもありましたが、もしかしたら初めて触るかもしれない雪遊びで子ども達もキャッキャしてました!

残念ながらソリエリアの倍率はかなり高かったようで、抽選に外れた、という方のお声をかなり聞きました。

一組の時間を調整するなどして来年は枠の拡大などを期待します。

東根名物のいも煮汁や玉こんにゃく、おしるこなどを提供して貰える味コーナーは大行列!!でもとても美味しそうでした。

私も端っこの方で街頭区政相談会として区政レポート配りなどして立ってました!大変お騒がせしました。

築地やあかつき公園方面は普段行ってなかったので、多くのフォロワーさんや知り合いにお声がけ頂きました!!

ありがとうございました!m(__)m
何かございましたらいつでもご連絡ください!!

そして偶然、とある方が前から歩いてきたので、なんとなく写真撮ってもらいました(一応モザイク)

※特に他意はありません

設営、イベント準備に動いて頂いた職員の皆様、町会、青少年対策地区委員会、PTAの皆様、ありがとうございました!!

明日も行けたら行きたいと思います!!

【企画総務員会】HPのリニューアル!子育てに関する電子申請手続き開始について

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

さて、昨日は企画総務委員会が開催されました。

私からはまず中央区基本計画2023の策定について

Q.中央区におけるパブリックコメントの位置づけについて、今回提出人数が19人との事であったが、やはり少ないと感じる。どのように周知し、改善点は?また、提出方法の割合は?

A.前回(2018)より提出人数は増えている。HPからが13名、メールが2名、窓口が3名、郵送が1名。今回はSNSを通じて広く募集したため、HPからの応募が多くなった。今後更なる周知拡大に力を入れる。



Q.中央区基本計画内のKPIについて、基本計画の進捗状況をKPIで追う事自体は良いが、事業を進めた上でKPI設定を修正する必要も出てくるのではないか、10年間KPIを変えないではなく柔軟な対応を行うべきでは?

A.基本計画の進捗状況を測るため、今回設定したKPIは原則変更せず、PJ遂行と共に新たな指標が出てきた場合は別で集計する、追加するなどの対応を検討する。

Q.都区財政調整の再調整状況について、中央区の財政における影響は?また増収分をどのように活かしていくか

A.これから各区の配分などが決定するが、現在のところ推定44億円程度上振れる見通し。来年度の施策への充当や基金積み立て、また基金取り崩しの中止などに充当する。

Q.今回マイナポータルにより、認可保育園への利用申込含めて27手続きがオンライン申請可能となるとのことだが、全体的に区において申請手続きは幾つあり、電子申請に対応が可能な手続きは幾つあり、結果今後いつまでに電子申請に対応するのか?

A.システム課で各課にヒアリングを行い、行政手続きの棚卸を実施、電子化可能な手続きをこれから洗い出す


【HPのリニューアルについて】

Q.今回の改定経緯と進め方について。委託事業者の名称と選定理由、また事業者とどのように打ち合わせを行ったか。区民に事前にβテストをお願いするという手法もある、区民の意見をどのように反映したのか。

A.プロポーザル形式で事業者を選定し、6社から応募があった。HPの作りこみや昨日、経費をプレゼンして貰った結果、港区のグローバルデザイン社に決定した。

9年ぶりの更新となり、デザインはスッキリとした。レスポンシブルデザインでスマホ、タブレットからの視聴に特化している。また、区民が使いやすいようにタグをカスタマイズ出来るようにした。求めている機能を事業者と打ち合わせ、区の中で若い職員が主体となり、HPの作り方のトレンドや寄せられた意見を総合的に取り入れた。



Q.今回、区民の方からHPのデザインについてSNSを中心としたアンケートを実施した。

フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: 利用環境。回答数: 14 件の回答。

フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: 公式ホームページの見やすさ。回答数: 14 件の回答。

フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: 知りたい情報の見つかりやすさ。回答数: 14 件の回答。

フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: ホームページ内の情報をどのように探しますか?(複数選択可)。回答数: 14 件の回答。

フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: ホームページで良く利用する情報、または充実してほしい情報はどのようなことですか?(複数選択可)。回答数: 14 件の回答。

アンケートによると8割以上の方はスマホで視聴されている。また、7割以上の方が見やすくなったと回答しています。

知りたい情報の見つけやすさについては、7割の方が見つけやすいと答えた一方、3割の方が見つけにくいとのご意見も。情報の検索方法は、タブを使う他、GoogleやYahooの検索画面から直接飛んでくる場合が多い。

良く見るページは、暮らしや手続き、子育て・教育が最も多かった。

一方で下記のような改善点に対する意見もあった。

①トップにいきなりお役立ちリンクは違和感がある。 区役所で対応するメニューの一覧を載せる方が良いのではないか。右上のメニューから表示されるページの方がトップページとして適切に思う。

②お役立ちリンクにある”For foreigner”という表現は非常に差別的。区の情報を伝える場所で日本人かそうでないかを区別する必要はない。

③スマホ表示でトップページのタブに、なぜか子育て、高齢者、イベントのリンクが隠れてしまっているタブのメニューは、慣れていない人も探しやすくわかりやすい位置に大きく表示してほしい。

④トップページはまずはメインメニューが表示されるべき。ローテーションバナーではなく、別にした方が良い。

⑤中央区を知る、は評判がいい

⑥言語設定のタブ、閲覧支援SUPPORTでは、言語設定のボタンであるという意味が伝わりにくいため、LANGUAGEに変えた方がいい

本件のようなアンケートは是非区が主体となってやって欲しいが、具体的に改善点を伝えたい場合はどこに連絡すればよいか?

A.広報課に電話を頂くか、区長の手紙という方法もある。直ちに改善出来るものは別として大きく作り変える場合は、今後の検討材料とさせて頂くこともある。



Q.最後に全般的に、中央区はLINEやTwitterなど、情報配信のシステム整備は整ってきたが、区民が情報を受け取ってからの手続き、申請までが完了出来て始めて双方向的な姿となる。

例えばLINEでイベント情報が送られるのであれば、LINEからそのイベントに参加申込が出来るとか、保育施設などの予約が出来るとか、スマホ一つで来庁する必要なく完了出来るべきである。区の見解は?

A.何度も回答しているが、区はSNSはあくまでHPの補完的なツールとして考えている。便利という声もあるかもしれないが、SNSに個人情報を入力するとなると個人情報の問題もあるため、今はHPに飛んでもらうことを考えている。

⇒まずは便利である、という点が大切である。個人情報については、そもそもSNSが個人情報を収集するのではなく、セキュリティが確保されたフォームに飛ばせば良いし、数多くの自治体がLINE等SNSからの申請申込を導入しているが、情報漏洩事件は発生していない。区の方針は変えた方がいい。今の時代はSNSの双方向性を有効に活用する、という意識を持つべきである。


本日は以上です!!!

令和5年度中央区予算案が発表!公立小中給食費無償化、子ども医療費助成拡大など

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

昨日、中央区は令和5年度予算案を発表しました!

https://www.city.chuo.lg.jp/a0003/kusei/kouhoukouchou/press/230207.html

https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/setumeisiryou.pdf
https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/setumeisiryou.pdf
https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/setumeisiryou.pdf
https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/setumeisiryou.pdf

注目はやはり学校給食費・保育所等副食費の無償化子ども医療費助成拡大となります。

これまでどちらも一般質問や委員会にて取り上げてきましたので、嬉しい限りです。また、会派として他にも様々な意見が反映されている印象を受け、個人的には評価しております。

さて、一つ一つダイジェストで見ていきます。

https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/gaiyou.pdf
https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/gaiyou.pdf

一般会計の予算規模は1483億9,376万 4千円で前年度比18.9%増(1,248億 1,836万 3千円)の過去最大規模となりました。

注目すべきは歳入の伸びです。

特に区民税は10.0%増341億円、約31億円伸びています。

これまで特別区民税は人口増加を背景に毎年20億円前後伸び続けてきましたが、最大規模の伸びです。

そして都区財政調整制度による特別区交付金も前年度比16.8%増230億円を見込んでおり、33億円伸びています。

1年間で税収入が純粋に66億円増えているという財政状況となります。

https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/gaiyou.pdf

歳出につきましては、主な施策を紹介していきます。

https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/gaiyou.pdf

民間指定喫煙所の整備支援は私も力を入れるべきと主張してきたので、非常に良いニュースです。

https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/gaiyou.pdf

帯状疱疹ワクチン任意予防接種の一部助成特定不妊治療医療費(先進医療分)の一部助成につきましても、会派としてこれまで取り上げてきた事項です。

https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/gaiyou.pdf

保育定員の拡大は続けていくとして、地域差年齢差による待機状況については引き続き注視していくべきでしょう。

https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/gaiyou.pdf

そして学校給食費および保育所等副食費を無償化します。

所得制限や年齢による制限はありません。

https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/gaiyou.pdf

先日一方を届けた子ども医療費助成の高校生までの拡大もこちらに含まれます。また、個人的に嬉しいのは養育費確保支援事業、但し、よく見ると未払いで困っている方への立替や代理徴収までは含まれていません、この点は追及すべきですね。

https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/gaiyou.pdf

民間学童クラブの誘致につきましては、1事業者3クラブ(最大120名)と方針が拡大されました。

昨年の一般質問で、いや1年間に40人ずつの拡大では間に合わないです、と取り上げたばかりでしたので、本件も良い変更です。

https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/gaiyou.pdf

生理用品の無償配布も議会でよく取り上げられていたので、如何に議会の場で取り上げることが大切か、分かります。

https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/gaiyou.pdf

リサイクルハウスかざぐるまのWEB対応も昨年私が取り上げていました

中央エコアクト関連の取り組みとして、専用アプリによるポイント付与と、ポイントの買物券等との交換制度が始まります。

アプリによる住民のまちおこしや環境問題への取り組みや地域通貨(ポイント)の活用と商品との交換も私が理想としてきた姿です。

https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/gaiyou.pdf

水上交通活性化については、明確に中央区における舟運ルートの検討が明記されました。また、水の都プロジェクトも気になります。

https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/gaiyou.pdf

来年度も区内共通買物券の発行事業は継続されますが、電子買物券への対応がないという点と、キャッシュレス決済ポイント還元事業が削除された、という点は大きな問題です。

この点確認したところ、そもそもこの2年間の取り組みがコロナ禍の中でのイレギュラー対応だったとの返答がありました。

区民の方から望まれている施策を削る(しかもほぼ国の補助金)という方針は、批判します。

https://www.city.chuo.lg.jp/documents/13779/gaiyou.pdf

一時預かり保育料などの納付手段拡大キャッシュレス決済の導入窓口拡大は良いとは思いますが、そもそも早期に行政手続きの電子申請対応率を100%に近づけるべきです。

行政手続きの棚卸電子化の可否とスケジュール感を詰めれば私の民間感覚では少なくとも3年で全電子化対応を実現出来ます。




などなど、残りの施策も是非リンクから確認をお願いします。

具体的にこれから議会で予算審議が始まります。

皆様からも是非ご意見を頂ければ幸いです。



総じて、多くの政策が反映された点は評価しています。

ただ、まだまだ足りません。

議会で取り上げることの大切さ、というものが良く分かりますし、議会や議員の意見を採用しようとする中央区の姿勢は感じられますので、


あとは議員が如何に区民の意見を吸い上げ、仕事をするかです。

何もしない議員は無駄なわけです。



本予算案を受けて、私もこれから選挙公約をまとめ、3月を目途に発表します。

前から公言していますが、

議員にとって最も大切であり区民とお約束すべきなのは政策であり、公約です。

私は、財源期限を明記した、具体的なマニフェスト(政策公約集)を作成します。

もう大体まとまっているのですが、たぶんどの区長候補よりも具体的であると思います。(出馬を予定しているのは区議会議員選挙ですが)

またここら辺は改めて発表します。

それでは!!

週末は10時間街頭相談会!沢山のご相談を頂きました!定期開催します!

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

昨日は告知していました通り、勝どき駅で10時間街頭相談会(ひとり太陽のマルシェ)を開催しました!!

ということで11時からスタート!!

4年前は朝5時から深夜11時まで立ち続ける始発終電20時間街頭も実施していたのですが、さすがにこの時期にやると風邪を引きそうだったので、ハーフの10時間から!

企画の趣旨を説明しますと、

まずは第一に、区民の皆様とゆっくりお話しし、区政に関してご相談を頂く機会を設けるということ。土日の昼間を中心に開催することで、多くの方とお話したいと思っています。また、同時に区民アンケート調査を実施し、区民の方々からのご意見を賜りたいと思います。また、今週から委員会や本会議、来年度の予算審議が始まります。区民の方々のご意見を反映していくため、様々なご相談を頂きたいと思っています。

次に、もちろん選挙前ですので宣伝目的という点もあります。新しい区政報告レポートをお配りすると共に、ずっと駅前にいることで、注目もして貰えます。

最後に、やはり政治家は体力精神力(覚悟)を示す必要があるということ。

政治家は常に動き回り、頭を働かせる必要があります。様々な事情があるとは思いますが、体力的に例えば議会中に寝てしまうとか、或いは十分に仕事が出来ない状態なのであれば、政治家は身を引くべきだと思っていますし、どんな仕事をするにあたっても体力は最低条件であると思っています。また、精神力ストレス耐性ももちろん必要です。常に周囲から批判を受けてもしっかりと受け止め冷静に議論をする精神力が求められます。また、ただでさえ人間関係含めてストレスが多い業界であるとも思っており、精神的に病んでしまった議員を何人も見てきました。

人並外れた体力と精神力を有すると共に、どんなにきつくてもやり遂げるという覚悟を示さなければ、自分は必ず議員になり、政策を実現するという意思を有権者も感じ取れないでしょう。

また、選挙戦の本番は長丁場であり、毎日朝6時から深夜0時くらいまで、駅や様々な場所で活動をし続けます。

候補者本人としては、本番で全力を出し切るため、本番を想定した体力づくりをしておく必要もあります。

ということでスタート!!


2時間が経過しても、普段街頭活動を毎日続けているので、全然平気です。

ひたすらチラシを配っていますが、既に沢山の方からTwitter見てます、応援してます!の声や、区政相談を頂くことが出来ました。

例えば、小学校やプレディに関して、或いはTwitterの議論を見て町会・自治会の今後についてなど。

流石に5時間くらいたつと、主に腰が痛くなり始めます笑

常にお辞儀をしてからチラシを渡すので、選挙が終わる頃には背筋がバキバキの状態になります。

また、フォロワーさんやお知り合いから差し入れを貰いました!

お茶やコーヒーを頂いたり、ホッカイロや、肉まんや晩御飯も差し入れ頂きましたm(__)m

本当に嬉しいです!!

時に30分以上話し込んだり、区政相談や雑談も20組ほどの方から頂き、意見交換も弾みました。

Tweetを見てわざわざ遠方から駆けつけてくれた方や、2回も来てくれた方など、本当に感謝です。。。

19時くらいになると、土日は急に人足がなくなりますが、逆に1人1人にチラシを受け取ってもらえる確率は上がります

あと2時間と考えると割と早いものです。

ちなみにトイレ以外、10時間で一歩もこの場から動いてませんし、休んでません。

ただ足や腰も疲れてきており、フットワークの軽いチラシ配りが段々出来なくなりますが、ここは根性で体力を絞り出す!!

という事で無事21時を回って10時間完走!!

最終的に30組以上の方にお声がけを頂き、区民アンケートにもご記載を頂きました!!

都立住宅に関する話や、再開発、BRT、公園の遊具、保育園、ペット防災に関するご相談や意見交換など、多くの区政に関する問題点を整理出来ました。

これを機会にゆっくりとお話が出来た方も多く、やってよかったと思います。

頂いたご相談を早速、区と調整し、改善に向けて進めていきたいと思います!

歩道や公園遊具の改修、保全などすぐに目に付く問題点でも構いません。何でもいつでもご相談ください!!

皆様本当にありがとうございました!!

また沢山の方と知り合えて、時に差し入れも頂き、お話が出来て本当に嬉しかったです。


最後の企画趣旨として言えるのが、このような街頭活動をやる度にどんどんまちが好きになる、ということです。

優しくしてくれる方や、仲良くして頂ける方、時に厳しいご意見を頂ける方、全ての方のお陰で、どんどん中央区が好きになります

それが一番の理由になってるかもしれません。

仕事のやる気が更に高まるものです。

もう少し暖かくなってきたら、ガンガンやっていきたいと思います。

これから定期的に各地で同様の街頭区政相談会を開催したいと思います!!

ありがとうございました!!!

拾えなかった声を拾う!市民参加型オンラインプラットフォームで全員参加型のまちづくりを!

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

1月の始めにニュースとなった、鎌倉市が進める市民参加型の合意形成プラットフォームについて、早速仲の良い藤本あさこ鎌倉市議にコンタクトを取り、鎌倉市役所の担当の方および事業者の方にお時間を頂けることとなりました。

良い機会でしたので、全国の地方議員に向けて参加を呼び掛けたところ、現地とオンライン併せて20名ほどにご参加頂きました。

鎌倉市は松尾市長の下、スマートシティ構想を掲げます。その中で市民、団体等が積極的にまちづくりに参画する仕組みを核に設定しました。

これは後から聞いたのですが(担当課の方が言ったわけではない)鎌倉市というのは元来住民の意識が高く、どちらかというと市民と行政および議会が対立関係に立つことが多く、住民訴訟も多く提起がされているという土壌もあり、出来る限り多くの市民参加を促す新たな仕組みが望まれていました。

(この点、町会自治会と行政(議会)がズブズブな中央区とは事情が違うなとも思いました)

オンラインプラットフォームで議論が出来るようになると、それこそ町会・自治会を始め居住年数や年齢等に捉われない幅広い意見を集めることが出来ます。

また、対面では意見が言いづらい方も匿名により意見を発信出来ます。

議論の経過を可視化することで、政策形成過程の透明性を高め、住民の納得感を促せるだけでなく、公平性も担保しています。

また、既存のワークショップや市民対話を辞めるわけではなく、オンラインプラットフォームを選択肢の一つとして新たに加えることにより、既存の対面での対話に加えて時間や場所に制約のない意見募集システムを整備することが目的でした。

そこで複数の事業者から選定したところ、採用されたのが、株式会社リキタスLiqlidでした。

これまでの中央区のやり方に置き換えると、

中央区はパブリックコメントまちづくり協議会の場などで区民から意見募集を行いますが、それは計画の最終段階に行われることが多いと思います。

まちづくり協議会も、町会・自治会や関係団体の方々を中心に行われ、一般市民は質問することが出来ません。

ほっとプラザはるみのリニューアルなども同じです、決まった計画案んが出され、それに対して意見をください、というとりあえず形式だけプロセスを経たよ、というだけの意見募集が行われます。

鎌倉市の活用方法では、

まず、街の課題の洗い出しから始まり、アイデアを区民の方々と職員が一緒に考え、政策・予算を伴った計画化の段階から共創します。

既に策定したものに意見を求めるのではなく、最初から計画に意見を反映させることで納得感のある政策を立案すること、

それが大切な変化であり、まさにまちづくりのDXであると言えます。

もちろんスピーディーな区政運営のためには全ての計画をこのやり方でやる時間はありませんので、特に区民の生活を左右する政策、開発計画などにこの手法を取り入れる、というやり方となると思います。

鎌倉市においてもまだテスト段階であり、一部地域において試験運用を開始したようです。

今後、予算化を含めたプロセスに移行するとのこと。

例えば対象地域では、住民の移動に関して課題があり、車に依存した移動が多く、自転車や歩く際の課題の洗い出しなどを実施しています。

広報については、タウンニュースで告知をするほか、地域のFM放送、地域限定でのYOUTUBEターゲッティング広告やSNS広報という手段を使い、約350名ほどが参加されたとのことです。

私からの質問で、特に重要と思っていたのが、この取り組みは素晴らしい取り組みであり、市民が意見を行政へ届ける選択肢が一つ増えることは大きい。一方で、行政職員の観点からすると、それだけ仕事が増えることでもあり、職員のやる気がなければうまくいかない。中央区で進まない原因もまさにそこで、今の区長の手紙やパブコメ以上のことをやりたがらない(やる必要がないと思っている)という点が一番の問題点です。

鎌倉市においては、まずトップの判断があった。松尾市長が共生社会を共創するためにスマートシティの実現の音頭を取り、オンラインプラットフォームは欠かせないということで専用の組織が出来た。結局はトップの方針次第であるが、他の自治体でもこういうことをやっている、海外でもやっているという事例を広めていくしかない。

これはまさに共感です。やはり行政においては首長の方向性が最も大切であり、こればかりは自治体の担当課が下から提案して独自で取り入れるのは難しい気もしています。


特に、中央区はこれまでの経験からも、町会・自治会=住民の意見であり、中央区は町会・自治会を重点的に支援していく

という方針はいつまで経っても変わりません。

これは前々から私も発言していますが、町会・自治会は地元の防犯防災組織・お祭り組織としても欠かせない一方で、

意見集約組織としての機能は限界を迎えています。

これは私の就任当初から繰り返し言ってきました。

しかしながら、中央区は日本橋地域を中心に、自民党議員が町会長を務めている、など町会組織とズブズブです。

また、区が予算化した上で町会長個人宛にカタログギフトを毎年贈呈しているなど、会に贈るならまだしも会長個人宛はおかしい、と委員会の場で主張する度に自民党議員に怒鳴られてきました

まさに中央区の闇であると思っています。

結果、昨年話題になった、高齢者向け共通買物券の支給、といった政策に繋がります。

先日はTwitter上でこのような議論も行われました!

多くの新住民が町会・自治会に参加をしていない状態になった現在においては、今後の町会の在り方について、積極的に区民の方々を含めてオープンな議論をすべきであると思っています。

私ももちろん町会・自治会を無くすべきであるとは思っていません。

ただ、どうしても議員含めて一部の方による閉鎖的な組織となってしまっているという課題を解決していきたいと思っています。

その一つの選択肢として、オンラインプラットフォームによる共創や住民間のコミュニケーションに期待しています。

町会・自治会の会合をオンラインでも傍聴出来るようにすると共に、誰でも意見交換出来るようにしたとして、誰が困るのでしょうか。

中央区においても、この市民参加型オンラインプラットフォームの導入を提言すると共に、私の公約にも致します。

ちなみにですが、鎌倉市のこのオンラインプラットフォーム導入予算は260万円です。

260万円!?

カタログギフト配る予算で出来るだろ・・・と思う次第です。

ご意見をお待ちしています。



勉強会を企画して頂いた、

鎌倉市の共生共創部の皆様、Liquitusの皆様、藤本あさこ鎌倉市議、参加者の皆様、貴重なお時間をありがとうございました!!

それでは!!!

あたらしい中央区を!