【決算】企画総務費~LINEのセグメント配信、防災マップアプリについて

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

企画総務費から、

Q.庁内ネットワークの再構成状況は?

A.今年度中に庁内全箇所で無線LANを使えるようにする。全社員がテレワークを自宅で行えるようにネットワークを整備、端末の交換を行っている。

Q.テレワークにおいては情報セキュリティ上の懸念は?

A.庁外からアクセスした場合、データをパソコン側には持っていかない仕組みとしている。画面のみを表示させるといったような工夫をしまして、庁外から利用した場合、手元のパソコンには一切データ等が入らない、残らない形を取ることによって、例えば万一パソコンを紛失した場合でも、その中にデータが残ることがないような仕組みをそろえることによりまして、セキュリティの確保をしている。



Q.続いてLINEのセグメント配信における効果は?

A.LINEのセグメント配信につきましては、本年7月からということで、まず友だちの登録者数というところでいきますと、30%ぐらい増加しているところでございます。配信数に関しましても、運用開始からの配信数でいきますと、令和3年度月10件程度の配信数だったものが、セグメント配信を始めてから7月34件、8月74件ということで配信数増加というふうになっております。友だちの増加数につきましては、昨年の同時期、9月と比べての増加というところで、3,000人ほどの増加でございます。

 今、申しました配信数の部分でございますけれども、庁内的に配信に関する意識が高まっているといいますか、いろいろなイベントですとか、お知らせするに当たりまして、各課からの依頼も増えているところで、そういった高まりがあるというふうに捉えております。



Q.LINEに関しては道路破損の通報制度など、双方向的な取組みを今後追加していくべきであると考えるが検討状況は?

A.例えば、道路の損傷に関しての通報とかといった部分を取り入れている自治体もあるというところは認識してございます。そういった御意見、御要望に関しましては、区長への手紙ですとか、あとは日常的にお電話、メールなどでいただいていて、迅速に対応しているところでございまして、現在のところ、そういった拡大というところは、具体的には予定していないところでございます。ただ、ほかの自治体などでも様々新しい機能を活用しているところがございますので、そういった部分は引き続き研究はしてまいりたいというふうに考えてございます。



Q.広報活動につきましては、中央区政世論調査の中で、インターネットが61%と伸びている。そして、ツイッターやフェイスブックなどSNSサービスが42.3%と伸びている。一方で、区のホームページが42.6%から31.4%に下がっている。防災マップアプリにつきましても、27.2%から23.2%へと下がっている。

 防災マップアプリを私も入れておりますけれども、そもそもアプリは使われないと自動的にアンインストールされるというか、携帯の容量が少ないと、使っていないアプリは自動的にどんどん消えてしまうんです。もちろん、防災マップアプリは災害発生時に核となるツールであるということは理解しておりますが、日常的に何かプッシュ通知があったりとか、あるいはこのアプリがあるからこそ助かるとか、便利だと思えるような要素がないと、だんだんと衰退してしまうというか、勝手にアンインストールされてしまうと思っています。

 防災マップアプリにつきまして、最近、プッシュ通知だとか、配信だとか、あるいは台風が来たときに情報を流したとか、今の防災マップアプリの状況について教えていただければと思います。



A.防災マップアプリについては、災害時はもとより、平常時も活用していただきたいアプリとして、こちらで配信をしているところです。

 まず、平常時としましては、災害情報ということで、災害が発生したときにはプッシュ型で通知が行えるようになっていまして、それにちゃんと気づいていただけるようにバッジがきちんと表示されるように改修をしながら、通知を随時行っているところです。例えば、今回、総合防災訓練を実施しますということで通知させていただいたり、コロナにおける災害時の避難行動や、民間事業者向けの防災アドバイザーの派遣事業、台風に関するお知らせというような配信もさせていただいているところです。こちらは一部、ほかの情報発信ツールと連携を図って自動的に発信するような形で、重層的に利用できるように考えております。また、それ以外にも、交通機関とか電気、ライフラインの停止の状況とかであったり、そういった状況も配信しているところです。また、やはり安否確認方法の確保は事前の備えには重要ですので、安否確認も、こちらをクリックしていただいて利用できるような形でやっています。あとは、クイズなどもやって、少しでも防災に興味を持っていただきたいというようなところも考えているところでございます。

 区としては、これは防災というところにおいては非常に大事なツールだと思っておりますので、これから、より情報の発信であったりとか、より興味を持っていただけるような形で様々検討してまいりたいと考えております。

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