【予算】中央区ふるさと納税制度の拡大について

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

前回に引き続き令和4年度中央区予算の歳入部門について、

これまで中央区は返礼品に頼らない方針を取り、ふるさと中央区応援寄付制度を実施してきました。

https://www.city.chuo.lg.jp/smph/kurasi/zeikin/furusatonozei_chuocity/chuuoukubanfurusatonouzei.html

但し、本区として国のふるさと納税制度により区外へ流出する金額は、令和5年度で-27億円を試算しています。

区外にいる方からも、選挙区的に中央区を応援してくれるような制度が求められていました。

令和4年度予算において、新たな返礼品の試みとして

・区内まち歩きツアー

・中央区推奨土産品

が追加されます。

また、ポータルサイトを活用してクレカなどから迅速に納付出来るようになります。

Q.方針を変更し、返礼品を追加した経緯は?

A.これまで特に返礼品に頼らない方針であったが、コロナ禍における飲食・観光、宿泊業界を支えていくためにふるさと納税制度を活用出来ないかを考えた。まち歩きツアーという体験を通じてまちににぎわいや活気を取り戻したい。寄付金を得るために返礼品に頼るというわけではなく、地域振興の目的である。

今回のツアーでは、中央区以外の方に来てもらうため、行きたい場所を自分である程度選べるようなツアーを企画出来る

また、国全体の返礼品競争に対応するため、総務省は基準を厳格化した。つまりは区域内で原産、製造、加工しているものでなくてはならず、中央区に本店だけあっても認められない。そのため、土産品などは基準にあったものに限定される。

Q.例えば歌舞伎座などの舞台に出演出来たり、中央区ならではの注目を集めるツアーは選べないか?

A.舞台出演までは厳しいかもしれないが、例えばバックステージツアーなどは出来るかもしれない

Q.これまでふるさと納税制度を活用されてきた人数は?

A.令和3年度で31276人、令和2年度で約24000人であった

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