こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。
本日はコロナ対策特別委員会での議論の最新状況をお伝えします。
◆区内のワクチン接種状況について
中央区は9/12時点で2回接種完了は55.3%
国からは供給されるワクチンの量は充分ではないが、職域接種や大規模接種センターでも接種が進んでいたという印象。
世代間の接種率では1回目が完了しているのは
50代で72.8%、40代で68.6% 、30代で59% 、10代20代で約50%で推移している。
他区では若年層の割合が低いとされているが、本区では概ね1回目の接種は進んでいる。国の想定ペースで進んでいる。
⇒職域接種や大規模接種について、接種者のデータ管理はどのように行っているか?
VRSという接種記録システムに登録する。職域接種、大規模接種の記録が中央区に反映される。タイムラグは実施主体によって生じる。実施主体が責任もって接種記録に入れるという状況のため、個別医療機関については接種後時間を空けずに登録してくださいと区から通知している。職域接種等は国や都から通知している。
◆渋谷の若者接種会場の騒動と、本区への活かしについて
渋谷の若者接種会場、色々な報道あったが、問題点は予約方法にあったのでは。若年層への接種を進めるためには素晴らしい取り組みであったがやり方として、予約なしで受けれるようにした点、また急に予約方法を変更したりと行政側のやり方で混乱してしまった。本区は予約状況や時期をシステムで示すことによって安心して予約できる。大きな混乱はこれまでなかった。
◆ワクチン副反応における正しい情報の周知について
どのような副反応があるのか、国と協力して正しい情報を広めていくように努める。正しいと言えない情報も報道やSNSで広まりやすいが、正しい情報を区報やHPを活用して広めていきたい。
◆妊婦の方や受験生への優先接種について
妊娠されている方あるいは配偶者等に対する優先接種を8/30~9/10の 期間に450名程度の予約枠で募集したところ、140名が利用した。
受験生への優先接種については、区の集団接種会場、個別医療機関ともに、現時点では予約に空きがある状況である。
今後も予約が取りやすい状況であると思われるので、敢えて優先枠を設ける意味合いは薄れてくるだろうと考えている。
◆築地の酸素ステーション、抗体カクテルの投与について
現在東京都で開設準備、近日中に開設したいと聞いている。
◆ワクチンパスポート、中央区は郵送のみ、電子申請の実施について
ワクチンパスポートの発行については7/26からスタートしたが、原則窓口交付、郵送交付であり8/25から原則郵送送付とした。件数的には落ち着いてきた。お急ぎの人には窓口申請の道を残している。
今後電子申請等の活用については、国が新たなワクチン接種証明書や活用方法を検討しているとの事なので、その中で検討していく。
接種記録のタイムラグによってはパスポート発行への支障はあるが、これまでにそのようなケースはないと聞いている。あった場合は医療機関に確認する。
◆自宅療養者への支援体制について
自宅療養者の数は現時点で63件(9/12時点)8末には300件だったが感染者の7割近くが自宅療養であった。療養期間は10日でターンアウトしていくので、これから順次下がっていくと思われる。
7末には入院したくても出来ない状況だったが、常に医療が不足している状況ではない。流行期と流行期の間であっても、病院やホテル、本当に必要な方は入院してもらう。
自宅療養者への医療機関の支援については在宅医療支援に向けて医師会で調整中。通常診療の責務と並立してどこまでやれるかを調整している
また、区のHPについて、ワクチン接種については専用ページで分かりやすいのですが、
現在の区内の感染状況(特に学校での感染状況など)が非常に分かりづらいという声が多かったため、改善を依頼しました。
https://www.city.chuo.lg.jp/kenko/hokenzyo/kansen/covid19_kansensya/index.html
トップページに掲載されておらず、かなり探し回らないと出てきません。これでは隠したいと思われても仕方ありませんね・・・
一方で例えば台東区のHPなどは非常に分かりやすいです
https://www.city.taito.lg.jp/kusei/info/corona/kuyusisetu/20210915.html
細かいところですが、こういうところです。
それではまた!!