こんにちは!!
少し遅くなりましたが、委員として所属する区民文教委員会の報告になります。
中央区は通常、委員会の議事録が公開されるまで約3カ月かかります。(遅い・・・)
そのため、公式な議事録は追ってリンクさせて頂きますが、取り急ぎ私の質疑内容のダイジェスト報告です。
今回、提出された報告事項は以下の7点
https://www.kugikai.city.chuo.lg.jp/calendar/r02/bunkyo_20200910.html
これらの報告事項および区民行政、教育行政全般に対する質問として以下の点の答弁を行いました。重要な点をダイジェストでお伝えします。
①区民施設の指定管理者評価について
・各施設のコロナ対策状況まで評価されたものか?
⇒評価は3月に実施したものであり、一部評価内容に含まれているものの、コロナ対策として評価したものではない。
・浜町体育館の予約オンライン化または郵送事前受付が出来るようにしてほしい
⇒会議室も同時に取る人がいるなどフレキシブルな対応を求められるため、オンラインシステム構築には時間が必要
②中央区観光施策について
・水の都を打ち出す船運による観光ツアーを強化して欲しい
⇒3/28にやったが、それ以降コロナ影響により中止。力を入れていきたい
・デリバリーテイクアウトin中央区の登録状況は?
⇒現在38件、営業活動に努める
③人権教育の推進について
・令和2年度の振り返りによると、人権教育の推進については「いじめ防止」「児童虐待」「インターネット人権侵害」にしか触れていない。LGBT(性的指向・性自認)に関する教育についても積極的に取り組んで欲しい。思春期の段階、学生時代に自己の性的指向に気が付くことが多いため。
⇒子供たちの発達段階でどのような人権教育が必要かどうかは、その実態を確認した上で、小学生の段階、中学生の段階など段階毎に検討していく
・それでは本区はLGBT教育については、どの段階から必要であると考えているのか
⇒まずは実態の確認が必要であり、現在そのような相談は教育委員会に届いていないため、本区においては現時点で必要であるとは認識していない
・まず、本区が積極的に実態把握の調査を行っている認識はない。また、実態が確認出来ないと言うが、そもそも性的指向・性自認に関して子供たちが自発的に相談をすると思っているのか。前提として、相談をしやすい専用窓口を設けることも必要だが、実態ありきで考える問題ではない点を指摘する
・道徳教育の推進については、発達段階において正面から性教育や恋愛に関する教育に向き合うべきではないか。マッチングアプリによる出会いも普通になってきてはいるが、こういう場面には気をつけなさい、恋愛、結婚、出産とはどういうものかを早めに教えるべきでは
⇒保健体育の授業、またはインターネットリテラシー教育でカバーできていると考える
④区立学校のコロナ対応について
・先日区立小学校の児童へのコロナ感染が公表されたが、本区では3日間の休校措置をとったケースと6日間の休校措置をとったケースがあった。科学的根拠・判断基準は何か?
⇒消毒にかかる日数を2日とし、国立感染症が発表している72時間でウィルスが死滅するという根拠から念のため3日間の休校措置をとっている。土日を挟んだ場合、保健所の確認が遅れるため、土日を入れると3日以上になるケースもある。
⑤ICT教育について
・現在中学生に貸し出しているタブレット端末は7末の契約終了後に一旦返却するのか?
⇒返却となる
・スタディサプリの7月末までの登録率および生徒の感想は?
⇒82.6%、生徒の感想までは把握していない
まず、LGBT教育について、子供たちから相談がないため検討していないという答弁は大変疑問に残ります。
特に日本は発達段階から、人権教育、多様性を教える教育が遅れていると感じます。今後、中央区パートナーシップ制度の制定に向け、本会派も一般質問で区に対して求めていく予定ですが、まずは教育が大切です。
スタディサプリおよびタブレット端末はコロナ禍の中で暫定的に支給された契約によるものであると認識していますが、一方で、保護者からはとりあえず登録してくれ、と言われたという声や、登録しなかったという家庭もいました。
また、本当に82.6%の家庭が活用していたのであれば、子供たちの学習履歴(スタディログ)は重要であり、AIによる個別最適化学習に活用出来るわけで、それを一旦白紙にして、また新たなアプリを検討する必要性はあるのでしょうか。
今後、1人1台のタブレット端末が支給されると同時に、どのソフトウェアを活用するか、という議論になります。その議論を是非現場教員、子供たちを交えた上で決定して欲しいものです。
ということで、持ち時間をギリギリまでフル活用した答弁となりました!!!次回も全力を出したいと思います。
結構意気込んでいた理由の一つとしては、この日、学生インターン生が委員会を傍聴してくれる予定であったこともあります。
大人として、議員として、恥ずかしい仕事は出来ない
そしてインターン生の感想がこちら!
今回の区民文教委員会では
中央区での不登校生徒への対応、区民館等でのコロナ対応、コロナ感染者が出た際の学校の対応、マイノリティーへの調査や実態についての質疑応答を拝聴させて頂きました。
調査や対応の難しさを痛感した上で、アプローチの仕方には様々な議論の余地があること、或いはセンシティブな内容に対して配慮をしつつ、
人権を尊重した教育を行うために考える人々がいるという視野を広げることが出来たと感じます
また、その重要性や必要としている人が暮らしやすい中央区にするために、
一人一人の発言が受け入れられやすい地盤の構築が少しずつ明るい未来に繋がるのではないかと考えました
終わりに
高橋さんが質問なさる様子は、傍聴に行くことでしかお見受けできない勇姿でした。
貴重な委員会の見学で学んだことを日々の生活の中にも活かしていきたいです
ありがとうございました!
・・・・・真面目!!
さすが我が弟子です。
そして同じインターン生がこの1カ月、インターンとして、
「何故、若者の政治関心度は低いのか?」
というテーマで1カ月活動してきました
何故若者の政治関心度は低いのか?
そして手法として、街頭インタビューや
ネットアンケート調査によって調査、分析してきました
↑まだ受け付けてますので、是非ご協力お願いします!
その集大成として、9/26(土)にオンラインタウンミーティングを開催し、その調査結果をインターン生より発表させて頂きます!!
どなた様もご参加可能ですので、是非タウンミーティングへもご参加をお願いします!!
第11回中央区タウンミーティング~何故若者の政治関心度は低いのか?~
日程:9/26(土)
時間:12:00~13:00
場所:ZOOM開催
内容:・何故若者の政治関心度は低いのか
・その他区政報告
ファシリテーター:高橋元気(中央区議会議員)
申込方法:こちらのイベントページに参加予約をお願いします。
または各種SNS上のメッセージやコメントから参加希望の旨をお伝えください(genkinewparty@gmail.com)
参加費:無料
よろしくお願いします!
それではまた!!!