【11月補正予算】ベビーシッター一時預かり利用支援事業助成の増額・安全性の担保、保育施設等における安全対策支援事業について

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

さて、中央区は11月補正予算案を発表し、本日は企画総務委員会にて審議が行われました。

https://www.city.chuo.lg.jp/documents/14895/r5_11_hosei_press.pdf

補正額は15億4834万7千円、都支出金、国庫支出金、繰越金、繰入金が充当されます。

主な質疑は以下の通り

【子ども医療費助成制度の増額について】

Q.当初の想定を上回ったとの事だが、利用者の実績とその理由は?

A.令和3年度が37万6363人、令和4年度が40万772人、利用者の増加については、コロナ禍においては受診控えがあったところ、コロナが明け利用者が増加したこと、更に5類に引き下がったことにより、検査費や治療費が自己負担となったこと、また感染症の状況がインフルエンザも含めて増えていることが挙げられる。



【ベビーシッター一時預かり利用支援事業制度の増額について】

Q.こちらも当初の想定を上回ったとの事だが、利用者の実績とその理由は?

A.令和3年度が延べ1528件、令和4年度が延べ4135件、四半期毎の申請をお願いしているところ、令和4年度と同時期を比較しても約2倍の申込が来ており、年度末に向かってまとめて申請される傾向があるため今回の補正での増額となった。また、令和4年度から積極的に周知をするようになった点も利用者数の増加につながったのでは。

Q.単純な増額であり、利用対象の拡大はないのか?これまでも要望してきた通り、例えば月12時間縛りを他区や東京都の対象と同様に年間144時間と出来ないか。月によって事情が変わるというご家庭も多い為、更なる利用のし易さ向上も必要ではないか。

A.コロナ禍の中で利用控えもあった中で継続的に使って欲しい施策である、都の補助金が使える事業ではあるが、中央区がまだ支援出来ていないところ足りないところを補完するという意味がある。対象拡大については区民の方からも声を頂いているが、現状で中央区の方針を変える予定はない。

利用者が増えているのはそれだけニーズがあるという事でもある。区民の声が届いているのであれば利用しやすくするように対応するべきではないか。

Q.先日ベビーシッターが絡む事件の報道がされたばかりだが、悪質な事業者やシッターを排除するベビーシッターの安全性はどのように担保しているのか

A.まずベビーシッター一時預かり支援は都の事業であり、事業者は都の認定を受け、所定の研修を受講している。その上で今後東京都も防犯カメラの助成など更なる安全対策を検討すると聞いている。

中央区としては密室は問題と考えているが保育施設と異なり、区に指導権限がないため、利用者に危険を認識して貰い利用する際の注意喚起を周知するよりない。



【保育所等における安全対策支援事業について】

Q.具体的に何に対して助成されるか?

A.置き去り防止機器だけでなく、飛び出し注意の看板やベビーゲート、ベビーセンサー、職員間のトランシーバー、保育の安全という観点からAEDや遊具の修繕など広く今回助成対象を広げている。

Q.対象施設はいくつか?

A.令和6年3月31日までの施設を対象に、認可外保育施設39施設が対象。



会派かがやき中央としては、本補正予算案に賛成を致します。

皆様からもご意見を頂ければ幸いです。

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