【環境建設委員会】晴海緑道公園の自転車通行は中央区公園ルールにより不可、晴海二丁目仮設BRTターミナル都有地の貫通道路継続は困難

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は環境建設委員会、会派からは青木かの議員が出席しました。

その中の質疑には晴海緑道公園の自転車通行について

⇒豊洲ぐるり公園からの回遊性という観点から要望があることは認識しているが、晴海臨海公園は中央区の公園であり、中央区の公園ルールに乗っ取り、乗り入れは出来ない。(東京都は公園内の自転車通行も可としている)

中央区が東京都に対して、公園ルールを併せて貰った。区立の公園については自転車は利用出来ないで統一している。湾岸エリアが連続しているからこそ、晴海緑道公園で乗れたとしても途中で降りてが難しくなる。また、公園テラスだけ自転車通行出来るようになったとしても、そのテラスに行くまでの自転車通行帯が住宅地側に出来ていないのでテラスだけ通行出来ても仕方がない。今後、湾岸エリア全体として交通環境が整備され、自転車通行帯を整備出来るようになれば検討の余地はある。

続いて、晴海2丁目仮設BRTターミナルの移設に伴う、連絡道路の閉鎖について、

こちらは私も区民の皆様からの要望を受けて東京都都市整備局に要望を伝えるなど、委員会でも取り上げてきた事項ですが

現状、都の方針としては暫定ターミナル閉鎖後のターミナル内通行は出来なくなる、理由として、深夜の安全確保、防犯、維持管理、費用がかかるから、なので我慢してねが都の回答でした。

それを受けての区の回答

⇒区民からの要望があることはこれまで認識している。一方で、閉鎖後の維持管理において、防犯上の問題点や費用がかかるという課題もあり、東京都の考え方もある。都有地の活用について区や地元がどういう形で参画して地元の要望を実現できるかを検討している

⇒具体的に地元住民と東京都を交えて検討するための会議体や日程は決まっているか?

⇒現状具体的なところは決まっていない。




晴海緑道公園自転車通行不可の件は、まだ緑道公園については晴海ふ頭公園側においてはターミナルがあるため道路が狭く、自転車通行帯を敷設するスペースがなく、可とすると往来が危ないかなと思っています。ですので、客船ターミナル解体整備完了後改めて自転車通行帯の整備や自転車通行ルールの再検討を考えるべきであると思っています。

一方で、中央区は統一された公園ルールにより自転車通行を禁止しているから、という回答には疑問があります。

なら公園ルールを再検討しては、あるいは公園の特徴毎にルールを切り替えては?と思うところです。

本件は晴海エリア全体の交通環境整備も含めて、再度長期視点で検討すべきかと思います。



また、晴海二丁目仮設BRTターミナル移設に伴う、通路の廃止についてですが、区からは都有地の活用についても地元住民の意見を反映させるべきだと思う、との回答はありましたが、具体的な区としての見解や、次のアクションに関する具体策はなく、お茶を濁された印象は拭えません。そうしてるうちに仮設BRTターミナルは閉鎖され、バス停は移設されます。

例えば中央区が一部土地の借り上げを行う、又はその通路の管理運営だけは責任を持って区がやると東京都と調整する、と明言するならまだしも、どうしたら地元の要望を実現出来るか検討しているという回答は、かなりがっかりしました。

そして正直都有地の活用については、都議がやる気を出して調整して貰わなくては難しいと思っています。

引き続きご意見を頂戴出来れば幸いです。

それでは!

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